JP4259246B2 - 道路情報学習システム - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載されたセンサを用い、
道路に関する道路情報を更新する道路情報学習システムに関する。
従来、地図情報およびこれに関連づけられた道路情報等を用いて車両制御を行う車両制御装置がある(例えば、特許文献1参照)。この車両制御装置は、ナビゲーションシステムのCD−ROMやDVD−ROM等に保持されている道路地図情報およびこの道路地図情報に関連付けされた勾配情報を用いてエンジン制御量を補正している。
近年、ナビゲーションシステムにデータ書き込み可能な記憶媒体であるハードディスクを用いることが一般的になってきている。このため、車両に搭載されている各種センサを用いて走行しながら車両制御用のデータベースを作るとともに、走行毎にデータベースを更新し、そのデータベースを利用して車両を制御する技術が多く研究されている。センサによるセンシングデータにはばらつきがあるため、センシングデータの平均値を求めて車両制御に用いる。
特許第3203976号公報
しかしながら、車両に搭載されたセンサでは、道路状況や天候などの環境変化により、大きなノイズが発生する場合がある。このような大きなノイズを含むデータを用いて平均値を求める場合、平均値にばらつきが生じ、車両制御に影響するデータを保存してしまう可能性がある。
本発明は、上記点に鑑み、車両に搭載されたセンサによる道路情報を用いて車両制御に用いられる道路情報データベースを作成する際に、道路情報データベースの平均値の精度を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、車両が道路を走行する際に道路地図情報に基づき、車両の位置情報を求めることが可能な車両位置検出手段(11、13)と、車両に搭載され、車両走行時に道路の曲率若しくは勾配に関する道路情報を検出する道路情報検出手段(30)と、道路情報から構成される道路情報データベースを、道路地図情報における位置情報に関連づけて記憶可能であるとともに、道路情報データベースを書き換え可能な記憶手段(12)と、道路情報検出手段(30)により検出した道路情報を、記憶手段(12)に記憶されている道路情報データベースに基づいて選別する道路情報選別手段(S14)と、道路情報選別手段(S14)により選別された道路情報を用いて道路情報データベースの更新を行うデータベース更新手段(S15)と、道路情報と道路情報データベースにおける平均値(μj)および標準偏差(σ j )とに基づいて道路状況が変化したか否かを判定する道路状況判定手段(S211)と、道路状況判定手段(S211)により、道路状況が変化したと判定された場合には、記憶手段(12)に記憶されている道路情報データベースを廃棄し、道路情報に基づいて道路情報データベースを新たに作成する道路情報データベース再作成手段(S214)とを備えることを特徴としている。
このように、道路情報検出手段(30)により検出した道路情報を道路情報データベースに基づいて選別した上で道路情報データベースを更新することで、事前にばらつきの大きいデータを除去することができ、道路情報データベースの平均値の精度を向上させることができる。また、道路状況判定手段と道路情報データベース再作成手段を備えることで、工事等により道路状況が変化した場合に、迅速に道路情報データベースの内容を変化後の状況に対応させることができる。
具体的には、請求項2に記載の発明のように、道路情報選別手段(S14)は、道路情報データベースの平均値(μ)および標準偏差(σ)を用いて平均値(μ)を中心とする道路情報選別用の基準範囲を設定し、道路情報が基準範囲に含まれる場合には、道路情報を道路情報データベースの更新用に採用するとともに、道路情報が基準範囲に含まれない場合には、道路情報を道路情報データベースの更新用に採用しないように構成することができる。
具体的には、請求項に記載の発明のように、道路状況判定手段(S211)は、道路情報選別手段(S14)により、道路情報データベースの更新に用いると判定された道路情報の総数に対する道路情報データベースの更新に用いないと判定された道路情報の総数の比率が所定値を越えた場合に、道路状況が変化したと判定するように構成することができる。また、請求項に記載の発明のように、道路状況判定手段は、所定数の道路情報から求めた平均値(μj+1)と道路情報データベースの平均値(μj)との差が所定値以上である場合に、道路状況が変化したと判定するように構成することもできる。さらに、請求項に記載の発明のように、道路状況判定手段は、所定数の道路情報から求めた標準偏差(σj+1)を平均値(μj+1)で除して得た第1の変動係数と、道路情報データベースの標準偏差(σj)を平均値(μj)で除して得た第2の変動係数とを比較し、第1変動係数が第2変動係数の所定数倍以上である場合に、道路状況が変化したと判定するように構成することもできる。
また、請求項に記載の発明では、道路情報選別手段(S14)は、記憶手段(12)に道路情報データベースが存在しない場合に、所定数の道路情報の平均値(μ0)および標準偏差(σ0)を用いて平均値(μ0)を中心とする道路情報選別用の基準範囲を設定し、基準範囲に含まれる道路情報のみを用いて平均値(μ0)および標準偏差(σ0)を再計算することを特徴としている。これにより、道路情報データベースが存在しない第1回目のデータから平均値の精度を向上させることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図1〜図6に基づいて説明する。
図1は、本第1実施形態の道路情報学習システムの構成を示す概念図である。図1に示すように、道路情報学習システムは、ナビゲーション装置10を主要な構成要素としている。ナビゲーション装置10は、GPS受信装置11、道路地図データベース12、車両位置演算装置13、時刻検出装置14、情報記憶装置15、情報処理装置16等を備えている。なお、GPS受信装置11および車両位置演算装置13が本発明の車両位置検出手段を構成し、道路地図データベース12が本発明の記憶手段を構成している。
GPS受信装置11は、GPS衛星からの測位信号を受信すると共に、受信した測位信号を車両位置演算装置13に送信するようになっている。デジタル道路地図データベース12は、いわゆるマップマッチングデータ、ノードやリンク(セグメント)等の地図データを含む各種データを記憶し、これらのデータを車両位置演算装置13および情報処理装置16に入力するものである。デジタル道路地図データベース12は、データの書き込み、保存、書き換え等が可能な記憶媒体であり、例えばハードディスクを用いることができる。デジタル道路地図データベース12には、道路の曲率や勾配等の道路に関連する道路情報からなる道路情報データベースが記憶されている。道路情報は、道路の地点情報あるいは区間情報に関連づけられて保存されている。この道路情報データベースは、後述のセンサ30による測定値から作成され、車両が走行する度に更新される。
車両位置演算装置13は、GPS受信装置11からの測位信号およびデジタル道路地図データベース12からの地図データに基づき、車両が現在走行中の位置(車両の現在位置)を演算するものである。この車両位置演算装置13によって車両の現在位置が演算されると、その現在位置に関するデータが情報処理装置16に送られるようになっている。
時刻検出装置14は、情報処理装置16におけるクロックの役割を果たすもので、現在の時間を検出するものである。情報記憶装置15は、記憶部に相当するもので、ROMあるいはRAMなどから構成され、各種のデータやプログラムなどが記憶されるようになっている。
情報処理装置16は、通常のコンピュータで構成されており、その内部にはCPU、I/O、およびこれら各構成と情報記憶装置15とを接続するバスラインが備えられている。制御回路のCPUは、情報記憶装置15におけるROMから読み出した車載用ナビゲーションシステム10の動作のためのプログラムを実行し、情報記憶装置15内のROM、RAMおよびデジタル道路地図データベース12に記憶された各種データに基づいて地図情報表示および音声案内のための処理を行うと共に、曲率半径または曲率という道路の曲率情報の演算処理を行う。その実行の際には、CPUは、I/Oを介して車両位置演算装置13、デジタル道路地図データベース12、時刻検出装置14およびセンサ群20から必要な情報(信号)を受け取り、上記プログラムに従って各種演算を行ったり、現在位置情報や目的地情報等の各種情報を情報処理装置16内のRAMや情報記憶装置15内のRAMに書き込みを行ったりする。そして、その演算結果に基づいて、CPUは、ナビゲーションシステム10に備えられた図示しない表示装置による地図表示やマイクによる音声案内を行うための制御信号を出力する。さらにCPUは、後述する統計処理を行って、道路地図データベース12における道路情報データベースの作成・更新を行う。
車両走行制御装置20は、情報処理装置16から現在走行中の道路区間に関連づけられた道路情報(道路の曲率に関する曲率情報や勾配に関する勾配情報等)を受け取り、その道路情報に基づいて車両走行制御を実行するものである。この車両走行制御装置20としては、例えばエンジンECU、トランスミッションECU、ブレーキECUもしくはロービームの配光方向を調整するための照明制御用ECUなどが該当し、これらにより、情報処理装置16から得た道路の曲率や勾配等に応じてエンジン制御や、ギア位置の調整、ブレーキ制御もしくはロービームの配光方向の調整が行われる。
車両には各種センサ30が搭載されており、センサ30からの検出信号が道路情報として、ナビゲーションシステム10における情報処理装置16に入力される。センサ30としては、例えば車両の速度を検出する車速センサ31、車両の加速度を検出する加速度センサ32、車両のヨーレート(ヨー角速度)を検出するヨーレートセンサ33、ステアリングの操作量(操作角度)を検出するステアリングセンサ34、前方を走行する車両との距離を検出するレーダーセンサ35、道路の勾配を検出する勾配センサ36等がある。なお、センサ30が本発明の道路情報検出手段を構成している。
次に、情報処理装置16がデジタル道路地図データベース12における道路情報データベースを作成・更新する際のセンサ30による測定値の取り扱いについて説明する。上述のように、道路情報データベースは、センサ30による測定値から作成され、車両が走行する度に更新される。しかしながら、道路状況や天候などの環境変化により、センサ30による測定値に大きなノイズが発生する場合がある。そこで、本第1実施形態では、情報処理装置16において過去の道路情報データベースから統計的にセンサ30の測定値の信頼度を判断し、道路情報データベースの更新に採用するか否かを判断している。
図2は、センサ30による測定値の変動状態の一例を示している。横軸は時間を示し、縦軸は測定値を示している。図3は、センサ30による測定値の分布の一例を示している。図3に示すように、センサ30の測定値はそのノイズ成分が正規分布に従うものと仮定する。本第1実施形態では、過去の道路情報データベースの統計データ(平均値μと標準偏差σ)を用い、センサ30による新たな測定値の信頼度を判断するために、平均値μを中心に±nσで複数の段階を設定している。具体的には、μ±nσにより測定値をn段階に分け、センサ30による新たな測定値がどの段階に属するかによって、新たな測定値の扱いを異ならせている。
(n>0)はセンサ測定値を判別するための段階設定用変数であり、任意に設定できる。n<ni+1とする。i(=0、1、…)はセンサ測定値を判別するために設定する段階を示している。nは整数(例えばn=1、n=2、n=3、…)でもよく、非整数(例えばn=0.5、n=1、n=1.5、…)でもよい。
jは同測定条件での学習回数を示している。また、初期値としてのμ及びσは過去の学習データから与えられているものとする。
センサ30により新たに取得した測定値Xkは、情報処理装置16のCPUによって以下のように扱われる。前回までの走行により学習した統計データ(μ、σ)に基づいて、新たに得られた測定値Xkに対し以下の処理を行う。
(A)μ−nσ≦Xk≦μ+nσの範囲の場合には、Xkを道路情報データベース更新用の値として採用する。Xkを一時的に情報記憶装置15に保存する。
(B)μ−nσ≦Xk<μ−nσまたはμ+nσ<Xk≦μ+nσの範囲の場合には、Xkを道路情報データベース更新用の値として採用する。Xkを一時的に情報記憶装置15に保存する。
(C)μ−nσ≦Xk<μ−nσまたはμ+nσ<Xk≦μ+nσの範囲の場合には、Xkを道路情報データベース更新用の値として採用しない。Xkを一時的に情報記憶装置15に保存する。
(D)Xk<μ−nσまたはμ+nσ<Xkの範囲の場合には、Xkを道路情報データベース更新用の値として採用しない。Xkは保存せず廃棄する。
以上のように、センサ30の測定値Xkが平均値に近い領域(図3中の斜線で示した領域)である(A)および(B)に属する場合には、測定値Xkを採用して道路情報データベースを更新する。一方、センサ30の測定値Xkが平均値から大きく外れる領域である(C)および(D)に属する場合には足切り処理を行い、測定値Xkを道路情報データベース更新用の値として採用しない。
記憶装置15に一時的に待避した測定データは、以下のように用いることができる。例えばセンサ30の測定値が得られるたびに処理する逐次処理の場合には、データの変化を検出する手段として用い、データの連続性を図るのに使用することができる。また、道路の所定区間における測定値をまとめて処理する一括処理の場合には、データ分布を計算した後でノイズデータ判定に使用することができる。
これらのデータは、道路の区間データと関連づけて保存することができ、また日付データをつけて保存してもよい。日付データをつけた場合には、有効期限を定めてデータを廃棄することができる。
以下、本第1実施形態の走行制御および道路情報学習方法について説明する。これらの処理は、情報処理装置16が情報記憶装置15に格納されたプログラムに基づいて実行するものである。
最初に、走行制御方法について図4のフローチャートに基づいて説明する。まず、当該地点の制御に使用するデータを道路情報データベースから取得する(S10)。次に、保存データがあるか否か判定し(S11)、保存データがある場合には、走行制御装置20は保存データによる走行制御を行い(S12)、保存データがない場合には、走行制御装置20は通常の走行制御を行う(S13)。
次に、データ学習処理を行い(S14)、更新されたデータを道路情報データベースに保存する(S15)。走行制御が終了するまで、上記ステップS10〜S15を繰り返し行う(S16)。なお、上記ステップS14の処理が本発明の道路情報選別手段を構成し、ステップS15の処理が本発明のデータベース更新手段を構成している。
次に、上記ステップS14のデータ学習処理(道路情報学習システムのデータ更新方法)について図5のフローチャートに基づいて説明する。図5のフローチャートは、図4におけるステップS14のサブルーチンを示すものである。
まず、センサ30によりセンシングデータXkを取得する(S100)。次に、μ−nσ≦Xk≦μ+nσである場合と、μ−nσ≦Xk<μ−nσまたはμ+nσ<Xk≦μ+nσである場合には、Xkを一時待避する(S101〜S104)。そして、Xkを用いて平均値および標準偏差を計算し(S105)、道路情報データベースの平均値と標準偏差を更新する(S106)。
μ−nσ≦Xk<μ−nσまたはμ+nσ<Xk≦μ+nσである場合には、Xkを一時待避してリターンし(S107)、μ−nσ≦Xk<μ−nσまたはμ+nσ<Xk≦μ+nσでない場合にはそのままリターンする(S108)。
図6は、本第1実施形態における道路情報データベースの更新前後の状態を示している。本第1実施形態のように、平均値μと標準偏差σを用いてセンサ30の測定値に対し信頼度の重み付けをする統計処理を行う、すなわち平均値μを中心とする道路情報選別用の基準範囲を設定し、この基準範囲に対して所定範囲以上外れている測定値をノイズとして除外して道路情報データベースを更新することで、車両制御に影響するデータを除外することができ、道路情報データベースの平均値の精度を向上させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図7〜図9に基づいて説明する。
上記第1実施形態の道路情報学習方法では、既に存在する道路情報データベースの統計情報(平均値、標準偏差)に基づいて、センサ30による新たな測定値を選別して足切り処理するため、工事等による道路状況の変化に迅速に対応できないという問題が存在する。
このため、本第2実施形態では、データ更新アルゴリズムを以下のように行って、道路状況が変化した場合に対応している。上記第1実施形態において図3で示した平均値μを中心にした各段階A〜Dに対し、道路状況変化判断用のカウンタZnを用意する。具体的には、段階Aに対してZ、段階Bに対してZ、段階C、Dに対してZを用意する。カウンタZ、Z、Zは処理前に初期化しておく。
(A)μ−nσ≦Xk≦μ+nσの場合には、Xkを統計データ更新確定用の値として一時的に情報記憶装置15に保存し、カウンタZの値を1増加させる。
(B)μ−nσ≦Xk<μ−nσまたはμ+nσ<Xk≦μ+nσの場合には、Xkを統計データ更新保留用の値として一時的に情報記憶装置15に保存し、カウンタZ1の値を1増加させる。
(C、D)Xk<μ−nσまたはμ+nσ<Xkの場合には、Xkを道路状況の変化時用の値として一時的に情報記憶装置15に保存し、カウンタZの値を1増加させる。
ある測定区間に得られた標本数k(=Z+Z+Z)の測定値のデータ列{Xk}に対して上記の選別を行った後、カウンタZ
>αZ(但し、Z≠0の場合のみ)
となった場合、道路状況が変化したと判断する。但し、αは道路状況が変化したと判断するための係数である。
すなわち、上記第1実施形態のデータ更新方法において、平均値μから大きく外れノイズとして足切りされるデータ数が所定数を超える場合に、道路状況が変化したと判断する。この場合には、これまでの学習データ(道路情報データベース)を廃棄し、道路状況の変化時用及び統計データ更新保留用に待避したデータ列から新たに道路情報データベースを作成する。道路状況が変化したと判断されない場合には、上記第1実施形態と同様の道路情報データベースの更新処理を行う。
次に、本第2実施形態のデータ学習処理(道路情報学習システムのデータ更新方法)について図7のフローチャートに基づいて説明する。図7のフローチャートは、上記第1実施形態の図4におけるステップS14のサブルーチンを示すものであり、第1実施形態の図5に対応している。
まず、カウンタZ、Z、Zを初期化する(S200)。次に、センサ30によりセンシングデータXkを取得する(S201)。次に、μ−nσ≦Xk≦μ+nσである場合には、Xkを統計データ更新確定用の値として一時的に待避し、カウンタZをインクリメントする(S202〜S204)。μ−nσ≦Xk<μ−nσまたはμ+nσ<Xk≦μ+nσである場合には、Xkを統計データ更新保留用の値として一時待避し、カウンタZをインクリメントする(S205〜S207)。Xk<μ−nσまたはμ+nσ<Xkの場合には、Xkを道路状況の変化時用の値として一時待避し、カウンタZをインクリメントする(S208、S209)。測定区間が終了するまで、上記ステップS201〜S209を繰り返し行う(S210)。
次に、センシングデータの判定処理を行う(S211)。ここでは、道路状況に変化したか否かを判定する。ここで、センシングデータ判定処理S211について図8のフローチャートに基づいて説明する。図8のフローチャートは、図7におけるステップS211のサブルーチンを示すものである。まず、Z<αZまたはZ=0であるか否かを判定する(S220)。この結果、Z<αZまたはZ=0である場合には、道路状況に変化がないと判断する(S221)。一方、Z<αZまたはZ=0でない場合には、道路状況に変化があったと判断する(S222)。なお、ステップS211の処理が本発明の路状況判定手段を構成している。
図7に戻り、ステップS211の結果により、道路状況に変化があったか否かを判定する(S212)。この結果、道路状況に変化がないと判定された場合には、統計データ更新確定用の値と統計データ更新保留用の値とを用いて総計データを再計算する(S213)。一方、道路状況に変化があると判定された場合には、従前の道路情報データベースおよび統計データを廃棄し、道路状況変化用の値と統計データ更新保留用の値とを用いて総計データを再計算する(S214)。ステップS213、S214にて再計算した統計データを用いて道路情報データベースの平均値μと標準偏差σを更新する(S215)。なお、ステップS214の処理が本発明の道路情報データベース再作成手段を構成している。
図9は道路情報データベースの更新前後の状態を示しており、(a)は上記第1実施形態によるデータ更新、(b)は本第2実施形態によるデータ更新を示している。
道路状況が変化した場合には、変化前のデータに対して測定値の分布が全体的にずれてくる。図9の例では測定値が全体的に右側にずれている。上記第1実施形態の構成では、平均値μから大きく外れた値をノイズとして足切り除去するので、図9(a)に示すように平均値μを道路状況が変化した後の状態に直ちに追従させることができず、対応に時間がかかる。これに対して、本第2実施形態の構成では、道路状況が変化したと判定した場合には道路情報データベースを作り直すので、図9(b)に示すように道路状況が変化した後の状況に直ちに対応することができる。
なお、本第2実施形態では、道路状況が変化したか否かを判定するために、平均値μから大きく外れノイズとして足切りされるデータ数が所定数を超える場合に、道路状況が変化したと判断したが、これに限らず、以下のような手段によっても道路状況の変化を判断することもできる。
(1)センサ30による新たな測定値より得た平均値μj+1が、過去のデータベースの平均値μから所定値以上ずれている場合に、道路状況が変化したと判断することができる。具体的には、統計データ更新確定用、統計データ更新保留用、道路状況の変化時用の値すべてから平均値μj+1を算出する。その平均値μj+1
μj+1>μ+ασまたはμj+1<μ−ασ
となった場合、道路状況が変化したと判断し、そうでない場合は道路状況に変化がないと判断する。すなわち、所定数の道路情報から求めた平均値μj+1と道路情報データベースの平均値μとの差が所定値以上である場合に、道路状況が変化したと判断することができる。但しαは、道路状況が変化したと判断する係数を示す。
(2)センサ30による新たな測定値より得た変動係数(=標準偏差σj+1/平均値μj+1)を用い、過去のデータベースから得た変動係数σ/μから所定値以上ずれている場合に、道路状況が変化したと判断することができる。具体的には、データ更新確定用、統計データ更新保留用、道路状況の変化時用の値すべてを用いて平均値μj+1および標準偏差σj+1を算出する。その変動係数σj+1/μj+1
σj+1/μj+1>ασ/μ
となった場合、道路状況が変化したと判断し、そうでない場合は道路状況に変化がないと判断する。すなわち、所定数の道路情報から求めた標準偏差σj+1を平均値μj+1で除して得た第1の変動係数と、道路情報データベースの標準偏差σを平均値μで除して得た第2の変動係数とを比較し、第1変動係数が第2変動係数の所定数倍以上である場合に、道路状況が変化したと判定することができる。但しαは、道路状況が変化したと判断する係数を示す。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について図10、図11に基づいて説明する。
上記第1実施形態および第2実施形態では、事前に学習データがあった場合の更新方法であった。そのため、事前に学習データが全くない第1回目のセンシングデータに対して、ばらつきの大きいデータをノイズとして除去することができず、平均値μ、標準偏差σの精度が得られないという問題がある。
そこで、本第3実施形態では、第1回目のデータに対し、自己から得られた標準偏差σにより足きり処理を行い、再度平均値μ、標準偏差σを求めることで第1回目の精度を擬似的に向上させている。
次に、本第3実施形態のデータ学習処理(道路情報学習システムのデータ更新方法)について図10のフローチャートに基づいて説明する。図10のフローチャートは、上記第1実施形態の図4におけるステップS14のサブルーチンを示すものであり、第1実施形態の図5に対応している。
まず、センサ30によりセンシングデータXkを取得する(S300)。次に、これが第1回目のデータか否かを判定する(S301)。
この結果、第1回目のデータでない場合には、μ−nσ≦Xk≦μ+nσである場合と、μ−nσ≦Xk<μ−nσまたはμ+nσ<Xk≦μ+nσである場合には、Xkを一時待避する(S302〜S305)。そして、Xkを用いて平均値および標準偏差を計算し(S306)、道路情報データベースの平均値と標準偏差を更新する(S307)。μ−nσ≦Xk<μ−nσまたはμ+nσ<Xk≦μ+nσである場合には、Xkを一時待避し(S308)、μ−nσ≦Xk<μ−nσまたはμ+nσ<Xk≦μ+nσでない場合には何もしない(S309)。第1回目のデータでない場合には、そのままリターンする。
一方、第1回目のデータである場合には、Xkを一時待避し(S303)、Xkを用いて平均値および標準偏差を計算し(S306)、道路情報データベースの平均値と標準偏差を更新する(S307)。そして、上記ステップS301に戻り(S310)、上記ステップS302〜S309を実行する。
図11は、本第3実施形態の道路情報データベースの修正前後の状態を示す特性図である。図11に示すように、初回測定値を用いて平均値μと標準偏差σを算出し、この平均値μと標準偏差σを用いて上記第1実施形態と同様の足切り処理を行うことで、第1回目の測定値から平均値の精度を擬似的に向上させることができる。
第1実施形態の道路情報学習システムの構成を示す概念図である。 センサ測定値の変動状態の一例を示す特性図である。 センサ測定値の分布の一例を示す特性図である。 第1実施形態の走行制御方法を示すフローチャートである。 第1実施形態のデータ学習処理を示すフローチャートである。 第1実施形態における道路情報データベースの更新前後の状態を示す特性図である。 第2実施形態の走行制御方法を示すフローチャートである。 第2実施形態のセンシングデータ判定処理を示すフローチャートである。 第2実施形態における道路情報データベースの更新前後の状態を示す特性図である。 第3実施形態のデータ学習処理を示すフローチャートである。 第3実施形態における道路情報データベースの更新前後の状態を示す特性図である。
符号の説明
10…ナビゲーション装置、11…GPS受信装置、12…道路地図データベース、13…車両位置演算装置、14…時刻検出装置、15…情報記憶装置、16…情報処理装置等、車両走行制御装置、30…センサ。

Claims (6)

  1. 車両が道路を走行する際に道路地図情報に基づき、前記車両の位置情報を求めることが可能な車両位置検出手段(11、13)と、
    車両に搭載され、車両走行時に道路の曲率若しくは勾配に関する道路情報を検出する道路情報検出手段(30)と、
    前記道路情報から構成される道路情報データベースを、前記道路地図情報における位置情報に関連づけて記憶可能であるとともに、前記道路情報データベースを書き換え可能な記憶手段(12)と、
    前記道路情報検出手段(30)により検出した道路情報を、前記記憶手段(12)に記憶されている道路情報データベースに基づいて選別する道路情報選別手段(S14)と、
    前記道路情報選別手段(S14)により選別された道路情報を用いて前記道路情報データベースの更新を行うデータベース更新手段(S15)と
    前記道路情報と前記道路情報データベースにおける平均値(μ j )および標準偏差(σ j )とに基づいて道路状況が変化したか否かを判定する道路状況判定手段(S211)と、
    前記道路状況判定手段(S211)により、道路状況が変化したと判定された場合には、前記記憶手段(12)に記憶されている道路情報データベースを廃棄し、前記道路情報に基づいて前記道路情報データベースを新たに作成する道路情報データベース再作成手段(S214)とを備えることを特徴とする道路情報学習システム。
  2. 道路情報選別手段(S14)は、前記道路情報データベースの平均値(μj)および標準偏差(σj)を用いて前記平均値(μj)を中心とする道路情報選別用の基準範囲を設定し、
    前記道路情報が前記基準範囲に含まれる場合には、前記道路情報を前記道路情報データベースの更新用に採用するとともに、前記道路情報が前記基準範囲に含まれない場合には、前記道路情報を前記道路情報データベースの更新用に採用しないことを特徴とする請求項1に記載の道路情報学習システム。
  3. 前記道路状況判定手段(S211)は、前記道路情報選別手段(S14)により、前記道路情報データベースの更新に用いると判定された道路情報の総数に対する前記道路情報データベースの更新に用いないと判定された道路情報の総数の比率が所定値を越えた場合に、道路状況が変化したと判定することを特徴とする請求項1または2に記載の道路情報学習システム。
  4. 前記道路状況判定手段は、所定数の前記道路情報から求めた平均値(μj+1)と前記道路情報データベースの平均値(μj)との差が所定値以上である場合に、道路状況が変化したと判定することを特徴とする請求項1または2に記載の道路情報学習システム。
  5. 前記道路状況判定手段は、所定数の前記道路情報から求めた標準偏差(σj+1)を平均値(μj+1)で除して得た第1の変動係数と、前記道路情報データベースの標準偏差(σj)を平均値(μj)で除して得た第2の変動係数とを比較し、前記第1変動係数が前記第2変動係数の所定数倍以上である場合に、道路状況が変化したと判定することを特徴とする請求項1または2に記載の道路情報学習システム。
  6. 前記道路情報選別手段(S14)は、前記記憶手段(12)に前記道路情報データベースが存在しない場合に、所定数の前記道路情報の平均値(μ0)および標準偏差(σ0)を用いて前記平均値(μ0)を中心とする道路情報選別用の基準範囲を設定し、前記基準範囲に含まれる前記道路情報のみを用いて平均値(μ0)および標準偏差(σ0)を再計算することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の道路情報学習システム。
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