JP4912235B2 - 電子機器用筐体及び電子機器 - Google Patents
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Description
しかしながら、この特許文献1に記載の電子機器用筐体では、第一筐体と第二筐体とを組み合わせるにあたって、各筐体の位置が定まらないため、組み合わせの際の位置決めが煩雑であり、筐体の組み立てに時間を要してしまうという問題がある。
また、ねじ止め等による固定作業の前には、第一筐体及び第二筐体間の固定がなされていないため、第一筐体の機器本体を収納する開口を第二筐体が閉塞した状態で第一筐体と第二筐体とが位置ずれを起こし、第一筐体の開口から突出した状態で第一筐体に収納されている機器本体と第二筐体とが、互いに干渉してしまうという問題もある。
しかしながら、このような構成の場合には、第一筐体に収納されている機器本体と第二筐体とが互いに干渉することを防ぐために、第一筐体の開口の端縁に沿って第二筐体をスライドさせる分のスペースを、予め筐体内に確保しておかなければならない。このため、筐体が必要以上に大型化してしまうという問題がある。
これによれば、第二筐体の突出部を第一筐体のガイド部に当接させ、当接部分を軸として第二筐体を回動させるだけで、第二筐体の回動がガイド部によって案内されるので、容易に第一筐体の開口を閉塞することができる。したがって、電子機器用筐体の組み立て工程を簡略化することができる。
これによれば、第二筐体が第一筐体を覆う際、及び、第二筐体が第一筐体の開口を閉塞した際には、突出部がガイド部によって覆われるため、当該ガイド部により、突出部の第一筐体の側壁に沿った移動を規制することができる。従って、第一筐体及び第二筐体間の位置ずれをより効果的に防ぐことができる。
更に、ガイド部のガイド面は、第一筐体の開口の深さ方向に向かうにしたがって、ガイド部の厚さ寸法が小さくなる曲面形状に形成されているので、当該ガイド面に応じた曲面形状の当接面を突出部に形成することにより、ガイド部と突出部とが、ガイド面及び当接面で略均等に当接する。
これによれば、ガイド部及び突出部間のガタ及び摩擦が低減されるため、第二筐体を第一筐体に対してスムーズに回動させることができる。従って、第一筐体に対する第二筐体の位置決めを迅速に行うことができる。
本発明によれば、ガイド部が、側壁における第一筐体の内面側に凸設されていることにより、第一筐体の外面側に凹凸を形成する必要をなくすことができる。これによれば、第一筐体の開口を第二筐体により閉塞した際に、当該第一筐体と第二筐体との隙間を小さくすることができる。従って、第二筐体により第一筐体の開口を閉塞した際のそれぞれの位置ずれを抑制することができる。
更に、係合部が、突出部の突出方向先端側に形成され、当該係合部が、ガイド部における開口の深さ方向先端側部分と係合することにより、当該開口を第二筐体が閉塞した際に、第一筐体から離間する方向への第二筐体の移動(前記深さ方向基端側への移動)を確実に規制することができる。従って、第二筐体により第一筐体の開口を閉塞した状態を、確実に維持することができる。
ここで、切欠部の幅寸法は、第一筐体と第二筐体とを組み合わせた際の当該第二筐体の回動軸に沿う方向の寸法とすることができる。
本発明によれば、切欠部が、第一筐体の側壁の端部におけるガイド部に対応した位置に形成されていることにより、突出部を切欠部に当接させた状態で第二筐体を回動させることで、当該突出部をガイド部に簡易に当接させることができる。また、切欠部の幅寸法は、突出部の寸法に応じて設定されているので、当該突出部を切欠部に当接させた場合には、第一筐体と第二筐体との間に、当該第二筐体の回動軸方向に沿った位置ずれが生じることを抑制することができる。従って、第一筐体と第二筐体との互いの位置ずれを、一層確実に抑制することができる。
本発明では、前記第一筐体における前記ガイド部に対して前記深さ方向先端側には、前記係合部が嵌まり込む凹部が形成されていることが好ましい。
また、本発明の電子機器は、前述した本発明の電子機器用筐体と、当該電子機器用筐体の内部に収納され、所定の処理を実行する機器本体とを備えていることを特徴とする。
このような本発明によれば、前述した本発明の外装筐体を備えているため、前述した効果を奏する電子機器が得られる。
以下、本発明の第一実施形態を図面に基づいて説明する。
〔情報処理装置1の構成〕
図1は、本実施形態に係る電子機器としての情報処理装置1を正面側から見た斜視図である。
本実施形態の情報処理装置1は、CD、DVD及びBD(BLU-RAY DISC:登録商標)等の光ディスクや、各種半導体メモリカード及びHDDに記録または記憶された情報、並びに、接続されたネットワークから情報を取得し、当該取得情報に含まれる画像情報及び音声情報を再生するほか、当該取得情報に含まれるプログラムを実行する電子機器である。また、この情報処理装置1は、当該光ディスク、半導体メモリカード及びHDDに対する情報の記録を行うことができるように構成されている。このような情報処理装置1は、コントローラ(図示省略)を使用者が操作することにより、使用者の操作に応じた所定の処理を行い、当該処理結果から画像信号及び音声信号を、当該情報処理装置1に接続された画像表示装置(図示省略)等に出力する。
この情報処理装置1は、電子機器用筐体としての外装筐体2(図1〜図10)と、当該外装筐体2内に収納される機器本体としての装置本体3(図8)とを備えて構成されている。
外装筐体2は、図1に示すように、全体略楕円柱状を有している。このような外装筐体2は、第二筐体としての上部筐体21と、第一筐体としての下部筐体22とから構成されている。
上部筐体21は、円弧状の湾曲部分を有する箱型形状に形成され、下部筐体22と組み合わされてねじ固定される。この上部筐体21には、正面部211、化粧板24が取り付けられる上面部212、側面部213,214及び背面部217(図2)が形成され、上部筐体21には、これら正面部211、側面部213,214及び背面部217により、装置本体3の一部を収納するための開口216(図2)が形成されている。
さらに、正面部211に交差する側面部213,214には、外装筐体2内に収納された装置本体3を冷却する冷却空気を、当該外装筐体2外から吸気する複数の吸気口2131(図1では、側面部213の吸気口2131のみ図示)が形成されている。
上部筐体21の内面、すなわち、正面部211、側面部213,214、背面部217及び上面部212の内面により構成される内面部215の背面部217側には、図2に示すように、下部筐体22と当接する嵌合つめ2154が設けられている。この嵌合つめ2154は、上部筐体21が下部筐体22を覆った際に、下部筐体22の図示しない溝部分に嵌合して上部筐体21を下部筐体22に係止するとともに、筐体の外側から係止状態を解除可能に構成されている。
具体的に、突出部2151は、それぞれ正面部211、側面部213,214、背面部217における上面部212とは離間する側に形成され、かつ、開口216の端縁2161を形成する側壁のうち、正面部211側に形成された側壁211Aの内面に、当該側壁211Aの長手方向に沿って突設されている。また、内面部215における側壁211A近傍には、突起2152,2153が設けられている。
突出部2151は、図3及び図4に示すように、上部筐体21の開口216の端縁2161側に向うにしたがって、側壁211Aからの突出量が徐々に大きくなる断面略円弧状の、当接面としての凸状曲面21511を有している。この突出部2151の端縁2161側には、断面凹状の凹状部21512が形成されており、この凹状部21512によって、成形時における突出部2151のひけの発生が防止される。
このうち、突起2152は、側面視した場合に、突出方向の基端側では、側壁211A側が凹曲線状で反対側が直線状に末広がりする山形状に形成され、先端側では、側壁211Aに略平行な直線状に形成されている。すなわち、突起2152は、側面視略L字状に形成されている。
一方、突起2153は、突起2152と同様の特徴を有しているが、当該突起2153は、突起2152とは異なり、突出方向の先端側に、正面部211の側壁211A側に向けて鉤状に曲折した鉤状部21531を有している。このため、突起2153は、側面視略U字状に形成されている。
下部筐体22は、図1に示すように、直方体と半円柱とを組み合わせた形状を有し、半円柱状部分を向い合わせるように前述の上部筐体21と組み合わさる。
この下部筐体22には、正面部221(図1)、側面部222(図1),223(図3)、背面部(図示省略)及び底面部225(図5)が形成されている。また、下部筐体22には、これら正面部221、側面部222,223及び背面部により、装置本体3を収納するための開口227(図10)が形成され、正面部221、側面部222,223、背面部及び底面部225の内側の面により、内面部226が形成されている。
このため、外装筐体2における側面部213,222によって形成される面2Aには、吸気口2131及び排気口2221,2222が同一の面に形成されていることとなる。
側面部223の両端には、図5に示すように、ゴム等により形成された脚部2231が形成されている。この側面部223に形成された脚部2231、及び、上部筐体21の側面部214に形成された脚部(図示省略)を設置面に当接させるように配置することで、情報処理装置1の縦置きが可能となっている。
また、側面部223の略中央には、略矩形状の開口2232が形成されており、当該開口2232を介して、図示しないHDDユニットが取り付けられる。この開口2232は、当該開口2232に応じた形状を有する蓋部材25により閉塞されている。
詳述すると、第一段差部2251は、底面部225において、正面部221及び側面部222(図1)側が内側にずれ、かつ、側面部223及び背面部側が面一となるように形成されている。また、第二段差部2252は、当該第一段差部2251の内側に、正面部221及び側面部222側が内側にずれ、側面部223及び背面部側が面一となるように形成されている。これらのうち、第一段差部2251の正面側には、前述の開口2211及び吸気口2212が形成されている。
第二段差部2252における底面の四隅には、ゴムにより形成された複数の脚部22521が設けられている。これら脚部22521を設置面に当接させるようにして情報処理装置1を配置することで、当該情報処理装置1の横置きが可能となっている。
このような段差部2214の正面側の端部には、段差部2214から起立して正面部221を構成するとともに、開口227(図7)の端縁2271を形成する側壁221Aが形成されている。そして、この側壁221Aの上端側、すなわち側壁221Aにおける開口227の端縁2271側には、ガイド部2272とリブ2273とが形成されている。
ガイド部2272は、図5及び図6に示すように、側壁221Aの上端側(端縁2271側)に、上部筐体21の各突出部2151(図2及び図3)に対応して設けられている。具体的に、ガイド部2272は、側壁221Aの外面側に凹設されており、側壁221Aの外面側に向くガイド面としての凹状曲面22721を有している。この凹状曲面22721は、断面略円弧状に形成され、開口227の深さ方向に向かうにしたがって、ガイド部2272の厚さ寸法が徐々に小さくなるように形成されている。
ここで、ガイド部2272及びリブ2273は、側壁221Aに沿って略一直線上に設けられているが、ガイド部2272の外面側には凹状曲面22721が形成されているため、下部筐体22を正面側から見た場合に、ガイド部2272は、リブ2273に対する凹部を形成している。
リブ2273には、図5及び図7に示すように、当該リブ2273に沿う方向と直交する方向(上部筐体21の回動方向)に沿って複数の溝22731が形成されている。これら溝22731は、上部筐体21及び下部筐体22を組み合わせる際に、下部筐体22に対する上部筐体21の位置決めに用いる部分であり、上部筐体21の各突起2152,2153(図2及び図3)に対応し、かつ、当該突起2152,2153と略同じ幅寸法を有するように、それぞれ形成されている。
嵌合穴2261は、側壁221Aの内面に形成され、各溝22731のうち、突起2153に対応する溝22731に対して、開口227の深さ方向の位置に設けられている。このような嵌合穴2261には、上部筐体21と下部筐体22とを組み立てた状態で、上部筐体21の突起2153における鉤状部21531が嵌合する。
図8は、上部筐体21を外した状態の情報処理装置1を正面側から見た斜視図であり、言い換えると、当該図8は、装置本体3を示す斜視図である。
装置本体3は、使用者の操作に応じた所定の処理を実行する本体部分であり、図8に示すように、外装筐体2内に収納されている。この装置本体3は、制御ユニット31、冷却ユニット(図示省略)、ディスクユニット33、電源ユニット34及びリーダライタユニット35を備えて構成されている。そして、装置本体3は、これら各ユニット31〜35が互いにねじ等により固定され、一体的に組み合わさっている。
冷却ユニットは、詳しい図示を省略するが、制御ユニット31と一体となり、当該制御ユニット31を冷却するほか、外装筐体2外部から冷却空気を導入する過程で、当該冷却空気の流路上に位置する電源ユニット34等を冷却する。
ディスクユニット33は、制御ユニット31による制御下で、挿入された前述の各種光ディスクに記録された情報を読出し、当該情報を、制御ユニット31に出力する。また、ディスクユニット33は、挿入された光ディスクに対し、前述のような情報の記録を行う。
リーダライタユニット35は、制御ユニット31による制御下で、前述の上部筐体21のカードスロット部に装着された各種メモリカードに対する情報の読出及び記憶を実行する。このリーダライタユニット35は、メモリカードが挿抜されるリーダライタ351と、当該リーダライタ351の動作を制御する基板352とを備えて構成されている。
以下、外装筐体2の組み立て工程について説明する。
図9、図12及び図14は、外装筐体2の組み立てにあたって下部筐体22を上部筐体21で覆う際の経過を示す側面図であり、図10、図13及び図15は、それぞれ図9、図12及び図14の一部を部分拡大した断面図である。また、図11は、図9及び図10において、上部筐体21の突起2153が下部筐体22の溝22731に嵌り込んだ状態を示す斜視図である。なお、図9、図10及び図12〜図15においては、装置本体3の図示を省略する。
また、ガイド部2272は、下部筐体22の開口227形成する側壁221Aに凹設されているため、突出部2151は、ガイド部2272によって覆われることになる。
これに加えて、突出部2151が、図15に示すように、ガイド部2272によって覆われて係止されるとともに、上部筐体21の背面側に形成された嵌合つめ2154(図2)が、下部筐体22に係止される。このため、下部筐体22に対して図14における上方向、つまり下部筐体22から外れる方向への上部筐体21の動きと、図14における手前及び奥行き方向の動きとが規制される。すなわち、本実施形態では、ガイド部2272が、本発明のガイド部及び係止部に相当する。
その後、上部筐体21の上面部212に形成されたねじ挿入口(図示省略)にねじを挿入し、上部筐体21を装置本体3にねじ固定する。そして、化粧板24を上面部212の長手方向に沿って摺動させて、化粧板24を上面部212に取り付ける。
以上により、上部筐体21と下部筐体22とが組み合わさる。
以上のような本実施形態の情報処理装置1によれば、以下の効果を奏することができる。
すなわち、外装筐体2は、装置本体3を収納する開口227を有する下部筐体22と、当該開口227の端縁2271を形成する側壁221Aの一部に当接し、かつ、当接部分を軸として回動して開口227を閉塞する上部筐体21とを備えている。また、上部筐体21の回動を案内するガイド部2272は、側壁221Aに設けられ、当該ガイド部2272は、上部筐体21の回動方向に沿った凹状曲面22721を有している。ここで、上部筐体21には、当該上部筐体21が下部筐体22を覆う際に、ガイド部2272の凹状曲面22721に当接し、かつ、上部筐体21が開口227を閉塞した際にガイド部2272に係止される。
また、上部筐体21が下部筐体22の開口227を閉塞した際には、突出部2151がガイド部2272により係止されるため、下部筐体22に対する上部筐体21の動きが規制される。従って、上部筐体21が開口227を閉塞した状態で、下部筐体22及び上部筐体21間の位置ずれを防ぐことができる。
さらに、上部筐体21と下部筐体22とは、突出部2151及びガイド部2272によって係止されているため、開口227を閉塞した時とは反対に上部筐体21を回動させることで、下部筐体22に対して上部筐体21を簡単に開くことができる。したがって、下部筐体22からの上部筐体21の取り外しを容易に行うことができる。
また、同様に、上部筐体21が開口227を閉塞した際に、突出部2151の上方への移動が規制されるので、上部筐体21が下部筐体22の開口227を閉塞した状態で、上部筐体21と下部筐体22との間に隙間が生じるのを防止することができる。
さらに上部筐体21が開口227を閉塞した際に、ガイド部2272に近接する方向への突出部2151の動きが規制されるため、下部筐体22の背面部に近接する方向への上部筐体21の位置ずれを防止することができる。従って、開口227から突出した状態で下部筐体22に収納されている装置本体3と上部筐体21とが、互いに干渉することを防止できる。
これによれば、上部筐体21の突出部2151は、下部筐体22の側壁221Aの外面側でガイド部2272と当接することになる。従って、突出部2151とガイド部2272とを当接させやすくすることができるほか、上部筐体21が開口227を覆う際、及び、上部筐体21が開口227を閉塞した際に、突出部2151が開口227内に入り込むことがなく、開口227内のスペースを有効に利用できる。
従って、上部筐体21の前述した方向への規制と合わせて、下部筐体22に対して上部筐体21の位置ずれをより確実に防止することができる。
これにより、上部筐体21の前述した規制に加え、下部筐体22に対する上部筐体21の動きをさらに規制することができる。従って、下部筐体22に対する上部筐体21の位置ずれを効果的に防止することができる。
これによれば、下部筐体22の側壁221Aの端縁2271側にリブ2273が形成されている場合でも、ガイド部2272によって側壁221Aの外面に凹部が形成されるため、上部筐体21の回動時には、突出部2151がガイド部2272に嵌り込む。これにより、突出部2151はガイド部2272により係止されるため、リブ2273による上部筐体21の位置ずれ防止効果と合わせて、下部筐体22に対する上部筐体21の位置ずれをより一層防止することができる。
次に、本発明の第二実施形態に係る情報処理装置1Aについて説明する。
本実施形態の情報処理装置1Aは、前述の情報処理装置1と同様の構成を備えるが、当該情報処理装置1の外装筐体2では、凸状曲面21511及び凹状曲面22721が、それぞれ上部筐体21及び下部筐体22に形成されていたが、本実施形態の情報処理装置1Aでは、それぞれ逆に形成されている点で、当該情報処理装置1Aは、情報処理装置1と相違する。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一または略同一である部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
情報処理装置1Aは、合成樹脂製の外装筐体2Aと、当該外装筐体2の内部に収納される装置本体3とを備え、このうち、外装筐体2Aは、第二筐体としての上部筐体26と、第一筐体としての下部筐体27とを備えて構成されている。
図16は、上部筐体26の内面部265を示す斜視図である。
上部筐体26は、前述の上部筐体21と同様に、下部筐体27に対向する側に開口した断面略U字状に形成されている。具体的に、上部筐体26には、上面部212と、当該上面部212の端縁から下方(下部筐体27に対向する方向)に延出するように、正面部211、側面部213,214及び背面部217とが形成されている。また、上部筐体26には、これら各部211,213,214,217により、下方に向かって開口した開口266が形成され、各部211,213,214,217の延出方向先端部には、下部筐体27の開口277端縁を覆う側壁261A,263A,264A,267Aが、それぞれ形成されている。
この内面部265における背面部217に近接する側の位置には、嵌合つめ2154が形成されている。
また、内面部265における正面部211に近接する側の位置には、後述する下部筐体27に係合して、当該下部筐体27に対して上部筐体26を係止する突出部268が複数形成されている。すなわち、突出部268は、内面部265における正面部211に形成された側壁261Aの内側に、当該側壁261Aの長手方向に沿って所定間隔を隔てて、合計6つ突設されている。
突出部268は、図17に示すように、上面部212に対応する内面部265の領域において、面外方向に起立する起立部2681と、当該起立部2681の起立方向先端部分で正面部211側に屈曲する係止部2682とを備え、側面視略L字状に内面部265と一体的に形成されている。
このうち、起立部2681に対する係止部2682の延出方向側とは反対側は、起立部2681の起立方向の先端側に向かうに従って、当該起立部2681の厚さ寸法(正面部211から背面部217に向かう方向の寸法)が小さくなるように、傾斜している。
係止部2682は、上部筐体26により、下部筐体27が完全に覆われた際に、当該下部筐体27に形成された凹部2782に嵌合し、当該下部筐体27に上部筐体26を係止する。なお、この係止部2682による上部筐体26の係止については、後に詳述する。
図18は、下部筐体27の内面部276を示す斜視図である。
下部筐体27には、図18に示すように、正面部221、側面部222,223、背面部224(図18では、背面部224の一部のみ図示)及び底面部225が形成されている。このうち、正面部221及び背面部224には、底面部225から離間する方向の先端側に、側壁271A,274Aが形成されている。また、これら側壁271A,274Aの上端面、及び、側面部222,223の上端面には、それぞれ互いに接続されるリブ271B〜274Bが、当該側壁271A,274A及び側面部222,223の内側の面に連続するように形成されている。
このような各部221〜224により、下部筐体27には、上方、すなわち、上部筐体26に対向する方向に向かって開口し、かつ、装置本体3を下部筐体27の内部に収納する開口277が形成され、また、各部221〜224の内側の面であり、かつ、開口277により露出する内面部276が形成されている。
正面部221に位置する側壁271Aには、下部筐体27に上部筐体26を組み合わせる際に、前述の突出部268が係合する係合部278が、当該側壁271Aの長手方向に沿って所定間隔を隔てて合計6つ形成されている。これら係合部278は、図19及び図20に示すように、それぞれ、切欠部2781、凹部2782、一対のガイド部2783及び一対の規制部2784を備えている。
凹部2782は、切欠部2781から段差部2214に近接する方向(上部筐体26に対向する方向とは反対方向)の側壁271Aの端部に穿設されている。この凹部2782の幅寸法は、突出部268の係止部2682の幅寸法に応じて設定され、当該凹部2782には、上部筐体26が下部筐体27の開口277を完全に閉塞した際に、係止部2682が嵌合する。
これらガイド部2783は、図20に示すように、断面視略台形状に側壁271Aの内側の面(背面部224に対向する側の面)に、一体的に凸設されている。そして、ガイド部2783の下端部分(段差部2214に近接する側の部分)は、段差部2214に近接する方向(開口277の深さ方向)に向かうに従って、厚さ寸法が小さくなる曲面形状に形成されている。このガイド部2783の突出方向先端側の面であるガイド面2783Aには、前述の突出部268の当接面2683が当接し、下部筐体27に対する上部筐体26の回動を案内する。
なお、このように一対のガイド部2783を、所定間隔を隔てて側壁271Aに形成したことにより、当該一対のガイド部2783に代えて1つのガイド部を設けた場合に対して、上部筐体27の成形時における側壁271Aの引けを防止することができる。
このうち、段差部271Cには、上部筐体26が下部筐体27の開口277を完全に閉塞した際に、当該上部筐体26の側壁261Aが嵌まり込む。
切欠部271A1の一対の角部には、上部筐体26を下部筐体27に組み合わせる過程で、当該上部筐体26の側壁261Aの先端部分が当接する。これにより、上部筐体26の回動を行いやすくできるほか、当該側壁261Aを、上部筐体26の回動に伴って段差部271Cに嵌め込みやすくすることができる。
以下、上部筐体26と下部筐体27とを組み合わせて、外装筐体2Aを構成する工程について説明する。
図21、図23、図25及び図27は、下部筐体22に上部筐体21を組み合わせる際の経過を示す側面図である。また、図22、図24、図26及び図28は、それぞれ図21、図23、図25及び図27の一部(特に、突出部268及び係合部278)を拡大して示す断面図である。なお、図21〜図28においては、装置本体3の図示を省略する。
また、下部筐体27に対する図27及び図28における左右方向への上部筐体26の移動は、リブ271Bに当接する側壁261A、及び、ガイド部2783に当接する突出部268により規制される。
更に、下部筐体27から離間する方向、すなわち、図27及び図28における上方への上部筐体26の移動は、係合部278の凹部2782に嵌まり込む突出部268の係止部2682により規制される。また、上部筐体26の内面部265に形成され、かつ、下部筐体27に形成された溝(図示省略)に嵌合する嵌合つめ2154により、下部筐体27から離間する方向への上部筐体26の移動(回動)がより強固に規制される。
以上説明した本実施形態の情報処理装置1Aによれば、以下の効果を奏することができる。
すなわち、上部筐体26を下部筐体27に組み合わせる際には、当該下部筐体27の側壁271Aに形成されたガイド部2783のガイド面2783Aに、上部筐体26に形成された突出部268の当接面2683が当接する。そして、当該当接面2683は、下部筐体27の開口277を閉塞する方向に上部筐体26が回動する際に、ガイド面2783Aにより案内され、当該ガイド面2783Aに沿って摺動する。これによれば、ガイド部2783のガイド面2783Aに沿って当接面2683が摺動するように、上部筐体26を回動させることで、当該上部筐体26を下部筐体27に組み合わせることができる。従って、外装筐体2Aの組立工程を簡略化することができる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記第一実施形態では、突出部2151及び各突起2152,2153は、上部筐体21の正面部211側に形成され、ガイド部2272、嵌合穴2261、及び溝22731は、下部筐体22の正面部221側に形成されていたがこれに限られず、例えば、上部筐体21の側面部213側と、下部筐体22の側面部222側に設けてもよい。
また、突出部268の係止部2682は、凹部2782に嵌合することで、ガイド部2783の下端を係止するとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、ガイド部2783が、係止部2682により係止される程度に突出する形状を有していれば、凹部2782を側壁271Aに形成する構成とせずともよい。更に、ガイド部2783における所定の位置に、係止部2682により係止される部位を形成してもよい。
さらに、前記各実施形態では、電子機器として情報処理装置1が用いられていたが、他の電子機器であってもよい。
Claims (9)
- 所定の処理を実行する機器本体を内部に収納する電子機器用筐体であって、
前記機器本体を収納する開口を有する第一筐体と、
前記開口の端縁を形成する前記第一筐体の側壁の少なくとも一部に当接し、当接部分を軸として回動して前記開口を閉塞する第二筐体とを備え、
前記第一筐体における前記側壁には、
前記第二筐体の回動方向に沿ったガイド面を有し、かつ、当該第二筐体の回動を案内するガイド部と、
前記ガイド部に対して、前記第二筐体が回動する際の回動軸に沿う方向の一方側及び他方側のそれぞれに位置する規制部とが設けられ、
前記第二筐体には、当該第二筐体が前記第一筐体を覆う際に前記ガイド部の前記ガイド面に当接する当接面を有する突出部が設けられ、
前記突出部は、当該突出部の前記第二筐体からの突出方向先端側に、前記第二筐体が前記第一筐体の前記開口を閉塞した際に、前記ガイド部における前記開口の深さ方向先端側の端部と係合する係合部を備え、
それぞれの前記規制部は、前記第二筐体が回動されて前記開口を閉塞する際に、当該規制部に近接する方向への前記突出部の位置ずれを規制することを特徴とする電子機器用筐体。 - 請求項1に記載の電子機器用筐体において、
前記ガイド部は、前記側壁における前記第一筐体の外面側に凹設され、
前記ガイド面は、前記開口の深さ方向に向かうにしたがって、前記ガイド部の厚さ寸法が小さくなる曲面形状に形成されていることを特徴とする電子機器用筐体。 - 請求項1又は請求項2に記載の電子機器用筐体において、
前記第一筐体の前記側壁には、前記第二筐体の回動方向に沿って溝が形成され、
前記第二筐体は、前記溝に応じた幅寸法を有し、かつ、前記第二筐体が前記第一筐体の前記側壁の少なくとも一部に当接した際に、前記溝と係合する突起を備えていることを特徴とする電子機器用筐体。 - 請求項3に記載の電子機器用筐体において、
前記突起には、当該突起の前記第二筐体からの突出方向の先端側が鉤状に曲折した鉤状部が形成され、
前記第一筐体には、前記第二筐体が前記開口を閉塞した際に、前記鉤状部が嵌合する嵌合穴が形成されていることを特徴とする電子機器用筐体。 - 所定の処理を実行する機器本体を内部に収納する電子機器用筐体であって、
前記機器本体を収納する開口を有する第一筐体と、
前記開口の端縁を形成する前記第一筐体の側壁の少なくとも一部に当接し、当接部分を軸として回動して前記開口を閉塞する第二筐体とを備え、
前記第一筐体における前記側壁には、前記第二筐体の回動方向に沿ったガイド面を有し、かつ、当該第二筐体の回動を案内するガイド部が設けられ、
前記第二筐体には、
当該第二筐体が前記第一筐体を覆う際に、前記ガイド部の前記ガイド面に当接する当接面を有する突出部と、
前記突出部の外側に、当該突出部と略平行に起立する起立部とが設けられ、
前記突出部は、当該突出部の前記第二筐体からの突出方向先端側に、前記第二筐体が前記第一筐体の前記開口を閉塞した際に、前記ガイド部における前記開口の深さ方向先端側の端部と係合する係合部を備え、
前記ガイド部は、前記側壁における前記第一筐体の内面側に凸設され、
前記ガイド面は、前記第二筐体の回動方向に沿う曲面形状に形成され、
前記側壁における外面側には、前記第二筐体が前記第一筐体を覆う際に、前記起立部が当接し、かつ、前記係合部が前記ガイド部における前記開口の深さ方向先端側の端部と係合する際に、前記起立部が嵌まり込む段差部が形成されていることを特徴とする電子機器用筐体。 - 請求項5に記載の電子機器用筐体において、
前記側壁の前記第二筐体に対向する側の端部には、前記ガイド部が形成された位置に対応して切欠部が形成され、
前記切欠部の幅寸法は、前記第二筐体の回動軸に沿う方向の前記突出部の寸法に応じて設定されていることを特徴とする電子機器用筐体。 - 請求項5又は請求項6に記載の電子機器用筐体において、
前記第一筐体における前記側壁には、前記ガイド部に対して、前記第二筐体が回動する際の回動軸に沿う方向の一方側及び他方側のそれぞれに位置する規制部が設けられ、
それぞれの前記規制部は、前記第二筐体が回動されて前記開口を閉塞する際に、当該規制部に近接する方向への前記突出部の位置ずれを規制することを特徴とする電子機器用筐体。 - 請求項1から請求項7のいずれかに記載の電子機器用筐体において、
前記第一筐体における前記ガイド部に対して前記深さ方向先端側には、前記係合部が嵌まり込む凹部が形成されていることを特徴とする電子機器用筐体。 - 請求項1から請求項8のいずれかに記載の電子機器用筐体と、
当該電子機器用筐体の内部に収納され、所定の処理を実行する機器本体とを備えていることを特徴とする電子機器。
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