JP2004358760A - タイヤ用コード貼付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】成型ドラム上のゴムシート等のコード貼付用支持面に対して、タイヤ用コードを両側の折り返し部でカットしながら連続して貼り付けることができる貼付装置を提供する。
【解決手段】コード貼付ヘッド10と、折り返し部でコードCをカットする切断手段30を備え、コード貼付ヘッド10は、支持面3に対し離隔自在な貼付ローラ11を有し、貼付ローラ11が折り返し部で支持面3から一旦離隔するように設けられ、切断手段30は、折り返し部における貼付ローラ11の支持面3からの離隔時に、貼付ローラ11と支持面3との間に進入してコードCをカットする切断部材31を備える。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気入りタイヤの製造において、主としてカーカスプライ等を構成するタイヤコードを、成型ドラムあるいはその外周面上のゴムシート等よりなるコード貼付用支持面に対して貼り付けるためのタイヤ用コード貼付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
近年、空気入りタイヤの製造において、例えばカーカス層を構成する手段として、すだれ織り等による長尺の原反をカレンダー処理し、これを所定の幅寸法、角度で裁断して得られたカーカスプライを成型ドラム上に巻き付けて積層する従来の方法に代えて、接着剤処理あるいはゴム引き処理したナイロンやポリエステル等のシングルのタイヤ用コードを、製品タイヤの内周面形状に近似する形状のコア上あるいは成型ドラム上において順次位置をずらせてジグザグ状に並べて貼り付け巻装することが行われている(例えば、下記の特許文献1〜3)。この場合、コード角度を自由に設定でき、また必要部分でコード角度を変更できる等の利点があり、その利用が多くなっている。
【0003】
前記タイヤ用コードの成型ドラム上のコード貼付用支持面(通常、該ドラム外周面に巻装したインナーライナー用のゴムシートよりなる)に対する貼り付けは、長尺のコードを給出し貼り付ける機能を持ったコード貼付ヘッドを、前記成型ドラムの軸方向(装置幅方向)に往復運動させながら、該成型ドラムの回転により該ドラム外周面のインナーライナー用のゴムシートよりなる前記支持面に送りを与えて、前記貼付ヘッドより給出する長尺のタイヤ用コードを任意の貼付パターンで前記支持面に貼り付けるもので、これによりシングルコードの貼付作業の高速化、自動化を実現しようとしたものである。
【0004】
この際、両側端部(耳部)については、貼り付けた前記コードを連続状のままで製作するか、あるいは全体としてシート状に貼り付けてから、タイヤに応じた幅寸法に合わせて両側端部をカットしトリミングしていた。
【0005】
しかし、前記コードを連続状にした場合は、コードの折り返し部が嵩張り、タイヤのバランスをとり難い、コード使用量が多くなる等の問題がある。また、両側端部をトリミングする方法では、成型上においてトリミングの工程が別途必要になる上、トリミングにより端部屑が発生することになり、その廃棄等の処理が面倒なもので、貼付作業の省力化、効率化を妨げることになる。
【0006】
そこで、前記のタイヤ用コードの貼り付けと同時に、該コードをその折り返し部でカットすることにより、トリミングによる端部屑の発生をなくし、貼付作業の省力化、高速化を進めようとしたものであり、本発明は、折り返し部でのコードカットを正確にかつ自動的に行うことができるタイヤ用コード貼付装置を提供しようとするものである。
【0007】
【特許文献1】
特開平6−155628号公報
【0008】
【特許文献2】
特開平11−28907号公報
【0009】
【特許文献3】
特開平11−198247号公報
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決する本発明のタイヤ用コード貼付装置は、成型ドラム上のゴムシート等よりなるコード貼付用支持面に対し、該支持面の送り方向と直交する装置幅方向にコード貼付ヘッドを往復運動させて、長尺のタイヤ用コードを所定の貼付パターンで貼り付ける装置であって、前記コード貼付ヘッドと共に両側の折り返し部の位置で前記コードをカットする切断手段を備えてなり、前記コード貼付ヘッドは、前記支持面に対し接近離隔可能で、接近作用により前記コードを該支持面に対し押圧し貼り付ける貼付ローラを備え、該貼付ローラが、両側の折り返し部で該支持面から一旦離隔するように設けられ、前記切断手段は、前記折り返し部における前記貼付ローラの前記支持面からの離隔時に、該貼付ローラと該支持面との間に進入して前記コードをカットする切断部材を備えてなることを特徴とする。
【0011】
このタイヤ用コード貼付装置によれば、成型ドラム上のゴムシート等よりなるコード貼付用支持面の送りに対応してコード貼付ヘッドが装置幅方向に往復運動することにより、該貼付ヘッドより給出するタイヤ用コードを、該貼付ヘッドに備える貼付ローラにより押圧しながら前記支持面に対し確実に貼り付けることができる。
【0012】
そして、両側の折り返し部においては、前記貼付ローラが前記支持面から一旦離隔して折り返し動作を行うとともに、前記の離隔状態にある間に、切断手段の切断部材が前記貼付ローラと前記支持面との間に進入して該コードを折り返し部で自動的にカットする。このコードカット後に、方向変換等の折り返し動作を行なった前記貼付ローラが、再度前記支持面に対接することにより、カットされたコードの先端部を前記支持面に対し押さえ、前記とは逆方向に貼り付ける。このように、両側の折り返し部で貼り付けたコードをカットしながら連続してバランスよく貼り付けることができる。
前記のタイヤ用コード貼付装置において、前記貼付ローラには、その外周に前記コードをガイドするための周方向のガイド溝が形成され、該ガイド溝の周方向所要間隔毎にローラ内部に通じる吸引孔が設けられ、適宜吸引手段によるローラ内部からの吸引により、カットされたコードの先端部を前記ガイド溝に吸引保持可能に設けられてなるものとすることができる。
【0013】
これにより、成型ドラム上等の前記支持面に対し貼り付けられるコードが、前記貼付ローラ外周のガイド溝に保持されて、所定の位置に正確に貼り付けできるとともに、前記のように折り返し部でカットした際に、カットされたコードの先端部を該ガイド溝に有する吸引孔より吸引して該ガイド溝内に確実に保持でき、折り返し動作後に、貼付ローラを支持面に対し押接させることにより、前記コードの先端部を前記支持面に対し自動的に貼り付けることができ、そのまま連続してコード貼付を行える。
【0014】
また、前記貼付ローラのローラ内部には、常に一定の角度範囲のみに吸引力を作用させるための仕切部材が配されてなるものが好ましく、これにより、カットされたコードの先端部を貼付ローラの一部の吸引有効範囲で確実に保持でき、過度に貼付ローラに巻き付いてしまうおそれがなく、折り返し後のコード貼付をスムーズに行うことができる。
【0015】
前記コードの供給経路中に、カットした後のコード先端部を前記貼付ローラの吸引有効範囲にまで後退させる引き戻し手段を備えてなる場合、前記貼付ローラと成型ドラム上等の支持面との間でカットされたコードの先端部を貼付ローラの前記吸引有効範囲まで引き戻すことで、該先端部を余さずに前記ガイド溝に保持できて、該先端部から確実に貼り付けることができる。
また、前記貼付ローラの外周に近接して、前記ガイド溝に嵌り込んだ前記コードの外れを防止するガイド部材が設けられていると、コード貼付ヘッドの走行移動による貼り付け途中でのコード外れを防止できるとともに、前記の折り返し部でのコードカット後に自由端となったコード先端部の外れも防止でき、コード貼付ヘッドの往復運動によるコード貼付を、折り返し部でコードカットを行いながら連続して行うことができる。
【0016】
前記のほか、前記コード貼付ヘッドにおける貼付ローラとして、往動用と復動用との二つの貼付ローラを備え、往動用の貼付ローラと復動用の貼付ローラとは、両側の折り返し部において往復走行に対応する前記往動用または復動用の一方の貼付ローラを前記コード貼付用支持面との対向側の貼付作用位置に位置するように切替可能に設けられてなるものとすることができる。
【0017】
また、前記のタイヤ用コード貼付装置において、前記切断手段としては、前記切断部材が、前記離隔時の前記貼付ローラの軸心位置もしくはこれより離れた位置を支点にしてスイング可能に支持されたカッター刃であり、該カッター刃のスイング動作により前記貼付ローラと前記支持面上の前記コードとの間を通過して該コードをカットするように設けられてなるものとすることができる。
【0018】
また、前記切断手段としては、前記切断部材が前記支持面からの離隔時における前記貼付ローラと該支持面上の前記コードとの間を装置幅方向に走行可能に支持されたカッター刃であり、該カッター刃が前記貼付ローラと前記支持面上の前記コードとの間を通過して該コードをカットするように設けられてなるものとすることもできる。この場合、前記離隔時の前記貼付ローラと前記支持面との間隔を小さく設定でき、カットされた貼付コードの自由端が少なく、コードの剥離が生じ難くなる。
【0019】
前記のカッター刃の後続に、該カッター刃に追従して走行することによりカットされたコードの端部を押圧するローラを備えてなるものが好ましい。この場合、カットされた貼付されたコードの端部も支持面に対し貼り付けられ、綺麗に揃えて貼り付けることができ、コードの端部からの剥離も生じず、貼り付け状態が安定する。
【0020】
前記切断部材として、前記貼付ローラの前記支持面からの離隔時に、該貼付ローラと前記支持面上の前記コードとの間に進入して該コードをカットする鋏部材を備えてなるものとすることもできる。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
【0022】
図1は本発明のタイヤ用コード貼付装置の1実施形態の要部の概略を示す斜視図、図2は貼付ローラの部分を拡大した斜視図、図3は貼付ローラの断面図、図4は貼付ローラによるコード貼付状態の断面図、図5は折り返し部での貼付ローラを成形ドラム上の支持面から離隔させた状態の断面図、図6は折り返し動作後のコードカット状態を示す断面図である。
【0023】
図1において、1はタイヤ製造上の円筒状のグリーンケースあるいはグリーンタイヤを成型する成型ドラムであって、基本的に従来の成型ドラムと同様の構成をなしており、サーボモータ等の駆動手段(図示せず)により回転駆動されるように設けられている。2は前記成型ドラム1の外周面に巻装したインナーライナー用のゴムシートであり、その表面が貼付対象のタイヤ用コードCを貼付するためのコード貼付用の支持面3となる。10はコード貼付ヘッド、30はコードCの切断手段を示している。
【0024】
貼付対象のタイヤ用コードCは、主として接着剤処理あるいはゴム引き処理したナイロンやポリエステル等のシングルのコードである。このほか、数本(例えば2,3本)のコードを並列してゴム引きした細幅テープ状のコードを貼着する場合もある。
【0025】
前記コード貼付ヘッド10は、前記成型ドラム1の上方において、装置幅方向に配されたリニアガイド手段(図示省略)を介して、ドラムの軸心方向である装置幅方向(図4の左右方向)に走行移動可能に支持されており、サーボモータ等の適宜駆動手段(図示せず)により、前記成型ドラム1上の所定の範囲内で往復運動するように設けられている。14はその走行移動のための支持用ベース部材である。
【0026】
前記コード貼付ヘッド10は、その下端部に貼付ローラ11を備えている。該貼付ローラ11は、シリンダー等の進退手段12に連結された支持部材13に回転可能に取着され、前記進退手段12の作動により前記成型ドラム1上のゴムシート2よりなるコード貼付用の支持面3に対して接近離隔可能に、図示する例では昇降可能に支持されており、その接近作用により、前記ベース部材14及び進退手段12の内孔を通じて上方より供給される前記コードCを、前記支持面3に対して押圧し貼り付けるように設けられている。
【0027】
また、前記貼付ローラ11は、前記進退手段12の作動が制御されることにより、装置幅方向両側端の折り返し部において前記支持面3から一旦離隔(上昇)して、コード貼付パターンに応じた角度方向への方向変換等の所定の折り返し動作及びコードカット動作を行った後に、前記支持面3に接近(降下)状態に復帰するように設定されている。そして、後述する切断手段30は、前記貼付ローラ11の前記支持面3からの隔離時(上昇時)に、切断部材31が貼付ローラ11と支持面3との間に進入して該支持面3に貼り付けられた前記コードCの折り返し部をカットするように設けられる。そのため、前記貼付ローラ11の支持面3からの離隔寸法Hは、切断手段30の形態に応じて設定される。
【0028】
前記貼付ロール11は、図2及び図3等に拡大して示すように、その外周における幅方向の略センターに、上方より供給される前記コードCをガイドするための周方向のガイド溝15が設けられている。このガイド溝15は、前記コードCの直径より浅く、該ガイド溝15に前記コードCの一部が嵌まり込むことで、該コードCのローラ幅方向のずれや外れを規制できるようになっている。
【0029】
前記ガイド溝15の周方向の所要間隔毎に、ローラ内部17に通じる吸引孔16が設けられている。ローラ内部17は、例えば中空の軸部材18の内孔部18aを介して真空ポンプ等の吸引手段(図示せず)と接続され、該吸引手段によるローラ内部17からの吸引により、折り返し部でカットされた供給側のコードCの先端部c1を前記ガイド溝15に吸引保持できるように設けられている。
【0030】
前記貼付ローラ11のローラ内部17には、常に一定の角度範囲のみに吸引力を作用させるための一対の仕切部材19が配されている。例えば、貼付ローラ11の外周面において、折り返し後のコードCの先端部c1からの貼付開始がスムーズに行われるように、折り返し後のコード貼付方向に向かって前側の領域における30°〜90°の角度範囲が吸引有効範囲αとなるように設定されている。18bは前記ローラ内部17と軸部材18の内孔部18aとの連通孔で、前記吸引有効範囲αの位置に設けられている。
【0031】
前記のように、前記貼付ローラ11のガイド溝15に吸引有効範囲αを設定する場合、図7に示すように、前記コードCの供給途中に、カットした後のコードCの先端部c1を前記貼付ローラ11の吸引有効範囲αにまで後退させる引き戻し手段20を設けておくのがよい。この引き戻し手段20としては、例えば、前記コードCの送行経路の途中において、該コードCを迂回送行させるガイドローラ21を配するとともに、該ガイドローラ21をシリンダー22の進退運動により迂回量を変化させるように設け、前記コードCをカットした後、該コードCの迂回量を大きくして、前記先端部c1を引き戻すように設ける。もちろん、他の機構を利用したコード引き戻し手段を利用することもできる。
【0032】
さらに、図6に鎖線で示すように、前記貼付ローラ11の外周、特にコード貼付方向に向かって前方側の外周面に近接して、前記ガイド溝14に嵌り込んだ前記コードCを貼付ローラ11に対して押さえる補助のローラ等のガイド部材23を設け、該コードCの前記ガイド溝14からの外れを防止することができる。この場合、前記ガイド溝15の吸引孔16による吸引保持機能は必ずしも必要ではないが、両者を併せて設けておくのがより望ましい。
【0033】
なお、上記の貼付ローラ11は、上方から供給されるコードCを貼付方向に向かって前側を回して給出しながら支持面3に対して貼着するので、装置幅方向両側端の折り返し部では、貼付ローラ11の外周面に接触するコードCと貼付ローラとの位置関係を変換する必要がある。またコード貼付方向を変化させる場合にも、前記貼付ローラ11をその軸心がコード貼付方向に対し直角の方向を向くように調整する必要がある。
【0034】
そのため、前記コード貼付ヘッド10は、前記貼付ローラ11の支持部あるいは貼付ヘッドの全体が旋回可能に設けられる。図示する実施例の場合、コード貼付ヘッド10が、前記ベース部材14に対しロータリーシリンダー等の旋回駆動手段25を介して旋回可能に支持されている。折り返し部での切断手段30によるコード切断は、前記の旋回による方向変換動作の後に行うのが望ましい。
【0035】
切断手段30は、コードCを貼付する成型ドラム1上等の前記支持面3から前記貼付ローラ11を隔離した状態において、該貼付ローラ11と前記支持面3との間に進入、特には前記貼付ローラ11と前記支持面3上に貼付されたコードCとの間に進入して該コードCをカットできる切断部材31を備えている。
【0036】
前記の切断部材31として、図8及び図9に示す実施例の場合は、両側の折り返し部の位置において、前記支持面3からの垂直方向の距離が前記離隔時の前記貼付ローラ11の軸心位置もしくはこれより離れた位置に軸心Gを有する回動可能な支持部材32に取り付けられ、該支持部材32の回転により前記軸心Gを中心にスイング可能に設けられた薄刃状のカッター刃33からなる。このカッター刃33は、前記支持部材32に連結されたL形の取着部材34に固定されて支持され、前記貼付ローラ11の前記支持面3からの離隔状態のときに、前記軸心Gを中心とするスイング動作により、図6のように前記貼付ローラ11と支持面3上のコードとの間を通過して、貼付ローラ11を回って下方に延びているコードCを、その折り返し部でカットできるように設けられている。図の場合、前記カッター刃33は、スイング半径の円弧状に曲成されている。
【0037】
前記のカッター刃33を備える前記切断手段30は、装置幅方向両側の折り返し部の位置に、それぞれ前記貼付ローラの走行位置から退避して配置しておき、前記貼付ローラ11が折り返し部の位置で支持面3から離隔したとき、前記カッター刃22が前記走行位置に進出してスイング動作することにより、前記貼付ローラ11と支持面3との間を通過するように設けるほか、前記貼付ローラ11を含むコード貼付ヘッド10とは別の装置幅方向の移動手段(図示せず)により前記ヘッド10の走行に追従して移動して、かつ前記貼付ローラ11が折り返し部において前記支持面3から離隔したとき、前記支持部材32の軸心Gがローラ軸心と該支持面3に対し垂直方向に並ぶ位置に移動してからスイング動作を行うように設けることもできる。さらに、前記カッター刃33をコード貼付ヘッド10に装備しておいて、両側の折り返し部の位置において前記のように貼付ローラ11の離隔作用に対応して前記スイング動作を行うように設けることもできる。いずれの場合も、貼付ローラ11の方向変換による折り返し動作の後で、装置幅方向の内方から外方に向かってスイング動作させてカットするように設けるのが望ましい。
【0038】
なお、前記カッター刃33は、カット作用時のスイング方向(回動方向)の先端側に刃部を有するものよりなる。図8および図9に示すカッター刃33は、左右両側の折り返し部の位置にそれぞれ個別に設ける切断手段30の一方のカッター刃を示しており、一方のスイング方向(回動方向)の先端側にのみ刃部が設けられている。このほか、一つの切断手段30を左右両側の折り返し部でのカット作用に使用する場合等、必要に応じて、正逆の回動方向両端にそれぞれ刃部を設けておくこともできる。
【0039】
いずれにしても、前記刃部の一部にV形の刃部分33aを設けるとともに、取着部材34の対応個所を切欠形成しておき、前記コードCを前記V形の刃部分33aに保持して確実にカットできるように形成しておくのが、カット作用の確実性の点から望ましい。34aは切欠部を示す。
【0040】
前記の切断部材31として、図10及び図11のように、装置幅方向両側の折り返し部において、それぞれ前記貼付ローラ11が前記支持面3から離隔した状態において、前記貼付ローラ11と、該支持面3との間、特には該支持面3上に貼付された前記コードCとの間を、装置幅方向に走行可能に設けた薄刃状のカッター刃35とすることができる。このカッター刃35は、適宜走行手段(図示せず)により装置幅方向に走行可能な支持板36に対しL形の取着部材37を介して取付けられ(図10)、前記支持板36とともに走行移動することにより、前記貼付ローラ11と前記支持面3上の前記コードCとの間を通過して該コードCをカットするように設けられる(図11)。
【0041】
このカッター刃35についても、前記コード貼付ヘッド10に同伴して走行移動するように設けておくことができる。また、前記カッター刃35の刃部の一部にV形の刃部分35aを設けるとともに、取着部材37の対応個所を切欠形成しておいて、前記コードCを前記刃部分35aで確実にカットできるようにするのがよい。
【0042】
前記のように、薄刃状のカッター刃35を装置幅方向に支持面に対し平行に走行させる場合、前記支持面3から離隔した貼付ローラ11と該支持面3との間をの間隔を、前記カッター刃35が通過できる程度に小さく設定できる。
【0043】
さらに、図12のように、前記カッター刃35の走行方向の後続に、該カッター刃35に追従して走行することにより、カットされた貼付側のコードCの端部c2を成形ドラム1上等の支持面3に対し押圧する補助のローラ38を支持板36に取設しておくこともできる。この場合、前記貼付ローラ11は前記支持面3から前記ローラ38が通過できる程度に上方へ離隔させておく。この実施例の場合、カットされたコード端部c2が前記ローラ38で押圧されるため(図13)、該端部c2まで支持面3に対し確実に貼着することができ、該端部c2からの剥れ等が生じず、カットされたコードCの端部処理が容易になる。
【0044】
さらに、前記切断部材31として、図14のように、両側の折り返し部の位置において、それぞれ前記貼付ローラ11の前記支持面3からの離隔時に、該貼付ローラ11と前記支持面3上の前記コードCとの間に進入して該コードCをカットする鋏部材39を備えておくこともできる。この場合、前記貼付ローラ11と支持面3との間への進入のための手段は、上記のカッター刃35の場合と同様の機構を利用でき、また一対の刃部材39a,39bの開閉による鋏部材39のカット作用ついては、両刃部材39a,39bの少なくとも一方を他方に対して開閉できるように設けて実施できる。
【0045】
なお、上記した実施例においては、両側の折り返し部での前記貼付ロー11の折り返し動作として、前記貼付ローラ11におけるコードCの接触側を貼付方向前側に向けるように、貼付ローラ11の支持部分あるいはコード貼付ヘッド10の全体を略180°旋回させるものとして説明したが、このほか、図15及び図16に示すように、往動用と復動用の二つの貼付ローラ11a,11bを近接配置しておいて、該両ローラを往動時と復動時に対応するように両側の折り返し部で交互に切り替えるように構成して実施することができる。
【0046】
その手段として、前記コード貼付ヘッド10の下部に、旋回用軸心に対して直交する軸心dを中心に回動可能な円形の切替用支持体27を、シリンダー等の進退可能な支持手段(図示省略)により上下動可能に設けるとともに、該切替用支持体27の前面に、該軸心dを中心とする円上(同一円上)にそれぞれの軸心を持つ往動用と復動用の二つの貼付ローラ11a,11bとを近接して並設する。サーボモータ等の駆動手段(図示せず)による前記切替用支持体27の正逆の回動により、前記両貼付ローラ11a,11bの一方を、交互に前記成型ドラム1上の支持面3との対向側で前記支持体27より下方に突出する最下部の貼付作用位置に位置させ得るように切替可能に設ける。
【0047】
そして、前記コード貼付ヘッド10の往復走行に対応して両側の折り返し部において支持面3から離隔した状態での前記駆動手段による切替制御により、前記両貼付ローラ11a,11b間に上方より供給されるタイヤ用コードCが、往復走行に対応する前記往動用の貼付ローラ11aまたは復動用の貼付ローラ11bの前側に対接して回り込んだ状態になり、これにより、往動時及び復動時のいずれの場合にも、下方の前記成型ドラム1上の支持面3に対して押圧しながら貼付できるようになっている(図15)。また、図16のように、前記折り返し動作のための前記支持面3からの離隔時に、上記の実施例と同様の切断手段30を利用して、前記コードCを折り返し部でカットするように設けて実施できる。
【0048】
前記往動用と復動用の二つの貼付ローラ11a,11bは、両者の間隔を任意に設定できるが、実施上は、上方より両貼付ローラ11a,11b間に供給されるコードCと常に接触するように、さらには両ローラ間に挟持できる程度に近接配置して、両貼付ローラ11a,11bの切替時を含めてコード外れを防止できるように設定しておくのがよい。
【0049】
このような構造のものにおいても、両側の貼付ローラ11a,11bを、上記した実施例の場合と同様に、その外周面に周方向のガイド溝を形成して、その溝に吸引孔を形成し、カットされたコードCの端部c1を吸引保持できるように設けて実施するのが望ましく、またカットされたコード端部を所定の位置まで後退させる引き戻し手段をコード供給途中に設けておくのがよい。
【0050】
なお、この二つの貼付ローラを使用する場合についても、該ローラを貼付方向に合わせて角度調整するために、ロータリーシリンダー等の手段により旋回調整可能に設けられる。
【0051】
【発明の効果】
上記したように本発明のタイヤ用コード貼付装置によれば、成型ドラム上のゴムシート等のコード貼付用の支持面に対して、コード貼付ヘッドを往復移動させてコードを順次貼付するとともに、両側の折り返し部においては、貼付ローラの支持面からの離隔して折り返し動作するとともに、前記離隔時に、切断手段の切断部材が該貼付ローラと支持面との間に進入してコードの折り返し部を切断することにより、両側の折り返し部でコードをカットした状態で貼付することができる。
【0052】
特に、貼付ローラの外周にガイド溝を設けてカットされたコードの貼付開始側の先端部を保持するようにした場合、該先端部を自動的に所定の位置に貼り付けることができ、連続して効率よく迅速に貼り付けることができる。
【0053】
そのため、成型されたグリーンケースあるいはグリーンタイヤの側端部のコード処理が容易になるばかりか、コード側端部をカットした状態のカーカスプライを容易に構成でき、その実施を容易にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタイヤ用コード貼付装置の1実施例を示す斜視図である。
【図2】同上の貼付ローラの部分の拡大斜視図である。
【図3】同上の貼付ローラの部分の拡大断面図である。
【図4】同上の貼付ローラによるコード貼付状態を示す断面図である。
【図5】折り返し部において貼付ローラを成型ドラム上の支持面から離隔させた状態のコードカット前の断面図である。
【図6】同上の折り返し動作後のコードカット状態を示す断面図である。
【図7】コード供給途中の引き戻し手段を例示する略示説明図である。
【図8】切断手段の1実施例を示す斜視図である。
【図9】同上の切断手段の正面図である。
【図10】切断手段の他の実施例を示す一部の斜視図である。
【図11】同上の切断手段によるコードカット状態を示す一部の断面図である。
【図12】切断手段のさらに他の実施例を示す一部の正面図である。
【図13】同上の切断手段によるコードカット状態の断面図である。
【図14】切断手段のさらに他の実施例のコードカット状態の断面図である。
【図15】往動用と復動用との二つの貼付ローラを備える貼付ヘッドの実施例を示すコード貼付状態の一部の正面図である。
【図16】同上の二つの貼付ローラの切替動作状態とコードカット状態を示す一部の正面図である。
【符号の説明】
1 成型ドラム
2 インナーライナー用のゴムシート
3 支持面
10 コード貼付ヘッド
11 貼付ローラ
11a,11b 往動用と復動用の貼付ローラ
12 進退手段
13 支持部材
14 ベース部材
15 ガイド溝
16 吸引孔
17 ローラ内部
18 軸部材
18a 内孔部
18b 連通孔
19 仕切部材
20 引き戻し手段
21 ガイドローラ
22 シリンダー
23 ガイド部材
25 旋回駆動手段
27 切替用支持体
30 切断手段
31 切断部材
32 支持部材
33 カッター刃
33a V形の刃部分
35 カッター刃
35a V形の刃部分
36 支持板
38 補助のローラ
39 鋏部材
C タイヤ用コード
c1 カットされたコード先端部
c2 カットされた貼付側コードの端部
d 軸心
H 離隔寸法
α 吸引有効範囲

Claims (10)

  1. 成型ドラム上のゴムシート等のコード貼付用支持面に対し、該支持面の送り方向と直交する装置幅方向にコード貼付ヘッドを往復運動させて、長尺のタイヤ用コードを所定の貼付パターンで貼り付ける装置であって、
    前記コード貼付ヘッドと共に両側の折り返し部の位置で前記コードをカットする切断手段を備えてなり、
    前記コード貼付ヘッドは、前記支持面に対し接近離隔可能で、接近作用により前記コードを該支持面に対し押圧し貼り付ける貼付ローラを備え、該貼付ローラが、両側の折り返し部で該支持面から一旦離隔するように設けられ、
    前記切断手段は、前記折り返し部での前記貼付ローラの前記支持面からの離隔時に、該貼付ローラと該支持面との間に進入して前記コードをカットする切断部材を備えてなることを特徴とするタイヤ用コード貼付装置。
  2. 前記貼付ローラには、その外周に前記コードをガイドするための周方向のガイド溝が形成され、該ガイド溝の周方向所要間隔毎にローラ内部に通じる吸引孔が設けられ、適宜吸引手段によるローラ内部からの吸引によって、カットされたコードの先端部を前記ガイド溝に吸引保持可能に設けられてなる請求項1に記載のタイヤ用コード貼付装置。
  3. 前記貼付ローラのローラ内部には、常に一定の角度範囲のみに吸引力を作用させるための仕切部材が配されてなる請求項2に記載のタイヤ用コード貼付装置。
  4. 前記コードの給送途中に、カットした後のコード先端部を前記貼付ローラの吸引有効範囲にまで後退させる引き戻し手段を備えてなることを特徴とする請求項3に記載のタイヤ用コード貼付装置。
  5. 前記貼付ローラの外周に近接して、前記ガイド溝に嵌り込んだ前記コードの外れを防止するガイド部材が設けられてなる請求項2〜4のいずれか1項に記載のタイヤ用コード貼付装置。
  6. 前記貼付ローラとして、往動用と復動用との二つの貼付ローラを備えており、往動用の貼付ローラと復動用の貼付ローラとは、両側の折り返し部において往復走行に対応する前記往動用または復動用の一方の貼付ローラを前記コード貼付用支持面との対向側の貼付作用位置に位置するように切替可能に設けられてなる請求項1〜4のいずれか1項に記載のタイヤ用コード貼付装置。
  7. 前記切断部材が、前記離隔時の前記貼付ローラの軸心位置もしくはこれより離れた位置を支点にしてスイング可能に支持されたカッター刃であり、該カッター刃のスイング動作により前記貼付ローラと前記支持面上の前記コードとの間を通過して該コードをカットするように設けられてなる請求項1〜6のいずれか1項に記載のタイヤ用コード貼付装置。
  8. 前記切断部材が、前記支持面からの離隔時における前記貼付ローラと該支持面上の前記コードとの間を装置幅方向に走行可能に支持されたカッター刃であり、該カッター刃が前記貼付ローラと前記支持面上の前記コードとの間を通過して該コードをカットするように設けられてなる請求項1〜6のいずれか1項に記載のタイヤ用コード貼付装置。
  9. 前記カッター刃の後続に、該カッター刃に追従して走行することによりカットされたコードの端部を押圧するローラを備えてなる請求項8に記載のタイヤコード貼付装置。
  10. 前記切断部材として、前記貼付ローラの前記支持面からの離隔時に、該貼付ローラと前記支持面上の前記コードとの間に進入して該コードをカットする鋏部材を備えてなる請求項1〜6のいずれか1項に記載のタイヤ用コード貼付装置。
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