JP4909199B2 - 放電ランプ用制御装置及び光源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、放電ランプ用制御装置及び光源装置に関する。
重水素ランプなどの放電ランプは、各種の測定機器の基準光源などに使用されている。このような放電ランプに関する技術は、特許文献1、特許文献2,特許文献3,特許文献4に記載されている。このような放電ランプは、気体の封入された密閉容器と、密閉容器内に配置されたフィラメントからなるカソードと、密閉容器内に配置されたアノードと、カソードとアノードとの間の放電経路上に位置する第1開口を有するアパーチャ部材とを有している。
また、小型の放電ランプの開発も行われている。特許文献5、特許文献6、特許文献7に記載の放電ランプは、比較的小型の放電ランプを開示している。
このような放電ランプは、その点灯を制御するための制御装置を備えている。放電ランプの点灯電源にはランプの負特性を補正するために、放電電流回路に直列に電流制限抵抗を入れるが、この抵抗での損失はランプの発光に一切寄与しないため単に電源の効率を落とす事になる。電源の効率を悪い場合には、消費電力が高くなり、大きな電源を必要とするため、装置の小型化が困難となる。
そこで、定常放電時には、電流制限抵抗の大きさを小さくすることで、電源の効率を高くし、装置を小型化することができる。放電ランプ点灯直後は、すなわち予備放電時においては、ランプインピーダンスの変化が大きいため、電流制限抵抗は放電ランプ点灯時にのみ高くしておけばよいはずである。
特許第3064359号公報 特公平56−29359号公報 特開平4−303597号公報 米国特許5530319号明細書 国際公開WO2006/22144号パンフレット 国際公開WO2006/087975号パンフレット 国際公開WO2006/087976号パンフレット
しかしながら、電流制限抵抗を低抵抗に切り替えると、予備放電から主放電に切り替わったはずなのに、放電ランプが消灯する場合が観察された。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、低消費電力を実現しつつ、放電ランプの点灯性を向上可能な放電ランプ用制御回路及び光源装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明に係る放電ランプ用制御装置の適用される放電ランプは、気体の封入された密閉容器と、密閉容器内に配置されたフィラメントからなるカソードと、密閉容器内に配置されたアノードと、カソードとアノードとの間の放電経路上に位置する第1開口を有するアパーチャ部材とを有している。
本発明に係る放電ランプ用制御装置は、この放電ランプを制御するための制御装置において、抵抗値を高抵抗値と低抵抗値に切り替えることができ、定常放電時には低抵抗値に設定され、前記アノードと電源との間に介在する可変抵抗と、制御手段とを備えている。ここで、制御手段は、第1、第2、第3、第4及び第5時刻をこの順番で経過する時刻とし、第1時刻に前記フィラメントへの電力供給を開始し、第2時刻に可変抵抗の抵抗値を高抵抗値とした状態でアノードへ電源から主電圧を印加し、第3時刻に可変抵抗の抵抗値を高抵抗値とした状態でアノード又はアパーチャ部材に予備放電用のトリガ電圧の印加を開始し、第4時刻に可変抵抗の抵抗値を低抵抗値とすることなくフィラメントへの供給電力を低下させ、第5時刻に可変抵抗の抵抗値を低抵抗値とする。
なお、高抵抗値及び低抵抗値は相対的な抵抗の値である。
この制御装置によれば、第1時刻においてフィラメントに電力を供給することで、フィラメントから熱電子が発生する。第2時刻、第3時刻において、主電圧とトリガ電圧をアノードへ印加することによって、カソードとアパーチャ部材、カソードとアノードとの間に、予備放電が生じる。この時、可変抵抗の抵抗値は高抵抗であるため、ランプインピーダンスの変化を可変抵抗が吸収し、放電を安定して継続させることができる。予備放電が終了すると、速やかに主放電に移行する。主放電が生じた場合には、多くの熱電子が安定してカソードからアノードへ流れるようになるため、フィラメントにおいて発生させる熱電子量は、放電開始時によりも少なくてよくなる。そこで、フィラメントへの供給電力を低下させ、電力消費を抑制する。
本願発明者らによれば、フィラメントへの供給電力の変化が、ランプインピーダンスの変化を引き起こすことが判明した。すなわち、フィラメントの供給電力を低下させると、放電が不安定になり、放電ランプが消灯していたのである。そこで、第4時刻においては、可変抵抗の抵抗値を、定常放電時の低抵抗に切り替えないでおき、フィラメントへの供給電力の低下後の第5時刻に、低抵抗に切り替えることとした。この制御により、フィラメントへの供給電力の低下時においては、ランプインピーダンスの変化を可変抵抗が十分に吸収するため、放電の不安定化が抑制され、点灯性が向上する。
また、定常放電が行われている場合には、可変抵抗は低抵抗であるため消費電力は小さくなり、更に、フィラメントへの供給電力も低下させているので、点灯性を向上させつつも、著しく消費電力を低減させることが可能となる。
また、上述の可変抵抗は、可変抵抗の第1及び第2端子間に直列に接続された主抵抗と、第1及び第2端子間に直列であって、主抵抗に対して並列に接続されたトランジスタ及び第1副抵抗と、第1及び第2端子間に直列であって、主抵抗に対して並列に接続された第2副抵抗及びキャパシタと、キャパシタに対して並列に接続され、トランジスタの制御端子に、そのカソードが接続され、第2端子に、そのアノードが接続されたツェナダイオードとを備えることを特徴とする。
この構造の可変抵抗によれば、主放電が開始され、主抵抗に放電ランプのアノードに供給される電流が流れ始めると、可変抵抗の第1及び第2端子間の合成抵抗値が時間の経過と共に、徐々に低下し、最終的には定常放電時に必要な低抵抗値となる。この可変抵抗では、抵抗値が連続的に滑らかに変化するため、抵抗切り替え時のアノード電圧変化が滑らかとなり、点灯性がさらに向上する。
本発明に係る光源装置は、上述の放電ランプ用制御装置と、放電ランプとを備えており、放電ランプの点灯性を向上させつつ、その消費電力を低減させることができる。
本発明の放電ランプ用制御装置及び光源装置によれば、放電ランプの点灯性を向上させつつ、その消費電力を低減させることができる。
以下、実施の形態に係る放電ランプ用制御装置について説明する。同一要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。なお、放電ランプ1に制御装置(制御手段)を接続することで、光源装置が構成される。
図1は、実施の形態に係る光源装置の回路図である。
放電ランプ1は、従来から知られる通常の放電ランプであり、小型の放電ランプとしては、例えば、上述の特許文献5〜7に記載されている。放電ランプの形状としては、密閉容器の側面から光を出射するサイドオン型や、密閉容器の頂面から光を出射するヘッドオン型が知られており、一般にはガラスから構成される。
放電ランプ1は、放電用の気体の封入された密閉容器10と、密閉容器10内に配置されたフィラメントからなるカソードCAと、密閉容器10内に配置されたアノードANと、カソードCAとアノードANとの間の放電経路W上に位置する第1開口AP1を有するアパーチャ部材(放電制御部)APとを有している。アパーチャ部材AP1の近傍では、封入された気体が励起し、発光が行われる。密閉容器10内の封入される気体としては、希ガスや水銀ガス、或いは重水素ガスが知られている。本例の放電ランプは重水素ランプである。重水素ランプは、重水素ガスの放電によって、紫外域において連続スペクトルを発生するものであり、分析機器などに用いられている。
密閉容器10内には、フィラメントの周囲を囲み、長方形の第2開口AP2を有するシールド電極SHを備えている。アパーチャ部材AP及びシールド電極SHは、アルミニウムやステンレスなどの金属から構成され、シールド電極SHの電位は、グランド又はフローティング電位に設定されている。フィラメントにおいて発生した熱電子は、シールド電極SHの第2開口AP2、アパーチャ部材APの第1開口AP1を順次介して、アノードANで収集される。実際のシールド電極SHの第2開口AP2は、その貫通軸がアパーチャ部材APの第1開口AP1の貫通軸に対して直交する位置に設けられており、フィラメントで発生した熱電子は、円弧を描いてアパーチャ部材APの開口AP1内に入射する。
放電ランプ用制御装置は、カソードCAを構成するフィラメントの一端をグランド電位GNDに接続し、他端を、切替スイッチSWを介してヒータ電源Vf1又はVf2に接続している。切替スイッチSWは、端子Tf1に接続した場合に電源Vf1とカソードCAとを接続し、端子Tf2に接続した場合に電源Vf2とカソードCAとを接続する。制御回路CONTからの指令により、切替スイッチSWを、ヒータ電源Vf1に接続した場合には、カソードCAには、ヒータ電源Vf1から流れる電流が供給され、ヒータ電源Vf2に接続した場合には、カソードCAには、ヒータ電源Vf2から流れる電流が供給される。ヒータ電源Vf1の電圧は、ヒータ電源Vf2の電圧よりも高く設定されている。
放電ランプ用制御装置は、アノードANを電流制限抵抗(補正抵抗)RC1又はRC2を介して主電源(電流源Is)に接続している。電流源IsとアノードANとの間には、順方向バイアスが印加されるダイオードD1が介在している。ダイオードD1の位置は、電流制限抵抗RC1又はRC2よりも上流位置であってもよい。
いずれの電流制限抵抗を適用するかは、主バイアス切替スイッチSWによって決定される。切替スイッチSWを、端子TRC1に接続した場合には、電流源IsとアノードANとが抵抗RC1を介して接続され、端子TRC2に接続した場合には、電流源IsとアノードANとが抵抗RC2を介して接続される。電流制限抵抗RC1の抵抗値は高く、電流制限抵抗RC2の抵抗値は低く設定されている。電流制限抵抗RC1及び電流制限抵抗RC2からなる抵抗群は可変抵抗を構成している。この可変抵抗の高電位側の節点をA、低電位側の節点をBとする。
放電ランプ用制御装置は、トリガ電源P1を備えている。トリガ電源P1には、トリガ抵抗RTRIGとキャパシタCTRIGが並列に接続されている。トリガ電圧印加用切り替えスイッチSWTRIGを端子TPに接続すると、トリガ電源P1から電荷がキャパシタCTRIGに流れ、キャパシタCTRIGが充電される。次に、切り替えスイッチSWTRIGを端子TAに接続すると、充電されたキャパシタCTRIGがアノードAN及びアパーチャ部材APに接続され、アノードAN及びアパーチャ部材APにトリガ電圧が印加される。なお、端子TAとアパーチャ部材APとの間には、必要に応じてキャパシタC1が介在しており、トリガ電圧に含まれる尖頭電圧が交流成分としてアパーチャ部材APに流れるようになっている。これにより予備放電が十分に行える構成となっている。
各切り替えスイッチSW、SW、SWTRIGの切り替え動作は、制御回路CONTからスイッチSW、SW、SWTRIGに出力される制御信号によって行われる。切り替えスイッチSW、SW、SWTRIGは、例えばリレー又は一対のトランジスタから構成することができる。
上述の電流制限抵抗RC1及び電流制限抵抗RC2からなる可変抵抗は、その抵抗値を高抵抗値(R01)と低抵抗値(R02)に切り替えることができる。この可変抵抗の抵抗値は、定常放電時には低抵抗値(R02)に設定される。なお、高抵抗値及び低抵抗値は相対的な抵抗の値である。
制御回路CONTは、以下のように放電ランプ1の点灯を制御する。
図2は、点灯時の各電圧のタイミングチャートである。第1時刻t1、第2時刻t2、第3時刻t3、第4時刻t4及び第5時刻t5をこの順番で経過する時刻とする。Vは、アノードANとグランドGNDとの間の電圧、VfはカソードCAのフィラメントの両端に印加される電圧、Rは可変抵抗(RC1,RC2)の抵抗値である。
端子Vf1にスイッチSWを接続することで、フィラメントを電源Vf1に接続し、第1時刻t1にフィラメントへの電力供給を開始し、この状態を継続する。端子TRC1にスイッチSWを接続することで、第2時刻t2に可変抵抗(RC1,RC2)の抵抗値を高抵抗値(R=R01)とした状態で、アノードANへ電源(Is)から主電圧(V)を印加する。第3時刻t3に可変抵抗(RC1,RC2)の抵抗値を高抵抗値(R=R01)とした状態で、充電されたキャパシタCTRIGをスイッチSWTRIGを介して端子TAに接続することで、アノードAN及びアパーチャ部材APに予備放電用のトリガ電圧(V)の印加を開始する。
第4時刻t4に可変抵抗(RC1,RC2)の抵抗値を低抵抗値(R=R02)とすることなく、スイッチSWを端子Tf2に接続することで、フィラメントを電源Vf2(Vf1より低電圧)に接続し、フィラメントへの供給電力(電圧Vf)を低下させる。端子TRC2にスイッチSWを接続することで、第5時刻t5に、可変抵抗(RC1,RC2)の抵抗値を低抵抗値(R=R02)とする。なお、第3時刻t3においては、電圧Vが低下する。
この制御装置によれば、第1時刻t1において、カソードCA(フィラメント)に電力を供給することで、フィラメントから熱電子が発生する。第2時刻t2、第3時刻t3において、主電圧とトリガ電圧をアノードANへ印加することによって、カソードCAとアパーチャ部材AP、カソードCAとアノードANとの間に、予備放電が生じる。この時、可変抵抗(RC1,RC2)の抵抗値は高抵抗(R01)であるため、ランプインピーダンスの変化を可変抵抗(RC1,RC2)が吸収し、放電を安定して継続させることができる。
予備放電が終了すると、速やかに主放電に移行する。主放電が生じた場合には、多くの熱電子が安定してカソードCAからアノードANへ流れるようになるため、フィラメントにおいて発生させる熱電子量は、放電開始時によりも少なくてよくなる。そこで、本実施形態では、フィラメントへの供給電力を低下させ、電力消費を抑制している。
なお、可変抵抗(RC1,RC2)の両端間抵抗値は、時刻t5において低抵抗(R02)に切り替えてもよいが、これらは、時刻t3から徐々に低下させ、最終的に時刻t5において低抵抗(R02)になるように切り替えてもよい。
本実施形態では、第4時刻t4においては、可変抵抗(RC1,RC2)の抵抗値を、定常放電時の低抵抗(R02)に切り替えないでおき、フィラメントへの供給電力の低下後の第5時刻t5に、低抵抗(R02)に切り替えることとした。この制御により、フィラメントへの供給電力の低下時においては、ランプインピーダンスの変化を可変抵抗が十分に吸収するため、放電の不安定化が抑制され、点灯性が向上する。
また、定常放電が行われている場合には、可変抵抗は低抵抗(R02)であるため消費電力は小さくなり、更に、フィラメントへの供給電力(電圧Vf)も低下させているので、点灯性を向上させつつも、著しく消費電力を低減させることが可能となる。
本発明に係る光源装置は、上述の放電ランプ用制御装置と、放電ランプとを備えており、放電ランプの点灯性を向上させつつ、その消費電力を低減させることができる。
図3は、別の構成に係る放電ランプ用制御装置の回路図である。
本例では、図1に示したトリガ電圧発生回路(P1、CTRIG,RTRIG,SWTRIG)の代わりに、アノードANとアパーチャ部材SHとの間に抵抗RGと、トリガ印加用接続スイッチSWを直列に接続したものであり、その他の構成は、図1に記載のものと同一である。
図4は、図3の光源装置の点灯時の各電圧のタイミングチャートである。Vは、アノードANとグランドGNDとの間の電圧、Vgはアパーチャ部材APとのグランド電位GNDとの間の電圧、VfはカソードCAのフィラメントの両端に印加される電圧、Rは可変抵抗(RC1,RC2)の抵抗値である。時刻t1、t2、t4、t5における動作は、図2において説明したものと同一である。本例では、第3時刻t3において、スイッチSWが接続されることで、アパーチャ部材APに印加されるトリガ電圧Vgが上昇する。これにより、アパーチャ部材APにトリガ電圧が印加され、予備放電が行われ、速やかに主放電が行われる。
すなわち、第4時刻t4においては、可変抵抗(RC1,RC2)の抵抗値を低抵抗値(R=R02)とすることなく、スイッチSWを端子Tf2に接続することで、フィラメントを低電圧電源Vf2に接続し、フィラメントへの供給電力(電圧Vf)を低下させる。端子TRC2にスイッチSWを接続することで、第5時刻t5に、可変抵抗(RC1,RC2)の抵抗値を低抵抗値(R=R02)とする。
本実施形態では、第4時刻t4においては、可変抵抗(RC1,RC2)の抵抗値を、定常放電時の低抵抗(R02)に切り替えないでおき、フィラメントへの供給電力の低下後の第5時刻t5に、低抵抗(R02)に切り替えることとしてある。この制御により、フィラメントへの供給電力の低下時においては、ランプインピーダンスの変化を可変抵抗が十分に吸収するため、放電の不安定化が抑制され、点灯性が向上する。
また、定常放電が行われている場合には、可変抵抗は低抵抗(R02)であるため消費電力は小さくなり、更に、フィラメントへの供給電力(電圧Vf)も低下させているので、点灯性を向上させつつも、著しく消費電力を低減させることが可能となる。なお、トリガー電圧は、アノードANのみに印加してもよく、アパーチャ部材APのみに印加してもよいが、双方に印加してもよい。
図5は、上述の可変抵抗の一例を示す回路図である。
上述の可変抵抗は、可変抵抗の第1端子A及び第2端子B間に直列に接続された主抵抗R2と、第1端子A及び第2端子B間に直列であって、主抵抗R2に対して並列に接続された電界効果トランジスタQ1及び第1副抵抗R3と、第1端子A及び第2端子B間に直列であって、主抵抗R2に対して並列に接続された第2副抵抗R1及びキャパシタC2と、キャパシタC2に対して並列に接続され、トランジスタQ1の制御端子(ゲート)に、そのカソードが接続され、第2端子Bに、そのアノードが接続されたツェナダイオードZDとを備えている。
この構造の可変抵抗によれば、図2及び図4の点線で示されるように、第3時刻t3以降に、抵抗値が徐々に低下し、時刻t5において、低抵抗となる。
すなわち、時刻t3以降に主放電が開始され、主抵抗R2に放電ランプ1のアノードANに供給される電流が流れ始めると、可変抵抗の第1端子A及び第2端子B間の合成抵抗値が時間の経過と共に、徐々に低下し、最終的には定常放電時に必要な低抵抗値となる。この可変抵抗では、抵抗値が連続的に滑らかに変化するため、抵抗切り替え時のアノード電圧変化が滑らかとなり、点灯性がさらに向上する。
主抵抗R2に流れ始めると、その両端に電位差が発生し、副抵抗R1を介してキャパシタC2が充電され、キャパシタC2の上流側の電位が正電位となる。この正電位が、Nチャネルの電界効果トランジスタQ1のゲートに与えられると、トランジスタQ1が導通し、トランジスタR3にも電流が流れるようになる。すなわち、抵抗R2と抵抗R3の合成抵抗は低下する。次に、更に電流が流れることによって、端子Aと端子Bとの間の電位差が広がると、ツェナダイオードZDにも電流が流れ始め、抵抗R2,R3,R1を含む合成抵抗の値は更に低下し、一定値に収束する。定常状態では、放電電流は一定値となる。
以上のように、ランプの点灯後、補正抵抗値が定常状態の値に低下する前に、フィラメント電圧が変化している。
図6は、放電ランプの消費電力、放電電流、補正抵抗値(点灯時:R01)、補正抵抗値(R02)、補正抵抗(R02)を用いた場合の消費電力、補正抵抗(R01)を用いた場合の消費電力を示す表である。ランプXは、大型の放電ランプであり、ランプYは小型の放電ランプである。いずれのタイプの放電ランプにおいても、補正抵抗(電流制限抵抗)を切り替えることにより、消費電力は著しく低下していることが分かる。本発明の制御手段としてはICを利用したり、コンピュータを利用した制御を行うことも可能である。
図7は、トリガー電圧をアノードANのみに印加するようにした形態の光源装置の回路図である。
図7に示す光源装置は、図1に示した光源装置から、キャパシタC1を削除したものであり、アパーチャ部材APにトリガ電圧が印加される構成とはなっていない。この場合の点灯動作について、再び図2を参照して説明する。
図2は、点灯時の各電圧のタイミングチャートである。第1時刻t1、第2時刻t2、第3時刻t3、第4時刻t4及び第5時刻t5をこの順番で経過する時刻とする。Vは、アノードANとグランドGNDとの間の電圧、VfはカソードCAのフィラメントの両端に印加される電圧、Rは可変抵抗(RC1,RC2)の抵抗値である。
端子Vf1にスイッチSWを接続することで、フィラメントを電源Vf1に接続し、第1時刻t1にフィラメントへの電力供給を開始し、この状態を継続する。端子TRC1にスイッチSWを接続することで、第2時刻t2に可変抵抗(RC1,RC2)の抵抗値を高抵抗値(R=R01)とした状態で、アノードANへ電源(Is)から主電圧(V)を印加する。第3時刻t3に可変抵抗(RC1,RC2)の抵抗値を高抵抗値(R=R01)とした状態で、充電されたキャパシタCTRIGをスイッチSWTRIGを介して端子TAに接続することで、アノードANに放電用のトリガ電圧(V)の印加を開始する。
第4時刻t4に可変抵抗(RC1,RC2)の抵抗値を低抵抗値(R=R02)とすることなく、スイッチSWを端子Tf2に接続することで、フィラメントを電源Vf2(Vf1より低電圧)に接続し、フィラメントへの供給電力(電圧Vf)を低下させる。端子TRC2にスイッチSWを接続することで、第5時刻t5に、可変抵抗(RC1,RC2)の抵抗値を低抵抗値(R=R02)とする。なお、第3時刻t3においては、電圧Vが低下する。
この制御装置によれば、第1時刻t1において、カソードCA(フィラメント)に電力を供給することで、フィラメントから熱電子が発生する。第2時刻t2、第3時刻t3において、主電圧とトリガ電圧をアノードANへ印加することによって、カソードCAとアノードANとの間に、放電が生じる。この時、可変抵抗(RC1,RC2)の抵抗値は高抵抗(R01)であるため、ランプインピーダンスの変化を可変抵抗(RC1,RC2)が吸収し、放電を安定して継続させることができる。
主放電に移行後は、多くの熱電子が安定してカソードCAからアノードANへ流れるようになるため、フィラメントにおいて発生させる熱電子量は、放電開始時によりも少なくてよくなる。そこで、本実施形態では、フィラメントへの供給電力を低下させ、電力消費を抑制している。
なお、可変抵抗(RC1,RC2)の両端間抵抗値は、時刻t5において低抵抗(R02)に切り替えてもよいが、これらは、時刻t3から徐々に低下させ、最終的に時刻t5において低抵抗(R02)になるように切り替えてもよい。
本実施形態では、第4時刻t4においては、可変抵抗(RC1,RC2)の抵抗値を、定常放電時の低抵抗(R02)に切り替えないでおき、フィラメントへの供給電力の低下後の第5時刻t5に、低抵抗(R02)に切り替えることとした。この制御により、フィラメントへの供給電力の低下時においては、ランプインピーダンスの変化を可変抵抗が十分に吸収するため、放電の不安定化が抑制され、点灯性が向上する。
また、定常放電が行われている場合には、可変抵抗は低抵抗(R02)であるため消費電力は小さくなり、更に、フィラメントへの供給電力(電圧Vf)も低下させているので、点灯性を向上させつつも、著しく消費電力を低減させることが可能となる。
本発明に係る光源装置は、上述の放電ランプ用制御装置と、放電ランプとを備えており、放電ランプの点灯性を向上させつつ、その消費電力を低減させることができる。
実施の形態に係る光源装置の回路図である。 点灯時の各電圧のタイミングチャートである。 別の構成に係る放電ランプ用制御装置の回路図である。 図3の光源装置の点灯時の各電圧のタイミングチャートである。 可変抵抗の一例を示す回路図である。 放電ランプの消費電力、放電電流、補正抵抗値(点灯時:R01)、補正抵抗値(R02)、補正抵抗(R02)を用いた場合の消費電力、補正抵抗(R01)を用いた場合の消費電力を示す表である。 別の実施の形態に係る光源装置の回路図である。
符号の説明
AN・・・アノード、CA・・・カソード、RC1、RC2・・・電流制限抵抗(可変抵抗)、AP・・・アパーチャ部材、SH・・・シールド電極。

Claims (3)

  1. 気体の封入された密閉容器と、
    前記密閉容器内に配置されたフィラメントからなるカソードと、
    前記密閉容器内に配置されたアノードと、
    前記カソードと前記アノードとの間の放電経路上に位置する第1開口を有するアパーチャ部材と、
    を有する放電ランプを制御するための制御装置において、
    抵抗値を高抵抗値と低抵抗値に切り替えることができ、定常放電時には低抵抗値に設定され、前記アノードと電源との間に介在する可変抵抗と、
    第1、第2、第3、第4及び第5時刻をこの順番で経過する時刻とし、
    前記第1時刻に前記フィラメントへの電力供給を開始し、
    前記第2時刻に前記可変抵抗の抵抗値を高抵抗値とした状態で前記アノードへ前記電源から主電圧を印加し、
    前記第3時刻に前記可変抵抗の抵抗値を高抵抗値とした状態で前記アノード又は前記アパーチャ部材に放電用のトリガ電圧の印加を開始し、
    前記第4時刻に前記可変抵抗の抵抗値を低抵抗値とすることなく前記フィラメントへの供給電力を低下させ、
    前記第5時刻に前記可変抵抗の抵抗値を低抵抗値とする、
    制御手段と、
    を備えることを特徴とする放電ランプ用制御装置。
  2. 前記可変抵抗は、
    前記可変抵抗の第1及び第2端子間に直列に接続された主抵抗と、
    前記第1及び第2端子間に直列であって、前記主抵抗に対して並列に接続されたトランジスタ及び第1副抵抗と、
    前記第1及び第2端子間に直列であって、前記主抵抗に対して並列に接続された第2副抵抗及びキャパシタと、
    前記キャパシタに対して並列に接続され、前記トランジスタの制御端子に、そのカソードが接続され、前記第2端子に、そのアノードが接続されたツェナダイオードと、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の放電ランプ用制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の放電ランプ用制御装置と、
    前記放電ランプと、
    を備えた光源装置。


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