JP2006323577A - 警報器の設置構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡易な構造で警報器を目立たないように設置可能とすることで、監視領域の美観が警報器によって大きく損なわれることを防止できる、警報器の設置構造を提供すること。
【解決手段】 監視領域の異常を検出して警報を行う感知器1を、所定の設置面Wに対して設置するための、感知器1の設置構造であって、設置面Wに設置された感知器1と、設置面W又は感知器1に固定され、この感知器1をその外部に対して略非露出状に覆う感知器カバー10とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、監視領域の火災発生等の各種の異常を検出して警報を行う警報器を、所定の設置面に対して設置するための、警報器の設置構造に関する。
従来から、監視領域における火災発生等の各種の異常を感知して警報等を行う警報器が提案されている。このような警報器としては、例えば、火災により発生した煙をチャンバー内に流入させ、この流入した煙によって光が散乱された際の散乱光量の変化を検出することによって火災発生を検知する、煙式の火災感知器が提案されている。特に、近年の法律改正により、戸建住宅や共同住宅において、住宅用の火災警報器の設置が義務付けられたことから、このような警報器が一般住宅において多数設置されることが想定される。
このような警報器を、監視領域の天井や壁面の如き設置面に設置する際には、従来、設置面に平板状の取付けベースをネジ止めし、この取付けベースに設けたフックに、警報器を係止させていた。この設置構造においては、警報器全体が設置面よりも監視領域側に完全に露出されていた。あるいは、設置面の内部に取付金具を配置し、この取付金具に警報器を固定する構造も提案されていた(例えば、特許文献1参照)。この設置構造においては、警報器の一部が設置面の内部に埋設されていたものの、その大部分は依然として監視領域側に露出されていた。
特開平10−49768号公報
しかしながら、このような従来の警報器の設置構造においては、警報器全体や警報器のかなりの部分が監視領域に露出されていたので、この露出部分によって監視領域の美観が損なわれていた。特に、警報器が一般住宅に設置される場合には、一般住宅の内装を整えても、その美観が警報器によって損なわれてしまうことになる。このような問題を防ぐため、警報器を目立たないように設置することが要望されていた。また、上記特許文献1のように、警報器の一部を設置面に埋設した場合には、美観の毀損が軽減されるものの、設置面に取付金具を埋設するような工事が必要になり、警報器の設置が大掛かりになってしまうため、特に一般住宅における設置構造としては不適であった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡易な構造で警報器を目立たないように設置可能とすることで、監視領域の美観が警報器によって大きく損なわれることを防止できる、警報器の設置構造を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の警報器の設置構造は、監視領域の異常を検出して警報を行う警報器を、所定の設置面に対して設置するための、警報器の設置構造であって、前記設置面に設置された警報器と、前記設置面又は前記警報器に固定され、この警報器をその外部に対して略非露出状に覆うカバー手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の警報器の設置構造は、請求項1に記載の警報器の設置構造において、前記カバー手段を、前記警報器を内包する中空箱状に形成したことを特徴とする。
また、請求項3に記載の警報器の設置構造は、請求項1又は2に記載の警報器の設置構造において、前記カバー手段には、当該カバー手段の外部と内部との間において、気体、音、又は、光を連通自在とするための連通手段を設けたことを特徴とする。
また、請求項4に記載の警報器の設置構造は、請求項1から3のいずれか一項に記載の警報器の設置構造において、前記カバー手段には、前記連通手段を介して前記カバー手段の内部が目視されることを略防止するための遮蔽手段を設けたことを特徴とする。
また、請求項5に記載の警報器の設置構造は、請求項1から4のいずれか一項に記載の警報器の設置構造において、前記カバー手段には、前記警報器に設けられた試験動作起動用の試験起動手段を、当該カバー手段の外部から操作するための試験操作手段を設けたことを特徴とする。
また、請求項6に記載の警報器の設置構造は、請求項1から5のいずれか一項に記載の警報器の設置構造において、前記設置面には、前記警報器の少なくとも一部を当該設置面の内部に埋設するための収容スペースを形成し、前記カバー手段にて、前記収容スペースに埋設された前記警報器を略覆ったことを特徴とする。
また、請求項7に記載の警報器の設置構造は、請求項1から6のいずれか一項に記載の警報器の設置構造において、前記警報器は、前記監視領域における所定の物理量を検出するための検出手段を有し、前記検出手段を、前記収容スペースに対して非埋設状としたことを特徴とする。
また、請求項8に記載の警報器の設置構造は、請求項1から7のいずれか一項に記載の警報器の設置構造において、前記カバー手段は、当該カバー手段が前記設置面から外側に突出する突出量を調整するための調整手段を備えることを特徴とする。
この発明によれば、警報器をカバー手段によって略非露出状に覆うことができるので、警報器が目立たなくなり、居室等の監視領域の美観が警報器によって損われることが防止される。従って、特に一般住宅に警報器を設置する際の抵抗感を軽減でき、警報器の設置をスムーズに行うことができる。
また、この発明によれば、中空箱状のカバー手段の内部に警報器を収容できるので、警報器は従来と同様に構成し、この警報器にカバー手段を被せるだけで当該警報器をカバーでき、警報器やカバー手段の構成とその取付けが容易である。
また、この発明によれば、カバー手段の外部と内部との間において、気体、音、又は、光が連通可能であるため、監視領域の煙をカバー手段の内部に流入させることができて、警報器の検煙性能を維持することができる。また、警報音をカバー手段の外部に放出可能であるため、警報器の音響性能を維持できる。さらに、警報等のための表示光をカバー手段の外部に放出可能であるため、警報器の表示性能を維持できる。
また、この発明によれば、連通手段を介してカバー手段の内部が目視されることを略防止でき、連通手段を設けることで、警報器が目視可能に露出して美観が損われることを、防止できる。
また、この発明によれば、試験動作起動用の試験起動手段をカバー手段の外部から操作できるので、カバー手段を取付けたままで警報器の試験を行うことができる。
また、この発明によれば、警報器の少なくとも一部を設置面の内部に埋設できるので、設置面からの警報器の突出量を低減でき、警報器を一層目立たなくして、監視領域の美観を一層向上させることができる。
また、この発明によれば、検出手段は非埋設状態とすることができるので、検煙部への煙の流入性を確保でき、警報器の検出機能を維持することができる。
また、この発明によれば、カバー手段の設置面からの突出量を調整できるので、警報器を設置しない場合には、警報器の収容スペースが不要になるため、その分だけカバー手段の突出量を減らしておく等、カバー手段を一層目立たなくして、監視領域の美観を一層向上させることができる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る警報器の設置構造の各実施の形態を詳細に説明する。まず、〔I〕各実施の形態に共通の基本的概念を説明した後、〔II〕各実施の形態について説明し、〔III〕最後に、本発明の各実施の形態に対する変形例について説明する。
〔I〕本発明の基本的構成
まず、各実施の形態に共通の基本的概念について説明する。各実施の形態に係る警報器の設置構造は、監視領域の異常を検出して警報を行う警報器を、所定の設置面に対して設置するための構造である。この警報器による具体的な感知対象は任意であり、例えば、火災による熱や煙、あるいは、ガス漏れによる一酸化炭素を感知する。以下の説明では、火災による煙を感知する煙検出部を備えた煙式火災感知器を設置する場合について例示する。
この設置構造の特徴の一つは、警報器をカバー手段にて覆うことで、この警報器を外部に対して略非露出状としていることにある。このカバー手段は、警報器の全体を覆うものであってもよく、あるいは、警報器の一部のみを覆うものでもよい。また、設置面に対する警報器の固定構造としては、従来と同様に取付けベースを用いて、警報器の全体が設置面から突出するようにしてもよい。あるいは、設置面に警報器の全体又は一部を埋設し、設置面からの突出量を低減させてもよい。このようなカバー構造を採用して警報器を非露出状とすることで、警報器によって監視領域の美観が損なわれることを防止できる。
また、設置構造の他の特徴の一つは、警報器をカバー手段で覆いつつも、この警報器の検煙、警報、表示等の各種の基本性能が損なわれないような工夫を施している点にある。具体的には、例えば、カバー手段に開口部を設けることで、監視領域の煙や熱がカバー手段で妨げられることなく警報器に到達可能になっており、また、警報器から出力された警報音がカバー手段で妨げられることなく外部に放出可能となっている。また、単に開口部を設けた場合には、この開口部を介して警報器が露出し、カバー手段による美観向上効果が損なわれる可能性があるため、開口部から警報器が露出することを防止するための遮蔽手段をさらに設けている。
〔II〕本発明の実施の形態
次に、本発明に係る警報器の設置構造の各実施の形態について説明する。ただし、これら各実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
〔実施の形態1〕
まず、本発明の実施の形態1について説明する。図1は、本実施の形態1に係る設置構造の正面図、図2は、図1の設置構造の側面図、図3は、図1の設置構造の分解斜視図である。これら各図に示すように、本実施の形態1に係る設置構造は、概略的に、設置面Wに設置された感知器1を、感知器カバー10で覆って構成されている。
(感知器1について)
このうち、感知器1は、監視領域の異常を検出して警報を行うもので、特許請求の範囲における警報器に対応する。なお、感知器1の構成や処理のうち、特に説明なき構成や処理については、従来の感知器と同様である。この本実施の形態1において、感知器1は、煙式感知器であり、正面略方形状の筐体2の内部に各種の電気的構成要素等を収容して構成されている。
この筐体2の正面外端部には、煙の発生を検出するための検煙部3が設けられている。この検煙部3の周囲には開口部3aが形成されており、この検煙部3の内部には図示しない煙チャンバーが配置されている。そして、開口部3aから流入した煙が、この煙チャンバー内に流入すると、この流入した煙の粒子によって、図示しない発光素子によって投光されている光が散乱される。この散乱光は、図示しない受光素子によって受光され、この受光量が変化することで、煙の侵入が検知され、火災発生が検知される。
ここで、筐体2の正面には、音響孔4が設けられている。この音響孔4は、筐体2に穿設された小孔であり、筐体2の内部に設けられた図示しないスピーカから出力された警報音を、筐体2の外部に放出するための放音手段である。
また、筐体2の正面には、表示灯5が設けられている。この表示灯5は、感知器1の所定の状態を外部に表示するための表示手段であり、火災発生が検知されると、この表示灯5が点滅又は点灯状態になり、火災発生の旨がユーザ等に報知される。
さらに、検煙部3の下方には、試験スイッチ6が設けられている。この試験スイッチ6は、所定の試験動作の起動を指示するための試験起動手段である。この試験スイッチ6が、点検員等によって任意のタイミングで押圧されると、擬似的な火災検知信号が出力され、上記表示灯5を含む各部が正常に動作するか否かが試験される。
この感知器1は、取付けベース20を介して設置面Wに取付けられている。すなわち、設置面Wには、略平板状に形成された取付けベース20が取付けられている。具体的には、取付けベース20には、複数の取付け孔21が形成されており、この取付け孔21に石膏釘22を挿通させて設置面Wに打設することによって、取付けベース20が設置面Wに固定されている。このように取付けベース20の固定に石膏釘22を用いているので、設置面Wの釘孔を小さくでき、マンション等のように壁面に大きな釘孔を開けることが敬遠される場合においても感知器1の取付けが可能になる。このように固定される取付けベース20には、感知器用フック23と、カバー用フック24とが設けられている。一方、感知器1の筐体2には、環状のフック2aが設けられており、このフック2aを感知器用フック23に係止させることで、感知器1を取付けベース20に容易かつ確実に固定することができる。
(感知器カバー10について)
次に、感知器カバー10について説明する。この感知器カバー10は、感知器1をその外部に対して略非露出状に覆うもので、特許請求の範囲におけるカバー手段に対応する。この感知器カバー10は、中空箱状のカバー本体11の外面全体を、被覆シート12にて覆って構成されている。
(美観の向上について)
この感知器カバー10は、全体としては、図示のように、感知器1の正面形状より若干大きな正面形状で、かつ、感知器1の厚みよりも若干厚い、中空箱状に形成されている。従って、図1、2に示すように、この感知器カバー10の内部に、感知器1と取付けベース20とを略完全に内包することができ、この収容状態において、感知器1が感知器カバー10によって略完全に覆われてこの感知器カバー10の外部から目視困難になる。従って、感知器1が目立たなくなり、居室等の監視領域の美観が感知器1によって損われることが防止される。
特に、本実施の形態1においては、感知器カバー10の外側面が、設置面Wと同様の色、模様、及び、材質を有するように形成されている。具体的には、感知器カバー10のカバー本体11は、軽金属や樹脂等の任意の材質にて構成されているが、このカバー本体11を被覆する被覆シート12は、設置面Wに使用されているのと同じ壁紙(クロス)にて形成されている。従って、この感知器カバー10で感知器1を覆った状態において、この感知器カバー10の被覆シート12が設置面Wと略一体の美観を構成し、監視領域の美観が一層向上する。
(着脱性について)
ここで、感知器カバー10の裏面には、開口部13が形成されている。この開口部13は、感知器1の正面形状より若干大きめに形成されており、この開口部13に感知器1を挿通させることができる。従って、まず取付けベース20に感知器1を取付けた後、この感知器カバー10を感知器1の正面側から設置面Wに向けて押し当てることで、開口部13を介して、感知器1を感知器カバー10の内部に収容することができる。その後、開口部13の上縁を、取付けベース20のカバー用フック24に係止させることで、図1、2に示すように、感知器カバー10を取付けベース20に固定することができる。このような構造によれば、感知器カバー10の取付けが容易であり、特に、感知器カバー10を固定ネジや接着剤等を用いることなく取付けベース20に取付けることができるので、その着脱が容易である。
(検煙機能について)
また、感知器カバー10の上下及び左右の側面には、開口部14が形成されている。この開口部14は、感知器カバー10の外部と内部との間において気体を連通自在とするもので、特許請求の範囲における連通手段に対応する。本実施の形態1において、各開口部14は、略方形状のスリットとして形成されており、監視領域において発生した煙が、この開口部14を介して感知器カバー10の内部に流入し、検煙部3に到達することが可能になるので、感知器1の煙感知機能が感知器カバー10の存在によって損なわれることを防止でき、感知器1の検煙性能を維持することができる。この効果を奏する限りにおいて、開口部14の数、位置、あるいは、形状は変更可能であり、例えば、感知器1を監視領域の下方に配置する場合には、感知器カバー10の上方から設置面Wに沿って煙が流入してくることが予想されるので、感知器カバー10の上面のみに開口部14を形成してもよい。また、開口部14を、感知器カバー10の正面に形成してもよい。あるいは、開口部14を、方形状ではなく、円状等に形成してもよい。
(音響機能について)
このように構成された開口部14は、通気効果のみでなく、音響効果を維持する機能を有する。すなわち、筐体2の図示しないスピーカから出力された警報音は、音響孔4を介して筐体2の外部に放出され、さらに開口部14を介して感知器カバー10の外部に放出される。従って、開口部14は、感知器カバー10の外部と内部との間において、音を連通自在とする連通手段としても機能する。このように開口部14を設けることで、感知器1の警報音が感知器カバー10で遮られることを防止でき、感知器1の音響性能を維持することができる。この効果を奏する限りにおいて、開口部14の数、位置、あるいは、形状は変更可能であり、例えば、音響孔4に対応する正面位置にのみ、開口部14を設けてもよい。
また、感知器カバー10のカバー本体11の正面には、正面略円形状の複数の開口部15が形成されている。この開口部15は、感知器カバー10の外部と内部との間において、音を連通自在とするためのもので、特許請求の範囲における連通手段に対応する。各開口部15は、カバー本体11を貫通する貫通孔として形成されており、その外側において被覆シート12にて覆われている。
このように被覆状の開口部15を形成することで、美観を維持しつつ、音響効果を維持することができる。すなわち、筐体2の図示しないスピーカから出力された警報音は、音響孔4を介して筐体2の外部に放出される。その後、感知器カバー10に達した警報音は、開口部15を介して被覆シート12に至る。この被覆シート12は、上述したように壁紙にて構成されており、警報音が透過し得るような十分な薄さを有しているので、この被覆シート12を警報音が透過して、感知器カバー10の外部に放出される。このように開口部15を設けることで、感知器1の警報音が感知器カバー10で遮られることを防止でき、感知器1の音響性能を維持することができる。
特に、開口部15を完全に露出状とせず、被覆シート12にて覆っているので、開口部15を介して感知器1が目視されることを防止でき、美観が低下することを防止できる。このように被覆シート12は、連通手段である開口部15を介して感知器カバー10の内部が目視されることを略防止する遮蔽手段として機能する。なお、このような効果を奏する限りにおいて、開口部15の数、位置、あるいは、形状は変更可能であり、例えば、カバー本体11の正面の略全面に広幅の開口部15を形成してもよい。また、上下及び左右の側面に形成した開口部15についても、開口部15と同様に被覆シート12で覆ってもよい。
(表示機能について)
また、このように構成された開口部15は、感知器カバー10の外部と内部との間において、光を連通自在とする連通手段としても機能する。すなわち、筐体2の表示灯5が点滅又は点灯された場合、この表示光は、感知器カバー10に達し、開口部15を介して被覆シート12に至る。この被覆シート12は、上述したように壁紙にて構成されており、表示光が透過し得るような十分な薄さを有しているので、この被覆シート12を表示光が透過して、感知器カバー10の外部に放出される。このように開口部15を設けることで、感知器1の表示光が感知器カバー10で遮られることを防止でき、感知器1の表示性能を維持することができる。
特に、開口部15を完全に露出状とせず、被覆シート12にて覆っているので、開口部15を介して感知器1が目視されることを防止でき、美観が低下することを防止できる。なお、このような効果を奏する限りにおいて、開口部15の数、位置、あるいは、形状は変更可能であり、例えば、表示灯5に対応する正面位置にのみ開口部15を形成してもよい。また、表示効果をさらに高めるため、カバー本体11を透明部材にて形成してもよい。
(試験機能について)
また、図1〜3に示すように、感知器カバー10の正面には、試験ボタン16が設けられている。この試験ボタン16は、感知器1の試験スイッチ6を感知器カバー10の外部から操作するためのもので、特許請求の範囲における試験操作手段に対応する。図2、3に示すように、試験ボタン16は、カバー本体11から試験スイッチ6に至る細長棒状体として構成されており、カバー本体11の正面における、試験スイッチ6に略対応する位置に設けられている。
従って、この試験ボタン16を感知器1に向けて押圧することで、試験ボタン16を介して試験スイッチ6を押圧でき、試験動作を起動することができる。特に、試験ボタン16の周囲には、カバー本体11及び被覆シート12を貫通する切欠き部17が形成されており、試験ボタン16が押圧された場合に、この試験ボタン16の周囲部分が大きく弾性変形し、試験ボタン16を大きく可動させることが可能になっている。このような試験ボタン16を設けたことで、感知器カバー10を付けたままで感知器1の試験を行うことができる。なお、試験時には感知器カバー10を取外して行うようにしてもよく、この場合には試験ボタン16を省略してもよい。
(実施の形態1の効果)
このように本実施の形態1によれば、感知器を感知器1カバーで覆うことで、感知器1が目立たなくなり、居室等の監視領域の美観を感知器1によって損ねることが防止される。特に、被覆シート12が、設置面Wに使用されているのと同じ壁紙(クロス)にて形成されており監視領域の美観が一層向上する。また、開口部13の上縁をカバー用フック24に係止させることで、感知器カバー10を固定しているので、その着脱が容易である。さらに、煙が開口部14を介して感知器カバー10の内部に流入可能であるため、感知器1の検煙性能を維持することができる。また、警報音を開口部14、15を介して放出可能であるため、感知器1の音響性能を維持できる。また、表示光を開口部15を介して放出可能であるため、感知器1の表示性能を維持できる。しかも、その一方で、開口部15を被覆シート12にて覆っているので、美観が低下することを防止できる。また、試験ボタン16を設けたことで、感知器カバー10を付けたままで感知器1の試験を行うことができる。特に、切欠き部17を形成したので、試験ボタン16を大きく可動させることが可能である。
〔実施の形態2〕
次に、本発明の実施の形態2について説明する。実施の形態2の設置構造は、感知器1の一部を埋設した状態としている点において、感知器1の全体を設置面Wから突出させた実施の形態1と異なる。なお、実施の形態1と略同様の構成要素については、必要に応じて、実施の形態1で用いたのと同一の符号を付してその説明を省略する。
図4は、実施の形態2に係る設置構造の側面図、図5は、図4の設置構造における感知器カバーの分解側面図である。これら図4、5に示すように、感知器1は、感知器カバー30の内部に収容されている。この感知器カバーは、概略的に、カバーベース31と、表面カバー32とを組合わせて構成されており、全体として、感知器1の正面形状より若干大きな正面形状で、かつ、感知器1の厚みよりも若干厚い、中空箱状に形成されている。
このうち、カバーベース31は、設置面Wに形成された収容スペースに収容されている。すなわち、設置面Wには、当該設置面Wの一部を切欠くことによって開口部が形成されており、この開口部を介してカバーベース31が設置面Wの内側に埋設されている。ここで、カバーベース31の厚みtは、当該カバーベース31の内部に感知器1を収容した状態において、この感知器1の検煙部3のみが設置面Wの収容スペースから外側に突出するように、決定されている。従って、検煙部3以外の部分を設置面Wの内部に埋設でき、設置面Wからの感知器1の突出量を低減できて、監視領域の美観を一層向上できる。また、その一方で、検煙部3は、カバーベース31や設置面Wに埋没しないので、外部の煙が検煙部3にスムーズに到達でき、検煙機能が維持される。
このように埋設された状態において、カバーベース31は、その外側周縁の複数個所において、設置面Wに固定されている。図6は、カバーベース31の固定構造を示す分解斜視図である。図4〜6に示すように、カバーベース31の外側周縁には、鍔部33が設けられており、また、鍔部33と設置面Wを挟んで対向する位置には、固定用フック34が配置されている。そして、これら鍔部33と固定用フック34とで設置面Wを挟持することで、カバーベース31が設置面Wに着脱自在に固定されている。
具体的には、図6に示すように、固定用フック34は、側面略L字状に形成されており、その短片にはネジ孔34aが形成されている。一方、カバーベース31の側壁には、開口部31a及びネジ孔31bが形成されている。そして、この開口部31aを介して固定用フック34の長片を設置面Wの裏側に差し込み、固定ネジ35を、短片のネジ孔34aに挿通させて側壁のネジ孔31bにネジ込むことで、固定用フック34をカバーベース31に固定でき、鍔部33と固定用フック34とで設置面Wを挟持できる。特に、短片のネジ孔34aが長孔として形成されているので、カバーベース31に対する固定用フック34の固定位置を調整でき、鍔部33と固定用フック34との相互の間隔を調整できる。従って、監視領域における設置面Wの厚さが異なる場合でも、共通のカバーベース31を取付けることができる。
また、表面カバー32は、カバーベース31に略対応する正面形状を有し、その側壁の一部をカバーベース31の内部に挿入させることで、このカバーベース31に対して固定される。そして、このように表面カバー32をカバーベース31に対して固定した状態において、これら表面カバー32とカバーベース31との間には、感知器1の形状に略合致した空間部が形成され、この空間部に感知器1を収容することができる。従って、表面カバー32によって、設置面Wから突出した検煙部3を、外部から非露出状に覆うことができ、監視領域の美観を向上させることができる。なお、この表面カバー32には、実施の形態1と同様の開口部14、15が設けられており(開口部15の図示は省略する)、感知器1の検煙機能、音響機能、及び、表示機能が維持されている。
(実施の形態2の効果)
このように本実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の効果に加えて、設置面Wからの感知器1の突出量を低減できて、監視領域の美観を一層向上できる。また、外部の煙が検煙部3にスムーズに到達でき、検煙機能が維持される。さらに、カバーベース31に対する固定用フック34の固定位置を調整でき、監視領域における設置面Wの厚さが異なる場合でも、カバーベース31を取り付けることができる。
〔実施の形態3〕
次に、本発明の実施の形態3について説明する。実施の形態3の設置構造は、感知器1を設置する場合と設置しない場合とで、感知器カバーの突出量を調節できるようにしている点において、感知器カバーの突出量が調節できない実施の形態2と異なる。なお、実施の形態2と略同様の構成要素については、必要に応じて、実施の形態2で用いたのと同一の符号を付してその説明を省略する。
図7は、実施の形態3に係る設置構造の側面図、図8は、図7の設置構造の分解側面図、図9は、感知器1を設置しない場合の図7の設置構造の側面図である。これら図7〜9に示すように、感知器1は、感知器カバー40の内部に収容されている。この感知器カバー40は、概略的に、カバーベース41と、表面カバー42とを組合わせて構成されており、これらカバーベース41及び表面カバー42は、特記する場合を除いて、実施の形態2のカバーベース31及び表面カバー32とそれぞれ略同様に構成されている。
ここで、図8に示すように、表面カバー42の側壁のうち、カバーベース41に挿通される側の端部42aは、感知器カバー40が設置面Wから外側に突出する突出量を調整するためのもので、特許請求の範囲における調整手段に対応する。具体的には、端部42aは、表面カバー42から取外し自在に構成されている。この取外しを可能とするための具体的構成は任意であるが、例えば、表面カバー42の側壁には図示しない溝部が形成されており、この溝部によって端部42aを切り離すことができる。このように取外し可能な端部42aの厚みは、この端部42aを取外した表面カバー42をカバーベース41に固定した状態において、この表面カバー42の外面(感知器カバー40の外面)が、設置面Wと略面一になるように決定されている。
したがって、この端部42aを取外す前は、図7に示すように、実施の形態1と同様、これら表面カバー42とカバーベース41との間に感知器1を収容でき、検煙部3のみが設置面Wから突出する。そして、感知器1を収容しない場合には、この端部42aを取外した表面カバー42をカバーベース41に取付けることで、図9に示すように、感知器カバー40の外面を設置面Wと略面一として、感知器カバー40の設置面Wからの突出量を低減でき、監視領域の美観を一層向上させることができる。なお、このように端部42aを、ヒンジ構造にて折り畳み自在とし、感知器1を設置しない場合には端部42aを折り畳み、感知器1を設置する場合には端部42aを初期位置に戻して、感知器1の収容スペースを形成してもよい。
(実施の形態3の効果)
このように本実施の形態3によれば、実施の形態2と同様の効果に加えて、感知器1を収容しない場合には、感知器カバー40の設置面Wからの突出量を低減できて、監視領域の美観を一層向上できる。
〔実施の形態4〕
次に、本発明の実施の形態4について説明する。実施の形態4に係る設置構造は、感知器カバーの開口部を介して感知器1を目視されることを防止したものである。なお、実施の形態1と略同様の構成要素については、必要に応じて、実施の形態1で用いたのと同一の符号を付してその説明を省略する。
図10は、実施の形態4に係る設置構造の側面図、図11は、図10のA−A矢視断面図である。これら図10、11に示すように、感知器1は、感知器カバー50の内部に収容されている。この感知器カバー50は、概略的に、特記する場合を除いて、実施の形態1の感知器カバー10と略同様に構成されている。
ここで、感知器カバー50の開口部14には、遮蔽部53が設けられている。この遮蔽部53は、連通手段である開口部14を介して感知器カバー50の内部が目視されることを略防止するためのもので、特許請求の範囲における遮蔽手段に対応する。この遮蔽部は、図11に示すように、開口部14の内部に形成された一対の遮蔽壁53aを備えて構成されている。
これら遮蔽壁53aは、開口部14の内周壁から相互に対向する方向に延出されており、開口部14の外部から内部に至る方向(以下、内外方向)に関して相互に若干距離を隔てて配置されている。これら遮蔽壁53aは、内外方向において相互に重複するように形成されており、この重複部分に妨げられて、開口部14を介して感知器カバー50の内部が直接目視できない。従って、感知器1を一層完全に非露出状にでき、監視領域の美観を一層向上できる。その一方で、遮蔽壁53aは相互に距離を隔てて配置されているので、これら遮蔽壁53aの相互の隙間を介して、煙が感知器カバー50の内部に流入可能であり、また、警報音が感知器カバー50の内部から外部に放出可能であるため、感知器1の基本性能を維持できる。さらに、遮蔽53a壁の相互の間隔を極力狭めることで、感知器カバー50に虫や埃が侵入することを防止でき、感知器カバー50の内部の衛生状態を維持できる。
また、遮蔽壁53aに代えて、開口部14の内部に網体を張設してもよく、この場合にも、開口部14を介して感知器カバー50の内部が直接目視されることを網体によって防止でき、また網体を介して煙や警報音が挿通可能となる。さらに、網体をできるだけ細かいメッシュにて形成することで、感知器カバー50に虫や埃が侵入することを防止でき、感知器カバー50の内部の衛生状態を維持できる。
(実施の形態4の効果)
このように本実施の形態4によれば、実施の形態2と同様の効果に加えて、遮蔽部53を設けることで、開口部14を介して感知器カバー50の内部が直接目視できないようにして、監視領域の美観を一層向上できる。その一方で、遮蔽壁53aの相互の隙間を介して、煙が感知器カバー50の内部に流入可能であり、また、警報音が感知器カバー50の内部から外部に放出可能であるため、感知器1の基本性能を維持できる。さらに、遮蔽壁53aによって、感知器カバー50に虫や埃が侵入することを防止でき、感知器カバー50の内部の衛生状態を維持できる。
〔実施の形態5〕
次に、本発明の実施の形態5について説明する。実施の形態5に係る設置構造は、感知器1の外側に感知器カバーを設けるのではなく、感知器1の筐体2に感知器カバーを直接取付けることで、感知器1と設置面Wとの一体感を持たせたものである。なお、実施の形態1と略同様の構成要素については、必要に応じて、実施の形態1で用いたのと同一の符号を付してその説明を省略する。
図12は、実施の形態5に係る設置構造の側面図、図13は、図12の設置構造の分解側面図である。これら図12、13に示すように、感知器1の筐体2の外部には、感知器カバー60が取付けられている。この感知器カバー60は、感知器1に略対応する正面形状にて形成され、この感知器1をその正面側から略覆っている。
この感知器カバー60の側壁にはネジ孔61が形成されており、固定ネジ62を、このネジ孔61に挿通させて、さらに感知器1の筐体2に形成されたネジ孔2bにネジ込むことによって、感知器カバーを感知器1に取付けることができる。また、このようなネジ構造以外にも、例えば、マグネット構造にて、感知器カバーを感知器1に着脱自在に取付けてもよい。なお、この感知器カバー60にも、実施の形態1と同様の開口部14、15が形成されており(開口部14のみ図示する)、感知器1の検煙機能、音響機能、及び、表示機能が維持されている。
(実施の形態5の効果)
このように本実施の形態5によれば、実施の形態1と同様の効果に加えて、感知器カバーを感知器1に直接取付けることができるので、例えば、感知器1の取付けベース20には、カバー用フック24を設ける必要がなくなる等、従来の感知器の設置構造を流用することができる。また、感知器1の設置位置を移動するような場合にも、感知器1と感知器カバー60を一体に移動できるので、その取り扱いが一層容易になる。
〔III〕実施の形態に対する変形例
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
また、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。例えば、警報器を完全に目立たないようには設置できない場合であっても、従来の設置構造に比べて若干でも美観向上効果が得られる限りにおいて、本発明の課題が達成されている。
(カバー手段の構成について)
また、カバー手段の具体的構成については、各実施の形態に示したもの以外にも、様々な構成を取り得る。例えば、実施の形態1においては、感知器1と感知器カバー10とを共通の取付けベース20に係止させているが、感知器カバーを設置面Wに石膏釘22にて直接固定してもよい。また、感知器カバー10によって感知器1を完全に覆わなくてもよく、感知器1のうちの最も美観を損ねる部分、例えば、検煙部3のみを覆うようにしてもよい。
また、感知器カバー10、30、40、50、60の被覆シート12として、設置面Wと同一の壁紙を用いるものとしたが、感知器カバー10、30、40、50、60を設置面Wとあえて異なる色や模様にデザインすることで、監視領域の美観を向上させてもよい。例えば、被覆シート12に任意のキャラクターやデザインを施すことで、感知器1の意匠性を向上させてもよい。この場合には、監視領域の内装に合わせて感知器カバー10、30、40、50、60のデザインを変える等も容易にでき、美観を容易に向上させることができる。
警報器を設置面に設置する際の設置構造に本発明を適用することで、監視領域の美観が警報器によって大きく損なわれることを防止できる。
本発明の実施の形態1に係る設置構造の正面図である。 図1の設置構造の側面図である。 図1の設置構造の分解斜視図である。 実施の形態2に係る設置構造の側面図である。 図4の設置構造における感知器カバーの分解側面図である。 カバーベースの固定構造を示す分解斜視図である。 実施の形態3に係る設置構造の側面図である。 図7の設置構造の分解側面図である。 感知器を設置しない場合の図7の設置構造の側面図である。 実施の形態4に係る設置構造の側面図である。 図10のA−A矢視断面図である。 実施の形態5に係る設置構造の側面図である。 図12の設置構造の分解側面図である。
符号の説明
1 感知器
2 筐体
2a フック
2b、61 ネジ孔
3 検煙部
3a 開口部
4 音響孔
5 表示灯
6 試験スイッチ
10、30、40、50、60 感知器カバー
11 カバー本体
12 被覆シート
13〜15 開口部
16 試験ボタン
17、62 切欠き部
20 取付けベース
21 取付け孔
22 石膏釘
31、41 カバーベース
32、42 表面カバー
33 鍔部
34 固定用フック
35、62 固定ネジ
W 設置面

Claims (8)

  1. 監視領域の異常を検出して警報を行う警報器を、所定の設置面に対して設置するための、警報器の設置構造であって、
    前記設置面に設置された警報器と、
    前記設置面又は前記警報器に固定され、この警報器をその外部に対して略非露出状に覆うカバー手段と、
    を備えたことを特徴とする警報器の設置構造。
  2. 前記カバー手段を、前記警報器を内包する中空箱状に形成したこと、
    を特徴とする請求項1に記載の警報器の設置構造。
  3. 前記カバー手段には、当該カバー手段の外部と内部との間において、気体、音、又は、光を連通自在とするための連通手段を設けたこと、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の警報器の設置構造。
  4. 前記カバー手段には、前記連通手段を介して前記カバー手段の内部が目視されることを略防止するための遮蔽手段を設けたこと、
    を特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の警報器の設置構造。
  5. 前記カバー手段には、前記警報器に設けられた試験動作起動用の試験起動手段を、当該カバー手段の外部から操作するための試験操作手段を設けたこと、
    を特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の警報器の設置構造。
  6. 前記設置面には、前記警報器の少なくとも一部を当該設置面の内部に埋設するための収容スペースを形成し、
    前記カバー手段にて、前記収容スペースに埋設された前記警報器を略覆ったこと、
    を特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の警報器の設置構造。
  7. 前記警報器は、前記監視領域における所定の物理量を検出するための検出手段を有し、
    前記検出手段を、前記収容スペースに対して非埋設状としたこと、
    を特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の警報器の設置構造。
  8. 前記カバー手段は、当該カバー手段が前記設置面から外側に突出する突出量を調整するための調整手段を備えたこと、
    を特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の警報器の設置構造。
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