JP4915058B2 - Led部品およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、放熱性に優れた表面実装型のLED部品(発光ダイオード)およびその製造方法に関するものである。
従来、この種のLED部品としては、LEDチップを各種基板の上に実装し、そのLEDチップを各種基板の上に形成した電極パターンにワイヤボンディングあるいはバンプ実装によって接続し、LEDチップの表面にレンズを兼ねた透明な絶縁体を形成した構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
図26は前記公報に記載されている従来の表面実装型のLED部品の断面図を示すものである。図26に示すように、従来の表面実装型のLED部品は、両端に導体配線部200,300が形成された配線基板100と、一方の導体配線部200に接着剤400を用いて搭載されたLEDチップ500と、LEDチップ500と導体配線部200,300とを接続するための金などからなるワイヤ600をワイヤボンディング工法で接続し、このワイヤ600とLEDチップ500の表面を覆うように形成された保護層700とから構成されている。
また、配線基板100には平坦な銅張りプリント基板が用いられており、LEDチップ500は配線基板100の上に接着剤400としてAgペーストを用いてダイボンディングされている。さらに、配線基板100の両端の導体配線部200,300はプリント基板などに表面実装した時の半田接続部となっている。
特開2004−207369号公報
しかしながら、前記従来の構成では、LED部品を長時間連続発光したときの放熱性、あるいは照明用に用いるためにLEDチップに大電流を供給するときの放熱性に課題を有し、さらに信頼性の観点から半導体部品の低電圧駆動が進化していく中での静電気破壊が課題となってきている。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、LEDチップの発熱を効率的に放熱させることができ、耐静電気特性に優れた表面実装型のLED部品とその製造方法を実現することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明は、第1の放熱板と、前記第1の放熱板の上に実装されたLEDチップと、バリスタ素子を内蔵した配線基板とを有し、前記配線基板の中央部に貫通孔を設け、前記貫通孔の内部に前記LEDチップを搭載した前記第1の放熱板を第2の放熱板を介して結合し、前記LEDチップと前記バリスタ素子を並列に接続し、透明樹脂によって前記LEDチップを埋設したLED部品であって、前記第1の放熱板は、金属材料もしくはセラミック材料からなり、前記第2の放熱板は、金属フィラや無機フィラにエポキシ樹脂を混合して硬化させたもの、または金属フィラや無機フィラにガラスフリットからなる無機バインダーを混合して焼成したもののいずれかで構成され、前記金属フィラは銅、アルミニウム、金、銀のいずれかを含み、前記無機フィラは酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、炭化ケイ素、酸化マグネシウムのいずれかを含むLED部品とするものである。
本発明のLED部品およびその製造方法は、LEDチップの発光による発熱を放熱性の良好な放熱板で効率的に放熱させることでLEDチップの温度上昇を抑制すると同時に並列に接続したバリスタ素子を配線基板に内蔵することによって、耐静電気特性に優れた高信頼性のLED部品およびその製造方法を実現することができる。
(実施の参考例1)
以下、本発明の実施の参考例1におけるLED部品およびその製造方法について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施の参考例1における表面実装型のLED部品の構造を説明するための断面図であり、図2は他の例のLED部品の断面図である。
図1において、1は配線基板であり、セラミック材料のバリスタ素子35を内蔵することからアルミナ、フォルステライトあるいはステアタイトなどの500℃以上の耐熱性を有するセラミック基板を用いることが望ましい。そして、この配線基板1の一面にはバリスタ材31を介してバリスタ電極32とバリスタ電極33およびバリスタ電極34とバリスタ電極33とが対向配置するように構成したバリスタ素子35を形成している。例えば、このバリスタ素子35は焼成済みのアルミナ基板にバリスタ材31を用いたグリーンシートと電極ペーストによる印刷技術を用いて交互に積層し、その後一括焼成することによって、バリスタ素子35を内蔵した配線基板1を形成することができる。また、印刷工法によってそれぞれの材料をペースト化してスクリーン印刷によってもバリスタ素子35をアルミナ基板などの上に形成することも可能である。
さらに別の方法として、低温焼成基板(LTCC)に用いるガラスセラミック材料のグリーンシートとバリスタ素子35を形成するグリーンシートを積層形成した後、同時焼成によってバリスタ素子35を内蔵した配線基板1を形成することも可能である。この場合、バリスタ素子35は配線基板1の表裏面だけでなく、配線基板1の内層部に形成することも可能となり、配線基板1の表面には例えばチップ部品などを実装することも可能となり、設計の自由度を高めた配線基板1を実現することができる。
そして、このバリスタ素子35に用いるバリスタ材31としてはZnO系バリスタ材料を用いることが好ましい。このZnO系バリスタは、含有率が80wt%以上のZnOを主成分とし、副成分としてBi23,BaO,SrO,Pr23などを用いることが好ましい。さらに、非オーム性を改善するためには、CoO,MnO,Al23などを添加することがより好ましい。また、電気的負荷や種々の環境条件に対して結晶粒界を安定化し、信頼性を向上させるためにはSb23,Cr23またはガラスフラット、B23などを添加することが好ましい。
また、前記配線基板1には配線と表面実装部品としての端子電極の役割を果たす配線パターン2,3を形成している。この配線パターン2,3には銅、ニッケル、銀あるいはこれらを含んだ合金などの導電性に優れた電極材料を用いることが望ましい。この配線パターン2,3は配線基板1に形成した銅電極をフォトエッチング法、メッキ法を用いて形成したり、導体ペーストを印加することによって形成することが可能である。そして、これに用いる導体ペーストは導電性に優れた電極材料による導体ペーストを用いることができ、ナノ金属粉体や有機金属を用いた導電性の良好な導体ペーストを使用してもよい。この導体ペーストは、銀、金、白金およびこれらの合金などの貴金属材料、あるいは銅、ニッケル、タングステン、モリブデンおよびこれらの合金などの卑金属材料を用いることが可能である。そして、バリスタ電極32,33,34にも同様の電極を用いることができるが、電極材料がバリスタ素子35へ拡散し、バリスタ特性の劣化が起こらない電極材料を選択することが望ましい。特に、バリスタ材31の材料組成によっては銅電極が拡散する場合があり、電極材料はバリスタ材料の特性を劣化させないようなものを適宜選択することが望ましい。
次に、図1におけるバリスタ素子35の電極と配線パターン2,3の配線構造について説明する。図1において、バリスタ電極32は配線パターン2に接続し、このバリスタ電極32はバリスタ材31を介してバリスタ電極33と対向配置することによってコンデンサ機能を有したバリスタ素子35を形成することとなる。さらに、前記バリスタ電極33はバリスタ材31を介してバリスタ電極34と対向配置することによってコンデンサ機能を有したバリスタ素子35を形成することとなる。従って、図1に示したバリスタ素子35は2個のバリスタを直列に配置した構成としている。このような構成とすることによってバリスタを内蔵した小型のLED部品を実現することができる。
なお、バリスタ素子35は少なくとも1個の素子を配線基板1に内蔵しておくことによってその機能を発揮することができることから、少なくとも配線基板1の一面に部分的にバリスタ素子35を形成することによって、その効果を発揮することができる。
次に、この配線基板1の中央部には貫通孔12を設けており、この貫通孔12の内部に配線基板1よりも熱伝導性に優れた放熱板8を配置した構成としている。
そして、この放熱板8の一面にはLEDチップ5を導電性を有する接着剤4によってダイボンディングによって接合するとともに、配線パターン2,3の一部に設けた端子パッドとLEDチップ5とは金などのワイヤ6を用いてワイヤボンディングすることによって、電気的に接続した構成としている。そして、このLEDチップ5とバリスタ素子35とは並列に接続した回路構成としている。
次に、LEDチップ5およびワイヤ6の絶縁保護とレンズとしての役割を果たすことを目的として、ワイヤ6とLEDチップ5を埋設するように透明樹脂7を用いて充填している。この透明樹脂7は熱硬化型のアクリル樹脂あるいはエポキシ樹脂等を使用することが望ましい。
このような構成とすることによって、LEDチップ5に静電気などのノイズが入力されると並列に接続したバリスタ素子35に静電気が吸収されて、LEDチップ5の静電破壊を防止することができることから、耐静電気特性に優れた小型の表面実装型のLED部品を実現することができる。そして、放熱板8の熱伝導率を配線基板1の熱伝導率よりも高くしておくことが重要であり、この放熱板8には熱伝導性に優れる金属材料がより好ましく、特に熱伝導性に優れた金属材料としては、アルミニウム(240(W/m・K))、銅(400(W/m・K))、銀(430(W/m・K))などが好ましい。この熱伝導性に優れた金属材料を放熱板8に用いるとともに、配線基板1に耐熱性に優れたセラミック基板を用いることがより好ましい。
さらに、放熱板8に耐熱性と絶縁性に優れたアルミナやフォルステライト、ステアタイト、低温焼結セラミック基板等のセラミック基板を用いて、より耐熱性と絶縁性に優れたLED部品を実現することもできる。そして、より高い放熱性と耐熱性を要求される用途に対してはより熱伝導性に優れた窒化アルミニウム、炭化珪素、窒化珪素などのセラミック材料を用いることも可能である。
また、図1に示したような構成とすることにより、LED部品を実装する回路基板の上に放熱用の銅板を配置形成しておき、この銅板の上に熱伝導性に優れる接着剤などによって放熱板8の裏面を直接固着することによって放熱板8から放熱される熱を回路基板の上に形成した銅板に効率良く直接放熱することができる。
さらに、放熱板8に金属材料を用いることにより、LED部品を回路基板などに実装する際、放熱板8を介して回路基板に接地接続したり、放熱板8と回路基板とを熱伝導性に優れた接着剤あるいは半田によって固着することによって、実装強度を高めることも可能である。
また、LEDチップ5と放熱板8との絶縁性が必要になるときには、LEDチップ5を実装する金属からなる放熱板8の一面に薄く絶縁膜を形成すれば良い。このとき、前記絶縁膜は放熱性を阻害することから、絶縁膜の厚みは薄くすることが望ましい。
また、配線パターン2,3はLEDチップ5とワイヤ6で接続する場合には、配線パターン2,3のボンディングパッド部にニッケルメッキ及び金メッキをすることでワイヤボンディング後の信頼性を向上させることができる。
また、LED部品を回路基板の上に半田材料で接合する場合、電極材料の相互拡散によって配線パターン2,3の電極材料が変化しないように配線パターン2,3の半田接合部にニッケルメッキ膜やスズメッキ膜などを積層しておくことが望ましい。
次に、図2に示した他の例のLED部品の構成について説明する。
図2に示したLED部品の構成において、図1に示したLED部品の構成と大きく異なっている点は、配線基板1の厚みより放熱板8の厚みを薄くすることによってLEDチップ5の搭載面を配基板1の平面よりも低くし、配線基板1に設けた貫通孔12の内部の壁面を利用したキャビティ構造を形成していること、さらに、このキャビティ構造を形成する貫通孔12の内周部にはテーパを設け、このテーパの傾きをLEDチップ5が発光したときの反射面9として利用した構成としているものである。さらに、バリスタ素子35をLEDチップ5を実装した配線基板1の他方の面に実装したことである。
このような構成とすることにより、図1に示したLED部品に比較して、反射面9を有する構成とすることにより、より発光効率に優れたLED部品を実現することができる。そして、この貫通孔12の内周部に設けたテーパの形状は光を効率よく反射する形状に加工することが好ましく、このテーパの形状を円錐状、曲線状に適宜加工することによってより反射効率の優れたLED部品を実現することができる。
さらに、この反射面9を設けた貫通孔12の内周部の表面には反射性に優れた金属材料を用いて薄膜形成した反射膜10を設けている。この反射膜10を設けることによって、さらに発光効率に優れたLED部品を実現することができる。
なお、この反射膜10はLEDチップ5を実装した放熱板8の表面にも形成することが可能であり、より反射性に優れたLED部品とすることができる。
次に、本実施の参考例1に示したLED部品の製造方法について図3〜図8を用いて説明する。ここでは、放熱板8を金属材料とし、配線基板1をアルミナ基板を用いて構成した図2に示したLED部品の製造方法について説明する。
まず、第一の工程として、図3に示すように反射面9と放熱板8を挿入するための貫通孔12を加工したアルミナ基板を配線基板1として作製した(以降、アルミナ基板1と呼ぶ)。
次に、図4に示すように、銀ペーストを用いてスクリーン印刷法によってアルミナ基板1の他面にバリスタ電極32,34を形成した後、バリスタ電極32,34を覆うようにバリスタ組成からなるセラミックグリーンシートに加工されたバリスタ材31を圧着積層することによってアルミナ基板1の他面に仮接合させる。その後、銀ペーストを用いて、バリスタ電極33をスクリーン印刷によって形成した後、さらに前記バリスタ組成からなるセラミックグリーンシートを圧着積層する。その後、これらバリスタ電極32,33,34とバリスタ材31を脱バインダーした後、900℃前後の焼成温度で焼成することによって、バリスタ素子35を形成する。
その後、図5に示すように、反射面9に、LEDチップ5の発光を有効に反射するように反射率の高いAgペーストを塗布して、加熱し、アルミナ基板1にメタライズすることによって反射膜10を形成する。特に、これに用いるAgペーストとしてはAgレジネートあるいはAgナノペーストなどを用いることによって、メタライズ後に表面の平滑性が優れた反射面9を得られる材料が望ましい。また、反射膜10に銅ペーストを用いた場合、その銅の表面にAgメッキをすることにより、良好な反射膜10を形成することが可能である。
次に、図6に示すように、接続と端子電極の役目を果たす配線パターン2,3をAg系ペースト(Agペースト、Ag−Ptペースト、Ag−Pdペースト)あるいはAu系ペースト(Au−Pdペースト、Au−Ptペースト)などの導体ペーストを印刷塗布して、アルミナ基板1にメタライズする。
次に、第二の工程として、熱伝導性に優れたアルミニウム、銅等の金属材料を所定の形状を有する放熱板8として打ち抜き加工する。
次に、第三の工程として、図7に示すように、この放熱板8を貫通孔12の内部に圧入あるいは接着剤にて接合して固定する。この時、放熱板8の接合に用いる接着剤は熱伝導性を低下させることから、放熱性の良好なサーマルビアやダイボンド用の導電性接着剤等を使用することが望ましく、低融点ガラス材料を無機バインダーとする高温焼成タイプの接着剤も使用可能であるが、ロウ付けによる接合が耐熱衝撃試験性において信頼性が高い。
また、放熱板8に銅を使用する場合、アルミナ基板1とアルミン酸銅のスピネル構造を構成できるケミカル結合を行える接着剤を用いることによって耐熱衝撃特性がより向上する。
次に、第四の工程として、図8に示すように接着剤4を用いてLEDチップ5を放熱板8の一面に固着する。
その後、第五の工程として、ワイヤボンディング装置を用いてLEDチップ5とアルミナ基板1の配線パターン2,3に設けた電極パッド部とをワイヤボンド実装することによって金のワイヤ6で電気的に接続する。このとき、LEDチップ5とバリスタ素子35は並列に接続する。このような回路構成とすることによって耐静電気特性に優れたLED部品とすることができる。
次に、第六の工程として、絶縁保護とLEDチップ5より発光した光を集束させるレンズの役目をする透過性に優れたアクリル樹脂あるいはエポキシ樹脂などの透明樹脂7でコーティングすることによって図2に示したLED部品を作製することができる。このとき、透明樹脂7の形状は所定のレンズの形状となるように粘度あるいは塗布方法を適宜選択して形成することができる。また、この透明樹脂7によって配線基板1と放熱板8との接合の補強を果たす役割を持たせることも可能である。
以上説明してきたように、本実施の参考例1のようなLEDチップ5を搭載する配線基板1の一部に形成した貫通孔12の内部に熱伝導性に優れた放熱板8を配置することと、配線基板1にバリスタ素子35を内蔵するとともに、LEDチップ5とバリスタ素子35を並列に接続した構成とすることによって、放熱性と耐静電気特性に優れた表面実装型のLED部品およびその製造方法を実現することができる。
(実施の参考例2)
以下、本発明の実施の参考例2におけるLED部品について、図面を参照しながら説明する。
図9は本発明の実施の参考例2における表面実装型のLED部品の構造を説明するための断面図であり、図10は他の例を説明するための断面図である。
図9、図10において、本実施の参考例2におけるLED部品の構成が実施の参考例1と大きく異なっている点は放熱板8a,8bの形状である。この放熱板8a,8bには凹部を設けてキャビティ構造を形成している点が大きな特徴である。
この放熱板8a,8bとしてはアルミニウム、銅あるいは銀等の熱伝導性に優れた金属を成形加工することによってキャビティ構造を形成したものが容易に作製可能であり、この放熱板8a,8bに設けたキャビティ構造の底面にLEDチップ5を実装できるスペースを設けた構成としている。
さらにまた、この放熱板8a,8bのキャビティ構造を形成している凹部の内周部には金型成形あるいは研磨などによってテーパを設けることによって反射面9を形成している。この反射面9のテーパ形状を所定の傾斜角度を持たせることにより、放熱板8a,8bのキャビティ構造の底面に搭載するLEDチップ5の放射光を効率よく集光したり、発光効率を高めたりすることによってLED部品の発光状態を制御することができる。
なお、この凹部の内周部のテーパを設けた反射面9の表面を鏡面にすることにより光の反射をより良好にすることができる。
また、この反射面9にはLEDチップ5の光をより有効に反射させるために、表面にメッキや蒸着等の薄膜技術によって、より反射率の高い材料を反射膜10(図示せず)として形成することによって、より反射特性を高めたLED部品を実現することができる。
次に、図10に示した他の例のLED部品の構成について説明する。このLED部品は、放熱板8bに金属板を用いて金型成形によって爪部11を同時に形成していることが特徴である。このような爪部11を設けることによって、配線基板1の貫通孔12へ放熱板8bを挿入する時に挿入する深さを一定に保持安定させることが可能となる。
なお、この爪部11は鍔のような連続した突起を有したものであっても構わない。
以上のように、本実施の参考例2において、LEDチップ5を搭載する放熱板8a,8bに金属材料などを用いて機械加工することによって容易にキャビティ構造を形成することができるとともに、反射面9を同時に形成することも可能となり、このような構成とすることによってLED部品の低背化を実現できるとともに、生産性に優れたLED部品を実現することができる。
なお、熱伝導性に優れたセラミック材料を用いて前記放熱板8a,8bの形状に成形して形成することも可能であり、この場合には前記の作用に加えてより耐熱性に優れたLED部品を実現することができる。
(実施の形態
以下、本発明の実施の形態におけるLED部品およびその製造方法について、図面を参照しながら説明する。
図11は本実施の形態におけるLED部品の断面図である。本実施の形態における表面実装型のLED部品の基本的な構造は図9に示したLED部品の構造とほぼ同様であり、実施の参考例2と大きく異なっている点は放熱板8cの材質である。この放熱板8cは熱伝導性に優れた金属フィラを含んだ樹脂によって構成している。この放熱板8cに用いる金属フィラとしては、銅、アルミニウム、金、銀などの粉末をエポキシ樹脂などと混練することによって樹脂ペーストとし、この金属フィラを含有した樹脂ペーストを配線基板1に形成した貫通孔12の内部に充填した後、熱硬化させることによって放熱板8cの形成と配線基板1との接合を同時に行うことができることから、生産性に優れたLED部品を実現することができる。
さらに、この金属フィラに代えて無機フィラとすることにより、前記作用に加えて絶縁性に優れたLED部品とすることができる。そして、これに用いる無機フィラとしては酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、炭化ケイ素、酸化マグネシウムなどを用いることによって、生産性に優れたLED部品を実現することができる。すなわち、この放熱板8cは熱伝導性の良好な金属粉末またはセラミック粉末を熱伝導フィラとして添加した樹脂ペーストを配線基板1の貫通孔12の内部に充填した後、加熱硬化させる構成としたものである。それ以外の内容については実施の参考例2とほぼ同様の構成を有しているのでここでの説明は省略する。
このような構成とすることによって、配線基板1と放熱板8cとの接合を前記樹脂ペーストの加熱硬化時に同時に行うことができるとともに、樹脂ペーストの材料組成を変化させることによって配線基板1と放熱板8cの膨張係数を制御することが可能となる。
また、放熱板8cを形成する材料として、金属フィラや無機フィラにエポキシ樹脂を混合して硬化させることを述べたが、エポキシ樹脂の代わりにガラスフリットのように無機バインダーを用いた高温焼成タイプのペーストを用いても良い。
以上のように、本実施の形態に示したLED部品はLEDチップ5を搭載する配線基板1に生産性に優れた放熱板8cを形成することができるようになり、実施の参考例2で用いていた放熱板8a,8bの加工品に比べて、本実施の形態における放熱板8cは貫通孔12にスクリーン印刷を用いて行うことが可能となり、形状の異なる貫通孔12に容易に対応することが可能となり、個々の寸法に加工された放熱板8a,8bを準備する必要がなくなり、貫通孔12の形状の品種が多い場合には、生産性の向上を実現することができる。
次に、実施の形態1の他の例のLED部品の構成について図12を用いて説明する。このLED部品の構成は、図12に示すように熱伝導性に優れたフィラを含んだ樹脂ペーストから構成している放熱板8dの凹部の底面に、平坦性と熱伝導性のより良好な金属やセラミック材料で形成した放熱板40を配置することも可能である。このような構成とすることによって、LEDチップ5の実装面の平坦性を向上させることが可能であり、LEDチップ5の大型化に有利になる。
また、前記放熱板40には熱伝導性に優れた金、銀、アルミニウムおよび銅等の金属材料やアルミナ、窒化アルミニウム、炭化ケイ素、酸化マグネシウムなどのセラミック材料を用いることができる。
次に、図11に示したLED部品の製造方法について図13〜図18を用いて説明する。
まず、第一の工程として、図13に示すように配線基板1の任意の位置に貫通孔12を形成した配線基板1を準備し、その後図14に示すように実施の参考例1と同様の方法によってバリスタ電極32,33,34およびバリスタ材31を積層形成した後、焼成することによってバリスタ素子35を形成する。
次に、図15に示すように配線パターン2,3を印刷形成した後、一括焼成することによってバリスタ素子35を内蔵した配線基板1を作製する。
次に、第二の工程として、図16に示すようにスクリーン印刷法でアルミニウム、銅あるいは銀などの熱伝導性に優れた金属フィラを含有した樹脂ペースト22を貫通孔12に充填する。
次に、第三の工程として、図17に示すように充填した金属フィラを含有した樹脂ペースト22を加熱硬化させて放熱板8cと配線基板1とを接合する。これに用いる金属フィラとしては熱伝導性に優れた金、銀、アルミニウム、銅などの金属粉末がより好ましく、さらに、この金属フィラの含有率を変化させることによって所定の放熱板8cを設計することができる。
また、金属フィラと同様に無機フィラを用いることもでき、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、炭化ケイ素、酸化マグネシウムなどの熱伝導性に優れたセラミック粉末を用いることによって、耐熱性、耐湿性などに優れたLED部品を実現することができる。
なお、この樹脂ペースト22には硬化収縮の少ない材料を使用することが望ましい。また、加熱硬化させた樹脂ペースト22は図17に示すような放熱板8cの形状に機械加工によって形成することも可能である。そして、このときの放熱板8cの形状は実施の参考例2で説明した放熱板8aと同様の機能を持たせることができる。
その後、第四の工程として、図18に示すように接着剤4を用いてLEDチップ5を放熱板8cの凹部の底面に固着する。
次に、第五の工程として、さらにワイヤボンディング装置でLEDチップ5と配線基板1の配線パターン2,3の一部に設けたパッド部の金のワイヤ6を用いてワイヤボンディングを行って電気的に接続する。このとき、LEDチップ5とバリスタ素子35は並列に接続している。
次に、第六の工程として、LEDチップ5とワイヤ6を保護することと、発光した光の集光を行うレンズの役目をさせるための透過性に優れた透明樹脂7を用いてコーティングする。このようにして、表面実装型のLED部品を作製することができる。
以上のように、本実施の形態においてLEDチップ5を搭載する配線基板1に生産性に優れた放熱板8cを形成することができるようになり、低背化を実現した耐静電気特性に優れた表面実装型のLED部品およびその製造方法を実現することができる。
(実施の参考例3
以下、本発明の実施の参考例3におけるLED部品およびその製造方法について、図面を参照しながら説明する。
図19は本実施の参考例3におけるLED部品の断面図であり、図20〜図24はその製造方法を説明するための断面図である。
図19において、本実施の参考例3における表面実装型のLED部品の基本的な構造は図11に示したLED部品の構造とほぼ同様であり、図11に示したLED部品と大きく異なっている点は、LEDチップ5の実装方法がワイヤボンディングで行っていたのをフリップチップによるLEDチップ5aのフェイスダウン実装法になっていることである。そのため、本実施の参考例3におけるLED部品の放熱板8eの表面に形成した配線パターン2,3とは電気的に絶縁する必要がある。そのため、例えば放熱板8eの材質を金属としたときには、表層に薄い絶縁被膜を形成しておくことが望ましい。このように、放熱板8eの上に形成した配線パターン2,3のパッド部分に、フリップチップタイプのLEDチップ5aが実装される。また、この放熱板8eには優れた熱伝導性を有する無機フィラを主成分としたものに低融点ガラスフリットを添加した絶縁材料で構成することによって絶縁性に優れた放熱板8eを形成することができる。この放熱板8eに用いる無機フィラとしては、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、炭化ケイ素、酸化マグネシウムなどを無機バインダーとして、ホウ素系、ビスマス系や亜鉛系など珪化物の低融点ガラスを有機ビヒクルでペースト化したものを焼成して形成することが好ましい。このように、絶縁ペーストを用いることによって、貫通孔12の種々な形状に効率よく充填できることにより生産性に優れたLED部品を実現することができる。そして、この良好な絶縁性を有する放熱板8eの上に、配線パターン2,3を延長することで、フリップチップタイプのLEDチップ5aをバンプボンディングした構成としている。
以上のような構成とすることによって、低背化、実装工程の効率化による生産性の向上を実現することができるLED部品を実現することができる。
次に、本実施の参考例3におけるLED部品の製造方法について図20〜図24を用いて説明する。
まず、第一の工程として、図20に示すように配線基板1の任意の位置に貫通孔12を形成し、実施の形態と同様にして配線基板1の他面にバリスタ電極32,33,34およびバリスタ材31を積層形成することによってバリスタ素子35を内蔵した配線基板1を作製する。
次に、第二の工程として、図21に示すように、スクリーン印刷法で窒化アルミや炭化珪素などの熱伝導性に優れた無機フィラを主成分とする絶縁ペースト23を充填する。これに用いる無機フィラは、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、炭化ケイ素、酸化マグネシウムなどの熱伝導性に優れたセラミック粉末を用いることによって、耐熱性、耐湿性などの耐久特性に優れたLED部品を実現することができる。
その後、第三の工程として充填した絶縁ペースト23を硬化あるいは焼成して放熱板8と配線基板1とを接合する。なお、この絶縁ペースト23には硬化あるいは焼成収縮の少ない材料を使用することが望ましい。
次に、必要に応じて、硬化あるいは焼成した絶縁ペースト23を図22に示すような放熱板8eの形状に機械加工によって形成する。このときの放熱板8eの形状は実施の形態で説明した放熱板8cと同様の機能を持たせることができる。
その後、第四の工程として、図23に示すように配線パターン2,3を導体ペーストを用いて、スクリーン印刷や薄膜技術で形成する。ここで、配線パターン2,3は配線基板1および放熱板8eの上に形成するとともに、放熱板8eの上では、フリップチップ用のLEDチップ5aとバンプ接合が可能なパッド電極の形状にパターニングしながら形成する。
次に、第五の工程として、図24に示すようにLEDチップ5aの上に形成された金バンプ36を用いてLEDチップ5aを放熱板8eの凹部の底面にバンプ実装によって固着する。
このようにして、LEDチップ5aと配線基板1の配線パターン2,3の一部に設けたバンプパッド部に金のバンプ36を用いてバンプ接合を行って電気的に接続する。このとき、LEDチップ5aとバリスタ素子35とは並列に接続している。
次に、第六の工程として、LEDチップ5aを保護することと、発光した光の集光を行うレンズの役目をさせるための透過性に優れた透明樹脂7を用いてコーティングする。以上によって図19に示した表面実装型のLED部品を作製することができる。
また、図25に示したLED部品は他の例のLED部品の断面図であり、このLED部品の特徴は凹部を設けていない放熱板8fを設けていることである。
この場合、LEDチップ5aの照射光を広い角度の範囲に照射する場合に有効なLED部品とすることができる。
以上説明してきたように、本実施の参考例3においてLEDチップ5aをフリップチップ実装によって実装できることと配線基板1に生産性に優れた放熱板8e,8fを形成することができるようになり、小型の低背化可能なLED部品を実現することができる。
本発明は、表面実装型のLED部品において、配線基板に設けた貫通孔の内部にLEDチップを搭載する熱伝導性に優れた放熱板を接合した構成とすることにより、LEDチップの発光する時に発生する熱を効率的に放熱することが可能となり、また、バリスタ素子を内蔵することで、LEDチップの実装面積を有効に利用できると同時にLEDチップ5のサージや静電気などによる不良を低減することを可能とする高輝度のLED部品およびその製造法として有用である。
本発明の実施の参考例1におけるLED部品の断面図 同他の例のLED部品の断面図 同製造方法を説明するための断面図 同断面図 同断面図 同断面図 同断面図 同断面図 本発明の実施の参考例2におけるLED部品の断面図 同他の例のLED部品の断面図 本発明の実施の形態におけるLED部品の断面図 同他の例のLED部品の断面図 同製造方法を説明するための断面図 同断面図 同断面図 同断面図 同断面図 同断面図 本発明の実施の参考例3におけるLED部品の断面図 同製造方法を説明するための断面図 同断面図 同断面図 同断面図 同断面図 同他の例のLED部品の断面図 従来のLED部品の断面図
1 配線基板
2 配線パターン
3 配線パターン
4 接着剤
5 LEDチップ
5a LEDチップ(フリップチップタイプ)
6 ワイヤ
7 透明樹脂
8,8a,8b,8c,8d,8e,8f 放熱板
9 反射面
10 反射膜
11 爪部
12 貫通孔
22 樹脂ペースト
23 絶縁ペースト
31 バリスタ材
32 バリスタ電極
33 バリスタ電極
34 バリスタ電極
35 バリスタ素子
36 バンプ

Claims (6)

  1. 第1、第2の放熱板と、前記第1の放熱板の上に実装されたLEDチップと、バリスタ素子を内蔵した配線基板とを有し、前記配線基板の中央部に貫通孔を設け、前記貫通孔の内部に前記LEDチップを搭載した前記第1の放熱板を前記第2の放熱板を介して結合し、前記LEDチップと前記バリスタ素子を並列に接続し、透明樹脂によって前記LEDチップを埋設したLED部品であって、
    前記第1の放熱板は、金属材料もしくはセラミック材料からなり、
    前記第2の放熱板は、金属フィラや無機フィラにエポキシ樹脂を混合して硬化させたもの、または金属フィラや無機フィラにガラスフリットからなる無機バインダーを混合して焼成したもののいずれかで構成され
    前記金属フィラは銅、アルミニウム、金、銀のいずれかを含み、
    前記無機フィラは酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、炭化ケイ素、酸化マグネシウムのいずれかを含む、
    ことを特徴とするLED部品。
  2. 前記LEDチップと前記配線基板をワイヤボンディングによって接続した
    請求項1に記載のLED部品。
  3. 前記LEDチップと前記配線基板をフリップチップによって接続した
    請求項1に記載のLED部品。
  4. 配線基板に貫通孔、配線パターンおよびバリスタ素子を形成する第一の工程と、前記貫通孔の内部に配置することができる金属材料もしくはセラミック材料からなる第1の放熱板を作製する第二の工程と、前記配線基板の前記貫通孔の内部に、前記第1の放熱板を配置し、金属フィラや無機フィラにエポキシ樹脂を混合して硬化させたもの、または金属フィラや無機フィラにガラスフリットからなる無機バインダーを混合して焼成したもののいずれかからなる第2の放熱板を介して接合する第三の工程と、前記第1の放熱板の一面にダイボンド用接着剤を用いてLEDチップを接合する第四の工程と、前記LEDチップと前記バリスタ素子を並列に接続する第五の工程と、前記LEDチップを透明樹脂を用いて埋設する第六の工程を有したLED部品の製造方法。
  5. 配線基板に貫通孔、配線パターンおよびバリスタ素子を作製する第一の工程と、前記配線基板の前記貫通孔の内部に、金属材料もしくはセラミック材料からなる第1の放熱板を配置し、熱伝導性フィラを含有した樹脂ペーストを用いて充填する第二の工程と、前記充填された樹脂ペーストを加熱硬化することにより第2の放熱板を形成し、前記配線基板と前記第1の放熱板を前記第2の放熱板を介して接合する第三の工程と、前記第1の放熱板の一面にダイボンド用接着剤を用いてLEDチップを接合する第四の工程と、前記LEDチップと前記バリスタ素子を並列に接続する第五の工程と、前記LEDチップを透明樹脂を用いて埋設する第六の工程を有したLED部品の製造方法。
  6. 配線基板にバリスタ素子と貫通孔を形成する第一の工程と、前記配線基板の前記貫通孔の内部に金属材料もしくはセラミック材料からなる第1の放熱板を配置し、熱伝導性フィラを主成分とし、低融点ガラスを無機バインダとする絶縁ペーストを充填する第二の工程と、前記充填された絶縁ペーストを焼成することにより第2の放熱板を形成し、前記第1の放熱板と前記配線基板とを前記第2の放熱板を介して接合を行う第三の工程と、前記第1の放熱板の一面にLEDチップを実装するための電極パッドを有する配線パターンを形成する第四の工程と、前記電極パッドの上に前記LEDチップをバンプ接合することによって前記LEDチップと前記バリスタ素子を並列に接続する第五の工程と、前記LEDチップを透明樹脂を用いて埋設する第六の工程を有したLED部品の製造方法。
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