JP4923482B2 - 船舶の電気推進装置 - Google Patents

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Description

この発明は、船舶のプロペラ(推進機)を駆動する推進電動機を電力変換装置により制御して船舶の航行を制御するようにした船舶の電気推進装置、とくにプロペラを駆動する電気駆動系(電源、電力変換装置、電動機等)が2系統設けられた電気推進装置に関する。
船舶の電気推進装置において、船舶のプロペラを駆動する電源、電力変換装置、電動機等で構成された電気駆動系を2系統設けることは、特許文献1に示されるように既に知られている。
図5に、このような従来の技術に基づく電源に蓄電池を備えた電気推進装置を示す。
この図において、Pは船舶の推進用プロペラ(推進機)、M1,M2はこのプロペラPを駆動する交流電動機からなる推進電動機、INV1、INV2はこの電動機M1、M2を制御する電動機制御用インバータ、CNT1、CNT2はこのインバータINV1、INV2を制御する制御装置、B1、B2は蓄電池、G1、G2はこの蓄電池の充電や、推進電動機への給電を行なう原動機DE1、DE2により駆動される交流発電機、CNV1、CNV2は、この交流発電機の出力を直流電力に変換するコンバータである。蓄電池B1、B2および発電機G1、G2が電気推進装置の電源となる。S1〜S4は、それぞれ給電回路の開閉用のスイッチであり、S5は、系統1と系統2の給電回路を連携するスイッチである。
この図から明らかなように電気推進装置の電源(発電機、蓄電池)、インバータ、推進電動機で構成される電気駆動系は、G1,CNV1、B1,INV1,CNT1,M1の系統1と、G2,CNV2,B2,INV2,CNT1,M2の系統2の2つの系統が設けられている。そして両系統の給電回路をスイッチS5を介して並列に接続することにより両系統の電源を並列運転することが可能となる。また制御装置CNT1、CNT2の出力が切替スイッチS6によりインバータINV1、INV2に切替可能に接続されている。電動機M1、M2のそれぞれの速度を検出する速度検出器TD1、TD2からの速度検出信号が制御装置CNT1、CNT2にそれぞれフィードバックされ、電動機の速度、したがってプロペラPの速度が外部から指令された設定速度になるように速度調節動作が行なわれる。
各電気駆動系においては、原動機(DE1、DE2)によって駆動される発電機(G1、G2)よって発電される交流電力によってコンバータ(CNV1、CNV2)を介して蓄電池(B1、B2)を充電し、この蓄電池の直流電力、または交流発電機出力をコンバータによって変換した直流電力をインバータ(INV1、INV2)によって可変電圧・可変周波数(VVVF)の交流電力に変換して推進電動機(M1、M2)に供給して可変速駆動する。これによってプロペラPが駆動され、船舶が推進される。2台のインバータINV1、INV21は切替スイッチS6を操作して制御装置CNT1またはCNT2の何れか1台によって共通に制御され、電動機M1、M2が所望の設定速度となるように駆動制御される。
このように構成された従来装置においては、一方の電気駆動系で故障が発生したときには、他方の健全な電機駆動系で運転が確保されるようになるが、次のような問題がある。
1)インバータを制御する制御装置が故障したとき
従来装置は、制御装置、インバータおよび推進電動機をそれぞれ2台ずつ備えているが、1台の常用制御装置CNT1または予備制御装置CNT2の何れかによって2台のインバータを制御して2台の推進電動機を運転するシステムのため、運転中に常用制御装置CNT1が故障したときは推進電動機2台が停止状態となり、予備制御装置CNT2へ切替えた後に運転を再開させる。
したがって、船舶の推進は一旦停止されるので船舶の安全航行に好ましくない状態が発生する。例えば、障害物との衝突等の危険を回避する行動の最中に推進が停止すると、この危険回避行動が阻害されることになり、重大な事故を誘発する危険がある。
また、故障した常用制御装置CNT1から予備制御装置CNT2への切替えは、複雑な信号回路の切替えのため、信号回路の信頼性を低下させる。
2)2台中1台のインバータまたは推進電動機が故障したとき
従来装置において、インバータ2台、または推進電動機2台の内の1台が故障したときには、2台のインバータを1台の制御装置で一括制御する方式のため、制御装置内の1/2の制御機能を停止させる必要から、制御装置の内部の構成が複雑となって信頼性の低下を招き、さらに、運転継続する推進電動機1台が過負荷とならないようにする制御手段を付加する必要から、制御機能が複雑となる。
3)電力給電回路が故障したとき
2系統の給電回路の一方が故障したときは、電路に設置したスイッチS1/S3またはS2/S4の何れかを開路する結果、1系統給電となる。
この場合、健全な1系統で電動機2台へ電力を供給することになるから、給電している給電系統が過負荷とならないようにするための対策、処置が必要となる。
4)速度検出器が故障したとき
従来装置において、速度検出器と制御装置とは1対1に固定的に接続されているため、運転中に速度検出器が故障したときに、2台の推進電動機が共に一旦停止となるので、前述の1)と同様に船舶の安全航行に問題が生じる。
特開2003−219559公報
この発明は、前記のような従来装置における問題点を解消するために、電気推進装置における電力給電回路、推進電動機、電力変換装置、電力変換装置の制御装置、および速度検出器からなる同一の電気駆動系を2系統備えるものにおいて、故障が発生したとき、船舶の推進を一時的にでも停止させることなく運転を継続することの可能な電気推進装置を提供することを課題とするものである。
すなわち、2系統の電気駆動系を備える電気推進装置において、1系統の給電回路、若しくは1台の推進電動機、または1台の電力変換装置が故障したとき、健全な給電回路、健全な推進電動機、健全な電力変換装置が過負荷にならないよう推進電動機の運転を抑制制御し、また制御装置または速度検出器が故障したときは、故障側の機器を切離して健全側の制御装置または健全側速度検出器により電力変換装置を制御して全領域の運転を可能とするものである。
このような課題を解決するため、この発明の第1の発明は、船舶の推進用プロペラを駆動する推進電動機、該推進電動機の速度を検出する速度検出器、前記推進電動機へ給電回路を用いて給電するための電源、電源から前記推進電動機に供給される電力を制御する電力変換装置、前記速度検出器により検出される速度検出信号に応じて前記電力変換装置を制御し、前記推進電動機の速度を制御する制御装置から構成された電気駆動系を2系統備えてなる船舶の電気推進装置において、前記各電気駆動系を構成する各機器を相互に置換可能な同一機器で構成し、各系統の制御装置の出力を両系統の電力変換装置のそれぞれに切替え可能に接続する制御装置切替回路と、各系統の速度検出器の出力を両系統の制御装置のそれぞれに切替え可能に接続する速度検出器切替回路および、各系統における故障の発生を監視し、故障の発生が検知された際、その故障の内容に応じて各系統の制御装置と前記制御装置切替回路および速度検出器切替回路とに、故障した系統または機器を切り離して健全な系統または機器により運転を継続するのに必要な制御信号および切替信号を与える保護制御装置を設け、該保護制御装置によって、一方の系統の給電回路、若しくは推進電動機、または電力変換装置が故障した場合には、健全な給電回路、若しくは健全な推進電動機、または健全な電力変換装置が過負荷にならないよう推進電動機の運転を抑制制御するようにしたことを特徴とする。
また、この発明の第2の発明は、第1の発明において、前記保護制御装置によって、一方の系統の制御装置または速度検出器が故障した場合には、故障側の制御装置または故障側の速度検出器を切り離して健全側の制御装置または健全側の速度検出器により電力変換装置を制御して全領域の運転を可能としたものである。
また、この発明の第3の発明は、第1または第2の発明において、前記推進電動機の運転台数および運転する推進電動機を任意に選択する電動機選択器を設け、電動機選択器から与えられる選択信号に応じて前記保護制御装置から運転する推進電動機の系統の電力変換装置を制御する制御装置に選択的に運転指令を与えるようにするものである。
これらの発明において、各系統の推進電動機は共通する1台の推進用プロペラの駆動軸に結合するのがよい。
さらに、各系統の給電回路同士を連携スイッチで連系することができ、そして、各系統の電源は、原動機で駆動される交流発電機と該交流発電機の出力交流電力を直流電力に変換するコンバータとからなる発電装置と、蓄電池とが、それぞれの出力側の各スイッチを介して並列接続構成する。
この発明によれば、同一構成の電気駆動系を2系統備える電気推進装置において、各系統の制御装置の出力を両系統の電力変換装置の何れにも切替可能に接続する制御装置切替回路と、各系統の速度検出器の出力を両系統の制御装置の何れにも切替可能に接続する速度検出器切替回路および、各系統における故障の発生を監視し、故障の発生が検知された際、その故障の内容に応じて各系統の制御装置、前記制御装置切替回路および速度検出器切替回路へ、故障した系統または機器を切り離して健全な系統または機器により運転を継続するための制御信号および切替信号を与える保護制御装置を設けたことにより、電力変換装置を含む給電回路が故障したときは、故障した系統の給電回路を切り離し、健全な系統の給電回路から両系統の推進電動機に給電し、健全な給電回路が過負荷にならないよう推進電動機の運転を抑制制御し、また電力変換装置の制御装置または速度検出器が故障したときは、故障側の機器を切離して健全側の制御装置または健全側速度検出器により電力変換器を制御して全領域の運転を可能とすることができるので、1系統に故障が発生しても健全な系統により健全な推進電動機の運転を継続させ、船舶の安全航行を確保することができる。
また、2系統を同一構成とすることにより、両系統の機器および装置を統一できるので、機器、装置の信頼性が向上し、さらに機器、装置の小型軽量化、コストダウンが可能となる。
以下にこの発明の実施の形態を、図に示す実施例について説明する。
図1は、この発明の実施例1を示す回路構成図である。
この図1において、Pは船舶の推進用のプロペラ(推進機)であり、このプロペラPの駆動軸に誘導電動機などの交流電動機から構成された2台の推進電動機M1、M2が結合される。電動機M1、M2を駆動するために、それぞれ原動機(DE1、DE2)で駆動される交流発電機(G1、G2)、交流発電機の出力交流電力を直流電力に変換するコンバータ(CNV1、CNV2)、交流発電機の出力または推進電動機の回生電力を充電する蓄電池(B1、B2)、蓄電池またはコンバータから供給される直流電力を可変電圧・可変周波数(VVVF)の交流電力に変換して推進電動機に供給するインバータ(INV1、INV2)からなる給電回路が設けられている。各インバータ(INV1、INV2)には、制御装置(CNT1、CNT2)が、そして各電動機(M1、M2)には、速度検出器(TD1、TD2)がそれぞれ付属する。
また、制御装置CNT1、CNT2は推進電動機の速度検出器TD1、TD2の速度検出信号をフィードバック信号としてインバータINV1、INV2を制御し、推進電動機の速度を所望の設定速度に安定にさせる機能を有する。スイッチS1、S2は蓄電池B1、B2の電路を開閉するスイッチであり、常時は閉路され、蓄電池、および給電回路が故障したとき、若しくは船舶が長期間停止するときには開路される。スイッチS3、S4は推進電動機への給電路を開閉するスイッチであり、常時は閉路されており、インバータINV1、INV2または推進電動機M1、M2が故障したとき、若しくは船舶が長期間停止するときには開路される。
スイッチS7、S8は発電機の出力回路を開閉するスイッチであり、発電機が運転されているとき閉じられ、停止されると開らかれる。スイッチS5は2系統の給電回路を連携するスイッチであり、常時は閉じられ、系統故障のときは開として健全な系統の給電回路から故障した系統の給電回路への電力供給を停止させる。
このように推進電動機を1台ずつ含む2系統の電気駆動系は、同一の機器で構成され相互に置換可能とされている。さらにこの発明に従って、各電気駆動系の動作状態を監視し、故障を検知するための保護制御装置PCと、制御装置CNT1、CNT2の出力をインバータINV1、INV2に切替可能に接続する制御装置切替回路S6と、速度検出器TD1、TD2の出力をインバータ制御装置CNT1、CNT2に切替可能に接続する速度検出器切替回路S9とが設けられる。
各系統の給電回路に設けられたスイッチS1、S2、S3、S4、S5、インバータINV1、INV2および制御装置CNT1、CNT2からは、それぞれの回路または装置に異常が生じたとき故障信号s1、s2、s3、s4、s5、inv1、inv2およびc1、c2を発生し、保護制御装置PCに入力する。保護制御装置PCは、これの故障信号の有無を監視し、1つでも故障信号を受け取ると、その信号から故障の内容を判断して、故障した系統の機器を不動作にして、健全な系統の機器によって推進電動機の運転を継続するために必要な切替信号を制御装置切替回路S6および速度検出器切替回路S9へ送る働きをする。
このように構成された電気推進装置の動作を説明する。
通常の運転状態では、スイッチS1、S2、S3、S4、S5が、そして交流発電機G1、G2が運転されているときはスイッチS7、S8が閉路される。故障のない正常運転中は、保護制御装置PCから、制御装置切替回路S6には、接点S61とS63を閉路する切替信号s6が、そして速度検出器切替回路S9には接点S91とS93が閉路する切替信号s9が送られている。したがって、制御装置CNT1の出力は系統1のインバータINV1に接続され、制御装置CNT2の出力は系統2のインバータINV2に接続される。そして系統1の速度検出器TD1の速度検出信号n1は制御装置CNT1にフィードバックされ、系統2の速度検出器TD2の速度検出信号n2は制御装置CNT2にフィードバックされる。
このようにして、2つの電気駆動系が並列に運転されている状態において、図示しない速度指令器から推進速度が制御装置CNT1、CNT2へ指令されると、制御装置CNT1およびCNT2はこの信号を受けて、その出力信号を切替回路S6の接点S61,S63を介してインバータINV1、INV2へ制御信号として与える。インバータINV1、INV2は制御装置CNT1、CNT2の制御信号を受けて直流電力を指令された電圧、周波数の交流電力に変換して推進電動機M1、M2へ供給し、プロペラPの速度を変化させて船舶の推進を制御する。
また、推進電動機の速度は速度検出器TD1、TD2で検出して、フィードバック信号として制御装置CNT1、CNT2へ与えて、速度を安定させる制御が行われる。
正常時の運転は、図1に示す2台の推進電動機M1およびM2の各々が全出力の50%ずつ分担し、合計100%の全出力でプロペラPを駆動する。もちろん、制御装置CNT1、CNT2は各々推進電動機M1、M2が全出力の50%の出力になるように各々のインバータINV1、INV2を制御する。
このように同一構成の電気駆動系を2系統備えたこの発明の電気推進装置においては、運転中に一方の系統の電力給電回路、機器、装置が故障したときには、以下のようにして健全な系統により運転を中断させることなく継続し、船舶の安全航行を確保する。
1)何らかの原因でスイッチS1またはS2が開路した場合
推進電動機M1、M2の総合した速度―出力特性を図3に示す。
正常運転では推進電動機の1台の出力は図3の特性線Bに示す全出力の50%出力までの範囲で運転され、推進電動機1台への給電容量は推進電動機1台に見合う全容量の50%の給電容量で計画される。2系統の合計の全給電容量および推進電動機2台の合計の全出力によって、図3の特性線Aの全出力の100%が確保される。
スイッチS1、S2閉じられ、蓄電池B1およびB2から給電されている状態(交流発電機G1、G2の運転が停止され、スイッチS7、S8は開路されている。)で、例えば、蓄電池B1、B2からの給電回路に過電流が発生してスイッチS1またはS2の一方が蓄電池を保護するために開路した場合は、1系統の給電回路が遮断されるため残りの1系統の蓄電池からスイッチS5を介することにより両系統への給電となり、給電能力は全能力の50%に低下する。
この場合、運転中の2台の推進電動機の運転をそのまま継続しようとすれば、給電系統は過負荷となるので、ここでもし、何らの処置も講じなければ、健全な系統からの給電も過負荷となって残っているスイッチS1またはS2が過電流保護機能により開路し、全給電が断たれて船舶の推進が停止され、安全航行に好ましくない状態となる。給電系統が過負荷にならないようにするためには、推進電動機2台の出力を全出力の50%以下に低下させる必要がある。
この発明においては、このために、保護制御装置PCは、スイッチS1またはS2からこれらの開路を示す故障信号s1またはs2を受け取ると、この保護制御装置PCが電源容量が半減したことを判断し、制御装置CNT1およびCNT2へ速度指令を低減すると共に速度指令の上限を全速の79%に設定する制御指令CI1、CI2を送る。
これにより、図3に示す速度100%、推進電動機出力100%で運転しているa点から、スイッチS1またはS2の一方が開路して1系統給電となったところで、推進電動機2台の速度がb点の速度(全速度の79%)へ移行されるので、推進電動機2台の動作点を速度が全速の79%、合計出力が全出力の50%となるd点へ移行し、出力を低減することができる。推進電動機2台の合計出力が、1系統の給電容量の範囲内となるので、運転の継続が確保される。
船舶のプロペラPの出力Pwとその速度(回転数)nとの間には、
Pw ∝ n3 (1)
となる関係があるため、速度を全速の79%に低下させるとプロペラPの必要とする出力Pwが50%に低下するので、推進電動機の出力を50%に低減することができるのである。
2)何らかの原因によりスイッチS3またはS4が開路、若しくはインバータINV1またはINV2が停止した場合
何らかの原因によってスイッチS3またはS4が開路、若しくはインバータINV1またはINV2が停止した場合は、運転中の推進電動機2台の内1台が停止することになる。
この場合は、そのまま運転を継続すると、運転中の1台の推進電動機の出力が図3に示すc点からa点へ増加することになるので、もし速度指令を変更しなければ、推進電動機、およびインバータの負荷は全容量の50%から100%へ増加する。すなわち、過負荷状態となる。
これを防止するためには、図1に示す、例えばスイッチS3の開路信号s3またはスイッチS4の開路信号s4、若しくはインバータINV1の停止信号inv1またはインバータINV2の停止信号inv2が与えられたとき、保護制御装置PCがこの信号から故障の内容を判断して制御装置CNT1またはCNT2へ、推進電動機の速度が図3に示すa点からb点へ低下されて、1台の推進電動機出力が全出力の100%となり、過負荷とならないように全速の79%となるように速度指令を低下させて、1台の推進電動機の速度が79%、出力が50%となるd点で運転が継続されるようにする。これにより、推進電動機は過負荷とならない出力で運転が継続される。
なお、推進電動機1台の出力が50%以下になるような速度で運転されている場合には、1系統の給電容量内での運転であるから、推進電動機の運転速度を変更する必要はなく、前記の速度指令の上限値(b点相当)で制限される。
3)給電系統が1系統故障した場合
給電系統が1系統故障したときは、健全系統から故障系統への給電を停止するためにスイッチS5が開路される。
この場合、1系統の給電容量である全容量の50%の範囲で推進電動機1台を運転継続するために、例えばスイッチS5の開路信号s5が入力されたとき、保護制御装置PCが、この信号および他の故障信号とで判断して、健全な給電系統に属する制御装置CNT1またはCNT2に推進電動機への速度指令を図3におけるa点(100%速度)からb点(79%速度)へ低下させる指令を与える。これにより運転されている1台の推進電動機の出力が図3におけるd点へ移動し、全出力の50%の出力に低減されるので、この推進電動機は過負荷になることなく運転が継続される。
なお、推進電動機が全出力の50%以下の出力で運転されているときには、1系統給電容量内の運転であるから、推進電動機の速度を変更する必要はない。
4)制御装置が故障した場合
制御装置CNT1またはCNT2が故障した場合は、故障側の推進電動機の運転は不可能となる。
この場合は、故障側の電気駆動系の運転を停止させるようにするのが一般的な方法であるが、この発明においては、保護制御装置PCが制御装置CNT1またはCNT2から故障信号c1またはc2を受け取ると、この故障信号から故障の内容を判断して、制御出力切替回路S6へ、例えば制御装置CNT1が故障しているものとすると、この故障側の制御装置CNT1の出力の切替接点S61およびS62を開路し、健全側の制御装置CNT2の出力の切替接点S63およびS64を閉路するような切替指令を与える。これにより健全側制御装置CNT2の出力が2台のインバータINV1およびINV2に接続され、2台のインバータが健全な1台の制御装置CNT2によって制御され、2台の推進電動機M1、M2の運転が継続されるようになる。推進電動機2台の運転が継続されることによって、船舶の安全航行が確保できる
通常運転では、切替回路S6の接点S61とS63が閉路され、制御装置CNT1の出力がインバータINV1に、制御装置CNT2の出力がインバータINV2に接続される。それぞれの制御装置によって制御されるインバータにより、それぞれ推進電動機M1およびM2が駆動される。このときは、もちろん、切替回路S6の接点S62およびS64は開路されている。
5)速度検出器が故障した場合
速度検出器TD1またはTD2が故障した場合、故障側系統の速度検出信号のフィードバック異常となるため推進電動機の運転が不可能となる。
この場合、故障側の推進電動機の運転を停止させるようにするのが最も簡単な方法であるが、この発明においては、保護制御装置PCが、速度検出器の一方が異常であることを示す故障信号を制御装置CNT1、CNT2を介して受け取ると、その故障の内容を判断して、速度検出器出力を切り替える指令s9を速度検出器切替回路S9に与え、故障側の速度検出器に接続された2つの切替接点を両方とも開路し、健全側の速度検出器に接続された2つの切替接点を両方とも閉路するように操作する。これにより健全側の速度検出器の検出信号が2台の制御装置へ与えられ推進電動機2台の運転を継続することができる。
通常運転では、切替回路S9の接点S91とS93が閉路され、これの接点を介して、速度検出器TD1の速度検出信号n1は、制御装置CNT1へ、そして速度検出器TD2の速度検出信号n2は、制御装置CNT2へそれぞれ与えられるので、制御装置CNT1、CNT2がそれぞれインバータINV1、INV2を介して推進電動機M1、M2の駆動を制御する。このとき、切替回路S9の接点S92とS94は当然開路している。
ここで、例えば、速度検出器TD1が故障したものとすると、制御装置CNT1が速度検出器TD1が故障であることを示す故障信号c1を発生し、保護制御装置PCへ与える。保護制御装置PCは、この故障信号c1から故障の内容を判別し、切替回路S9に接点S91を開路し、接点S94を閉路する指令を与え、故障側の速度検出器TD1を切り離し、健全側の速度検出器TD2の検出信号を制御装置CNT1、CNT2の両方へ与えて推進電動機2台の運転を行うようにする。これにより、推進電動機2台の運転が継続され、船舶の安全運航が確保できる。
6)相対する系統の制御装置と回転速度検出器とが同時に故障した場合
例えば、相対する制御装置CNT2と速度検出器TD1の両者が同時に故障したとき、健全な制御装置CNT1と健全な速度検出器TD2によって運転をする場合の制御方法である。
この場合、制御装置CNT2が故障であることを示す故障信号c2と速度検出器TD1が故障であることを示す故障信号c1から保護制御装置PCがその故障の内容を判断し、切替回路S6およびS9に次のような切替指令を送る。すなわち切替回路S6の接点S62を閉、S63を開、そして切替回路S9の接点S91を開、S94を閉とするものである。
これにより、健全な速度検出器TD2の速度検出信号n2が健全な制御装置CNT1に与えられるようになる。そして、制御装置CNT1の出力信号がインバータINV1およびINV2の両方に与えられるようになる。したがって、2台の推進電動機M1、M2の運転を継続することができ、船舶の安全航行が確保される。
この発明の実施例2の回路構成を図2に示す。
この実施例2は、実施例1に図2における運転する推進電動機を選択するための電動機選択器MSを付加したものである。したがってその他の構成は図1に示す実施例1と同じであるので、同一の構成機器は同一の符号を付して示し、その説明を省略する。
このような電気駆動系を2系統備えた電気推進装置においては、船舶のプロペラPを100%の出力で駆動して全速運転を行なう場合は、当然2台の推進電動機M1、M2の出力を全出力の50%で並列運転する必要がある。しかし、従来装置においては、船舶の速度をプロペラPの出力が50%になるまで低下させて運転する状態においても2台の推進電動機M1、M2の出力をそれぞれ25%まで低下させて並列運転するようにしていた。
この実施例2において、このようにプロペラ出力が50%以下の低速で運転される状態になると、運転する電動機および台数を選択する選択器MSのつまみの矢印を図2における「M1」または「M2」位置に合わせることにより、運転する推進電動機としてM1またはM2の何れか1台を選択して、電動機の運転台数を減らすことができる。2台運転の場合は、選択器MSのつまみの矢印を図2の「M1+M2」の位置に合わせることにより、2台運転を保護制御装置PCに指令する。
この電動機選択器MSから選択信号msが保護制御装置PCに与えられると、この保護制御装置PCは、選択信号msの内容に応じて、例えば、推進電動機M1の単独運転が選択された場合は、制御装置CNT1へ運転指令CI1を与え、制御装置CNT2への運転指令CI2を停止する。これにしたがって、インバータINV1が動作し、推進電動機M1が駆動される。このときは、推進電動機M1がこれ自身の最大出力で運転されたとき、プロペラPの出力が全出力の50%となる。
1)減機運転と全機運転の動作
減機運転は、推進電動機M1またはM2を1台で運転することであり、全機運転は推進電動機M1、M2の2台を並列運転することである。
減機運転:推進電動機M1またはM2の単独運転
船舶の速力はプロペラ速度nに比例し、プロペラ負荷Pwは速度nの3乗に比例することは、(1)式に示すとおりである。したがって、プロペラを駆動する推進電動機の出力は速度nの3乗に比例することになる。
全機運転時の全出力を100%(図3のa点)とすれば、推進電動機1台を単独運転する減機運転モードにおける速度nは、電動機1台の出力は全出力の50%となるので、
n ∝ 3√0.5 = 0.79 (2)
が求められ、全速の79%になることが分かる。
すなわち、推進電動機の回転速度を僅か約20%低減して80%の速度で運転すれば、電動機消費電力を全速時の約50%に低減できるので、省エネルギーとなり、経済運転が行なえる。
また、運転される推進電動機が1台に減機されているため、この電動機に起因する騒音は全機運転時の約1/2に減少され、船舶を静粛に運行することできる。
全機運転:推進電動機M1、M2の並列運転
全機運転は推進電動機2台の並列運転となるから、船舶を全速(100%速度)運転することができる。当然、電動機1台は全出力の50%の出力を発生するので、2台の合計で100%となって船舶を全速で航行することができる。
2)減機運転と全機運転の切替え
減機運転と全機運転の切替え動作について、図4に示す運転パターン1〜3を例に説明する。
運転パターン1
パターン1は電動機運転台数選択器MSを減機運転(M1またはM2)に選択したときの運転モードで、運転指令により選択した電動機M1またはM2は、図4(a)の運転パターン1における1〜2へと加速し、全出力の50%を最大値として運転される。
運転停止指令により、推進電動機M1またはM2の速度は3〜4へと徐々に低下して停止する。
このとき、図3の速度−出力特性図において、速度が0%〜約80%の範囲において、出力は0〜d点の範囲で変化することになる。
運転パターン2
運転パターン2は選択器MSを全機運転(M1+M2)に選択したときの運転モードで、運転指令により電動機M1およびM2が起動して図4(b)の運転パターン2における1〜2へと加速する。
このとき、1台の推進電動機の出力の最大値は全出力の50%であるから、M1とM2の2台の電動機では、合計出力が50%×2=100%の出力となって、図4(b)の運転パターン2における1〜5へと加速し、全出力の100%を最大値として運転されることになる。
運転停止指令により、推進電動機M1、M2の各々の速度は図4(b)の運転パターンにおける3〜4へ、電動機2台では6〜4へと速度は徐々に低下して停止する。
このとき、図3に示す速度−出力特性図における速度0〜100%の範囲において、出力は0〜a点の範囲で変化することになる。
以上により、高速航行を必要とする運転が行なえる。
運転パターン3
運転パターン3の運転は、運転パターン1の減機運転中に全機運転の運転パターン2へ運転モードを切替える場合のパターンである。
推進電動機M1またはM2単独で減機運転中に選択器MSを全機運転のM1+M2に切替えると、停止中の電動機が起動して図4(c)の運転パターンにおける3〜4へと加速する。
このとき、既に運転中の電動機は全出力の50%で運転されているから、起動した電動機との合計出力は図4のパターン3における7〜8へと増加する。これにより、図3に示す速度−出力特性のd点からa点へ増加し、出力が100%を最大値として運転されることになる。
選択器MSを全機運転から減機運転に切替えると、停止される側の推進電動機M1またはM2の速度は図4(c)の運転パター3における5〜6へと徐々に低下して停止するので、合計出力は9〜10へと減少し、10の点から電動機1台の減機運転出力50%を最大値として運転されることになる。すなわち、図3に示す速度−出力特性のa点からd点へ出力は低下し、最大出力が50%での運転となる。
このように、実施例2によれば、推進電動機1台の減機運転(M1またはM2)と、推進電動機2台の全機運転(M1+M2)の相互を切替えができるようにし、経済性、静粛性を必要とする航行と、高速航行を必要とする運転を任意に選択できるようになる。
前記のこの発明の実施例においては、インバータにより交流電動機からなる推進電動機を駆動制御するようにした構成のものを説明したが、この発明は、これに限定されるものではなく、推進電動機に直流電動機を用い、これをチョッパ等の直流電力変換装置により駆動制御するようにしてもよいのである。
この発明の実施例1による電気推進装置の回路構成図である。 この発明の実施例2による電気推進装置の回路構成図である。 この発明の動作説明に用いる電気推進装置の速度―出力特性線図である。 この発明の実施例2における動作を説明するための運転パターン図である。 従来の電気推進装置を示す回路構成図である。
P:プロペラ、M1,M2:推進電動機、INV1,INV2:推進電動機駆動用インバータ、TD1,TD2:速度検出器、G1,G2交流発電機、CNV1,CNV2:コンバータ、B1,B2:蓄電池、PC:保護制御装置、CNT1,CNT2:インバータ制御装置、S6:制御装置切替回路、S9:速度検出器切替回路。

Claims (6)

  1. 船舶の推進用プロペラを駆動する推進電動機、該推進電動機の速度を検出する速度検出器、前記推進電動機へ給電回路を用いて給電するための電源、電源から前記推進電動機に供給される電力を制御する電力変換装置、前記速度検出器により検出される速度検出信号に応じて前記電力変換装置を制御し、前記推進電動機の速度を制御する制御装置から構成された電気駆動系を2系統備えてなる船舶の電気推進装置において、
    前記各電気駆動系を構成する各機器を相互に置換可能な同一機器で構成し、
    各系統の制御装置の出力を両系統の電力変換装置のそれぞれに切替え可能に接続する制御装置切替回路と、
    各系統の速度検出器の出力を両系統の制御装置のそれぞれに切替え可能に接続する速度検出器切替回路および、
    各系統における故障の発生を監視し、故障の発生が検知された際、その故障の内容に応じて各系統の制御装置と前記制御装置切替回路および速度検出器切替回路とに、故障した系統または機器を切り離して健全な系統または機器により運転を継続するのに必要な制御信号および切替信号を与える保護制御装置を設け
    該保護制御装置によって、一方の系統の給電回路、若しくは推進電動機、または電力変換装置が故障した場合には、健全な給電回路、若しくは健全な推進電動機、または健全な電力変換装置が過負荷にならないよう推進電動機の運転を抑制制御するようにし
    ことを特徴とする船舶の電気推進装置。
  2. 請求項1に記載の船舶の電気推進装置において、前記保護制御装置によって、一方の系統の制御装置または速度検出器が故障した場合には、故障側の制御装置または故障側の速度検出器を切り離して健全側の制御装置または健全側の速度検出器により電力変換装置を制御して全領域の運転を可能としたことを特徴とする船舶の電気推進装置。
  3. 請求項1または2に記載の船舶の電気推進装置において、前記推進電動機の運転台数および運転する推進電動機を任意に選択する電動機選択器を設け、電動機選択器から与えられる選択信号に応じて前記保護制御装置から運転する推進電動機の系統の電力変換装置を制御する制御装置に選択的に運転指令を与えるようにすることを特徴とする船舶の電気推進装置。
  4. 請求項1ないし3に記載の船舶の電気推進装置において、各系統の推進電動機が共通する1台の推進用プロペラの駆動軸に結合されていることを特徴とする船舶の電気推進装置。
  5. 請求項1ないしのいずれか1項に記載の船舶の電気推進装置において、各系統の給電回路同士が連携スイッチで連携されていることを特徴とする船舶の電気推進装置。
  6. 請求項1ないしのいずれか1項に記載の船舶の電気推進装置において、各系統の電源は、原動機で駆動される交流発電機と該交流発電機の出力交流電力を直流電力に変換するコンバータとからなる発電装置と、蓄電池とが、それぞれの出力側の各スイッチを介して並列接続されたものであることを特徴とする船舶の電気推進装置。
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