JP4912341B2 - 警報器 - Google Patents

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Description

本発明は、警報器に係り、より詳しくは、組立時などにおいて、本体部に形成された貫通穴から警報器本体内にねじ等が落ち込むのを防止するようにした警報器に関するものである。
従来の警報器の一例としての火災警報器は、本体部と保護カバーとにより筐体(警報器本体)を構成し、本体部に設けた係合部(刃部)を、天井面等に設置した取付ベースの被係合部(刃受部)に係合させることにより、筐体を天井面等に取付けていた。
本体部に設けた係合部は、本体部の背面に立設されてほぼL字状に形成されているため、係合部にはアンダーカット部が形成されている。射出成形によりアンダーカット部を形成するためには、金型の構造上、その下部に貫通穴を設けるのが一般的であり、火災警報器においても係合部の直下にこのような貫通穴が設けられていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−257240号公報(第3−4頁、図1)
特許文献1の火災警報器においては、本体部に設けた係合部の下部に貫通穴が形成されているため、火災警報器の組立作業時に、誤ってねじなどの小物がこの貫通穴から筐体内に落ち込んでしまうことがある。このため、筐体を分解してねじなどを取除かなければならないので、余分な作業が発生して組立作業能率が低下するという問題があった。また、これに気付かないと、住宅等に設置した後に不具合が発生するおそれがある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本体部に設けた刃部(係合部)の直下において基板に形成された貫通穴から、ねじ等の小物が警報器本体(筐体)内に落ち込むことのない警報器を提供することを目的としたものである。
本発明に係る警報器は、基板の背面に立設された内向きの係合部を有し、前記基板の係合部の直下に貫通穴が形成された本体部、及び検出部を有し前記本体部に一体に結合される保護カバーからなる警報器本体と、該警報器本体の係合部が係合する被係合部を有し、天井面などに固定された取付ベースとを備え、前記保護カバーに、前記本体部側に向けて内壁面に立設され、前記本体部の貫通穴を囲む包囲壁を設けたものである。
また、上記の保護カバーに設けた包囲壁に代えて、前記本体部の基板に形成された貫通穴の前面側に前記保護カバー側に向けて立設された包囲壁を設けたものである。
本発明によれば、ねじなどの小物が警報器本体内に落ち込むことがないので、無駄な分解作業を行う必要がなく、このため組立作業能率を向上することができる。
また、警報器本体内へのねじ等の落ち込みによる不具合が発生することがなく、その上住宅等への設置後も虫や塵埃などが貫通穴から警報器本体内に侵入することがないので、信頼性の高い警報器を得ることができる。
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の形態1に係る火災警報器の保護カバー側からみた分解斜視図、図2は同じく本体部側からみた分解斜視図、図3は火災警報器の正面図、側面図及び背面図である。
本実施の形態に係る警報器の一例としての火災警報器は、警報器本体1と、天井面や壁面などに取付けられて警報器本体1が着脱可能に装着される取付ベース21とからなり、警報器本体1は、本体部2と、この本体部2に複数のねじにより一体に結合された保護カバー11とからなっている。
本体部2は、円板状の基板3とその外周縁の背面側に立設された周壁4とからなり、周壁4の上縁部(取付ベース21側)には、対向して内側に向って延設された係合部である一対の平板状の刃部5a,5bが設けられており、基板3の刃部5a,5bの直下には、刃部5a,5bのアンダーカット部を形成するための貫通穴6a,6bが形成されている。なお、7は電池、8は保護カバー11に設けた後述のスピーカの受け部である。
保護カバー11は、煙や熱などを検知して火災を検出するほぼ山形状の火災検出部12(検出部の一例)と、その外周縁に設けた周壁13とからなり、周壁13の内側には、本体部2の基板3に形成された貫通穴6a,6bに対応して、保護カバー11を本体部2に組付けたときに、その先端部が本体部2の基板3に当接し又は近接して位置する高さの、ほぼコ字状で筒状の包囲壁14a,14bが設けられている。15は煙や熱などを検知するセンサ16(図には、温度センサの場合が示してある)が設けられて、保護カバー11内に設置された回路基板、17は回路基板16に接続されたスピーカ、18は押ボタンスイッチである。
取付ベース21は、円板状の基板22、基板22の外周縁の本体部2側に設けられた周壁23、及び周壁23と同心的に設けられた内壁24とを有し、内壁24の上縁部の本体部2に設けた刃部5a,5bに対応する位置には、外周側に延設され、周壁23との間にすき間gを隔てて被係合部である刃受部25a,25bが設けられている。
次に、上記のように構成した火災警報器の組立及び天井面等への取付手順の一例について説明する。なお、保護カバー11には回路基板15、スピーカ17、ボタンスイッチ18等が取付けられているものとする。
先ず、保護カバー11を、そのスピーカ17を本体部2のスピーカ受け部8と整合させて、周壁13を本体部2の外周に嵌合し、本体部2のねじ挿通穴9に挿通したねじを保護カバー11のねじ穴19に螺入し、両者を一体に結合して組立てる。
このときの状態を図4に示す(なお、以下の説明では、符号に付したa,bを省略することがある)。図に示すように、本体部2の基板3に設けた貫通穴6は、保護カバー11に設けた包囲壁14によって閉塞され、回路基板15等を有する警報器本体1内とは遮断されている。
このようにして組立てられた警報器本体1は、ねじ挿通穴26a,26bを介して天井面等にねじ止めされた取付ベース21に、本体部2の刃部5a,5bを刃受部25a,25bから周方向にずらせた状態で嵌合し、ついで、警報器本体1を周方向に回転させて刃部5a,5bを刃受部25a,25bに係止させ、取付ベース21に装着する。このときの状態を図5に示す。
警報器本体1を取付ベース21から取外すときは、警報器本体1を反対方向に回動して、刃部5a,5bを刃受部25a,25bから離脱させればよい。
上記のように構成した本実施の形態によれば、ねじなどの小物が本体部2の貫通穴6a,6bに落ちても包囲壁14a,14b内に留まり、警報器本体1内に入り込むことがないので、これを取除くための無駄な分解作業が発生することがなく、このため組立作業能率を向上することができる。
また、警報器本体1内へのねじ等の落ち込みによる不具合が発生することがなく、その上住宅等への設置後も虫や塵埃などが貫通穴6a,6bから警報器本体1内に侵入することがないので、信頼性の高い火災警報器を得ることができる。
[実施の形態2]
図6は本発明の実施の形態2に係る火災警報器の要部の説明図である。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。
実施の形態1においては、本体部2の基板3に設けた貫通穴6a,6bを、保護カバー11に設けた包囲壁14a,14bで閉塞する場合を示したが、本実施の形態は、貫通穴6a,6bを閉塞する包囲壁を本体部2に設けたものである。
すなわち、本体部2の基板3に設けた刃部5の反対側の面に、貫通穴6の周囲、少なくとも中心部側の縁部及びその両側の縁部に、本体部2に保護カバー11を組付けたときに、その先端部が保護カバー11の内壁面に当接又は近接する高さの包囲壁10を設けたものである。なお、図6において、貫通穴6の中心部側の縁部とは反対側の縁部に設けられた包囲壁10aは削除してもよい。
本実施の形態に係る火災警報器の作用、効果は、実施の形態1の場合と同様である。
上記の説明では、図示の火災警報器に本発明を実施した場合を示したが、これに限定するものではなく、他の構造の火災警報器にも本発明を実施することができる。さらに、検出部として、ガス検出部を用いたガス漏れ警報器など、その他の検出部を用いたその他の警報器にも本発明を実施することができる。
本発明の実施の形態1に係る火災警報器の保護カバー側からみた分解斜視図である。 図1の本体部側からみた分解斜視図である。 火災警報器の正面図、側面図、及び背面図である。 本体部に保護カバーを組付けた状態の要部の断面図である(図3(c)のA−A断面に相当、以下同じ)。 図4の警報器本体を取付ベースに装着した状態の要部の断面図である。 本発明の実施の形態2に係る警報器本体を取付ベースに装着した状態を示す要部の断面図である。
符号の説明
1 警報器本体、2 本体部、3 基板、5a,5b 刃部(係合部)、6a,6b 貫通穴、10 包囲壁、11 保護カバー、12 火災検出部、14a,14b 包囲壁、21 取付ベース、25a,25b 刃受部(被係合部)。

Claims (2)

  1. 基板の背面に立設された内向きの係合部を有し、前記基板の係合部の直下に貫通穴が形成された本体部、及び検出部を有し前記本体部に一体に結合される保護カバーからなる警報器本体と、該警報器本体の係合部が係合する被係合部を有し、天井面などに固定された取付ベースとを備え、
    前記保護カバーに、前記本体部側に向けて内壁面に立設され、前記本体部の貫通穴を囲む包囲壁を設けたことを特徴とする警報器。
  2. 前記保護カバーに設けた包囲壁に代えて、前記本体部の基板に形成された貫通穴の前面側に前記保護カバー側に向けて立設された包囲壁を設けたことを特徴とする請求項1記載の警報器。
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