JP4924185B2 - 窒化物半導体発光素子 - Google Patents

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本発明は、窒化物半導体発光素子に関する。
非特許文献1では、紫外線レーザダイオードが、エピタキシャル・ラテラル・オーバグローンGaN基板上にMOCVD法で成長された。活性層は、四元InAlGaN層であり、発振波長は365nmであった。紫外線レーザダイオード構造は、5μm厚のn型Al0.02Ga0.98N(Si添加)、0.15μm厚のn型In0.10Ga0.90N(Si添加)、Al0.13Ga0.87N/Al0.09Ga0.91N変調ドープ歪み超格子クラッド層、アンドープAlGaN光ガイド層、10nmの単一量子井戸層、5nmアンドープAl0.15Ga0.85Nバリア層、0.15μm厚のp型Al0.30Ga0.70N層、Al0.13Ga0.87N/Al0.09Ga0.91N変調ドープ歪み超格子クラッド層、15nmp型GaN層を含む。特許文献1には、m面窒化ガリウム基板が記載されている。また、特許文献2には、a面窒化ガリウム基板が記載されている。
Jpn. J. Appl. Phys. Vol. 42 (2003) pp. L 1318-L 1320 Part 2, No. 11A, 1 November 2003 特開2006−315947号公報 特開2005−320237号公報
短波長の光、例えば紫外光を発生する窒化ガリウム系半導体発光素子は、半導体発光素子の主要な層がAlGaNエピタキシャル膜からなる層構造を必要とする。しかし、c面GaN基板上に成長されたAlGaNエピタキシャル膜の層構造物では、個々のAlGaN膜のアルミニウム組成やAlGaNエピタキシャル膜の総厚に応じて、窒化ガリウム系半導体発光素子のためのエピタキシャル層構造にクラックが発生する。このクラックは、AlGaNの格子定数とGaNの格子定数との差およびこれらの熱膨張係数の差に起因する。このため、窒化ガリウム系半導体発光素子のために使用可能なAlGaNエピタキシャル膜のアルミニウム組成および層厚は非常に限られていた。これ故に、所望の光学特性を有する窒化ガリウム系半導体発光素子の作製を困難なものにしていた。
本発明は、このような事情を鑑みて為されたものであり、AlGaNを含むエピタキシャル層構造にクラックが発生し難い窒化物半導体発光素子を提供することを目的とする。
本発明の一側面によれば、窒化物半導体発光素子は、(a)主面と複数の側面とを有しておりGaN半導体からなる支持体と、(b)前記支持体の前記主面上に設けられた第1導電型AlGaN領域と、(c)前記支持体の前記主面上に設けられた第2導電型GaN系半導体領域と、(d)360nm以下のピーク発光波長の光を発生するように前記第1導電型AlGaN領域と前記第2導電型GaN系半導体領域との間に設けられGaN系半導体から成る活性層とを備える。前記支持体のGaN半導体のc軸は、前記支持体の前記複数の側面のうちの第1の側面から第2の側面に伸びており、前記第1の側面は前記第2の側面に対向しており、前記AlGaN領域のアルミニウム組成は0.05以上であり、前記AlGaN領域の厚さは500nm以上である。前記AlGaN領域は、すべり面で緩和している。
c面(或いは、ある僅かなオフ角でc面から傾斜した面)上へのAlGaNの堆積では、成長されたAlGaNに適当なすべり面がないので、AlGaNにすべり面を形成して内包される応力を緩和することができない。このため、上記の面上に堆積されたAlGaNにクラックを生成して、このAlGaN内の歪みを緩和することになる。
一方、本発明による窒化物半導体発光素子では、支持体のGaN半導体のc軸が支持体の第1の側面から第2の側面に伸びるので、支持体の主面にはc面が現れない。この主面上に直接に或いは間接に0.05以上のアルミニウム組成および500nm以上のAlGaNを堆積するとき、このAlGaNは、c面とは大きく異なる面方位を有する結晶表面上に成長される。したがって、この面方位の面上に成長されるAlGaNは、主にc面をすべり面として歪みを緩和し、クラックの発生を抑制できる。
本発明に係る窒化物半導体発光素子では、前記第1導電型AlGaN領域は、第1導電型AlGa1−XN(0.1<X<1)層を含み、前記第1導電型AlGa1−XN層の厚さは2μm以上であることが好ましい。
0.1以上のアルミニウム組成および2μm以上のAlGaNを有する窒化物半導体発光素子は、大きな歪みを内包するけれども、クラックを生成して歪みを緩和することはない。
本発明に係る窒化物半導体発光素子では、前記支持体の前記主面と前記GaN半導体のm面との成す角度は−5度以上であり、前記支持体の前記主面と前記GaN半導体のm面との成す角度は+5度以下であることができる。
或いは、本発明に係る窒化物半導体発光素子では、前記支持体の前記主面と前記GaN半導体のa面との成す角度は−5度以上であり、前記支持体の前記主面と前記GaN半導体のa面との成す角度は+5度以下であることができる。
本発明に係る窒化物半導体発光素子では、前記活性層は井戸層および障壁層を含む量子井戸構造を有しており、前記障壁層はAlGa1−YN(0<Y<1)からなることができる。この窒化物半導体発光素子によれば、前記第1導電型AlGaN領域のアルミニウム組成と膜厚の制約が小さいため、活性層に加わる応力を小さくできる。また、本発明に係る窒化物半導体発光素子は、前記井戸層はAlGa1−ZN(0<Z<Y<1)からなることができる。この窒化物半導体発光素子によれば、AlGaN活性層を用いて短波長の光を発生することができる。
本発明に係る窒化物半導体発光素子では、前記活性層と前記第1導電型AlGaN領域との間および前記活性層と前記第2導電型GaN系半導体領域との間の少なくともいずれか一方に設けられたAlGa1−WN(0<W<1)光ガイド層を更に備えることができる。この窒化物半導体発光素子の構造は、窒化物半導体レーザに好適である。
本発明に係る窒化物半導体発光素子では、前記第2導電型GaN系半導体領域はAlGa1−UN(0<U<1)からなることが好ましい。この窒化物半導体発光素子によれば、第2導電型GaN系半導体領域は電子ブロックのために役立つ。また、窒化物半導体発光素子が面発光素子であるとき、第2導電型GaN系半導体領域が光の出射を遮らない。
本発明に係る窒化物半導体発光素子では、前記第2導電型GaN系半導体領域上に設けられたAlGa1−VN(0<V<U<1)層と、前記AlGa1−VN層に接合する第1の電極とを更に備えることができる。この窒化物半導体発光素子が面発光素子であるとき、第2導電型GaN系半導体領域が光の出射を遮らない。
本発明に係る窒化物半導体発光素子では、前記活性層は、360nm以下のピーク発光波長の光を発生するように設けられている。この窒化物半導体発光素子によれば、上記の波長範囲の光を発生するときに好適な構造である。
本発明の上記の目的および他の目的、特徴、並びに利点は、添付図面を参照して進められる本発明の好適な実施の形態の以下の詳細な記述から、より容易に明らかになる。
以上説明したように、本発明によれば、AlGaNを含むエピタキシャル層構造にクラックが発生し難い窒化物半導体発光素子を提供できる。
本発明の知見は、例示として示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解できる。引き続いて、添付図面を参照しながら、本発明の窒化物半導体発光素子に係る実施の形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付する。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の形態に係る窒化物半導体発光素子を概略的に示す図面である。窒化物半導体発光素子11aとしては、例えば面発光半導体素子であり、具体例としては発光ダイオード(LED)等がある。窒化物半導体発光素子11aは、GaN半導体からなる支持体13と、第1導電型AlGaN領域15と、第2導電型GaN系半導体層17と、活性層19とを備える。支持体13は、主面13a、裏面13b、および複数の側面13c、13d、13e、13fとを有する。側面13cは側面13dの反対側にあり、側面13eは側面13fの反対側にある。支持体13のGaN半導体のc軸は、側面13dから側面13cへの方向に伸びている。第1導電型AlGaN領域15および第2導電型GaN系半導体層17は、支持体13の主面13a上に設けられている。AlGaN領域15のアルミニウム組成は0.05以上であり、またAlGaN領域15の厚さD1は500nm以上である。活性層19は、第1導電型AlGaN領域15と第2導電型GaN系半導体層17との間に設けられている。活性層19はGaN系半導体から成る。
c面(或いは、ある僅かなオフ角でc面から傾斜した面)上へ堆積されたAlGaNを用いる発光素子では、この面への成長に起因して、成長されるAlGaNに適当なすべり面がないので、AlGaNにすべり面(結晶のずれが生じる面)を形成して内包される応力を緩和することができない。このため、この面上に堆積されたAlGaNでは、成長されたAlGaNにクラックを生成して歪みを緩和することになる。一方、窒化物半導体発光素子11aでは、支持体13のGaN半導体のc軸は支持体13の側面13c、13dの一方から側面13c、13dの他方に伸びるので、支持体13の主面13aにはc面が現れない。この主面13a上に直接に或いは間接に、0.05以上のアルミニウム組成および500nm以上のAlGaNを堆積するので、このAlGaNは、c面とは大きく異なる面方位を有する結晶表面上に成長され、このAlGaN結晶のc面は、基板主面と大きな角度で交差する平面に沿って延びている。したがって、この面方位の結晶面上に成長されるAlGaNは、主にc面をすべり面として歪みを緩和し、クラックの発生を抑制できる。
支持体13は、例えばn型GaN基板21からなることができ、このGaN基板21は主面13aを提供する。必要な場合には、支持体13は、GaN基板21上に成長されたn型GaN層23を更に含むことができ、このGaN層23は主面13aを提供する。支持体13がn型GaN基板21を含むとき、第1導電型AlGaN領域15はn型AlGaN層からなることができ、第2導電型GaN系半導体層17はp型AlGaN層からなることができる。
図1を参照すると、座標系Sが示されている。支持体13のGaN半導体の結晶軸が座標系Sに従うとき、主面13aはGaN半導体の実質的なm面である。支持体13の主面13aとこのGaN半導体のm面Mとの成す角度は、c軸に向けて±5度以下であることが好ましい。或いは、支持体13の主面13aとこのGaN半導体のm面Mとの成す角度は、a軸に向けて±5度以下であることが好ましい。支持体13の主面13aがGaN半導体のm面(またはm面から僅かなオフ角度で傾斜した面)であれば、内部電界が小さいという利点がある。また、c面と比較的近い成長条件で良好な結晶が得られるという利点もある。
図1を参照すると、座標系Sが示されている。支持体13のGaN半導体の結晶軸が座標系Sに従うとき、主面13aはGaN半導体の実質的なa面である。支持体13の主面13aとこのGaN半導体のa面Aとの成す角度は、c軸に向けて±5度以下であることが好ましい。或いは、支持体13の主面13aとこのGaN半導体のa面Aとの成す角度は、m軸に向けて±5度以下であることが好ましい。支持体13の主面13aがGaN半導体のa面(またはm面から僅かなオフ角度で傾斜した面)であれば、内部電界が小さい、へき開が容易なm面を端面に用いることができるという利点がある。
座標系S、Sにおいて、軸a1、a2、a3は、互いに120度を成しており、c軸は軸a1、a2、a3に垂直である。これらの座標系は六方晶系の窒化ガリウム系半導体結晶を示すために好適である。
窒化物半導体発光素子11aでは、AlGaN領域15は、第1導電型AlGa1−XN(0.1<X<1)層を含み、この第1導電型AlGa1−XN層の厚さは2μm以上であることが好ましい。0.1以上のアルミニウム組成および2μm以上でありGaN上に成長されたAlGaNを有する窒化物半導体発光素子では、AlGaNの格子定数とGaNの格子定数との間にはより大きな差があるけれども、すべり面生成のおかげで、歪み緩和のためにクラックが生成されることはない。窒化物半導体発光素子11aでは、0.1以上のアルミニウム組成および2μm以上のAlGaNを用いることにより、AlGaN系の発光素子に対して好適な下地を提供することができるという利点がある。また、0.1より大きい0.18以上のアルミニウム組成のAlGaNを有する窒化物半導体発光素子は、360nm以下の短波長な光を発する活性層に対して好適な下地を提供することができるという利点がある。さらに、AlGaN領域15の第1導電型AlGa1−XN層のアルミニウム組成は、実用的な値として0.6以下であることが好ましい。AlGaN領域15の第1導電型AlGa1−XN層の厚みは、実用的な値として6μm以下であることが好ましい。
AlGaN半導体を主要な構成材料に用いる窒化物半導体発光素子11aによれば、紫外の波長範囲の光を発生するときに好適な構造である。活性層19は、360nm以下のピーク発光波長の光を発生するように設けられており、また280nm以上のピーク発光波長の光を発生する。活性層19は、さらに好ましくは、短波長領域の350nm以下のピーク発光波長の光を発生するように設けられる。
窒化物半導体発光素子11aでは、活性層19は、量子井戸構造25を有しており、量子井戸構造25は、交互に配列された井戸層25aおよび障壁層25bを含む。障壁層25bはAlGa1−YN(0<Y<1)からなることができる。活性層19の障壁層25bがAlGaN領域15上に成長されるので、活性層19に加わる応力が小さい。また、井戸層25aはAlGa1−ZN(0<Z<Y<1)からなることができる。井戸層25aが、AlGaN領域15上に設けられたAlGa1−YN障壁層25b上に成長される。また、井戸層25aおよび障壁層25bが共にAlGaNからなるとき、AlGaN活性層19を用いて紫外線領域の光を発生することができる。
この窒化物半導体発光素子では、GaN半導体の支持体13上には、III族構成元素としてアルミニウムを含むAlGaN活性層19およびAlGaN領域15が成長されるので、AlGaN活性層19の格子定数およびAlGaN領域15の格子定数との差を小さくできる。
窒化物半導体発光素子11aでは、第2導電型GaN系半導体層17はAlGa1−UN(0<U<1)からなることが好ましい。窒化物半導体発光素子11aが面発光素子であるとき、AlGa1−UNからなる第2導電型GaN系半導体層17は、活性層19から出射される光を遮らない。また、第2導電型GaN系半導体層17は電子ブロックとして使用できる。電子ブロック層のAlGaNのアルミニウム組成は、窒化物半導体発光素子11aにおけるAlGaN領域において最も大きい。
窒化物半導体発光素子11aでは、第2導電型GaN系半導体層17上に設けられたAlGa1−VN(0<V<U<1)層27を含む。AlGa1−VN層27は、例えばコンタクト層であり、第1の電極29が、AlGa1−VN層27に接合する。コンタクト層はAlGaN半導体積層(15,17、19、27)の最上層である。AlGa1−VN層27が活性層19からの光の出射を遮らないので、光Lがコンタクト層の表面(窒化物半導体発光素子11aの上面)を介してから出射される。支持体13の裏面13bには第2の電極31が接合する。これらの接合はオーミック特性を示し、第1の電極29は例えばアノードであり、第2の電極31は例えばカソードである。
(実施例1)
図2を参照しながら、本実施の形態における実施例を説明する。m面、a面主面を有するGaN基板上にLED構造を作製した。工程S101において、c面、m面、a面主面を有する3種類のGaN基板を準備した。これらのGaN基板を有機金属気相成長炉に配置した。工程S103において、これらのGaN基板の前処理を行った。この前処理として、アンモニア及び水素(NH+H)中で、摂氏1050度および10分間のサーマルクリーニングを行った。前処理の後に、工程S105において、摂氏1150度で、2μmのn型GaN膜(シリコン(Si)添加)を成長した。工程S107において、摂氏1150度で、500nmのn型Al0.18Ga0.82N膜(Si)添加)を成長する。工程S109において、活性層を成長した。活性層は、3nmのAl0.05Ga0.95N井戸層および15nmのAl0.18Ga0.82N障壁層を含み、これらが交互に5周期分積層されて成る多重量子井戸構造を有する。井戸層および障壁層はアンドープであることが好ましい。工程S111において、摂氏1100度に温度を下げた後に、20nmのp型Al0.27Ga0.73N膜(マグネシウム(Mg)添加)を成長した。工程S113において、150nmのp型Al0.18Ga0.82N膜(Mg)添加)を成長した。これらの工程によりAlGaNエピタキシャル積層が形成された。m面主面およびa面主面上に形成されたAlGaNエピタキシャル積層のAlGaN結晶のc面は、基板主面と大きな角度で交差する平面に沿って延びている。工程S115において、基板の裏面にTi/Alからなるn電極を形成し、p型Al0.18Ga0.82Nコンタクト層上に、Ni/Auからなるp電極を形成した。これらに工程により、c面、m面、a面主面を有するGaN基板をそれぞれ用いたLED構造LED、LED、LEDが得られた。これらのLED構造LED、LED、LEDに電圧を加えた。LED構造LED、LED、LEDの発光波長は、いずれも350nm付近であった。LED構造LEDは、クラックのため全面で発光しなかった。一方、LED構造LED、LEDでは、全面で均一な発光が得られた。
(第2の実施の形態)
図3は、本実施の形態に係る窒化物半導体発光素子を概略的に示す図面である。窒化物半導体発光素子11bとしては、例えば端面発光半導体素子であり、具体例としては半導体レーザ(LD)等がある。窒化物半導体発光素子11bは、GaN半導体からなる支持体13と、第1導電型AlGaN領域15と、第2導電型GaN系半導体領域17と、活性層19とを備える。支持体13のGaN半導体のc軸は、側面13cから側面13dに伸びている。第1導電型AlGaN領域15および第2導電型GaN系半導体層17は、支持体13の主面13a上に設けられている。AlGaN領域13のアルミニウム組成は0.05以上であり、またAlGaN領域15の厚さD1は500nm以上である。
窒化物半導体発光素子11bでは、AlGaN領域15は、AlGa1−XN(0.1<X<1)層を含むことが好ましく、またこの第1導電型AlGa1−XN層の厚さは2μm以上であることが好ましい。0.1以上のアルミニウム組成および2μm以上のAlGaNを有する窒化物半導体発光素子は、このAlGaNの格子定数とGaNの格子定数との大きな差は大きいけれども、すべり面生成のおかげでクラックを生成して歪みを緩和することはない。窒化物半導体発光素子11bでは、0.1以上のアルミニウム組成および2μm以上のAlGaNは、厚いAlGaNクラッド層を必要とするレーザ構造に対しても好適な下地を提供できるという利点がある。また、AlGaN領域15の第1導電型AlGa1−XN層のアルミニウム組成は、実用的な値として0.6以下であることが好ましい。AlGaN領域15の第1導電型AlGa1−XN層の厚みは実用的な値として6μm以下であることが好ましい。
半導体レーザにおいては、AlGaNクラッド層33のアルミニウム組成は0.1以上であることが好ましく、0.3以下であることが好ましい。AlGaNクラッド層33の厚みD33は500nm以上であることが好ましく、また2.5μm以下であることが好ましい。また、AlGaNクラッド層35のアルミニウム組成は0.15以上であることが好ましく、0.6以下であることが好ましい。AlGaNクラッド層35の厚みD35は300nm以上であることが好ましく、また800nm以下であることが好ましい。さらに、AlGaNクラッド層39のアルミニウム組成は0.1以上であることが好ましく、0.6以下であることが好ましい。AlGaNクラッド層39の厚みD39は300nm以上であることが好ましく、また800nm以下であることが好ましい。
窒化物半導体発光素子11bでは、第1導電型AlGaN領域15は、例えばn型AlGaNからなる第1および第2のAlGaNクラッド層33、35を含む。第1のAlGaNクラッド層33のアルミニウム組成は第2のAlGaNクラッド層35のアルミニウム組成よりも小さく、AlGaNクラッド層33の厚みD33はAlGaNクラッド層35の厚みD35よりも大きい。AlGaNクラッド層35は、AlGaNクラッド層35のバンドギャップが活性層19の最大バンドギャップよりも大きいアルミニウム組成を有する。a面またはm面主面を有する支持体13上には、比較的大きなアルミニウム組成のAlGaN領域15が設けられるので、光の閉じ込めに好適である。
また、第2導電型GaN系半導体領域17は、AlGaN電子ブロック層37およびAlGaNクラッド層39を含む。AlGaN電子ブロック層37は、AlGaNクラッド層35のバンドギャップが活性層19の最大バンドギャップよりも大きいアルミニウム組成を有する。AlGaNクラッド層39のアルミニウム組成はAlGaN電子ブロック層37のアルミニウム組成よりも小さく、AlGaNクラッド層37の厚みD37はAlGaN電子ブロック層39の厚みD39よりも大きい。a面またはm面主面を有する支持体13を用いることによって、比較的大きなアルミニウム組成のAlGaN層39が活性層19上に設けられるので、光の閉じ込めに好適である。
支持体13の主面13aに、直接に或いは間接に、大きなアルミニウム組成の厚いAlGaN15、39が堆積される。この主面13aには、c面が現れることなくa面またはm面(或いは、これらの面から僅かにオフした結晶面)が現れる。このAlGaNは、c面とは大きく異なる面方位を有する結晶表面上に成長される。したがって、この面方位の結晶面上に成長されるAlGaNはすべり面を形成可能になる。一方、c面(或いは、ある僅かなオフ角でc面から傾斜した面)上へのAlGaNの堆積では、この面への成長に起因して、成長されるAlGaNに適当なすべり面がないので、内包される応力を緩和できない。このため、成長されたAlGaNにはクラックが発生する。
図3を参照すると、図1と同様に、座標系S、座標系Sが示されている。支持体13のGaN半導体の結晶軸が座標系Sに従うとき、主面13aはGaN半導体の実質的なm面である。また、支持体13のGaN半導体の結晶軸が座標系Sに従うとき、主面13aはGaN半導体の実質的なa面である。これらの面方位によれば、既に説明された技術的な利点が提供される。
AlGaN半導体を主要な構成材料に用いる窒化物半導体発光素子11bによれば、紫外の波長範囲の光を発生する半導体レーザに好適な構造である。活性層19は、360nm以下の発光波長の光を発生するように設けられており、また280nm以上の発光波長の光を発生する。活性層19は、量子井戸構造25を有しており、量子井戸構造25は、交互に配列された井戸層25aおよび障壁層25bを含む。
窒化物半導体発光素子11bは、活性層19と第1導電型AlGaN領域15との間に設けられたAlW1Ga1−W1N(0<W1<1)光ガイド層41を含むことができる。また、窒化物半導体発光素子11bは、活性層19と第2導電型GaN系半導体領域17との間に設けられたAlW2Ga1−W2N(0<W2<1)光ガイド層43を含むことができる。この構造は、光の閉じ込めとキャリアの閉じ込めを別個に行うために好適である。また、半導体レーザにおいて、光ガイド層41、43が共にAlGaNからなるとき、ガイド層での光の吸収損失を低減することができる。
窒化物半導体発光素子11bでは、第2導電型GaN系半導体層17上に設けられたAlGa1−VN(0≦V<U<1、U:電子ブロック層のAl組成)層45を含む。AlGa1−VN層45は、例えばコンタクト層であり、第1の電極47が、絶縁膜49の開口を介してAlGa1−VN層45に接合する。コンタクト層はAlGaN半導体積層(15、17、19)上に設けられている。活性層19からの光Lは、窒化物半導体発光素子11bの端面から出射されるので、活性層19からの光の出射がAlGa1−VN層45を介して出射されない。このため、コンタクト層の材料は、良好なコンタクト抵抗を得るために、p型GaN、Al組成の小さいp型AlGaN等が好適である。支持体13の裏面31bには第2の電極31が接合する。これらの接合はオーミック特性を示し、第1の電極47は例えばアノードであり、第2の電極31は例えばカソードである。
(実施例2)
図4を参照しながら、本実施の形態における実施例を説明する。m面、a面主面を有するGaN基板上にLD構造を作製した。工程S201において、c面、m面、a面主面を有する3種類のGaN基板を準備した。これらのGaN基板を有機金属気相成長炉に配置した。工程S203において、これらのGaN基板の前処理を行った。この前処理として、アンモニア及び水素(NH+H)中で、摂氏1050度および10分間のサーマルクリーニングを行った。前処理の後に、工程S205において、摂氏1150度で、2μmのn型Al0.20Ga0.80Nクラッド膜(Si添加)を成長した。次いで、工程S207において、摂氏1150度で、300nmのn型Al0.24Ga0.76Nクラッド膜(Si添加)を成長した。工程S209において、摂氏1150度で、100nmのn型Al0.20Ga0.80N光ガイド膜(Si添加)を成長した。工程S211において、活性層を成長した。活性層は、3nmのAl0.05Ga0.95N井戸層および15nmのAl0.18Ga0.82N障壁層を含み、これらが交互に3周期分積層されて成る多重量子井戸構造を有する。井戸層および障壁層はアンドープであることが好ましい。工程S213において、摂氏1100度に温度を下げた後に、100nmのp型Al0.20Ga0.80N光ガイド膜(Mg添加)を成長した。工程S215において、摂氏1100度で、20nmのp型Al0.27Ga0.73N電子ブロック膜(Mg添加)を成長した。工程S217において、摂氏1100度で、300nmのp型Al0.24Ga0.76Nクラッド膜(Mg添加)を成長した。これらの工程によりAlGaNエピタキシャル積層が形成され、AlGaNエピタキシャル積層のAlGaN結晶のc面は、基板主面と大きな角度で交差する平面に沿って延びている。工程S219において、50nmのp型GaN膜(Mg添加)を成長した。これらに工程により、c面、m面、a面主面を有するGaN基板を用いたLD構造が得られた。工程S221において、シリコン酸化膜といった絶縁膜を形成した後に、ストライプ状の開口(窓)をエッチングにより形成する。基板の裏面にTi/Alからなるn電極を形成すると共に、p型GaNコンタクト層上に、Ni/Auからなるp電極を形成し、Ti/Auからなるパッド電極を蒸着した。工程S223において、c面基板ではm面でへき開を行うと共に、m面基板およびa面基板の場合はc面でへき開を行うことによって共振器ミラーをそれぞれ形成して、ゲインガイド型半導体レーザLD、LD、LDを作製した。半導体レーザLD、LD、LDの発振波長は、いずれも350nm付近であった。
これらの半導体レーザLD、LD、LDに電圧を加えた。c面基板を用いた半導体レーザLDは、クラックが発生したので、ほとんど発光しなかった。一方、m面およびa面基板を用いた半導体レーザLD、LDは、全面で均一な発光が得られた。発光した半導体レーザLDでも閾値電流が大きくばらついた。これはクラックのため、電流密度の面内不均一や内部ロスの発生に起因していると考えられる。一方、半導体レーザLD、LDでは、特性のばらつきが小さい。
405nmよりも短い波長帯の、ブルーレーザ等の発光素子では、Al組成がより高いAlGaN結晶を用いる必要がある。このため、クラックに関する問題の解決が望まれる。つまり、厚いAlGaN膜を成長すると、クラックが発生しデバイス特性を悪化させる。しかしながら、本実施の形態において説明したように、m面(10−10)GaN基板およびa面(11−20)GaN基板を用いる窒化物半導体発光素子では、該GaN基板上に堆積されたAlGaNでは、c軸方向に生成される僅かな量の結晶欠陥により、格子定数差に起因する応力が緩和される。このため、AlGaN積層体にクラックが発生しにくい。
好適な実施の形態において本発明の原理を図示し説明してきたが、本発明は、そのような原理から逸脱することなく配置および詳細において変更され得ることは、当業者によって認識される。本発明は、本実施の形態に開示された特定の構成に限定されるものではない。また、本実施の形態では、Al組成が一定の半導体層について例示的に説明しているけれども、Al組成が階段状および傾斜状になっている半導体層を用いることもできる。したがって、特許請求の範囲およびその精神の範囲から来る全ての修正および変更に権利を請求する。
図1は、第1の実施の形態に係る窒化物半導体発光素子を概略的に示す図面である。 図2は、この実施の形態に係る窒化物半導体発光素子の作製のために主要な工程を示す図面である。 図3は、第2の実施の形態に係る窒化物半導体発光素子を概略的に示す図面である。 図4は、この実施の形態に係る窒化物半導体発光素子の作製のために主要な工程を示す図面である。
符号の説明
11a、11b…窒化物半導体発光素子、13…支持体、13a…支持体の主面、13c、13d、13e、13f…支持体の側面、15…第1導電型AlGaN領域、17…第2導電型GaN系半導体層、19…活性層、21…GaN基板、23…n型GaN層、S、S…座標系、25…量子井戸構造、25a…井戸層、25b…障壁層、27…AlGa1−VN層、29…第1の電極、31…第2の電極、33…AlGaNクラッド層、35…AlGaNクラッド層、39…AlGaNクラッド層、41…AlW1Ga1−W1N光ガイド層、43…AlW2Ga1−W2N光ガイド層、45…AlGa1−VN層、47…第1の電極

Claims (9)

  1. 主面と複数の側面とを有しておりGaN半導体からなる支持体と、
    前記支持体の前記主面上に設けられた第1導電型AlGaN領域と、
    前記支持体の前記主面上に設けられた第2導電型GaN系半導体領域と、
    360nm以下のピーク発光波長の光を発生するように前記第1導電型AlGaN領域と前記第2導電型GaN系半導体領域との間に設けられGaN系半導体から成る活性層と
    を備え、
    前記第1導電型AlGaN領域は前記支持体と前記活性層との間に設けられ、
    前記支持体のGaN半導体のc軸は、前記支持体の前記複数の側面のうちの第1の側面から第2の側面に伸びており、
    前記第1の側面は前記第2の側面に対向しており、
    前記第1導電型AlGaN領域のアルミニウム組成は0.05以上であり、
    前記第1導電型AlGaN領域の厚さは500nm以上であり、
    前記第1導電型AlGaN領域はすべり面で緩和しており、
    前記活性層は、井戸層および障壁層を含む量子井戸構造を有しており、
    前記障壁層はAl Ga 1−Y N(0<Y<1)からなり、
    前記井戸層はAl Ga 1−Z N(0<Z<Y<1)からなる、ことを特徴とする窒化物半導体発光素子。
  2. 前記第1導電型AlGaN領域は、第1導電型AlGa1−XN(0.1<X<1)層を含み、
    前記第1導電型AlGa1−XN層のAl組成は0.1以上0.6以下であり、
    前記第1導電型AlGa1−XN層の厚さは2μm以上である、ことを特徴とする請求項1に記載された窒化物半導体発光素子。
  3. 前記第1導電型AlGa1−XN層のAl組成は0.18以上である、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載された窒化物半導体発光素子。
  4. 前記第1導電型AlGaN領域は、第1のAlGaNクラッド層及び第2のAlGaNクラッド層を含み、
    前記第1のAlGaNクラッド層の厚さは500nm以上2.5μm以下であると共に、前記第1のAlGaNクラッド層のAl組成は0.1以上0.3以下であり、
    前記第2のAlGaNクラッド層の厚さは300nm以上800nm以下であると共に、前記第2のAlGaNクラッド層のAl組成は0.15以上0.6以下であり、
    前記第1のAlGaNクラッド層の前記Al組成は前記第2のAlGaNクラッド層の前記Al組成より小さく、
    前記第1のAlGaNクラッド層の前記厚さは前記第2のAlGaNクラッド層の前記厚さより大きい、
    前記第2のAlGaNクラッド層は前記第1のAlGaNクラッド層と前記活性層との間に設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載された窒化物半導体発光素子。
  5. 前記活性層と前記第1導電型AlGaN領域との間および前記活性層と前記第2導電型GaN系半導体領域との間の少なくともいずれか一方に設けられたAlGa1−WN(0<W<1)光ガイド層を更に備える、ことを特徴とする請求項1に記載された窒化物半導体発光素子。
  6. 前記第2導電型GaN系半導体領域はAlGa1−UN(0<U<1)からなる、ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載された窒化物半導体発光素子。
  7. 前記第2導電型GaN系半導体領域上に設けられたAlGa1−VN(0<V<U<1)層と、
    前記AlGa1−VN層に接合する第1の電極と
    を更に備える、ことを特徴とする請求項6に記載された窒化物半導体発光素子。
  8. 前記支持体の前記主面と前記GaN半導体のm面との成す角度は−5度以上であり、
    前記支持体の前記主面と前記GaN半導体のm面との成す角度は+5度以下である、ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載された窒化物半導体発光素子。
  9. 前記支持体の前記主面と前記GaN半導体のa面との成す角度は−5度以上であり、
    前記支持体の前記主面と前記GaN半導体のa面との成す角度は+5度以下である、ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載された窒化物半導体発光素子。
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