JP4049489B2 - 魚類のピンボーン自動除去装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、三枚に卸された魚の、ピンボーン(小骨)を抜き取るための水産加工機械に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、鮭フレーク,スモークフレーク,しめサバなどの水産加工品を製造する場合、下記のような手順で三枚に卸す処理が行われている。
水産品加工においては、三枚に卸された魚体の半身(以後、フィレーと言う)から、肋骨(以後、腹骨と言う)と、表皮・ピンボーン(小骨を意味し、ふつう鮭類では35〜38本、鯖では約15本位有る)をすべて取り、骨・皮の無い原料をつくり、それぞれ加工に移る。
これらの処理は、各工場・各製品によって多少順序が前後する場合もあるが、▲1▼頭切り、▲2▼内臓処理、▲3▼三枚卸し、▲4▼整形、▲5▼皮剥ぎ、▲6▼ピンボーン取り、までの各工程は、前述のどの製品においても行われているもので、その中で整形とピンボーン取りの作業だけは人手に頼っている。
【0003】
図7に、三枚に卸したフィレーに残るピンボーンの状態を示す。ピンボーンは、フィレーのもっとも肉圧部分から多少背側に位置してほぼ一列に並んで存在している。
フィレーの整形作業は、製品の高い歩留りを得るためにも、人間の目視によって原料の状態を見極め、人手によって形状を整える必要があり、自動化はなされていない。一方、ピンボーン取りの作業は、かなりの労力を必要とし、作業者は「視力の低下」や「腱鞘炎」などをおこしやすく、また、品質面でも「鮮度の低下」が問題になっているが、自動化に適した機械・装置が無いという理由で人手に頼っていた。
【0004】
このように、従来のピンボーン取り除き作業は、手作業で行い、以降の各工程に原料の供給を行なってきたが、人手による作業では前述のような問題に加え、処理能力的な限界もあり、その他の諸機械の能力に合わせるためには、かなりの人員とスペースを必要とし、各工場とも解決策が無いまま今日に至っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記水産加工機械において、問題点を解決し、フィレー原料を、皮側を下にしてベルトコンベア上に乗せるだけで、ピンボーンを自動的に抜き取り、抜き取られたピンボーンを一箇所に集めることができるピンボーン自動除去装置を提供し、水産加工品製造分野における省略化、省人化を図り、製品の品質を向上することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、ピンボーン自動除去装置を、フィレーを乗せたときにピンボーン部分が通る部分を山高に構成したベルトを有するベルトコンベアーと、ほぼ上下に移動可能な支持手段に支持されたピンボーン除去手段と、抜き取ったピンボーンを回収する回収手段から構成した。
【0007】
さらに、本発明は、魚類のフィレーを搬送するベルトコンベアと、フィレーのピンボーンを除去するピンボーン除去手段とを有するピンボーン自動除去装置であって、前記ベルトコンベアのベルトの裏面に接して配置されかつピンボーン除去手段の下方でベルトをピンボーン除去手段側に押し上げ山高状となるように変形させるベルトを案内支持するベルト案内部材と、前記ピンボーン除去手段を支持しベルト上に載置されたフィレーの表面に押しつけるピンボーン除去手段支持機構とを有することを特徴とする。
【0008】
本発明は、前記ピンボーン自動除去装置において、ベルト案内部材は、フィレーの進行方向に直角な断面形状が山高部分を有する形状とされていること、ベルトの進行方向においてピンボーン除去手段の下方に山高部が位置する形状とされていることを特徴とする。
【0009】
本発明は、前記ピンボーン自動除去装置において、ピンボーン除去手段が、フィレーの表面に当接されるフィレー当接面とフィレーの表面から突出したピンボーンの先端部を内側へ案内するピンボーン挾持面を有するピンボーン挾持部材と、螺旋状に形成された凸条からなる歯部を円筒の表面に複数条設けた前記ピンボーン挾持部材のピンボーン挾持面に所定の間隔をおいて対向させた回転歯とを有することを特徴とする。
【0010】
本発明は、前記ピンボーン自動除去装置において、ピンボーン除去手段の回転歯が、ベルトの進行方向に対し所定の角度だけ回転して設けられていることを特徴とする。
【0011】
本発明は、前記ピンボーン自動除去装置において、ピンボーン除去手段が、抜き取ったピンボーンを排除する吸引手段と、抜き取ったピンボーンを吸引手段の吸引口へ案内するピンボーン案内部材を有することを特徴とする。
【0012】
本発明は、前記ピンボーン自動除去装置において、ピンボーン除去手段支持機構が、フィレー中にあるピンボーンが、フィレーの表面に出るように、身の表面を軽く圧迫しながら、且つ身の表面に傷をつけにくい圧力でピンボーン除去手段をフィレーの表面に押しつけることを特徴とする。
【0013】
本発明は、前記ピンボーン自動除去装置において、ピンボーン除去手段支持機構が、平行して配置されそれぞれ中間部を回転可能に支持された第1および第2の杆と、該第1および第2の杆のそれぞれの一端を接続する第3の杆と前記第1および第2の杆のそれぞれの他端を接続するとともに前記ピンボーン除去手段が固定される第4の杆と、ピンボーン除去手段の降下位置を規制する位置規制手段と、ピンボーン除去手段のフィレーへの押し付け圧力を抑制する緩衝手段とを有することを特徴とする。
【0014】
このように構成することによって、三枚に卸されたフィレーを、皮側を下にしてベルトコンベア上に乗せると、ベルト下に設けたベルト案内部材によって、フィレーは山高状態になっている部分を通り、その際ベルトの隆起によって、フィレー中のピンボーンが身の表面に浮き出てくる。この時、フィレーの上部に位置するピンボーン除去手段のフィレー当接面がフィレーの表面をなぞるようにして、浮き出たピンボーンの先端がピンボーン挾持面と回転歯との間に挾み込まれ歯の回転によって一本ずつ抜き取られる。抜き取られたピンボーンは、吸引手段から図示を省略したタンクへと運ばれる。
【0015】
ピンボーン除去手段を上下に移動可能なピンボーン除去手段支持機構を用いて支持することによって、フィレーの厚みに応じて、ピンボーン除去手段が上下にほぼ平行に移動して、ピンボーンを確実に抜き取ることができる。
【0016】
さらに、抜き取られたピンボーンを、ピンボーン除去手段に、直接取り付けられた吸引ノズルと、ピンボーン除去手段の上下運動に適用する柔軟性材質のホースと、抜き取られたピンボーンを貯蔵するタンクと、吸引ポンプを備えたので、抜き取られたピンボーンを衛生的に一箇所に集めることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図6を用いて本発明にかかるピンボーン自動除去装置の構成を説明する。
図1は、本発明にかかるピンボーン自動除去装置のピンボーン除去手段の構成とピンボーン抜取り工程を模式的に示す部分断面図であり、円に示した部分の詳細を上部に拡大して示している。
図2は、ピンボーン自動除去装置の正面から見たピンボーン除去手段の外形を示す図である。
図3は、図2の右側から見たピンボーン除去手段の外形およびコンベアベルトの変形状態を示す図である。
【0018】
図4は、ピンーボーン自動除去装置の平面図であり、図5は、ピンボーン自動除去装置の正面図であり、図6はピンボーン自動除去装置の右側面図である。
【0019】
図1に示すように、ピンボーン除去手段10は、回転歯11と、ピンボーン挾持部材12と、ピンボーン案内部材13と、空間14とを有して構成される。
【0020】
回転歯11は、円筒形状の本体の表面に円筒の長手方向に想定した直線に斜めに交差して螺旋状に伸びる複数の凸条の歯部111と、隣接する歯部111の間に設けられた溝部112とから構成される。歯部111の肩部には、ピンボーンをくわえ込むための段状溝123が設けられている。
【0021】
ピンボーン挾持部材12は、下面に設けたフィレー当接面121と、上方に設けたピンボーン挾持面122と、先端部123とを有している。フィレー当接面121は、フィレー60の上面にフィレーの形状を壊さない程度の圧力で当接してフィレーを圧縮して、ピンボーン61の先端を浮き上がらせる働きを有している。先端部123は、ピンボーン61の先端部をピンボーン挾持面122へ案内するように働く。ピンボーン挾持面122は、回転歯11の歯部111との間に微小な間隙を形成し、歯部111との間でピンボーン61を挾持する。歯部111の段状溝113は、浮き上がったピンボーン61の先端を捕らえてピンボーン挾持面122に確実に案内するように働く。
【0022】
ピンボーン案内部材13はピンボーン挾持部材12の上方に配置され、回転歯11の歯部111に近接し、歯部111に付着したピンボーンや肉片を掻き落す歯部清掃部131を有している。
【0023】
ピンボーン案内部材13とピンボーン挾持部材12との間に形成される空間14は、後述する吸引手段に接続され、抜き取ったピンボーンや掻き落された肉片は、空間14から吸引装置へ移行される。
【0024】
図2および図3に示すように、ピンボーン除去手段10は、さらに、空間14から抜き取ったピンボーンや肉片を吸引する吸引ノズル15、吸引ノズルと吸引装置とを接続する吸引ホース16、回転歯11を駆動する電動機17、電動機の回転を回転歯に伝達する伝達歯車18を有しており、これらは枠19に固定されている。
【0025】
ピンボーン除去手段1は、枠19を介して第4の杆33に上下動自在にピンボーン自動除去装置1の本体枠50に取り付けられている。
【0026】
図4〜図6を用いてピンボーン自動除去装置1の全体構造を説明する。
ピンボーン自動除去装置1は、本体枠50に、ベルトコンベア20と、ピンボーン除去手段支持機構30によって支持されるピンボーン除去手段10と、操作盤40とを有して構成される。この実施の形態では、二組のピンボーン除去手段10とベルトコンベア20を本体枠50の左右に設けた例を示している。
【0027】
ベルトコンベア20は、ベルト21と、ベルト案内部材22と、本体枠50に固定されたベルトコンベア枠23と、ベルトコンベア枠23に支持されたベルト駆動ローラ24と、ベルトコンベア枠23に位置調節可能に支持されたベルト案内ローラ25と、ベルトコンベア枠23に支持されベルト案内ローラ25の位置を調節するベルト張力調整機構26とを有している。
ベルトコンベア20の下方には、水受け皿51が配置されている。
【0028】
ベルト案内部材22は、ベルトの進行方向に直交する断面で図3に示したように頂部221を有する山高形状に形成される。さらに、ベルト案内部材22の頂部221は、ベルトの進行方向にも山高形状を構成してもよい。この場合は、ベルトの進行方向でピンボーン除去手段10の下に位置する部分に進行方向の頂部が位置するように形成される。
【0029】
ベルト21は、ベルト案内部材22によって図3,図6に示したように頂部221を有する山高形状に変形される。この頂部221の上方にフィレー60のピンボーン61が並んだ部分が位置するように載置することによって、ピンボーン61の端部を浮き上がらせてピンボーン61を抜き取りやすくしている。
【0030】
ピンボーン除去手段支持機構30は、本体枠51に固定された2本の支持軸34に中間部をそれぞれ回動可能に支持された第1および第2の杆31と、第1および第2の杆31の一方の端に回転軸35を介して両端が回動可能に支持された第3の杆32と、第1および第2の杆31の他方の端に回転軸36を介して両端が回動可能に支持された第4の杆33と、一端が本体枠50に固定され他端が第2の杆32に固定されたバネ37と、第1または第2の杆31の回動を規制する位置に一端が本体枠50に固定された移動規制部材38とを有して構成される。
【0031】
第3の杆33は、ピンボーン除去手段支持機構30の働きにより、上下方向に水平状態を保ったまま移動可能に、また、移動規制部材38の働きにより下方の所定の位置で停止するように、かつ、バネ37の働きにより下面に取り付けられたピンボーン除去手段10の重量による押下力が一定となるようにピンボーン除去手段10を支持する。
【0032】
ピンボーン除去手段10の吸引ノズル15に接続された吸引ホース16は、本体枠50内に設けられた図示を省略した吸引ポンプに接続され、吸引したピンボーンおよび肉片を図示を省略したタンクに排除する。
【0033】
以下、このようなピンボーン除去手段10におけるピンボーン抜取動作を説明する。
ピンボーン除去手段10部分で山高に形成されたベルト案内部材22によってピンボーン除去手段10側に持ち上げられるベルト21上に載置され、図1の左側から送られてきたフィレー60は、山高部付近で折り曲げられる形態となり、ピンボーン61の先端がフィレー60から浮き上がる。
【0034】
先端が浮き上がったピンボーン61は、ピンボーン挾持部材12の先端部123まで移行してくると、フィレー60がフィレー当接面121によって下に押し下げられピンボーン61の先端はさらに浮き上がる。
【0035】
このピンボーン61の先端は、矢印の方向に回転してきた回転歯11の歯部111の段状溝113に捕えられ、先端が切断されることなくピンボーン挾持面122上に引き上げられる。
【0036】
ピンボーン挾持面122上に引き上げられたピンボーン61は、歯部111とピンボーン挾持面122との間に挾まれて空間14側に移行し、フィレー60から抜き取られる。
【0037】
抜き取られたピンボーン61は、吸引手段によって吸引ノズル15を介して吸引されて空間14からタンクへ排出される。
【0038】
以上のよう、本発明によれば、ベルトコンベア20のベルト21の上に頂部221上にフィレー60のピンボーン61が位置するように載置することによって、頂部221でピンボーン61の端部を浮き上がらせることができ、ピンボーン除去手段10で確実に引き抜くことができる。
【0039】
さらに、本発明によれば、ピンボーン除去手段10を、フィレー中にあるピンボーン61がフィレーの表面に出るように、身の表面を軽く圧迫しながら、且つ身の表面に傷をつけにくい圧力でフィレー60の表面に押しつけることができ、フィレーを傷つけることなく、ピンボーンを自動的にかつ確実に取り除くことができる。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、毎分約50フィレー(25尾)の原料を、皮を下にしてコンベアベルト上に乗せるだけで、ピンボーンを抜き取り、その抜き取られたピンボーンは、吸引ポンプにより一箇所に集められるピンボーン自動除去装置を提供することができ、水産加工分野における省略化ならびに省人化を図ることができるとともに、製品の品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図4】本発明にかかるピンボーン自動除去装置を構成するピンボーン除去手段の構造を模式的に示す断面図。
【図5】本発明にかかるピンボーン自動除去装置を構成するピンボーン除去手段の構造を示す外観図。
【図6】本発明にかかるピンボーン自動除去装置を構成するピンボーン除去手段の構造とベルト案内部材の位置・形状を示す概略図。
【図1】本発明にかかるピンボーン自動除去装置の構成を示す平面図。
【図2】本発明にかかるピンボーン自動除去装置の構成を示す正面図。
【図3】本発明にかかるピンボーン自動除去装置の構成を示す側面図。
【図7】魚体(鮭)におけるピンボーンの位置を示す概略図。
【符号の説明】
1 ピンボーン自動除去装置
10 ピンボーン除去手段
11 回転歯
111 歯部
112 溝
113 段状溝
12 ピンボーン挾持部材
121 フィレー当接面
122 ピンボーン挾持面
123 先端
13 ピンボーン案内部材
14 空間
15 吸引ノズル
16 吸引ホース
17 駆動電動機
18 動力伝達ギア
19 枠
20ベルトコンベア
21 ベルト
22 ベルト案内部材
23 ベルトコンベア枠
24 ベルト駆動ローラ
25 ベルト案内ローラ
26 ベルト張力調整機構
30 ピンボーン除去手段支持機構
31 第1の杆
32 第2の杆
33 第3の杆
34 支持軸
35,36 回転軸
37 バネ
38 移動規制部材
40 操作盤
50 本体枠
51 水受け皿
60 フィレー
61 ピンボーン
Claims (2)
- 魚類のフィレーを搬送するベルトコンベアと、フィレーのピンボーンを除去するピンボーン除去手段とを有するピンボーン自動除去装置であって、
前記ベルトコンベアのベルトの裏面に接して配置されかつ前記ピンボーン除去手段の下方でベルトをピンボーン除去手段側に押し上げ山高状に変形させるようベルトを案内支持するために、フィレーの進行方向に直角な断面形状が山高部分を有する形状とされており、ベルトの進行方向においてピンボーン除去手段の下方に山高部が位置する形状とされているベルト案内部材と、
前記ピンボーン除去手段を支持しかつベルトコンベア上に載置されたフィレー中にあるピンボーンがフィレーの表面に出るように、フィレーの表面を軽く圧迫しながら、且つ身の表面に傷をつけにくい圧力でピンボーン除去手段をフィレーの表面に押しつけるピンボーン除去手段支持機構とを有し、
前記ピンボーン除去手段が、フィレーの表面に当接されるフィレー当接面とフィレーの表面から突出したピンボーンの先端部を挾持して内側へ案内するピンボーン挾持面を有するピンボーン挾持部材と、螺旋状に形成された凸条からなる歯部を円筒の表面に複数条設けた前記ピンボーン挾持部材のピンボーン挾持面に所定の間隔をおいて対向させた回転歯と、抜き取ったピンボーンを排除する吸引手段と、抜き取ったピンボーンを前記吸引手段の吸引口へ案内するピンボーン案内部材とを有しており、
前記ピンボーン除去手段の回転歯が、ベルトの進行方向に対し所定の角度だけ傾けて設けられている
ことを特徴とするピンボーン自動除去装置。 - 前記ピンボーン除去手段支持機構が、平行して配置されそれぞれ中間部を回転可能に支持された第1および第2の杆と、該第1および第2の杆のそれぞれの一端を接続する第3の杆と前記第1および第2の杆のそれぞれの他端を接続するとともに前記ピンボーン除去手段が固定される第4の杆と、ピンボーン除去手段の降下位置を規制する位置規制手段と、ピンボーン除去手段のフィレーへの押し付け圧力を抑制する緩衝手段とを有することを特徴とする請求項1に記載のピンボーン自動除去装置。
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JP23943199A JP4049489B2 (ja) | 1999-08-26 | 1999-08-26 | 魚類のピンボーン自動除去装置 |
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Family Applications (1)
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JP23943199A Expired - Lifetime JP4049489B2 (ja) | 1999-08-26 | 1999-08-26 | 魚類のピンボーン自動除去装置 |
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