JP5271180B2 - シート供給装置及び供給方法、並びに、シート貼付装置及び貼付方法 - Google Patents
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また、特許文献2のような装置にあっては、剥離シートの切り込み間隔が変更になる度にピールプレートを交換しなければならないため、特許文献1同様の不都合がある。
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、原反の幅サイズや複数箇所の切り込みの間隔の変更に簡単且つ迅速に対応することができるシート供給装置及び供給方法、並びに、シート貼付装置及び貼付方法を提供することにある。
前記剥離シートは、その延出方向に延びる切り込みにより分割可能な複数の分割シートを備え、
前記剥離手段は、前記各分割シートをそれぞれ折り返して切り込み位置で剥離シートを分割可能な複数の分割手段と、各分割手段を相互に離間接近可能に設けられた接離手段とを備える、という構成を採っている。
前記剥離シートは、その延出方向に延びる切り込みにより分割可能な複数の分割シートを備え、
前記剥離手段は、前記各分割シートをそれぞれ折り返して切り込み位置で剥離シートを分割可能な複数の分割手段と、各分割手段を相互に離間接近可能に設けられた接離手段とを備える、という構成を採っている。
前記剥離手段は、各分割手段の間で中央シートを折り返し可能な単数又は複数の中央折返手段を備える、という構成を採ることが好ましい。
前記剥離シートは、その延出方向に延びる切り込みにより分割可能な複数の分割シートを備え、
前記各分割シートをそれぞれ折り返して切り込み位置で剥離シートを分割可能な複数の分割手段と、各分割手段を相互に離間接近可能に設けられた接離手段とを備えた剥離手段を用い、
前記原反の幅に応じて接離手段により各分割手段を相互に離間接近する工程と、
前記原反を繰り出す工程と、
前記原反を繰り出す途中で、各分割手段により各分割シートを折り返して当該各分割シートから接着シートを剥離する工程とを備える、という方法を採っている。
前記剥離シートは、その延出方向に延びる切り込みにより分割可能な複数の分割シートを備え、
前記各分割シートをそれぞれ折り返して切り込み位置で剥離シートを分割可能な複数の分割手段と、各分割手段を相互に離間接近可能に設けられた接離手段とを備えた剥離手段を用い、
前記原反の幅に応じて接離手段により各分割手段を相互に離間接近する工程と、
前記原反を繰り出す工程と、
前記原反を繰り出す途中で、各分割手段により各分割シートを折り返して当該各分割シートから接着シートを剥離する工程と、
剥離された接着シートを被着体に押圧して貼付する工程とを備える、という方法を採っている。
すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施形態に対し、形状、位置若しくは配置等に関し、必要に応じて当業者が様々な変更を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
この場合、剥離手段12は、複数の分割手段としての一対のピールプレート40と、これらピールプレート40を図5中上下方向に変位可能に設けられた接離手段23と、各ピールプレート40上(図4中上方)に一部が重なって位置する中央折返手段としての中央ピールプレート41とを備えている。
前記各ピールプレート40は、図5に示されるように、それぞれが平行な位置関係となる内辺40Aと外片40Bと、内辺40Aと外辺40Bとのそれぞれに90度で交差する前辺40Cと後辺40Dとからなる方形に形成され、各ピールプレート40の後辺40D側に接離手段23の各スライダ23がそれぞれ連結されている。
中央ピールプレート41は、図5に示されるように、それぞれが平行な位置関係となる右側辺41Aと左側片41Bと、右側辺41Aと左側片41Bとのそれぞれに90度で交差する前辺41Cと後辺41Dとからなる方形に形成され、右側辺41A側がフレームF2に支持されている。
各ピールプレート40は、内辺40A側が所定間隔を隔てて配置され、各内辺40Aと中央ピールプレート41の前辺41Cとによって凹部50が形成され、各切り込みCが各内辺40A上を通過するように原反Rが繰り出される。
そして、各ピールプレート40の前辺41Cは、繰出手段11から繰り出された分割シートRLAを図4中下方に折り返すとともに、凹部50の最下辺50A(各ピールプレート40の内辺40A間に位置する中央ピールプレート41の前辺41Cの一部)は、繰出手段11から繰り出された中央シートRLBを図4中下方に折り返し、折り返された分割シートRLA及び中央シートRLBは、駆動ローラ17方向に導かれるようになっている。なお、各ピールプレート40と中央ピールプレート41とは、接触していてもよいし、所定間隔離れていてもよい。また、それらの上下関係は逆であってもよい。
接離手段23は、各スライダ23Aを図5中上下方向に移動して各ピールプレート40を離間接近可能に設けられ、図5(A)及び(B)に示されるように、切り込みCの間隔が異なる原反Rに変更されても、当該変更に応じて各切り込みCに沿って各ピールプレート40の内辺40A位置させることができる。すなわち、接離手段23を作動して各ピールプレート40を変位するだけで、切り込みCの間隔の変更に迅速且つ容易に対応することが可能となる。
また、切り込みCは、剥離シートRLを完全に切断して形成されたものでもよいし、剥離シートRLを完全に切断することなく、一部繋がったものや、ミシン目によって構成されたものでもよい。
10 シート貼付装置
11 繰出手段
12 剥離手段
13 押圧手段
22、40 ピールプレート(分割手段)
23 接離手段
41 中央ピールプレート(中央折返手段)
C 切り込み
R 原反
RL 剥離シート
RLA 分割シート
RLB 中央シート
S 接着シート
W 被着体
Claims (5)
- 帯状の剥離シートに接着シートが仮着された原反を繰り出す繰出手段と、前記原反を繰り出す途中で剥離シートから接着シートを剥離する剥離手段とを備え、
前記剥離シートは、その延出方向に延びる切り込みにより分割可能な複数の分割シートを備え、
前記剥離手段は、前記各分割シートをそれぞれ折り返して切り込み位置で剥離シートを分割可能な複数の分割手段と、各分割手段を相互に離間接近可能に設けられた接離手段とを備えていることを特徴とするシート供給装置。 - 帯状の剥離シートに接着シートが仮着された原反を繰り出す繰出手段と、前記原反を繰り出す途中で剥離シートから接着シートを剥離する剥離手段と、この剥離手段で剥離された接着シートを被着体に押圧して貼付する押圧手段とを備え、
前記剥離シートは、その延出方向に延びる切り込みにより分割可能な複数の分割シートを備え、
前記剥離手段は、前記各分割シートをそれぞれ折り返して切り込み位置で剥離シートを分割可能な複数の分割手段と、各分割手段を相互に離間接近可能に設けられた接離手段とを備えていることを特徴とするシート貼付装置。 - 前記剥離シートは、複数の前記切り込みにより各分割シート間に形成される単数又は複数の中央シートを更に含み、
前記剥離手段は、各分割手段の間で中央シートを折り返し可能な単数又は複数の中央折返手段を備えていることを特徴とする請求項2記載のシート貼付装置。 - 帯状の剥離シートに接着シートが仮着された原反の接着シートを供給するシート供給方法において、
前記剥離シートは、その延出方向に延びる切り込みにより分割可能な複数の分割シートを備え、
前記各分割シートをそれぞれ折り返して切り込み位置で剥離シートを分割可能な複数の分割手段と、各分割手段を相互に離間接近可能に設けられた接離手段とを備えた剥離手段を用い、
前記原反の幅に応じて接離手段により各分割手段を相互に離間接近する工程と、
前記原反を繰り出す工程と、
前記原反を繰り出す途中で、各分割手段により各分割シートを折り返して当該各分割シートから接着シートを剥離する工程とを備えていることを特徴とするシート供給方法。 - 帯状の剥離シートに接着シートが仮着された原反の接着シートを被着体に貼付するシート貼付方法において、
前記剥離シートは、その延出方向に延びる切り込みにより分割可能な複数の分割シートを備え、
前記各分割シートをそれぞれ折り返して切り込み位置で剥離シートを分割可能な複数の分割手段と、各分割手段を相互に離間接近可能に設けられた接離手段とを備えた剥離手段を用い、
前記原反の幅に応じて接離手段により各分割手段を相互に離間接近する工程と、
前記原反を繰り出す工程と、
前記原反を繰り出す途中で、各分割手段により各分割シートを折り返して当該各分割シートから接着シートを剥離する工程と、
剥離された接着シートを被着体に押圧して貼付する工程とを備えていることを特徴とするシート貼付方法。
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