JP4109590B2 - 移動体通信システム並びに移動局及び基地局 - Google Patents

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Description

本発明は、軌道上に複数の基地局を配置することにより、この軌道上を高速で移動する列車内の移動局との通信を継続して行なうことができるようにした移動体通信システム並びに移動局及び基地局に関するものである。
従来の移動体通信システムとして、所定の軌道上を高速で走行する列車に搭載された移動局(通信装置)と通信を行なえるようにしたものがある。この移動体通信システムは、1つの基地局制御装置(中央制御装置)に制御される複数の基地局が、列車の軌道上に配置されていて、移動局と送受信を行なう基地局が列車の位置に対応して順次切替わっていくようになっていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−32503号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の移動体通信システムや、従来の他の移動体通信システムでは、移動局に対して送受信を行なう基地局が列車の位置に対応して切替わっていくようにしなければならないため、複数の基地局を統轄して移動局と送受信を行なう基地局を列車の位置に対応させて切替える基地局制御装置や、走行中の列車の位置を監視するための列車位置検出装置等を設けなければならないという問題があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、移動局との送受信を行なう基地局を切替えるための基地局制御装置や、走行中の列車の位置を監視するための列車位置検出装置等を用いなくとも、移動局が送受信を継続することができる移動体通信システム並びに移動局及び基地局を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明による移動体通信システムは、
軌道上を移動する移動局と、
複数の周波数のうちのいずれかであって隣り合う基地局とは互いに異なる周波数により前記移動局に対する信号の送信を行なうように前記軌道に沿ってゾーンラップ方式で配置される複数の基地局とを備え、
前記移動局は、前記複数の周波数により送信される前記複数の基地局からの信号を周波数ダイバーシチ方式により受信し、複数のフレームで構成されるマルチフレームを用いたマルチフレーム同期方式で複数の周波数のいずれとも異なる一の周波数により信号を送信すると共に、前記複数の基地局とそれぞれ対応させた、前記マルチフレーム内のいずれか1つまたは複数のフレーム内に前記複数の基地局の送信をそれぞれ制御する基地局制御符号部を設け、
前記複数の基地局は、前記移動局から送信される信号の前記マルチフレーム内における自基地局に対応する前記フレームの前記基地局制御符号部に基づいて前記移動局に対する信号の送信を開始、継続又は終了することを特徴とするものである。
また、本発明による移動体通信システムは、前記複数の基地局は、それぞれ前記移動局から送信される信号を所定範囲内の電界強度で受信すると共にマルチフレーム同期を確立しているときに、この信号の前記マルチフレーム内における自局に対応するフレームの前記基地局制御符号部が送信を要求する旨の符号である場合に送信を開始するようにすることができる。
また、本発明による移動体通信システムは、
前記移動局は、降雨検知部を有して、この降雨検知部により降雨を検知したか否かの降雨情報を前記各フレーム内の基地局制御符号部に付加し、
前記複数の基地局は、移動局から受信する信号の電界強度に関して設定されている前記所定範囲の上限を前記降雨情報に基づいて変更するようにすることができる。
また、本発明による移動局は、
複数の周波数のうちのいずれかであって隣り合う基地局とは互いに異なる周波数により信号の送信を行なうように軌道に沿ってゾーンラップ方式で配置される複数の基地局からの信号を周波数ダイバーシチ方式により受信し、
複数のフレームで構成されるマルチフレームを用いたマルチフレーム同期方式で前記複数の周波数のいずれとも異なる一の周波数により信号を送信すると共に、
前記複数の基地局とそれぞれ対応させた、前記マルチフレーム内のいずれか1つまたは複数のフレーム内に前記複数の基地局の送信をそれぞれ制御する基地局制御符号部を設けたことを特徴とするものである。
また、本発明による移動局は、降雨検知部を有して、この降雨検知部により降雨を検知したか否かの降雨情報を前記各フレーム内の基地局制御符号部に付加するようにすることができる。
また、本発明による基地局は、
複数の周波数のうちのいずれかであって隣り合う他の基地局とは互いに異なる周波数により移動局に対する信号の送信を行なうように前記軌道に沿ってゾーンラップ方式で配置される基地局であって、
自局の周波数に対応するフレームを含んで各フレームごとに基地局制御符号部を有する複数のフレームで構成されるマルチフレームを用いたマルチフレーム同期方式により、移動局から送信される信号を所定範囲内の電界強度で受信すると共にマルチフレーム同期を確立しているときに、この信号のマルチフレーム内における自局の周波数に対応するフレームの基地局制御符号部が送信を要求する旨の符号である場合に送信を開始することを特徴とするものである。
また、本発明による基地局は、
前記基地局制御符号部に降雨情報が付加されている信号を受信し、
移動局から受信する信号の電界強度に関して設定されている前記所定範囲の上限を前記降雨情報に基づいて変更するようにすることができる。
本発明による移動体通信システム並びに移動局及び基地局によれば、走行中の列車の位置を監視するための列車位置検出装置や、移動局との送受信を行なう基地局を切替えるための基地局制御装置等を用いなくとも、移動局は送受信を継続することができる。
以下、本発明に係る移動体通信システム並びに移動局及び基地局の実施の形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
図1ないし図4は、本発明の第1の実施の形態に係る移動体通信システム並びに移動局及び基地局について説明するために参照する図である。
図1に示すように、移動局2を搭載する列車4が走行する軌道6に沿って、基地局8,10,12,14がほぼ等間隔に配置されている。これらの基地局8,10,12,14は、それぞれ有線のデータバス16に接続されていることにより、同一のデータを送信するようになっている。
基地局8は、移動局2と送受信するための送受信部18及びこの送受信部18を制御する制御部20を備えている。また、基地局10,12,14も、基地局8と同様に、それぞれ送受信部18及び制御部20を備えている。
基地局8から移動局2への無線による信号の送信は周波数f1により行なわれ、基地局10から移動局2への信号の送信は周波数f1と異なる周波数f2により行なわれる。そして、基地局12から移動局2への送信は、基地局8と同様に周波数f1により行なわれ、基地局14から移動局2への送信は、基地局10と同様に周波数f2の信号により行なわれる。
一方、移動局2は、周波数f1及び周波数f2の信号を同時に受信することができるようになっている。そして、この移動局2は、同一内容の情報を周波数f1と周波数f2の信号で同時に受信して、電界強度が大きいほうの信号を選択的に取得する周波数ダイバーシチ受信方式を採用している。
また、移動局2からの信号の送信は、周波数f1及び周波数f2のいずれとも異なる周波数f0により行なわれるようになっていて、後述するように、各基地局8,10,12,14はこの周波数f0の信号を常に受信するようになっている。
ここで、図1中には、軌道に沿って配置される複数の基地局のうち、基地局8,10,12,14だけが示されているが、これらの上流側及び下流側の軌道にも、それに沿って基地局8,10,12,14と同様に構成される不図示の他の基地局が、ほぼ等間隔に配置されている。そして、これらの他の基地局は、いずれも周波数f0の信号を受信するようになっていると共に、移動局2に対する信号の送信は、配置されている順に交互に周波数f1又は周波数f2で行なうようになっている。
以後の説明は、図1中に示されている基地局8,10,12,14を対象として説明するが、図示されていない上流側及び下流側の他の基地局も、基地局8,10,12,14と同様に構成されていて、移動局2に対する送受信等の動作も同様に行なうようになっている。
移動局2から各基地局8,10,12,14への信号の送信は、マルチフレーム同期方式により行なわれる。すなわち、図2に示すように、移動局2から各基地局8,10,12,14に対して送信される信号の各フレーム30は、フレーム・シンク・ワード部32、基地局制御符号部34、データ部36により構成される。そして、所定の数のフレーム30が集合してマルチフレーム38を構成するようになっている。
フレーム・シンク・ワード部32は、フレーム30の始まりやマルチフレーム38の始まりを示しており、各基地局8,10,12,14はこのフレーム・シンク・ワード部32を検出して同期するようになっている。例えば、フレームの始まりは原則として「000111000」の符号で表し、マルチフレームの始まりでもある場合には「000101001」の符号で表すようになっている。
基地局制御符号部34は、移動中の移動局2から送信可能な範囲内にあるいずれかの基地局に対する制御用の符号であって、「00」、「01」、「11」のいずれかの符号で表される。基地局制御符号部34は、移動局2が送信可能な範囲内にあるいずれかの基地局に対して、この移動局2自身への送信の開始を要求する場合には「00」、基地局から送信される信号を受信中である場合には「01」、送信の終了を要求する場合には「11」の符号により表される。
また、この基地局制御符号部34は、送信されるマルチフレーム38内における先頭のフレーム30内のものから交互に順番に、移動局2への送信を周波数f1で行なう基地局と周波数f2で行なう基地局を対象とするようになっている。したがって、後述するように、移動局2への送信を周波数f1で行なう基地局8,12は、このマルチフレーム38の信号を受信した場合に、マルチフレーム38内の先頭からカウントして奇数番目の各フレーム30内の基地局制御符号部34を検出するようになっており、移動局2への送信を周波数f2で行なう基地局10,14は、マルチフレーム38内の先頭からカウントして偶数番目の各フレーム30内の基地局制御符号部34を検出するようになっている。
次に図3は、基地局8の回路構成を示すブロック図である。この基地局8の送受信部18は、分波器40、受信部42及び送信部44を備えており、制御部20は、状態判定部46、フレーム同期部48及び送信制御部50を備えている。
基地局8は、移動局2に対する送信を行なっていないときでも、移動局2から送信される周波数f0の信号を常に受信できるような待機状態を維持しており、分波器40は周波数f0の信号を受信するとこの信号を受信部42に送信するようになっている。
分波器40は、一種のフィルタであって、移動局2から無線により受信する周波数f0の信号と、基地局8内の送信部44から送信されてくる周波数f1の信号との周波数の差によって、これらを振り分けるようになっている。すなわち、移動局2から受信した信号は受信部42に送信し、また、送信部44から受信した信号はアンテナから無線で移動局2に向けて送信するようになっている。
受信部42は、この出力信号をデータバス16及びフレーム同期部48に出力するようになっている。また、この出力信号の受信電界強度を計測すると共に、この信号のマルチフレーム38内のフレーム30をカウントしながらその奇数番目の各フレーム30内の基地局制御符号部34を検出するようになっている。
また、受信部42は、計測した受信電界強度を常に状態判定部46に出力すると共に、検出した基地局制御符号部34に基づいて送信制御情報を状態判定部46に出力するようになっている。すなわち、基地局制御符号部34の符号が「00」である場合には、送信制御情報として「ON」の情報を状態判定部46に出力し、基地局制御符号部34が「11」である場合には、送信制御情報として「OFF」の情報を出力するようになっている。基地局制御符号部34が「01」である場合には、送信制御情報の出力は行なわない。
送信部44は、送信制御部50からの命令に基づいて、データバス16から受信する信号を分波器40を介して周波数f1で送信するようになっている。
状態判定部46は、受信部42から出力される受信電界強度を常に監視するようになっている。また、状態判定部46は、受信部42から出力される「ON」または「OFF」のいずれかの送信制御情報を保持するようになっており、保持しているものと異なる送信制御情報を連続して所定回数以上受信すると、保持している送信制御情報を受信したものに変更するようになっている。
また、後述するように、状態判定部46は送信制御部50から出力される送信出力情報を受信するようになっており、状態判定部46はこの送信出力情報を保持するようになっている。そして、送信制御部50から保持しているものと異なる送信出力情報を受信すると、保持している送信出力情報を受信したものに変更するようになっている。
また、状態判定部46は、保持している送信出力情報が「OFF」であるときに、受信電界強度が上限Hと下限Lの所定範囲内の値になると共に、保持している送信制御情報が「OFF」から「ON」に変わった場合には、送信制御部50に送信制御判定情報として「ON」の情報を出力するようになっている。
また、保持している送信出力情報が「ON」であるときに、受信電界強度が所定範囲外の値になるか又は送信制御情報が「ON」から「OFF」に変わった場合には、送信制御部50に送信制御判定情報として「OFF」の情報を出力するようになっている。
フレーム同期部48は、移動局2から受信している信号が所定のフレーム30及びマルチフレーム38により構成されて同期可能であるか否かを確認するようになっており、フレーム30及びマルチフレーム38との同期を確立することができた場合にはフレーム同期情報として「ON」の情報を送信制御部50に出力し、同期を確立することができない場合にはフレーム同期情報として「OFF」の情報を送信制御部50に出力するようになっている。
送信制御部50は、状態判定部46から出力される送信制御判定情報、又はフレーム同期部48から出力されるフレーム同期情報を受信すると、それぞれ次の送信制御判定情報又はフレーム同期情報を受信するまで、これらを保持するようになっている。
そして、送信制御部50は、送信制御判定情報及びフレーム同期情報のいずれか一方又は両方が「OFF」の状態から、これらの両方が「ON」になると、送信部44に対してデータバス16から受信している信号を分波器40を介して送信させるように命令を出力する。また、送信制御判定情報及びフレーム同期情報の両方が「ON」である状態から、いずれか一方又は両方が「OFF」になった場合には、送信部44に送信を終了させるように命令を出力するようになっている。
また、送信制御部50は、送信部44に送信を開始させた場合には送信出力情報として「ON」の情報を状態判定部46に出力し、送信部44に送信を終了させた場合には送信出力情報として「OFF」の情報を状態判定部46に出力するようになっている。
このように、基地局8は、移動局2から送信される信号を同期して受信したときに、その信号の受信電界強度とこの信号のマルチフレーム38内における奇数番目の各フレーム30の基地局制御符号部34の符号に基づいて、周波数f1による信号の送信を行なうようになっている。
図1に示す基地局12は、基地局8と同様に構成されていて全く同様の動作を行なうようになっている。また、基地局10,14は、基地局8と同様に構成されているが、移動局2から送信される信号を同期して受信したときには、その信号の受信電界強度とこの信号のマルチフレーム38内における偶数番目の各フレーム30の基地局制御符号部34に基づいて、周波数f2による信号の送信を行なうようになっている。
次に、図4に基づいて、各基地局8,10,12,14が配置されている位置と、それらが送受信可能な範囲との関係について説明する。図4中において、横軸は軌道6上における移動局2(列車4)の位置を表すが、移動局2がほぼ等速度で走行している場合には時間軸と考えても良い。
移動局2は、進行方向に指向性を有するように信号を送信するようになっている。基地局8,10,12,14は、それぞれ移動局2から送信される信号の受信電界強度が所定の範囲の下限L以上であれば、送信される信号を充分に受信することができる。したがって、例えば時間t0において、移動局から送信される信号は基地局8及び基地局10の両方が受信することができるようになっている(図4中、a点及びb点)。
また、逆に、各基地局8,10,12,14は、移動局2の進行方向とは反対の方向に指向性を有するように信号を送信する。例えば、時間t0においては、移動局2は基地局8及び基地局10から送信される信号を受信することができるようになっている(図4中、c点及びd点)。また、基地局8は周波数f1で送信しており、基地局10は周波数f2で送信するため、混信しないようになっている。
このように、軌道6に沿って配置された各基地局は、下流側の基地局が送受信を行なうことができる位置的範囲の一部が、上流側の基地局が送受信を行なうことができる位置的範囲に重なり合うようなゾーンラップ方式により配置されるようになっている。
次に、図3及び図4に基づいて、移動局2と各基地局8,10,12,14の動作について説明する。図4に示すように、時間t0において、移動局2、基地局8及び基地局10のそれぞれは、移動局2から周波数f0により送信される信号を基地局8及び基地局10が受信することができるような位置関係になっている(図4中、a点及びb点)。
移動局2、基地局8及び基地局10のそれぞれは、時間t0以前において相互に送受信を行なっていないものとする。移動局2から送信を開始する場合には、いずれかの基地局に送信を要求するため、送信する信号のマルチフレーム38内における奇数番目及び偶数番目の各フレーム30内の基地局制御符号部34を「00」とする。
時間t0以前において、基地局8は送受信を行なっていないため、状態判定部46は送信出力情報として「OFF」の情報を保持している(図3参照)。そして、時間t0において移動局2から送信される信号を受信すると、受信部42は、マルチフレーム38内における奇数番目の各フレーム30内の基地局制御符号部34の「00」の符号を検出して、状態判定部46に「ON」の送信制御情報を出力する。
状態判定部46は、送信制御情報として「ON」の情報を所定回数だけ連続して受信すると、保持している送信制御情報を「ON」に変更して保持するようになると共に、受信電界強度が所定の範囲内になったことを確認する(図4中、a点)。そのため、図3に示すように、状態判定部46は送信制御部50に「ON」の送信制御判定情報を出力する。
また、移動局2から送信される信号に対して、フレーム同期部48によるマルチフレーム同期が確立されると、このフレーム同期部48から送信制御部50に「ON」のフレーム同期情報が出力される。
したがって、送信制御部50が保持する送信制御判定情報及びフレーム同期情報はいずれも「ON」になるため、送信制御部50は送信部44に送信を開始するよう命令を出力すると共に、状態判定部46に「ON」の送信出力情報を出力する。送信部44は、分波器40を介して周波数f1により送信を開始し、状態判定部46は、送信制御部50から受信した「ON」の送信出力情報を保持するようになる。
基地局10も、時間t0において移動局2から送信される信号を受信すると、基地局8と同様の動作を行なうが、基地局10は基地局8と異なり、マルチフレーム38内における偶数番目の各フレーム内の基地局制御符号部34の「00」を検出するようになっており、また、送信部44は周波数f2により送信を開始するようになっている。
図4に示すように、移動局2は、基地局8から送信される周波数f1の信号、及び基地局10から送信される周波数f2の信号の両方を受信するが(図4中、c点及びd点)、周波数ダイバーシチ受信方式により電界強度が大きい基地局8からの信号を選択的に取得する。
あるいは、移動局2は、予め各基地局の位置情報を図示しない記憶部に有するようにして、基地局8と基地局10の両方から信号を受信したときに、前記のような周波数ダイバーシチ受信方式に代えて、電界強度レベルによらずに、記憶部に保持している各基地局の位置情報に基づいて、基地局8と基地局10の両者のうち移動局2により近い方の基地局8からの信号を選択的に取得するような方式になっていてもよい。
また、移動局2は、基地局8から送信される周波数f1の信号、及び基地局10から送信される周波数f2の信号の両方を受信したことにより、送信する信号のマルチフレーム38内における奇数番目及び偶数番目の各フレーム30内の基地局制御符号部34を「01」に変更して、基地局8及び基地局10に送信を継続させるようにする。
次に、時間が経過して時間t1になると、基地局8が受信する移動局2からの信号は、受信電界強度の所定の範囲の上限Hを超えるため(図4中、e点)、基地局8の状態判定部46は、受信部42が計測する受信電界強度が所定の範囲外になったことを確認して、送信制御部50に「OFF」の送信制御判定情報を出力する(図3参照)。
送信制御部50は、「OFF」の送信制御判定情報を受信すると、送信部44に送信の終了を命令すると共に、状態判定部46に「OFF」の送信出力情報を出力する。送信部44は送信を終了し、状態判定部46は、送信制御部50から送信された「OFF」の送信出力情報を受信して保持するようになる。
一方、移動局2は、基地局8から受信する電界強度が無くなるため(図4中、f点)、周波数ダイバーシチ受信方式により、基地局10から送信される信号を取得するようになる(図4中、g点)。また、移動局2は、次に周波数f1で送信を行なういずれかの基地局からの送信を要求するため、送信するマルチフレーム38内における奇数番目の各フレーム30内の基地局制御符号部34を「00」に変更する。偶数番目の各フレーム30内の基地局制御符号部34は、基地局10による周波数f2の送信を継続させるため、「01」のままである。
そして、時間が経過して時間t2になると、基地局12が受信する移動局2からの信号は、受信電界強度の所定の範囲の下限Lに達するようになる(図4中、h点)。また、図3に示すように、基地局12の受信部42は、移動局2から受信する信号のマルチフレーム38内における奇数番目の各フレーム30内の基地局制御符号部34の「00」の符号を検出して、状態判定部46に「ON」の送信制御情報を出力する。
基地局12の状態判定部46は、時間t2以前においては、信号の送信を行なっていないため、送信出力情報として「OFF」の情報を保持している。したがって、時間t2において、受信電界強度が所定の範囲内の値になると共に、受信部42から「ON」の送信制御情報を所定回数だけ連続して受信することにより「ON」の送信制御情報を保持するようになると、送信制御部50に「ON」の送信制御判定情報を出力する。
また、基地局12内のフレーム同期部48は、移動局2から送信される信号に対してマルチフレーム同期を確立することにより、送信制御部50に「ON」のフレーム同期情報を出力するため、送信制御部50及び送信部44は、基地局8が時間t0において送信を開始したのと同様に、送信を開始するための動作を行なうようになっている。
したがって、図4に示すように、移動局2は基地局12から送信される信号を受信するようになるが(図4中、i点)、周波数ダイバーシチ受信方式により、基地局10から送信される信号を取得し続けるようになっている。また、移動局2は、基地局12から送信される周波数f1の信号を受信したことにより、送信する信号のマルチフレーム38内における奇数番目の各フレーム30内の基地局制御符号部34を「01」に変更する。偶数番目の各フレーム30内の基地局制御符号部34も、基地局10による周波数f2の送信を継続させるため、「01」のままである。
そして、時間t3になると、基地局10が受信する移動局2からの信号は、受信電界強度の所定の範囲の上限Hを超えるため(図4中、j点)、時間t1において基地局8が送信を終了すると共に移動局が周波数ダイバーシチ受信方式により取得する信号を基地局10から送信される信号に切替えたのと同様に、基地局10は送信を終了すると共に、移動局2は取得する信号を基地局10が送信しているものから基地局12が送信しているものに切替えるようになっている(図4中、k点及びl点)。
また、移動局2は、次に周波数f2で送信を行なういずれかの基地局からの送信を要求するため、送信する信号のマルチフレーム38内における偶数番目の各フレーム30内の基地局制御符号部34を「00」に変更する。奇数番目の各フレーム30内の基地局制御符号部34は、基地局12による周波数f1の送信を継続させるため、「01」のままである。
軌道6上を移動中の移動局2は、このような動作を繰り返すようになっているので、送受信を継続して行なうことができるようになっている。また、軌道6上の各基地局8,10,12,14は、移動局2の位置に対応して自動的に送信を開始、継続又は終了するようになっている。
次に、時間t3からさらに時間が経過して時間t4になったときに、移動局2側から送受信を切断する操作を行なった場合には、移動局2から送信される信号のマルチフレーム38内における奇数番目及び偶数番目の各フレーム30内の基地局制御符号部34は「11」に変更される。移動局2は、基地局制御符号部34が「11」に変更されたフレーム30を含むマルチフレーム38を送信してから、その送信を終了する。
時間t4においては、移動局2から送信される信号は基地局12及び基地局14により受信されている(図4中、m点及びn点)。図3に示すように、基地局12の受信部42は、移動局2から送信される信号のマルチフレーム38内における奇数番目の各フレーム30内の基地局制御符号部34から「11」の符号を検出すると、状態判定部46に「OFF」の送信制御情報を出力する。
状態判定部46は、「OFF」の送信制御情報を所定回数だけ受信すると、保持している送信制御情報を「OFF」に変更すると共に、送信制御部50に「OFF」の送信制御判定情報を出力する。送信制御部50は、「OFF」の送信制御判定情報を受信すると、送信部44に送信の終了を命令し、状態判定部46に「OFF」の送信出力情報を出力する。
送信部44は送信を終了し、状態判定部46は、送信制御部50から受信した「OFF」の送信出力情報を保持するようになる。また、基地局14も基地局12と同様に動作して、送信部44からの送信を終了する。
したがって、移動局2に対して送受信を行なっていた全ての基地局12,14は、その送信を適切に終了するようにっている。また、基地局14よりも下流側の他の基地局が、移動局2に対して送信を開始するような誤動作を生じることもない。
このような本実施の形態に係る移動体通信システム並びに移動局及び基地局によれば、移動局との送受信を行なう基地局を切替えるための基地局制御装置や、走行中の列車の位置を監視するための列車位置検出装置等を用いなくとも、移動局は送受信を継続することができる。
したがって、移動体通信システムを簡略化することができ、移動体通信システム構築の際の設備投資や維持費を削減することができる。
また、このような本実施の形態に係る移動体通信システム並びに移動局及び基地局によれば、移動局は、同一の周波数で複数の基地局から同時に信号を受信しないようになっているために、混信を生じることがない。
また、移動局と各基地局が送受信する互いの信号は、常に十分な電界強度を有しているものであるため、送受信が途中で切断されてしまうおそれがない。
また、図示しないが、軌道6が途中から分岐しているような場合であっても、移動局2は分岐後の進行方向にかかわらず、基地局制御符号部34を有する信号を進行方向に送信するため、列車4の進行方向が分岐点で変わった場合でも進行方向上の基地局を制御することができる。
次に、図5に基づいて、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態において、前記第1の実施の形態に係る移動局2及び基地局8,10,12,14と同様の部分には同じ符号を付して説明し、同様の構成や動作についての重複する説明は省略するものとする。
図示しないが、移動局2は、第1の実施の形態とは異なり、現在走行している地点において雨が降っているか又は止んでいるかについて検知する降雨検知部を備えるようになっている。そして、移動局2は、降雨を検知したか否かについての降雨情報を、送信する信号のマルチフレーム38内における各フレーム30基地局制御符号部34に付加するようになっている(図2参照)。
すなわち、前記第1の実施の形態においては、基地局制御符号部34は2桁(2bit)の符号で表されるようになっていたが、本実施の形態における基地局制御符号部34は3桁(3bit)の符号で表すようになっており、下2桁の符号は前記第1の実施の形態と同様に、基地局が行なう送信に関する制御用の符号であって、「00」、「01」、「11」のいずれかの符号で表される。そして、上1桁の符号は、降雨情報を表し、降雨検知部が降雨を検知していない場合には「0」の符号で表され、降雨を検知している場合には「1」の符号で表される。
次に、本実施の形態に係る基地局8,10,12,14は、図5に示すように、前記第1の実施の形態に係るものと同様に構成されているが、受信部42及び状態判定部46が、移動局2から受信した信号の降雨情報に基づく動作を行なうようになっている。この動作を基地局8に基づいて説明する。
すなわち、本実施の形態に係る基地局8の受信部42は、前記第1の実施の形態に係る受信部42と同様に、受信した信号のマルチフレーム38内のフレーム30をカウントしながらその奇数番目の各フレーム30内の基地局制御符号部34を検出するが、この基地局制御符号部34の3桁の符号中の上1桁を、降雨情報として状態判定部46に出力するようになっている。
そして、状態判定部46は、この降雨情報に基づいて降雨時であると認識した場合には、移動局2から受信する信号の電界強度に関して設定されている上限Hと下限Lの所定範囲のうち、上限Hの値を下げて所定範囲の幅を狭くするようになっている(図4参照)。また、降雨情報に基づいて雨が止んだものと認識した場合には、上限Hの値を元に戻すようになっている。
このように、状態判定部46が、降雨情報に基づいて、移動局2から受信する信号の電界強度に関して設定されている所定範囲のうちの上限Hの値を変更(調節)するようになっていることにより、基地局8は移動局2に対して行なっている信号の送信を適切に終了することができると共に、移動局2にダイバーシチ方式によって取得する信号の切替えを適切に行なわせることができる。
ずなわち、移動局2から受信する信号の電界強度に関して設定されている所定範囲のうちの上限Hの値を変更(調節)しないとすると、降雨時において、基地局8が移動局2から受信する信号の電界強度は、その減衰量が大きくなるために、移動局2が基地局8に近付いても受信電界強度が所定範囲の上限Hに達しない場合がある。
このような場合には、基地局8は移動局2に対して行なっている信号の送信を適切に終了することができなくなってしまうが、上限Hの値を変更(調節)するようになっていることにより、天候に関わらず、基地局8は移動局2に対して行なっている信号の送信を適切に終了することができると共に、移動局2にダイバーシチ方式によって取得する信号の切替えを適切に行なわせることができる。
このような本実施の形態に係る移動体通信システム並びに移動局及び基地局によれば、第1の実施の形態と同様に、移動局との送受信を行なう基地局を切替えるための基地局制御装置や、走行中の列車の位置を監視するための列車位置検出装置等を用いなくとも、移動局は送受信を継続することができる。
したがって、第1の実施の形態と同様に、移動体通信システムを簡略化することができ、移動体通信システム構築の際の設備投資や維持費を削減することができる。
また、このような本実施の形態に係る移動体通信システム並びに移動局及び基地局によれば、第1の実施の形態と同様に、移動局は、同一の周波数で複数の基地局から同時に信号を受信しないようになっているために、混信を生じることがない。
また、移動局と各基地局が送受信する互いの信号は、常に十分な電界強度を有しているものであるため、送受信が途中で切断されてしまうおそれがない。
また、図示しないが、軌道6が途中から分岐しているような場合であっても、移動局2は分岐後の進行方向に関わらず、基地局制御符号部34を有する信号を進行方向に送信するため、列車4の進行方向が分岐点で変わった場合でも進行方向上の基地局を制御することができる。
また、本実施の形態に係る移動体通信システム並びに移動局及び基地局によれば、天候に関わらず、各基地局は移動局に対して行なっている信号の送信を適切に終了することができると共に、移動局にダイバーシチ方式によって取得する信号の切替えを適切に行なわせることができる。
なお、第1及び第2の実施の形態においては、軌道6上の各基地局8,10,12,14から送信される信号を移動局2が混信しないようにするために、各基地局8,10,12,14は、2種類の特定の周波数を交互に用いるようになっているが、3種類以上の特定の周波数を交互に用いるようになっていてもよい。
また、第1及び第2の実施の形態においては、例えば、図4中におけるf点とi点の間で周波数f1による移動局2への送信が途切れているように、同一周波数による各基地局から移動局2への送信が途切れる区間が定期的に存在するが、この区間は各基地局の配置間隔や送信出力を調整することにより無視することができるほど小さくすることができる。
本発明の第1及び第2の実施の形態に係る移動局2及び基地局8,10,12,14を示す移動体通信システムの概念図である。 図1中に示す、第1及び第2の実施の形態に係る移動局2から送信される信号の内容を示す構成図である。 図1中に示す、第1の実施の形態に係る基地局8の構成を示すブロック図である。 図1中に示す、第1及び第2の実施の形態に係る移動局2及び基地局8,10,12,14が受信する信号の電界強度線図である。 図1中に示す、第2の実施の形態に係る基地局8の構成を示すブロック図である。
符号の説明
2 移動局
4 列車
6 軌道
8,10,12,14 基地局
16 データバス
18 送受信部
20 制御部
30 フレーム
32 フレーム・シンク・ワード部
34 基地局制御符号部
36 データ部
38 マルチフレーム
40 分波器
42 受信部
44 送信部
46 状態判定部
48 フレーム同期部
50 送信制御部

Claims (7)

  1. 軌道上を移動する移動局と、
    複数の周波数のうちのいずれかであって隣り合う基地局とは互いに異なる周波数により前記移動局に対する信号の送信を行なうように前記軌道に沿ってゾーンラップ方式で配置される複数の基地局とを備え、
    前記移動局は、前記複数の周波数により送信される前記複数の基地局からの信号を周波数ダイバーシチ方式により受信し、複数のフレームで構成されるマルチフレームを用いたマルチフレーム同期方式で複数の周波数のいずれとも異なる一の周波数により信号を送信すると共に、前記複数の基地局とそれぞれ対応させた、前記マルチフレーム内のいずれか1つまたは複数のフレーム内に前記複数の基地局の送信をそれぞれ制御する基地局制御符号部を設け、
    前記複数の基地局は、前記移動局から送信される信号の前記マルチフレーム内における自基地局に対応する前記フレームの前記基地局制御符号部に基づいて前記移動局に対する信号の送信を開始、継続又は終了する
    ことを特徴とする移動体通信システム。
  2. 前記複数の基地局は、それぞれ前記移動局から送信される信号を所定範囲内の電界強度で受信すると共にマルチフレーム同期を確立しているときに、この信号の前記マルチフレーム内における自局に対応するフレームの前記基地局制御符号部が送信を要求する旨の符号である場合に送信を開始するようにした請求項1に記載の移動体通信システム。
  3. 前記移動局は、降雨検知部を有して、この降雨検知部により降雨を検知したか否かの降雨情報を前記各フレーム内の基地局制御符号部に付加し、
    前記複数の基地局は、移動局から受信する信号の電界強度に関して設定されている前記所定範囲の上限を前記降雨情報に基づいて変更するようにした請求項2に記載の移動体通信システム。
  4. 複数の周波数のうちのいずれかであって隣り合う基地局とは互いに異なる周波数により信号の送信を行なうように軌道に沿ってゾーンラップ方式で配置される複数の基地局からの信号を周波数ダイバーシチ方式により受信し、
    複数のフレームで構成されるマルチフレームを用いたマルチフレーム同期方式で前記複数の周波数のいずれとも異なる一の周波数により信号を送信すると共に、
    前記複数の基地局とそれぞれ対応させた、前記マルチフレーム内のいずれか1つまたは複数のフレーム内に前記複数の基地局の送信をそれぞれ制御する基地局制御符号部を設けた
    ことを特徴とする移動局。
  5. 降雨検知部を有して、この降雨検知部により降雨を検知したか否かの降雨情報を前記各フレーム内の基地局制御符号部に付加するようにした請求項4に記載の移動局。
  6. 複数の周波数のうちのいずれかであって隣り合う他の基地局とは互いに異なる周波数により移動局に対する信号の送信を行なうように前記軌道に沿ってゾーンラップ方式で配置される基地局であって、
    自局の周波数に対応するフレームを含んで各フレームごとに基地局制御符号部を有する複数のフレームで構成されるマルチフレームを用いたマルチフレーム同期方式により、移動局から送信される信号を所定範囲内の電界強度で受信すると共にマルチフレーム同期を確立しているときに、この信号のマルチフレーム内における自局の周波数に対応するフレームの基地局制御符号部が送信を要求する旨の符号である場合に送信を開始する
    ことを特徴とする基地局。
  7. 前記基地局制御符号部に降雨情報が付加されている信号を受信し、
    移動局から受信する信号の電界強度に関して設定されている前記所定範囲の上限を前記降雨情報に基づいて変更するようにした請求項6に記載の基地局。
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