JP2003127159A - ゴムシート圧延方法及びゴムシート圧延装置 - Google Patents

ゴムシート圧延方法及びゴムシート圧延装置

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JP2003127159A JP2001329141A JP2001329141A JP2003127159A JP 2003127159 A JP2003127159 A JP 2003127159A JP 2001329141 A JP2001329141 A JP 2001329141A JP 2001329141 A JP2001329141 A JP 2001329141A JP 2003127159 A JP2003127159 A JP 2003127159A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアー噛み部分が少なく、高品質のゴムシー
トの製造が可能なゴムシート圧延方法及びゴムシート圧
延装置を提供する。 【解決手段】 加熱ロール11により、未加硫ゴムを軟
化させるとともに、所定幅で切り出し、この所定幅の未
加硫ゴム15をカレンダーロール12に供給し、このカ
レンダーロール12で所定幅に圧延成形するゴムシート
圧延方法であって、加熱ロール11で切り出される未加
硫ゴム15の所定幅を、カレンダーロール12で圧延成
形されるゴムシート22の所定幅に略等しくするととも
に、加熱ロール11で切り出された未加硫ゴム15を搬
送手段13を介して平面状態を保ちながら搬送して、カ
レンダーロール12に供給することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴムシート圧延方
法及びゴムシート圧延装置に関し、とくに、加熱ロール
により軟化させた未加硫ゴムをカレンダーロールで圧延
して成形するものに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ゴムシートの圧延装置は、未加
硫ゴムを加熱するとともに剪断力を加えながら軟化させ
る加熱ロールと、この軟化させた未加硫ゴムを圧延して
ゴムシートを成形するカレンダーロールと、この圧延さ
れたゴムシートを搬送しながら冷却する冷却装置と、こ
の冷却されたゴムシートを巻き取る巻取機から構成され
ている。
【0003】図6に、従来の技術におけるゴムシート圧
延装置100を示す。図6(a)は、ゴムシート圧延装
置100を側面から見た様子を示す模式図であり、図6
(b)は、上面から見た状態を示す模式図である。この
ゴムシート圧延装置100によりゴムシートの圧延が行
われる場合、まず、加熱ロール101(101a、10
1b)の間のロールギャップ101cに未加硫ゴムが投
入され、加熱ロール101により剪断力が加えられなが
ら、この未加硫ゴムが軟化される。そして、軟化され、
加熱ロール101表面に巻き付いたシート状未加硫ゴム
102aを、一定幅のリボン状未加硫ゴム102bとし
て連続して切り出していく。
【0004】連続して切り出されたリボン状未加硫ゴム
102bは、カレンダーロール103へと送られる。カ
レンダーロール103は、トップロール103a、セン
ターロール103b、ボトムロール103cの3本のロ
ールが連設して構成されていることが多く、この場合、
リボン状未加硫ゴム102bは、トップロール103a
とセンターロール103bとの間に、バンク104(溜
まり部分)を形成させながら供給される。カレンダーロ
ール103にバンク104を形成しながら供給された未
加硫ゴムは、トップロール103aとセンターロール1
03bの間、およびセンターロール103bとボトムロ
ール103cの間でそれぞれ圧延されてゴムシート10
5として形成される。このように、リボン状未加硫ゴム
102bを所定幅で往復させるようにしてカレンダーロ
ール103に供給することにより(図6(b)参照)、
所定幅のゴムシート105を圧延して成形している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかるゴムシートの圧
延においては、カレンダーロール103での圧延時にお
けるエアー噛み(ゴム中へのエアーの混入)の発生が問
題となる。そこで、加熱ロール102で未加硫ゴムを軟
化させる際に、一定温度になるまで加熱ロール102で
ウォーミングさせて十分に軟化させ、未加硫ゴム中から
のエアーの排除を促したり、また、バンク104を形成
するゴムバンク量を一定量となるように調整しながらリ
ボン状未加硫ゴム102bを供給することで、カレンダ
ーロール103の回転に伴うバンクゴムの回転流動で生
じるバンクゴム表面のエアー噛み部分に対して、ロール
表面との摩擦力・密着力にてエアー噛み表面のゴムの薄
皮を破壊し、エアーの排除を促すこと等が行われてい
る。また、さらに、カレンダーロール103のロール表
面温度を一定温度となるようにコントロールすることで
も、未加硫ゴムの圧延状態を安定させ、不規則なエアー
噛みの防止が図ることが行われている。
【0006】しかしながら、上記種々の対応をとること
によっても、圧延時におけるエアー噛み込み防止は十分
ではなく、とくに、リボン状未加硫ゴム102bがバン
ク104にランダム位置で交叉しながら供給されるため
(図6(b)参照)、リボン状未加硫ゴム102bが交
叉する位置・時点でエアーを多量に巻き込み易く、上記
のバンク104におけるエアー排除では十分でなく、エ
アー噛み部分を多く含んだゴムシート105が形成され
てしまうという問題がある。
【0007】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、エアー噛み部分が少なく、高品質のゴムシート
の製造が可能なゴムシート圧延方法及びゴムシート圧延
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載のゴムシート圧延方法は、加熱ロー
ルにより、未加硫ゴムを軟化させるとともに、所定幅で
切り出し、この所定幅の未加硫ゴムをカレンダーロール
に供給し、このカレンダーロールで所定幅に圧延成形す
るゴムシート圧延方法であって、前記加熱ロールで切り
出される未加硫ゴムの所定幅を、前記カレンダーロール
で圧延成形されるゴムシートの所定幅に略等しくするこ
とを特徴とする。
【0009】この構成によると、カレンダーロールに対
して、圧延幅と略同じ幅のゴムシートが供給されるた
め、供給時に、ゴムシートがランダムに交叉・接触・混
ざりあうことが少なくなり、エアー噛み部分の少ない高
品質のゴムシートを得ることができる。
【0010】請求項2に記載のゴムシート圧延方法は、
請求項1において、前記加熱ロールで切り出された未加
硫ゴムを搬送手段を介して平面状態を保ちながら搬送し
て、前記カレンダーロールに供給することを特徴とす
る。
【0011】この構成によると、幅が広いゴムシートを
エアー噛みの原因となるしわ等を発生させないで、カレ
ンダーロールに供給することができる。
【0012】請求項3に記載のゴムシート圧延方法は、
加熱ロールにより、未加硫ゴムを軟化させるとともに、
所定幅で切り出し、この所定幅の未加硫ゴムを少なくと
も3本のロールを連設してなるカレンダーロールに供給
し、このカレンダーロールで所定幅に圧延成形するゴム
シート圧延方法であって、前記カレンダーロールの前記
ロールで圧延されているゴムシートの表面層を削り取る
ことを特徴とする。
【0013】この構成によると、カレンダーロールの最
初の溜まり部分で回転流動する溜まりゴム(バンクゴ
ム)と共に噛み込むエアーが表面に多くあるため、この
エアーを含んだ表面層を削り取ることにより、エアー噛
みの少ない高品質のゴムシートが得られる。
【0014】請求項4に記載のゴムシート圧延装置は、
未加硫ゴムを軟化させるとともに、所定幅で切り出す加
熱ロールと、この所定幅の未加硫ゴムが供給され、所定
幅に圧延成形するカレンダーロールとを備え、前記加熱
ロールに、前記加熱ロールで切り出される未加硫ゴムの
所定幅を前記カレンダーロールで圧延成形されるゴムシ
ートの所定幅に略等しくする切り出し手段を設けたこと
を特徴とする。
【0015】この構成によると、カレンダーロールに対
して、圧延幅と略同じ幅のゴムシートが供給されるた
め、供給時に、ゴムシートがランダムに交叉・接触・混
ざりあうことが少なくなり、エアー噛み部分の少ない高
品質のゴムシートが得られるゴムシート圧延装置を提供
できる。
【0016】請求項5に記載のゴムシート圧延装置は、
請求項4において、切り出されたゴムシートをその平面
状態を保ちながら前記カレンダーロールに向けて搬送す
る搬送手段を設けたことを特徴とする。
【0017】この構成によると、幅が広いゴムシートを
エアー噛みの原因となるしわ等を発生させないで、カレ
ンダーロールに供給することができる。
【0018】請求項6に記載のゴムシート圧延装置は、
未加硫ゴムを軟化させるとともに、所定幅で切り出す加
熱ロールと、この所定幅の未加硫ゴムが供給され、所定
幅に圧延成形するカレンダーロールとを備え、前記カレ
ンダーロールは少なくとも3本のロールを連設してな
り、前記ロールの間に、圧延されたゴムシートの表面層
を掻き落とす板部材を設けたことを特徴とする。
【0019】この構成によると、カレンダーロールの最
初の溜まり部分で回転流動する溜まりゴム(バンクゴ
ム)と共に噛み込むエアーが表面に多くあるため、この
エアーを含んだ表面層を削り取る板部材を設けることに
より、エアー噛みの少ない高品質のゴムシートが得られ
るゴムシート圧延装置を提供できる。
【0020】請求項7に記載のゴムシート圧延装置は、
請求項6において、前記板部材は、ロールに接触して反
力が支えられ、このロールに至るゴムシートの表面層を
掻き落とすように配設されていることを特徴とする。
【0021】この構成によると、ロール間の所定位置に
ロールを保持することができ、定常的に表面層を削り取
ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態例について説明する。図1は実施例1を示す
ゴムシート圧延装置1を、図2は実施例2を示すゴムシ
ート圧延装置2を、図3は実施例3を示すゴムシート圧
延装置3を、図5は実施例4を示すゴムシート圧延装置
4をそれぞれ示す模式図である。以下、実施例ごとに順
次説明する。なお、各実施例の説明は、本発明に係るゴ
ムシート圧延装置を説明するとともに本発明に係るゴム
シート圧延方法の説明を兼ねるものである。
【0023】(実施例1)図1(a)は、実施例1に係
るゴムシート圧延装置1を側面から見た状態を示す模式
図であり、図1(b)は、その上面図である。図1にお
いて、ゴムシート圧延装置1は、原料の未加硫ゴムを加
熱するとともに回転して剪断力を加えながら軟化させる
加熱ロール11(11a、11b)と、この軟化させた
未加硫ゴムを圧延してゴムシートを成形するカレンダー
ロール12(12a、12b、12c)とを備えてい
る。そして、加熱ロール11とカレンダーロール12と
の間には、加熱ロール11により軟化された未加硫ゴム
をカレンダーロール12へと搬送する搬送手段であるコ
ンベア13が配設されている。なお、図1には、図示し
ていないが、ゴムシート圧延装置1には、カレンダーロ
ール12により圧延されたゴムシートを搬送しながら冷
却する冷却装置と、この冷却されたゴムシートを巻き取
る巻取機とが備えられていてもよい。
【0024】まず、加熱ロール11は、図示しない加熱
手段により所定温度に加熱される2本のロール(11
a、11b)からなり、互いに平行な軸で支持され、図
示しない駆動モータ及び減速機により、互いに逆方向
(図中矢印方向)に回転するようになっている。そし
て、この2本の加熱ロール(11a、11b)は、ロー
ル軸間距離を調整してロールギャップ11c(ロール1
1aとロール11bとの間の隙間)の大きさを変更可能
となるように設けられている。
【0025】このロールギャップ11cには、上方から
原料となる未加硫ゴムが供給され、加熱ロール11の回
転とともに、ロール表面の摩擦力によってロールギャッ
プ11cに引き込まれていく。このとき、ロールギャッ
プ11cの上流側には、この供給された未加硫ゴムの溜
まり部分14(バンク)が形成される。そして、溜まり
部分14を形成している未加硫ゴムには、ロールギャッ
プ11cに引き込まれながら剪断力が加えられる。ま
た、未加硫ゴムは、ロール11表面から加熱されてお
り、剪断と加熱の作用によって、軟化される。そして、
ロールギャップ11cを通過した未加硫ゴムは、シート
状に形成される(シート状未加硫ゴム15)。このと
き、ロール11aの周速は、ロール11bの周速より速
くなるように設定されているため、シート状未加硫ゴム
15は、ロール11a側に巻き付くようになっている。
シート状未加硫ゴム15は、ロール11aに巻き付いた
状態のまま、この過程を複数回経て、十分に加熱される
とともに、剪断が繰り返し加えられる。
【0026】また、ロール11aの外周には、シート状
未加硫ゴム15を所定幅で切り出すための切り出し手段
であるカッター16がロール11aのバレル方向(シー
ト状未加硫ゴム15の幅方向)の2箇所に設けられてお
り、この2つのカッター16の刃先が、それぞれシート
状未加硫ゴム15に対して突き立てられることにより、
シート状未加硫ゴム15が所定幅で切り出される。した
がって、シート状未加硫ゴム15は、カッター16に対
する回転方向の上流側では、ロール11aの外周に巻き
付いた状態のまま移動するが、カッター16の下流側で
は、所定幅に切り出されていくことになる。この所定幅
が、後述するカレンダーロール12により圧延成形され
るゴムシート22の所定幅に略等しくなるように設定さ
れている。なお、カッター16による切り出しは、ロー
ル11aに巻き付いたシート状未加硫ゴム15が、ロー
ルギャップ11cを複数回通過し、十分に加熱された後
に、切り出し先端部分の口出しのためロールバレル方向
に切り込みを入れ、カッター16をシート状未加硫ゴム
15に突き立てることで行われる。
【0027】そして、所定幅に切り出されたシート状未
加硫ゴム15は、下流側(図中左側)に配設されている
コンベア13へと送られる。所定幅に切り出された後の
残りの部分15a(以下、「耳ゴム15a」という)
は、そのままロール11aに巻き付いたまま再びバンク
14と合流する。こうして、耳ゴム15aは、無駄なく
再利用に付される。
【0028】つぎに、コンベア13は、回転自在に支持
される複数のローラ17と、ローラ17に巻き廻されて
周回するベルト18とを備えてなる。加熱ロール11で
切り出されたシート状未加硫ゴム15は、コンベア13
の端部へ送り出され、そのまま、ベルト18の周回方向
(図中矢印方向)に従って、上方へと搬送される。
【0029】コンベア13は、斜め上方にシート状未加
硫ゴム15を搬送した後、水平方向に折れてシート状未
加硫ゴム15を水平状態のまま後述のカレンダーロール
12へと搬送する。すなわち、ベルト18上では、シー
ト状未加硫ゴム15は、平面状態を保ったまま搬送され
る。
【0030】コンベア13の搬送終端側には、ベルト1
8が形成する水平搬送面と略同一平面で搬送方向下流側
に連なるようにして受け皿19が設けられている。コン
ベア13から水平方向に送り出されたシート状未加硫ゴ
ム15は、上流側からコンベア13で送られながら、そ
のまま受け皿19上を搬送される。
【0031】受け皿19の下流側先端部分19cは、カ
レンダーロール12におけるトップロール12aとセン
ターロール12bとの間のロールギャップ12dへと連
なっており、受け皿19から送り出されるシート状未加
硫ゴム15は、ロールギャップ12dへと誘導される。
このように、搬送手段であるコンベア13および受け皿
19が設けられていることで、幅の広いシート状未加硫
ゴムであっても、平面状態を保ったまましわ等を発生さ
せないで、カレンダーロールに供給することができる。
なお、受け皿19は、必ずしも無くてもよく、例えば、
コンベア18から受け皿19を介さずに直接ロールギャ
ップ12dへとシート状未加硫ゴム15が送り込まれる
ものであってもよい。
【0032】カレンダーロール12は、前述したが、ト
ップロール12a、センターロール12b、ボトムロー
ル12cの3本のロールを連設してなるものである。そ
して、各ロールの軸は平行に設けられ、トップロール1
2aとセンターロール12bとがロールギャップ12d
を成して対向し、センターロール12bとボトムロール
12cとがロールギャップ12eを成して対向してい
る。各ロールギャップの大きさは調整可能に設けられ
る。
【0033】そして、トップロール12aとセンターロ
ール12bとが互いに逆方向に、センターロール12b
とボトムロール12cとが互いに逆方向に回転すること
で、後述するように、シート状未加硫ゴム15が、セン
ターロール12bおよびボトムロール12c外周を一部
覆うように巻き付きながら圧延されていく。
【0034】まず、トップロール12aとセンターロー
ル12bの間のロールギャップ12dに、受け皿19か
らシート状未加硫ゴム15が誘導される。このとき、ト
ップロール12aは、センターロール12bの斜め上方
に位置し、シート状未加硫ゴム15の先端がロールギャ
ップ12d内に誘導され易いようになっている。また、
ロールギャップ12dの入側には、サイドガイド20
が、幅方向2箇所でシート状未加硫ゴム15の両幅端の
位置を規制するように設けられている。このサイドガイ
ド20により、シート状未加硫ゴム15がロールバレル
方向で位置決めされる。なお、この位置決めを行うこと
により、後述のカッター21に対して位置がずれること
なく、確実に所定幅のゴムシート22が切り出されるこ
とになる。
【0035】ロールギャップ12dに案内されたシート
状未加硫ゴム15は、トップロール12aとセンターロ
ール12bの回転とともに、トップロール12aとセン
ターロール12bとがシート状未加硫ゴム15と接触し
て生じるヘルツ圧により厚み方向に圧縮応力を受けなが
ら、ロール表面の摩擦力によってロールギャップ12d
へと引き込まれて圧延されていく。
【0036】トップロール12aとセンターロール12
bとの間で1パス目の圧延が行われたシート状未加硫ゴ
ム15は、所定の厚みのゴムシート22aとなってロー
ルギャップ12dの出側から送り出される。このとき、
トップロール12aとセンターロール12bとのロール
周速には、周速差が設けられており、トップロール12
aに対してセンターロール12bのロール周速が速くな
るように設定されている。これにより、1パス目の圧延
が終了したゴムシート22aは、センターロール12b
の外周に巻き付いて送り出されてくることになる。な
お、ゴムシート22aの厚みは、シート状未加硫ゴム1
5の粘弾塑性特性やロールギャップ12d入側における
シート状未加硫ゴム15の厚み、カレンダーロール12
の弾性特性、ロールギャップ12dの大きさ設定等によ
り決定される。また、ロールギャップ12dを経て圧延
されることで、トップロール12aとセンターロール1
2bのロール表面状態がシート状未加硫ゴムシート15
の表面に転写され、滑らかな表面なゴムシート22aが
得られる。
【0037】1パス目の圧延が終了したゴムシート22
aは、センターロール12bの外周に巻き付いたまま、
センターロール12bとボトムロール12cとのロール
ギャップ12eへと送られる。このとき、センターロー
ル12bの外周のロールバレル方向の2箇所には、目標
の幅寸法を超える両幅端の部分(耳ゴム)を切り取り、
ゴムシート22aを所定幅となるように微調整するため
のカッター21を設けていてもよい。シート状未加硫ゴ
ム15の圧延時は、シート長手方向とシート厚み方向と
を含む断面のみにおいて応力状態を把握できる平面応力
状態に近い状態が実現されているため、シート幅方向の
被圧延材の塑性流動は少なく、幅広がりは小さい。その
ため、加熱ロール11で所定幅に切り出されたシート状
未加硫ゴム15は、所定幅に略等しい幅でゴムシート2
2aとして圧延成形される。しかし、若干の幅広がりが
生じるため、カッター21により所定幅に調整される。
なお、カッター21により切り取られて除去された耳ゴ
ムは、再度、未加硫ゴムとして原料に用いられる。
【0038】カッター21を経て所定幅に最終調整され
たゴムシート22aは、ロールギャップ12eへと至
り、センターロール12bとボトムロール12cとの間
で再び圧延される。この2パス目の圧延により、さらに
ゴムシート表面の滑らかさとシート厚みが調整され、圧
延成形の終了したゴムシート22が得られる。なお、ゴ
ムシート22は、この後、図示しない冷却装置へと搬送
され、そこで冷却された後、巻取機でロール状に巻き取
られる。
【0039】以上説明したゴムシート圧延装置1若しく
は、ゴムシート圧延装置1を用いたゴムシート圧延方法
によると、カレンダーロールに対して、圧延幅と略同じ
幅のシート状未加硫ゴムが供給されるため、従来の技術
におけるゴムシート圧延装置100のように、未加硫ゴ
ムの供給時にロール間の最初の溜まり部分においてゴム
シートがランダムに交叉・接触・混ざりあうといったこ
とが生じることが少なくなり、エアー噛み部分の少ない
ゴムシートを得ることができる。
【0040】なお、ロールギャップ12dの入側と出側
における材料流動速度(単位時間当たりにシート幅方向
単位長さの断面を通過する移動質量)が略等しくなるよ
うにロール周速とコンベア13による搬送速度等の関係
を調整することで、ロールギャップ12dの入側には、
未加硫ゴムの溜まり部分(バンク)が形成されずに圧延
できる。しかし、ロールギャップ12dの入側に溜まり
部分を形成しながら圧延してもよい。この場合であって
も、ロールギャップ12dには、圧延幅と略同じ幅のシ
ート状未加硫ゴム15が供給されるため、シート状未加
硫ゴム15がランダムに交叉等することがなく、エアー
噛み部分の少ないゴムシートを得ることができる。
【0041】また、実施例1においては、加熱ロール1
1とカレンダーロール12とが水平方向に並列配置とな
っているが、必ずしもこの通りでなくもよく、例えば、
カレンダーロール12の上方に加熱ロール11を配設す
るものであってもよい。
【0042】(実施例2)つぎに、本発明の実施例2に
係るゴムシート圧延装置2について説明する。図2に、
ゴムシート圧延装置2の側面から見た模式図を示す。な
お、実施例1と重複する要素については、同一の符号を
付し、説明を割愛する。
【0043】実施例2に係るゴムシート圧延装置2は、
実施例1のゴムシート圧延装置1と、カレンダーロール
12の構成は同じであるが、加熱ロール及び搬送手段を
複数備える構成となっている点が異なる。即ち、ゴムシ
ート圧延装置2は、第1加熱ロール23(23a、23
b)及び第2加熱ロール24(24a、24b)と、第
1コンベア13a及び第2コンベア13bと、を備えて
いる。
【0044】実施例1のゴムシート圧延装置1では、加
熱ロール11に一度に投入できる原料ゴムの量は限られ
るため、加熱ロール11で軟化されて成形されるシート
状未加硫ゴム15の長さは、所定長さに制限される。そ
のため、カレンダーロール12に供給されるシート状未
加硫ゴム15は、原料ゴムが投入されるロットごと、即
ち、所定長さごとに途切れて供給されることになる。
【0045】しかし、ゴムシート圧延装置2では、ま
ず、第1加熱ロール23で軟化したシート状未加硫ゴム
15を形成した後、第1コンベア13aで第2加熱ロー
ル24のロール24a、24b間のロールギャップ24
cにシート状未加硫ゴム15をバンク14bを形成しな
がら供給する。そして、空になった第1加熱ロール23
のロールギャップ23cに、次のロットの原料ゴムを投
入し、バンク14aを形成しながら未加硫ゴムの軟化を
行う。こうして、次のロットの未加硫ゴムの軟化も終了
すると、前回ロットと同様にシート状未加硫ゴム15を
第1コンベア13aにより、第2加熱ロール24のロー
ルギャップ24cに、バンク14bに続けて供給する。
これによって、加熱ロール24からは、途切れることな
く連続してシート状未加硫ゴム15aをコンベア13b
を通じてカレンダーロール12へと供給することができ
る。
【0046】このゴムシート圧延装置2によっても、実
施例1のゴムシート圧延装置1と同様の効果が得られる
とともに、シート状未加硫ゴムを途切れることなくカレ
ンダーロールに供給できるため、ゴムシート先後端部分
等の非定常部分が少なくなり、非定常部分を除去して再
び原料ゴムとして加熱ロールに投入しなければならない
といったことを抑制でき、生産性を高めることができ
る。
【0047】(実施例3)本発明の実施例3に係るゴム
シート圧延装置3について説明する。図3(a)に、ゴ
ムシート圧延装置3の側面から見た模式図を、図3
(b)にその上面図を示す。なお、実施例1と重複する
要素については、同一の符号を付し、説明を割愛する。
【0048】実施例3のゴムシート圧延装置3は、加熱
ロール11とカレンダーロール12とを備えており、加
熱ロール11で軟化されロール11a表面に巻き付いた
シート状未加硫ゴム25からカッター28でリボン状未
加硫ゴム26を連続して切り出し、このリボン状未加硫
ゴム26をカレンダーロール12のトップロール12a
とセンターロール12bの間のロールギャップ12dに
バンク27(溜まり部分)を形成しながらロールバレル
方向に往復させるようにして供給し、ゴムシート31を
圧延する。この点は、従来の技術におけるゴムシート圧
延装置100と同様である。
【0049】しかし、ゴムシート圧延装置3では、セン
ターロール12bとボトムロール12cの間のロールギ
ャップ12e入側近傍に、トップロール12aとセンタ
ーロール12bとで圧延されたゴムシート29の表面層
を削り取るように掻き落とす板部材30が、ロールバレ
ル方向に延在して刃先部分30aをゴムシート29表面
に押し付けられるように設けられている。
【0050】図4に、カレンダーロール12と板部材3
0との位置関係を拡大して示す。ロールギャップ12d
の入側ではバンク27が形成されているが、このバンク
27では、バンクゴムがロールの回転に伴いランダムに
回転するように流動し(図中矢印)、そのため未加硫ゴ
ム中にエアーを巻き込みやすい。ゴム中に巻き込まれた
エアーは、圧延されたゴムがセンターロール12a上を
ボトムロール12c側に向かって流動するとともに、ゴ
ムシート29の表面層(センターロール12b表面と反
対側)にエアー噛み部分32・・・として生成する。
【0051】表面層にエアー噛み部分32が生じたゴム
シート29は、センターロール12bの回転に伴い、ロ
ールギャップ12eへと案内される。このとき、ロール
バレル方向に延在する板部材30は、その刃先部分30
aがロールギャップ12eの入側でボトムロール12c
に接触して支えられるようにして設けられている。そし
て、この刃先部分30aは、ゴムシート29の表面層に
も幅方向略均一に接触しており、表面層を薄く削り取る
ように掻き落としている。これにより、ゴムシート29
の表面層に生じたエアー噛み部分32は、板部材30の
刃先部分30aによって、表面層とともに削り取られ
る。また、このとき、表面層を削り取る際に板部材30
に生じる反力は、ボトムロール12cで支えられてい
る。そして、ロールギャップ12eでの2パス目の圧延
を経て、最終的にエアー噛み部分がほとんどないゴムシ
ート31が得られる。
【0052】(実施例4)最後に、本発明の実施例4に
係るゴムシート圧延装置4について説明する。図5に、
ゴムシート圧延装置4を側面から見た模式図を示す。な
お、実施例1と重複する要素については、同一の符号を
付し、説明を割愛する。
【0053】実施例4のゴムシート圧延装置4は、実施
例1のゴムシート圧延装置1と同様に、シート状未加硫
ゴム15を加熱ロール11から切り出し手段であるカッ
ター16により所定幅で切り出し、搬送手段であるコン
ベア13によりカレンダーロール12に供給する構成を
備える。しかし、カレンダーロール12の構成が、実施
例1の場合と異なっており、トップロール12aと回転
軸を平行にしてサイドロール12fがさらに設けられて
いる。
【0054】コンベア13を搬送されてきたシート状未
加硫ゴム15は、コンベア13の搬送終端まで達する
と、そのまま下方に垂れ下がるようにして、トップロー
ル12aとサイドロール12fとの間に形成されている
ロールギャップ12gへと供給される。ロールギャップ
12gに供給されたシート状未加硫ゴム15は、ロール
ギャップ12fの入側にバンク33を形成しながら、ト
ップロール12aとサイドロール12fとの間でシート
状に成形されていく。
【0055】そして、ロールギャップ12gから送り出
されるシート状未加硫ゴム15bは、トップロール12
aに巻き付いたまま、トップロール12aとセンターロ
ール12bとの間のロールギャップ12dに案内され
る。このとき、ロールギャップ12dの入側には、ロー
ルバレル方向の2箇所にラバー寄せ治具34が設けられ
ている。このラバー寄せ治具34により、トップロール
12aとサイドロール12fとで形成されたシート状未
加硫ゴム15bは、所定幅より拡がらないように調整さ
れながらロールギャップ12dへと送られる。
【0056】ロールギャップ12dを経て圧延されたゴ
ムシート22aは、さらにロールギャップ12eでの圧
延を経て、カッター21により所定幅に微調整された
後、ゴムシート22として圧延成形が完了する。
【0057】なお、ゴムシート圧延装置4では、実施例
1の場合と異なり、実施例3と同じ板部材30も設けら
れている。実施例3においては、カレンダーロールにリ
ボン状未加硫ゴムを供給しながらゴムシートを圧延する
場合について、ゴムシート表面層を削り取る板部材30
が設けられている例が示されているが、このゴムシート
圧延装置4のように、シート状未加硫ゴムをカレンダー
ロールに供給する場合に板部材30を設けてもよい。こ
の場合、相乗的にエアー噛み部分の削減効果が得られ
る。
【0058】以上の実施例1〜4で説明したゴムシート
圧延装置およびゴムシート圧延方法によると、いずれに
おいても、エアー噛み部分の少ないゴムシートを得るこ
とができる。
【0059】
【発明の効果】請求項1の発明によると、カレンダーロ
ールに対して、圧延幅と略同じ幅のゴムシートが供給さ
れるため、供給時に、ゴムシートがランダムに交叉・接
触・混ざりあうことが少なくなり、エアー噛み部分の少
ない高品質のゴムシートを得ることができる。
【0060】請求項2の発明によると、幅が広いゴムシ
ートをエアー噛みの原因となるしわ等を発生させない
で、カレンダーロールに供給することができる。
【0061】請求項3の発明によると、カレンダーロー
ルの最初の溜まり部分で回転流動する溜まりゴム(バン
クゴム)と共に噛み込むエアーが表面に多くあるため、
このエアーを含んだ表面層を削り取ることにより、エア
ー噛みの少ない高品質のゴムシートが得られる。
【0062】請求項4の発明によると、カレンダーロー
ルに対して、圧延幅と略同じ幅のゴムシートが供給され
るため、供給時に、ゴムシートがランダムに交叉・接触
・混ざりあうことが少なくなり、エアー噛み部分の少な
い高品質のゴムシートが得られるゴムシート圧延装置を
提供できる。
【0063】請求項5の発明によると、幅が広いゴムシ
ートをエアー噛みの原因となるしわ等を発生させない
で、カレンダーロールに供給することができる。
【0064】請求項6の発明によると、カレンダーロー
ルの最初の溜まり部分で回転流動する溜まりゴム(バン
クゴム)と共に噛み込むエアーが表面に多くあるため、
このエアーを含んだ表面層を削り取る板部材を設けるこ
とにより、エアー噛みの少ないゴムシートが得られるゴ
ムシート圧延装置を提供できる。
【0065】請求項7の発明によると、ロール間の所定
位置にロールを保持することができ、定常的に表面層を
削り取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係るゴムシート圧延装置を
示す模式図であり、図1(a)は側面図、図1(b)は
上面図を示す。
【図2】本発明の実施例2に係るゴムシート圧延装置を
示す模式図である。
【図3】本発明の実施例3に係るゴムシート圧延装置を
示す模式図であり、図3(a)は側面図、図3(b)は
上面図を示す。
【図4】本発明の実施例3に係るゴムシート圧延装置の
要部を示す模式図である。
【図5】本発明の実施例4に係るゴムシート圧延装置を
示す模式図である。
【図6】従来の技術におけるゴムシート圧延装置を示す
模式図であって、図6(a)は側面図、図6(b)は上
面図である。
【符号の説明】
1 ゴムシート圧延装置 11、11a、11b 加熱ロール 12 カレンダーロール 12a トップロール 12b センターロール 12c ボトムロール 13 コンベア 14 溜まり部分 15 シート状未加硫ゴム 16 カッター

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱ロールにより、未加硫ゴムを軟化さ
    せるとともに、所定幅で切り出し、この所定幅の未加硫
    ゴムをカレンダーロールに供給し、このカレンダーロー
    ルで所定幅に圧延成形するゴムシート圧延方法であっ
    て、 前記加熱ロールで切り出される未加硫ゴムの所定幅を、
    前記カレンダーロールで圧延成形されるゴムシートの所
    定幅に略等しくすることを特徴とするゴムシート圧延方
    法。
  2. 【請求項2】 前記加熱ロールで切り出された未加硫ゴ
    ムを搬送手段を介して平面状態を保ちながら搬送して、
    前記カレンダーロールに供給する請求項1に記載のゴム
    シート圧延方法。
  3. 【請求項3】 加熱ロールにより、未加硫ゴムを軟化さ
    せるとともに、所定幅で切り出し、この所定幅の未加硫
    ゴムを少なくとも3本のロールを連設してなるカレンダ
    ーロールに供給し、このカレンダーロールで所定幅に圧
    延成形するゴムシート圧延方法であって、 前記カレンダーロールの前記ロールで圧延されているゴ
    ムシートの表面層を削り取ることを特徴とするゴムシー
    ト圧延方法。
  4. 【請求項4】 未加硫ゴムを軟化させるとともに、所定
    幅で切り出す加熱ロールと、この所定幅の未加硫ゴムが
    供給され、所定幅に圧延成形するカレンダーロールとを
    備え、 前記加熱ロールに、前記加熱ロールで切り出される未加
    硫ゴムの所定幅を前記カレンダーロールで圧延成形され
    るゴムシートの所定幅に略等しくする切り出し手段を設
    けたゴムシート圧延装置。
  5. 【請求項5】 切り出されたゴムシートをその平面状態
    を保ちながら前記カレンダーロールに向けて搬送する搬
    送手段を設けた請求項4に記載のゴムシート圧延装置。
  6. 【請求項6】 未加硫ゴムを軟化させるとともに、所定
    幅で切り出す加熱ロールと、この所定幅の未加硫ゴムが
    供給され、所定幅に圧延成形するカレンダーロールとを
    備え、 前記カレンダーロールは少なくとも3本のロールを連設
    してなり、前記ロールの間に、圧延されたゴムシートの
    表面層を掻き落とす板部材を設けたゴムシート圧延装
    置。
  7. 【請求項7】 前記板部材は、ロールに接触して反力が
    支えられ、このロールに至るゴムシートの表面層を掻き
    落とすように配設されている請求項6に記載のゴムシー
    ト圧延装置。
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CN106584551A (zh) * 2016-12-08 2017-04-26 安徽利得隆包装有限公司 一种吸塑材料均匀切割装置

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