JP2001061404A - 魚類のピンボーン自動除去装置 - Google Patents

魚類のピンボーン自動除去装置

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JP2001061404A JP23943199A JP23943199A JP2001061404A JP 2001061404 A JP2001061404 A JP 2001061404A JP 23943199 A JP23943199 A JP 23943199A JP 23943199 A JP23943199 A JP 23943199A JP 2001061404 A JP2001061404 A JP 2001061404A
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pin
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    • A22C25/00Processing fish ; Curing of fish; Stunning of fish by electric current; Investigating fish by optical means
    • A22C25/16Removing fish-bones; Filleting fish
    • A22C25/166Removing loose pin bones, e.g. from fish fillets

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィレーからピンボーンを自動的に抜き取る
ピンボーン自動除去装置を提供する。 【解決手段】 ベルト20と、フィレー60の表面に当
接されるフィレー当接面121とピンボーン61の先端
部を挾持して内側へ抜き取り案内するピンボーン挾持面
122を有するピンボーン挾持部材12と螺旋状に形成
された凸条からなる歯部111を円筒の表面に複数条設
けた回転歯11とを有するピンボーン除去手段10とを
有するピンボーン自動除去装置であって、ベルトコンベ
アのベルト21の裏面に接して配置されかつピンボーン
除去手段10の下方でベルト21をピンボーン除去手段
側に押し上げ山高状に変形させるベルト案内部材22を
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、三枚に卸された魚
の、ピンボーン(小骨)を抜き取るための水産加工機械
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鮭フレーク,スモークフレーク,
しめサバなどの水産加工品を製造する場合、下記のよう
な手順で三枚に卸す処理が行われている。水産品加工に
おいては、三枚に卸された魚体の半身(以後、フィレー
と言う)から、肋骨(以後、腹骨と言う)と、表皮・ピ
ンボーン(小骨を意味し、ふつう鮭類では35〜38
本、鯖では約15本位有る)をすべて取り、骨・皮の無
い原料をつくり、それぞれ加工に移る。これらの処理
は、各工場・各製品によって多少順序が前後する場合も
あるが、頭切り、内臓処理、三枚卸し、整形、
皮剥ぎ、ピンボーン取り、までの各工程は、前述の
どの製品においても行われているもので、その中で整形
とピンボーン取りの作業だけは人手に頼っている。
【0003】図7に、三枚に卸したフィレーに残るピン
ボーンの状態を示す。ピンボーンは、フィレーのもっと
も肉圧部分から多少背側に位置してほぼ一列に並んで存
在している。フィレーの整形作業は、製品の高い歩留り
を得るためにも、人間の目視によって原料の状態を見極
め、人手によって形状を整える必要があり、自動化はな
されていない。一方、ピンボーン取りの作業は、かなり
の労力を必要とし、作業者は「視力の低下」や「腱鞘
炎」などをおこしやすく、また、品質面でも「鮮度の低
下」が問題になっているが、自動化に適した機械・装置
が無いという理由で人手に頼っていた。
【0004】このように、従来のピンボーン取り除き作
業は、手作業で行い、以降の各工程に原料の供給を行な
ってきたが、人手による作業では前述のような問題に加
え、処理能力的な限界もあり、その他の諸機械の能力に
合わせるためには、かなりの人員とスペースを必要と
し、各工場とも解決策が無いまま今日に至っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記水産加
工機械において、問題点を解決し、フィレー原料を、皮
側を下にしてベルトコンベア上に乗せるだけで、ピンボ
ーンを自動的に抜き取り、抜き取られたピンボーンを一
箇所に集めることができるピンボーン自動除去装置を提
供し、水産加工品製造分野における省略化、省人化を図
り、製品の品質を向上することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、ピンボーン自動除去装置を、フィレーを
乗せたときにピンボーン部分が通る部分を山高に構成し
たベルトを有するベルトコンベアーと、ほぼ上下に移動
可能な支持手段に支持されたピンボーン除去手段と、抜
き取ったピンボーンを回収する回収手段から構成した。
【0007】さらに、本発明は、魚類のフィレーを搬送
するベルトコンベアと、フィレーのピンボーンを除去す
るピンボーン除去手段とを有するピンボーン自動除去装
置であって、前記ベルトコンベアのベルトの裏面に接し
て配置されかつピンボーン除去手段の下方でベルトをピ
ンボーン除去手段側に押し上げ山高状となるように変形
させるベルトを案内支持するベルト案内部材と、前記ピ
ンボーン除去手段を支持しベルト上に載置されたフィレ
ーの表面に押しつけるピンボーン除去手段支持機構とを
有することを特徴とする。
【0008】本発明は、前記ピンボーン自動除去装置に
おいて、ベルト案内部材は、フィレーの進行方向に直角
な断面形状が山高部分を有する形状とされていること、
ベルトの進行方向においてピンボーン除去手段の下方に
山高部が位置する形状とされていることを特徴とする。
【0009】本発明は、前記ピンボーン自動除去装置に
おいて、ピンボーン除去手段が、フィレーの表面に当接
されるフィレー当接面とフィレーの表面から突出したピ
ンボーンの先端部を内側へ案内するピンボーン挾持面を
有するピンボーン挾持部材と、螺旋状に形成された凸条
からなる歯部を円筒の表面に複数条設けた前記ピンボー
ン挾持部材のピンボーン挾持面に所定の間隔をおいて対
向させた回転歯とを有することを特徴とする。
【0010】本発明は、前記ピンボーン自動除去装置に
おいて、ピンボーン除去手段の回転歯が、ベルトの進行
方向に対し所定の角度だけ回転して設けられていること
を特徴とする。
【0011】本発明は、前記ピンボーン自動除去装置に
おいて、ピンボーン除去手段が、抜き取ったピンボーン
を排除する吸引手段と、抜き取ったピンボーンを吸引手
段の吸引口へ案内するピンボーン案内部材を有すること
を特徴とする。
【0012】本発明は、前記ピンボーン自動除去装置に
おいて、ピンボーン除去手段支持機構が、フィレー中に
あるピンボーンが、フィレーの表面に出るように、身の
表面を軽く圧迫しながら、且つ身の表面に傷をつけにく
い圧力でピンボーン除去手段をフィレーの表面に押しつ
けることを特徴とする。
【0013】本発明は、前記ピンボーン自動除去装置に
おいて、ピンボーン除去手段支持機構が、平行して配置
されそれぞれ中間部を回転可能に支持された第1および
第2の杆と、該第1および第2の杆のそれぞれの一端を
接続する第3の杆と前記第1および第2の杆のそれぞれ
の他端を接続するとともに前記ピンボーン除去手段が固
定される第4の杆と、ピンボーン除去手段の降下位置を
規制する位置規制手段と、ピンボーン除去手段のフィレ
ーへの押し付け圧力を抑制する緩衝手段とを有すること
を特徴とする。
【0014】このように構成することによって、三枚に
卸されたフィレーを、皮側を下にしてベルトコンベア上
に乗せると、ベルト下に設けたベルト案内部材によっ
て、フィレーは山高状態になっている部分を通り、その
際ベルトの隆起によって、フィレー中のピンボーンが身
の表面に浮き出てくる。この時、フィレーの上部に位置
するピンボーン除去手段のフィレー当接面がフィレーの
表面をなぞるようにして、浮き出たピンボーンの先端が
ピンボーン挾持面と回転歯との間に挾み込まれ歯の回転
によって一本ずつ抜き取られる。抜き取られたピンボー
ンは、吸引手段から図示を省略したタンクへと運ばれ
る。
【0015】ピンボーン除去手段を上下に移動可能なピ
ンボーン除去手段支持機構を用いて支持することによっ
て、フィレーの厚みに応じて、ピンボーン除去手段が上
下にほぼ平行に移動して、ピンボーンを確実に抜き取る
ことができる。
【0016】さらに、抜き取られたピンボーンを、ピン
ボーン除去手段に、直接取り付けられた吸引ノズルと、
ピンボーン除去手段の上下運動に適用する柔軟性材質の
ホースと、抜き取られたピンボーンを貯蔵するタンク
と、吸引ポンプを備えたので、抜き取られたピンボーン
を衛生的に一箇所に集めることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6を用いて本発明
にかかるピンボーン自動除去装置の構成を説明する。図
1は、本発明にかかるピンボーン自動除去装置のピンボ
ーン除去手段の構成とピンボーン抜取り工程を模式的に
示す部分断面図であり、円に示した部分の詳細を上部に
拡大して示している。図2は、ピンボーン自動除去装置
の正面から見たピンボーン除去手段の外形を示す図であ
る。図3は、図2の右側から見たピンボーン除去手段の
外形およびコンベアベルトの変形状態を示す図である。
【0018】図4は、ピンーボーン自動除去装置の平面
図であり、図5は、ピンボーン自動除去装置の正面図で
あり、図6はピンボーン自動除去装置の右側面図であ
る。
【0019】図1に示すように、ピンボーン除去手段1
0は、回転歯11と、ピンボーン挾持部材12と、ピン
ボーン案内部材13と、空間14とを有して構成され
る。
【0020】回転歯11は、円筒形状の本体の表面に円
筒の長手方向に想定した直線に斜めに交差して螺旋状に
伸びる複数の凸条の歯部111と、隣接する歯部111
の間に設けられた溝部112とから構成される。歯部1
11の肩部には、ピンボーンをくわえ込むための段状溝
123が設けられている。
【0021】ピンボーン挾持部材12は、下面に設けた
フィレー当接面121と、上方に設けたピンボーン挾持
面122と、先端部123とを有している。フィレー当
接面121は、フィレー60の上面にフィレーの形状を
壊さない程度の圧力で当接してフィレーを圧縮して、ピ
ンボーン61の先端を浮き上がらせる働きを有してい
る。先端部123は、ピンボーン61の先端部をピンボ
ーン挾持面122へ案内するように働く。ピンボーン挾
持面122は、回転歯11の歯部111との間に微小な
間隙を形成し、歯部111との間でピンボーン61を挾
持する。歯部111の段状溝113は、浮き上がったピ
ンボーン61の先端を捕らえてピンボーン挾持面122
に確実に案内するように働く。
【0022】ピンボーン案内部材13はピンボーン挾持
部材12の上方に配置され、回転歯11の歯部111に
近接し、歯部111に付着したピンボーンや肉片を掻き
落す歯部清掃部131を有している。
【0023】ピンボーン案内部材13とピンボーン挾持
部材12との間に形成される空間14は、後述する吸引
手段に接続され、抜き取ったピンボーンや掻き落された
肉片は、空間14から吸引装置へ移行される。
【0024】図2および図3に示すように、ピンボーン
除去手段10は、さらに、空間14から抜き取ったピン
ボーンや肉片を吸引する吸引ノズル15、吸引ノズルと
吸引装置とを接続する吸引ホース16、回転歯11を駆
動する電動機17、電動機の回転を回転歯に伝達する伝
達歯車18を有しており、これらは枠19に固定されて
いる。
【0025】ピンボーン除去手段1は、枠19を介して
第4の杆33に上下動自在にピンボーン自動除去装置1
の本体枠50に取り付けられている。
【0026】図4〜図6を用いてピンボーン自動除去装
置1の全体構造を説明する。ピンボーン自動除去装置1
は、本体枠50に、ベルトコンベア20と、ピンボーン
除去手段支持機構30によって支持されるピンボーン除
去手段10と、操作盤40とを有して構成される。この
実施の形態では、二組のピンボーン除去手段10とベル
トコンベア20を本体枠50の左右に設けた例を示して
いる。
【0027】ベルトコンベア20は、ベルト21と、ベ
ルト案内部材22と、本体枠50に固定されたベルトコ
ンベア枠23と、ベルトコンベア枠23に支持されたベ
ルト駆動ローラ24と、ベルトコンベア枠23に位置調
節可能に支持されたベルト案内ローラ25と、ベルトコ
ンベア枠23に支持されベルト案内ローラ25の位置を
調節するベルト張力調整機構26とを有している。ベル
トコンベア20の下方には、水受け皿51が配置されて
いる。
【0028】ベルト案内部材22は、ベルトの進行方向
に直交する断面で図3に示したように頂部221を有す
る山高形状に形成される。さらに、ベルト案内部材22
の頂部221は、ベルトの進行方向にも山高形状を構成
してもよい。この場合は、ベルトの進行方向でピンボー
ン除去手段10の下に位置する部分に進行方向の頂部が
位置するように形成される。
【0029】ベルト21は、ベルト案内部材22によっ
て図3,図6に示したように頂部221を有する山高形
状に変形される。この頂部221の上方にフィレー60
のピンボーン61が並んだ部分が位置するように載置す
ることによって、ピンボーン61の端部を浮き上がらせ
てピンボーン61を抜き取りやすくしている。
【0030】ピンボーン除去手段支持機構30は、本体
枠51に固定された2本の支持軸34に中間部をそれぞ
れ回動可能に支持された第1および第2の杆31と、第
1および第2の杆31の一方の端に回転軸35を介して
両端が回動可能に支持された第3の杆32と、第1およ
び第2の杆31の他方の端に回転軸36を介して両端が
回動可能に支持された第4の杆33と、一端が本体枠5
0に固定され他端が第2の杆32に固定されたバネ37
と、第1または第2の杆31の回動を規制する位置に一
端が本体枠50に固定された移動規制部材38とを有し
て構成される。
【0031】第3の杆33は、ピンボーン除去手段支持
機構30の働きにより、上下方向に水平状態を保ったま
ま移動可能に、また、移動規制部材38の働きにより下
方の所定の位置で停止するように、かつ、バネ37の働
きにより下面に取り付けられたピンボーン除去手段10
の重量による押下力が一定となるようにピンボーン除去
手段10を支持する。
【0032】ピンボーン除去手段10の吸引ノズル15
に接続された吸引ホース16は、本体枠50内に設けら
れた図示を省略した吸引ポンプに接続され、吸引したピ
ンボーンおよび肉片を図示を省略したタンクに排除す
る。
【0033】以下、このようなピンボーン除去手段10
におけるピンボーン抜取動作を説明する。ピンボーン除
去手段10部分で山高に形成されたベルト案内部材22
によってピンボーン除去手段10側に持ち上げられるベ
ルト21上に載置され、図1の左側から送られてきたフ
ィレー60は、山高部付近で折り曲げられる形態とな
り、ピンボーン61の先端がフィレー60から浮き上が
る。
【0034】先端が浮き上がったピンボーン61は、ピ
ンボーン挾持部材12の先端部123まで移行してくる
と、フィレー60がフィレー当接面121によって下に
押し下げられピンボーン61の先端はさらに浮き上が
る。
【0035】このピンボーン61の先端は、矢印の方向
に回転してきた回転歯11の歯部111の段状溝113
に捕えられ、先端が切断されることなくピンボーン挾持
面122上に引き上げられる。
【0036】ピンボーン挾持面122上に引き上げられ
たピンボーン61は、歯部111とピンボーン挾持面1
22との間に挾まれて空間14側に移行し、フィレー6
0から抜き取られる。
【0037】抜き取られたピンボーン61は、吸引手段
によって吸引ノズル15を介して吸引されて空間14か
らタンクへ排出される。
【0038】以上のよう、本発明によれば、ベルトコン
ベア20のベルト21の上に頂部221上にフィレー6
0のピンボーン61が位置するように載置することによ
って、頂部221でピンボーン61の端部を浮き上がら
せることができ、ピンボーン除去手段10で確実に引き
抜くことができる。
【0039】さらに、本発明によれば、ピンボーン除去
手段10を、フィレー中にあるピンボーン61がフィレ
ーの表面に出るように、身の表面を軽く圧迫しながら、
且つ身の表面に傷をつけにくい圧力でフィレー60の表
面に押しつけることができ、フィレーを傷つけることな
く、ピンボーンを自動的にかつ確実に取り除くことがで
きる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、毎分約50フィレー
(25尾)の原料を、皮を下にしてコンベアベルト上に
乗せるだけで、ピンボーンを抜き取り、その抜き取られ
たピンボーンは、吸引ポンプにより一箇所に集められる
ピンボーン自動除去装置を提供することができ、水産加
工分野における省略化ならびに省人化を図ることができ
るとともに、製品の品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図4】本発明にかかるピンボーン自動除去装置を構成
するピンボーン除去手段の構造を模式的に示す断面図。
【図5】本発明にかかるピンボーン自動除去装置を構成
するピンボーン除去手段の構造を示す外観図。
【図6】本発明にかかるピンボーン自動除去装置を構成
するピンボーン除去手段の構造とベルト案内部材の位置
・形状を示す概略図。
【図1】本発明にかかるピンボーン自動除去装置の構成
を示す平面図。
【図2】本発明にかかるピンボーン自動除去装置の構成
を示す正面図。
【図3】本発明にかかるピンボーン自動除去装置の構成
を示す側面図。
【図7】魚体(鮭)におけるピンボーンの位置を示す概
略図。
【符号の説明】
1 ピンボーン自動除去装置 10 ピンボーン除去手段 11 回転歯 111 歯部 112 溝 113 段状溝 12 ピンボーン挾持部材 121 フィレー当接面 122 ピンボーン挾持面 123 先端 13 ピンボーン案内部材 14 空間 15 吸引ノズル 16 吸引ホース 17 駆動電動機 18 動力伝達ギア 19 枠 20ベルトコンベア 21 ベルト 22 ベルト案内部材 23 ベルトコンベア枠 24 ベルト駆動ローラ 25 ベルト案内ローラ 26 ベルト張力調整機構 30 ピンボーン除去手段支持機構 31 第1の杆 32 第2の杆 33 第3の杆 34 支持軸 35,36 回転軸 37 バネ 38 移動規制部材 40 操作盤 50 本体枠 51 水受け皿 60 フィレー 61 ピンボーン

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 魚類のフィレーを搬送するベルトコンベ
    アと、フィレーのピンボーンを除去するピンボーン除去
    手段とを有するピンボーン自動除去装置であって、前記
    ベルトコンベアのベルトの裏面に接して配置されかつピ
    ンボーン除去手段の下方でベルトをピンボーン除去手段
    側に押し上げ山高状に変形させるベルトを案内支持する
    ベルト案内部材と、前記ピンボーン除去手段を支持しベ
    ルトコンベア上に載置されたフィレーの表面に押しつけ
    られるピンボーン除去手段支持機構とを有することを特
    徴とするピンボーン自動除去装置。
  2. 【請求項2】 前記ベルト案内部材は、フィレーの進行
    方向に直角な断面形状が山高部分を有する形状とされて
    いることを特徴とする請求項1に記載のピンボーン自動
    除去装置。
  3. 【請求項3】 ベルト案内部材の形状は、ベルトの進行
    方向においてピンボーン除去手段の下方に山高部が位置
    する形状とされていることを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載のピンボーン自動除去装置。
  4. 【請求項4】 前記ピンボーン除去手段が、フィレーの
    表面に当接されるフィレー当接面とフィレーの表面から
    突出したピンボーンの先端部を挾持して内側へ案内する
    ピンボーン挾持面を有するピンボーン挾持部材と、螺旋
    状に形成された凸条からなる歯部を円筒の表面に複数条
    設けた前記ピンボーン挾持部材のピンボーン挾持面に所
    定の間隔をおいて対向させた回転歯とを有することを特
    徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載
    のピンボーン自動除去装置。
  5. 【請求項5】 前記ピンボーン除去手段の回転歯が、ベ
    ルトの進行方向に対し所定の角度だけ回転して設けられ
    ていることを特徴とする請求項4に記載のピンボーン自
    動除去装置。
  6. 【請求項6】 前記ピンボーン除去手段が、抜き取った
    ピンボーンを排除する吸引手段とを有することを特徴と
    する請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のピ
    ンボーン自動除去装置。
  7. 【請求項7】 前記ピンボーン除去手段が、抜き取った
    ピンボーンを前記吸引手段の吸引口へ案内するピンボー
    ン案内部材を有することを特徴とする請求項6に記載の
    ピンボーン自動除去装置。
  8. 【請求項8】 前記ピンボーン除去手段支持機構が、フ
    ィレー中にあるピンボーンが、フィレーの表面に出るよ
    うに、身の表面を軽く圧迫しながら、且つ身の表面に傷
    をつけにくい圧力でピンボーン除去手段をフィレーの表
    面に押しつけることを特徴とする請求項1ないし請求項
    7のいずれか1項に記載のピンボーン自動除去装置。
  9. 【請求項9】 前記ピンボーン除去手段支持機構が、平
    行して配置されそれぞれ中間部を回転可能に支持された
    第1および第2の杆と、該第1および第2の杆のそれぞ
    れの一端を接続する第3の杆と前記第1および第2の杆
    のそれぞれの他端を接続するとともに前記ピンボーン除
    去手段が固定される第4の杆と、ピンボーン除去手段の
    降下位置を規制する位置規制手段と、ピンボーン除去手
    段のフィレーへの押し付け圧力を抑制する緩衝手段とを
    有することを特徴とする請求項8に記載のピンボーン自
    動除去装置。
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