JP2004008181A - タケノコ皮剥き機 - Google Patents
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Abstract
【課題】早く確実にタケノコの皮を剥き、作業コストを下げるタケノコ皮剥き機を提供する。
【解決手段】タケノコ皮剥き機は、主に輸送部１、皮分割部２、皮剥離部３、回転部４及び制御部５から構成され、制御部５と回転部４によって設定した作業工程により輸送部１によってタケノコＡが縦方向に皮分割部２の作業区域に送られ、皮分割部２のカッター部２１がタケノコＡの上下に分割線Ａ１１を入れ、再び輸送部１１によってタケノコＡを皮剥離部３の作業区域に送る。すると裁断ナイフ６によって皮Ａ１を第１皮剥離巻軸組３１の巻き取り方向と別の側の先端を切除し、皮剥離部３の導入板３３によって第１、第２皮剥離巻軸組３１、３２に導かれ、タケノコＡの分割線Ａ１１両側の皮Ａ１を巻き取ってタケノコＡの主体から剥がし、完全自動で皮剥き作業を完成する。
【選択図】図１
【解決手段】タケノコ皮剥き機は、主に輸送部１、皮分割部２、皮剥離部３、回転部４及び制御部５から構成され、制御部５と回転部４によって設定した作業工程により輸送部１によってタケノコＡが縦方向に皮分割部２の作業区域に送られ、皮分割部２のカッター部２１がタケノコＡの上下に分割線Ａ１１を入れ、再び輸送部１１によってタケノコＡを皮剥離部３の作業区域に送る。すると裁断ナイフ６によって皮Ａ１を第１皮剥離巻軸組３１の巻き取り方向と別の側の先端を切除し、皮剥離部３の導入板３３によって第１、第２皮剥離巻軸組３１、３２に導かれ、タケノコＡの分割線Ａ１１両側の皮Ａ１を巻き取ってタケノコＡの主体から剥がし、完全自動で皮剥き作業を完成する。
【選択図】図１
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、タケノコ皮剥き機に関するもので、早く確実にタケノコの皮を剥くもので、タケノコの皮上下位置に縦方向に分割線を切り入れ、皮を左右に分割し、順序に従い、タケノコ分割線両側の皮を巻き取り、タケノコの主体から剥がすと、皮剥きが完成するものである。
【０００２】
【従来の技術】
一般にタケノコ（竹の子）には、ケイチク、ヤダケ及び白タケ等があり、皮に包まれている内部を剥いて食用とする。そのため、このような皮付作物を生で食用とするか、加工するか、どちらににしても芯の柔らかさを保つことが肝心で、皮付のまま輸送する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この種のタケノコは、食用前に皮を剥くが、目下皮を剥く自動機器はないため、人の手作業で行われ、コストを上げている。そのため、上述の問題を改善するタケノコ皮剥き機を提供し、早く確実にタケノコの皮を剥くことを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の請求項１記載のタケノコ皮剥き機は、主に輸送部、皮分割部、皮剥離部、回転部及び制御部から構成され、制御部と回転部によって設定した作業工程により輸送部によってタケノコが縦方向に皮分割部の作業区域に送られ、皮分割部のカッターでタケノコの上下に分割線を入れ、再び輸送部によってタケノコを皮剥離部の作業区域に送り、皮剥離部の第１、第２皮剥離巻軸組によってタケノコの分割線両側の皮を巻き取り、タケノコの主体を剥がし、完全自動で皮剥き作業を完成することを特徴とするものである。
【０００５】
本発明の請求項２記載の輸送部は、請求項１記載の輸送部であって、機台を主体とし、機台は操作と設定をする制御面板があり、制御面板には制御回路が設置され、皮剥き機全体の運行を実行するもので、また機台上にはタケノコの輸送方向に従い、適する間隔で輸送ローラーが設置され、タケノコが置かれ、また回転部には輸送ローラーを動かす輸送モーターが設置され、伝動部品と共に連結して動き、輸送ローラーと共に回転してタケノコを送る効果があり、また、この輸送部は皮分割部と皮剥離部の作業区域にあり、輸送ローラーと共にタケノコに対応して圧力を掛ける圧カローラーが設置され、タケノコの位置を限定する作用を備えることを特徴とするものである。
【０００６】
本発明の請求項３記載の皮分割部は、請求項１記載の皮分割部であって、輸送ローラー中央の上下位置に輸送モーターによって動くカッターがそれぞれ設置され、輸送部によってタケノコが皮分割部の作業区域に送られてくると、皮分割部のカッターがタケノコの皮上下側に分割線を切り入れ、また皮剥離部の第１皮剥離巻軸組には裁断ナイフが設置されでおり、その裁断ナイフは偏芯輪の動きを受ける刃部前端に設置され、その偏芯輪は回転軸によって回転し、離合器とブレーキによって裁断ナイフの動停止が制御され、皮先端を挟んで巻き取ると同時に、裁断ナイフによって皮を第１皮剥離巻軸組の巻き取り方向に向け、別側の皮先端を切除し、その方向の皮先端と皮主体を剥がし、第１皮剥離巻軸組はその巻き取った皮を剥がし、同時にその剥ぎ取った皮及び裁断ナイフで切除した皮先端を集中させるのに便利であることを特徴とするものである。
【０００７】
本発明の請求項４記載の皮剥離部は、請求項１記載の皮剥離部であって、タケノコの皮の分割線に近い左右区域にそれぞれ第１、第２皮剥離巻軸組が設置され、第１、第２皮剥離巻軸組は複数の巻軸が並列して設置され、回転部の中の皮剥離モーター及び伝動部品は、第１、第２皮剥離巻軸組の連結によって動き、巻軸組の巻軸の回転によって回転し、巻軸によって巻き取ることを特徴とするものである。
【０００８】
本発明の請求項５記載の第１、第２皮剥離巻軸組は、請求項１記載の第１、第２皮剥離巻軸組であって、その位置には電磁バルブの吸い付き動作を受ける導入板が設置され、また制御部には誘導器が設置されて皮剥離部作業区域に入ったタケノコを感知し、タケノコを皮剥離部の第１、第２皮剥離巻軸組の加工区へ送られると、導入板によってタケノコの皮前端が巻軸方向に案内され、巻軸の巻き取り作用によって、皮が外側に剥かれ、巻軸によって続けて巻き取られ、タケノコが送られることを特徴とするものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のタケノコ皮剥き機の実施例を図面に基づいて説明する。
先ず、図１、図２に示すように、タケノコ皮剥き機は、輸送部１、皮分割部２、皮剥離部３、回転部４、及び制御部５を含み、そのうち、輸送部１は機台１１を主体として、機台１１上にはタケノコの移送方向に適当な間隔で複数の輸送ローラー１２が配設されており、この上にタケノコＡを載せる。また回転部４の輸送モーター４１は、チェーン及び鎖軸によって構成される伝動部品４１１と共に動き、輸送ローラー車輪１２と同時に回転させ、タケノコＡを移送する。更に機台１１の末端には受取槽１４が設置され、タケノコＡが皮を剥かれて完成した芯部分を受け取る。また輸送部１は皮分割部２と皮剥離部３の作業区域において、それぞれ輸送ローラー１２が設置され、タケノコに合わせて圧力を掛ける圧力ローラー１３を形成し、タケノコの位置を規制する。制御部５は、機台１１に設置して、操作、設定の面板５１を備え、制御面板５１には制御回路５２によって皮剥き機全体の運行を実行する。
【００１０】
また、皮分割部２と皮剥離部３は、順序に従って輸送ローラー１２の輸送経路上に配置される。そのうち皮分割部２は輸送ローラー１２中央の上下位置に、それぞれ輸送モーター４１の回転を受けるカッター２１が設置され、輸送部１によってタケノコが皮分割部２の作業区域に送られる時、皮分割部２のカッター２１によってタケノコＡの皮Ａ１上下に分割線Ａ１１を切り入れ（図５を参照のこと）、再び輸送部１によってタケノコＡを皮剥離部３の作業区域に送る。
【００１１】
そして皮剥離部３には、タケノコＡの皮Ａ１の分割線Ａ１１に近い左右区域にそれぞれ第１、第２皮剥離巻軸組３１、３２が設置される。図３及び図４に示すのは第１皮剥離巻軸組３１を例としている。その巻軸組は主に複数の巻軸３１１が並列して設置される。また図１に示すとおり、回転部４の中の皮剥離モーター４２は、同様にチェーン及び鎖軸から構成される伝動部品４２１の連結で動き、巻軸組の巻軸の回転によって回転し、巻軸によって巻き取る効果を備える。また図１及び図２に示すとおり、第１、第２皮剥離巻軸組３１、３２の位置には、導入板３３が設置され、制御部５の誘導器５３によりタケノコＡが皮剥離部３に入った状態を感知する。図５、図６及び図８に示すとおり、タケノコＡを皮剥離部３の第１、第２皮剥離巻軸組３１、３２の加工区域に送ったとき、導入板３３によってタケノコＡの皮Ａ１前端が巻軸の方向に引き寄せられ、巻軸の巻き取り作用によって皮Ａ１が外に剥かれ、巻軸によって巻き取られたタケノコが送られる。図８に示すとおり、導入板３３は主に電磁バルブ３４に吸い付いて動き、入ってきたタケノコＡの輸送経路途中、皮Ａ１前端を導き、引き入れる作用があり、タケノコＡの皮Ａ１の前端を巻き取ると、バネ３５の作用によって戻り、タケノコＡ輸送が妨げられないようにする。
【００１２】
更に、図６に示すとおり、皮剥離部３の第１皮剥離巻軸組３１には裁断ナイフ６が設置され、皮Ａ１の先端が巻軸３１１に挟まれて巻き取ると同時に、裁断ナイフ６によって皮Ａ１を第１皮剥離巻軸組３１の巻き取り方向に向け、別側の皮先端を切除し、その方向の皮先端と皮Ａ１主体を剥がし、第１皮剥離巻軸組３１はその巻き取った皮を剥がし、同時にその剥ぎ取った皮及び裁断ナイフで切除した皮先端を集中させるのに便利である。また図７に示すとおり、裁断ナイフ６は偏芯輪６２が回転する刃部６１前端に設置し、その偏芯輪６２は回転軸６３によって回転し、離合器６４とブレーキ６５によって裁断ナイフ６の動作が制御される。また一面側の皮は、第１皮剥離巻軸組３１により、図８に示すとおり、タケノコＡがまだ皮を剥かれる前の前端には芯Ａ２が突出しており、第２皮剥離巻軸組３２の作業区域に入ると、導入板３３の案内で第２皮剥離巻軸組３２の中に入り、タケノコＡの最後の皮Ａ１が剥がされる。
【００１３】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のタケノコ皮剥き機は、主に輸送部、皮分割部、皮剥離部、回転部及び制御部から構成され、制御部と回転部によって設定した作業工程により輸送部によってタケノコが縦方向に皮分割部の作業区域に送られ、皮分割部のカッターがタケノコの上下に分割線を入れ、再び輸送部によってタケノコを皮剥離部の作業区域に送る。すると裁断ナイフによって皮を第１皮剥離巻軸組の巻き取り方向と別の側の先端を切除し、皮剥離部の導入板によって第１、第２皮剥離巻軸組に導かれ、タケノコ分割線両側の皮を巻き取ってタケノコの主休から剥がし、完全自動で皮剥き作業を完成するという特徴を有する。それにより、早く確実にタケノコの皮を剥くのに効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のタケノコ皮剥き機の一実施例を示す構造説明図である。
【図２】図１の皮分割部と皮剥離部の平面図である。
【図３】図１の第１皮剥離巻軸組の平断面図である。
【図４】図３の第１皮剥離巻軸組の縦断面図である。
【図５】図２の第１皮剥離巻軸組が皮をはがしている動作説明図である。
【図６】図２の第１皮剥離巻軸組が皮をはがしている動作説明図である。
【図７】図１の裁断ナイフの構造説明図である。
【図８】図２の第２皮剥離巻軸組が皮をはがしている動作説明図である。
【符号の説明】
Ａ タケノコ
Ａ１ 皮
Ａ１１ 分割線
Ａ２ 芯
１ 輸送部
１１ 機台
１２ 輸送ローラ
１３ 圧力ローラー
１４ 受取槽
２ 皮分割部
２１ カッター部
３ 皮剥離部
３１ 第１皮剥離巻軸組
３１１ 巻軸
３２ 第２皮剥離巻軸組
３３ 導入板
３４ 電磁バルブ
３５ バネ
４ 回転部
４１ 輸送モーター
４１１ 伝動部品
４２ 皮剥離モーター
４２１ 伝動部品
５ 制御部
５１ 制御面板
５２ 制御回路
５３ 誘導器
６ 裁断ナイフ
６１ 刃部
６２ 偏心輪
６３ 回転軸
６４ 離合器
６５ ブレーキ
【発明の属する技術分野】
本発明は、タケノコ皮剥き機に関するもので、早く確実にタケノコの皮を剥くもので、タケノコの皮上下位置に縦方向に分割線を切り入れ、皮を左右に分割し、順序に従い、タケノコ分割線両側の皮を巻き取り、タケノコの主体から剥がすと、皮剥きが完成するものである。
【０００２】
【従来の技術】
一般にタケノコ（竹の子）には、ケイチク、ヤダケ及び白タケ等があり、皮に包まれている内部を剥いて食用とする。そのため、このような皮付作物を生で食用とするか、加工するか、どちらににしても芯の柔らかさを保つことが肝心で、皮付のまま輸送する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この種のタケノコは、食用前に皮を剥くが、目下皮を剥く自動機器はないため、人の手作業で行われ、コストを上げている。そのため、上述の問題を改善するタケノコ皮剥き機を提供し、早く確実にタケノコの皮を剥くことを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の請求項１記載のタケノコ皮剥き機は、主に輸送部、皮分割部、皮剥離部、回転部及び制御部から構成され、制御部と回転部によって設定した作業工程により輸送部によってタケノコが縦方向に皮分割部の作業区域に送られ、皮分割部のカッターでタケノコの上下に分割線を入れ、再び輸送部によってタケノコを皮剥離部の作業区域に送り、皮剥離部の第１、第２皮剥離巻軸組によってタケノコの分割線両側の皮を巻き取り、タケノコの主体を剥がし、完全自動で皮剥き作業を完成することを特徴とするものである。
【０００５】
本発明の請求項２記載の輸送部は、請求項１記載の輸送部であって、機台を主体とし、機台は操作と設定をする制御面板があり、制御面板には制御回路が設置され、皮剥き機全体の運行を実行するもので、また機台上にはタケノコの輸送方向に従い、適する間隔で輸送ローラーが設置され、タケノコが置かれ、また回転部には輸送ローラーを動かす輸送モーターが設置され、伝動部品と共に連結して動き、輸送ローラーと共に回転してタケノコを送る効果があり、また、この輸送部は皮分割部と皮剥離部の作業区域にあり、輸送ローラーと共にタケノコに対応して圧力を掛ける圧カローラーが設置され、タケノコの位置を限定する作用を備えることを特徴とするものである。
【０００６】
本発明の請求項３記載の皮分割部は、請求項１記載の皮分割部であって、輸送ローラー中央の上下位置に輸送モーターによって動くカッターがそれぞれ設置され、輸送部によってタケノコが皮分割部の作業区域に送られてくると、皮分割部のカッターがタケノコの皮上下側に分割線を切り入れ、また皮剥離部の第１皮剥離巻軸組には裁断ナイフが設置されでおり、その裁断ナイフは偏芯輪の動きを受ける刃部前端に設置され、その偏芯輪は回転軸によって回転し、離合器とブレーキによって裁断ナイフの動停止が制御され、皮先端を挟んで巻き取ると同時に、裁断ナイフによって皮を第１皮剥離巻軸組の巻き取り方向に向け、別側の皮先端を切除し、その方向の皮先端と皮主体を剥がし、第１皮剥離巻軸組はその巻き取った皮を剥がし、同時にその剥ぎ取った皮及び裁断ナイフで切除した皮先端を集中させるのに便利であることを特徴とするものである。
【０００７】
本発明の請求項４記載の皮剥離部は、請求項１記載の皮剥離部であって、タケノコの皮の分割線に近い左右区域にそれぞれ第１、第２皮剥離巻軸組が設置され、第１、第２皮剥離巻軸組は複数の巻軸が並列して設置され、回転部の中の皮剥離モーター及び伝動部品は、第１、第２皮剥離巻軸組の連結によって動き、巻軸組の巻軸の回転によって回転し、巻軸によって巻き取ることを特徴とするものである。
【０００８】
本発明の請求項５記載の第１、第２皮剥離巻軸組は、請求項１記載の第１、第２皮剥離巻軸組であって、その位置には電磁バルブの吸い付き動作を受ける導入板が設置され、また制御部には誘導器が設置されて皮剥離部作業区域に入ったタケノコを感知し、タケノコを皮剥離部の第１、第２皮剥離巻軸組の加工区へ送られると、導入板によってタケノコの皮前端が巻軸方向に案内され、巻軸の巻き取り作用によって、皮が外側に剥かれ、巻軸によって続けて巻き取られ、タケノコが送られることを特徴とするものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のタケノコ皮剥き機の実施例を図面に基づいて説明する。
先ず、図１、図２に示すように、タケノコ皮剥き機は、輸送部１、皮分割部２、皮剥離部３、回転部４、及び制御部５を含み、そのうち、輸送部１は機台１１を主体として、機台１１上にはタケノコの移送方向に適当な間隔で複数の輸送ローラー１２が配設されており、この上にタケノコＡを載せる。また回転部４の輸送モーター４１は、チェーン及び鎖軸によって構成される伝動部品４１１と共に動き、輸送ローラー車輪１２と同時に回転させ、タケノコＡを移送する。更に機台１１の末端には受取槽１４が設置され、タケノコＡが皮を剥かれて完成した芯部分を受け取る。また輸送部１は皮分割部２と皮剥離部３の作業区域において、それぞれ輸送ローラー１２が設置され、タケノコに合わせて圧力を掛ける圧力ローラー１３を形成し、タケノコの位置を規制する。制御部５は、機台１１に設置して、操作、設定の面板５１を備え、制御面板５１には制御回路５２によって皮剥き機全体の運行を実行する。
【００１０】
また、皮分割部２と皮剥離部３は、順序に従って輸送ローラー１２の輸送経路上に配置される。そのうち皮分割部２は輸送ローラー１２中央の上下位置に、それぞれ輸送モーター４１の回転を受けるカッター２１が設置され、輸送部１によってタケノコが皮分割部２の作業区域に送られる時、皮分割部２のカッター２１によってタケノコＡの皮Ａ１上下に分割線Ａ１１を切り入れ（図５を参照のこと）、再び輸送部１によってタケノコＡを皮剥離部３の作業区域に送る。
【００１１】
そして皮剥離部３には、タケノコＡの皮Ａ１の分割線Ａ１１に近い左右区域にそれぞれ第１、第２皮剥離巻軸組３１、３２が設置される。図３及び図４に示すのは第１皮剥離巻軸組３１を例としている。その巻軸組は主に複数の巻軸３１１が並列して設置される。また図１に示すとおり、回転部４の中の皮剥離モーター４２は、同様にチェーン及び鎖軸から構成される伝動部品４２１の連結で動き、巻軸組の巻軸の回転によって回転し、巻軸によって巻き取る効果を備える。また図１及び図２に示すとおり、第１、第２皮剥離巻軸組３１、３２の位置には、導入板３３が設置され、制御部５の誘導器５３によりタケノコＡが皮剥離部３に入った状態を感知する。図５、図６及び図８に示すとおり、タケノコＡを皮剥離部３の第１、第２皮剥離巻軸組３１、３２の加工区域に送ったとき、導入板３３によってタケノコＡの皮Ａ１前端が巻軸の方向に引き寄せられ、巻軸の巻き取り作用によって皮Ａ１が外に剥かれ、巻軸によって巻き取られたタケノコが送られる。図８に示すとおり、導入板３３は主に電磁バルブ３４に吸い付いて動き、入ってきたタケノコＡの輸送経路途中、皮Ａ１前端を導き、引き入れる作用があり、タケノコＡの皮Ａ１の前端を巻き取ると、バネ３５の作用によって戻り、タケノコＡ輸送が妨げられないようにする。
【００１２】
更に、図６に示すとおり、皮剥離部３の第１皮剥離巻軸組３１には裁断ナイフ６が設置され、皮Ａ１の先端が巻軸３１１に挟まれて巻き取ると同時に、裁断ナイフ６によって皮Ａ１を第１皮剥離巻軸組３１の巻き取り方向に向け、別側の皮先端を切除し、その方向の皮先端と皮Ａ１主体を剥がし、第１皮剥離巻軸組３１はその巻き取った皮を剥がし、同時にその剥ぎ取った皮及び裁断ナイフで切除した皮先端を集中させるのに便利である。また図７に示すとおり、裁断ナイフ６は偏芯輪６２が回転する刃部６１前端に設置し、その偏芯輪６２は回転軸６３によって回転し、離合器６４とブレーキ６５によって裁断ナイフ６の動作が制御される。また一面側の皮は、第１皮剥離巻軸組３１により、図８に示すとおり、タケノコＡがまだ皮を剥かれる前の前端には芯Ａ２が突出しており、第２皮剥離巻軸組３２の作業区域に入ると、導入板３３の案内で第２皮剥離巻軸組３２の中に入り、タケノコＡの最後の皮Ａ１が剥がされる。
【００１３】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のタケノコ皮剥き機は、主に輸送部、皮分割部、皮剥離部、回転部及び制御部から構成され、制御部と回転部によって設定した作業工程により輸送部によってタケノコが縦方向に皮分割部の作業区域に送られ、皮分割部のカッターがタケノコの上下に分割線を入れ、再び輸送部によってタケノコを皮剥離部の作業区域に送る。すると裁断ナイフによって皮を第１皮剥離巻軸組の巻き取り方向と別の側の先端を切除し、皮剥離部の導入板によって第１、第２皮剥離巻軸組に導かれ、タケノコ分割線両側の皮を巻き取ってタケノコの主休から剥がし、完全自動で皮剥き作業を完成するという特徴を有する。それにより、早く確実にタケノコの皮を剥くのに効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のタケノコ皮剥き機の一実施例を示す構造説明図である。
【図２】図１の皮分割部と皮剥離部の平面図である。
【図３】図１の第１皮剥離巻軸組の平断面図である。
【図４】図３の第１皮剥離巻軸組の縦断面図である。
【図５】図２の第１皮剥離巻軸組が皮をはがしている動作説明図である。
【図６】図２の第１皮剥離巻軸組が皮をはがしている動作説明図である。
【図７】図１の裁断ナイフの構造説明図である。
【図８】図２の第２皮剥離巻軸組が皮をはがしている動作説明図である。
【符号の説明】
Ａ タケノコ
Ａ１ 皮
Ａ１１ 分割線
Ａ２ 芯
１ 輸送部
１１ 機台
１２ 輸送ローラ
１３ 圧力ローラー
１４ 受取槽
２ 皮分割部
２１ カッター部
３ 皮剥離部
３１ 第１皮剥離巻軸組
３１１ 巻軸
３２ 第２皮剥離巻軸組
３３ 導入板
３４ 電磁バルブ
３５ バネ
４ 回転部
４１ 輸送モーター
４１１ 伝動部品
４２ 皮剥離モーター
４２１ 伝動部品
５ 制御部
５１ 制御面板
５２ 制御回路
５３ 誘導器
６ 裁断ナイフ
６１ 刃部
６２ 偏心輪
６３ 回転軸
６４ 離合器
６５ ブレーキ
Claims (5)
- タケノコ皮剥き機は、主に輸送部、皮分割部、皮剥離部、回転部及び制御部から構成され、制御部と回転部によって設定した作業工程により輸送部によってタケノコが縦方向に皮分割部の作業区域に送られ、皮分割部のカッターでタケノコの上下に分割線を入れ、再び輸送部によってタケノコを皮剥離部の作業区域に送り、皮剥離部の第１、第２皮剥離巻軸組によってタケノコの分割線両側の皮を巻き取り、タケノコの主体を剥がし、完全自動で皮剥き作業を完成することを特徴とするタケノコ皮剥き機。
- 前記輸送部は、機台を主体とし、機台は操作と設定をする制御面板があり、制御面板には制御回路が設置され、皮剥き機全体の運行を実行するもので、また機台上にはタケノコの輸送方向に従い、適する間隔で輸送ローラーが設置され、タケノコが置かれ、また回転部には輸送ローラーを動かす輸送モーターが設置され、伝動部品と共に連結して動き、輸送ローラーと共に回転してタケノコを送る効果があり、また、この輸送部は皮分割部と皮剥離部の作業区域にあり、輸送ローラーと共にタケノコに対応して圧力を掛ける圧力ローラーが設置され、タケノコの位置を限定する作用を備えることを特徴とする請求項１記載のタケノコ皮剥き機。
- 前記皮分割部は、輸送ローラー中央の上下位置に輸送モーターによって動くカッターがそれぞれ設置され、輸送部によってタケノコが皮分割部の作業区域に送られてくると、皮分割部のカッターがタケノコの皮上下側に分割線を切り入れ、また皮剥離部の第１皮剥離巻軸組には裁断ナイフが設置されており、その裁断ナイフは偏芯輪の動きを受ける刃部前端に設置され、その偏芯輪は回転軸によって回転し、離合器とブレーキによって裁断ナイフの動停止が制御され、皮先端を挟んで巻き取ると同時に、裁断ナイフによって皮を第１皮剥離巻軸組の巻き取り方向に向け、別側の皮先端を切除し、その方向の皮先端と皮主体を剥がし、第１皮剥離巻軸組はその巻き取った皮を剥がし、同時にその剥ぎ取った皮及び裁断ナイフで切除した皮先端を集中させるのに便利であることを特徴とする請求項１記載のタケノコ皮剥き機。
- 前記皮剥離部は、タケノコの皮の分割線に近い左右区域にそれぞれ第１、第２皮剥離巻軸組が設置され、第１、第２皮剥離巻軸組は複数の巻軸が並列して設置され、回転部の中の皮剥離モーター及び伝動部品は、第１、第２皮剥離巻軸組の連結によって動き、巻軸組の巻軸の回転によって回転し、巻軸によって巻き取ることを特徴とする請求項１記載のタケノコ皮剥き機。
- 前記第１、第２皮剥離巻軸組の位置には、電磁バルブの吸い付き動作を受ける導入板が設置され、また制御部には誘導器が設置されて皮剥離部作業区域に入ったタケノコを感知し、タケノコを皮剥離部の第１、第２皮剥離巻軸組の加工区へ送られると、導入板によってタケノコの皮前端が巻軸方向に案内され、巻軸の巻き取り作用によって、皮が外側に剥かれ、巻軸によって続けて巻き取られ、タケノコが送られることを特徴とする請求項１記載のタケノコ皮剥き機。
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|---|---|---|---|
| JP2002170062A JP3884332B2 (ja) | 2002-06-11 | 2002-06-11 | タケノコ皮剥き機 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004008181A true JP2004008181A (ja) | 2004-01-15 |
| JP3884332B2 JP3884332B2 (ja) | 2007-02-21 |
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ID=30436440
Family Applications (1)
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