JP4923835B2 - 報知装置及び報知システム - Google Patents

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Description

本発明は、乗員に対して問合せ内容等を伝達する報知装置等に関する。
近年、車両内において様々な自動制御、例えば、ナビゲーションシステムからの情報により、トンネル進入前にライトの点灯、ドアウィンドウのクローズ、エアコンの内気循環への切り替え等が自動的に行われる仕組みが考えられている。しかしながら、この手の自動制御は、万人全ての意思に基づいた制御ではなく、万人の平均的な感覚を基準に制御がなされるようになっており、必ずしも実際の乗員の意思にあった制御がなされるとは限らない。そのため、意思にそぐわない制御がなされ乗員が不快感を覚える場合も考えられる。
そこで、下記の特許文献1に記載の発明が提案され、上記問題が解決されている。この発明に係る自動制御システムは、制御内容を事前に乗員に報知し、乗員がその制御内容に対する実行可否を回答することによってはじめて自動制御が行われる。
特開2000−127869号公報
しかしながら、乗員は、自動制御システムからの問合せに対して即座に応答できなかったり、応答を先延ばしにしたいと考える場合もある。特許文献1に記載された自動制御システムでは、所定時間内に応答を行わなければ強制的に自動制御が行われるようになっているため(特許文献1の段落「0031」等参照)、その所定時間が長すぎれば、状況が変化して問合せ自体が無意味なものとなってしまったり、自動制御の開始が遅れてしまったりする場合が考えられる。また、逆に所定時間が短すぎれば、乗員に「もう少し後に応答しようと思っていたのに」という不満を抱かせてしまう場合もある。
本発明はこのような問題にかんがみなされたものであり、より柔軟な問合せを実現することが可能な報知装置等を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の報知装置は、状態情報取得手段と、報知情報取得手段と、報知手段と、制御手段とを備える。状態情報取得手段は、少なくとも乗員情報、車両情報、又は、車両の周辺情報の何れかを状態情報として取得する手段であり、報知情報取得手段は報知情報を取得する手段であり、報知手段は報知情報を報知する。そして、制御手段は、報知情報取得手段から報知情報を受け取ると、状態情報取得手段により取得された状態情報に基づいて報知情報の有効期限を設定し、その有効期限を満たしている間、報知情報を報知手段に報知させるようになっている。なお、ここで言う「乗員情報」というのは、乗員に関する様々な情報であり、例えば、乗員の着座有無に関する情報、乗員の表情や体調に関する情報等である。また、「車両情報」というのは、車両自体に関する様々な情報であり、例えば、車両の走行情報、車両装備の動作情報等である。また、「車両の周辺情報」というのは、車両外部の様々な情報であり、例えば、走行予定道路の交通情報や、走行予定道路の天気情報や、車両周囲の地形の情報や、車両周囲の障害物の情報等である。
知装置は、さらに、ユーザからの指示を受け付ける指示受付手段を備えているとよい。その場合、制御手段は、報知を開始後、指示受付手段がユーザから報知を保留させる旨の指示を受け付けると報知を一旦停止させた保留状態にしておき、指示受付手段がユーザから報知を再開させる旨の指示を受け付けると、有効期限を満たしていることを条件に、報知を再開させるようになっている。
また、制御手段は、報知を開始後、又はその報知を保留状態にした後、指示受付手段がユーザから有効期限を延長する旨の指示を受け付けると、有効期限を延長するようになっている。
このような報知装置によれば、有効期限を満たしている間、報知情報が報知されるため、有効期限が切れた報知情報が報知され続けることがない。つまり、無意味となった報知情報が報知され続けることを防止できる。
効期限が切れた報知情報が報知されることを防止しながら報知動作をユーザの意思によって制御でき、報知装置の使い勝手が向上する。なお、報知情報がユーザに応答を要するものであり、その応答受け付けが報知と連動したものであれば、ユーザは応答を保留することができることになるため、特にユーザにとって都合が良い。
有効期限についてユーザの意思を反映することができるため、結果として報知装置の使い勝手が向上する。
また、保留状態にできるようになっているのであれば、制御手段は、報知を保留状態にした後、有効期限の残り時間に応じて報知を再開させるようになっているとよい(請求項)。ここで言う「有効期限の残り時間に応じて」というのは、例えば、有効期限の残り時間が所定時間を下回った場合や、有効期限の残り時間が当初設定された有効期限の所定割合を下回った場合や、有効期限の残り時間がゼロになった場合等である。
このようになっていれば、報知を保留状態にしたことをユーザが忘れ、報知が再開されることなくそのまま報知情報が有効期限切れとなってしまうことを防止することができる。
また、保留状態にできるようになっているのであれば、制御手段は、報知を保留状態にした後、有効期限を満たしていることを条件に、状態情報取得手段が取得した状態情報に基づいて報知を再開させるようになっているとよい(請求項)。
このようになっていれば、車両の状態が変化した場合等に保留状態にされていた報知情報が再報知されるため、状態変化に応じてユーザに適切に報知情報を伝達することができる。
た、制御手段は、報知を開始後、又はその報知を保留状態にした後、指示受付手段がユーザから当該報知を継続又は再開させることなく将来に渡って停止させる旨の指示を受け付けると、有効期限にかかわらず当該報知情報についての報知を完全に停止させるようになっているとよい(請求項)。なお、「完全に停止させる」というのは、保留状態にするのではなく、再開させることのない状態にすることである。
このようになっていれば、ユーザが再報知を希望しない場合に、それを実現することができ、報知装置の使い勝手が向上する。
また、制御手段は、報知を開始後、又はその報知を保留状態にした後、状態情報取得手段が取得した状態情報に基づき、当該報知を今後行う必要があるか否かを判定し、当該報知を今後行う必要がないと判定した場合は、有効期限にかかわらず当該報知情報についての報知を完全に停止させるようになっているとよい(請求項)。なお、「完全に停止させる」というのは、保留状態にするのではなく、再開させることのない状態にすることである。
このようになっていれば、乗員情報や車両情報や車両の周辺情報等の変化に応じて報知を完全に停止させることができ、実情に合った適切な報知がなされると考えられる。
ところで、制御手段が一の報知情報を報知させている間に、別の報知情報を報知させる必要が生ずる場合が考えられる。その場合、制御手段は、状態情報取得手段により取得された状態情報に基づいて新たな報知情報についての有効期限の設定は行うが、当該報知情報(新たな報知情報)についての報知は保留状態にしておくようになっているとよい(請求項)。
このようになっていれば、現在報知させている報知情報をそのまま報知させておきながら、新たな報知情報については報知機会を持たせることができる。したがって、報知情報に対するユーザの視認動作等を妨げることなく、複数の報知情報を報知させることが可能となる。
また、制御手段は、報知情報を報知手段に報知させている間に、報知情報取得手段から新たに別の報知情報を受け取ると、状態情報取得手段により取得された状態情報に基づいて新たな報知情報についての有効期限の設定を行い、現在報知させている報知情報の有効期限の残り時間と、新たな報知情報の有効期限の残り時間とを比較し、短い方の報知情報を報知手段に報知させ、他方の報知情報は保留状態にするようになっているとよい(請求項)。
このようになっていれば、新たな報知情報を報知装置が受け取った際、有効期限の残り時間の短い方の報知情報が優先的に報知される。したがって、有効期限の短い報知情報が報知されることなく保留状態のまま有効期限を過ぎてしまうということを防止することができる。
また、制御手段は、報知中の報知情報と保留状態の報知情報とを、それぞれの有効期限の残り時間に基づいて周期的に切り替えて報知を行うようになっていてもよい(請求項)。
このようになっていれば、報知されることなく有効期限を満了してしまう報知情報の発生を防止することができる上、頻繁に報知される情報は有効期限の残り時間が少ないものであるとユーザは知ることができる。
ところで、制御手段は、状態情報取得手段が取得した状態情報に基づき、設定した有効期限を後から変更するようになっていてもよい(請求項)。
このようになっていれば、乗員情報や車両情報や車両の周辺情報等の変化に応じて有効期限を変更することができ、実情に合った適切な報知がなされると考えられる。
ここまでは発明を、状態情報取得手段と、報知情報取得手段と、報知手段と、制御手段と、指示受付手段(一部請求項のみ)とを備える報知装置として構成した場合について説明したが、同様の発明を、有効期限設定装置と報知装置とを有する報知システムとして構成してもよい。つまり、請求項10〜請求項18に記載したように、有効期限設定装置が、状態情報取得手段と、報知情報取得手段と、第一の制御手段とを備え、報知装置が、報知手段と、第二の制御手段と、指示受付手段(一部請求項のみ)とを備える報知システムとして構成してもよい。このように構成しても、それぞれ対応する、請求項1〜19に記載した報知装置と同様の効果を奏する。
以下、本発明が適用された実施形態について図面を用いて説明する。尚、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[構成の説明]
実施形態の報知システム11は、図1のブロック図に示すように、報知装置12と、報知装置12に接続された、走行系ECU13、ボデー系ECU14、ナビゲーション装置15、乗員モニタECU16、表示装置17、スピーカ18、マイク19及び操作装置20を備える。
報知装置12は、走行系ECU13、ボデー系ECU14、ナビゲーション装置15、乗員モニタECU16、マイク19及び操作装置20から入力された情報に基づいてユーザに報知すべき情報を生成し、生成した情報を表示装置17及びスピーカ18に出力させる装置である。構成の詳細については後述する。
走行系ECU13は、エンジンECU,AT−ECU,ブレーキECU等の走行に関連するECUから構成されるECU群である。
ボデー系ECU14は、ドアロックECU,ウィンドウECU,エアコンECU,オーディオECU等の車両装備に関連するECUから構成されるECU群である。
ナビゲーション装置15は、広く知られたナビゲーション装置であり、報知装置12を介して表示装置17に現在位置付近の地図を表示させ、所定の目的地までの経路算出及び経路案内等を行う。
乗員モニタECU16は、座席に設置されたセンサ、乗員の顔面を撮影するカメラ等から得られた情報をモニタするECUである。
表示装置17は、液晶パネルや有機ELパネル等から構成され、報知装置12から送られてきた情報を表示させる装置である。なお、表示装置17は、複数から構成されていてもよく、その場合はそれぞれの表示装置17が表示内容を分担しているとよい。また、それぞれの表示装置17が各座席に設置されていてもよい。
スピーカ18は、報知装置12から送られてきた音声信号を音声として出力するものであり、主に運転者に対して音声を聞かせることができるような位置に設置されている。
マイク19は、乗員が発した音声を入力して音声信号に変換して報知装置12へ出力するものであり、運転者の音声を入力できるような位置に設置されている。
操作装置20は、メカニカルなキースイッチや、ハプティックデバイス(操作者の操作に対して反力を与えることが可能な装置)や、ジェスチャーデバイス(操作者が行った身体操作をカメラ等によって検知し、それを指令として認識することができる装置)等から構成され、入力された指令を報知装置12へ出力するようになっている。なお、操作装置20は、運転者が操作可能な位置に設置されている。
次に報知装置12について図2のブロック図を用いて詳説する。図2に示すように、報知装置12は、外部通信I/F21と、制御部22と、サービスリポジトリ23とを備え、これらは相互に接続されている。
外部通信I/F21は、上述した各種のECU等との通信機能を担う部位であり、通信用のマイクロコンピュータ等から構成される。
制御部22は、CPU、ROM、RAM、バス等から構成され、これらによって、環境状態推定部31、車両状態推定部32、乗員状態推定部33、ユーザ意図推定部34及びサービス実行部35が論理的に実現されている。
環境状態推定部31は、ナビゲーション装置15を介して取得したVICS情報や、ボデー系ECU14から取得した車両周辺の情報等から、車両周辺の環境を推定する。具体的には、渋滞の状態や、天候の状態や、地形の状態や、障害物の有無等を推定する。
車両状態推定部32は、走行系ECU13から取得したエンジン等の動作状態情報や、ボデー系ECU14から取得した車両装備の動作状態情報等から、車両状態を推定する。具体的には、給油の要否や、ウィンドウ開閉の要否や、空調の状態や、車両不具合の状態等を推定する。
乗員状態推定部33は、乗員モニタECU16から取得した乗員の情報(座席に設置されたセンサからの信号、乗員の顔面を撮影するカメラ等から得られた映像情報等)から乗員の状態を推定する。具体的には、乗員の着座の有無、乗員の意識レベルや、乗員の体調等を推定する。
ユーザ意図推定部34は、環境状態推定部31、車両状態推定部32、乗員状態推定部33、マイク19、及び、操作装置20からの情報に基づき、ユーザが現在及び近い将来、取るであろう行動(例えば、、経路設定、ウィンドウの開閉、ライト類の点灯・消灯、エアコンの調整、オーディオの調整等)を推定し、実行するサービスを決定する。そして、決定したサービスに関連する情報をサービスリポジトリ23から読み出して、サービス実行部35に渡す。
サービス実行部35は、ユーザ意図推定部34から渡された情報に基づき、後述するサービス(ユーザに対する提案や、ECU等に対する指令等を行う一群のプログラム)を実際に実行する部位である。なお、サービスの実行開始後であっても、環境状態推定部31、車両状態推定部32、乗員状態推定部33、ユーザ意図推定部34、マイク19、及び、操作装置20からの情報を利用して随時サービスの実行を継続する。
サービスリポジトリ23は、フラッシュメモリ等から構成され、サービステーブルとアクションテーブルとを記憶する。このサービステーブルとアクションテーブルについて、図3のテーブルレイアウト図を用いて説明する。
図3(a)は、サービステーブルのテーブルレイアウト図である。サービステーブルのレコードは、サービスの実行に関連する情報から構成されている。具体的には、サービスIDと、種別と、有効期限と、メッセージとから構成される。なお、各レコードは、ユーザ意図推定部34が推定した推定結果に対して一対多(推定結果「一」に対してサービステーブルのレコード「多」)の関係を有する。
サービスIDは、レコードを一意に特定するためのIDである。
重要度は、サービスの重要度を示すものである。
有効期限は、サービス起動時に設定されるデフォルトの有効期限である。なお、この有効期限は、当該サービスの内容等に応じて予め設定されており、この有効期限内であればメッセージを出力する意味があり、有効期限外であればメッセージを出力する意味がない程度に設定されたものである。また、あくまでデフォルトの有効期限であるため、実際にはサービス起動時に、上述した各推定部の推定結果に基づいて修正されて用いられる。
メッセージは、サービス実行時に表示装置17に表示されるメッセージである。
図3(b)は、アクションテーブルのテーブルレイアウト図である。アクションテーブルのレコードは、サービス実行時に各種のECU等に出力される指令(アクション)に関連する情報から構成されている。具体的には、アクションIDと、サービスIDと、対象と、タイミングと、アクションとから構成される。なお、各レコードは、上記サービステーブルのレコードに対して一対多(サービステーブルのレコード「一」に対してアクションテーブル「多」)の関係を有する。
アクションIDは、レコードを一意に特定するためのIDである。
サービスIDは、対応するサービスIDを示すものである。
対象は、アクションの内容を送る対象となるECUや装置等を示すものである。
タイミングは、アクションの内容を送るタイミングを示すものである。
アクションは、アクションの内容を示すものである。
[動作の説明]
次に、報知装置12の動作について動作例によって説明する。
(1)動作例1
図4は、動作例1を説明するためのラダーチャートである。本動作例では、ナビゲーション装置15によって経路案内が実行されていることを前提としている。この前提において、報知装置12の環境状態推定部31が、目的地までの距離はまだ遠い(例えば100km以上ある)と推定したとする(S105)。また、報知装置12の車両状態推定部32が、ガソリンの残量は少ない(例えば10L以下)と推定したとする(S110)。すると、これらの推定結果から、ユーザ意図推定部34が、ユーザは近い将来給油を行うであろう(又は行わなければならないと考えるであろう)と推定する(S115)。
ユーザ意図推定部34は、ユーザは近い将来給油を行うであろう(又は行わなければならないと考えるであろう)と推定すると、サービステーブル及びアクションテーブルを検索して該当するレコードの情報を全てサービス実行部35へ渡す。なお、この際、サービステーブルのレコードに定義された有効期限の値を、環境状態推定部31及び車両状態推定部32の推定結果を踏まえ、必要に応じて修正してサービス実行部35へ渡す(本動作例では有効期限は60分)。すると、サービス実行部35は、渡された情報に基づいてサービスを起動する(S120)。このサービスの起動により、サービス実行部35は、表示装置17に「ガソリン残量がわずかです。ガソリンスタンドを探しますか?」というメッセージを表示させるとともに、同内容をスピーカ18から音声出力させる(S125)。そして、サービス実行部35は、この提案の有効期限を60分として認識する(S130)。
これに対しユーザが、提案について保留する旨の操作を操作装置20に対して行ったとすると(S135)、サービス実行部35は、上記提案を保留状態にする(S140)。具体的には、表示装置17に表示させていたメッセージを消去するとともに音声出力を停止させる。
その後、時間が過ぎ(ただし、S130で認識された有効期限の残り時間内)、車両状態推定部32が、ガソリンの残量が極めて少ない(例えば5L以下)と推定したとする(S145)。すると、その推定結果を受けたサービス実行部35は、保留状態にした上記提案を再実行する(S150)。
これに対しユーザが、提案について受諾する旨の操作を操作装置20に対して行うと(S155)、サービス実行部35は、上記提案を削除(表示装置17に表示させていたメッセージを消去し音声出力を停止)するとともに、ナビゲーション装置15に対して最寄りのガソリンスタンドまでの経路を算出して案内するように指令を出力する(S160,S165)。指令を受け取ったナビゲーション装置15は、目的地までの経路案内を一時的に停止し、最寄りのガソリンスタンドまでの経路を算出して案内を開始する。
その後、時間が過ぎ(ただし、S130認識された有効期限の残り時間内)、環境状態推定部31が、車両はガソリンスタンドに到着したと推定すると(S170)、その結果を受けたサービス実行部35は、ユーザ意図推定部34から既に受け取っているアクションテーブルのレコードの内容を実行する。具体的には、給油口を開ける旨の指令、運転席のドアロックを解除する旨の指令、ヘッドライドが点灯していれば消灯させる旨の指令を、対応するECUへ出力する(S175)。そして、サービス実行部35は、S120で起動したサービスを停止させる(S180)。
以上、動作例1について説明したが、本実施形態の報知システム11ではユーザの意思によって報知装置12からの提案を保留状態にすることができる(S135)。したがって、提案の受諾有無の判断時期を明示的に先延ばしにすることができ、ユーザにとって使い勝手が良い。
また、車両状態推定部32によってガソリン残量が極めて少ないと推定された場合には保留状態が解除され、再提案がなされるようになっている(S150)。したがって、本実施例の報知システム11によれば、状態変化に応じてユーザに適切に提案内容を伝達することができる。
(2)動作例2
次に、動作例2について図5のラダーチャートを用いて説明する。報知装置12の環境状態推定部31が、車両はトンネルに接近している(例えばトンネルまで3kmである)と推定したとする(S205)。また、報知装置12の車両状態推定部32が、車両のウィンドウのうち何れかのウィンドウが開いていると推定したとする(S210)。すると、これらの推定結果から、ユーザ意図推定部34が、ユーザは近い将来開いているウィンドウを閉める操作を行うであろう(又は行わなければならないと考えるであろう)と推定する(S215)。
ユーザ意図推定部34は、ユーザは近い将来開いているウィンドウを閉める操作を行うであろう(又は行わなければならないと考えるであろう)と推定すると、サービステーブル及びアクションテーブルを検索して該当するレコードの情報を全てサービス実行部35へ渡す。なお、この際、サービステーブルのレコードに定義された有効期限の値を、環境状態推定部31及び車両状態推定部32の推定結果を踏まえ、必要に応じて修正してサービス実行部35へ渡す(本動作例では有効期限は3分)。すると、サービス実行部35は、渡された情報に基づいてサービスを起動する(S220)。このサービスの起動により、サービス実行部35は、表示装置17に「トンネルが近づいています。開いているウィンドウを閉じますか?」というメッセージを表示させるとともに、同内容をスピーカ18から音声出力させる(S225)。そして、サービス実行部35は、この提案の有効期限を3分として認識する(S230)。
これに対しユーザが、提案について保留する旨の操作を操作装置20に対して行ったとすると(S235)、サービス実行部35は、上記提案を保留状態にする(S237)。具体的には、表示装置17に表示させていたメッセージを消去するとともに音声出力を停止させる。
その後、時間が過ぎて有効期限が残り1分になると(S240)、サービス実行部35は、保留状態にしていた上記提案を再実行する(S245)。
これに対しユーザが、提案について保留する旨の操作を操作装置20に対して行ったとすると(S250)、サービス実行部35は、上記提案を再度保留状態にする(S255)。
その後、時間が過ぎて有効期限が残り時間が30秒になると(S260)、サービス実行部35は、保留状態にしていた上記提案を再実行する(S265)。
これに対しユーザが無視していると(S270)、サービス実行部35は、ユーザは上記提案の保留を希望していると推定し(S275)、上記提案を再度保留状態にする(S280)。
その後、時間が過ぎて有効期限が残り0分になると(S285)、サービス実行部35は、上記提案を削除(表示装置17に表示させていたメッセージを消去し音声出力を停止)するとともにS220で起動したサービスを停止させる(S290,S295)。
以上、動作例2について説明したが、本実施形態の報知システム11では有効期限を満たしている間のみ、提案がなされるため(S245,S265)、有効期限が切れた報知情報が報知され続けることがない。つまり、本実施例の報知システム11によれば、無意味となった報知情報が報知され続けることを防止できる。
また、本実施形態の報知システム11は、有効期限の残り時間に応じて自動的に再提案がなされるようになっているため(S245、S265)、提案を保留状態にしたことをユーザが忘れ、再提案がなされることなくそのまま提案が有効期限切れとなってしまうことを防止することができる。
また、本実施形態の報知システム11は、有効期限が最初に3分と設定され、その後、有効期限の残り時間が1分になった際(つまり、前回の提案から2分後)、30秒になった際(つまり、前回の提案から30秒後)に保留状態が自動的に解除されて再提案が行われるようになっている(S245、S265)。このように有効期限の残り時間が少なくなるにつれて再提案の間隔を短くすることにより、有効期限の満了が近づいていることを予めユーザが知ることができる。
(3)動作例3
次に、動作例3について図6のラダーチャートを用いて説明する。報知装置12の環境状態推定部31が、車両は降雨領域に接近している(例えば降雨領域まで3kmである)と推定したとする(S305)。また、報知装置12の車両状態推定部32が、車両のウィンドウのうち何れかのウィンドウが開いていると推定したとする(S310)。すると、これらの推定結果から、ユーザ意図推定部34が、ユーザは近い将来開いているウィンドウを閉める操作を行うであろう(又は行わなければならないと考えるであろう)と推定する(S315)。
ユーザ意図推定部34は、ユーザは近い将来開いているウィンドウを閉める操作を行うであろう(又は行わなければならないと考えるであろう)と推定すると、サービステーブル及びアクションテーブルを検索して該当するレコードの情報を全てサービス実行部35へ渡す。なお、この際、サービステーブルのレコードに定義された有効期限の値を、環境状態推定部31及び車両状態推定部32の推定結果を踏まえ、必要に応じて修正してサービス実行部35へ渡す(本動作例では有効期限は3分)。すると、サービス実行部35は、渡された情報に基づいてサービスを起動する(S320)。このサービスの起動により、サービス実行部35は、表示装置17に「前方は雨が降っています。開いているウィンドウを閉めますか?」というメッセージを表示させるとともに、同内容をスピーカ18から音声出力させる(S325)。そして、サービス実行部35は、この提案の有効期限を3分として認識する(S330)。
これに対しユーザが、提案について保留する旨の操作を操作装置20に対して行ったとすると(S335)、サービス実行部35は、上記提案を保留状態にする(S340)。具体的には、表示装置17に表示させていたメッセージを消去するとともに音声出力を停止させる。
その後、環境状態推定部31が、降雨領域が拡大し早期に降雨領域に到達すると推定したとする(S345)。すると、その推定結果を受けたサービス実行部35は、保留状態にした上記提案を再実行する(S350)。また、S330で認識された有効期限を短縮する(S355)。具体的には、有効期限の残り時間が1分以上あれば(例えば2分あれば)、これを強制的に1分とする。
これに対しユーザが、提案について保留する旨の操作を操作装置20に対して行ったとすると(S360)、サービス実行部35は、上記提案を再度保留状態にする(S365)。
その後、時間が過ぎ(ただし、有効期限の残り時間内)、ユーザが保留を解除する旨の操作を操作装置20に対して行ったとすると(S370)、サービス実行部35は、上記提案の保留状態を解除し、上記提案を再実行する(S375)。
これに対しユーザが、提案について受諾する旨の操作を操作装置20に対して行うと(S380)、サービス実行部35は、上記提案を削除(表示装置17に表示させていたメッセージを消去し音声出力を停止)するとともに、開いているウィンドウを全閉させる旨の指令を、対応するECUへ出力する(S385,S390)。そして、サービス実行部35は、S320で起動したサービスを停止させる(S395)。
以上、動作例3について説明したが、本実施形態の報知システム11では、ユーザが保留を解除する旨の操作を操作装置20に対して行うことにより、有効期限を満たしていることを条件に保留を解除させて再提案をさせることができる(S370,S375)。したがって、有効期限が切れた提案がなされることを防止しながら再提案動作をユーザの意思によって制御でき、使い勝手が良い。
また、環境状態推定部31が、降雨領域が拡大し早期に降雨領域に到達すると推定した場合には、それを理由に再提案がなされるようになっている(S350)。そして、有効期限を短縮するようにもなっている(S355)。したがって、環境変化に応じた適切な報知がなされる。
(4)動作例4
次に、動作例4について図7のラダーチャートを用いて説明する。報知装置12の環境状態推定部31が、車両は濃霧領域に接近している(例えば濃霧領域まで3kmである)と推定したとする(S405)。また、報知装置12の車両状態推定部32が、車両のフォグランプが消灯していると推定したとする(S410)。すると、これらの推定結果から、ユーザ意図推定部34が、ユーザは近い将来フォグランプを点灯させる操作を行うであろう(又は行わなければならないと考えるであろう)と推定する(S415)。
ユーザ意図推定部34は、ユーザは近い将来フォグランプを点灯させる操作を行うであろう(又は行わなければならないと考えるであろう)と推定すると、サービステーブル及びアクションテーブルを検索して該当するレコードの情報を全てサービス実行部35へ渡す。なお、この際、サービステーブルのレコードに定義された有効期限の値を、環境状態推定部31及び車両状態推定部32の推定結果を踏まえ、必要に応じて修正してサービス実行部35へ渡す(本動作例では有効期限は3分)。すると、サービス実行部35は、渡された情報に基づいてサービスを起動する(S420)。このサービスの起動により、サービス実行部35は、表示装置17に「前方で濃霧が発生しています。フォグランプを点灯しますか?」というメッセージを表示させるとともに、同内容をスピーカ18から音声出力させる(S425)。そして、サービス実行部35は、この提案の有効期限を3分として認識する(S430)。
これに対しユーザは、濃霧に遭遇してからフォグランプの点灯を検討したいと考え、提案の有効期限を延長したいと考えたとする。そして、その旨の操作を操作装置20に対して行ったとする(S435)。すると、サービス実行部35は、S430で認識した有効期限を延長する(S440)。具体的には、有効期限の残り時間が2分30秒あったとすれば、それに3分足して有効期限の残り時間を5分30秒にする。
さらにユーザは、提案について保留する旨の操作を操作装置20に対して行ったとすると(S445)、サービス実行部35は、上記提案を保留状態にする(S450)。具体的には、表示装置17に表示させていたメッセージを消去するとともに音声出力を停止させる。
その後、時間が過ぎて有効期限の残り時間が1分になると(S455)、サービス実行部35は、保留状態にしていた上記提案を再実行する(S460)。
これに対しユーザが、以降の報知は不要である旨の操作を操作装置20に対して行ったとすると(S465)、サービス実行部35は、上記提案を削除(表示装置17に表示させていたメッセージを消去し音声出力を停止)する(S470)。そして、サービス実行部35は、S420で起動したサービスを停止させる(S475)。
以上、動作例4について説明したが、本実施形態の報知システム11では、提案の有効期限を延長したいとユーザが考えた場合、それを実現することができる(S435,S440)。このように、有効期限についてユーザの意思を反映することができるため、結果として報知システム11の使い勝手が向上する。
また、以降の報知は不要であるとユーザが考えた場合、それを実現することができる(S465,S470)。このように、再提案の有無についてユーザの意思を反映することができるため、結果として報知システム11の使い勝手が向上する。
(5)動作例5
次に、動作例5について図8のラダーチャートを用いて説明する。本動作例では、ナビゲーション装置15によって経路案内が実行されていることを前提としている。この前提において、報知装置12の環境状態推定部31が、目的地までの距離はまだ遠い(例えば100km以上ある)と推定したとする(S505)。また、報知装置12の車両状態推定部32が、ガソリンの残量は少ない(例えば10L以下)と推定したとする(S510)。すると、これらの推定結果から、ユーザ意図推定部34が、ユーザは近い将来給油を行うであろう(又は行わなければならないと考えるであろう)と推定する(S515)。
ユーザ意図推定部34は、ユーザは近い将来給油を行うであろう(又は行わなければならないと考えるであろう)と推定すると、サービステーブル及びアクションテーブルを検索して該当するレコードの情報を全てサービス実行部35へ渡す。なお、この際、サービステーブルのレコードに定義された有効期限の値を、環境状態推定部31及び車両状態推定部32の推定結果を踏まえ、必要に応じて修正してサービス実行部35へ渡す(本動作例では有効期限は60分)。すると、サービス実行部35は、渡された情報に基づいてサービスを起動する(S520)。このサービスの起動により、サービス実行部35は、表示装置17に「ガソリン残量がわずかです。ガソリンスタンドを探しますか?」というメッセージを表示させるとともに、同内容をスピーカ18から音声出力させる(S525)。そして、サービス実行部35は、この提案(以下、「第一の提案」と称す)の有効期限を60分として認識する(S530)。
上記提案中に、環境状態推定部31が、車両は濃霧領域に接近している(例えば濃霧領域まで3kmである)と推定したとする(S535)。また、報知装置12の車両状態推定部32が、車両のフォグランプが消灯していると推定したとする(S540)。すると、これらの推定結果から、ユーザ意図推定部34が、ユーザは近い将来フォグランプを点灯させる操作を行うであろう(又は行わなければならないと考えるであろう)と推定する(S545)。
ユーザ意図推定部34は、ユーザは近い将来フォグランプを点灯させる操作を行うであろう(又は行わなければならないと考えるであろう)と推定すると、サービステーブル及びアクションテーブルを検索して該当するレコードの情報を全てサービス実行部35へ渡す。なお、この際、サービステーブルのレコードに定義された有効期限の値を、環境状態推定部31及び車両状態推定部32の推定結果を踏まえ、必要に応じて修正してサービス実行部35へ渡す(本動作例では有効期限は3分)。すると、サービス実行部35は、渡された情報に基づいてサービスを起動する(S550)。このサービスによる提案は、表示装置17に「前方で濃霧が発生しています。フォグランプを点灯しますか?」というメッセージを表示させるとともに、同内容をスピーカ18から音声出力させるものであるが、すでにS520で起動したサービスが現在ユーザに対して第一の提案を提案中であるため、サービス実行部35は、S550で起動したサービスによる提案(以下、「第二の提案」と称す)を行うことなく保留状態にする(S555)。なお、サービス実行部35は、この提案の有効期限は3分と認識する(S560)。
この状態においてユーザが、第一の提案を受諾する旨の操作を操作装置20に対して行ったとする(S565)。すると、サービス実行部35は、第一の提案を削除(表示装置17に表示させていたメッセージを消去し音声出力を停止)するとともに、ナビゲーション装置15に対して最寄りのガソリンスタンドまでの経路を算出して案内するように指令を出力する(S570,S575)。指令を受け取ったナビゲーション装置15は、目的地までの経路案内を一時的に停止し、最寄りのガソリンスタンドまでの経路を算出して案内を開始する。なお、動作例1で説明したガソリンスタンドに到着後の処理についてはここでは省略する。
サービス実行部35は、第一の提案を削除するとS520で起動したサービスを停止させ(S580)、直後に、第二の提案を実行する(S585)。この第二の提案というのは、表示装置17に「前方で濃霧が発生しています。フォグランプを点灯しますか?」というメッセージを表示させるとともに、同内容をスピーカ18から音声出力させるものである。
これに対しユーザは、第二の提案について受諾する旨の操作を操作装置20に対して行うと(S590)、サービス実行部35は、上記第二の提案を削除(表示装置17に表示させていたメッセージを消去し音声出力を停止)するとともに、フォグランプを点灯させる旨の指令を、対応するECUへ出力する(S593,S595)。そして、サービス実行部35は、S550で起動したサービスを停止させる(S597)。
以上、動作例5について説明したが、本実施形態の報知システム11では、第一の提案を行っている間に第二の提案が可能な状態になった場合には、第二の提案については保留状態にするようになっている(S555)。そして、第一の提案が削除された後、第二の提案を実行するようになっている(S585)。したがって、提案中の情報に対するユーザの視認動作等を妨げることなく、複数の提案を報知させることができる。
(6)動作例6
次に、動作例6について図9のラダーチャートを用いて説明する。本動作例では、ナビゲーション装置15によって経路案内が実行されていることを前提としている。この前提において、報知装置12の環境状態推定部31が、目的地までの距離はまだ遠い(例えば100km以上ある)と推定したとする(S605)。また、報知装置12の車両状態推定部32が、ガソリンの残量は少ない(例えば20L以下)と推定したとする(S610)。すると、これらの推定結果から、ユーザ意図推定部34が、ユーザは近い将来給油を行うであろう(又は行わなければならないと考えるであろう)と推定する(S615)。
ユーザ意図推定部34は、ユーザは近い将来給油を行うであろう(又は行わなければならないと考えるであろう)と推定すると、サービステーブル及びアクションテーブルを検索して該当するレコードの情報を全てサービス実行部35へ渡す。なお、この際、サービステーブルのレコードに定義された有効期限の値を、環境状態推定部31及び車両状態推定部32の推定結果を踏まえ、必要に応じて修正してサービス実行部35へ渡す(本動作例では有効期限は60分)。すると、サービス実行部35は、渡された情報に基づいてサービスを起動する(S620)。このサービスの起動により、サービス実行部35は、表示装置17に「ガソリン残量がわずかです。ガソリンスタンドを探しますか?」というメッセージを表示させるとともに、同内容をスピーカ18から音声出力させる(S625)。そして、サービス実行部35は、この提案(以下、「第一の提案」と称す)の有効期限を60分として認識する(S630)。
上記提案中に、環境状態推定部31が、車両は降雨領域に接近している(例えば降雨領域まで3kmである)と推定したとする(S635)。また、報知装置12の車両状態推定部32が、車両のウィンドウのうち何れかのウィンドウが開いていると推定したとする(S640)。すると、これらの推定結果から、ユーザ意図推定部34が、ユーザは近い将来開いているウィンドウを閉める操作を行うであろう(又は行わなければならないと考えるであろう)と推定する(S645)。
ユーザ意図推定部34は、ユーザは近い将来ウィンドウを閉める操作を行うであろう(又は行わなければならないと考えるであろう)と推定すると、サービステーブル及びアクションテーブルを検索して該当するレコードの情報を全てサービス実行部35へ渡す。なお、この際、サービステーブルのレコードに定義された有効期限の値を、環境状態推定部31及び車両状態推定部32の推定結果を踏まえ、必要に応じて修正してサービス実行部35へ渡す(本動作例では有効期限は1分)。すると、サービス実行部35は、渡された情報に基づいてサービスを起動する(S650)。このサービスは、表示装置17に「前方は雨が降っています。開いているウィンドウを閉めますか?」というメッセージを表示させるとともに、同内容をスピーカ18から音声出力させるものであるが、すでにS620で起動したサービスが現在ユーザに対して提案中であるため、サービス実行部35は、S650で起動したサービスを即座に保留状態にする(S655)。なお、サービス実行部35は、この提案(以下、「第二の提案」と称す)の有効期限は3分と認識する(S660)。
その直後、サービス実行部35は、第一の提案と第二の提案のそれぞれについて有効期限の残り時間を比較し、長い方の提案を保留状態にし、短い方の提案を実行状態にする。つまり、第一の提案を保留状態にし、第二の提案を実行状態にする(S665)。
これに対しユーザが、第二の提案を受諾する旨の操作を操作装置20に対して行ったとする(S670)。すると、サービス実行部35は、第二の提案を削除(表示装置17に表示させていたメッセージを消去し音声出力を停止)するとともに、開いているウィンドウを全閉させる旨の指令を、対応するECUへ出力する(S675,S680)。そして、サービス実行部35は、S650で起動したサービスを停止させる(S685)。
その後、時間が過ぎて第一の提案についての有効期限の残り時間が30分になると(S687)、サービス実行部35は、保留状態にしいた第一の提案を実行状態にする(S690)。
これに対しユーザが、第一の提案を受諾する旨の操作を操作装置20に対して行ったとすると(S693)。すると、サービス実行部35は、第一の提案を削除(表示装置17に表示させていたメッセージを消去し音声出力を停止)するとともに、ナビゲーション装置15に対して最寄りのガソリンスタンドまでの経路を算出して案内するように指令を出力する(S695,S697)。指令を受け取ったナビゲーション装置15は、目的地までの経路案内を一時的に停止し、最寄りのガソリンスタンドまでの経路を算出して案内を開始する。なお、動作例1で説明したガソリンスタンドに到着後の処理についてはここでは省略する。
その後、サービス実行部35は、第一の提案を削除するとS620で起動したサービスを停止させる(S699)。
以上、動作例6について説明したが、本実施形態の報知システム11では、第一の提案を行っている間に第二の提案が可能な状態になった場合には、第一の提案の有効期限の残り時間と第二の提案の有効期限の残り時間とを比較し、残り時間の短い方の提案、つまり第二の提案の方を実行し、第一の提案については保留状態にするようになっている(S665)。したがって、有効期限の短い提案がなされることなく保留状態のまま有効期限を過ぎてしまうということを防止することができる。
[特許請求の範囲との対応]
上記実施形態で用いた用語と、特許請求の範囲で用いた用語との対応を示す。外部通信I/F21が状態情報取得手段及び報知情報取得手段に相当し、制御部22が制御手段に相当する。また、上記実施形態では便宜的に表示装置17及びスピーカ18を報知装置12と別体構成としたが一体構成であってもよく、その場合における表示装置17及びスピーカ18が、特許請求の範囲に記載した報知手段に相当する。また、上記実施形態では便宜的に操作装置20を報知装置12と別体構成としたが一体構成であってもよく、その場合における操作装置20が、特許請求の範囲に記載した指示受付手段に相当する。
また、表示装置17に表示させるメッセージやスピーカ18に音声出力させるメッセージが特許請求の範囲に記載した報知情報に相当する。
[他の実施形態]
(1)上記実施形態では、複数の提案が重なった場合、有効期限の残り時間によって実行する方と保留する方とを決定していたが(動作例6)、これをサービステーブルに記憶されているそれぞれの重要度を比較することによって決定するように変更してもよい。具体的には、対応するサービスの重要度が高い方の提案を実行状態とし、低い方を保留状態にするのである。
このようにしても、適切に提案を行うことができると考えられる。
(2)複数の提案が重なった場合、実行中の提案と保留中の提案とを、それぞれの有効期限の残り時間に基づいて周期的に切り替えて提案を行うようになっているとよい。例えば、動作例5で説明すると、動作例5では、第一の提案が行われている間に第二の提案が可能な状態になった場合には、第二の提案については保留状態になるようになっており、第一の提案が削除された後、第二の提案が実行されるようになっていた。これを、第一の提案が行われていて第二の提案が保留状態になっている場合に、それぞれの提案の有効期限の残り時間に応じて、例えば、第一の提案については10分毎に、第二の提案については1分毎に、実行状態に切り替えるのである。その際、他方は保留状態にすることは言うまでもない。
このようになっていれば、実行状態になることなく有効期限を満了してしまう提案の発生を防止することができる上、頻繁に実行される提案は有効期限の残り時間が少ないものであるとユーザは知ることができる。
(3)上述したように、操作装置20は、メカニカルなキースイッチや、ハプティックデバイスや、ジェスチャーデバイス等から構成されているが、特にジェスチャーデバイスから構成されている場合は以下のようにユーザの意思を判断するとよい。例えば、ユーザが、うなずき動作を行った場合や、ウィンクを行った場合や、手を所定の形状(親指と人差し指とで丸を作った形状)にした場合等に、提案を受諾する意思を示したとして判断し、掌を前方に向けて顔の前に一定時間置いた場合や、顔を上に向ける動作を行った場合等に、提案を保留させる意思を示したと判断し、首を左右に振る動作を行った場合や、親指側を顔側に向けた片手を顔の前で左右に往復運動させた場合等に、提案を拒否する意思を示したとして判断するようになっているとよい。
このようになっていれば、それぞれの意思を示すためのスイッチの位置等を知らなくても、提案に対する意思を容易かつ自然に示すことができる。
(4)動作例2において、例えば、有効期限の残り時間が1分になった段階(S260)で車両の進行方向が変わり、車両がトンネルから遠ざかる状態になったことを環境状態推定部31が推定したとする。その場合、環境状態推定部31はその情報をサービス実行部35に渡し、サービス実行部35は、有効期限の残り時間があったとしても強制的にサービスを終了するようになっているとよい。
このようになっていれば、状況の変化により報知が不要になった情報が報知され続けることを防止することができる。
(5)報知装置12を構成する各部を、図10に示すように有効期限設定装置12aと報知装置12bとに分離して構成してもよい。つまり、有効期限設定装置12aは、外部通信I/F21aと、制御部22aと、サービスリポジトリ23とを備え、制御部22aが、環境状態推定部31と、車両状態推定部32と、乗員状態推定部33と、ユーザ意図推定部34とを備える。一方、報知装置12bは、外部通信I/F21bと、制御部22bとを備え、制御部22bがサービス実行部35を備える。なお、基本的に各部は、上述したものと同様の機能を有し、環境状態推定部31,車両状態推定部32,乗員状態推定部33,ユーザ意図推定部34と、サービス実行部35との間のやりとりは、外部通信I/F21a,21bを介して行われる。このように構成しても、上述した実施形態と同様の効果を奏する。
ここで、有効期限設定装置12aと報知装置12bとに分離して構成した場合における、特許請求の範囲に記載した用語との対応を示しておく。制御部22aが第一の制御手段に相当し、制御部22bが第二の制御手段に相当する。なお、請求項15に言う、「保留状態を解除させるに値する所定の変化」というのは、上記実施形態で言えば降雨領域が拡大したこと(S345)が相当する。このような変化を制御部22aがとらえると、その情報を制御部22bに伝達するようになっている。また、請求項18に言う、「第二の制御手段が報知又は保留させている前記報知情報が無意味となるような所定の変化」というのは、報知状態又は保留状態の報知情報について、今後は報知を行う必要がない(又は報知することによって弊害が生ずる)と推定できる変化を意味する。上記実施形態の説明で言えば、[他の実施形態]の(4)で説明した、トンネルから遠ざかる状態になったことが相当する。このような変化を制御部22aがとらえると、その情報を制御部22bに伝達するようになっている。
報知システムの概略構成を示すブロック図である。 報知装置の概略構成を示すブロック図である。 サービステーブルとアクションテーブルを説明するためのテーブルレイアウト図である。 動作例1を説明するためのラダーチャートである。 動作例2を説明するためのラダーチャートである。 動作例3を説明するためのラダーチャートである。 動作例4を説明するためのラダーチャートである。 動作例5を説明するためのラダーチャートである。 動作例6を説明するためのラダーチャートである。 報知装置の他の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
11…報知システム、12…報知装置、13…走行系ECU、14…ボデー系ECU、15…ナビゲーション装置、16…乗員モニタECU、17…表示装置、18…スピーカ、19…マイク、20…操作装置、21…外部通信I/F、22…制御部、23…サービスリポジトリ、31…環境状態推定部、32…車両状態推定部、33…乗員状態推定部、34…ユーザ意図推定部、35…サービス実行部。

Claims (18)

  1. 少なくとも乗員情報、車両情報、又は、車両の周辺情報の何れかを状態情報として取得する状態情報取得手段と、
    報知情報を取得する報知情報取得手段と、
    報知情報を報知する報知手段と、
    前記報知情報取得手段から前記報知情報を受け取ると、前記状態情報取得手段により取得された前記状態情報に基づいて前記報知情報の有効期限を設定し、その有効期限を満たしている間、前記報知情報を前記報知手段に報知させる制御手段と、
    を備え、
    さらに、ユーザからの指示を受け付ける指示受付手段を備え、
    前記制御手段は、前記報知を開始後、前記指示受付手段がユーザから報知を保留させる旨の指示を受け付けると前記報知を一旦停止させた保留状態にしておき、前記指示受付手段がユーザから報知を再開させる旨の指示を受け付けると、前記有効期限を満たしていることを条件に、前記報知を再開させ、
    前記報知を開始後、又はその報知を保留状態にした後、前記指示受付手段がユーザから前記有効期限を延長する旨の指示を受け付けると、前記有効期限を延長すること、
    を特徴とする報知装置。
  2. 請求項1に記載の報知装置において、
    さらに、ユーザからの指示を受け付ける指示受付手段を備え、
    前記制御手段は、前記報知を開始後、前記指示受付手段がユーザから報知を保留させる旨の指示を受け付けると前記報知を一旦停止させた保留状態にしておき、前記有効期限の残り時間に応じて前記報知を再開させること、
    を特徴とする報知装置。
  3. 請求項1に記載の報知装置において、
    さらに、ユーザからの指示を受け付ける指示受付手段を備え、
    前記制御手段は、前記報知を開始後、前記指示受付手段がユーザから報知を保留させる旨の指示を受け付けると前記報知を一旦停止させた保留状態にしておき、前記有効期限を満たしていることを条件に、前記状態情報取得手段が取得した前記状態情報に基づいて前記報知を再開させること、
    を特徴とする報知装置。
  4. 請求項1から請求項の何れかに記載の報知装置において、
    前記制御手段は、前記報知を開始後、又はその報知を保留状態にした後、前記指示受付手段がユーザから当該報知を継続又は再開させることなく将来に渡って停止させる旨の指示を受け付けると、前記有効期限にかかわらず当該報知情報についての報知を完全に停止させること、
    を特徴とする報知装置。
  5. 請求項1から請求項の何れかに記載の報知装置において、
    前記制御手段は、前記報知を開始後、又はその報知を保留状態にした後、前記状態情報取得手段が取得した前記状態情報に基づき、当該報知を今後行う必要があるか否かを判定し、当該報知を今後行う必要がないと判定した場合は、前記有効期限にかかわらず当該報知情報についての報知を完全に停止させること、
    を特徴とする報知装置。
  6. 請求項1から請求項請求項の何れかに記載の報知装置において、
    前記制御手段は、前記報知情報を前記報知手段に報知させている間に、前記報知情報取得手段から新たに別の前記報知情報を受け取ると、前記状態情報取得手段により取得された前記状態情報に基づいて新たな前記報知情報についての有効期限の設定は行うが、当該報知情報についての報知は保留状態にしておくこと、
    を特徴とする報知装置。
  7. 請求項1から請求項の何れかに記載の報知装置において、
    前記制御手段は、前記報知情報を前記報知手段に報知させている間に、前記報知情報取得手段から新たに別の前記報知情報を受け取ると、前記状態情報取得手段により取得された前記状態情報に基づいて新たな前記報知情報についての有効期限の設定を行い、現在報知させている前記報知情報の前記有効期限の残り時間と、新たな前記報知情報の有効期限の残り時間とを比較し、短い方の前記報知情報を前記報知手段に報知させ、他方の前記報知情報は保留状態にすること、
    を特徴とする報知装置。
  8. 請求項又は請求項に記載の報知装置において、
    前記制御手段は、報知中の前記報知情報と保留状態の前記報知情報とを、それぞれの有効期限の残り時間に基づいて周期的に切り替えて報知を行うこと、
    を特徴とする報知装置。
  9. 請求項1から請求項の何れかに記載の報知装置において、
    前記制御手段は、前記状態情報取得手段が取得した前記状態情報に基づき、設定した前記有効期限を変更すること、
    を特徴とする報知装置。
  10. 有効期限設定装置と報知装置とを有する報知システムにおいて、
    前記有効期限設定装置は、
    少なくとも乗員情報、車両情報、又は、車両の周辺情報の何れかを状態情報として取得する状態情報取得手段と、
    報知情報を取得する報知情報取得手段と、
    前記状態情報取得手段により取得された前記状態情報に基づいて前記報知情報の有効期限を設定し、前記報知情報にその有効期限を付加して前記報知装置へ渡す第一の制御手段と、
    を備え、
    一方、前記報知装置は、
    報知情報を報知する報知手段と、
    前記有効期限設定装置より受け取った前記報知情報を、当該報知情報に付加された前記有効期限を満たしている間、前記報知手段に報知させる第二の制御手段と、
    を備え、
    前記報知装置は、さらに、ユーザからの指示を受け付ける指示受付手段を備え、
    前記第二の制御手段は、前記報知を開始後、前記指示受付手段がユーザから報知を保留させる旨の指示を受け付けると前記報知を一旦停止させた保留状態にしておき、前記指示受付手段がユーザから報知を再開させる旨の指示を受け付けると、前記有効期限を満たしていることを条件に、前記報知を再開させ、
    前記報知を開始後、又はその報知を保留状態にした後、前記指示受付手段がユーザから前記有効期限を延長する旨の指示を受け付けると、前記有効期限を延長させること、
    を特徴とする報知システム。
  11. 請求項10に記載の報知システムにおいて、
    前記報知装置は、さらに、ユーザからの指示を受け付ける指示受付手段を備え、
    前記第二の制御手段は、前記報知を開始後、前記指示受付手段がユーザから報知を保留させる旨の指示を受け付けると前記報知を一旦停止させた保留状態にしておき、前記有効期限の残り時間に応じて前記報知を再開させること、
    を特徴とする報知装置。
  12. 請求項10に記載の報知システムにおいて、
    前記報知装置は、さらに、ユーザからの指示を受け付ける指示受付手段を備え、
    前記第二の制御手段は、前記報知を開始後、前記指示受付手段がユーザから報知を保留させる旨の指示を受け付けると前記報知を一旦停止させた保留状態にしておき、
    前記第一の制御手段は、前記状態情報取得手段が取得した前記状態情報に、前記保留状態を解除させるに値する所定の変化があった場合、その旨を前記第二の制御手段に通知し、
    前記第二の制御手段は、前記報知を保留状態にした後、前記第一の制御手段から前記通知を受けると、前記有効期限を満たしていることを条件に前記報知を再開させること、
    を特徴とする報知システム。
  13. 請求項10から請求項12の何れかに記載の報知システムにおいて、
    前記第二の制御手段は、前記報知を開始後、又はその報知を保留状態にした後、前記指示受付手段がユーザから当該報知を継続又は再開させることなく将来に渡って停止させる旨の指示を受け付けると、前記有効期限にかかわらず当該報知情報についての報知を完全に停止させること、
    を特徴とする報知システム。
  14. 請求項10から請求項13の何れかに記載の報知システムにおいて、
    前記第一の制御手段は、前記状態情報取得手段が取得した前記状態情報に、前記第二の制御手段が報知又は保留させている前記報知情報が無意味となるような所定の変化があった場合、その旨を前記第二の制御手段に通知し、
    前記第二の制御手段は、前記報知を開始後、又はその報知を保留状態にした後、前記第一の制御手段から前記通知を受け取ると、前記有効期限にかかわらず当該報知情報についての報知を完全に停止させること、
    特徴とする報知システム。
  15. 請求項10から請求項14の何れかに記載の報知システムにおいて、
    前記第一の制御手段は、前記報知情報取得手段から新たに別の前記報知情報を受け取ると、前記状態情報取得手段により取得された前記状態情報に基づいて新たな前記報知情報についての有効期限を設定し、前記報知情報にその有効期限を付加して前記第二の制御手段へ渡し、
    前記第二の制御手段は、前記報知情報を前記報知手段に報知させている間に、前記第一の制御手段から新たに別の前記報知情報を受け取ると、新たに受け取った前記報知情報については報知することなく保留状態にしておくこと、
    を特徴とする報知システム。
  16. 請求項10から請求項14の何れかに記載の報知システムにおいて、
    前記第一の制御手段は、前記報知情報取得手段から新たに別の前記報知情報を受け取ると、前記状態情報取得手段により取得された前記状態情報に基づいて新たな前記報知情報についての有効期限を設定し、前記報知情報にその有効期限を付加して前記第二の制御手段へ渡し、
    前記第二の制御手段は、前記報知情報を前記報知手段に報知させている間に、前記第一の制御手段から新たに別の前記報知情報を受け取ると、新たに受け取った前記報知情報の前記有効期限の残り時間と、現在報知させている前記報知情報の前記有効期限の残り時間とを比較し、短い方の前記報知情報を前記報知手段に報知させ、他方の前記報知情報は保留状態にすること、
    を特徴とする報知システム。
  17. 請求項15又は請求項16に記載の報知システムにおいて、
    前記第二の制御手段は、報知中の前記報知情報と保留状態の前記報知情報とを、それぞれの有効期限の残り時間に基づいて周期的に切り替えて報知を行うこと、
    を特徴とする報知システム。
  18. 請求項10から請求項17の何れかに記載の報知システムにおいて、
    前記第一の制御手段は、前記状態情報取得手段が取得した前記状態情報を前記第二の制御手段に渡し、
    前記第二の制御手段は、前記第一の制御手段から受け取った前記状態情報に基づき前記有効期限を変更すること、
    を特徴とする報知システム。
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