JP4377158B2 - タイヤコード貼付装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気入りタイヤの製造において、主としてカーカスプライ等を構成するタイヤコードを、成型ドラム上のゴムシート等に貼り付けるためのタイヤコード貼付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、空気入りタイヤの製造において、例えばカーカス層を構成する手段として、すだれ織り等による長尺の原反をカレンダー処理し、これを所定の幅寸法、角度で裁断して得られたカーカスプライを成型ドラム上に巻き付けて積層する従来の方法に代えて、接着剤処理あるいはゴム引き処理したナイロンやポリエステル等のシングルのコードを、製品タイヤの内周面形状に近似する形状のコア上あるいは成型ドラム上において順次位置をずらせてジグザグ状に並べて巻き付けることが行われている(例えば、下記の特許文献1−3)。この場合、コード角度を自由に設定でき、また必要部分でコード角度を変更できる等の利点があり、その利用が多くなっている。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−155628号公報
【0004】
【特許文献2】
特開2000−52448号公報
【0005】
【特許文献3】
特開2002−127268号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記特許文献1−3等に開示されているカーカス層の構成方法は、ドーナツ状のコアの周りに糸道ガイドなどのコード給出手段を往復運動させながら、繰り出されるコードをゴア外周に貼り付け巻装して構成するものであり、また両端の折り返し部等で該コードをコアに対して強く押圧して貼り付けるものである。
【0007】
そのため、前記給出手段の運動に関して極めて複雑な機構を必要とする上、両端部のコード折り返し部等において局部的にコードをコアに対して強く押圧するにしても、貼り付け状態が不安定になり易く、部分的な浮きや歪み等のトラブルが生じるおそれがあり、高速で正確に並列させて貼り付けるのは困難なものである。
【0008】
そこで、本発明では、コード給出手段に貼付ローラを装備しておき、タイヤのカーカス層等を構成する前記シングルのタイヤコードを、成型ドラム上のゴムシート等に対してジグザグ状に並べてかつ全長に渡って前記貼付ローラにより押圧して貼り付けることとし、その貼り付け作業の高速化、自動化を実現しようとしたものである。
【0009】
この場合において、往復運動のいずれにおいても、繰り出されるコードをゴムシートに対して全長に渡って均等に確実に貼り付けできることが望まれる。その上、前記貼付ローラは上方から供給されるコードを貼付方向に向かって前側を回して給出しながら支持面に対し貼着するので、装置幅方向両側の折り返し部では、貼付ローラの外周面に接触するコードと貼付ローラとの位置関係を変換する必要があり、この変換のための切替を容易に行えることが望まれる。
【0010】
本発明は、上記に鑑みてなしたものであり、成型ドラム上のゴムシート等に対してシングルのタイヤコードを高速でかつ正確に貼り付けることができ、かつ両側の折り返し部での貼付ローラの切替動作も容易におこなえるタイヤコード貼付装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決する本発明は、成型ドラム上のゴムシート等のコード貼付用支持面に対し、該支持面の送り方向と直交する装置幅方向にコード貼付ヘッドを往復走行させて、該貼付ヘッドより送出される長尺のタイヤコードを、設定された所定の貼付パターンに応じた軌跡で貼り付ける装置であって、前記貼付ヘッドは、前記支持面に対し垂直の旋回軸心を中心に旋回可能に設けられるとともに、前記旋回軸心に対して直交する軸心を中心に回動可能な切替用支持体と、該切替用支持体の前記軸心を中心とする円上に並設された往動用と復動用の二つの貼付ローラとを備えてなり、前記往動用の貼付ローラと復動用の貼付ローラとは、前記切替用支持体の正逆の回動により交互に前記支持面との対向側の貼付作用位置に位置するように切替可能であり、前記貼付ヘッドの往復走行に対応して両側の折り返し部において切替制御されることにより、前記両貼付ローラ間に上方より供給されるタイヤコードを、往復走行に対応する前記往動用または復動用の一方の貼付ローラにより交互に前記支持面に対し押圧するように設けられてなることを特徴とする。
【0012】
このタイヤコード貼付装置によれば、往動用と復動用の二つの貼付ローラを備えた貼付ヘッドを、被貼付面である成型ドラム上のゴムシート等のコード貼付用支持面の送り方向と直交する装置幅方向に往復走行させて、上方より前記両貼付ローラ間に供給されるタイヤコードを設定された所定の貼付パターンに応じた軌跡で前記支持面に対し貼付ける。
【0013】
この際、往復走行の折り返し部において、前記両貼付ローラを支持する切替用支持体の正逆回動により、往動時には前記往動用の貼付ローラが、また復動時には復動用の貼付ローラが、それぞれ前記支持面との対向側の貼付作用位置に位置するように切替える。これにより、前記貼付ヘッドの往動時及び復動時のいずれの場合にも、両貼付ローラ間に供給され繰り出されるタイヤコードをその全長に渡って前記両貼付ロールの一方で押圧しながら確実に貼り付けることができる。そのため、コードを正確に貼り付けることができ、貼付状態も安定し、貼付作業中の歪みや剥がれのおそれがない。また、前記切替操作が簡単であること、成型ドラム上のゴムシート等のコード貼付用支持面の送り方向と直交する装置幅方向に往復走行させるだけでよいこともあって、コード貼付の高速化、自動化も容易に可能になる。
【0014】
前記のタイヤコード貼付装置において、前記往動用と復動用の二つの貼付ローラが、上方より両貼付ローラ間に供給されるタイヤコードと常に接触するように近接配置されてなるものが好ましく、これにより、両貼付ローラの切替時を含めて常に前記コードがいずれか一方の貼付ローラに接触していることになり、コード外れを防止できる。特に、前記両貼付ローラにコードが嵌合する周溝が形成されていると、コード外れ防止の効果がさらに高められる。
【0015】
また、前記往動用と復動用の二つの貼付ローラは、前記切替用支持体の軸心に関して60°〜120°の角度位置に配置されてなるものが好ましい。これにより、装置幅方向両端部の折り返し部での両貼付ローラの切替の際の切替用支持体の正逆の回動量が、両ローラが180°の相対向位置に存する場合より少なくでき、短時間で両貼付ローラの切替ができる。このことから、前記角度は略90°であるのが正逆回動の制御が容易になり好ましい。
【0016】
さらに、前記のタイヤコード貼付装置において、前記切替用支持体の回動により前記支持面に対する貼付作用位置に位置する往動用及び復動用の両貼付ローラのそれぞれのコード貼付ポイントが、前記旋回軸心上の位置に略一致するように設定されてなるものが好ましい。
【0017】
例えば、貼付ヘッドの往動時と復動時とでタイヤコードの貼付角度を変更する際、前記貼付ヘッドを旋回させて、前記貼付ローラの軸心をコード貼付方向に対し直交する方向にする、すなわちローラ回転面をコード貼付方向に合わせるが、この旋回軸心が両貼付ローラそれぞれのコード貼付ポイントと一致していることにより、貼付ヘッドの旋回による貼付方向や角度の変更の際にも、貼付ローラの貼付ポイントがずれることがないため、そのまま連続して正確に貼り付けることができる。
【0018】
また、前記タイヤコードは、前記貼付ヘッドの上方から前記旋回軸心に沿って一対のガイドローラを経て前記往動用及び復動用の両貼付ローラ間に供給されるように設けられてなるものが好ましい。これにより、前記貼付ヘッドを旋回させて貼付方向や角度を変更する際、貼付ヘッドの旋回が上方より供給されるタイヤコードを中心に行われることになり、コード振れ等によるトラブルの発生を防止できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
【0020】
図1〜図3は本発明を成型ドラム上でのタイヤコード貼付に適用した場合の1実施例を示しており、図1は同装置の側面図、図2は機枠上部を省略した平面図、図3はカッター装置ユニットを省略した正面図である。
【0021】
図において、1はタイヤ製造上の円筒状のグリーンケースを成型する成型ドラムであって、基本的に従来の成型ドラムと同様の構成をなしており、基台2上を装置幅方向(図3の左右方向)に移動可能に設けられた移動支持台3に片持ちで支持されており、アクチュエータとしてのサーボモータ等の回転駆動手段4により回転駆動されるように設けられている。前記回転駆動手段4は制御部(図示せず)からの信号により駆動制御される。通常、前記成型ドラム1の外周面にインナーライナー用のゴムシートが巻装され、その表面が貼付対象のタイヤ用コードCを貼付するためのコード貼付用支持面となる。
【0022】
10は本発明のタイヤコード貼付装置の主要部を構成するコード貼付ヘッドを備える貼付装置ユニット、40は貼付したタイヤコードを両側の折り返し部でカットするカッター装置ユニットであり、それぞれ前記成型ドラム1の上方において正面より見て略門形をなす機枠5に支持されている。
【0023】
なお、貼付対象のタイヤコードCは、主として接着剤処理あるいはゴム引き処理したナイロンやポリエステル等のシングルコードであり、コード供給部(図示せず)からガイドローラ6を通じて前記機枠5の上部に送られ、前記貼付装置ユニット10に上方より供給される。このほか、数本(例えば2,3本)のコードを並列してゴム引きした細幅テープ状のコードの場合もある。
【0024】
前記貼付装置ユニット10は、前記成型ドラム1の上方において、前記機枠5の後部左右支柱5a,5aに横架された横フレーム11に対しリニアガイド手段12を介して装置幅方向(図3の左右方向)に走行移動可能に支持され、アクチュエータとしてのリニアサーボモータ等の走行駆動手段13により所定の範囲内で往復走行するように設けられている。前記走行駆動手段13は前記制御部からの信号により駆動制御される。また前記往復走行の範囲は適宜設定できる。前記リニアガイド手段12は、前記横フレーム11の前面に設けられた上下2本のガイドレール12aに対し、貼付装置ユニット10の後部基板14に有するガイド部12bが係合することにより走行可能に構成されている。
【0025】
前記貼付装置ユニット10には、前記後部基板14の前面両側部に固定された略逆L字形の支持アーム15,15の上に、水平の支持基板16が取付け固定され、この支持基板16の下に、その下方に位置する前記成型ドラム1上のコード貼付用支持面に対して垂直の旋回軸心θとなる軸心を持つ旋回用のサーボモータ、例えばエアーモータ等よりなる旋回駆動手段17を介して前記支持基板16と平行な横長の取付板18が旋回可能に連結されている。前記旋回駆動手段17は、その中央の旋回軸心部に前記支持基板16から取付板18の下にまで貫通するガイド孔19が設けられ、上方より供給される前記タイヤコードCを下方に挿通して後述する二つの貼付ローラ間に供給できるようになっている。
【0026】
前記取付板18の下には貼付ヘッド20が上下動可能に取付けられている。すなわち、前記取付板18の両端部の下に、それぞれ下方向きのエアシリンダー等のシリンダー装置21が取付けられ、該シリンダー装置21の出力軸にL字形の支持ブラケット22、22が縦板部同士を対向させて連結され、該支持ブラケット22、22の両縦板部に対し貼付ヘッド20の本体部23がボルト等の締結手段により固定されており、該シリンダー装置21の作動により前記貼付ヘッド20が上下動するように支持されている。通常、往復走行によるコード貼付時には降下し、後述する両側の折り返し部での両貼付ローラの切替時やコードカット時及び貼付準備段階等の走行停止時には上昇するように、前記シリンダー装置21の作動が制御される。
【0027】
前記貼付ヘッド20には、その本体部23の下部に、前記旋回駆動手段17による前記旋回軸心θに対して直交する軸心dを中心に前記旋回軸心θから外れた位置で回動可能な円形の切替用支持体25が設けられるとともに、該切替用支持体25の軸心方向前面に、該軸心dを中心とする円上(同一円上)にそれぞれの軸心を持つ往動用の貼付ローラ26aと復動用の貼付ローラ26bとが近接して並設されている。
【0028】
前記往動用と復動用の二つの貼付ローラ26a,26bは、サーボモータ等の回動駆動手段27による前記切替用支持体25の正逆の回動により、前記両貼付ローラ26a,26bの一方を、交互に、前記成型ドラム1上の支持面との対向側で前記本体部22より突出する最下部の貼付作用位置に位置させ得るように切替可能に設けられている。そして、前記貼付ヘッド20の往復走行に対応して両側の折り返し部において前記回動駆動手段27が切替制御されることにより、前記両貼付ローラ26a,26b間に上方より供給されるタイヤコードCを、往復走行に対応する前記往動用の貼付ローラ26aまたは復動用の貼付ローラ26bにより交互に前記成型ドラム1上のコード貼付用支持面に対して押圧し貼付できるようになっている。
【0029】
また、前記貼付ヘッド20の旋回駆動手段17は、前記往復走行の往動時と復動時とのタイヤコードの貼付角度の変更、あるいは走行途中でのタイヤコードの貼付角度の変更に応じて、前記両貼付ローラ26a,26bの軸心がコード貼付方向に対して直交方向になるように、すなわち両貼付ローラ26a,26bがコード貼付方向にずれなく回転できるように、前記貼付ヘッド20を旋回動作させるように制御部からの信号により制御される。
【0030】
前記往動用と復動用の二つの貼付ローラ26a,26bは、両者の間隔を任意に設定できるが、実施上は、上方より両貼付ローラ26a,26b間に供給されるタイヤコードCと常に接触するように、さらには両ローラ間に挟持できる程度に近接配置して、両貼付ローラ26a,26bの切替時を含めてコード外れを防止できるように設定しておくのがよい。
【0031】
特に、前記両貼付ローラ26a,26bの外周面の幅方向センターに、それぞれ前記タイヤコードCの一部が嵌合する程度の周方向の凹条28が形成されていると、前記タイヤコードCが該凹条28に嵌合した状態で両貼付ローラ26a,26b間に挟持されることになり、コード外れ防止の効果がさらに大きくなり、実施上好ましい。
【0032】
図示する実施例の場合、前記両貼付ローラ26a,26bは、前記切替用支持体25の軸心dに関して60°〜120°の角度位置、例えば図のように前記軸心dに関して90°の角度位置で近接配置されており、これにより、装置幅方向両端部の折り返し部での両貼付ローラの切替の際の切替用支持体の正逆の回動量が、両ローラが180°の相対向位置に存する場合より少なくでき、短時間で両貼付ローラの切替ができるように設定されている。
【0033】
さらに、前記往動用及び復動用の両貼付ローラ26a,26bのそれぞれのコード貼付ポイントPは、前記切替用支持体25の回動により該両貼付ローラ26a,26bがそれぞれ貼付作用位置に位置したときの成型ドラム1上のコード貼付用支持面との接点、特に幅方向センターの前記凹条28での前記支持面との接点位置に相当する。このコード貼付ポイントPは、前記旋回軸心θ上の位置に略一致するように、前記両貼付ローラ26a,26bの貼付作用位置及び切替用支持体25に対する支持位置を設定しておき、貼付ヘッド20の旋回によるコード貼付方向や角度の変更の際の貼付ポイントPのずれを生じさせないように設定するのが、実施上好ましい。
【0034】
図中の29,29は、前記切替用支持体25の上方の本体部23の部分に設けた一対のガイドローラであり、前記旋回駆動手段17のガイド孔19を通して供給されるタイヤコードCを前記旋回軸心θに沿って前記往動用及び復動用の両貼付ローラ26a,26b間に送り込めるように設けられている。
【0035】
図中の30は、前記ガイドローラ29,29のやや上方位置において上方から供給されるタイヤコードCを挟んで受け部材31と対向配置されたたコードチャック用シリンダーであり、前記貼付ヘッド20の往復走行における折り返し部において前記コードCをカットする際、該シリンダー30の出力端部が進出して前記受け部材31との間にコードCを挟持その繰り出しを規制するように設けられている。
【0036】
図中の32は、前記シリンダー装置21による前記貼付ヘッド20の上昇を規制するストッパ用シリンダーであり、前記往復走行における折り返し部での切替時やコードカット時に、該シリンダー32の作動によりその出力端部に設けられたストッパ部材32aが前記支持ブラケット22、22の横板部に対し係合することにより、貼付ヘッド20の一定以上の上昇を規制して、後述するカッター装置ユニット40のカッター構造に応じた成型ドラム1上のコード貼付用支持面との間に所定の寸法を保持するように設定されている。
【0037】
カッター装置ユニット40は、図9〜図12に示すように、前記貼付装置ユニット10より前方において、前記機枠5の両側上端部の機枠部分5b,5b間に架渡された横フレーム41の下、特に両側のコードの折り返し部に対応して両側部の下にそれぞれ取付けられている。このカッター装置ユニット40の構成について次に説明するが、左右両側のカッター装置ユニット40は、基本的に左右対称で同一の構成をなしているので、ここでは一方について説明する。
【0038】
前記横フレーム41の下面に固定された取付ブラケット42に装置幅方向の支持部材43が取付られ、該支持部材43の前記貼付装置ユニット10と対向する後面側に、サーボモータ等の駆動手段44により駆動されるベルトタイプアクチュエータよりなる装置幅方向の移動手段45が設けられ、該移動手段45に移動テーブル46が取付けられている。この移動テーブル46の下には、上下方向のシリンダー装置47を介して前後方向の支持部材48が取付られ、該支持部材48に沿って前後方向に移動可能なエアスライドテーブル等よりなる移動部材49が設けられている。そして、この移動部材49に固定された取付板50に、サーボモータ等の駆動手段51により所要角度の回転が付与されるカッター機構55が取付られている。
【0039】
前記カッター機構55は、図12の(a)、(b)及び(c)に拡大して示すように、円形部の一部に半径方向に突出しかつ前記貼付装置ユニット10との対向側に向かって突出する鉤形状の取付部56aが突設されたカッター支持体56と、前記取付部56aにカッター押え58により固定された薄刃状のカッター57とからなる。このカッター57の一部が前記カッター押え58に押えられず、外部に露出した状態であり、該刃部側部分の端部に刃部59が形成されている。この刃部59は、図12の(c)に示すように幅方向中央にV形刃部59aが形成され、タイヤコードCを該V形刃部59aの位置でカットできるようになっている。
【0040】
前記カッター57の取付位置は、前記駆動手段51によるカッター57の回転円の半径が、上記した貼付ヘッド20における貼付ローラ26a,26b外周の切替用支持体25の軸心dを中心とする外接円の半径より僅かに大きく、該カッター57の回転円の軸心を前記軸心dと一致させた状態において、前記両貼付ローラ26a,26bの前記外接円の外側を回転できるように設定されている。
【0041】
なお、前記のカッター機構55については、前記貼付ヘッド20の走行中は前記貼付ヘッド20の走行の邪魔にならないように、前記移動部材49の移動調整により前記走行位置より前方側への退避位置で、かつ前記両貼付ローラ26a,26bから装置幅方向に離れた位置に保持されていて、貼付ヘッド20が両側部の折り返し部に近づいた時に、前記移動部材49の作動により図2のように平面より見て前記貼付装置ユニット10の両貼付ローラ26a,26bと装置幅方向に同一線上に並列し、そして、前記貼付ヘッド20が、両側の折り返し部の位置で所定の寸法上昇した時、駆動手段44の作動により、前記カッター機構55の回転軸心が前記上昇位置の切替用支持体25の軸心dと一致する位置に移動するとともに、この状態で前記駆動手段51の作動により前記カッター支持体56とともに前記カッター57が回転してコードCをカットするように制御される。
【0042】
上記した実施例のタイヤコード貼付装置により、成型ドラム1の周面に巻装したゴムシート等のコード貼付用支持面に対し上方より供給されるタイヤコードCを貼り付ける場合について説明する。
【0043】
コード貼付パターンに応じて設定された速度で前記成型ドラム1を回転させて該ドラム上の前記支持面に所定の送りを与えるとともに、貼付ヘッド20を前記貼付パターンに応じて設定された速度で装置幅方向に往復走行させて、上方より前記両貼付ローラ26a,26b間に供給されるタイヤコードCを所定の貼付パターンに応じた軌跡で前記支持面に対し貼り付ける。
【0044】
この場合の装置作動状態を説明する。図13に示すように、貼付装置ユニット10における貼付ヘッド20の往復走行の往動時には、該貼付ヘッド20に備える往動用の貼付ローラ26aを最下部の貼付作用位置に位置させて、シリンダー装置21の作動により前記貼付ローラ26aが成型ドラム1上のコード貼付用支持面に対接した状態に保持される。このとき、前記貼付ヘッド20の前記往動用の貼付ローラ26aはその軸心がコード貼付方向に対して直交方向になるように旋回調整されていて、該貼付ローラ26aがコード貼付方向に対してずれなく回転できるように保持されている。これにより、両貼付ローラ26a,26b間に供給され給出されるタイヤコードCが往動用の前記貼付ローラ26aにより支持面に対し押圧され貼り付けられる。
【0045】
そして、一側部の折り返し部の位置に達したとき、前記シリンダー装置21の作動により貼付ヘッド20が所定の高さ位置まで上昇し、同時に、回動駆動手段27の作動により前記切替用支持体25が図14の矢印の方向に回動し、前記貼付ローラ26aに代わって復動用の貼付ローラ26bが最下部の貼付作用位置に位置した状態になる。この後、カッター装置ユニット40のカッター機構55が駆動手段44の作動により、前記切替用支持体25と軸心が一致する位置に移動して、駆動手段51の作動によりカッター57が回転してコードCの折り返し部をカットする(図15)。そして、前記カッター機構55が前記貼付ヘッドの位置から離れて退避位置に戻るとともに、前記貼付ヘッド20が降下して前記貼付ローラ26bが成型ドラム1上のコード貼付用の支持面に対し当接した状態になる。
【0046】
こうして前記同様に両貼付ローラ26a,26b間に供給され給出されるタイヤコードCが前記復動用の貼付ローラ26bにより前記支持面に対し押圧され貼付られる。
【0047】
そして、もう一方の側の折り返し部においても、上記と同様に前記貼付ヘッド20が所定の高さに上昇し、同時に、前記切替用支持体25が前記とは逆方向に回動し、前記貼付ローラ26bに代わって往動用の貼付ローラ26aが再び貼付作用位置に位置し、さらにカッター機構55が前記切替用支持体25と軸心が一致する位置に移動して、カッター57が回転してコードCの折り返し部をカットして退避位置に戻り、前記貼付ヘッド20が降下して前記貼付ローラ26bが成型ドラム1上の前記コード貼付用支持面に対し当接した状態になる。
【0048】
このように貼付ヘッド20の往復走行の折り返し部において、前記両貼付ローラ26a,26bを支持する切替用支持体25の正逆回動によって、往動時には前記往動用の貼付ローラ26aが、また復動時には復動用の貼付ローラ26bが、それぞれ前記支持面との対向側の貼付作用位置に位置するように切替えることにより、上方より供給されるタイヤコードCを、成型ドラム1上の前記支持面に対し往動時及び復動時のそれぞれに対応した貼付ローラで交互に全長に渡って押圧して確実に貼り付けることができる。そのため、コードを正確に貼り付けることができ、貼付状態も安定し、貼付作業中の歪みや剥がれのおそれがない。
【0049】
特に、前記支持面に対する貼付作用位置に位置する往動用及び復動用の両貼付ローラ26a,26bのそれぞれのコード貼付ポイントPが、貼付ヘッド20の旋回軸心θ上の位置に略一致しているため、前記貼付ヘッド20の旋回による貼付方向や角度の変更の際に貼付ローラ26aまたは26bの貼付ポインPがずれることがなく、そのまま連続して正確に貼り付けることができる。
【0050】
なお、上記した実施例は、左右両側の折り返し部のそれぞれに対応するように二つのカッター装置ユニット40を装備した場合を示したが、このカッター装置ユニットを一つで両側の折り返し部出のカット作用に用いるように設けて実施することもできる。また、前記カッター装置ユニット40を貼付ヘッド20の側に設けておくこともできる。
【0051】
さらに、カッター装置ユニット40として、図16〜図18の構成のカッター機構60を備えたものとすることもできる。
【0052】
この実施例のカッター機構60において、例えば装置幅方向の移動、及び前後方向の移動のための機構については、上記した図9〜図11の実施例と実質的に同構成をなしているので、同構成部分には同符号を付して、その説明は省略する。
【0053】
この実施例のカッター61は、薄刃状をなし、移動手段45の駆動により装置幅方向に走行可能な支持板62に対しL形の取着部材63を介して取付けられており、装置幅方向両側の折り返し部において、それぞれ前記貼付ローラ26aまたは26bが支持面から上昇し離隔した状態において、記支持板62とともに走行移動することにより、前記貼付ローラ26aまたは26bと成型ドラム上の前記支持面との間、特には該支持面上の前記コードCとの間を通過して該コードCをカットするように設けられる。
【0054】
この実施例の場合、前記カッター61のみでもよいが、図のように走行方向の後続に、該カッター61に追従して走行することにより、カットされた貼付側のコードCの端部を前記支持面に対し押圧する補助ローラ64を前記支持板62に取設しておくこともできる。この場合、前記貼付ローラ26aまたは26bは、支持面との間に前記補助ローラ64が通過できる程度の間隔を保有する高さ位置まで上昇させる。これにより、前記カットされたコード端部が前記補助ローラ64で押圧され貼着されることになる。
【0055】
なお、この実施例のカッター装置ユニット40についても、貼付ヘッド20に対向して両側の折り返し部のそれぞれに設けるものには限らず、一つのユニットで両側の折り返し部でのカット作用に用いるように設けることも、また、貼付ヘッド20の側に設けておくこともできる。
【0056】
【発明の効果】
上記したように本発明のタイヤコード貼付装置によれば、成型ドラム上のゴムシート等のコード貼付用支持面に対し、シングルのタイヤコードを高速でかつ正確に貼り付けることができ、また両側の折り返し部での往動用及び復動用の貼付ローラの切替動作も容易にして確実に行え、その自動化、高速化も容易に可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタイヤコード貼付装置の1実施例を示す側面図である。
【図2】同上装置の機枠上部を省略した平面図である。
【図3】同上装置のカッター装置ユニットを省略した正面図である。
【図4】同上装置の貼付装置ユニット部分の拡大した正面図である。
【図5】同上貼付装置ユニット部分の拡大した側面図である。
【図6】図4のVI−VI線の断面図である。
【図7】同上貼付装置ユニットの貼付ヘッド部分の拡大した正面図である。
【図8】同上貼付ヘッド部分の貼付ローラと切替用支持体の部分断面側面図である。
【図9】同上装置のカッター装置ユニット部分の後部側からの拡大正面図である。
【図10】同上カッター装置ユニット部分の拡大平面図である。
【図11】同上カッター装置ユニット部分の拡大側面図である。
【図12】同上カッター装置ユニットのカッター機構部分の拡大側面図(a)と、後部側からの正面図(b)と、平面図(c)である。
【図13】同上装置の貼付装置ユニット部分の作動状態の貼付時の説明図である。
【図14】同上貼付装置ユニット部分の貼付ローラの切替時の正面図である。
【図15】同上のコードカット状態の一部の説明図である。
【図16】同上装置のカッター装置ユニットの他の例を示す後部側からの拡大正面図である。
【図17】同上カッター装置ユニット部分の拡大平面図である。
【図18】同上カッター装置ユニット部分の拡大側面図である。
【符号の説明】
1 成型ドラム
2 基台
3 移動支持台
4 回転駆動手段
10 貼付装置ユニット
11 横フレーム
13 走行駆動手段
15 支持アーム
16 支持基板
17 旋回駆動手段
18 取付板
19 ガイド孔
20 貼付ヘッド
21 シリンダー装置
22 支持ブラケット
23 本体部
25 切替用支持体
26a 往動用の貼付ローラ
26b 復動用の貼付ローラ
27 回動駆動手段
28 凹条
30 コードチャック用シリンダー
31 受け部材
32 ストッパ用シリンダー
32a ストッパ部材
40 カッター装置ユニット
44 駆動手段
45 移動手段
46 移動テーブル
49 移動部材
55 カッター機構
56 カッター支持体
56a 取付部
57 カッター
58 カッター押え
60 カッター機構
61 カッター
62 支持板
63 取着部材
64 補助ローラ
C タイヤコード
P 貼付ポイント
d 軸心
θ 旋回軸心

Claims (5)

  1. 成型ドラム上のゴムシート等のコード貼付用支持面に対し、該支持面の送り方向と直交する装置幅方向にコード貼付ヘッドを往復走行させて、該貼付ヘッドより送出される長尺のタイヤコードを、設定された所定の貼付パターンに応じた軌跡で貼り付ける装置であって、
    前記貼付ヘッドは、前記支持面に対し垂直の旋回軸心を中心に旋回可能に設けられるとともに、前記旋回軸心に対して直交する軸心を中心に回動可能な切替用支持体と、該切替用支持体の前記軸心を中心とする円上に並設された往動用と復動用の二つの貼付ローラとを備えてなり、
    前記往動用の貼付ローラと復動用の貼付ローラとは、前記切替用支持体の所要角度の正逆の回動により交互に前記支持面との対向側の貼付作用位置に位置するように切替可能であり、前記貼付ヘッドの往復走行に対応して両側の折り返し部において切替制御されることにより、前記両貼付ローラ間に上方より供給されるタイヤコードを、往復走行に対応する前記往動用または復動用の一方の貼付ローラにより交互に前記支持面に対し押圧するように設けられてなることを特徴とするタイヤコード貼付装置。
  2. 前記往動用と復動用の二つの貼付ローラが、上方より両貼付ローラ間に供給されるタイヤコードと常に接触するように近接配置されてなる請求項1に記載のタイヤコード貼付装置。
  3. 前記往動用と復動用の二つの貼付ローラは、前記切替用支持体の軸心に関して60°〜120°の角度位置に配置されてなる請求項1または2に記載のタイヤコード貼付装置。
  4. 前記切替用支持体の正逆回動により前記支持面に対する貼付作用位置に位置する往動用及び復動用の両貼付ローラのそれぞれのコード貼付ポイントが、前記旋回軸心上の位置に略一致するように設定されてなる請求項1〜3のいずれか1項に記載のタイヤコード貼付装置。
  5. 前記タイヤコードは、前記貼付ヘッドの上方から前記旋回軸心に沿って一対のガイドローラを経て前記往動用及び復動用の両貼付ローラ間に供給されるように設けられてなる請求項1〜4のいずれか1項に記載のタイヤコード貼付装置。
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