JP3099600B2 - 選択制御棒制御装置 - Google Patents

選択制御棒制御装置

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JP3099600B2 JP05221674A JP22167493A JP3099600B2 JP 3099600 B2 JP3099600 B2 JP 3099600B2 JP 05221674 A JP05221674 A JP 05221674A JP 22167493 A JP22167493 A JP 22167493A JP 3099600 B2 JP3099600 B2 JP 3099600B2
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原子炉出力制御装置に係
わり、特に、4区分の独立したスクラム論理回路からな
る原子炉保護装置を有する沸騰水型原子力発電プラント
に適用するのに好適な選択制御棒制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】全容量タービンバイパスシステムを有す
る沸騰水型原子力発電プラントは、負荷遮断等の系統外
乱時においても原子炉を停止することなく、発電所内の
単独負荷にて運転を継続し、電力系統復旧後、直ちにプ
ラント起動が可能であるが、この発電所内単独負荷運転
へ移行する為に、以下の理由から、あらかじめ定められ
た本数の選択制御棒を緊急挿入し、原子炉出力を低下さ
せている。
【0003】(1)負荷遮断後の給水加熱喪失に伴う熱流
束上昇抑制。
【0004】(2)復水器流入蒸気過多による復水器の真
空度低下抑制。
【0005】この選択制御棒挿入の機能は、特開昭62−
25291 号公報に示される様に原子炉保護装置を利用した
ものであり、その概略を図5に示す。
【0006】図5において、出力45%以上で負荷遮断
が発生すると原子炉保護装置1Aの選択制御棒挿入回路
2A及び2Bから選択制御棒挿入信号3Aならびに3B
が各々発生する。この挿入信号3A又は3Bのいずれか
の信号が発生するとOR回路4は、A系選択制御棒挿入
信号5を出力する。選択制御棒挿入スイッチ6は、制御
棒毎に設けられ、スイッチ位置が「選択挿入」となって
いる制御棒について、選択挿入信号7を出力している。
よって、選択制御棒挿入スイッチ6にて、「選択挿入」
位置と設定されている制御棒については、A系選択制御
棒挿入信号5発信時に、当該制御棒挿入用スクラムパイ
ロット弁ソレノイドA無励磁信号8が出力される。これ
により、スクラムパイロット弁9のソレノイドA10が
無励磁となる。
【0007】B系の原子炉保護装置1BもA系の原子炉
保護回路1Aと同様の動作を行い、スクラムパイロット
弁9のソレノイドB11が無励磁となる。ソレノイドA
10及びソレノイドB11が無励磁となるとスクラムパ
イロット弁9が動作し、スクラム弁12,13が全開と
なり、当該制御棒14が水圧駆動にて炉内15へ急速挿
入される。以上のように、従来の選択制御棒挿入回路
は、2区分の原子炉保護回路1A,1Bの中に組み込ま
れ、構成されている。
【0008】これに対し、特開昭63−140305号公報に示
される様に、4区分の原子炉保護装置を有する原子力発
電プラントがあり、前記選択制御棒挿入機能を有さず、
原子炉スクラム機能のみの構成は、既に公知となってい
る。尚、前記4区分の原子炉保護装置を有する原子力発
電プラントにおいて、電動駆動の制御棒駆動方式を採用
し、前記原子炉保護装置は利用せず、電動駆動の制御棒
駆動回路を用いて、任意の制御棒を選択し、挿入する方
法は公知となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、4区
分の原子炉保護回路を有する沸騰水型原子力発電プラン
トにおける選択制御棒挿入回路が考慮されておらず、全
容量タービンバイパスシステムを採用した場合の回路構
成ができないという問題があった。また、炉心安定性対
策の様に、任意の選択制御棒挿入を行う場合、電動駆動
の制御棒駆動回路による挿入は従来技術により実現され
ているが、電動駆動よりも挿入速度が早く、効果の高い
水圧駆動の選択制御棒挿入回路は、常用系(炉心安定性
対策回路は常用系)と安全系(原子炉保護装置は安全
系)との分離独立性の問題があり、4区分の原子炉保護
装置を有する沸騰水型原子力発電プラントでは実現して
いない。
【0010】本発明の目的は、4区分の原子炉保護装置
を有する沸騰水型原子力発電プラントにおいて、全容量
タービンバイパスシステム又は炉心安定性対策を採用し
ても、水圧駆動を行える選択制御棒制御装置を提供する
事にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為、
4区分の各原子炉保護装置毎に、選択制御棒挿入条件を
判定する条件判定部を設け、この4区分の条件判定部か
らの挿入信号を選択された制御棒に対し、2アウトオブ
4論理にて選択挿入される様に、原子炉スクラム機能と
は別に出力回路部を設けたものである。また、選択制御
棒挿入条件を判定する条件判定部を原子炉保護装置とは
別の制御装置に設けた構成が可能な様に、別制御装置に
設けた条件判定部からの挿入信号を入力する為の4つの
アイソレーション回路部を設け、各アイソレーション回
路部を介し、前記出力回路部へ挿入信号を出力し、2ア
ウトオブ4論理にて選択挿入される様に出力回路部を設
けたものである。
【0012】
【作用】原子炉保護装置の選択制御棒挿入条件を判定す
る条件判定部からの挿入信号は、スクラムパイロット弁
励磁用ソレノイドA,Bの各々に設けられた出力回路部
へ入力される。前記出力回路部は、他の制御棒のスクラ
ムパイロット弁励磁用ソレノイドと共通であり、個々の
制御棒の選択制御棒挿入スイッチの回路と直列に接続さ
れ、当該制御棒が選択されている場合(選択制御棒挿入
スイッチが「選択挿入」位置になっている時)に、前記
出力回路部の作動により、当該制御棒のスクラムパイロ
ット弁励磁用ソレノイドのみが無励磁となり、当該制御
棒のみが挿入される。前記条件判定部からの挿入信号
は、各4区分の原子炉保護装置から出力され、前記出力
回路部にて電気的に分離された上で、前記スクラムパイ
ロット弁励磁用ソレノイドA,Bを4区分の挿入信号の
2アウトオブ4論理にて同時に無励磁にする様に、論理
回路が作動する様、構成されている。また、条件判定部
を原子炉保護装置外の制御装置に設けた場合は、前記制
御装置の条件判定部からの挿入信号は、4つのアイソレ
ーション回路部を介して、前記出力回路部へ入力され
る。アイソレーション回路部は、前記制御装置からの電
気的故障の影響が前記出力回路部に及ぶのを防ぐ為、前
記制御装置と前記出力回路部とを電気的に分離したもの
であり、例えば、公知の光電素子(フォトカプラ)が用
いられる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図4に基づ
いて説明する。
【0014】図1は、本発明による選択制御棒挿入の全
体構成を示す。図1において、スクラムパイロット弁ソ
レノイド10,11は、通常A系,B系各々、電源15
A,16A及び15B,16Bに接続されており、励磁
状態にある。全制御棒を緊急挿入する原子炉スクラムの
為の原子炉保護装置1は、4つの独立した区分からなる
スクラム論理回路17A〜D及びスクラム出力部18か
ら構成されており、特開昭63−140305号に示される様
に、スクラム条件成立時に、スクラムパイロット弁ソレ
ノイド10,11の供給電源を遮断し、同一制御棒グル
ープとして、電源15A,16A及び15B,16Bに
接続されている全てのスクラムパイロット弁ソレノイド
10,11を無励磁状態とする様、動作する。この原子
炉保護装置1の動作により、全制御棒が緊急挿入され
る。選択制御棒挿入回路については、各スクラムパイロ
ット弁ソレノイド10,11毎に設けた選択制御棒挿入
スイッチ6と出力回路部20及び原子炉保護装置1に設
けられた条件判定部19A〜Dから構成され、選択制御
棒挿入スイッチ6にて「選択挿入」位置が選定されたス
クラムパイロット弁ソレノイド10,11に対し、条件
判定部19A〜Dが動作し、出力回路部20が作動した
場合、選択されたスクラムパイロット弁ソレノイド1
0,11の供給電源が遮断され、選択された制御棒のみ
緊急挿入される。
【0015】図2に、本発明による選択制御棒挿入回路
の条件判定部19A〜Dと出力回路部20の詳細構成を
示す。原子炉保護装置1の4つのスクラム論理回路17
A〜Dに設けられた条件判定部19A〜Dは、選択制御
棒挿入条件の発生有無を判定し、4つの各区分毎に独立
に判定結果を出力する。挿入要と判定された場合の挿入
信号21A〜Dは、各区分の条件判定部19A〜D毎
に、出力回路部20へ出力される。出力回路部20は、
入力部22A〜Dで各挿入信号21A〜Dを受け、挿入
信号21A〜Dが成立した状態において、入力部22A
〜Dからスクラムパイロット弁ソレノイド10,11励
磁用のパワー回路に設けたコンタクタ23A,B,24A,
B,25A,B,26A,Bへコンタクタ接点開指令2
7A,B,28A,B,29A,B,30A,Bを出力
する。入力部22Aを例にすると、条件判定部19Aか
らの挿入信号21Aを受け、コンタクタ23A,Bへコ
ンタクタ接点開指令27A,Bを出力する。コンタクタ
23A,Bは、この指令を受け、接点を開する事によ
り、スクラムパイロット弁ソレノイド10,11への供
給電源を遮断する働きをする。ここで、条件判定部19
A〜Dの挿入信号21A〜Dを各々a,b,c,dとお
き、スクラムパイロット弁ソレノイド10,11の各々
を無励磁にするコンタクタ23A,B,24A,B,2
5A,B,26A,Bの論理構成は、ソレノイド10の無
励磁条件をA,ソレノイド11の無励磁条件をBとおく
と、 A=a+b+cd,B=c+d+ab(A=1,B=1
で無励磁) となる。よって、スクラムパイロット弁ソレノイド1
0,11の同時無励磁条件は、 AB=(a+b+cd)(c+d+ab) =ab+ac+ad+bc+bd+cd となり、図3のコンタクタ構成にて4区分の条件判定部
19A〜Dの挿入信号21A〜Dの2アウトオブ4論理
(4つのうちの2つ以上の入力成立で出力成立)の出力回
路部20が構成される。出力回路部20は、同一制御棒
グループとして電源15A,16A及び15B,16B
に接続されている全てのスクラムパイロット弁ソレノイ
ド10,11に共通のものとして、1つ設けており、回
路の簡素化を図っている。尚、原子炉保護装置1の保守
時において、スクラム論理回路17A〜Dのうちの1つ
のスクラム論理回路17Aを取外した場合、条件判定部
19Aも同時に取外される為、挿入信号21Aは、出力
不能となるが、残りのスクラム論理回路17B〜Dの条
件判定部19B〜Dにより、挿入信号21B〜Dの出力
が可能であり、この場合、前記スクラムパイロット弁ソ
レノイド10,11の同時無励磁条件ABは、 AB=(0+b+cd)(c+d+0×b)=bc+b
d+cd となり、原子炉保護装置1の1区分保守時においても、
挿入信号21B〜Dの2アウトオブ3論理(3つのうち
の2つ以上の入力成立で出力成立)という高い信頼性を
維持した出力回路部20の論理構成となる。
【0016】図3に本発明の他の実施例を示す。図3
は、本発明による選択制御棒挿入回路の条件判定部19
とアイソレーション回路部31A〜D及び出力回路部2
0の詳細構成を示す。図2の実施例と異なるところは、
条件判定部19が原子炉保護装置1ではなく、他の常用
系の制御装置32に設けられている事と条件判定部19
からの挿入信号21A〜Dがアイソレーション回路部3
1A〜Dを介して、出力回路部20へ入力されている事
である。制御装置32に設けた条件判定部19は、選択
制御棒挿入条件の発生有無を判定し、4つのアイソレー
ション回路部31A〜Dへ挿入信号21A〜Dを出力す
る。アイソレーション回路部31A〜Dは、出力回路部
20と制御装置32を電気的に分離する為に設けてお
り、例えば、特公昭52−15787 号公報に記載されている
光電素子(フォトカプラ)を用いて、制御装置32で過
電圧が発生しても出力回路部20が影響を受けることな
く、出力回路部20の機能が喪失する事を防止できる。
アイソレーション回路部31A〜Dへ入力された挿入信
号21A〜Dは、電気的に分離された後、アイソレーシ
ョン回路部31A〜Dの出力として、2次挿入信号33
A〜Dが出力回路部20へ入力される。出力回路部20
へ入力された2次挿入信号33A〜Dは、入力部22A
〜Dへ入力され、図2の実施例と同様に、2次挿入信号
33A〜Dが成立した状態において、入力部22A〜D
からスクラムパイロット弁ソレノイド10,11励磁用
のパワー回路に設けたコンタクタ23A,B,24A,
B,25A,B,26A,Bへコンタクタ接点開指令2
7A,B,28A,B,29A,B,30A,Bが出力
される。これにより、制御装置32の条件判定部19か
らの挿入信号21A〜Dの4つの信号に対し、前記2ア
ウトオブ4論理にて選択制御棒挿入が達成される。本構
成によれば、条件判定部19を通常の制御装置32に設
ける為、原子炉保護装置1に設けた場合に比べ、設計も
容易であり、かつ出力回路部20との電気的分離も図ら
れている為、制御装置32の過電圧によるスクラムパイ
ロット弁ソレノイド回路への影響もなく、原子炉保護装
置1に条件判定部19を設けた図2の実施例と同等の信
頼性の高い選択制御棒挿入回路が構成できる。
【0017】図4に本発明の他の実施例3を示す。図4
は、本発明による選択制御棒挿入回路の条件判定部19
とアイソレーション回路部31A〜C及び出力回路部2
0の詳細構成を示す。図3に示す実施例と異なるところ
は、アイソレーション回路部31A〜Cを3つとし、か
つ出力回路部20の論理構成を3つの2次挿入信号33
A〜Cに対する2アウトオブ3論理とした事である。制
御装置32に設けた条件判定部19は、選択制御棒挿入
条件の発生有無を判定し、3つのアイソレーション回路
部31A〜Cへ挿入信号21A〜Cを出力する。挿入信
号21A〜Cは、3つのアイソレーション回路部31A
〜Cへ入力され、2次挿入信号33A〜Cとして出力回
路部20へ入力される。出力回路部20は、入力部22
A〜Cで各2次挿入信号33A〜Cを受け、2次挿入信
号33A〜Cが成立した状態において、入力部22A〜
Cからコンタクタ23A,B,24A,B,25へコン
タクタ接点開指令27A,B,28A,B,29を出力
する。ここで、条件判定部19A〜Cの挿入信号21A
〜Cを各々a,b,cとおき、スクラムパイロット弁ソ
レノイド10及び11を無励磁にする条件を各々A,B
とおくと A=a+b,B=ab+c(A=1,B=1で無励磁) となり、ソレノイド同時無励磁条件のABは、 AB=(a+b)(ab+c)=ab+ac+bc の論理となり、コンタクタ構成にて、3つの挿入信号2
1A〜Cに対し、2アウトオブ3論理の出力回路部20
が構成される。
【0018】尚、図3,図4の実施例では、制御装置3
2が1つの場合を示したが、この実施例の考え方は、制
御装置32を複数設け(例えば図3の例では4つ,図4
の例では3つ)、各制御装置32の条件判定部19か
ら、各々挿入信号21を出力し、各アイソレーション回
路部31へ入力する場合に適用する事も可能である。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、4区分の原子炉保護装
置を有する原子力発電プラントにおいても、簡単にかつ
高信頼性を有する水圧駆動の選択制御棒挿入回路を実現
する事ができ、電動駆動の選択制御棒挿入(全挿入約2
分)に比べ、速応性の高い(全挿入約4秒)炉出力抑制
が可能となる。また、本発明によれば炉心安定性対策の
様に、低炉心流量/高出力運転における核熱水力安定性
を確保する為に、原子炉保護装置以外の通常運転制御信
号を用いて、選択制御棒挿入を行う場合においても、容
易にかつ高信頼性を有する水圧駆動の選択制御棒挿入回
路を実現する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成図である。
【図2】本発明の一実施例の要部の詳細構成図である。
【図3】本発明の他の実施例の詳細構成図である。
【図4】本発明の他の実施例の詳細構成図である。
【図5】従来装置の構成図である。
【符号の説明】
1…原子炉保護装置、6…選択制御棒挿入スイッチ、9
…スクラムパイロット弁、10,11…スクラムパイロ
ット弁ソレノイド、17…スクラム論理回路、19…条
件判定部、20…出力回路部、21…挿入信号、22…
入力部、23,24,25,26…コンタクタ、31…
アイソレーション回路部、32…制御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G21D 3/04 G21C 7/08 G21C 7/36 G21C 9/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】4区分の独立したスクラム論理回路からな
    る原子炉保護装置を有する原子力発電プラントにおい
    て、前記原子炉保護装置に任意の制御棒の緊急挿入条件
    を判定する条件判定部を4つ設け、4つの前記条件判定
    部の出力信号により任意の制御棒を水圧駆動にて緊急挿
    入させる出力回路部を設けたことを特徴とする選択制御
    棒制御装置。
  2. 【請求項2】4区分の独立したスクラム論理回路からな
    る原子炉保護装置を有する原子力発電プラントにおい
    て、前記原子炉保護装置以外の制御装置に任意の制御棒
    の緊急挿入条件を判定する条件判定部を設け、前記条件
    判定部からの出力信号を入力する4つのアイソレーショ
    ン回路部と、4つの前記アイソレーション回路部の出力
    信号により任意の制御棒を水圧駆動にて緊急挿入させる
    出力回路部とを設けたことを特徴とする選択制御棒制御
    装置。
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