JP2002071870A - 給水タービン制御装置 - Google Patents
給水タービン制御装置Info
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- JP2002071870A JP2002071870A JP2000263058A JP2000263058A JP2002071870A JP 2002071870 A JP2002071870 A JP 2002071870A JP 2000263058 A JP2000263058 A JP 2000263058A JP 2000263058 A JP2000263058 A JP 2000263058A JP 2002071870 A JP2002071870 A JP 2002071870A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 冗長構成された速度検出器や制御回路等の一
方の系統に異常が発生しても常に適切な給水制御が継続
できるようにする。 【解決手段】 2重に冗長化された制御回路40(40
a,40b)の出力が入力されて、これらのいずれか一
方の信号を選択出力する制御信号選択回路50との間に
異常検出切替回路80を設ける。この異常検出切替回路
80は、切替器81,82及び図示しない異常診断器に
より構成されている。そして、例えば異常診断器が制御
回路40aに異常があると診断した場合、切替器81を
動作させて、制御回路40bからの信号が制御信号選択
回路50の2入力端子にそれぞれ入力されるようにす
る。
方の系統に異常が発生しても常に適切な給水制御が継続
できるようにする。 【解決手段】 2重に冗長化された制御回路40(40
a,40b)の出力が入力されて、これらのいずれか一
方の信号を選択出力する制御信号選択回路50との間に
異常検出切替回路80を設ける。この異常検出切替回路
80は、切替器81,82及び図示しない異常診断器に
より構成されている。そして、例えば異常診断器が制御
回路40aに異常があると診断した場合、切替器81を
動作させて、制御回路40bからの信号が制御信号選択
回路50の2入力端子にそれぞれ入力されるようにす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子炉隔離時冷却
系等における冗長化された回路の一つに異常が発生して
も、常に正常な回路からの信号に基づき給水タービンの
制御が行えるようにした給水タービン制御装置に関す
る。
系等における冗長化された回路の一つに異常が発生して
も、常に正常な回路からの信号に基づき給水タービンの
制御が行えるようにした給水タービン制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】今日、原子力発電プラントにおいては、
原子炉に冷却水を送り炉心冷却等を行うために給水系が
設けられている。
原子炉に冷却水を送り炉心冷却等を行うために給水系が
設けられている。
【0003】ところが、何らかの理由により主タービン
復水器を水源とする給水系からの冷却水の喪失が発生す
る場合があり、このような場合には原子炉の隔離が行な
われる。しかし、かかる事態が発生しても原子炉に冷却
水を送って炉心冷却及び炉水位維持を図る必要がある。
復水器を水源とする給水系からの冷却水の喪失が発生す
る場合があり、このような場合には原子炉の隔離が行な
われる。しかし、かかる事態が発生しても原子炉に冷却
水を送って炉心冷却及び炉水位維持を図る必要がある。
【0004】そこで、格納容器内における原子炉の補助
設備として原子炉隔離時冷却系(以下、RCICと呼
ぶ)システムが設けられている。なお、以下の説明では
原子炉隔離時冷却系を例に説明するが、原子炉非隔離時
冷却系(HPIC)についても同様の説明ができること
を敢て付言する。
設備として原子炉隔離時冷却系(以下、RCICと呼
ぶ)システムが設けられている。なお、以下の説明では
原子炉隔離時冷却系を例に説明するが、原子炉非隔離時
冷却系(HPIC)についても同様の説明ができること
を敢て付言する。
【0005】図6はRCICの構成を説明するための図
で、原子炉格納容器1内に原子炉2が設けられ、原子炉
2内で発生した蒸気は主蒸気ライン3から取出される。
で、原子炉格納容器1内に原子炉2が設けられ、原子炉
2内で発生した蒸気は主蒸気ライン3から取出される。
【0006】この主蒸気ライン3は途中で分岐し、その
先には電動弁4、蒸気止弁5及び蒸気加減弁6が順次接
続されてなるRCIC蒸気ライン7が設けられて、蒸気
がRCICタービン8に導かれるようになっている。
先には電動弁4、蒸気止弁5及び蒸気加減弁6が順次接
続されてなるRCIC蒸気ライン7が設けられて、蒸気
がRCICタービン8に導かれるようになっている。
【0007】そして、この蒸気によりRCICタービン
8を駆動し、その後原子炉2に付設された圧力制御プー
ル9に戻る。
8を駆動し、その後原子炉2に付設された圧力制御プー
ル9に戻る。
【0008】一方、主蒸気ライン3は、原子炉格納容器
1内で逃安全弁10を介して圧力制御プール9に分岐接
続されている。
1内で逃安全弁10を介して圧力制御プール9に分岐接
続されている。
【0009】また、原子炉2への給水は給水ライン11
を介して行われる。
を介して行われる。
【0010】RCICタービン8の駆動軸には、復水貯
蔵タンク12から原子炉2に冷却水を供給するRCIC
ポンプ13とRCICタービン8に油を供給する油ポン
プ14が連結されている。
蔵タンク12から原子炉2に冷却水を供給するRCIC
ポンプ13とRCICタービン8に油を供給する油ポン
プ14が連結されている。
【0011】このように構成されたRCICは、原子力
発電所において原子炉2への給水停止等が発生して原子
炉2が隔離された際に、原子炉水位が低下すると電動弁
4を開弁し全開状態で待機している蒸気止弁5及び蒸気
加減弁6を介してRCICタービン8に原子炉蒸気を供
給することにより、当該RCICタービン8を起動す
る。
発電所において原子炉2への給水停止等が発生して原子
炉2が隔離された際に、原子炉水位が低下すると電動弁
4を開弁し全開状態で待機している蒸気止弁5及び蒸気
加減弁6を介してRCICタービン8に原子炉蒸気を供
給することにより、当該RCICタービン8を起動す
る。
【0012】これによりRCICポンプ13が駆動され
て、復水貯蔵タンク12から原子炉2に冷却水が供給さ
れ、また油ポンプ14によりRCICタービン8に油が
供給されるようになっている。
て、復水貯蔵タンク12から原子炉2に冷却水が供給さ
れ、また油ポンプ14によりRCICタービン8に油が
供給されるようになっている。
【0013】このような緊急時においては速やかに所定
流量の冷却水を原子炉2に供給しなければならないた
め、給水タービン制御装置はRCIC起動信号を受信す
るとRCICタービン8を可能な限り速やかに起動し、
かつ、安定運転に入るように制御しなければならない。
流量の冷却水を原子炉2に供給しなければならないた
め、給水タービン制御装置はRCIC起動信号を受信す
るとRCICタービン8を可能な限り速やかに起動し、
かつ、安定運転に入るように制御しなければならない。
【0014】図7は、給水タービン制御装置の機能概要
を説明する図で、RCICタービン8の回転速度を検出
する速度検出器30(30a,30b)、中央制御室等
に設けられた主制御回路20からの給水制御指令S1、
起動指令S2及び速度検出器30からの速度信号S3,
S4が入力して所定の演算処理を行い出力する制御回路
40(40a,40b)、該制御回路40からの信号を
選択する制御信号選択回路50、該制御信号選択回路5
0からの信号を蒸気加減弁6の動作信号とする電油変換
器60等を有している。
を説明する図で、RCICタービン8の回転速度を検出
する速度検出器30(30a,30b)、中央制御室等
に設けられた主制御回路20からの給水制御指令S1、
起動指令S2及び速度検出器30からの速度信号S3,
S4が入力して所定の演算処理を行い出力する制御回路
40(40a,40b)、該制御回路40からの信号を
選択する制御信号選択回路50、該制御信号選択回路5
0からの信号を蒸気加減弁6の動作信号とする電油変換
器60等を有している。
【0015】制御回路40は、起動制御回路41(41
a,41b)、低値選択回路42(42a,42b)、
速度信号選択回路44(44a,44b)、偏差演算器
45(45a,45b)、速度制御回路46(46a,
46b)等を有している。
a,41b)、低値選択回路42(42a,42b)、
速度信号選択回路44(44a,44b)、偏差演算器
45(45a,45b)、速度制御回路46(46a,
46b)等を有している。
【0016】なお、速度検出器30(30a,30b)
及び制御回路40(40a,40b)は、2重冗長構成
となっており、それぞれの回路構成は同じである。そこ
で、以下の説明では、特にこれらを区別する必要がある
場合を除き総括番号を付して説明する。例えば、制御回
路40、起動制御回路41のように記載する。
及び制御回路40(40a,40b)は、2重冗長構成
となっており、それぞれの回路構成は同じである。そこ
で、以下の説明では、特にこれらを区別する必要がある
場合を除き総括番号を付して説明する。例えば、制御回
路40、起動制御回路41のように記載する。
【0017】起動制御回路41は、起動指令S2に基づ
き時間に比例して増大するランプ信号を生成して起動時
の起動速度指令S5(S5a,S5b)として低値選択
回路42に出力する。
き時間に比例して増大するランプ信号を生成して起動時
の起動速度指令S5(S5a,S5b)として低値選択
回路42に出力する。
【0018】このとき、低値選択回路42には主制御回
路20から給水制御指令S1が入力しており、当該低値
選択回路42ではこの給水制御指令S1と起動速度指令
S5とを比較して低い値の信号を選択して偏差演算器4
5に出力する。
路20から給水制御指令S1が入力しており、当該低値
選択回路42ではこの給水制御指令S1と起動速度指令
S5とを比較して低い値の信号を選択して偏差演算器4
5に出力する。
【0019】先に述べたように、起動速度指令S5はラ
ンプ信号であり、給水制御指令S1は一定値信号である
ので、低値選択回路42から出力される信号は当初起動
速度指令S5であり、所定時間が経過すると給水制御指
令S1となる。
ンプ信号であり、給水制御指令S1は一定値信号である
ので、低値選択回路42から出力される信号は当初起動
速度指令S5であり、所定時間が経過すると給水制御指
令S1となる。
【0020】一方、速度信号選択回路44には、2つの
速度検出器30a,30bからの速度信号S3,S4が
入力し、これらのうち高値又は低値のいづれか一方の信
号が選択されて偏差演算器45に出力される。
速度検出器30a,30bからの速度信号S3,S4が
入力し、これらのうち高値又は低値のいづれか一方の信
号が選択されて偏差演算器45に出力される。
【0021】これにより、偏差演算器45には低値選択
回路42からの信号と速度信号選択回路44からの信号
とが入力し、これらの信号の偏差が当該偏差演算器45
で求められて速度制御回路46に出力される。
回路42からの信号と速度信号選択回路44からの信号
とが入力し、これらの信号の偏差が当該偏差演算器45
で求められて速度制御回路46に出力される。
【0022】そして、速度制御回路46は、偏差演算器
45からの信号に基づき加減弁6を制御する加減弁制御
指令を生成して制御信号選択回路50に出力する。
45からの信号に基づき加減弁6を制御する加減弁制御
指令を生成して制御信号選択回路50に出力する。
【0023】制御信号選択回路50は、予め設定された
条件で速度制御回路46a及び速度制御回路46bの信
号を選択して電油変圧器60に出力して、当該電油変圧
器60で蒸気加減弁6の開閉度指令に変換されて当該蒸
気加減弁6が開閉される。
条件で速度制御回路46a及び速度制御回路46bの信
号を選択して電油変圧器60に出力して、当該電油変圧
器60で蒸気加減弁6の開閉度指令に変換されて当該蒸
気加減弁6が開閉される。
【0024】これにより蒸気加減弁6の開閉度は、起動
から所定時間までは起動制御回路41からの起動速度指
令S5のランプ信号の特性に応じて制御されて、その開
閉度に応じた量の原子炉蒸気がRCICタービン8に供
給される。
から所定時間までは起動制御回路41からの起動速度指
令S5のランプ信号の特性に応じて制御されて、その開
閉度に応じた量の原子炉蒸気がRCICタービン8に供
給される。
【0025】そして、所定時間経過すると(給水流量が
目標値に到達すると)、それ以降は低値選択回路42に
より給水制御指令S1が選択されて蒸気加減弁6の開閉
度が一定し、これによりRCICタービン8に供給され
る原子炉蒸気の量も一定して当該RCICタービン8が
定常運転状態になる。
目標値に到達すると)、それ以降は低値選択回路42に
より給水制御指令S1が選択されて蒸気加減弁6の開閉
度が一定し、これによりRCICタービン8に供給され
る原子炉蒸気の量も一定して当該RCICタービン8が
定常運転状態になる。
【0026】なお、制御信号選択回路50で制御回路4
aと制御回路4bとから出力される信号のうちどの信号
を選択するかは、システムの初期設定で設定される。例
えば、2つの入力値のうち高値の信号を選択するように
設定される。
aと制御回路4bとから出力される信号のうちどの信号
を選択するかは、システムの初期設定で設定される。例
えば、2つの入力値のうち高値の信号を選択するように
設定される。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成では冗長構成された速度検出器30や制御回路4の一
方に異常が生じた場合、以下のような不都合が発生する
問題があった。
成では冗長構成された速度検出器30や制御回路4の一
方に異常が生じた場合、以下のような不都合が発生する
問題があった。
【0028】即ち、制御信号選択回路50が低値選択に
設定されている場合に、一方の制御回路40に異常が生
じて出力がダウンスケールすると、制御信号選択回路5
0は当該異常が発生した制御回路40からの信号を選択
してしまう。
設定されている場合に、一方の制御回路40に異常が生
じて出力がダウンスケールすると、制御信号選択回路5
0は当該異常が発生した制御回路40からの信号を選択
してしまう。
【0029】また逆に、制御信号選択回路50が高値選
択に設定されている場合に、一方の制御回路40に異常
が生じて出力がアップスケールすると、当該異常が発生
した制御回路40からの信号が選択されてしまう。
択に設定されている場合に、一方の制御回路40に異常
が生じて出力がアップスケールすると、当該異常が発生
した制御回路40からの信号が選択されてしまう。
【0030】また、速度検出器30からの速度信号に信
号突変が生じたり、当該信号を伝える信号線が断線した
りする場合が想定されるが、かかる場合に速度信号選択
回路44が低値選択に設定されていると断線等によりダ
ウンスケールした方の速度信号が選択されてしまう。
号突変が生じたり、当該信号を伝える信号線が断線した
りする場合が想定されるが、かかる場合に速度信号選択
回路44が低値選択に設定されていると断線等によりダ
ウンスケールした方の速度信号が選択されてしまう。
【0031】逆に、速度信号選択回路44が高値選択に
設定されていると、突変等によりアップスケールした方
の速度信号が選択されてしまう。
設定されていると、突変等によりアップスケールした方
の速度信号が選択されてしまう。
【0032】このように、設定条件により異常信号が選
択されて、当該異常信号に基づきRCICタービン8の
制御が行われてしまう場合が生じて、適切な給水制御の
継続が困難となる。
択されて、当該異常信号に基づきRCICタービン8の
制御が行われてしまう場合が生じて、適切な給水制御の
継続が困難となる。
【0033】そこで、本発明は、冗長構成された速度検
出器や制御回路等の一方の系統に異常が発生しても常に
適切な給水制御が継続できるようにした給水タービン制
御装置を提供することを目的とする。
出器や制御回路等の一方の系統に異常が発生しても常に
適切な給水制御が継続できるようにした給水タービン制
御装置を提供することを目的とする。
【0034】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1にかかる発明は、同一回路の冗長要素が2
以上設けられて冗長化されてなる回路から出力される各
冗長要素の出力信号を選択して出力する信号選択装置を
備えて、当該信号選択装置からの信号に基づき給水ター
ビンが駆動制御される給水タービン制御装置において、
各冗長要素に異常がないか否かを診断して診断信号を出
力する異常診断手段と、当該異常診断手段が特定の冗長
要素に異常があると診断した際には、当該異常が診断さ
れた冗長要素からの信号を信号選択装置に入力させない
ようにする切替手段とを設けて、冗長構成された速度検
出器や制御回路等の一方の系統に異常が発生しても常に
適切な給水制御が継続できるようにしたことを特徴とす
る。
め、請求項1にかかる発明は、同一回路の冗長要素が2
以上設けられて冗長化されてなる回路から出力される各
冗長要素の出力信号を選択して出力する信号選択装置を
備えて、当該信号選択装置からの信号に基づき給水ター
ビンが駆動制御される給水タービン制御装置において、
各冗長要素に異常がないか否かを診断して診断信号を出
力する異常診断手段と、当該異常診断手段が特定の冗長
要素に異常があると診断した際には、当該異常が診断さ
れた冗長要素からの信号を信号選択装置に入力させない
ようにする切替手段とを設けて、冗長構成された速度検
出器や制御回路等の一方の系統に異常が発生しても常に
適切な給水制御が継続できるようにしたことを特徴とす
る。
【0035】請求項2にかかる発明は、切替手段が、異
常が診断された冗長要素からの信号を信号選択装置に入
力させないようにする際に、当該異常が診断された冗長
要素からの信号を正常な冗長要素からの信号に置換える
ようにして、冗長構成された速度検出器や制御回路等の
一方の系統に異常が発生しても常に適切な給水制御が継
続できるようにしたことを特徴とする。
常が診断された冗長要素からの信号を信号選択装置に入
力させないようにする際に、当該異常が診断された冗長
要素からの信号を正常な冗長要素からの信号に置換える
ようにして、冗長構成された速度検出器や制御回路等の
一方の系統に異常が発生しても常に適切な給水制御が継
続できるようにしたことを特徴とする。
【0036】請求項3にかかる発明は、切替手段が、異
常が診断された冗長要素からの信号を信号選択装置に入
力させないようにする際に、当該異常が診断された冗長
要素からの信号をダミーの信号に置換えるようにして、
冗長構成された速度検出器や制御回路等の一方の系統に
異常が発生しても常に適切な給水制御が継続できるよう
にしたことを特徴とする。
常が診断された冗長要素からの信号を信号選択装置に入
力させないようにする際に、当該異常が診断された冗長
要素からの信号をダミーの信号に置換えるようにして、
冗長構成された速度検出器や制御回路等の一方の系統に
異常が発生しても常に適切な給水制御が継続できるよう
にしたことを特徴とする。
【0037】請求項4にかかる発明は、信号選択装置が
複数の信号のうち最も大きな信号を選択するように設定
されている場合には、ダミー信号は想定される値の最小
値に設定され、また当該信号選択装置が複数の信号のう
ち最も小さい信号を選択するように設定されている場合
には、ダミー信号は想定される値の最大きい値に設定さ
れて、冗長構成された速度検出器や制御回路等の一方の
系統に異常が発生しても常に適切な給水制御が継続でき
るようにしたことを特徴とする。
複数の信号のうち最も大きな信号を選択するように設定
されている場合には、ダミー信号は想定される値の最小
値に設定され、また当該信号選択装置が複数の信号のう
ち最も小さい信号を選択するように設定されている場合
には、ダミー信号は想定される値の最大きい値に設定さ
れて、冗長構成された速度検出器や制御回路等の一方の
系統に異常が発生しても常に適切な給水制御が継続でき
るようにしたことを特徴とする。
【0038】請求項5にかかる発明は、切替手段が、診
断信号に基づき自動又は手動で動作し、また復帰するよ
うにして、冗長構成された速度検出器や制御回路等の一
方の系統に異常が発生しても常に適切な給水制御が継続
できるようにし、また信頼性を高めたことを特徴とす
る。
断信号に基づき自動又は手動で動作し、また復帰するよ
うにして、冗長構成された速度検出器や制御回路等の一
方の系統に異常が発生しても常に適切な給水制御が継続
できるようにし、また信頼性を高めたことを特徴とす
る。
【0039】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図を参照し
て説明する。なお、これまで説明した構成と同一構成に
関しては説明を適宜省略する。
て説明する。なお、これまで説明した構成と同一構成に
関しては説明を適宜省略する。
【0040】図1は、本実施の形態にかかる給水タービ
ン制御装置の機能概要を説明する図で、これまで説明し
た速度検出器30、制御回路40、制御信号選択回路5
0、電油変圧器60等を有し、さらに異常検出切替回路
80を有している。
ン制御装置の機能概要を説明する図で、これまで説明し
た速度検出器30、制御回路40、制御信号選択回路5
0、電油変圧器60等を有し、さらに異常検出切替回路
80を有している。
【0041】また、制御回路4もこれまで説明した起動
制御回路41(41a,41b)、低値選択回路42
(42a,42b)、速度信号選択回路44(44a,
44b)、偏差演算器45(45a,45b)、速度制
御回路46(46a,46b)等を有している。
制御回路41(41a,41b)、低値選択回路42
(42a,42b)、速度信号選択回路44(44a,
44b)、偏差演算器45(45a,45b)、速度制
御回路46(46a,46b)等を有している。
【0042】なお、速度検出器30(30a,30b)
及び制御回路40(40a,40b)は、2重冗長構成
となっており、それぞれの回路構成は同じであり、これ
までと同様に特にこれらを区別する必要がある場合を除
き総括番号を付して説明する。
及び制御回路40(40a,40b)は、2重冗長構成
となっており、それぞれの回路構成は同じであり、これ
までと同様に特にこれらを区別する必要がある場合を除
き総括番号を付して説明する。
【0043】この異常検出切替回路80は、切替器8
1,82及び図示しない異常診断器を有して、当該異常
診断器が制御回路40(40a,40b)の一方に異常
あると診断すると、その制御回路40からの信号が制御
信号選択回路50に入力しないようにする。
1,82及び図示しない異常診断器を有して、当該異常
診断器が制御回路40(40a,40b)の一方に異常
あると診断すると、その制御回路40からの信号が制御
信号選択回路50に入力しないようにする。
【0044】なお、切替器81,82は図1において矢
印方向に独立動作し、これにより制御信号選択回路50
に入力する信号を切換えるようになっている。
印方向に独立動作し、これにより制御信号選択回路50
に入力する信号を切換えるようになっている。
【0045】例えば、異常診断器が制御回路40aに異
常があると診断した場合、切替器81を動作させる。こ
れにより切替器81は図1に示すように一点鎖線の状態
となり、制御回路40bからの信号が制御信号選択回路
50の2入力端子にそれぞれ入力される。
常があると診断した場合、切替器81を動作させる。こ
れにより切替器81は図1に示すように一点鎖線の状態
となり、制御回路40bからの信号が制御信号選択回路
50の2入力端子にそれぞれ入力される。
【0046】従って、制御信号選択回路50が高値又は
低値のいずれに設定されていても異常が発生した制御回
路40aからの信号が制御信号選択回路50に入力して
いないので常に適切な給水制御が継続できるようになり
信頼性が向上する。
低値のいずれに設定されていても異常が発生した制御回
路40aからの信号が制御信号選択回路50に入力して
いないので常に適切な給水制御が継続できるようになり
信頼性が向上する。
【0047】なお、切替器81,82は、診断結果信号
に基づき自動的に動作させてもよく、無論手動で動作さ
せても良い。
に基づき自動的に動作させてもよく、無論手動で動作さ
せても良い。
【0048】また、異常検出切替回路80としては主制
御回路20又は制御回路40自身が定期的に診断を行
い、その診断方法は特定の信号を入力させたときの出力
から判断したり、ソフトウエア的に判断したりする方法
が可能である。
御回路20又は制御回路40自身が定期的に診断を行
い、その診断方法は特定の信号を入力させたときの出力
から判断したり、ソフトウエア的に判断したりする方法
が可能である。
【0049】加えて、制御回路40の異常が一過的なも
ので、その後回復する場合がある。このような場合に
は、自動復帰又は手動復帰できるようにすることが好ま
しいことは言うまでもない。
ので、その後回復する場合がある。このような場合に
は、自動復帰又は手動復帰できるようにすることが好ま
しいことは言うまでもない。
【0050】次に、本発明の第2の実施の形態を図を参
照して説明する。なお、これまで説明した構成と同一構
成に関しては同一符号を用いて説明を適宜省略する。
照して説明する。なお、これまで説明した構成と同一構
成に関しては同一符号を用いて説明を適宜省略する。
【0051】本実施の形態では、冗長構成されている速
度検出器の一方に異常が生じた場合に、当該異常な速度
検出器30からの速度信号が選択されないように正常な
速度信号のみを速度信号選択回路44に入力させる異常
検出切替回路を設けたものである。
度検出器の一方に異常が生じた場合に、当該異常な速度
検出器30からの速度信号が選択されないように正常な
速度信号のみを速度信号選択回路44に入力させる異常
検出切替回路を設けたものである。
【0052】即ち、図2に示すように、速度検出器30
と速度信号選択回路44との間に異常検出切替回路84
が設けられている。この異常検出切替回路84には、切
替器85(85a,85b),86(86a,86b)
が設けられると共に図示しない異常診断器が設けられて
いる。
と速度信号選択回路44との間に異常検出切替回路84
が設けられている。この異常検出切替回路84には、切
替器85(85a,85b),86(86a,86b)
が設けられると共に図示しない異常診断器が設けられて
いる。
【0053】そして、速度検出器30の一方に異常を検
出すると、異常な速度検出器30からの速度信号が速度
信号選択回路44に入力しないようにしている。
出すると、異常な速度検出器30からの速度信号が速度
信号選択回路44に入力しないようにしている。
【0054】例えば、異常診断器が速度検出器30aに
異常があると診断すると、切替器85(85a、85
b)を動作させ、速度検出器30bに異常があると診断
すると、切替器86(86a、86b)を動作させる。
異常があると診断すると、切替器85(85a、85
b)を動作させ、速度検出器30bに異常があると診断
すると、切替器86(86a、86b)を動作させる。
【0055】これにより、正常な速度検出器30からの
速度信号のみが速度信号選択回路44に入力されるよう
になるので、異常のある速度検出器30からの信号が選
択されることがなくなり、常に適切な給水制御が継続で
きて信頼性が向上する。
速度信号のみが速度信号選択回路44に入力されるよう
になるので、異常のある速度検出器30からの信号が選
択されることがなくなり、常に適切な給水制御が継続で
きて信頼性が向上する。
【0056】この場合も切替器85,86の動作は診断
結果信号に基づき自動的に、又は手動で動作させてもよ
く、異常検出切替回路84としては主制御回路20又は
制御回路40自身が定期的に診断を行い、その診断方法
は特定の診断信号を入力させたときの出力から判断した
り、ソフトウエア的に判断したりする方法が可能であ
る。
結果信号に基づき自動的に、又は手動で動作させてもよ
く、異常検出切替回路84としては主制御回路20又は
制御回路40自身が定期的に診断を行い、その診断方法
は特定の診断信号を入力させたときの出力から判断した
り、ソフトウエア的に判断したりする方法が可能であ
る。
【0057】なお、速度検出器30の異常内容は異常診
断器の診断内容に依存して決り、速度検出器30本体の
異常のみならず信号線の断線や信号の突変等の異常も含
まれる。
断器の診断内容に依存して決り、速度検出器30本体の
異常のみならず信号線の断線や信号の突変等の異常も含
まれる。
【0058】加えて、速度検出器30の異常が一過的な
もので、その後回復する場合もあるので、自動復帰又は
手動復帰できる構成にすることが好ましい。
もので、その後回復する場合もあるので、自動復帰又は
手動復帰できる構成にすることが好ましい。
【0059】次に、本発明の第3の実施の形態を図を参
照して説明する。なお、これまで説明した構成と同一構
成に関しては同一符号を用いて説明を適宜省略する。
照して説明する。なお、これまで説明した構成と同一構
成に関しては同一符号を用いて説明を適宜省略する。
【0060】上記実施の形態においては、制御回路又は
速度検出器の一方に異常が検出されると、正常な制御回
路又は速度検出器からの信号のみを制御信号選択回路又
は速度信号選択回路に入力させるようにした。
速度検出器の一方に異常が検出されると、正常な制御回
路又は速度検出器からの信号のみを制御信号選択回路又
は速度信号選択回路に入力させるようにした。
【0061】これに対し、本実施の形態では、異常が検
出されると、それの出力を予め設定された上限値又は下
限値のダミー信号に置換えるようにしたものである。
出されると、それの出力を予め設定された上限値又は下
限値のダミー信号に置換えるようにしたものである。
【0062】即ち、図1及び図2に示す構成に対して、
図3及び図4に示す構成として、ダミー信号出力器8
3,87を設けている。
図3及び図4に示す構成として、ダミー信号出力器8
3,87を設けている。
【0063】図3に示す構成の場合には、例えば異常診
断器が制御回路40aに異常があると診断した場合、切
替器81を動作させる。これによりダミー信号出力器8
3からの信号が制御回路40aからの信号に置き換わり
制御信号選択回路50に入力するようになる。
断器が制御回路40aに異常があると診断した場合、切
替器81を動作させる。これによりダミー信号出力器8
3からの信号が制御回路40aからの信号に置き換わり
制御信号選択回路50に入力するようになる。
【0064】このとき、制御信号選択回路50が高値選
択に設定されている場合にはダミー信号出力器83の出
力は下限値に設定され、逆に低値選択に設定されている
場合にはダミー信号出力器83の出力は上限値に設定し
ておく。
択に設定されている場合にはダミー信号出力器83の出
力は下限値に設定され、逆に低値選択に設定されている
場合にはダミー信号出力器83の出力は上限値に設定し
ておく。
【0065】これにより、制御信号選択回路50は当該
ダミー信号出力器83からの信号を選択することなく、
正常な制御回路40からの信号を選択するようになっ
て、常に適切な給水制御が継続できて信頼性が向上す
る。
ダミー信号出力器83からの信号を選択することなく、
正常な制御回路40からの信号を選択するようになっ
て、常に適切な給水制御が継続できて信頼性が向上す
る。
【0066】同様に、図4に示す構成の場合には、例え
ば異常診断器が速度検出器30aに異常があると診断し
た場合、切替器85aを動作させる。これによりダミー
信号出力器87からの信号が速度検出器30aからの信
号に置き換わり速度信号選択回路44に入力するように
なる。
ば異常診断器が速度検出器30aに異常があると診断し
た場合、切替器85aを動作させる。これによりダミー
信号出力器87からの信号が速度検出器30aからの信
号に置き換わり速度信号選択回路44に入力するように
なる。
【0067】このとき、速度信号選択回路44が高値選
択に設定されている場合にはダミー信号出力器87の出
力は下限値に設定され、逆に低値選択に設定されている
場合にはダミー信号出力器87の出力は上限値に設定し
ておくことは先の場合と同様である。
択に設定されている場合にはダミー信号出力器87の出
力は下限値に設定され、逆に低値選択に設定されている
場合にはダミー信号出力器87の出力は上限値に設定し
ておくことは先の場合と同様である。
【0068】これにより、速度信号選択回路44は当該
ダミー信号出力器87からの信号を選択することなく、
正常な速度検出器30からの信号を選択するようになっ
て、先に述べた実施の形態と同様の効果を得ることが可
能になる。
ダミー信号出力器87からの信号を選択することなく、
正常な速度検出器30からの信号を選択するようになっ
て、先に述べた実施の形態と同様の効果を得ることが可
能になる。
【0069】次に、本発明の第4の実施の形態を図を参
照して説明する。なお、これまで説明した構成と同一構
成に関しては同一符号を用いて説明を適宜省略する。
照して説明する。なお、これまで説明した構成と同一構
成に関しては同一符号を用いて説明を適宜省略する。
【0070】これまでの実施の形態では、冗長化されて
いる速度検出器30又は制御回路40の一方に異常が発
生するとした場合について説明した。即ち、第1の実施
の形態においては制御回路40a又は制御回路40bの
いずれかに異常が発生した場合について説明し、第2の
実施の形態においては速度検出器30a又は速度検出器
30bのいずれかに異常が発生した場合について説明し
た。
いる速度検出器30又は制御回路40の一方に異常が発
生するとした場合について説明した。即ち、第1の実施
の形態においては制御回路40a又は制御回路40bの
いずれかに異常が発生した場合について説明し、第2の
実施の形態においては速度検出器30a又は速度検出器
30bのいずれかに異常が発生した場合について説明し
た。
【0071】しかし、現実にはこのように一方のみに異
常が発生すると限定することはできない。このような一
般的な場合についても対応するためには、図5に示すよ
うに図1及び図2に示す構成を合成した構成とすること
が好ましい。
常が発生すると限定することはできない。このような一
般的な場合についても対応するためには、図5に示すよ
うに図1及び図2に示す構成を合成した構成とすること
が好ましい。
【0072】無論、図3と図4に示す様な構成を合成し
ても良いことは言うまでもない。
ても良いことは言うまでもない。
【0073】図5のような構成にすることにより、速度
検出器30で異常が検出された場合には異常検出切替回
路84が動作し、制御回路40で異常が検出された場合
には異常検出切替回路80が動作して、信頼性をより向
上させることが可能になる。
検出器30で異常が検出された場合には異常検出切替回
路84が動作し、制御回路40で異常が検出された場合
には異常検出切替回路80が動作して、信頼性をより向
上させることが可能になる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
冗長要素に異常がないか否かを診断して診断信号を出力
する異常診断手段と、当該異常診断手段が特定の冗長要
素に異常があると診断した際には、当該異常が診断され
た冗長要素からの信号を信号選択装置に入力させないよ
うにする切替手段とを設けたので、冗長構成された速度
検出器や制御回路等の一方の系統に異常が発生しても常
に適切な給水制御が継続できるようになり信頼性が向上
する。
冗長要素に異常がないか否かを診断して診断信号を出力
する異常診断手段と、当該異常診断手段が特定の冗長要
素に異常があると診断した際には、当該異常が診断され
た冗長要素からの信号を信号選択装置に入力させないよ
うにする切替手段とを設けたので、冗長構成された速度
検出器や制御回路等の一方の系統に異常が発生しても常
に適切な給水制御が継続できるようになり信頼性が向上
する。
【図1】本発明の第1の実施の形態の説明に適用される
給水タービン制御装置の制御ブロック図である。
給水タービン制御装置の制御ブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の説明に適用される
給水タービン制御装置の制御ブロック図である。
給水タービン制御装置の制御ブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態の説明に適用される
給水タービン制御装置の制御ブロック図である。
給水タービン制御装置の制御ブロック図である。
【図4】図3に代る構成の給水タービン制御装置の制御
ブロック図である。
ブロック図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態の説明に適用される
給水タービン制御装置の制御ブロック図である。
給水タービン制御装置の制御ブロック図である。
【図6】従来の技術の説明に適用される原子炉の給水系
統を示す図である。
統を示す図である。
【図7】従来の技術の説明に適用される給水タービン制
御装置の制御ブロック図である。
御装置の制御ブロック図である。
20 主制御回路 30 速度検出器 40 制御回路 44(44a,44b) 速度信号選択回路 50 制御信号選択回路 80,84 異常検出切替回路 81,82,85(85a,85b),86(86a,
86b) 切替器 83,87 ダミー信号出力器
86b) 切替器 83,87 ダミー信号出力器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 幸雄 東京都府中市晴見町二丁目24番地の1 東 芝システムテクノロジー株式会社内 Fターム(参考) 2G075 AA03 BA12 CA18 CA24 CA27 DA02 EA01 FA20 FB04 FB08 FC04 GA17 GA18 GA24
Claims (5)
- 【請求項1】 同一回路の冗長要素が2以上設けられて
冗長化されてなる回路から出力される各冗長要素の出力
信号を選択して出力する信号選択装置を備えて、当該信
号選択装置からの信号に基づき給水タービンが駆動制御
される給水タービン制御装置において、 前記各冗長要素に異常がないか否かを診断して診断信号
を出力する異常診断手段と、 当該異常診断手段が特定の冗長要素に異常があると診断
した際には、当該異常が診断された冗長要素からの信号
を前記信号選択装置に入力させないようにする切替手段
とを設けたことを特徴とする給水タービン制御装置。 - 【請求項2】 前記切替手段が、異常が診断された冗長
要素からの信号を前記信号選択装置に入力させないよう
にする際に、当該異常が診断された冗長要素からの信号
を正常な冗長要素からの信号に置換えるようにしたこと
を特徴とする請求項1記載の給水タービン制御装置。 - 【請求項3】 前記切替手段が、異常が診断された冗長
要素からの信号を前記信号選択装置に入力させないよう
にする際に、当該異常が診断された冗長要素からの信号
をダミーの信号に置換えるようにしたことを特徴とする
請求項1記載の給水タービン制御装置。 - 【請求項4】 前記信号選択装置が複数の信号のうち最
も大きな信号を選択するように設定されている場合に
は、前記ダミー信号は想定される値の最小値に設定さ
れ、また当該信号選択装置が複数の信号のうち最も小さ
い信号を選択するように設定されている場合には、前記
ダミー信号は想定される値の最大きい値に設定されてい
ることを特徴とする請求項3記載の給水タービン制御装
置。 - 【請求項5】 前記切替手段が、前記診断信号に基づき
自動又は手動で動作し、また復帰するようにしたことを
特徴とする請求項1乃至4いずれか1項記載の給水ター
ビン制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000263058A JP2002071870A (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | 給水タービン制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000263058A JP2002071870A (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | 給水タービン制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002071870A true JP2002071870A (ja) | 2002-03-12 |
Family
ID=18750650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000263058A Withdrawn JP2002071870A (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | 給水タービン制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002071870A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007062407A (ja) * | 2005-08-29 | 2007-03-15 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 船舶の電気推進装置 |
-
2000
- 2000-08-31 JP JP2000263058A patent/JP2002071870A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007062407A (ja) * | 2005-08-29 | 2007-03-15 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 船舶の電気推進装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050317 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20050325 |
|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20071106 |