JP4923543B2 - 炭化珪素半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

炭化珪素半導体装置及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、炭化珪素(SiC)を用いた半導体装置及びその製造方法に関し、詳しくは、縦型MOS(metal oxide semiconductor)構造の炭化珪素半導体装置及びその製造方法に関する。
近年、電流の流れ込むソース電極と流れ出るドレイン電極との間にゲート電極を設け、ゲート電極に加える電庄によってソース/ドレイン間の電流(ドレイン電流)を制御する電界効果トランジスタ(Field Effect Transistor;FET)が提案されている。電界効果トランジスタには、ゲートにMOS構造を持つMOS型(MOSFET)とpn接合又はショットキー接合を用いた接合型とがある。
ゲート電極をMOS構造にして設けたMOSFETでは、半導体表面に少数のキャリアによる反転層ができることを利用し,ドレイン電流が流れるチャネル領域の伝導度を制御する。そして、ゲート電圧に変化を与えると電流値が変化するため、電気信号の増幅や電流のオン/オフスイッチとして機能し得る。
上記のように、ゲートにMOS構造を持つ半導体装置については、炭化珪素よりなる半導体を用いた縦型の炭化珪素半導体装置(MOSFET)がある(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−74193号公報
しかし、炭化珪素(SiC)は一般にキャリアの移動度が小さいため、素子としたときのオン抵抗が高く電流損失が大きくなる問題があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、チャネル形成領域でのキャリアの移動度が大きく、低オン抵抗で素子特性に優れた炭化珪素半導体装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の炭化珪素半導体装置は、単結晶炭化珪素基板上に第1導電型のバッファ層と第1導電型のドリフト層と第2導電型のベース層とがこの順に積層され、前記ベース層の表層部の所定領域に第1導電型のコンタクト層が形成された単結晶炭化珪素半導体基板と、前記コンタクト層と前記ベース層とを貫通して前記ドリフト層に達するゲート溝と、前記ゲート溝の側面における少なくとも前記ベース層及び前記ドリフト層の表面に形成されたSi1−xC混晶(A:Ge,Sn 0<x<1)の薄膜からなるチャネル層と、少なくとも前記チャネル層の表面に形成されたゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜の表面に形成されたゲート電極層と、少なくとも前記コンタクト層の一部の表面に形成されたソース電極と、前記単結晶炭化珪素半導体基板の前記バッファ層、前記ドリフト層及び前記ベース層が形成された面とは反対側の面に形成されたドレイン電極と、を備えたものである。
本発明の炭化珪素半導体装置においては、ソース電極、ドレイン電極、ゲート電極及びゲート絶縁膜が縦型MOS構造となるように配置されている。MOS構造を有する半導体装置では、ゲート電極に電圧を印加してゲート絶縁膜に電界を与えることにより、ゲート絶縁膜直下の半導体表面層にチャネル領域が生じ、ソース電極とドレイン電極との間に電流が流れるようになる。
本発明の炭化珪素半導体装置は、チャネル領域が生ずる箇所に、ゲート絶縁膜に接するようにしてSi1−xC混晶(A:Ge,Sn 0<x<1)の薄膜からなるチャネル層を備える。Si1−xC混晶(A:Ge,Sn 0<x<1)は格子定数が大きく、電子が結晶中を移動する際の格子から受ける散乱確率の影響を抑えられるので、チャネル領域における電子等のキャリアの移動度を効果的に向上させることができる。その結果として半導体装置のオン抵抗を小さくすることができ、半導体装置の電流損失を小さくすることができる。
本発明の炭化珪素半導体装置は、コンタクト層とベース層とを貫通してドリフト層に達するSi1−xC混晶(A:Ge,Sn 0<x<1)からなる埋め込みチャネル層を少なくとも1層さらに備えていてもよい。
Si1−xC混晶(A:Ge,Sn 0<x<1)からなる層(チャネル層及び埋め込みチャネル層)を複数備えることにより、コンタクト層、ベース層及びドリフト層中のGe又はSnの平均濃度を高くすることができ、キャリア移動度がより向上する。その結果として、半導体装置のオン抵抗をより小さくすることができる。
本発明の炭化珪素半導体装置が埋め込みチャネル層を備える場合、該埋め込みチャネル層をゲート溝近傍に設けるようにしてもよい。チャネル領域が生ずるのはゲート絶縁膜直下であるため、ゲート溝の近傍に埋め込みチャネル層を設けることにより効率的にチャネル領域におけるGe又はSnの平均濃度を高くすることができる。その結果として、キャリア移動度がさらに向上し、半導体装置のオン抵抗をさらに小さくすることができる。
本発明の第一の炭化珪素半導体装置の製造方法は、単結晶炭化珪素基板上に第1導電型のバッファ層と第1導電型のドリフト層と第2導電型のベース層とがこの順に積層され、前記ベース層の表層部の所定領域に第1導電型のコンタクト層が形成された単結晶炭化珪素半導体基板の表面に、前記コンタクト層と前記ベース層とを貫通して前記ドリフト層に達するゲート溝を形成する溝形成工程と、前記ゲート溝の側面における少なくとも前記ベース層及び前記ドリフト層の表面にSi1−xC混晶(A:Ge,Sn 0<x<1)の薄膜を形成する混晶付与工程と、を含む。第一の炭化珪素半導体装置の製造方法によれば、本発明の炭化珪素半導体装置を容易に製造することができる。
本発明の第二の炭化珪素半導体装置の製造方法は、単結晶炭化珪素基板上に第1導電型のバッファ層と第1導電型のドリフト層と第2導電型のベース層とがこの順に積層され、前記ベース層の表層部の所定領域に第1導電型のコンタクト層が形成された単結晶炭化珪素半導体基板の表面に、前記コンタクト層と前記ベース層とを貫通して前記ドリフト層に達するゲート溝及び埋め込みチャネル層用溝を形成する溝形成工程と、前記ゲート溝の側面における少なくとも前記ベース層及び前記ドリフト層の表面にSi1−xC混晶(A:Ge,Sn 0<x<1)の薄膜を形成するとともに前記埋め込みチャネル層用溝にSi1−xC混晶(A:Ge,Sn 0<x<1)を埋め込む混晶付与工程と、を含む。第二の炭化珪素半導体装置の製造方法によれば、埋め込みチャネル層を備える本発明の炭化珪素半導体装置を容易に製造することができる。
本発明によれば、チャネル形成領域でのキャリアの移動度が大きく、低オン抵抗で素子特性に優れた炭化珪素半導体装置及びその製造方法が提供される。
以下、図面を参照しながら本発明の炭化珪素半導体装置及びその製造方法について説明する。なお、同様の機能を有するものには、全図面を通じて同じ符合を付与し、その説明を省略することがある。
図1は、本発明の炭化珪素半導体装置の第一実施形態を示す断面図である。本実施形態の炭化珪素半導体装置は、ゲート電極をMOS構造に構成すると共に、SiC基板のソース電極が形成された側の面から該ソース電極形成面とは反対側の面(ドレイン電極の形成された面)に向かって素子内を縦断する縦方向に電子が流れる縦型のMOS型電界効果トランジスタ(MOSFET)に構成したものである。また、Si1−xC混晶(A:Ge,Sn 0<x<1)としてSi0.9Ge0.1C混晶を用いた。
本実施形態のMOSFETは、単結晶炭化珪素基板10(4H−SiC (0001)8°off toward [11-20] キャリア濃度(N:3×1018cm−3)厚み350μm)上に、厚み1μmの第1導電型のSiCバッファ層20(N;Nドープ、キャリア濃度3×1018cm−3)と、厚み10μmの第1導電型のSiCドリフト層30(N;Nドープ、キャリア濃度5×1015cm−3)と、厚み2μmの第2導電型のSiCベース層40(P;Alドープ、キャリア濃度5×1016cm−3)と、がこの順に積層されており、ベース層40の表層部の所定領域には、厚み0.5μmの第1導電型のコンタクト層50(N;Nドープ、キャリア濃度3×1018cm−3以上)が形成されている。
単結晶炭化珪素基板10の厚みは100〜500μmの範囲で適宜選択される。バッファ層20の厚みは0.1〜2.0μmの範囲で適宜選択される。ドリフト層30の厚みは5〜15μmの範囲で適宜選択される。ベース層40の厚みは0.1〜3.0μmの範囲で適宜選択される。コンタクト層50の厚みは0.1〜1.0μmの範囲で適宜選択される。
単結晶炭化珪素基板10のバッファ層20等が積層された側にはコンタクト層50とベース層40とを貫通してドリフト層30に達するゲート溝60が形成されている。ゲート溝60の側面におけるコンタクト層50、ベース層40及びドリフト層30の表面には、Si0.9Ge0.1C混晶(Alドープ、キャリア濃度5×1015cm−3)の薄膜からなるチャネル層70が形成されている。チャネル層70の厚みは、0.01〜0.5μmの範囲で選択することができる。また、Si1−xGeC混晶におけるxの好ましい範囲は、0.001≦x≦0.5であり、さらに好ましい範囲は0.01≦x≦0.5である。
本実施形態では、コンタクト層50の表面にチャネル層70が必ずしも形成されていなくともよいが、コンタクト層50の表面にチャネル層70が形成されることにより半導体装置のオン抵抗をより小さくすることができるため好ましい。
ゲート溝60の表面及びチャネル層70の表面にはSiOからなるゲート絶縁膜80が形成されている。ゲート絶縁膜80の厚みは30〜100nmの範囲で適宜選択できる。ゲート絶縁膜80はコンタクト層50の少なくとも一部の表面等を覆うように延設されており、絶縁層82として機能する。絶縁層82の厚みは30〜100nmの範囲で適宜選択できる。
ゲート絶縁膜80の表面はゲート電極層90により覆われている。コンタクト層50の一部の表面(絶縁層82の設けられていない表面)にはソース電極100が形成されている。また、単結晶炭化珪素基板10のバッファ層20等が積層された側とは反対側には、ドレイン電極110が形成されている。また、ドレイン電極110上には、半導体素子のパッケージへの実装用の裏面電極150が設けられている。
絶縁層82上には、ゲート絶縁膜80及び絶縁層82を覆うようにしてSiOからなる層間絶縁膜120が形成されている。層間絶縁膜120の厚みは0.1〜2.0μmの範囲で適宜選択できる。層間絶縁膜120上には、ソース電極100及びゲート電極層90と接する配線電極130が形成されており、配線電極130を覆うようにしてSiOからなる表面保護層140が形成されている。表面保護層140の厚みは0.1〜2.0μmの範囲で適宜選択できる。また、表面保護層140としてSiONを用いることもできる。SiONを表面保護層140として用いる場合の該層の厚みは0.1〜2.0μmの範囲で適宜選択できる。
第一実施形態に係る炭化珪素半導体装置の動作原理について説明する。ゲート電極層90に電圧を印加することにより、チャネル層70並びにドリフト層30、ベース層40及びコンタクト層50のチャネル層70と接触した付近にチャネル領域が形成され、ソース電極100とドレイン電極110との間にキャリアが流れる。つまり、チャネル層70及びその近傍がチャネル形成領域として作用する。チャネル層70は、キャリアの移動度が大きいSi0.9Ge0.1C混晶の薄膜により構成されているため、本実施形態に係る炭化珪素半導体装置は低オン抵抗で素子特性に優れる。
以下に、第一実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造工程(本発明の第一の炭化珪素半導体装置の製造方法)を図2乃至図12を用いて説明する。まず、図2に示すように、単結晶炭化珪素基板10(4H−SiC (0001)8°off toward [11-20] キャリア濃度(N:3×1018cm−3)厚み350μm)を用意し、その表面にSiCバッファ層20(N;Nドープ、キャリア濃度3×1018cm−3、厚み1μm)と、SiCドリフト層30(N;Nドープ、キャリア濃度5×1015cm−3、厚み10μm)と、SiCベース層40(P;Alドープ、キャリア濃度5×1016cm−3、厚み2μm)と、コンタクト層50(N;Nドープ、キャリア濃度3×1018cm−3以上、厚み0.5μm)と、をこの順にCVD法により連続的にエピタキシャル成長させて単結晶炭化珪素半導体基板12を得る。
次に、図3に示すようにコンタクト層50上にゲート溝形成領域に対応する開口部16が設けられたマスク用SiO層14(厚み0.5μm)を形成させる。マスク用SiO層はLPCVD法、プラズマCVD法又はスパッタ法等を用いて形成可能である。また、開口部16はマスク用SiO層14上にフォトリソグラフィーにより開口部16に対応する箇所が開口したフォトレジストを設け、CHFガス等を用いたドライエッチング技術又はバッファードフッ酸等の薬液を用いたウエットエッチング技術によりマスク用SiO層14の開口部16に対応する箇所をコンタクト層50が露出するまでエッチングすることにより形成する。マスク用SiO層14のエッチング終了後、フォトレジストはOプラズマ等を用いたアッシング装置又はレジスト剥離液を用いて除去される。
次いで、図4に示すように、開口部16により露出された部分にコンタクト層50とベース層40とを貫通してドリフト層30に達する開口部16と同幅のゲート溝60を、SFガス等を用いたドライエッチング技術により形成する。ゲート溝60の深さは、例えば、2.6〜4.5μm(単結晶炭化珪素半導体基板12の厚み方向にドリフト層30を0.1〜2.0μmの深さまで除去)とすることができるが、好ましくは2.6〜3.0μmである。マスク用SiO層14は、CHFガス等を用いたドライエッチング技術又はバッファードフッ酸等の薬液を用いたウエットエッチング技術により除去される。
単結晶炭化珪素半導体基板12のゲート溝60が形成された側の表面には、図5に示すようにCVD法で厚み0.01〜0.5μmのSi0.9Ge0.1C混晶層18(P,Alドープ、キャリア濃度5×1015cm−3)をエピタキシャル成長させる。次に、図6に示すように、SFガス等を用いたドライエッチング技術によりゲート溝60の側壁部にSi0.9Ge0.1C混晶の薄膜からなるチャネル層70を残しながらコンタクト層50表面及びゲート溝60の底面に存在するSi0.9Ge0.1C混晶層18をエッチングして除去すると共にドリフト層30を単結晶炭化珪素半導体基板12の厚み方向にさらに0.01〜0.2μmエッチングする。
次に、図7に示すように、熱酸化法により厚み30〜100nmのSiOからなる酸化膜22、23を形成する。熱酸化法は単結晶炭化珪素半導体基板12を熱酸化炉にて酸素雰囲気中(酸素濃度99.9%以上)で1000〜1300℃で加熱するものであり、Siを酸化させて単結晶炭化珪素半導体基板12全面に酸化膜を形成することができる。酸素濃度、加熱温度及び加熱時間を適宜選択することによりSiOからなる酸化膜22、23の厚みを調節することができる。酸化膜22が、ゲート絶縁膜80及び絶縁層82として機能する。
酸化膜22上に、フォトリソグラフィーによりソース電極形成領域に対応する箇所が開口したフォトレジストを設け、CHFガス等を用いたドライエッチング技術によりフォトレジストが開口した箇所の酸化膜22を除去してソース電極形成領域に対応するコンタクト層50を露出させる。その後、真空蒸着装置によりフォトレジスト上に金属膜を形成する。リフトオフ手法によりレジスト剥離液を用いてフォトレジスト上に形成された不要な金属膜を除去して図8に示すようにソース電極100を所定のパターン状に形成する。ソース電極100の厚みとしては、50〜1000nmの範囲で任意に設定できる。電極の材料としては、例えば、Ni,Ti,TiW,W,Mo等が挙げられる。酸化膜23上にも上述と同様にしてドレイン電極形成領域に対応する箇所が開口したフォトレジストを設け、ドレイン電極形成領域に対応する単結晶炭化珪素基板10を露出させ、ドレイン電極110を図9に示すように所定のパターン状に形成する。或いは、図8における酸化膜23のみをCHFなどを用いたドライエッチング技術にて全部除去し、単結晶炭化珪素基板10を完全に露出した後に全面にわたりドレイン電極110を形成する。ドレイン電極110の厚み及び材料はソース電極100と同様とすることができる。ソース電極100及びドレイン電極110を形成した後、これら電極のオーミック特性を得るためにAr又はH雰囲気下において例えば、1000℃10分間熱処理する。
次に、酸化膜22上にゲート電極形成領域に対応する箇所が開口したフォトレジストを設け、真空蒸着装置によりフォトレジスト上に金属膜を形成し、リフトオフ手法によりレジスト剥離液を用いてフォトレジスト上に形成された不要な金属膜を除去して図10に示すようにゲート電極90を所定のパターン状に形成する。
次に、図11に示すように単結晶炭化珪素半導体基板12のゲート溝60が形成された側の表面に、ソース電極100及びゲート電極90を露出する開口部(図11においてゲート電極90を露出する開口部は不図示)を有するSiOからなる層間絶縁膜120をCVD法により形成する。該開口部はフォトリソグラフィーによりソース電極100及びゲート電極90の部分が開口したフォトレジストを層間絶縁膜120上に形成し、CHFガス等を用いたドライエッチング法によりソース電極100及びゲート電極90が露出するまでエッチングを行うことにより形成される。
次に、ソース電極100の形成と同様の方法により、図12に示すように配線電極130を形成する。配線電極の材料としては、例えば、TiとAlとを積層したもの,TiとTiNとAlとを積層したもの等が挙げられる。配線電極に用いられるTiの層厚としては0.01〜0.5μmの範囲で、Alの層厚としては0.1〜10μmの範囲で、TiNとしては0.01〜0.5μmの範囲で任意に設定できる。
次に、配線電極130上にLPCVD法、プラズマCVD法又はスパッタ法等によりSiOからなる表面保護層140を形成後、ソース電極100及びゲート電極90を露出する開口部をフォトリソグラフィー技術とドライエッチング技術を用いて形成する。表面保護層140としては、SiOのほかにSiONを用いることもできる。また、ドレイン電極110上にNi、Ti、Pt、Au等からなる裏面電極150を真空蒸着法により形成する。以上の工程を経て図1に示す炭化珪素半導体装置は完成する。
半導体装置を特に電力用トランジスタとして用いる場合、耐圧性の向上を図る必要がある。耐圧性の向上には(1)チャネル形成領域の厚みの確保及び(2)チャネル形成領域に格子欠陥が存在しないことが重要である。SiC基板上にSi1−xC混晶(A:Ge,Sn 0<x<1)からなる層を形成する場合、該層の層厚を厚くするとSiC基板との格子不整合によりSi1−xC混晶(A:Ge,Sn 0<x<1)からなる層中に欠陥が発生しやすい。しかし、本発明の炭化珪素半導体装置の製造方法によれば、例えば、厚みが0.01〜0.5μmのSi0.9Ge0.1C混晶層18(図1における厚みB)を形成することにより、チャネル層70の半導体基板の厚み方向の厚みをゲート溝60と同程度(本実施形態においては2.6〜4.5μm、図1における厚みA)とすることができる。すなわち、格子欠陥が生じにくいSi0.9Ge0.1Cの薄膜を形成することでチャネル形成領域の十分な厚みを確保することができるため、耐圧性に優れる半導体装置を容易に製造可能である。
図13は、本発明の炭化珪素半導体装置の第二実施形態を示す断面図である。第二実施形態に係る炭化珪素半導体装置は、コンタクト層50の表面並びにゲート溝60の側面及び底面におけるコンタクト層50、ベース層40及びドリフト層30の表面に、Si0.9Ge0.1C混晶(Alドープ、キャリア濃度5×1015cm−3)の薄膜からなるチャネル層70が形成されてなる。コンタクト層50の表面、ゲート溝60の底面にチャネル層70が形成されていても問題はなく、第一実施形態と同様の効果が得られる。したがって、第一実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造工程では、図6に示すようにコンタクト層50の表面及びゲート溝60の底面に存在するSi0.9Ge0.1C混晶層18をエッチングして除去したが、必ずしも除去する必要はなく工程を簡略化することが可能である。
以下に、第二実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造工程を図14乃至図17を用いて説明する。まず、図2乃至図5で説明した工程を経てゲート溝60が形成された側の表面に厚み0.01〜0.5μmのSi0.9Ge0.1C混晶層18(P,Alドープ、キャリア濃度5×1015cm−3)をエピタキシャル成長させた単結晶炭化珪素半導体基板12を準備する。次に、図14に示すように、熱酸化法により厚み30〜100nmのSiOからなる酸化膜22、23を形成する。熱酸化法の加熱条件等は上述と同様である。酸化膜22が、ゲート絶縁膜80及び絶縁層82として機能する。
酸化膜22上に、原料としてSiHガスやPH添加物を用いたCVD法により厚み0.1〜2.0μmのポリシリコン膜を形成する。該ポリシリコン膜上にフォトリソグラフィーによりゲート電極形成領域に対応する箇所にフォトレジストを設け、SFガスを用いたドライエッチング技術により該フォトレジストをマスクにしてエッチングを行う。アッシングやレジスト剥離液を用いてフォトレジストを除去することにより図15に示すようにポリシリコンからなるゲート電極層90を形成する。
次に、酸化膜23上に、フォトリソグラフィーによりドレイン電極形成領域に対応する箇所が開口したフォトレジストを設け、CHFガス等を用いたドライエッチング技術によりフォトレジストが開口した箇所の酸化膜23を除去してドレイン電極形成領域に対応する単結晶炭化珪素基板10を露出させる。その後、真空蒸着装置によりフォトレジスト上に金属膜を形成する。リフトオフ手法によりレジスト剥離液を用いてフォトレジスト上に形成された不要な金属膜を除去して図16に示すようにドレイン電極110を所定のパターン状に形成する。或いは、図15における酸化膜23のみをCHFなどを用いたドライエッチング技術にて全部除去し、単結晶炭化珪素基板10を完全に露出したのちに、全面にわたりドレイン電極110を真空蒸着技術を用いて形成する。
次に、酸化膜22上に、フォトリソグラフィーによりソース電極形成領域に対応する箇所が開口したフォトレジストを設け、CHFガス等を用いたドライエッチング技術によりフォトレジストが開口した箇所の酸化膜22を除去してソース電極形成領域に対応するコンタクト層50を露出させる。その後、真空蒸着装置によりフォトレジスト上に金属膜を形成する。リフトオフ手法によりレジスト剥離液を用いてフォトレジスト上に形成された不要な金属膜を除去して図17に示すようにソース電極100を所定のパターン状に形成する。このとき、ゲート電極層90をCHFガス等を用いたドライエッチングに対するマスクとして用いることができる。これにより、ゲート電極層90とソース電極100との距離を近くし、ゲート電極層90とソース電極100とを精度よく形成することができる。
上述のようにしてソース電極100を形成した後、ソース電極100及びドレイン電極110のオーミック特性を得るためにAr又はH雰囲気下において例えば、1000℃10分間熱処理を行う。次に図11及び図12に説明した工程を経て表面保護層140及び裏面電極150を形成することにより図13に示す炭化珪素半導体装置は完成する。
炭化珪素半導体装置の製造においては、ソース電極100及びドレイン電極110を形成してこれら電極のオーミック特性を得るための加熱を行った後にゲート電極層90を形成してもよいし、ゲート電極層90を形成した後にソース電極100及びドレイン電極110を形成して加熱を行ってもよい。オーミック特性を得るための加熱条件は950〜1100℃、2〜20分の間で適宜選択されるため、該加熱を行う前にゲート電極層90を形成する場合には、ゲート電極用材料として加熱によるダメージを受けない例えば、ポリシリコン、Mo,W,WSi,MoSi,TiN等を用いることが好ましい。
図18は、本発明の炭化珪素半導体装置の第三実施形態を示す断面図である。本実施形態の炭化珪素半導体装置は、第一実施形態に係る炭化珪素半導体装置においてコンタクト層50とベース層40とを貫通してドリフト層30に達するSi0.9Ge0.1C混晶からなる埋め込みチャネル層160を6層さらに備えるものである。埋め込みチャネル層160は、ゲート溝60と平行に紙面の表側から裏側へ向かう方向に形成されている。
以下に、本実施形態の炭化珪素半導体装置の製造工程(本発明の第二の炭化珪素半導体装置の製造方法)を図19乃至図21を用いて説明する。まず、図2で説明した工程を経て単結晶炭化珪素半導体基板12を得る。次に、図19に示すようにコンタクト層50上にゲート溝形成領域に対応する開口部16及び埋め込みチャネル層形成領域に対応する開口部17が設けられたマスク用SiO層14(厚み0.5μm)を形成する。マスク用SiO層14の形成方法は上述の通りである。
次いで、図20に示すように、開口部16、17により露出された部分にコンタクト層50とベース層40とを貫通してドリフト層30に達する開口部16、17と同幅のゲート溝60及び埋め込みチャネル層用溝62を、SFガス等を用いたドライエッチング技術により形成する。ゲート溝60の深さは、上述の通りである。埋め込みチャネル層用溝62の深さはゲート溝60と同じであっても異なっていてもよい。また、埋め込みチャネル層用溝62の厚み(図1における厚みA方向の厚み)は2.6〜4.5μmの範囲で適宜選択されるが、これらの中でも2.6〜3.0μmが好ましい。
単結晶炭化珪素半導体基板12のゲート溝60及び埋め込みチャネル層用溝62が形成された側の表面には、図21に示すようにCVD法で厚み0.01〜0.5μmのSi0.9Ge0.1C混晶層18(P,Alドープ、キャリア濃度5×1015cm−3)をエピタキシャル成長させる。このとき、埋め込みチャネル層用溝62にもSi0.9Ge0.1C混晶が埋め込まれ、埋め込みチャネル層160が同時に形成される。
上述のようにしてSi0.9Ge0.1C混晶層18及び埋め込みチャネル層160を形成した後、図6乃至図12に説明した工程を経て表面保護層140及び裏面電極150を形成することにより図18に示す炭化珪素半導体装置は完成する。
図22は、本発明の炭化珪素半導体装置の第四実施形態を示す断面図である。本実施形態の炭化珪素半導体装置では、埋め込みチャネル層160がゲート溝60の近傍に設けられている。本実施形態の炭化珪素半導体装置は、図19において埋め込みチャネル層形成領域に対応する開口部17の位置をゲート溝形成領域の近傍に設ける以外は上述と同様にして完成することができる。チャネル領域が生ずるのはゲート絶縁膜直下であるため、ゲート溝の近傍に埋め込みチャネル層を設けることにより効率的にチャネル領域におけるGe又はSnの平均濃度を高くすることができる。その結果として、キャリア移動度がさらに向上し、半導体装置のオン抵抗をさらに小さくすることができる。
以上、本発明の炭化珪素半導体装置およびその製造方法につき、Si1−xGeC混晶を用いた場合について説明したが、本発明においてはSi1−xSnC混晶を用いることもできる。Si1−xSnC混晶を用いる場合のxの好ましい範囲は0.01≦x≦0.5であり、さらに好ましい範囲は0.01≦x≦0.4である。
本発明の炭化珪素半導体装置の第一実施形態を示す断面図である。 第一実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造工程を説明するための図である。 第一実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造工程を説明するための図である。 第一実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造工程を説明するための図である。 第一実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造工程を説明するための図である。 第一実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造工程を説明するための図である。 第一実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造工程を説明するための図である。 第一実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造工程を説明するための図である。 第一実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造工程を説明するための図である。 第一実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造工程を説明するための図である。 第一実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造工程を説明するための図である。 第一実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造工程を説明するための図である。 本発明の炭化珪素半導体装置の第二実施形態を示す断面図である。 第二実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造工程を説明するための図である。 第二実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造工程を説明するための図である。 第二実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造工程を説明するための図である。 第二実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造工程を説明するための図である。 本発明の炭化珪素半導体装置の第三実施形態を示す断面図である。 第三実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造工程を説明するための図である。 第三実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造工程を説明するための図である。 第三実施形態に係る炭化珪素半導体装置の製造工程を説明するための図である。 本発明の炭化珪素半導体装置の第四実施形態を示す断面図である。
符号の説明
10 単結晶炭化珪素基板
12 単結晶炭化珪素半導体基板(単結晶炭化珪素エピタキシャル層+単結晶炭化珪素基板)
20 バッファ層
30 ドリフト層
40 ベース層
50 コンタクト層
60 ゲート溝
62 チャネル層用溝
70 チャネル層
80 ゲート絶縁膜
90 ゲート電極層
100 ソース電極
110 ドレイン電極
120 層間絶縁膜
130 配線電極
140 表面保護層
150 裏面電極
160 埋め込みチャネル層

Claims (4)

  1. 単結晶炭化珪素基板上に第1導電型のバッファ層と第1導電型のドリフト層と第2導電型のベース層とがこの順に積層され、前記ベース層の表層部の所定領域に第1導電型のコンタクト層が形成された単結晶炭化珪素半導体基板と、
    前記コンタクト層と前記ベース層とを貫通して前記ドリフト層に達するゲート溝と、
    前記ゲート溝の側面における少なくとも前記ベース層及び前記ドリフト層の表面に形成されたSi1−xC混晶(A:Ge,Sn 0<x<1)の薄膜からなるチャネル層と、
    前記コンタクト層と前記ベース層とを貫通して前記ドリフト層に達するSi 1−x C混晶(A:Ge,Sn 0<x<1)からなる少なくとも1層の埋め込みチャネル層と、
    少なくとも前記チャネル層の表面に形成されたゲート絶縁膜と、
    前記ゲート絶縁膜の表面に形成されたゲート電極層と、
    少なくとも前記コンタクト層の一部の表面に形成されたソース電極と、
    前記単結晶炭化珪素半導体基板の前記バッファ層、前記ドリフト層及び前記ベース層が形成された面とは反対側の面に形成されたドレイン電極と、を備えた炭化珪素半導体装置。
  2. 前記埋め込みチャネル層が、ゲート溝近傍に設けられた請求項に記載の炭化珪素半導体装置。
  3. 前記埋め込みチャネル層が、チャネル領域の生ずる領域に設けられた請求項1に記載の炭化珪素半導体装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の炭化珪素半導体装置の製造方法であって、
    単結晶炭化珪素基板上に第1導電型のバッファ層と第1導電型のドリフト層と第2導電型のベース層とがこの順に積層され、前記ベース層の表層部の所定領域に第1導電型のコンタクト層が形成された単結晶炭化珪素半導体基板の表面に、前記コンタクト層と前記ベース層とを貫通して前記ドリフト層に達するゲート溝及び埋め込みチャネル層用溝を形成する溝形成工程と、
    前記ゲート溝の側面における少なくとも前記ベース層及び前記ドリフト層の表面にSi1−xC混晶(A:Ge,Sn 0<x<1)の薄膜を形成するとともに前記埋め込みチャネル層用溝にSi1−xC混晶(A:Ge,Sn 0<x<1)を埋め込む混晶付与工程と、
    を含む炭化珪素半導体装置の製造方法。
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