JP4925008B2 - 動物大腸処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、牛等の動物大腸処理において団子状大腸から腸管分離、腸管の切開、腸管に残る脂量の調整処理、腸管の巻き取りなど行う動物大腸処理装置に関するものである。
技術背景
従来、牛大腸の洗浄及び脂処理においては、特開2002−58418号に記載のように、大腸の一端開口部から洗浄水をノズルで注入し腸管内部の洗浄を行い、ハンド型エアノズルを用い脂から腸管を剥離するものが知られている。また、牛大腸切開機においては、特開2002−27905号に記載されているように、団子状大腸から脂と腸管とを分離して大腸を紐状にする前処理を施し、その後、別工程で紐状に前処理された大腸を切開するものが知られている。
特開2002−58418号 特開2002−27905号
しかしながら、牛などの大腸処理工程において、団子状大腸からの腸管分離、腸管の切開、腸管に残る脂量の調整処理、腸管巻き取りの一連の処理を1台で連続的に処理する装置は実用化されておらず、これらの処理は手作業に委ねられたまま現在に至っており、作業者の負担は軽減されていないといった問題があった。
そこで、本発明は上記大腸処理工程における作業者の労力の負担を軽減し、生産性の高い動物大腸処理装置の提供を課題とする。
上記した問題を解決するために、本願の請求項1に記載の発明は、斜め上方向又は水平方向に伸び、かつ腸管断面を縦長状に矯正する案内体11と案内体11の先端部に設けられる給水ノズル12とからなる案内具1と、案内体11の先端部を囲むように配置され、腸管と脂とを分離する左右一対の回転式丸刃21,21と下側回転式丸刃22とからなる粗脂除去機構2と、腸管を挾みながら案内体11の前部側から後部側に強制搬送する腸管搬送機構3と、腸管搬送機構3で搬送される腸管の切開を行う腸管切開機構4とを備え、大腸の一端開口内部を案内具1における案内体11の先端外周部に倣わせたうえで、腸管搬送機構3により腸管を案内体11の後部側に搬送しながら粗脂除去機構2の左右回転式丸刃21,21及び下側回転式丸刃22で腸管と脂とを分離して、大腸を紐状に処理すると共にその処理された腸管を腸管切開機構4で切開するように構成したことを特徴とする。
また、本願の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加えて、板状刃部51a付きの回転体51と回転体51に対し所定の隙間をおいて対向する押さえ体52とからなり、回転体51を回転させて板状刃部51aにより切開処理された腸管の脂側から腸管を平たく延ばし送りながらも腸管に残る脂層を均等な厚みとなるように除去する仕上げ脂除去機構5を備えていることを特徴とする。
また、本願の請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の構成に加えて、仕上げ脂除去機構5の回転体51と押さえ体52との隙間量を変更して腸管に残る脂層の厚みを調整する調整機構8と、回転体51への給湯を行って板状刃部51aに付着する脂膜取り又は殺菌を行う給湯シャワー9とを備えていることを特徴とする。
また、本願の請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の構成における左右回転式丸刃21,21と下側回転式丸刃22が上下に移動可能に構成され、案内具1に対する回転式丸刃21,21,22の位置調整が可能となっていることを特徴とする。
また、本願の請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の構成における下側回転丸刃22が、腸管を傷付けずに脂のみをせん断するために円周方向が凸凹形状となっていることを特徴とする。
なお、凸凹形状とは鋸刃に似た形状も含む概念である。
さらに、本願の請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の構成における腸管搬送機構3として、案内具1における案内体11の側面に前部側から後部側に至る開口部11bを形成すると共に、この開口部11bにおいて腸管を両側から直接挾みながら後方へ強制搬送する左右一対の搬送ベルト31,31又は搬送ギヤー31A,31Aからなる挾み搬送体から構成したことを特徴とする。
本発明によれば、1台の大腸処理装置に団子状大腸からの腸管の分離と粗脂取り手段、並びに滑りの無い腸管搬送手段と、紐状に処理された腸管を切開する腸管切開手段を兼ね備えたことで一連の処理を連続的に処理することができる。その結果、作業者の労力の負担を軽減し、生産性の向上化を図ることができる。
また、板状刃部51a付きの回転体51と回転体51に対し所定の隙間をおいて対向する押さえ体52とからなり、回転体51を回転させて板状刃部51aにより切開処理された腸管の脂側から腸管を平たく延ばし送りながらも腸管に残る脂層を均等な厚みとなるように除去する仕上げ脂除去機構5を設けるようにすれば、牛等の動物大腸処理工程における、団子状大腸から腸管分離、腸管の切開、腸管に残る脂量の一定化処理を1台の機械で連続的に処理できるので好ましい。
また、仕上げ脂除去機構5を通し処理された大腸を1頭毎巻き取るリコイラー機構6を備えるようにすれば、牛等の動物大腸処理工程における、団子状大腸から腸管分離、腸管の切開、腸管に残る脂量の一定化処理、腸管の巻き取りを、1台の機械で連続的に処理できるのでより好ましい。
また、仕上げ脂除去機構5の回転体51と押さえ体52との隙間量を変更して腸管に残る脂層の厚みを調整する調整機構8と、回転体51への給湯を行って板状刃部51aに付着する脂膜取り又は殺菌を行う給湯シャワー9を設けるようにすれば、腸管に残る脂量の調整処理が行えると共に、回転体51への給湯を行って板状刃部51aに付着する脂膜取り又は殺菌を行うことができるので好ましい。
また、左右回転式丸刃21,21を上下に、また下側回転式丸刃22を上下に移動可能に構成し、案内具1に対する回転式丸刃21,21,22の位置調整が可能となっていることを左右回転式丸刃3a,3aを上下に、下側回転式丸刃3bを左右方向にそれぞれ移動可能に構成し、案内具1に対する回転式丸刃3a,3a,3bの位置調整を可能に構成すれば、団子状大腸の大小などに応じて回転式丸刃21,21,22の位置調整を適宜行うことで脂と腸管の分離をより正確に行うことができるので好ましい。
また、下側回転丸刃22を、円周方向が凸凹形状となっているように構成すれば、腸管を傷付けずに脂のみをせん断することができるので好ましい。
さらに、腸管搬送機構3として、案内具1における案内体11の側面に前部側から後部側に至る開口部11bを形成すると共に、この開口部11bにおいて腸管を両側から直接挾みながら後方へ強制搬送するたとえば左右一対の搬送ベルト31,31を用いるようにすれば、腸管を両側から直接挾みながら後方へ確実に強制搬送することができるので好ましい。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る動物大腸処理装置を示すもので、該処理装置Aは団子状大腸の円盤結腸を上向きの姿勢にした状態から盲腸を切除した後、盲腸側腸管を少々紐解き装置にセットし易くする処理、つまり前処理を施した大腸を対象に、斜め上方向に伸び、かつ腸管断面を縦長状に矯正する案内体11と案内体11の先端11aに設けられる給水ノズル12とからなる案内具1と、案内体11の先端部を囲むように配置され、腸管と脂とを分離する左右一対の回転式丸刃21,21と下側回転式丸刃22とからなる粗脂除去機構2と、腸管を挾みながら案内体の前部側から後部側に搬送する腸管搬送機構3と、腸管搬送機構3で搬送される腸管の切開を行う腸管切開機構4と、板状刃部51a付きの回転体51と回転体51に対し所定の隙間をおいて対向する押さえ体52とからなり、回転体51を回転させて板状刃部51aにより切開処理された腸管の脂側から腸管を平たく延ばし送りながらも腸管に残る脂層を均等な厚みとなるように除去する仕上げ脂除去機構5と、仕上げ脂除去機構5を通し処理された大腸を1頭毎巻き取るリコイラー機構6とを備えている。
ここで、本発明では、大腸の処理前において団子状大腸内の腸管を紐解く際、腸管が絡みにくい姿勢や方向から処理する方法として、まず、円盤結腸を上側に盲腸側から肛門側へと処理方向を定めるようにしている。この方法は盲腸側から肛門側にたどるにつれ腸管は比較的表面層から内側層へとたどることが多く大腸の質量の多い初期の処理時においては平面上で大腸を回転させれば容易に紐解くことが可能になり、腸管が大腸の表裏に廻り込む肛門側が大腸の質量の少ない後期の処理となるため、肛門側も容易に紐解くことが可能になる。又腸管と比較して肥大した盲腸を切除することで、より安定した自動処理が可能になる。
そして、具体的には、上記案内具1は、団子状の大腸を粗脂除去機構2と腸管切開機構4へ腸管搬送機構3により強制的に引き込み搬送する際の経路になる。団子状大腸を円盤結腸側から処理するため、隣接した腸管の間を通す案内体11の断面形状は図5に示すように縦長の長方形状を呈し、これにより腸管を容易に紐解くことができるようになっている。案内体11は図1に示すように先端側にへ字形の芯金部11aを有すると共に全体として斜め上方向に伸長され、これにより腸管を屈曲させることなくスムーズな搬送が可能となされている。また、案内体11には図1及び図8に示すようにその側面に前部側から後部側に至る開口部11bが形成されている。なお、案内体11は斜め上方向に伸長する他、水平状に伸長するようにしてもよい。また芯金部11aの先端に設けられた給水ノズル12により大腸の一端開口部から洗浄水を注入し腸管内部の洗浄が行えるようになっている。
粗脂除去機構2は、案内体11を中心に僅かな間隔を保ち縦配列された左右一対の回転式丸刃21,21とこれら回転式丸刃21,21との干渉を避けるように横配列された1枚の下側回転式丸刃22からなっており、それぞれの丸刃21,21,22は図4に示すモーター23から駆動シャフト24や連動ケース25などの適宜連動機構を伝い回転するようになっている。
大腸は案内体11に倣って搬送される際、この左右一対の回転式丸刃21,21の配列に沿って脂と腸管とに切り分けられるが、左右回転式丸刃21,21の刃先は搬送方向に対し、一定の角度を有し、姿勢の安定しない腸管との干渉を極力なくす刃先形状になっている。また、下側回転式丸刃22はその刃先を図2及び図5に示すように円形状にする他、例えば図6に示すように全周を凸凹形状(鋸刃に似た形状も含む)にしてもよい。このように凸凹形状にすれば脂のみを効果的にせん断することができ、腸管に切り傷等をつけず安定した自動処理が可能になる。さらに、粗脂除去機構2には左右回転式丸刃21,21で切り分けた脂が下側回転式丸刃22に巻き込まれないようにガイド板26,26を設けており、脂量のバラツキに影響されない処理が可能になっている。
左右回転式丸刃21,21は、図2及び図4に示すように作業者が大腸を持って案内体11の芯金部11aにセットする際、容易にセットできるようシリンダー27にて上方向へとスイングして退避する構造になっており、また下側回転式丸刃22に関しても駆動シャフト28を軸として上下に、また駆動シャフト28を支点としてスイングも可能な構造となっていて刃物交換が容易に行える。さらに、左右回転式丸刃21,21及び下側回転式丸刃22は案内体11を中心にそのままの姿勢で上下に調整可能なため、大腸の固体差にも対応した処理が可能になっている。
腸管搬送機構3は、図2に示すように案内体11の側面開口部に対応して配設される左右一対の搬送ベルト31,31で、案内体11を協働させず腸管のみを直接挾みながら強制的に引き込むことができる構造となっている。又搬送ベルト31,31は上記したモーター23から適宜連動機構(図示せず)、駆動シャフト32とタイミングプーリー33を介して連動回転させており、腸管を連続的かつ確実に引き込むことが可能になっている。又図2において符号34,34は搬送ベルト31,31を腸管側に弾性的に押し付ける押付補助部材である。
搬送ベルト31,31のベルト表面には図7に示すようにエッジレス歯形31a,31aが形成されており、相互の歯形を噛み合わせ腸管を引き込むことにより、腸管を強い力で引き込んでも腸管が滑りにくく、エッジレス歯形31a,31aの効果により腸管に傷等を残しにくい腸管引き込みが可能になっている。
腸管切開機構4は、腸管が案内体11を倣って搬送される際に回転刃41にて腸管の切開を行う構造となっており、案内体11の後部上方に回転刃41が若干案内体11の内部側に入り込むことで、腸管を確実に切開することが可能となっている。その場合、案内体11の上面に回転刃41の内方への入り込みを許す溝等が形成されている。また回転刃41は図3に示すように上記したモーター23から適宜連動機構42及び駆動シャフト43を介し連動回転させており、丸刃による腸管の連続的な切開が可能になっている。
仕上げ脂除去機構5は、図1に示すように案内体11の後部下方に配置される上下2個の板状刃部51a付きの回転体51,51と、これら回転体51,51に対し所定の隙間をおいて対向する波形状の押さえ体52とを備える。各回転体51の外周には、図9に示すように幅方向に延びる直状刃又は曲がり刃(ヘリカル状)板状刃部51aが多数設けられている。板状刃部51aは、刃先を鋭角にすることで脂が引っ掛かり易くなっており、回転体51の外周に円周等分に配列され、モーター53によって駆動シャフト54とタイミングベルト55を介し回転される。また、腸管の搬送速度に対するモーター53の回転数を変えることにより、板状刃部51a1枚あたりの切り込み量が腸管に大きな張力を加えない程度に調整可能で、削ぎ取る脂量が変わっても安定した仕上げ脂除去処理が可能になっている。なお、案内体11と上方回転体51との間には、切開処理された紐状腸管を上方回転体51と押さえ体52との間に送り込む案内シュータ7が配設されている。
斯くして、大腸が紐状に処理されかつ切開処理された後、その切開された腸管を案内シュータ7を介して回転体51と押さえ体52との間に送り込み、各回転体51,51の回転でその外周に設けた板状刃部51a,51aにより腸管の脂側から平たく腸管を延ばして下方へ送りながらも腸管に残る脂層の均等な厚み調整と共に余分な脂取りが行えるようになっている。また、図1に示すように回転体51を縦列に複数設けているので脂取り量や仕上がり厚みをより正確に微調整することができる。
また、仕上げ脂除去機構5には、押さえ体52を回転体51に対し近接離反させて、回転体51と押さえ体52との隙間量を調整するねじ式の調整機構8が設けられ、調整機構8の操作により回転体51と押さえ体52との隙間量を調整することにより腸管に残る脂層の厚みを任意に変更できるようになっている。さらに、仕上げ脂除去機構5には、回転体51への給湯を行って板状刃部51aに付着する脂膜取り又は殺菌を行う給湯シャワー9を備えている。又押さえ板52の案内部形状は図9に示すように腸管の入り口側間隔が広く出口側間隔が狭くなっており、この形状は脂の切り込み量が大きな張力を加えない補助的な役割を担っている。なお、回転体51に設ける板状刃部51aは回転体51の外周部に一体に形成する他、回転体51の外周部に別部材からなる板体を用いて複数配設するようにしてもよい。
仕上げ脂除去機構5の下方には、仕上げ脂除去機構5を通って処理された紐状の切開大腸を1頭毎巻き取るリコイラー機構6が案内シューター10を介して設けられている。
リコイラー機構6は、仕上げ脂除去機構5を経て処理された腸管を作業者が装置から取り出し易いようにモーター(図示せず)で回転される回転枠61により巻取軸62の周りに巻き取るように構成されていると共に、腸管の粘膜側に付着する異物を洗浄用シャワー63により連続的に洗い流すようになっている。
本発明は以上に述べた通り、1台の大腸処理装置に、団子状大腸からの腸管分離と粗脂取り手段、並びに滑りの無い腸管搬送手段と、腸管の切開手段、切開された腸管に残る余分な脂の仕上げ脂取り手段、腸管の巻き取り手段を兼ね備えたことで、一連の処理を一貫して連続的に処理することができる。その結果、作業者の労力の負担を軽減し、生産性の向上化を図ることができる。
以上の実施の形態では、腸管搬送機構3の挾み搬送体として左右一対の搬送ベルト31,31を用いたけれども、たとえば図10に示すように左右一対の搬送ギヤー31A,31Aを用いるようにしてもよい。
本発明に係る動物大腸処理装置の側面図である。 同要部の平面図である。 粗脂除去機構周辺の正面図である。 同粗脂除去機構のスイング動作説明図である。 左右及び下側回転式丸刃と芯金部分の説明図である。 下側回転式丸刃の別の実施の形態を示す平面図である。 腸管搬送機構における搬送ベルトの噛み合い拡大図である。 同搬送ベルトの案内体に対するセット状態の説明図である。 仕上げ脂除去機構の板状刃部と押さえ体との拡大説明図である。 腸管搬送機構の挾み搬送体の別の実施の形態を示す平面図である。
符号の説明
A 動物大腸処理装置
1 案内具
11 案内体
11b 開口部
12 給水ノズル
2 粗脂除去機構
21,21 左右回転式丸刃
22 下側回転式丸刃
3 腸管搬送機構
31 搬送ベルト
31A 搬送ギヤー
4 腸管切開機構
5 仕上げ脂除去機構
51 回転体
51a 板状刃部
52 押さえ体
6 リコイラー機構
8 調整機構
9 給湯シャワー

Claims (6)

  1. 斜め上方向又は水平方向に伸び、かつ腸管断面を縦長状に矯正する案内体11と案内体11の先端部に設けられる給水ノズル12とからなる案内具1と、案内体11の先端部を囲むように配置され、腸管と脂とを分離する左右一対の回転式丸刃21,21と下側回転式丸刃22とからなる粗脂除去機構2と、腸管を挾みながら案内体11の前部側から後部側に強制搬送する腸管搬送機構3と、腸管搬送機構3で搬送される腸管の切開を行う腸管切開機構4とを備え、大腸の一端開口内部を案内具1における案内体11の先端外周部に倣わせたうえで、腸管搬送機構3により腸管を案内体11の後部側に搬送しながら粗脂除去機構2の左右回転式丸刃21,21及び下側回転式丸刃22で腸管と脂とを分離して、大腸を紐状に処理すると共にその処理された腸管を腸管切開機構4で切開するように構成したことを特徴とする動物大腸処理装置。
  2. 板状刃部51a付きの回転体51と回転体51に対し所定の隙間をおいて対向する押さえ体52とからなり、回転体51を回転させて板状刃部51aにより切開処理された腸管の脂側から腸管を平たく延ばし送りながらも腸管に残る脂層を均等な厚みとなるように除去する仕上げ脂除去機構5を備えていることを特徴とする請求項1に記載の動物大腸処理装置。
  3. 仕上げ脂除去機構5の回転体51と押さえ体52との隙間量を変更して腸管に残る脂層の厚みを調整する調整機構8と、回転体51への給湯を行って板状刃部51aに付着する脂膜取り又は殺菌を行う給湯シャワー9とを備えていることを特徴とする請求項2に記載の動物大腸処理装置。
  4. 左右回転式丸刃21,21と下側回転式丸刃22が上下に移動可能に構成され、案内具1に対する回転式丸刃21,21,22の位置調整が可能となっていることを特徴とする請求項1に記載の動物大腸処理装置。
  5. 下側回転丸刃22が、腸管を傷付けずに脂のみをせん断するために円周方向が凸凹形状となっていることを特徴とする請求項1に記載の動物大腸処理装置。
  6. 腸管搬送機構3として、案内具1における案内体11の側面に前部側から後部側に至る開口部11bを形成すると共に、この開口部11bにおいて腸管を両側から直接挾みながら後方へ強制搬送する左右一対の搬送ベルト31,31又は搬送ギヤー31A,31Aからなる挾み搬送体から構成したことを特徴とする請求項1に記載の動物大腸処理装置。
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