JP4923835B2 - 報知装置及び報知システム - Google Patents
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Description
また、制御手段は、報知を開始後、又はその報知を保留状態にした後、指示受付手段がユーザから有効期限を延長する旨の指示を受け付けると、有効期限を延長するようになっている。
有効期限が切れた報知情報が報知されることを防止しながら報知動作をユーザの意思によって制御でき、報知装置の使い勝手が向上する。なお、報知情報がユーザに応答を要するものであり、その応答受け付けが報知と連動したものであれば、ユーザは応答を保留することができることになるため、特にユーザにとって都合が良い。
有効期限についてユーザの意思を反映することができるため、結果として報知装置の使い勝手が向上する。
また、制御手段は、報知を開始後、又はその報知を保留状態にした後、状態情報取得手段が取得した状態情報に基づき、当該報知を今後行う必要があるか否かを判定し、当該報知を今後行う必要がないと判定した場合は、有効期限にかかわらず当該報知情報についての報知を完全に停止させるようになっているとよい(請求項5)。なお、「完全に停止させる」というのは、保留状態にするのではなく、再開させることのない状態にすることである。
ところで、制御手段が一の報知情報を報知させている間に、別の報知情報を報知させる必要が生ずる場合が考えられる。その場合、制御手段は、状態情報取得手段により取得された状態情報に基づいて新たな報知情報についての有効期限の設定は行うが、当該報知情報(新たな報知情報)についての報知は保留状態にしておくようになっているとよい(請求項6)。
このようになっていれば、乗員情報や車両情報や車両の周辺情報等の変化に応じて有効期限を変更することができ、実情に合った適切な報知がなされると考えられる。
実施形態の報知システム11は、図1のブロック図に示すように、報知装置12と、報知装置12に接続された、走行系ECU13、ボデー系ECU14、ナビゲーション装置15、乗員モニタECU16、表示装置17、スピーカ18、マイク19及び操作装置20を備える。
ボデー系ECU14は、ドアロックECU,ウィンドウECU,エアコンECU,オーディオECU等の車両装備に関連するECUから構成されるECU群である。
表示装置17は、液晶パネルや有機ELパネル等から構成され、報知装置12から送られてきた情報を表示させる装置である。なお、表示装置17は、複数から構成されていてもよく、その場合はそれぞれの表示装置17が表示内容を分担しているとよい。また、それぞれの表示装置17が各座席に設置されていてもよい。
マイク19は、乗員が発した音声を入力して音声信号に変換して報知装置12へ出力するものであり、運転者の音声を入力できるような位置に設置されている。
制御部22は、CPU、ROM、RAM、バス等から構成され、これらによって、環境状態推定部31、車両状態推定部32、乗員状態推定部33、ユーザ意図推定部34及びサービス実行部35が論理的に実現されている。
重要度は、サービスの重要度を示すものである。
有効期限は、サービス起動時に設定されるデフォルトの有効期限である。なお、この有効期限は、当該サービスの内容等に応じて予め設定されており、この有効期限内であればメッセージを出力する意味があり、有効期限外であればメッセージを出力する意味がない程度に設定されたものである。また、あくまでデフォルトの有効期限であるため、実際にはサービス起動時に、上述した各推定部の推定結果に基づいて修正されて用いられる。
図3(b)は、アクションテーブルのテーブルレイアウト図である。アクションテーブルのレコードは、サービス実行時に各種のECU等に出力される指令(アクション)に関連する情報から構成されている。具体的には、アクションIDと、サービスIDと、対象と、タイミングと、アクションとから構成される。なお、各レコードは、上記サービステーブルのレコードに対して一対多(サービステーブルのレコード「一」に対してアクションテーブル「多」)の関係を有する。
サービスIDは、対応するサービスIDを示すものである。
対象は、アクションの内容を送る対象となるECUや装置等を示すものである。
アクションは、アクションの内容を示すものである。
[動作の説明]
次に、報知装置12の動作について動作例によって説明する。
図4は、動作例1を説明するためのラダーチャートである。本動作例では、ナビゲーション装置15によって経路案内が実行されていることを前提としている。この前提において、報知装置12の環境状態推定部31が、目的地までの距離はまだ遠い(例えば100km以上ある)と推定したとする(S105)。また、報知装置12の車両状態推定部32が、ガソリンの残量は少ない(例えば10L以下)と推定したとする(S110)。すると、これらの推定結果から、ユーザ意図推定部34が、ユーザは近い将来給油を行うであろう(又は行わなければならないと考えるであろう)と推定する(S115)。
次に、動作例2について図5のラダーチャートを用いて説明する。報知装置12の環境状態推定部31が、車両はトンネルに接近している(例えばトンネルまで3kmである)と推定したとする(S205)。また、報知装置12の車両状態推定部32が、車両のウィンドウのうち何れかのウィンドウが開いていると推定したとする(S210)。すると、これらの推定結果から、ユーザ意図推定部34が、ユーザは近い将来開いているウィンドウを閉める操作を行うであろう(又は行わなければならないと考えるであろう)と推定する(S215)。
これに対しユーザが、提案について保留する旨の操作を操作装置20に対して行ったとすると(S250)、サービス実行部35は、上記提案を再度保留状態にする(S255)。
これに対しユーザが無視していると(S270)、サービス実行部35は、ユーザは上記提案の保留を希望していると推定し(S275)、上記提案を再度保留状態にする(S280)。
次に、動作例3について図6のラダーチャートを用いて説明する。報知装置12の環境状態推定部31が、車両は降雨領域に接近している(例えば降雨領域まで3kmである)と推定したとする(S305)。また、報知装置12の車両状態推定部32が、車両のウィンドウのうち何れかのウィンドウが開いていると推定したとする(S310)。すると、これらの推定結果から、ユーザ意図推定部34が、ユーザは近い将来開いているウィンドウを閉める操作を行うであろう(又は行わなければならないと考えるであろう)と推定する(S315)。
次に、動作例4について図7のラダーチャートを用いて説明する。報知装置12の環境状態推定部31が、車両は濃霧領域に接近している(例えば濃霧領域まで3kmである)と推定したとする(S405)。また、報知装置12の車両状態推定部32が、車両のフォグランプが消灯していると推定したとする(S410)。すると、これらの推定結果から、ユーザ意図推定部34が、ユーザは近い将来フォグランプを点灯させる操作を行うであろう(又は行わなければならないと考えるであろう)と推定する(S415)。
これに対しユーザが、以降の報知は不要である旨の操作を操作装置20に対して行ったとすると(S465)、サービス実行部35は、上記提案を削除(表示装置17に表示させていたメッセージを消去し音声出力を停止)する(S470)。そして、サービス実行部35は、S420で起動したサービスを停止させる(S475)。
次に、動作例5について図8のラダーチャートを用いて説明する。本動作例では、ナビゲーション装置15によって経路案内が実行されていることを前提としている。この前提において、報知装置12の環境状態推定部31が、目的地までの距離はまだ遠い(例えば100km以上ある)と推定したとする(S505)。また、報知装置12の車両状態推定部32が、ガソリンの残量は少ない(例えば10L以下)と推定したとする(S510)。すると、これらの推定結果から、ユーザ意図推定部34が、ユーザは近い将来給油を行うであろう(又は行わなければならないと考えるであろう)と推定する(S515)。
次に、動作例6について図9のラダーチャートを用いて説明する。本動作例では、ナビゲーション装置15によって経路案内が実行されていることを前提としている。この前提において、報知装置12の環境状態推定部31が、目的地までの距離はまだ遠い(例えば100km以上ある)と推定したとする(S605)。また、報知装置12の車両状態推定部32が、ガソリンの残量は少ない(例えば20L以下)と推定したとする(S610)。すると、これらの推定結果から、ユーザ意図推定部34が、ユーザは近い将来給油を行うであろう(又は行わなければならないと考えるであろう)と推定する(S615)。
以上、動作例6について説明したが、本実施形態の報知システム11では、第一の提案を行っている間に第二の提案が可能な状態になった場合には、第一の提案の有効期限の残り時間と第二の提案の有効期限の残り時間とを比較し、残り時間の短い方の提案、つまり第二の提案の方を実行し、第一の提案については保留状態にするようになっている(S665)。したがって、有効期限の短い提案がなされることなく保留状態のまま有効期限を過ぎてしまうということを防止することができる。
上記実施形態で用いた用語と、特許請求の範囲で用いた用語との対応を示す。外部通信I/F21が状態情報取得手段及び報知情報取得手段に相当し、制御部22が制御手段に相当する。また、上記実施形態では便宜的に表示装置17及びスピーカ18を報知装置12と別体構成としたが一体構成であってもよく、その場合における表示装置17及びスピーカ18が、特許請求の範囲に記載した報知手段に相当する。また、上記実施形態では便宜的に操作装置20を報知装置12と別体構成としたが一体構成であってもよく、その場合における操作装置20が、特許請求の範囲に記載した指示受付手段に相当する。
[他の実施形態]
(1)上記実施形態では、複数の提案が重なった場合、有効期限の残り時間によって実行する方と保留する方とを決定していたが(動作例6)、これをサービステーブルに記憶されているそれぞれの重要度を比較することによって決定するように変更してもよい。具体的には、対応するサービスの重要度が高い方の提案を実行状態とし、低い方を保留状態にするのである。
(2)複数の提案が重なった場合、実行中の提案と保留中の提案とを、それぞれの有効期限の残り時間に基づいて周期的に切り替えて提案を行うようになっているとよい。例えば、動作例5で説明すると、動作例5では、第一の提案が行われている間に第二の提案が可能な状態になった場合には、第二の提案については保留状態になるようになっており、第一の提案が削除された後、第二の提案が実行されるようになっていた。これを、第一の提案が行われていて第二の提案が保留状態になっている場合に、それぞれの提案の有効期限の残り時間に応じて、例えば、第一の提案については10分毎に、第二の提案については1分毎に、実行状態に切り替えるのである。その際、他方は保留状態にすることは言うまでもない。
(4)動作例2において、例えば、有効期限の残り時間が1分になった段階(S260)で車両の進行方向が変わり、車両がトンネルから遠ざかる状態になったことを環境状態推定部31が推定したとする。その場合、環境状態推定部31はその情報をサービス実行部35に渡し、サービス実行部35は、有効期限の残り時間があったとしても強制的にサービスを終了するようになっているとよい。
(5)報知装置12を構成する各部を、図10に示すように有効期限設定装置12aと報知装置12bとに分離して構成してもよい。つまり、有効期限設定装置12aは、外部通信I/F21aと、制御部22aと、サービスリポジトリ23とを備え、制御部22aが、環境状態推定部31と、車両状態推定部32と、乗員状態推定部33と、ユーザ意図推定部34とを備える。一方、報知装置12bは、外部通信I/F21bと、制御部22bとを備え、制御部22bがサービス実行部35を備える。なお、基本的に各部は、上述したものと同様の機能を有し、環境状態推定部31,車両状態推定部32,乗員状態推定部33,ユーザ意図推定部34と、サービス実行部35との間のやりとりは、外部通信I/F21a,21bを介して行われる。このように構成しても、上述した実施形態と同様の効果を奏する。
Claims (18)
- 少なくとも乗員情報、車両情報、又は、車両の周辺情報の何れかを状態情報として取得する状態情報取得手段と、
報知情報を取得する報知情報取得手段と、
報知情報を報知する報知手段と、
前記報知情報取得手段から前記報知情報を受け取ると、前記状態情報取得手段により取得された前記状態情報に基づいて前記報知情報の有効期限を設定し、その有効期限を満たしている間、前記報知情報を前記報知手段に報知させる制御手段と、
を備え、
さらに、ユーザからの指示を受け付ける指示受付手段を備え、
前記制御手段は、前記報知を開始後、前記指示受付手段がユーザから報知を保留させる旨の指示を受け付けると前記報知を一旦停止させた保留状態にしておき、前記指示受付手段がユーザから報知を再開させる旨の指示を受け付けると、前記有効期限を満たしていることを条件に、前記報知を再開させ、
前記報知を開始後、又はその報知を保留状態にした後、前記指示受付手段がユーザから前記有効期限を延長する旨の指示を受け付けると、前記有効期限を延長すること、
を特徴とする報知装置。 - 請求項1に記載の報知装置において、
さらに、ユーザからの指示を受け付ける指示受付手段を備え、
前記制御手段は、前記報知を開始後、前記指示受付手段がユーザから報知を保留させる旨の指示を受け付けると前記報知を一旦停止させた保留状態にしておき、前記有効期限の残り時間に応じて前記報知を再開させること、
を特徴とする報知装置。 - 請求項1に記載の報知装置において、
さらに、ユーザからの指示を受け付ける指示受付手段を備え、
前記制御手段は、前記報知を開始後、前記指示受付手段がユーザから報知を保留させる旨の指示を受け付けると前記報知を一旦停止させた保留状態にしておき、前記有効期限を満たしていることを条件に、前記状態情報取得手段が取得した前記状態情報に基づいて前記報知を再開させること、
を特徴とする報知装置。 - 請求項1から請求項3の何れかに記載の報知装置において、
前記制御手段は、前記報知を開始後、又はその報知を保留状態にした後、前記指示受付手段がユーザから当該報知を継続又は再開させることなく将来に渡って停止させる旨の指示を受け付けると、前記有効期限にかかわらず当該報知情報についての報知を完全に停止させること、
を特徴とする報知装置。 - 請求項1から請求項4の何れかに記載の報知装置において、
前記制御手段は、前記報知を開始後、又はその報知を保留状態にした後、前記状態情報取得手段が取得した前記状態情報に基づき、当該報知を今後行う必要があるか否かを判定し、当該報知を今後行う必要がないと判定した場合は、前記有効期限にかかわらず当該報知情報についての報知を完全に停止させること、
を特徴とする報知装置。 - 請求項1から請求項5請求項の何れかに記載の報知装置において、
前記制御手段は、前記報知情報を前記報知手段に報知させている間に、前記報知情報取得手段から新たに別の前記報知情報を受け取ると、前記状態情報取得手段により取得された前記状態情報に基づいて新たな前記報知情報についての有効期限の設定は行うが、当該報知情報についての報知は保留状態にしておくこと、
を特徴とする報知装置。 - 請求項1から請求項5の何れかに記載の報知装置において、
前記制御手段は、前記報知情報を前記報知手段に報知させている間に、前記報知情報取得手段から新たに別の前記報知情報を受け取ると、前記状態情報取得手段により取得された前記状態情報に基づいて新たな前記報知情報についての有効期限の設定を行い、現在報知させている前記報知情報の前記有効期限の残り時間と、新たな前記報知情報の有効期限の残り時間とを比較し、短い方の前記報知情報を前記報知手段に報知させ、他方の前記報知情報は保留状態にすること、
を特徴とする報知装置。 - 請求項6又は請求項7に記載の報知装置において、
前記制御手段は、報知中の前記報知情報と保留状態の前記報知情報とを、それぞれの有効期限の残り時間に基づいて周期的に切り替えて報知を行うこと、
を特徴とする報知装置。 - 請求項1から請求項8の何れかに記載の報知装置において、
前記制御手段は、前記状態情報取得手段が取得した前記状態情報に基づき、設定した前記有効期限を変更すること、
を特徴とする報知装置。 - 有効期限設定装置と報知装置とを有する報知システムにおいて、
前記有効期限設定装置は、
少なくとも乗員情報、車両情報、又は、車両の周辺情報の何れかを状態情報として取得する状態情報取得手段と、
報知情報を取得する報知情報取得手段と、
前記状態情報取得手段により取得された前記状態情報に基づいて前記報知情報の有効期限を設定し、前記報知情報にその有効期限を付加して前記報知装置へ渡す第一の制御手段と、
を備え、
一方、前記報知装置は、
報知情報を報知する報知手段と、
前記有効期限設定装置より受け取った前記報知情報を、当該報知情報に付加された前記有効期限を満たしている間、前記報知手段に報知させる第二の制御手段と、
を備え、
前記報知装置は、さらに、ユーザからの指示を受け付ける指示受付手段を備え、
前記第二の制御手段は、前記報知を開始後、前記指示受付手段がユーザから報知を保留させる旨の指示を受け付けると前記報知を一旦停止させた保留状態にしておき、前記指示受付手段がユーザから報知を再開させる旨の指示を受け付けると、前記有効期限を満たしていることを条件に、前記報知を再開させ、
前記報知を開始後、又はその報知を保留状態にした後、前記指示受付手段がユーザから前記有効期限を延長する旨の指示を受け付けると、前記有効期限を延長させること、
を特徴とする報知システム。 - 請求項10に記載の報知システムにおいて、
前記報知装置は、さらに、ユーザからの指示を受け付ける指示受付手段を備え、
前記第二の制御手段は、前記報知を開始後、前記指示受付手段がユーザから報知を保留させる旨の指示を受け付けると前記報知を一旦停止させた保留状態にしておき、前記有効期限の残り時間に応じて前記報知を再開させること、
を特徴とする報知装置。 - 請求項10に記載の報知システムにおいて、
前記報知装置は、さらに、ユーザからの指示を受け付ける指示受付手段を備え、
前記第二の制御手段は、前記報知を開始後、前記指示受付手段がユーザから報知を保留させる旨の指示を受け付けると前記報知を一旦停止させた保留状態にしておき、
前記第一の制御手段は、前記状態情報取得手段が取得した前記状態情報に、前記保留状態を解除させるに値する所定の変化があった場合、その旨を前記第二の制御手段に通知し、
前記第二の制御手段は、前記報知を保留状態にした後、前記第一の制御手段から前記通知を受けると、前記有効期限を満たしていることを条件に前記報知を再開させること、
を特徴とする報知システム。 - 請求項10から請求項12の何れかに記載の報知システムにおいて、
前記第二の制御手段は、前記報知を開始後、又はその報知を保留状態にした後、前記指示受付手段がユーザから当該報知を継続又は再開させることなく将来に渡って停止させる旨の指示を受け付けると、前記有効期限にかかわらず当該報知情報についての報知を完全に停止させること、
を特徴とする報知システム。 - 請求項10から請求項13の何れかに記載の報知システムにおいて、
前記第一の制御手段は、前記状態情報取得手段が取得した前記状態情報に、前記第二の制御手段が報知又は保留させている前記報知情報が無意味となるような所定の変化があった場合、その旨を前記第二の制御手段に通知し、
前記第二の制御手段は、前記報知を開始後、又はその報知を保留状態にした後、前記第一の制御手段から前記通知を受け取ると、前記有効期限にかかわらず当該報知情報についての報知を完全に停止させること、
特徴とする報知システム。 - 請求項10から請求項14の何れかに記載の報知システムにおいて、
前記第一の制御手段は、前記報知情報取得手段から新たに別の前記報知情報を受け取ると、前記状態情報取得手段により取得された前記状態情報に基づいて新たな前記報知情報についての有効期限を設定し、前記報知情報にその有効期限を付加して前記第二の制御手段へ渡し、
前記第二の制御手段は、前記報知情報を前記報知手段に報知させている間に、前記第一の制御手段から新たに別の前記報知情報を受け取ると、新たに受け取った前記報知情報については報知することなく保留状態にしておくこと、
を特徴とする報知システム。 - 請求項10から請求項14の何れかに記載の報知システムにおいて、
前記第一の制御手段は、前記報知情報取得手段から新たに別の前記報知情報を受け取ると、前記状態情報取得手段により取得された前記状態情報に基づいて新たな前記報知情報についての有効期限を設定し、前記報知情報にその有効期限を付加して前記第二の制御手段へ渡し、
前記第二の制御手段は、前記報知情報を前記報知手段に報知させている間に、前記第一の制御手段から新たに別の前記報知情報を受け取ると、新たに受け取った前記報知情報の前記有効期限の残り時間と、現在報知させている前記報知情報の前記有効期限の残り時間とを比較し、短い方の前記報知情報を前記報知手段に報知させ、他方の前記報知情報は保留状態にすること、
を特徴とする報知システム。 - 請求項15又は請求項16に記載の報知システムにおいて、
前記第二の制御手段は、報知中の前記報知情報と保留状態の前記報知情報とを、それぞれの有効期限の残り時間に基づいて周期的に切り替えて報知を行うこと、
を特徴とする報知システム。 - 請求項10から請求項17の何れかに記載の報知システムにおいて、
前記第一の制御手段は、前記状態情報取得手段が取得した前記状態情報を前記第二の制御手段に渡し、
前記第二の制御手段は、前記第一の制御手段から受け取った前記状態情報に基づき前記有効期限を変更すること、
を特徴とする報知システム。
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