JP4816347B2 - 電気推進装置の推進制御方法および装置 - Google Patents

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Description

蓄電池(以下、電池という)と、この電池を充電する発電機とを備えたハイブリッド電源により船舶の推進プロペラを駆動する推進電動機に電力を供給して船舶を推進するようにした船舶の電気推進装置に関する。
電池と、この電池を充電する発電機とからなるハイブリッド電源から電力を供給するようにした船舶の電気推進装置は、特許文献1に示されている。ハイブリッド電源は、船舶の推進プロペラを駆動する推進電動機(主機)に給電する他に、各種の補機類を有する船内設備にも給電するが、電池を発電機により充電しながら発電機および電池の両方から給電を行う運転モードと、発電機を停止して電池のみから給電を行う運転モードがある。
電池のみで給電を行う運転モードの場合、電池電圧は、長時間運転による放電によって徐々に低下するが、船速の増大、すなわち推進電動機の出力の増大によって大幅に低下する。
電池の電圧低下は、特に、推進電動機、船内設備などの全ての機器・装置の安定動作に支障を与え、場合によっては運転不能となり船舶の安全運行を損なう危険性がある。
また、電気推進装置における推進電動機の所要電力と船内設備の所要電力との比は通常約10:1程度とされるため、推進電動機への電力供給量が大幅に増大すると、推進電動機の電流の大幅増加により、電池電圧の大幅低下を来たし、船内の機器および装置の安定動作に支障を与えることになる。
特開2005−080318号公報
しかしながら、特許文献1に示されるような従来装置においては、このような電池のみの運転モードにおける電池電圧の低下に自動的に対応することは行われておらず、操作員が電池電圧を監視しながら推進電動機の運転を制御して電池電圧の低下を抑制するようにするのが一般的であり、万一、操作員が、電池電圧が低下しているにもかかわらず、推進電動機の回転速度を増加させる操作を行うようなことがあれば、最悪、電池電圧が異常に低下して電気推進装置の全体が動作不能となり、システムダウンに至る恐れがある。
本発明は、前記にかんがみ、電池およびこの電池を充電する発電機からなるハイブリッド電源を備えた電気推進装置おいて、特に、電池のみの運転するモードで、電池電圧を監視して、電池電圧の異常低下を防止し、電気推進装置がシステムダウンに至ることがないように電気推進装置を制御することのできる電気推進装置の推進制御方法および装置を提供することを課題とするものである。
前記の課題を解決するために、この発明の制御方法の第1の発明は、蓄電池と、この蓄電池を充電するための発電装置とを備えたハイブリッド電源から、船舶を推進するプロペラを駆動する推進電動機およびその他の補機類を含む船内設備に給電して船舶の運行を行うようにした電気推進装置において、前記推進電動機の実際速度が外部の速度設定器から与えられる指令速度と等しくなるように前記推進電動機への供給電力の制御を行う推進制御装置を設け、前記推進電動機への入力電圧とこの入力電圧の許容される下限の電圧として予め設定された制限電圧とを比較し、前記入力電圧が前記制限電圧より高いときは、前記推進制御装置に前記外部の速度設定器に設定された設定速度を指令速度として与え、前記入力電圧が制限電圧より低下したときは、前記推進制御装置に前記入力電圧が前記制限電圧と等しい電圧となる前記推進電動機の速度を演算により求め、この演算により求めた速度を指令速度として与えて、推進電動機の速度制御を行うことを特徴とするものである。
また、この発明の制御方法の第2の発明は、蓄電池と、この蓄電池を充電するための発電装置とを備えたハイブリッド電源から、船舶を推進するプロペラを駆動する推進電動機およびその他の補機類を含む船内設備に給電して船舶の運行を行うようにした電気推進装置において、前記推進電動機の実際速度が外部の速度設定器から与えられる指令速度と等しくなるように前記推進電動機への供給電力の制御を行う推進制御装置を設け、前記推進電動機への入力電圧とこの入力電圧の許容される下限の電圧として予め設定された制限電圧とを比較し、前記入力電圧が前記制限電圧より高いときは、前記推進制御装置に前記外部の速度設定器に設定された速度を指令速度として与えて推進電動機の速度制御を行い、前記入力電圧が制限電圧より低下したときは、前記推進制御装置に前記制限電圧を指令電圧として与えて推進電動機の電圧制御を行うことを特徴とするものである。
さらに、この発明の制御装置の第1の発明は、蓄電池と、この蓄電池を充電するための発電装置とを備えたハイブリッド電源から、船舶を推進するプロペラを駆動する推進電動機およびその他の補機類を含む船内設備に給電して船舶の運行を行うようにした電気推進装置において、前記推進電動機から検出される実際速度を外部から与えられる指令速度に保つように前記推進電動機への供給電力を制御する速度制御手段、前記推進電動機への指令速度を設定する速度設定器、前記電源から前記推進電動機へ入力される入力電圧の許容される下限の電圧を制限電圧として予め設定する電圧設定器および、前記入力電圧と前記電圧設定器で設定された制限電圧とを比較し、前記入力電圧が前記制限電圧より高いときは、前記速度設定器に設定された速度を指令速度として前記速度制御手段に与え、前記入力電圧が前記制限電圧より低下したときは、演算により前記入力電圧が前記制限電圧となるときの前記推進電動機の速度を求め、この演算により求めた速度を指令速度として前記速度制御手段に与えるようにした演算手段を備えた推進制御装置を設けたことを特徴とするものである。
また、この発明の制御装置の第2の発明は、蓄電池と、この蓄電池を充電するための発電装置とを備えたハイブリッド電源から、船舶を推進するプロペラを駆動する推進電動機およびその他の補機類を含む船内設備に給電して船舶の運行を行うようにした電気推進装置において、外部から指令速度が加えられたときは前記推進電動機から検出される実際速度を前記指令速度に保ち、外部から指令電圧が加えられたときは、前記推進電動機の入力電圧を前記指令電圧に保つように前記推進電動機の速度および電圧を制御する速度・電圧制御手段、前記推進電動機への指令速度を設定する速度設定器、予め前記電源から前記推進電動機へ入力される入力電圧の許容される下限の電圧を制限電圧として設定する電圧設定器、前記推進電動機の入力電圧と前記電圧設定器に設定された制限電圧とを比較して、入力電圧が制限電圧より高いときは、前記速度・電圧制御手段に前記速度設定器に設定された速度を指令速度として与え、入力電圧が制限電圧より低いときは、前記速度・電圧制御手段に前記電圧設定器に設定された制限電圧を指令電圧として切替えて与える電圧判別手段および、前記速度設定器に設定された速度指令値と前記推進電動機から検出される速度実際値とを比較して、前記速度設定器に設定された速度が前記推進電動機の実際速度より大きくなったとき前記電圧判定手段を入力電圧が制限電圧より高いときの動作状態に戻す速度判別手段を備えた推進制御装置を設けたことを特徴とするものである。
この発明によれば、蓄電池と、この蓄電池を充電する発電機からなるハイブリッド電源を電力供給源とし、この電源によって推進電動機を駆動してプロペラを回転させて推進する船舶の電気推進装置において、推進電動機の入力電圧を監視し、この電圧が予め設定した制限電圧以上の電圧のときは、推進電動機の速度を設定速度に保つ速度制御運転を行い、入力電圧が前記制限値以下に低下したときは、前記推進電動機の入力電圧を予め設定された制限電圧に保つ電圧制御運転が行われるようになるので、発電機を停止して蓄電池のみで運転するモードになったときにも、大電力を必要とする推進電動機の回転速度を増加させようと指令しても、推進電動機の出力が自動的に制限され、主電路電圧が制限電圧以下に低下することが防止され、電気推進装置の機器・装置が電源電圧低下による運転停止などの支障を起こさなくなり、電気推進装置を安定に運転することができ、信頼性を向上することができる。
この発明の実施の形態を図に示す実施例について説明する。
図1は、この発明の原理的な構成を示すブロック回路図である。
この図において、1は、原動機DEで駆動される交流発電機Gおよび整流器RECからなる発電装置11と、この発電装置11によって充電される蓄電池12とを備えた船舶内のハイブリッド電源装置である。このハイブリッド電源装置1からスイッチS3を介して、船舶推進用プロペラ2を駆動する、電力変換器INVと推進電動機Mとからなる推進装置3へ給電されるだけでなく、スイッチS2を介して直流電動機DCM1ないしDCMn、交流電動機ACM1ないしACMn等の補機類を含む船内設備4へ給電される。電源装置1から供給される電力は直流であるため、推進装置3の電力変換器INVは、インバータで構成され、これにより交流電動機で構成された推進電動機Mに交流電力を供給する。そして、船内設備4の直流電動機DCMは直流電力変換器DCCを介して制御され、交流電動機ACMは、定電圧低周波インバータCVCFを介して駆動される。
電源装置1は、発電装置11が何らかの理由で停止され、電池12のみから給電して運転するモードがある。電池12のみからの給電による運転モードでは、原動機DE、交流発電機Gを停止、スイッチS4をオフにし、スイッチS1、S2およびS3をオンにして推進装置3、および船内設備4へ電池12だけから電力が供給されるため、図2に示すような主電路の各点の電圧VB、V1〜V4は推進装置3の電流IMおよび船内設備4の電流IAXの大きさによって決定される。
さらに、船舶の運行を制御するために、推進装置4を制御する推進制御装置5が設けられている。この推進制御装置5には、推進電動機Mへの指令速度NSを設定する速度設定器SR、推進装置4へ入力する入力電圧V3について、あらかじめ許容した下限の電圧を制限電圧VLとして設定する電圧設定器VR、推進電動機Mの許容する上限の電流ILを設定する電流設定器IR、推進装置4の入力電圧V3を検出する電圧検出器VD、推進電動機Mの実際の速度Nを検出する速度検出器TDなどが付設される。制御装置5は、これらの各機器から入力される信号を処理して、電力変換器INVを介して推進電動機Mの速度を制御する。
図2は、図1の装置の電池12のみから給電する運転モードにおける主電路のインピーダンスを示すものである。この図において、eBは、電池12の起電力、VBは、電池12の出力端電圧、RBは電池12の内部抵抗、R1〜R4は、それぞれ主電路のa−b点間、b−c点間、c−d点(推進装置3の入力端)間およびb点−船内設備4間の抵抗、V1〜V3は、それぞれ主回路のb、cおよびd点の電圧である。
電池12の出力電流IBは、推進装置3への供給電流IMと船内設備4への供給電流IAXの合計電流(IB=IM+IAX)となる。
電池12の端子電圧VBは、
VB=eB−IB×RB (1)
となり、船内設備4への分岐点bの電圧V1は、
V1=VB−IB×R1 (2)
となる。そして、推進装置3への供給(入力)電圧V3は、
V3=V1−IM×(R2+R3) (3)
となり、船内設備4への供給電圧V4は、
V4=V1−IAX×R4 (4)
となる。
ここで、推進装置3の入力電流がIMであるので、これにより推進装置3の入力電圧V3を求めると、
V3=eB−IM×(RB+R1+R2+R3)−IAX×(RB+R1) (5)
となるが、通常の回路では電池12の内部抵抗RBの抵抗値が他の母線の抵抗R1〜R3などの抵抗値に比べて大きいことから、電池12の電圧変動は内部抵抗RBによって支配されることが多い。
推進装置3の入力電圧V3は、上の(5)式で示されるように推進装置3の入力電流IMによって支配され、かつ、船内設備4への分岐点bおよび船内設備4の入力端の電圧V1、V4は電池12の出力電圧VBによって大きく変動することが判る。
さらに、電池12の出力電圧VBは、次の(6)式に示すように電池内部起電力eBによって変化することがわかる。
VB=eB−IB×RB=eB−(IM+IAX)×RB (6)
そしてこの電池内部起電力eBは、電池12の充電状態、または放電状態の電池残存量によって高電圧、中間電圧、低電圧の範囲で変化し、電池を供給源とする電源における高電圧と許容される下限の電圧(低電圧)との実用的な電圧変動範囲は1:0.5とされている。
ここで、主電路電流、すなわち推進電動機電流IMが定格電流の100%電流のときに推進装置3の入力端dまでの電圧降下が電源電圧の10%であると仮定した合における入力電圧V3の電圧降下特性を、電池12の内部起電力eBが高電圧レベル、中間電圧レベル、低電圧レベルと変化した場合のそれぞれについて、図4に示す。図4において、特性線Bは電池12の電池電圧VBが無負荷で定格電圧の100%電圧となる高電圧レベルにあるときの電圧降下特性VHを示し、特性線Aは電池電圧VBが無負荷で定格電圧の80%電圧程度となる中間電圧レベルにあるときの電圧降下特性VMを示し、そして特性線Cは電池電圧VBが無負荷で定格電圧の60%電圧程度の低電圧レベルにあるときの電圧降下特性VL1を示す。
また、この図4には、推進電動機Mの回転速度Nを一定としたときの推進装置3の入力端dの電圧V3の変化と電流の変化の関係も併せて示している。なお、プロペラを駆動する推進電動機Mの出力Pは回転速度Nの3乗に比例するとされている。定出力線100は回転速度が定格速度の100%速度であって出力も定格出力の100%出力であるときの電圧−電流特性を示すものであり、定出力線70は回転速度が約90%速度であって出力が約71%出力であるときの電圧−電流特性を示すものであり、さらに、定出力線40は回転速度が約75%速度のであって出力が約43%出力であるときの電圧−電流特性を示すものである。
例えば、推進電動機Mを定格速度の約90%速度(約71%出力)で運転しているときの推進装置3の入力電圧V3は、電池電圧VBが高レベルにあるときは、特性線B(電圧降下特性VH)と定出力線70との交点のVH1bの電圧となるので、約95%電圧となり、電流IMは定格電流の60%電流程度となる。
電池電圧VBが中間電圧レベルのときは、入力電圧V3は、特性線A(電圧降下特性VM)と定出力線70との交点のVMの電圧となるので、70%強の電圧となり、電流IMが約75%電流になる。
そして、電池電圧VBが低電圧レベルのときは、入力電圧V3は、特性線C(電圧降下特性VL1)と定出力線70との交点のVL1bの電圧となるので、50%電圧となり、電流IMが100%電流となるような電圧−電流特性となる。
図3は推進電動機Mの電流IMと回転速度N、出力Pおよび入力電圧V3との関係を示した特性線図であり、この図の上部に示されている電圧−電流特性は、図4の電圧−電流特性における中間電圧レベル以下の部分に相当するものである。
上述のようにプロペラを駆動する推進電動機Mの出力Pは回転速度Nの3乗に比例するとされ、推進装置3の入力電流IMはこの出力Pを入力電圧V3で除した
IM=P÷(V3×ρ(効率)) (7)
となる。
ここで、例えば、入力電圧V3が80%電圧の中間電圧レベルであって、電流IMが100%電流であるときに推進電動機Mの回転速度Nおよび出力Pがそれぞれ100%速度および100%出力(図3および図4のVMa点)となる特性線A(電圧降下特性VM)を基準とすれば、入力電圧V3が100%電圧の高電圧レベルであってその電圧降下特性が電圧降下特性VHであるときは、特性線Bで示されるように、80%電流で100%速度および100%出力(図4のVHa点)を得ることができるが、入力電圧V3が60%電圧程度の低電圧レベルであってその電圧降下特性が電圧降下特性VL1であるときは、特性線Cで示されるように、電流IMを100%電流に制限したとすれば回転速度Nおよび出力Pはそれぞれ約90%速度および約71%出力(図3および図4のVL1b点)に低下する。
また、入力電圧V3の高電圧レベルと低電圧レベルとの実用的な電圧変動範囲を1:0.5とした場合は、許容する下限の制限電圧VLLが50%電圧となるため、電気推進装置において、定出力線70での定出力運転を維持するための入力電圧V3の電圧低下レベルは、図3および図4に示す特性線C(電圧降下特性VL1)のレベルに制限されるが、主電路から給電を受ける機器・装置に許容される低電圧レベルの設計条件を特性線D(電圧降下特性VL2)のレベルとしておけば、前記のような電圧変動範囲では、全ての機器が、安定動作を阻害されること運転を行うことができる。
しかし、低電圧制限電圧VLLを設けなければ、主電路電流IMを100%電流として運転している状態で、入力電圧V3が特性線C(電圧降下特性VL1)、特性線D(電圧降下特性VL2)、特性線E(電圧降下特性VL3)のように低下したときには、図3および図4に示すように、入力電圧V3はVL1b点、VL2e点、VL3f点の如く低下して、機器・装置の安定動作に重大な支障を与えることになる。
したがって、特性線C(電圧降下特性VL1)を基準として、許容下限電圧を制限電圧VLL(例えば、50%電圧)に設定し、推進電動機Mの運転電流IMが増加しようとしたときには入力電圧V3がこの制限電圧VLL以下にならないよう運転電流IMを制御すれば入力電圧V3は、制限電圧VLL以下には低下しないようになる。
例えば、特性線C(電圧降下特性VL1)において主電路電流、すなわち推進電動機電流IMを100%電流、回転速度Nを約90%速度(図3におけるNL1であり、このときの出力Pは約71%出力)に、特性線D(電圧降下特性VL2)では、主電路電流IMを60%電流、回転速度Nを約75%速度(図3におけるNL2であり、このときの出力Pは約43%出力)に、そして、特性線E(電圧降下特性VL3)では主電路電流IMを20%電流、回転速度Nを約52%速度(図3におけるNL3であり、このときの出力Pは約14%出力)になるよう推進電動機Mの回転速度Nを低下させて主電路電流(推進電動機電流)IMを減少させれば、動作点が、図3および図4における、VL1b点から、VL2c、VL3d点へ順次移動し、入力電圧V3が制限電圧VLLに保持される。
当然、電池端子電圧VB、主電路電圧V2、および船内設備4の給電回路電圧V4は入力電圧V3以上の電圧が確保されるから、全ての機器・装置が支障なく安定動作を継続することができ、船舶の安全運行が確保される。
このような原理に基づくこの発明の第1の実施例を図5に示す。
図5において、推進装置3の推進電動機Mを駆動制御する電力変換装置INVを制御する推進制御装置5は、速度制御部51および演算部52ならびに、速度設定器SR、電圧設定器VR、電流設定器IRおよび表示装置DPを備えている。
速度設定器SRは推進電動機Mへの指令速度NSを設定する設定器である。電圧設定器VRは、船内の全ての機器を安定に動作させるために許容される下限の電圧を制限電圧VLLとして設定する設定器である。そして電流設定器IRは推進装置の許容される上限の電流値を制限電流ILとして設定する設定器である。表示装置DPは、その都度の運転状態等を表示し、操作員へ報知するものである。
演算部52は、電圧検出器VDによって検出された推進装置3の入力電圧V3と、電圧設定器VRに設定された制限電圧VLLとを比較し、V3がVLLより高い間(V3>VLL)は、速度設定器SRに設定された指令速度NSをそのまま、速度制御部51に速度指令Nsとして与える。しかし、入力電圧V3が電圧設定器VRに設定された制限電圧VLL以下(V3≦VLL)になると、演算部52は、入力電圧V3を電圧設定器VRに設定された制限電圧VLL以下に低下させないために、入力電圧V3が制限電圧VLLになるときの推進電動機Mの速度NLを演算により求め、これを新しい指令速度Nsとして速度制御部51に与えるように動作する。
速度制御部51は、演算部52から与えられた指令速度Nsと、速度検出器TDからフィードバックされた推進電動機Mの実際速度Nとの偏差を求めて、この偏差がゼロになるように、電力変換器INVに電力指令信号PSを与える。電力変換器INVは、推進電動機Mへ供給する電力Pをこの速度制御部51から与えられた電力指令信号PSに応じた電力に制御する。これによって、推進電動機Mの速度Nが指令速度Nsになるように制御される。
今、推進電動機Mが、図4の定出力線100と特性線B(電圧降下特性VH)との交点の動作点VHaで運転されているとき、電池12だけから給電されている場合、電池電圧VBが徐々に低下し特性線A(電圧降下特性VM)の電圧レベルまで低下すると動作点がVMaに移る。当然、出力一定の定出力運転であるから、推進電動機Mの回転速度Nは一定であり、推進装置3の入力電流IMは(7)式の関係から、電圧の低下と共に増加する。すなわち、図4に示すとおり、動作点VHaにおける80%の主電路電流IMが動作点VMaでは100%電流に増加する。
推進制御装置5は、電流設定器IRで電流制限値ILを100%電流に設定した場合、電池電圧VBが低下し、これにより入力電圧V3が動作点VMaの電圧からさらに特性線C(電圧降下特性VL1)の電圧レベルまで低下すると、速度制御部51は電流検出器SHで検出した入力電流IMが制限電流IL(ここでは100%電流とする)を超えないように電流制限動作を行いながら速度制御動作を行うので、動作点が、図3および図4に示す特性線C(電圧降下特性VL1)上の動作点VL1bに移動し、入力電圧V3が制限電圧VLLに保たれる。
この動作を、いま少し詳しく説明する。演算部52は、入力電圧V3が電圧設定器VRで設定した制限電圧VLL(図3および図4では50%電圧)以下になると、これを検出して演算を開始し、入力電圧V3が電圧設定器VRに設定された制限電圧VLLになったときの推進電動機Mの速度NLを求め、速度制御装置51に与える速度指令Nsを、速度設定器SRに設定した速度設定値NSに対応する値から、この演算して求めた速度NLに対応した新しい値に変更する。
演算部52は、図3および図4の動作点VL1bにおける電圧検出器VDで検出した入力電圧V3(=VLL)と、電流検出器SHで検出した入力電流IM(=IM1=100%電流)とから推進電動機Mの出力P1=VLL×IM1を演算により求め、この求めた出力P1と効率等を加味して
P=N3×K(定数) (8)
N=(P/K)1/3 (9)
の関係から、出力P1に相当する速度NL1を求め、この演算により求めた回転速度NL1を速度制御部51へ速度指令Nsとして与えるので、推進電動機Mは、演算結果の指令速度NL1で運転され、推進電動機Mの出力はP1となる。
電池電圧VBがさらに低下して特性線D(電圧降下特性VL2)のレベルになったとき、入力電流IMを100%電流のままで運転したとすれば、入力電圧V3は電圧設定器VRで設定した制限電圧VLLを下回る動作点VL2eの電圧まで低下することになるので(図3および図4参照)、演算部52は入力電圧V3が制限電圧VLLに保たれるように、回転速度をさらに下げるために、新たな速度指令値NL2を演算して、速度制御部51へ新たな速度指令Ns(=NL2)として与える。
これにより、速度指令NsがNL2に低下されると動作点VL1bが動作点VL2cへ向かい、電動機の回転速度NがNL2に低下するから、入力電流は減少し、結果として入力電圧が上昇し、入力電圧V3が制限電圧VLLと一致する動作点VL2cに到達する。
同様に、入力電圧V3がさらに特性線E(電圧降下特性VL3)上の動作点VL3fの電圧まで低下しようとすれば、さらに推進電動機Mの回転速度Nを低下させて入力電流を減少させて、入力電圧V3が制限電圧VLL以下にならないように動作点VL3dに持ち上げるように、この点における推進電動機Mの出力P3=VLL×IM3(図3および図4では、電流IM=IM3は20%電流)を求め、NL3=(P3/K)1/3 によりこの出力P3に対応する推進電動Mの回転速度Nを演算し、求めた回転速度NL3を速度指令Nsとして速度制御部12へ与えて推進電動機Mの回転速度NをNL3に制御する。
図3および図4の動作点VL1bにおいて、演算部52により求めた速度指令値NL1(図3では約90%速度)で電圧制限運転中に、速度設定器SRの設定値NSを例えば回転速度NL2(図3では約75%速度)に下げた場合には、演算部52は、推進電動機の実際速度N=NL1が速度設定器VRの設定速度NS=NL2より大きくなるので、NS<Nが検出されたとき、電圧制限運転を解除して、速度設定器VRの速度設定NS=NL2を速度制御部51に速度指令Nsとして与えて推進電動機Mの速度制御運転を行う。
そして、この速度制御運転は、電圧制限動作に至らない領域の指令速度Ns=NL2(図3では約75%速度であり、このときの出力Pは約43%出力)で運転されることになり、その動作点は、図3および図4においては、特性線C(電圧降下特性VL1)と定出力線40との交点VL1cとなる。
したがって、上記のように速度設定器SRの設定値NSを回転速度NL2に下げた場合の動作点の推移は、図3および図4においては、速度指令値NL1(図3では約90%速度)で電圧制限運転が行われていた動作点VL1bから特性線C(電圧降下特性VL1)に沿って図の左上方向へ上昇していき、速度設定NS=NL2での速度制御運転が行われる動作点VL1cに到達するものとなる。
なお、演算部52はVLL≧V3であることを検出すると電圧制限動作中であることを示す信号14を表示装置DPへ出力して操作員に注意を喚起する。
次に図6に示すこの発明の第2の実施例について説明する。
前記の実施例1では、電池電圧VBないしは推進装置3の入力電圧V3が予め設定した制限電圧VLLより高く、電圧制限動作の必要のない動作領域では速度設定器SRに設定した指令速度NSで推進電動機Mを運転し、電池電圧VBないしは入力電圧V3が低制限電圧VLL以下に低下して電圧制限動作の必要となる動作領域に至れば入力電圧V3が制限電圧VLLに一致する推進電動機Mの回転速度NLを演算部が算出して、推進電動機Mの速度Nがこの速度NLとなるように運転するようにしているのに対して、この実施例2は、低電圧制限値を境として、速度制御と電圧制御とを切り替えて運転するようにしたものである。
図6の推進制御装置5における速度・電圧制御部53は、指令速度NSと指令電圧VLとを切替えて入力できるように構成されている。この制御部53にはこの他に速度検出器TDにより検出された推進電動機Mの実際速度N、電流検出器SHにより検出された推進装置4への入力電流IMおよび電圧検出器VDにより検出された推進装置4の入力電圧V3が加えられる。
この制御部53は、速度設定器SRから指令速度NSが入力されているときは、この指令速度NSと速度検出器TDからの推進電動機Mの速度Nとを比較し、推進電動機Mの速度Nが指令速度NSになるように、推進電動機Mへの供給電力を制御する電力変換装置INVに制御指令PSを与えて、速度制御動作をし、電圧設定器VRからこれに設定された制限電圧VLLが入力されているときは、制限電圧VLLと電圧検出器VDからの推進装置4への入力電圧V3とを比較して、入力電圧V3が制限電圧VLLになるように電力変換装置INVへ制御指令PSを与えて電圧制御動作をするように、指令信号の入力を切替えることにより動作モードが切り替えられるように構成されている。
電圧判別器54は、電圧設定器VRにより設定された制限電圧VLLと電圧検出器VDで検出される推進装置4の入力電圧V3とを比較して、このような制御部53へ動作モードの切替えを指令するものである。この電圧判別器54は、制限電圧VLLと推進装置4の入力電圧V3とを比較して、VLL>V3のときは、切替え信号10を発生し、これにより、速度設定器SRから制御部53へ与えられていた指令速度NSを接点bによりオフにし、電圧設定器VRに設定された制限電圧VLLを接点aをオンにして制御部53に与えるように動作する。VLL<V3になると、切替え信号10を停止して、接点a,bのオン・オフ状態を切替え、制御部53への制限電圧VLLの印加を停止し、指令速度NSを加えるようにする。
また、速度判別器55は、電圧制御動作中に、速度設定器SRに設定された速度設定値NSと速度検出器TDからの推進電動機Mの検出速度Nとを比較し、NS<Nになったとき、電圧判別器54へリセット信号12を与える動作をする。
電池電圧VBないしは入力電圧V3が制限電圧VLLより十分高い状態にあるときは、VLL<V3であるので、電圧判別器54はリセット状態におかれ判別信号10を停止しているため、接点bがオンし、速度設定器SRから指令速度NSが制御部53に与えられているので、制御部53は、速度制御動作を行い、制御部53は、指令速度NSと推進電動機Mの実際速度Nとを比較して両者一致するように推進電動機Mへの供給電力を制御する電力変換装置INVに制御信号PSを与える。
電池電圧VBが低下し、VL≧V3となると、電圧判別器54が、判別信号10を発生し、接点bをオフにし、接点aをオンにするので、制御部53に加わる指令信号が、電圧設定器VRに設定された制限電圧VLLに切替わり、制御部53は電圧制御動作に制御動作を切替える。このように、制御部53の動作が電圧制御動作に切替われば推進装置3の入力電圧V3が制限電圧VLLに保たれるように推進電動機Mへの供給電力が制御されるため、回転速度Nは、最早、指令速度NSに保たれることなく、これより低い速度に下げられ、この後は、入力電圧V3が制限電圧VLLに保たれるように電流IMが制御され電池電圧VBのこれ以上の低下が抑制されるようになる。
また、電圧制限動作中に速度設定器の指令速度NSが運転中の推進電動機の実際速度Nより小さな値に下げられると、速度判別部55が、NS<Nを検出してリセット信号12を発生する。電圧判別器54はこのリセット信号12によりリセットされて切替え信号10を遮断し、接点a、bを元のオフ、オンの状態に戻し、制御部53の制御動作モードを電圧制御モードから速度制御モードへ切替える。
この発明の原理的構成を示すブロック回路図である。 図1における、蓄電池のみの運転状態におけるインピーダンスの分布を示す回路図である。 この発明の動作説明に用いる推進装置の電流−電圧・出力・速度特性図である。 この発明の動作説明に用いる電流−電圧特性図である。 この発明の実施例1の構成を示すブロック回路図である。 この発明の実施例2の構成を示すブロック回路図である。
符号の説明
1:ハイブリッド電源装置
11:発電装置
12:蓄電池
2:推進用プロペラ
3:推進装置
INV:電力変換装置
M:推進電動機
4:船内設備
5:推進制御装置
51:制御部
52:演算部
IR:電流設定器
TD:速度検出器
VD:電圧検出器
SH:電流検出器
SR:速度設定器
VR:電圧設定器

Claims (4)

  1. 蓄電池と、この蓄電池を充電するための発電装置とを備えたハイブリッド電源から、船舶を推進するプロペラを駆動する推進電動機およびその他の補機類を含む船内設備に給電して船舶の運行を行うようにした電気推進装置において、前記推進電動機の実際速度が外部の速度設定器から与えられる指令速度と等しくなるように前記推進電動機への供給電力の制御を行う推進制御装置を設け、前記推進電動機への入力電圧とこの入力電圧の許容される下限の電圧として予め設定された制限電圧とを比較し、前記入力電圧が前記制限電圧より高いときは、前記推進制御装置に前記外部の速度設定器に設定された設定速度を指令速度として与え、前記入力電圧が制限電圧より低下したときは、前記推進制御装置に前記入力電圧が前記制限電圧と等しい電圧となる前記推進電動機の速度を演算により求め、この演算により求めた速度を指令速度として与えて、推進電動機の速度制御を行うことを特徴とする電気推進装置の推進制御方法。
  2. 蓄電池と、この蓄電池を充電するための発電装置とを備えたハイブリッド電源から、船舶を推進するプロペラを駆動する推進電動機およびその他の補機類を含む船内設備に給電して船舶の運行を行うようにした電気推進装置において、前記推進電動機の実際速度が外部の速度設定器から与えられる指令速度と等しくなるように前記推進電動機への供給電力の制御を行う推進制御装置を設け、前記推進電動機への入力電圧とこの入力電圧の許容される下限の電圧として予め設定された制限電圧とを比較し、前記入力電圧が前記制限電圧より高いときは、前記推進制御装置に前記外部の速度設定器に設定された速度を指令速度として与えて推進電動機の速度制御を行い、前記入力電圧が制限電圧より低下したときは、前記推進制御装置に前記制限電圧を指令電圧として与えて推進電動機の電圧制御を行うことを特徴とする電気推進装置の推進制御方法。
  3. 蓄電池と、この蓄電池を充電するための発電装置とを備えたハイブリッド電源から、船舶を推進するプロペラを駆動する推進電動機およびその他の補機類を含む船内設備に給電して船舶の運行を行うようにした電気推進装置において、前記推進電動機から検出される実際速度を外部から与えられる指令速度に保つように前記推進電動機への供給電力を制御する速度制御手段、前記推進電動機への指令速度を設定する速度設定器、前記電源から前記推進電動機へ入力される入力電圧の許容される下限の電圧を制限電圧として予め設定する電圧設定器および、前記入力電圧と前記電圧設定器で設定された制限電圧とを比較し、前記入力電圧が前記制限電圧より高いときは、前記速度設定器に設定された速度を指令速度として前記速度制御手段に与え、前記入力電圧が前記制限電圧より低下したときは、演算により前記入力電圧が前記制限電圧となるときの前記推進電動機の速度を求め、この演算により求めた速度を指令速度として前記速度制御手段に与えるようにした演算手段を備えた推進制御装置を設けたことを特徴とする電気推進装置の推進制御装置。
  4. 蓄電池と、この蓄電池を充電するための発電装置とを備えたハイブリッド電源から、船舶を推進するプロペラを駆動する推進電動機およびその他の補機類を含む船内設備に給電して船舶の運行を行うようにした電気推進装置において、外部から指令速度が加えられたときは前記推進電動機から検出される実際速度を前記指令速度に保ち、外部から指令電圧が加えられたときは、前記推進電動機の入力電圧を前記指令電圧に保つように前記推進電動機の速度および電圧を制御する速度・電圧制御手段、前記推進電動機への指令速度を設定する速度設定器、予め前記電源から前記推進電動機へ入力される入力電圧の許容される下限の電圧を制限電圧として設定する電圧設定器、前記推進電動機の入力電圧と前記電圧設定器に設定された制限電圧とを比較して、入力電圧が制限電圧より高いときは、前記速度・電圧制御手段に前記速度設定器に設定された速度を指令速度として与え、入力電圧が制限電圧より低いときは、前記速度・電圧制御手段に前記電圧設定器に設定された制限電圧を指令電圧として切替えて与える電圧判別手段および、前記速度設定器に設定された速度指令値と前記推進電動機から検出される速度実際値とを比較して、前記速度設定器に設定された速度が前記推進電動機の実際速度より大きくなったとき前記電圧判定手段を入力電圧が制限電圧より高いときの動作状態に戻す速度判別手段を備えた推進制御装置を設けたことを特徴とする電気推進装置の推進制御装置。

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