JP4923937B2 - センサ装置 - Google Patents

センサ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4923937B2
JP4923937B2 JP2006281164A JP2006281164A JP4923937B2 JP 4923937 B2 JP4923937 B2 JP 4923937B2 JP 2006281164 A JP2006281164 A JP 2006281164A JP 2006281164 A JP2006281164 A JP 2006281164A JP 4923937 B2 JP4923937 B2 JP 4923937B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
terminal
detection
terminals
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006281164A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008096374A (ja
Inventor
伸康 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2006281164A priority Critical patent/JP4923937B2/ja
Publication of JP2008096374A publication Critical patent/JP2008096374A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4923937B2 publication Critical patent/JP4923937B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/73Means for bonding being of different types provided for in two or more of groups H01L2224/10, H01L2224/18, H01L2224/26, H01L2224/34, H01L2224/42, H01L2224/50, H01L2224/63, H01L2224/71
    • H01L2224/732Location after the connecting process
    • H01L2224/73251Location after the connecting process on different surfaces
    • H01L2224/73265Layer and wire connectors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/10Details of semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/11Device type
    • H01L2924/13Discrete devices, e.g. 3 terminal devices
    • H01L2924/1304Transistor
    • H01L2924/1305Bipolar Junction Transistor [BJT]
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/10Details of semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/11Device type
    • H01L2924/13Discrete devices, e.g. 3 terminal devices
    • H01L2924/1304Transistor
    • H01L2924/1306Field-effect transistor [FET]
    • H01L2924/13091Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor [MOSFET]

Landscapes

  • Pressure Sensors (AREA)

Description

本発明は、一方向に検出方向を有するセンシング部を有する検出用部材をケースに搭載し、当該検出用部材のセンサ端子とケースのターミナルとを電気的に接続してなるセンサ装置に関し、たとえば一方向への加速度を検出する加速度センサなどに適用できるものである。
従来よりこの種のセンサ装置としては、一方向に検出方向を有するセンシング部を備えるセンサチップなどを、セラミックパッケージに収納してなる検出用部材を備えたものが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
そして、この検出用部材においては、センシング部とパッケージとがボンディングワイヤなどで電気的に接続されている。それにより、パッケージに設けられた外部接続用のセンサ端子とセンシング部とが導通している。
このような検出用部材は、さらにケースに収納された形で構成されるのが通常である。具体的には、検出用部材における上記センサ端子を利用して、特許文献2などに記載されているように、検出用部材を配線基板などにはんだを介して実装する。そして、この検出用部材を配線基板とともに、ターミナルを有するケースに収納し、配線基板とケースのターミナルとを電気的に接続するようにしている。
特開2006−84200号公報 特開2002−354842号公報
しかしながら、従来のセンサ装置では、検出用部材に設けられているセンサ端子や、ケース側のターミナルといった接続部の配列や形状などは、センシング部の検出方向に応じて決められている。
ここで、検出方向の異なるセンサ装置を設計する場合には、検出方向を異ならせて検出用部材をケースに搭載することになる。すると、それぞれの検出方向に対応するために、ケースやターミナル、あるいは配線基板が複数必要となり、部品費が増加するなどの問題が生じる。
この検出方向を異ならせることについて、具体的に加速度センサを例にとって述べると、加速度検出方向をある1つの方向に平行に配置した第1の状態で、検出用部材をケースに搭載した場合に対して、加速度検出方向を上記第1の方向と交差するように異ならせた第2の状態で検出用部材の搭載を行うことを意味する。
このような場合、たとえば、第1の状態の配置では、ケースのターミナル、配線基板、検出用部材の各間が、ボンディングワイヤやはんだなどで接続できていたが、第2の状態の配置になると、これらの接続ができなくなるという問題が生じる。具体的に言うならば、第2の状態では、ターミナルとセンサ端子との距離が大きくなってボンディングワイヤが届かなくなるなどの問題が生じる。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、一方向に検出方向を有するセンシング部を備える検出用部材を、導電性を有する複数のターミナルが設けられたケースに搭載し、検出用部材のセンサ端子と複数のターミナルとを電気的に接続してなるセンサ装置において、検出方向を互いに異ならせて検出用部材をケースに配置したとしても、ターミナルの配置構成を変えることなく、検出用部材とケースとの電気的な接続が行えるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、検出方向が第1の方向(x)と平行になるように検出用部材(100)をケース(200)に配置した第1の場合と、検出方向が第1の方向(x)とは異なる第2の方向(y)と平行になるように検出用部材(100)をケース(200)に配置した第2の場合との双方の場合に対して、複数のターミナル(210)が兼用されており、
検出用部材(100)の接続面(33)は四角形をなすとともにその周辺部にセンサ端子(35)を備えるものであり、
複数のターミナル(210)は、接続面(33)における連続する3つの辺のうちの中間に位置する辺の外側から当該中間に位置する辺に向かって延びる複数本のものよりなり、さらに、複数のターミナル(210)は、検出用部材(100)の接続面(33)における3つの辺の外側にて当該3つの辺のそれぞれに沿って延びる形に配置されており、
複数本のターミナル(210)のうち中央寄りのターミナルの端部が、接続面(33)における中間に位置する辺と平行に延びる形をなしており、複数本のターミナル(210)のうち外側に位置するターミナルの端部が、接続面(33)における中間に位置する辺の両側に位置する各辺の外側に回り込んで延びる形をなしており、
それぞれのターミナル(210)とセンサ端子(35)とは、接続部材としてのボンディングワイヤ(41)を介して電気的に接続されていることを特徴とする。
それによれば、検出用部材(100)をケース(200)に搭載するにあたって、検出方向を第1の方向(x)と平行になるように配置した第1の場合と、検出方向を第1の方向(x)とは異なる第2の方向(y)と平行になるように配置した第2の場合との双方の場合に対して、ターミナル(200)を兼用できるので、検出方向を互いに異ならせて検出用部材(100)を配置したとしても、どちらの配置の場合でもターミナル(210)の配置構成を変えることなく、検出用部材(100)とケース(200)との電気的な接続が行える。
さらに、請求項2に記載の発明のように、センサ端子(35)を、検出用部材(100)の接続面(33)における連続した3つの辺にそれぞれ設けるとともに、当該3つの辺のそれぞれに沿って延びる形状をなすものとすれば、センサ端子(35)側も延ばした形状となることから、上記双方の場合においてセンサ端子(35)とターミナル(210)との距離をより近づけることが可能となる。
また、上記の各構成においては、検出用部材(100)あるいはターミナル(210)には、電子素子(300)を搭載するようにしてもよく、それによれば、回路基板を廃止した構成が可能となる。
また、センシング部(11)は、検出方向への加速度を検出するものであってもよいし、第1の方向(x)と異なる第2の方向(y)は、第1の方向(x)と直交する方向にすることができる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態では、センサ装置として、一方向の加速度を検出する加速度センサ装置S1の例を述べる。図1は、本発明の第1実施形態に係る検出用部材としてのパッケージ部材100の概略断面構成を示す図である。また、図2は図1中のパッケージ部材100の概略上面図であり、当該パッケージ部材100において蓋32を取り外した状態を示している。
また、図3は、本実施形態に係るセンサ装置としての加速度センサ装置S1の概略断面図である。このセンサ装置S1は、上記パッケージ部材100を、ターミナル210を有するケース200に搭載してなるものである。
そして、図4は、図3中のセンサ装置S1の概略上面図であり、(a)はセンシング部11の検出方向を第1の方向xと平行になるようにパッケージ部材100を配置した第1の場合、(b)は検出方向を第2の方向yと平行になるようにパッケージ部材100を配置した第2の場合を示す。この加速度センサ装置S1は、たとえば自動車に搭載されて自動車に印加される加速度を検出するものとして適用される。
[検出用部材の構成等]
まず、図1〜図4を参照して、検出用部材としてのパッケージ部材100の構成等について述べる。
このパッケージ部材100は、大きくは、図1、図2に示されるように、加速度検出用素子としてのセンシング部11を有するセンサチップ10と、回路チップ20と、これら両チップ10、20を収納するセラミックパッケージ30と、これら各部材10、20、30の間を電気的に接続するボンディングワイヤ40とを備えている。
そして、図2に示されるように、セラミックパッケージ30の上に、回路チップ20、センサチップ10が順次積層されている。ここで、セラミックパッケージ30と回路チップ20との間、および、センサチップ10と回路チップ20との間は、エポキシ樹脂やシリコーン樹脂などよりなる図示しない接着剤などによって接着され固定されている。それにより、センサチップ10および回路チップ20はセラミックパッケージ30に支持されている。
図1に示されるように、センサチップ10は矩形板状をなしており、センサチップ10の一面(図2中のセンサチップ10の上面)には、加速度検出用素子としてのセンシング部11が設けられている。
ここでは、センシング部11は、図示しないが、具体的に、加速度検出用素子として一般に知られている櫛歯状の可動電極およびこれに対向する固定電極を備えたものとして構成されている。
そして、上記可動電極は、図1中の検出方向に沿った加速度の印加に伴って当該検出方向に変位する。そして、この変位に伴い、可動電極に対向する上記固定電極との間の容量変化が発生し、この容量変化の信号を検出することで、印加加速度を検出するようになっている。このように、センシング部11は、一方向に検出方向を有するものであり、この検出方向への加速度を検出するものである。
また、図1に示されるように、センサチップ10の一面には、パッド12が設けられている。このセンサチップ10のパッド12は、センシング部11と導通しており、センシング部11と外部とを電気的に接続し、信号のやりとりを行うためのものである。
なお、このようなセンサチップ10は、たとえばSOI(シリコン−オン−インシュレータ)基板などの半導体基板に対して周知のマイクロマシン加工を施すことにより形成されたものである。
回路チップ20は、ここでは、センサチップ10よりも一回り大きな矩形板状をなしている(図1、図2参照)。回路チップ20の一面(図2中の回路チップ20の上面)は、のうちセンサチップ10が搭載されている部位の外周部には、パッド22が設けられている。
そして、センサチップ10のパッド12と回路チップ20のパッド22とは、上記ボンディングワイヤ40により結線されている。それにより、両チップ10、20は電気的に接続されている。このボンディングワイヤ40は、金やアルミニウムなどよりなり、通常のワイヤボンディング法により形成されるものである。
この回路チップ20は、センサチップ10へ入力信号を送ったり、センサチップ10からの出力信号を処理して外部へ出力する等の機能を有する信号処理チップとして構成されたものである。
このような回路チップ20は、たとえばシリコン基板等に対してMOSトランジスタやバイポーラトランジスタ等が、周知の半導体プロセスを用いて形成されているICチップなどにより構成されたものである。
セラミックパッケージ30は、本実施形態では、両チップ10、20が収納される開口部31と当該開口部31を覆う蓋部32とを有するものである。このセラミックパッケージ30は、たとえばアルミナなどのセラミック層が複数積層された積層体として構成されており、各セラミック層の表面や各セラミック層に形成されたスルーホールの内部に配線が形成されたものである。
このセラミックパッケージ30において、上記配線は、開口部31内の内面および蓋部32とは反対側に位置するセラミックパッケージ30の面である接続面33に露出している。
ここで、開口部31内の内面に露出する上記配線34は、図1に示されており、この配線34と回路チップ20のパッド22とは、上記ボンディングワイヤ40により結線されている。それにより、回路チップ20とセラミックパッケージ30とは電気的に接続されている。
また、セラミックパッケージ30の接続面33(図2参照)は、後述するように、パッケージ部材100におけるケース200との電気的な接続を行う面である。この接続面33は、図4に示されるように、セラミックパッケージ30の平面形状に倣って四角形をなす。そして、図4に示されるように、パッケージ部材100における接続面33の周辺部には、接続面33に露出する上記配線35としてのセンサ端子35が設けられている。
そして、開口部31内の配線34と、このセンサ端子35とは、セラミックパッケージ30の内部に設けられた図示しないスルーホールなどを介して電気的に接続されている。このようにして、センサチップ10のセンシング部11は、センサチップ10のパッド12からボンディングワイヤ40、回路チップ20、ボンディングワイヤ40、配線34を介してセンサ端子35と導通している。
なお、これらセラミックパッケージ30における配線34、センサ端子35および上記スルーホールは、通常のセラミック積層基板における配線と同様に導体ペーストなどを用いて形成される。
また、セラミックパッケージ30において、蓋部32は金属や樹脂あるいはセラミックなどより構成されるもので、開口部31を覆うように開口部31の縁部に対して溶接やロウ付けなどにより取り付けられている。それにより、開口部31の内部は、蓋部32により封止され外部から保護された空間となっている。
[検出用部材のケースへの搭載構成等]
上記のように構成された検出用部材としてのパッケージ部材100は、図3、図4に示されるように、ケース200に搭載されている。このケース200は、導電性を有する複数のターミナル210が設けられたものである。
ケース200の本体は、PBT(ポリブチレンテレフタレート)やPPS(ポリプロピレンサルファイド)などの樹脂よりなり、これらの樹脂を用いた型成形などにより作られたものである。
このケース200には、パッケージ部材100を収納するための凹部201と、外部の配線部材と接続される部位であるコネクタ開口部202と、ケース200すなわち本加速度センサ装置S1を、自動車の適所に取り付けるための取付穴203とが設けられている。ここで、取付穴203には、ナットなどがインサートされており、ネジなどによる自動車への取付が可能となっている。
また、複数のターミナル210は、銅や42アロイなどの導電性材料などよりなる棒状のものであり、ここでは、ケース200にインサート成形されてケース200と一体化されている。本実施形態では、図3に示されるように、3本のターミナル210がケース200に設けられている。
ここで、それぞれのターミナル210の一端部は、ケース200のコネクタ開口部202の内部に突出しており、上記した外部の配線部材と接続されるようになっている。一方、それぞれのターミナル210の他端部側の部位は、ケース200の凹部201の底面に露出している(図3、図4参照)。
つまり、この凹部201の底面が、ケース200における複数のターミナル210が設けられている面である。凹部201の底面に露出するターミナル210は、ここでは、当該底面とターミナル210の露出面とが略同一面、いわゆる「つらいち」の関係となっているが、ターミナル210の露出面は、当該底面よりも突出していてもよいし、引っ込んでいてもよい。
このようなケース200に対して、上記パッケージ部材100は、その蓋部32側をケース200の凹部201の底面に向けた状態にて、ケース200に搭載されている。そして、パッケージ部材100の蓋部32と凹部201の底面との間には、エポキシ樹脂やシリコーン樹脂などよりなる接着剤220が介在し、この接着剤220によって、パッケージ部材100とケース200とは接着されている。
ここで、本実施形態の加速度センサ装置S1においては、図3および図4に示されるように、それぞれのターミナル210とパッケージ部材100の接続面33に位置するセンサ端子35とが、接続部材としてのボンディングワイヤ41を介して電気的に接続されている。
このボンディングワイヤ41は、上記パッケージ部材100の内部に設けられているボンディングワイヤ40と同様に、金やアルミニウムなどよりなり、通常のワイヤボンディング法にて形成できるものである。
そして、本実施形態では、図4(a)、(b)に示されるように、センシング部11の検出方向が第1の方向xと平行になるようにパッケージ部材100を配置した第1の場合と、検出方向が第1の方向xに直交する第2の方向yと平行になるようにパッケージ部材100を配置した第2の場合との双方の場合に対して、複数のターミナル210が兼用されている。
ここで、第1の場合は、図4(a)中の第1の方向xに平行な加速度を検出するものであり、上記センシング部11における可動電極の変位方向が第1の方向xとなるように、パッケージ部材100をケース200に搭載した場合である。
また、第2の場合は、図4(b)中の第2の方向yに平行な加速度を検出するものであり、上記可動電極の変位方向が第2の方向yとなるように、パッケージ部材100をケース200に搭載した場合である。
そして、本実施形態では、これら第1の場合と第2の場合との双方の場合において、ターミナル210のレイアウトを変更したり、別の配線部材などを付加したりすることなく、つまり、これら双方の場合において、全く同じ構成のケース200を用いて、当該ケース200にパッケージ部材100を搭載している。
具体的には、図4に示されるように、パッケージ部材100の接続面33は、四角形をなすとともにその周辺部にセンサ端子35を備えるものであるが、3本のターミナル210は、当該接続面33における連続する3つの辺の外側にて当該3つの辺のそれぞれに沿って延びる形に配置されている。
ここで、図4(a)に示される第1の場合では、当該接続面33における連続する3つの辺は、検出方向つまり第1の方向xに沿った2つの辺および当該2つの辺の中間に位置し第1の方向xと直交する1つの辺である。また、図4(b)に示される第2の場合では、当該接続面33における連続する3つの辺は、検出方向つまり第2の方向yに沿った1つの辺および当該1つの辺の両側に位置し第2の方向yと直交する2つの辺である。
そして、それぞれのターミナル210とセンサ端子35とは、接続部材としてのボンディングワイヤ41を介して結線され電気的に接続されている。なお、図3および図4においては、図中に示されているボンディングワイヤ41以外の部分でも、必要に応じて、センサ端子35とターミナル210との間が、同じボンディングワイヤ41によって結線されていてもよい。
ここで、3本のターミナル210は、3本ともに、接続面33における上記3つの辺のうちの中間に位置する辺の外側(ここでは、コネクタ開口部202側)から当該中間に位置する辺に向かって延びる形を有している。
そして、これら3本のターミナル210のうち中央の1本のターミナル210については、その接続面33側の端部が、接続面33における上記中間に位置する辺と平行に延びる形をなしており、全体として略T字形状となっている(図4参照)。
また、3本のターミナル210のうち外側に位置する2本のターミナル210については、その接続面33側の端部が、接続面33における上記中間に位置する辺の両側に位置する各辺の外側に回り込んで延びる形をなしている(図4参照)。
そして、接続面33の各辺に位置するセンサ端子35は、上記3つの各辺の外側に位置するターミナル210の端部に対して、ボンディングワイヤ41を介して結線され電気的に接続されている。
このようにして、パッケージ部材100がケース200に搭載され、ターミナル210とパッケージ部材100ひいては上記センシング部11とが電気的に接続されている。なお、ケース200の凹部201の開口部は、図示しない蓋などにより封止されていてもよい。
そして、本加速度センサ装置S1においては、自動車に取り付けられた状態で、検出方向の加速度をセンシング部11にて検出し、その信号は、パッケージ部材100からボンディングワイヤ41、ターミナル210を介して、ECUなどの外部回路に送られるようになっている。
[効果等]
ところで、本実施形態の加速度センサ装置S1によれば、検出方向を第1の方向xと平行になるように配置した第1の場合と、検出方向を第1の方向xに直交する第2の方向yと平行になるように配置した第2の場合との双方の場合に対して、ターミナル210を兼用できるようにしている。
そのため、パッケージ部材100をケース200に搭載するにあたって、検出方向を互いに異ならせて配置したとしても、どちらの配置の場合でもターミナル210の配置構成を変えることなく、パッケージ部材100とケース200との電気的な接続を行うことができる。
特に、図4に示したように、パッケージ部材100の接続面33が四角形であってその周辺部にセンサ端子35が設けられている場合、接続面33の連続する3つの辺の外側にて、当該3つの各辺に沿うようにターミナル210を設ければ、上記した第1の場合でも第2の場合でも、センサ端子35とターミナル210との距離をワイヤボンディング可能な程度に近くすることが容易になる。
なお、上記図4に示したように、複数本のターミナル210のうち中央寄りのターミナル210の端部が、接続面33における中間に位置する辺と平行に延びる形をなし、外側に位置するターミナル210の端部が、接続面33における中間に位置する辺の両側に位置する各辺の外側に回り込むように延びる形をなす構成については、ターミナル210が4本以上の場合でも、実現することができる。
たとえば、4本のターミナルであれば、中央の2本のターミナルの端部を、接続面33における中間に位置する辺と平行に延びる形とし、外側の2本のターミナルの端部を、接続面33における中間に位置する辺の両側に位置する各辺の外側に回り込むように延びる形とすればよい。さらには、6本の場合には、たとえば、中央を2本、外側をそれぞれ2本ずつとして同様に構成すればよい。
(第2実施形態)
図5は、本発明の第2実施形態に係る加速度センサ装置S2を示す概略平面図であり、(a)はセンシング部11の検出方向を第1の方向xと平行になるようにパッケージ部材100を配置した第1の場合、(b)は検出方向を第2の方向yと平行になるようにパッケージ部材100を配置した第2の場合を示す。
本実施形態は、上記第1実施形態に示した加速度センサ装置において、パッケージ部材100の接続面33に設けられているセンサ端子35のレイアウトを変更したものであり、その他の部分は上記第1実施形態と同様である。
本実施形態においても、図5に示されるように、3本のターミナル210のうち中央の1本のターミナル210の端部が、接続面33における中間に位置する辺と平行に延びる形をなし、外側に位置する2本のターミナル210の端部が、接続面33における中間に位置する辺の両側に位置する各辺の外側に回り込むように延びる形をなす。それにより、接続面33の連続する3つの辺の外側にて、当該3つの各辺に沿うようにターミナル210が設けられている。
このようにターミナル210を延ばした形状とすることに加えて、本実施形態では、センサ端子35も延ばした形状としており、それによって、上記した第1の場合と第2の場合との双方の場合に対して、ターミナル210を兼用できるようにしている。
具体的には、センサ端子35は、パッケージ部材100の接続面33における上記3つの辺にそれぞれ設けられるとともに、当該3つの辺のそれぞれに沿って延びる形状となっている。そして、これら3つの辺のそれぞれにおいて、センサ端子35とターミナル210とがボンディングワイヤ41によって結線され、電気的に接続されている。
本実施形態によれば、上記したターミナル210の兼用による効果を奏することに加えて、センサ端子35側も延ばした形状とすることで、上記第1および第2の場合においてセンサ端子35とターミナル210との距離をより近づけることが可能となり、さらに、ワイヤボンディングが容易となる。
(第3実施形態)
図6は、本発明の第3実施形態に係る加速度センサ装置S3を示す概略平面図であり、(a)はセンシング部11の検出方向を第1の方向xと平行になるようにパッケージ部材100を配置した第1の場合、(b)は検出方向を第2の方向yと平行になるようにパッケージ部材100を配置した第2の場合を示す。
本実施形態は、上記第1実施形態に示した加速度センサ装置において、ケース200の凹部201の底部に露出するターミナル210のレイアウト、および、パッケージ部材100の接続面33に設けられているセンサ端子35のレイアウトを変更したものであり、その他の部分は上記第1実施形態と同様である。
図6に示されるように、本実施形態においても、接続面33は四角形をなすとともにその周辺部にセンサ端子35を備えるが、ターミナル210については、3本のターミナル210の一端部が、接続面33における1つの辺に対向して設けられ、残りの3つの辺の外側にはターミナル210が存在しないレイアウトとしている。
このようなターミナル210のレイアウトでは、通常のセンサ端子35の構成では、検出方向を第1の場合と第2の場合とに変えたとき、どちらか一方の場合ではワイヤボンディング接続ができなくなる可能性が高い。そこで、本実施形態では、センサ端子35のレイアウトを変更することにより、上記した第1の場合と第2の場合との双方の場合に対して、ターミナル210を兼用できるようにしている。
具体的には、図6に示されるように、センサ端子35は、接続面33において3本のターミナル210の端部が対向する1つの辺および当該1つの辺と直交する辺に沿って、L字形状に配列されている。そして、それぞれのターミナル210の端部とセンサ端子35とが、接続部材としてのボンディングワイヤ41を介して結線されて電気的に接続されている。
このようにして、本実施形態においても、上記した第1の場合と第2の場合との双方の場合に対して、ターミナル210が兼用されるため、検出方向を互いに異ならせてパッケージ部材100を配置したとしても、ターミナル210の配置構成を変えることなく、パッケージ部材100とケース200との電気的な接続が行える。
また、本実施形態によれば、図6に示されるように、L字状に配列されたセンサ端子35は、第1の場合と第2の場合とで、おおよそ線対称であるような配列となる。そのため、第1および第2の双方の場合において、それぞれターミナル210とセンサ端子35との距離関係を大幅に変更しなくてもよく、ワイヤボンディングが容易に行える。
(第4実施形態)
図7は、本発明の第4実施形態に係る加速度センサ装置S4を示す概略平面図であり、(a)はセンシング部11の検出方向を第1の方向xと平行になるようにパッケージ部材100を配置した第1の場合、(b)は検出方向を第2の方向yと平行になるようにパッケージ部材100を配置した第2の場合を示す。
本実施形態は、上記第1実施形態に示した加速度センサ装置において、ケース200の凹部201の底部に露出するターミナル210のレイアウトを変更したものであり、その他の部分は上記第1実施形態のものと同様である。
図7に示されるように、本実施形態においても、パッケージ部材100の接続面33は四角形をなすとともにその周辺部にセンサ端子35を備える。そして、3本のターミナル210は、ケース200の凹部201の底部にて、当該接続面33における1つの辺(ここではコネクタ開口部202側の辺)の外側から接続面33を越えて当該1つの辺と対向する辺(取付穴203側の辺)の外側まで延びている。
この場合、3本のターミナル210は、ケース200の凹部201の底部から露出した状態で、接続面33の下部すなわちパッケージ部材100の下部を通り抜けている。そして、パッケージ部材100は、この下部に位置するターミナル210に対して、上記図3の場合と同様に、上記蓋部32にて接着剤220を介して接着固定されている。
そして、図7に示されるように、それぞれのターミナル210とセンサ端子35とは、接続面33における上記1つの辺の外側および当該1つの辺と対向する辺の外側にて、接続部材としてのボンディングワイヤ41によって結線され、このワイヤ41を介して電気的に接続されている。
本実施形態によっても、図7に示したようなターミナル210のレイアウト構成を採用することにより、上記した第1の場合と第2の場合との双方の場合に対して、ターミナル200が兼用されるため、検出方向を互いに異ならせてパッケージ部材100を配置したとしても、ターミナル210の配置構成を変えることなく、パッケージ部材100とケース210との電気的な接続が行える。
(第5実施形態)
図8は、本発明の第5実施形態に係る加速度センサ装置S5を示す概略平面図であり、(a)はセンシング部11の検出方向を第1の方向xと平行になるようにパッケージ部材100を配置した第1の場合、(b)は検出方向を第2の方向yと平行になるようにパッケージ部材100を配置した第2の場合を示す。
また、図9は、図8(a)中のパッケージ部材100とケース200のターミナル210との接続部材42による接続部を示す部分断面図である。なお、図8(b)中の同接続部については、この図9に示されるものと実質的に同一の構成である。
本実施形態は、上記第1実施形態に示した加速度センサ装置において、ケース200の凹部201の底部に露出するターミナル210のレイアウトを変更し、さらに接続部材をボンディングワイヤから導電性接合部材42に変更したものであり、その他の部分は上記第1実施形態のものと同様である。
上記各実施形態では、パッケージ部材100における接続面33とは反対側の蓋部32が、ケース200における複数のターミナル210が設けられている面である凹部201の底部に向けられた状態で、パッケージ部材100がケース200に搭載されていた。それとは逆に、本実施形態では、図8、図9に示されるように、接続面33を凹部201の底部に向けた状態で、パッケージ部材100をケース200に搭載している。
そして、3本のターミナル210のそれぞれは、接続面33の外側(ここではコネクタ開口部202側)から接続面33と重なるように延びる形をなしている。つまり、それぞれのターミナル210は、ケース200の凹部201の底面のうちパッケージ部材100が搭載される領域に露出するように配置されている。
さらに、それぞれのターミナル210は、接続面33に設けられたセンサ端子35に対向する位置に配置されている。そして、互いに対向するセンサ端子35とそれぞれのターミナル210とは、図8、図9に示されるように、接続部材としての導電性接合部材42を介して電気的・機械的に接続されている。
この導電性接合部材42は、金、銅あるいははんだなどの金属バンプや、導電性接着剤、あるいは、印刷などにより設けられたはんだをリフローしたものなどとして構成されたものである。このような導電性接合部材42の形成方法や部材間の接合方法については、これら構成材料を用いた公知の方法を採用することができる。
本実施形態によっても、図8、図9に示したようなターミナル210のレイアウト構成および導電性接合部材42による接続構成を採用することにより、上記した第1の場合と第2の場合との双方の場合に対して、ターミナル210が兼用される。
そのため、検出方向を互いに異ならせてパッケージ部材100を配置したとしても、ターミナル210の配置構成を変えることなく、パッケージ部材100とケース200との電気的な接続が行える。また、本実施形態によれば、フリップチップ実装に適した構成となり、また、ワイヤボンディングのスペースが不要となり、その分、装置の小型化が期待できる。
(第6実施形態)
図10は、本発明の第6実施形態に係る加速度センサ装置を示す概略平面図であり、(a)は、パッケージ部材100の接続面33に電子素子300を搭載した例を示し、(b)はターミナル210に電子素子300を搭載した例を示す。本実施形態は、上記各実施形態に適用可能なものである。
ここでは、電子素子300はコンデンサであるが、コンデンサ以外にも、たとえば抵抗素子などであってもよい。要するに、電子素子300としては、接続面33やターミナル210上に、はんだや導電性接着剤などにより実装可能な表面実装部品などを採用することができる。
図10(a)に示される例では、電子素子300は、接続面33のセンサ端子35に対してはんだなどにより電気的に接続されており、図10(b)に示される例では、電子素子300は、2本のターミナル210に対して、はんだなどにより電気的に接続されている。
このように、電子素子300としてのコンデンサなどを搭載することにより、回路基板が行っていた信号処理機能などを、電子素子300に代用させることができるため、パッケージ部材100内の上記回路チップ20などを廃止することが可能となる。
(他の実施形態)
なお、上記各実施形態では、第2の方向yは、第1の方向xと直交する方向であったが、第1の方向xと第2の方向yとは、90°異なるものであることに限定されるものではなく、互いに平行ではなく方向がずれているものであればよく、たとえば、第1の方向xと第2の方向yとが、30°、45°または60°などの角度をなすようにずれていてもよい。
このような場合でも、たとえば、ターミナル210を、上記図4に示されるように、パッケージ部材100の接続面33を取り囲むように延ばした形にレイアウトすれば、検出方向を変えても、ターミナルとセンサ端子との間でワイヤボンディング可能な距離を確保でき、ターミナル210の兼用が可能となる。
また、複数のターミナル210は、上記実施形態のように3本でなくてもよく、2本または4本以上であってもよい。たとえば2本の場合でも、ターミナルを曲げて延ばすなどのレイアウト設計を行うことにより、四角形をなすパッケージ部材100の接続面33を、ターミナルで取り囲むようにすればよい。
なお、この場合、上記図4に示したように、接続面33における3つの辺の外側をターミナルで取り囲むことに限定するものではなく、当該接続面33における2つの辺のみをターミナルで取り囲むようにしても、本発明の効果が期待できる。
また、検出用部材としては、上記したパッケージ部材100に限定されるものではなく、一方向に検出方向を有するセンシング部を備えケース200に搭載可能なものであればよい。
たとえば、検出用部材としては、パッケージにセンサチップや回路チップが収納されたものでなくてもよく、ベアチップでもよい。つまり、検出用部材は、上記したセンサチップ10のみ、あるいは、センサチップ10と回路チップ20とが積層された状態のものであってもよい。
このベアチップの場合には、たとえば、センサチップ10や回路チップ20を、接着剤などにより、ケース200の凹部201の底面に直接固定すればよい。そして、この場合、上記センサチップ10のパッド12(図1参照)や回路チップ20のパッド22がセンサ端子であり、当該パッドが設けられているセンサチップ10や回路チップ20の面が検出用部材における接続面となる。
なお、上記したようなセラミックパッケージ、あるいはセンサチップや回路チップなどが検出用部材として用いられることから、検出用部材の接続面としては四角形が通常であるが、たとえば円形、三角形など、それ以外の形状でもよい。
また、検出用部材におけるセンシング部としては、一方向に検出方向を有するものであればよく、上記加速度センサ以外にも、たとえばコリオリ力の発生する方向を検出方向とする角速度センサであってもよい。
また、ケースとしては、導電性のターミナルを備えるものであればよく、樹脂以外にもセラミックなどよりなるものでもよい。また、ターミナルも、インサート成形されたものでなくてもよく、たとえば接着や締結などによりケースに取り付けられたものであってもよい。
本発明の第1実施形態に係る検出用部材としてのパッケージ部材の概略断面図である。 図1中のパッケージ部材の概略上面図である。 第1実施形態に係るセンサ装置としての加速度センサ装置の概略断面図である。 図3中の加速度センサ装置の概略上面図であり、(a)は検出方向を第1の方向xと平行に配置した第1の場合、(b)は検出方向を第2の方向yと平行に配置した第2の場合を示す。 本発明の第2実施形態に係る加速度センサ装置を示す概略平面図であり、(a)は検出方向を第1の方向xと平行に配置した第1の場合、(b)は検出方向を第2の方向yと平行に配置した第2の場合を示す。 本発明の第3実施形態に係る加速度センサ装置を示す概略平面図であり、(a)は検出方向を第1の方向xと平行に配置した第1の場合、(b)は検出方向を第2の方向yと平行に配置した第2の場合を示す。 本発明の第4実施形態に係る加速度センサ装置を示す概略平面図であり、(a)は検出方向を第1の方向xと平行に配置した第1の場合、(b)は検出方向を第2の方向yと平行に配置した第2の場合を示す。 本発明の第5実施形態に係る加速度センサ装置を示す概略平面図であり、(a)は検出方向を第1の方向xと平行に配置した第1の場合、(b)は検出方向を第2の方向yと平行に配置した第2の場合を示す。 図8(a)中のパッケージ部材とターミナルとの接続部材による接続部を示す部分断面図である。 本発明の第6実施形態に係る加速度センサ装置を示す概略平面図であり、(a)は、パッケージ部材の接続面に電子素子を搭載した例、(b)はターミナルに電子素子を搭載した例を示す。
符号の説明
11…センシング部、33…パッケージ部材の接続面、35…センサ端子、
41…接続部材としてのボンディングワイヤ、
42…接続部材としての導電性接合部材、
100…検出用部材としてのパッケージ部材、200…ケース、
210…ターミナル、300…電子素子、x…第1の方向、y…第2の方向。

Claims (7)

  1. 導電性を有する複数のターミナル(210)が設けられたケース(200)と、
    一方向に検出方向を有するセンシング部(11)を備えるとともに前記ケース(200)に搭載された検出用部材(100)と、
    前記検出用部材(100)における前記ケース(200)との電気的な接続を行う面である接続面(33)に設けられ前記センシング部(11)と導通するセンサ端子(35)とを備え、
    前記複数のターミナル(210)と前記センサ端子(35)とが、接続部材(41、42)を介して電気的に接続されてなるセンサ装置において、
    前記検出方向が第1の方向(x)と平行になるように前記検出用部材(100)を配置した第1の場合と、前記検出方向が前記第1の方向(x)とは異なる第2の方向(y)と平行になるように前記検出用部材(100)を配置した第2の場合との双方の場合に対して、前記複数のターミナル(210)は兼用となっており、
    前記検出用部材(100)の前記接続面(33)は四角形をなすとともにその周辺部に前記センサ端子(35)を備えるものであり、
    前記複数のターミナル(210)は、前記接続面(33)における連続する3つの辺のうちの中間に位置する辺の外側から当該中間に位置する辺に向かって延びる複数本のものよりなり、
    さらに、前記複数のターミナル(210)は、前記検出用部材(100)の前記接続面(33)における前記3つの辺の外側にて当該3つの辺のそれぞれに沿って延びる形に配置されており、
    前記複数本のターミナル(210)のうち中央寄りのターミナルの端部が、前記接続面(33)における前記中間に位置する辺と平行に延びる形をなしており、
    前記複数本のターミナル(210)のうち外側に位置するターミナルの端部が、前記接続面(33)における前記中間に位置する辺の両側に位置する各辺の外側に回り込んで延びる形をなしており、
    それぞれの前記ターミナル(210)と前記センサ端子(35)とは、前記接続部材としてのボンディングワイヤ(41)を介して電気的に接続されていることを特徴とするセンサ装置。
  2. 前記センサ端子(35)は、前記検出用部材(100)の前記接続面(33)における前記3つの辺にそれぞれ設けられるとともに、当該3つの辺のそれぞれに沿って延びる形状となっていることを特徴とする請求項に記載のセンサ装置。
  3. 前記ケース(200)は樹脂であり、前記複数のターミナル(210)は前記ケース(200)にインサート成形されたものであることを特徴とする請求項1または2に記載のセンサ装置。
  4. 前記検出用部材(100)には、電子素子(300)が搭載されていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載のセンサ装置。
  5. 前記ターミナル(210)には、電子素子(300)が搭載されていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載のセンサ装置。
  6. 前記センシング部(11)は、前記検出方向への加速度を検出するものであることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載のセンサ装置。
  7. 前記第2の方向(y)は、前記第1の方向(x)と直交する方向であることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載のセンサ装置。
JP2006281164A 2006-10-16 2006-10-16 センサ装置 Expired - Fee Related JP4923937B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006281164A JP4923937B2 (ja) 2006-10-16 2006-10-16 センサ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006281164A JP4923937B2 (ja) 2006-10-16 2006-10-16 センサ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008096374A JP2008096374A (ja) 2008-04-24
JP4923937B2 true JP4923937B2 (ja) 2012-04-25

Family

ID=39379357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006281164A Expired - Fee Related JP4923937B2 (ja) 2006-10-16 2006-10-16 センサ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4923937B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5651977B2 (ja) * 2010-03-29 2015-01-14 株式会社デンソー 加速度センサの製造方法
JP2018096941A (ja) 2016-12-16 2018-06-21 株式会社デンソー 衝突検知センサ

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6488255A (en) * 1987-09-30 1989-04-03 Aisin Seiki Detecting device of acceleration
JPH07318582A (ja) * 1994-05-27 1995-12-08 Tokai Rika Co Ltd 加速度センサ
JPH0815302A (ja) * 1994-06-27 1996-01-19 Taiyo Yuden Co Ltd 加速度センサー
JPH1062446A (ja) * 1996-08-14 1998-03-06 Hitachi Ltd 加速度センサ及び実装用プリント基板
JPH10197552A (ja) * 1997-01-07 1998-07-31 Nissan Motor Co Ltd 力学量センサ
JP4003335B2 (ja) * 1999-02-05 2007-11-07 株式会社デンソー 半導体力学量センサ及びその製造方法
JP2000304762A (ja) * 1999-04-23 2000-11-02 Matsushita Electric Works Ltd 加速度センサ
JP4892781B2 (ja) * 2001-01-18 2012-03-07 富士電機株式会社 半導体物理量センサ
DE10152137A1 (de) * 2001-10-23 2003-05-08 Trw Automotive Electron & Comp Elektronikmodul und Verfahren zu seiner Herstellung
JP3888228B2 (ja) * 2002-05-17 2007-02-28 株式会社デンソー センサ装置
US7181968B2 (en) * 2004-08-25 2007-02-27 Autoliv Asp, Inc. Configurable accelerometer assembly
JP4511333B2 (ja) * 2004-12-22 2010-07-28 新光電気工業株式会社 センサ搭載のモジュール及び電子部品

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008096374A (ja) 2008-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6501157B1 (en) Substrate for accepting wire bonded or flip-chip components
JP4973443B2 (ja) センサ装置
US8120164B2 (en) Semiconductor chip package, printed circuit board assembly including the same and manufacturing methods thereof
CN100536128C (zh) 半导体模块及其制造方法
JP2009264820A (ja) 慣性力センサ
JP5351943B2 (ja) 両面センサパッケージとして使用される装置
US20200266151A1 (en) Electronic package structure
JP2006084232A (ja) 容量式湿度センサ
EP2248168B1 (en) Pressure sense die pad layout and method for direct wire bonding to programmable compensation integrated circuit die
JP4923937B2 (ja) センサ装置
JP4428210B2 (ja) 物理量センサの実装構造
JP5354045B2 (ja) マイクロフォン
JP6162764B2 (ja) 半導体装置、および、半導体装置の実装構造
JP5075979B2 (ja) 磁気センサパッケージ
JP2015175632A (ja) 力学量センサ
JP2018092223A (ja) 指紋検出装置、電子装置
EP2181778A1 (en) Piezoelectric device, electronic device using the same, and automobile
JP4206984B2 (ja) 角速度検出装置
JP2000019042A (ja) 半導体センサ及び実装構造
JP4706634B2 (ja) 半導体センサおよびその製造方法
JP2008082903A (ja) センサモジュール
JP2007113919A (ja) 3軸半導体センサ
JP2002188975A (ja) 圧力センサモジュール
JP2006080350A (ja) 半導体装置およびその実装構造
US9117871B2 (en) Multi-axial acceleration sensor and method of manufacturing the same

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110531

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110711

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120110

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120123

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150217

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150217

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees