JP4908989B2 - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機やプリンタなどの画像形成装置及びその制御方法、制御プログラム、記憶媒体に関する。
近年、カラープリンタ、カラー複写機等のカラー画像形成装置において、出力画像の高画質化が求められてきている。特に、濃度の階調とその安定性は、人間が下す画像の良し悪しの判断に大きな影響を与える。
ところで、上記のようなカラー画像形成装置では、環境の変化や長時間の使用による装置各部の変動があると、得られる画像の濃度が変動する。特に、電子写真方式のカラー画像形成装置の場合、わずかな環境変動でも濃度の変動が生じ、カラーバランスを崩す恐れがあるので、常に一定の濃度を保つための手段を持つ必要がある。
そこで、従来のカラー画像形成装置では、以下の対策がとられている。各色のトナーで濃度検知用のトナー像(トナーパッチ画像)を中間転写体や感光体等に形成し、その未定着トナーパッチ画像の濃度を未定着トナー用濃度検知センサで検知する。そして、その検知結果より露光量、現像バイアスなどのプロセス条件にフィードバックをかけて濃度制御を行うことで、安定した画像を得るように構成している。
しかし、上記の濃度検知センサを用いた濃度制御は、トナーパッチを中間転写体やドラムなどの上に形成して検知するもので、その後に行われる転写媒体への転写及び定着による画像のカラーバランスの変化については制御していない。そのため、転写媒体へ転写された像を定着するときに生じる変化については、上記の未定着トナー用濃度検知センサを用いた濃度制御では対応することができない。
このため、転写媒体上に定着された後のトナーパッチの濃度あるいは色を検知する濃度センサ(カラーセンサ)を設置したカラー画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1など)。
特開平9−305058号公報
しかしながら、転写媒体上に定着された後のトナーパッチの濃度あるいは色を検知する濃度センサ(カラーセンサ)を設置したカラー画像形成装置において、高速な画像形成を実現しようとすると以下の問題が生じる場合がある。
すなわち、画像形成装置では、定着に用いることが出来る熱量のもととなる電力には装置としての上限があるため、高速でカラー出力を続けていくと定着部の温度が下がる。この場合に、定着部の定着温度の低下(例えば、温度調整温度T3からT0に低下)がトナーの剥がれなどの定着性が確保できる許容温度範囲内の温度低下であれば、画像出力を行うことは可能である。しかし、定着部の許容温度範囲内ではあっても、定着温度の違いによって微妙なトナーの溶融具合の差異が生じ、結果として出力画像の色味の違いをもたらす。この結果、許容温度範囲内の定着温度であっても、その定着温度の違いによる画質の低下が問題となる場合がある。
本発明は、上記説明した従来技術の問題点を解決することを出発点としてなされたものである。その目的は、画像形成中において定着部における定着温度が定着許容温度範囲内であってもその定着温度の違いによって生じる出力画像の色味の違いを低減することができる画像形成装置及びその制御方法を提供することである。
上記目的を達成するための本発明に係る画像形成装置は、以下の構成を有する。すなわち、画像データに基づいて記録媒体上に現像剤像を形成する画像形成手段と、形成された現像剤像を定着する定着手段とを有する画像形成装置であって、前記定着手段の複数の異なる定着温度範囲にそれぞれ対応して、前記定着手段の定着温度の違いによって生じる出力画像の色味の違いを低減するための画像データのデータ変換テーブルを記憶する記憶手段と、前記定着手段の定着温度を検出する温度検出手段と、前記検出された定着温度が属する前記定着温度範囲に対応して前記記憶手段から前記データ変換テーブルを選択し、前記画像データのデータ変換を行う変換手段と、を有することを特徴とする。
又、異なる定着温度の前記定着手段を用いて定着されたパッチ画像の光学特性を測定する測定手段と、前記測定されたパッチ画像の光学特性を用いて、前記複数の定着温度範囲各定着温度範囲で使用する画像データのデータ変換テーブルを作成する作成手段と、前記各定着温度範囲で使用する画像データのデータ変換テーブルを前記各定着温度範囲に対応付けて前記記憶手段に書込む書込手段と、を更に有することを特徴とする。
上記目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の制御方法は、画像データに基づいて記録媒体上に現像剤像を形成する画像形成手段と、形成された現像剤像を定着する定着手段とを有する画像形成装置の制御方法であって、測定手段が、異なる定着温度の前記定着手段を用いて定着されたパッチ画像の光学特性を測定する測定工程と、作成手段が、前記測定されたパッチ画像の光学特性を用いて、複数の定着温度範囲各定着温度範囲で使用する画像データのデータ変換テーブルを作成する作成工程と、書込手段が、前記作成工程で作成された前記各定着温度範囲で使用する画像データのデータ変換テーブルを定着温度が属する定着温度範囲に対応付けて記憶する記憶手段に書込む書込工程と、温度検出手段が、前記定着手段の定着温度を検出する温度検出工程と、変換手段が、前記検出された定着温度が属する定着温度範囲に対応して前記記憶手段からデータ変換テーブルを選択し、前記画像データのデータ変換を行う変換工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、画像形成中において定着部における定着温度が定着許容温度範囲内であってもその定着温度の違いによって生じる出力画像の色味の違いを低減することができる画像形成装置及びその制御方法を提供することができる。すなわち、本画像形成装置では、定着温度範囲を複数の温度範囲に分割し、各定着温度範囲に適したデータ変換テーブルを保持し、画像形成時には定着温度を測定してその定着温度に適したデータ変換テーブルを選択して用いることができる。そのため、画像形成中に定着許容温度範囲内において定着温度低下が検出された場合には、その定着温度に適したデータ変換テーブルを選択して画像形成に使用することができるので画像の色味変化を防止することができる。
<第1実施形態>
[特徴]
本画像形成装置では、定着部の許容温度範囲を複数の定着温度範囲に分割し、各分割された定着温度範囲(A0,A1、A2、A3…)に適した画像データ変換用のγテーブル(γ0,γ1,γ2,γ3…)が用意されている。例えば、図1Aの4つに分割する例では、プリンタ制御部326のγテーブル106ではB0,B1、B2、B3バンクの各領域にそれぞれγ0,γ1,γ2,γ3が記憶されている。また、画像形成時には、定着部の定着温度を測定し、その定着温度に適したγテーブルを選択して用いる。その結果、本画像形成装置は、高速でカラー画像を連続して出力する場合に定着部の許容温度範囲内の低下が生じても、定着温度の違いによって生じるトナーの溶融具合の差異による出力画像の色味の違いを低減することができる。
[定着温度範囲の分割例:図4]
画像形成時に検出された定着温度と検出された各定着温度範囲で使用するγテーブルの関係を、図4を参照して説明する。
定着部の許容温度範囲は、4つの定着温度範囲(A0,A1、A2、A3)に等分割され、T0は定着部の許容下限温度、T3は温調(温度調節)目標設定温度、T4は定着部の許容上限温度である。ここで、A0は定着温度TがT0≦T≦T1の温度範囲、A1はT1<T≦T2の温度範囲、A2はT2<T≦T3の温度範囲、A3はT3<T≦T4の温度範囲である。そして、各定着温度範囲(A0,A1、A2、A3)に対して、それぞれに適した画像データ変換用のγテーブル(γ0、γ1、γ2、γ3)を用意する。そして、画像形成時に定着器の定着温度を測定し、測定された定着温度範囲がA0(T0≦T≦T1)の場合には、画像データのデータ変換用γテーブルとしてγ0テーブルを選択して画像データのデータ変換に用いる。同様に、定着温度範囲がA1、A2,A3の場合はγ1,γ2,γ3テーブルを選択する。その結果、測定された定着温度に適したγテーブルとして、定着温度の違いを補正したγ0、γ1,γ2,γ3を用いて画像データのデータ変換を行うことにより、定着温度の違いによる画像の色味の違いの問題が解消される。
[定着温度でγテーブルを選択する制御構成:図1A]
次に、上記説明した本画像形成装置の特徴である、定着部の定着温度の検出結果に基づいて検出された定着部の定着温度に適したγテーブルを選択する制御構成について図1Aに一例を示すブロック図を用いて説明する。
図1Aに示すプリンタ制御部326のγテーブル106では、その領域は4つのB0,B1,B2,B3バンクに分割され、各分割されたバンクには、定着部の4つに分割された各定着温度範囲に適したγテーブル(γ0,γ1,γ2、γ3)が用意されている。そこで、プリンタ制御部326は、用意されたγテーブルの中から定着部の温度検出結果に基づいて、検出された定着部の定着温度に適したγテーブルを選択する制御を行う。
図1Aにおいて、プリンタ制御部326は、A/Dコンバータ104、RAM103、CPU101、ROM102、I/Oポート105、γテーブル106、パッチデータ形成回路部107,セレクタ108などから構成される。また、プリンタ制御部326には、カラーセンサ110の信号や定着部の温度検知を行うサーミスタ120の信号が入力される。なお、カラーセンサ110については、後で図2,図3を用いて詳しく説明する。
CPU101は本機体のシーケンス制御を司る中央処理部であり、ROM102には、γテーブルを選択する制御処理やγテーブルの作成処理などの以下に説明する各種制御プログラムが記憶されている。RAM103はCPU101が制御プログラムに基づいて各部を制御しながら実行するときの作業領域として用いられるものである。
図1Aにおいて、A/Dコンバータ104ではアナログ値がデジタル値に変換され、I/Oポート105ではCPU101からの命令によりγテーブルの選択をはじめとする各負荷のon/off制御の信号S0,S1,S2が出力される。γテーブル106はI/Oポート105からの信号S0、S1に基づき画像データ変換テーブルのバンク切り替えを行う。パッチデータ形成回路部107はパッチデータを形成する。セレクタ108はI/Oポート105からの信号S2に基づき出力信号の切り換えを行う。なお、γテーブル106の値は、カラーセンサ110に基づいてCPU101から接続されたアドレスバス、データバスにより書き換え可能となっている。
ここで、図1Aに示すγテーブル106の例では、γテーブルは4つの定着温度範囲に等分割された定着部の許容温度範囲(図4のA0、A1、A2、A3)に対応してB0、B1、B2、B3の4つのバンクに区分されている。それぞれの区分されたバンク内にはMYCK各色の変換テーブルが形成され、I/Oポート105からの信号に基づき選択されて、画像データに適用される変換テーブルのバンク切り替えが行われる。ここでB0のバンクのγテーブル(γ0)は定着温度T0〜T1に、B1のバンクのγテーブル(γ1)は定着温度T1〜T2に、B2のバンクのγテーブル(γ2)は定着温度T2〜T3に、B3のバンクのγテーブル(γ3)は定着温度T3〜T4に対応する。そして、γテーブル106では、測定された定着温度に基づいて入力される信号(S0、S1)をアドレスとして各定着温度範囲で用いるγテーブル(γ0,γ1,γ2,γ3)の切替が行なわれ、選択したγテーブルを用いて画像データのデータ変換がなされる。すなわち、測定された定着温度がA0の場合はB0を指定する信号(00)、A1の場合はB1を指定する信号(01)を用いて画像データのデータ変換がなされる。同様に、A2の場合はB2を指定する信号(10)、A3の場合はB3を指定する信号(11)により選択されたγテーブル(γ0、γ1,γ2またはγ3)を用いて画像データのデータ変換がなされる。
次に、γテーブル106及びパッチデータ形成部107で形成されたパッチデータはそれぞれセレクタ108に入力され、I/Oポート105からの信号S2に基づきその一方が選択されて後述する画像形成部に出力される。次に、画像形成部はセレクタ108で選択されたデータに基づき画像形成を行う。
[画像処理装置のメモリ構成例:図1B]
図1Bに、ROM102、RAM103に記憶されているデータの一例を示す。
例えば、ROM102には定着設定温度T0,T1,T2、T3、T4、経過後の再作成時間tRなどが記憶されている。ここで、T0は、定着温度の下限温度、T3は温度調節目標設定温度,T4は定着温度の上限温度である。また、経過後の再作成時間は、画像形成装置を起動してからの経過時間がtRを超えた場合に色味検出を行うための指示に用いられる。また、RAM103には、測定した定着温度TM、定着温度T0,T3で定着後のパッチ画像の色味検出結果G(T0)、G(T3)、このG(T0)、G(T3)の基づいて補間演算によって算出されるγテーブル、操作者の指示(起動時の色味検出の作成中止、指示時刻における色味検出の作成指示など)、経時時間のカウンタなどが記憶される。
[画像形成装置の全体構成:図2]
次に、本発明画像形成装置の全体構成について図2を用いて説明する。
本画像形成装置は図2に示すように、リーダー部301とプリンタ部302から構成される。原稿台310上と原稿圧板311の間におかれた原稿を、ランプ312で照射しながら矢印V方向に走査していく。原稿からの反射光像はミラー群313、レンズ314を通してRGB3色のフィルタが施されたCCD315上に結像し、CCD315によりRGBの各色の信号に光電変換される。電気信号となった画像信号は画像処理部401にて所定の画像処理が加えられてCMYKの出力画像データを作り、プリンタ部302に送出される。
326は画像制御及び駆動制御を行うプリンタ制御部である。325はレーザー光を感光ドラム上に走査させるポリゴンスキャナであり、331は初段のマゼンタ(M)の画像形成部であり、332、333、334は同様の構成のシアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色についての画像形成部を示す。
プリンタ制御部326において所定のγ補正の画像変換処理を画像データ施す。そのγ補正を行った画像データに応じて独立に駆動されるレーザー素子321〜324からのレーザービームを各色の感光ドラム上に走査する。画像形成部331において340はレーザー光の露光により潜像を形成する感光ドラムである。341は、ドラム340上にトナー現像を行う現像器であり、現像器341内の342は現像バイアスを印加し、トナー現像の行うスリーブである。343は現像スリーブ上の現像剤からの反射光量により現像剤濃度を検出する現像剤濃度センサである。344は、感光ドラム340を所望の電位に帯電させる1次帯電器であり、345は、転写後のドラム340の表面を清掃するクリーナである。346はクリーナ345で清掃されたドラム340の表面を除電し、1次帯電器344において良好な帯電を得られるようにする補助帯電器である。347はドラム340上の残留電荷を消去する前露光ランプであり、348は、転写ベルト354の内部から放電を行い、ドラム340上のトナー画像を転写部材に転写する転写帯電器である。349は感光ドラム340上に形成される現像からの反射光量を検出する現像濃度センサである。
一方、紙などの転写媒体390は用紙送り装置351、352、再給紙装置350または手差し用紙送り装置353から給紙搬送される。361は記録媒体を一度停止し、画像形成部への転写媒体の搬送のタイミングを決定するレジストローラである。レジストローラで搬送のタイミングを取った後に転写媒体は転写ベルト354上に送られる。そして、前記感光ドラム上に形成されたトナー像を上記転写ベルトにより搬送される上記転写媒体に転写することで、マゼンタの画像が転写媒体上に形成される。この電子写真プロセスをシアン、イエロー、ブラックで各現像ステーションにおいて同様に行うことで、原稿に対応したカラー画像が上記転写媒体上に形成される。画像形成媒体は、定着前搬送355を通過し、定着器356によってトナー像を転写媒体に加熱定着させ、転写媒体上の画像として出力される。定着器356は、定着部材の当接されたサーミスタ120で定着部材の温度検知を行い、その検知温度を基に温調制御されるものである。画像面を裏返して排出する裏面排紙を行う場合には記録媒体は反転搬送路357に搬送され、反転搬送路で反転された後、排紙される。また、両面の画像形成を行うモードでは、定着された画像形成媒体は、反転搬送路357から再給紙搬送路358へと搬送され、再給紙装置350に送り込まれ、2面目の画像形成を行うための媒体として配置される。110は再給紙搬送路358上に配置されたカラーセンサである。
なお、本画像形成装置では図示しない操作部によって、操作者から装置への操作、及び装置から操作者への指示(例えば、電力投入時におけるγデータの自動取得処理を行わない指示など)が可能となっている。
[カラーセンサ110の構成:図3]
次に、上記説明したカラーセンサ110について説明する。図3はカラーセンサ110の構成の一例を示す。
カラーセンサ110は、白色LED111と、RGBオンチップフィルタ付き電荷蓄積型センサ112により構成されている。そして、白色LED111からの光を定着後のパッチ画像が形成された転写媒体に対して斜め45度より入射させ、0度方向への乱反射光強度をRGBオンチップフィルタ付き電荷蓄積型センサ112により検知する。RGBオンチップフィルタ付き電荷蓄積型センサ112の受光部113は、RGBが独立した画素となっている。RGBオンチップフィルタ付き電荷蓄積型センサ112により検知された値はA/D変換されてデジタル値として制御に用いられる。
なお、上記説明したRGBオンチップフィルタ付き電荷蓄積型センサ112は、フォトダイオードでも良く、RGBの3画素のセットが、数セット並んでいるものであっても良い。また、RGBオンチップフィルタ付き電荷蓄積型センサ112の入射角を0度、反射角を45度とする構成としても良い。更に、RGBオンチップフィルタ付き電荷蓄積型センサ112の代わりにRGB3色が発光するLEDとフィルタ無しセンサにより構成しても良い。
カラーセンサ110による色味検知の動作について説明を行う。画像データとしては、プリンタ制御部326内のパッチデータ形成部107で所定の大きさ、濃度に対応するパッチデータが生成される。そのパッチデータに基づき、通常の画像と同様に画像形成が行われる。定着器356によってパッチ画像を転写媒体に加熱定着された転写媒体は、反転搬送路357から再給紙搬送路358へと搬送される。転写媒体をカラーセンサ110に対向した位置で停止し、カラーセンサ110で所定のパッチ画像の色味検出を行う。パッチ画像の色味検出を行った後、転写媒体は再給紙装置350に送り込まれ、再度、画像形成の搬送路を搬送されて機外へ排出される。
[定着温度とγテーブルの切り換えの例:図4]
図4は、測定された定着部の定着温度Tによってγテーブルの切り換え例を示す図である。
時刻t1において定着温度T3でコピーが開始する。このとき、時刻t1〜t2に示す定着温度範囲A2(T2<T≦T3)のときにはγテーブルとしてγ2を使用して画像形成を行う。コピーを連続して行うにつれ時刻t2〜t3に示すように定着温度範囲がA1(T1<T≦T2)に低下すると、γテーブルをγ2からγ1に切り替て画像形成を行う。さらにコピーを連続して行うにつれ時刻t3〜t4に示すように定着温度範囲がA0(T0≦T≦T1)に低下すると、γテーブルをγ1からγ0に切り替て画像形成を行う。ここで、時刻t4〜t5に示すように定着部の定着温度のリカバリーを行い、定着部の定着温度をT3より高い温度に調整する。そして、図に示すように、時刻t5〜t9の範囲でコピー動作を行う。このとき、時刻t5〜t6に示す定着温度範囲A3(T3<T≦T4)のときにはγテーブルとしてγ3を使用して画像形成を行う。また、時刻t6〜t7ではγテーブルとしてγ2を使用し、時刻t7〜t8ではγテーブルとしてγ1を使用し、時刻t8〜t9ではγテーブルとしてγ0を使用する。なお、コピーが終了すると、定着部の定着温度TをT=T3としてスタンバイ動作を行う。
[定着温度に基づいてγテーブルの切替を行う画像形成処理:図5]
次に、図1Aで説明した画像形成時の定着温度に基づいたγテーブルの切替を伴う画像形成処理について図5を用いて説明する。
図5において、画像形成処理を開始すると、まずステップS301において、定着部の温調目標温度TcをTc=T3に設定する。次に、ステップSS302に進み、定着部の温調動作を行うとともに定着部の定着温度を検出する。
次に、ステップS303に進み、検出した定着温度TがT3未満であれば、定着部の温調動作を行いながら検出した定着温度TがT3となるまで待機し、ステップS303において検出した定着温度TがT3以上であれば、ステップS304に進む。
ステップS304では、コピー動作の受け付けを行い、コピー動作が指示されるとS305に進む。ステップS305では、検出した定着温度Tの確認を行い、T3<T<T4であれば、ステップS306に進み信号S0=1、信号S1=1としバンクB3(γテーブル=γ3)を設定してからステップS313に進む。
一方、ステップS305においてT3<T<T4でなければステップS307に進み、T2<T<T3であればステップS308に進み信号S0=0、信号S1=1としバンクB2(γテーブル=γ2)を設定してからステップS313に進む。
一方、ステップS307においてT2<T<T3でなければステップS309に進み、T1<T<T2であればステップS310に進み信号S0=1、信号S1=0としバンクB1(γテーブル=γ1)を設定してからステップS313に進む。
一方、ステップS309においてT1<T<T2でなければステップS311に進み、T0<T<T1であればステップS312に進み信号S0=1、信号S1=1としバンクB0(γテーブル=γ0)を設定してからステップS313に進む。
ステップS313では、設定されたB3,B2,B1またはB0バンクのγテーブルを用いて、コピー動作を行う。次に、ステップS314に進み、コピーが終了しなければ定着部の温度検出をしながら上記説明したステップS305〜ステップS313の処理に従ってコピー動作を繰り返すことにより、画像形成処理を行うことができる。なお、コピー動作の継続に伴い検出した定着温度Tが低下し、ステップS311において検出した定着温度TがT<T0となった場合には、コピー動作を一旦中止する。そして、T>T3となるまで温調動作を行ってから(ステップS302、S303)、上記説明した処理を行うことにより画像形成処理を行うことができる。
以上説明したように、本画像形成装置では、画像形成時には、定着部の定着温度を測定し、その定着温度に適したγテーブルを選択して用いる。そのため、本画像形成装置では、高速でカラー画像を連続して出力する場合に定着部の許容温度範囲内の低下が生じても定着温度の違いによって生じるトナーの溶融具合の差異による出力画像の色味の違いを低減することができる。
[γテーブルの生成処理:図6]
次に、図5で用いる4つの定着温度範囲(A0,A1、A2、A3)のそれぞれに適したγテーブル(γ0、γ1、γ2、γ3)の生成処理について図6を用いて説明する。
図6は、電源投入後において自動で行われる4つの定着温度範囲(A0,A1、A2、A3)のそれぞれに適したγテーブル(γ0、γ1、γ2、γ3)の生成処理の一例を示すフローチャートである。
図6において、γテーブルの生成処理を開始すると、まずステップS101において、定着温度Tを検出する。検出した定着温度TがT<T0であればステップS104に進み、温調目標温度TcをTc=T0してから、以下に示す色味検知動作G(T)を行うためステップS105に進む。一方、ステップS101で検出した定着温度Tが仮に温調開始時点でT0≦Tであれば、ステップS102に進み、T=T0における色味検知動作G(T0)を行わず、不揮発メモリに記憶されている前回の色味検知結果G(T0)の測定値を設定する。
次に、ステップS105では、定着部の温調動作を行うとともに定着温度Tを検出する。続いて、ステップS106に進み、検出した定着温度TがTc=T0となるまで待機し、Tc=T0となった時点でステップS107に進む。
ステップS107では、定着部の定着温度T0における色味検知動作G(T)=G(T0)を行う。すなわち、パッチデータ形成部107で転写媒体にパッチ画像が形成され、定着部において定着温度T0で現像剤像が加熱定着され、カラーセンサ110で定着されたパッチ画像の色味検出を行う。
次にステップS108に進み、検出した定着温度Tの確認を行い、T<T3であれば、ステップS103に進み、温調目標温度TcをTc=T3としてからステップS105に進む。
次に、ステップS105では、定着部の温調動作を行うとともに定着温度Tを検出する。続いて、ステップS106に進み、検出した定着温度TがTc=T3となるまで待機し、Tc=T3となった時点でステップS107に進む。
ステップS107では、定着部の定着温度T3における色味検知動作G(T)=G(T3)を行う。すなわち、パッチデータ形成部107で転写媒体にパッチ画像が形成され、定着部において定着温度T3で現像剤像が加熱定着され、カラーセンサ110で定着されたパッチ画像の色味検出を行う。
次に、ステップS108からステップS109に進み、T0とT3での色味検知動作によって測定された色味データG(T0)、G(T3)の値を基に4つの定着温度範囲(A0、A1、A2、A3)で使用するγテーブルを算出する。なお、A0はT0≦T≦T1、A1はT1<T≦T2、A2はT2<T≦T3、A3はT3<T≦T4である。ここで、作成されるγテーブルは、例えば、定着温度T0とT3での色味データG(T0)、G(T3)に基づき、補間演算を用いて定着温度T0、T1、T2、T3、T4に対応した4つのγテーブル(γ0、γ1、γ2、γ3)を作成する。そして、作成したγ0をA0(T0≦T≦T1)で使用し、γ1をA1(T1<T≦T2)で使用し、γ2をA2(T2<T≦T3)で使用し、γ3をA3(T3<T≦T4)で使用するものとする。作成されたγテーブルは図1Aのγテーブル106のB0、B1、B2、B3にそれぞれ記憶される。
以上のような構成及び動作により、本画像形成装置では、定着温度の許容範囲内であっても定着温度の違いに基づいた色味の違いを補正することができる。従って、従来のように、定着温度の許容範囲内で1つのγテーブルを用いる場合に比べて、定着温度の許容範囲内であっても定着温度の違いを補正したγテーブルを用いて画像データのデータ変換が可能となる。その結果、画像形成中の定着温度低下に起因する画像の色味変化を低減することができる。
本実施例では、γテーブルとして定着温度範囲を4分割し、予め作成した4つのγテーブルを切り換えて画像データ変換する例を示した。分割個数はこれに限るものではない。また、γテーブルを2バンク持ち、一方のバンクを画像変換に用い、もう一方のバンクに温度検出結果に基づきリアルタイムに演算したデータを書込み、画像ごとにバンクを切り換えていくといった制御なども可能である。また、電源投入後に自動で色味検知を行う形で説明を行ったが、この色味検知動作を実施する/実施しないの設定を切り換える指示設定を図示しない操作部から行うことも本構成で実施可能である。さらに、装置の動作枚数カウンタや経時カウンタの値に基づき、色味検知動作を実施することも本構成で可能である。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態の画像形成装置について説明する。なお、第2実施形態の画像形成装置は、第1実施形態の画像形成装置と類似するものである。そこで、以下の説明では、第2実施形態の画像形成装置が第1実施形態の画像形成装置と共通する部分の説明は重複するのでその説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
第1実施形態の画像形成装置では、電源投入後において定着部の分割された各定着温度範囲(A0,A1、A2、A3)のそれぞれに適したγテーブル(γ0、γ1、γ2、γ3)の生成処理を行っていた。しかし、本画像形成装置では、操作者が指示した時点で、操作者の指示に基づいて色味検出動作を行い、γテーブルの生成処理を行う点のみが異なる。従って、第1実施形態の画像形成装置で説明した図1〜図5までの処理は共通するのでその説明は省略する。以下、操作者の指示に基づいて操作者が指示した時点でγテーブルを生成する処理について説明する。
[操作者の指示に基づくγテーブルの生成処理:図7]
図7は、操作者の指示に基づいて操作者が指示した時点でγテーブルを生成する処理(γテーブルの補正処理)の一例を示すフローチャートである。
図7は、例えば、画像形成装置がスタンバイ状態となった後などで、操作者が図示しない操作部からγテーブルの生成処理を指示した場合に、操作者の指示に基づいて色味検出動作を行う処理である。
図7のステップS200において、CPU101は、操作者からのγテーブルの生成処理の指示を検出すると(図1Bの作成指示フラグ参照)、ステップS201に進む。
ステップS201では、CPU101は、サーミスタ120が検出した定着温度T(図1Bの測定した定着温度T参照)がT>T0であれば、ステップS202に進む。ステップS202で、設定した温度となるようにするための温度調整動作を停止して、定着部の定着温度を低下させる。次に、ステップS203に進み、定着部の定着温度の低下を一層促進するために、温度低下動作としてトナー画像が形成されていない転写媒体を定着部への連続的に通紙することにより定着温度の温度低下を促進させる。なお、温度低下動作として、複数の用紙を連続的に通紙する代わりに1枚の用紙による通紙を循環的に行ってもよいし、そのまま定着部の温度調整動作を停止して温度低下を待つようにしてもよい。
次に、ステップS202において、定着温度TがT<T0に低下した場合には、ステップS204に進む。
ステップSS204では、温調目標温度Tc=T0としてから、ステップS205に進み、温度調整動作を再開するとともに定着温度Tを検出する。次に、ステップS206に進み、検出した定着温度TがTc=T0となるまで待機し、定着温度TがTc=T0となった時点でステップS207に進む。
ステップS207では、定着部の定着温度T0における色味検知動作G(T)=G(T0)を行う。すなわち、パッチデータ形成部107で転写媒体にパッチ画像が形成され、定着部において定着温度T0で現像剤像が加熱定着され、カラーセンサ110で定着されたパッチ画像の色味検出を行う。
次にステップS208に進み、検出した定着温度Tの確認を行い、T<T3であれば、ステップS20に進み、温調目標温度TcをTc=T3としてからステップS205に進む。
次に、ステップS205では、定着部の温調動作を行うとともに定着温度Tを検出する。続いて、ステップS206に進み、検出した定着温度TがTc=T3となるまで待機し、Tc=T3となった時点でステップS207に進む。
ステップS207では、定着部の定着温度T3における色味検知動作G(T)=G(T3)を行う。すなわち、パッチデータ形成部107で転写媒体にパッチ画像が形成され、定着部において定着温度T3で現像剤像が加熱定着され、カラーセンサ110で定着されたパッチ画像の色味検出を行う。
次に、ステップS208からステップS210に進み、T0とT3での色味検知動作によって測定された色味データG(T0)、G(T3)の値を基に4つの定着温度範囲(A0、A1、A2、A3)で使用するγテーブルを算出する。なお、A0はT0≦T≦T1、A1はT1<T≦T2、A2はT2<T≦T3、A3はT3<T≦T4である。ここで、作成されるγテーブルは、例えば、定着温度T0とT3での色味データG(T0)、G(T3)に基づき、補間演算を用いて定着温度T0、T1、T2、T3、T4に対応した4つのγテーブル(γ0、γ1、γ2、γ3)を作成する。そして、作成したγ0をA0(T0≦T≦T1)で使用し、γ1をA1(T1<T≦T2)で使用し、γ2をA2(T2<T≦T3)で使用し、γ3をA3(T3<T≦T4)で使用するものとする。
以上のような構成及び動作により、本画像形成装置では、定着温度の許容範囲内であっても定着温度の違いに基づいた色味の違いを補正することができる。従って、従来のように、定着温度の許容範囲内で1つのγテーブルを用いる場合に比べて、定着温度の許容範囲内であっても定着温度の違いを補正したγテーブルを用いて画像データのデータ変換が可能となる。その結果、画像形成中の定着温度低下に起因する画像の色味変化を低減することができる。
[他の実施形態]
また、本発明の目的は、実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給してもよい。その場合、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RWを用いることができる。また、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現される。しかし、それ以外にも、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現される。これ以外にも、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も、本発明に含まれることは言うまでもない。
この場合、上記プログラムは、該プログラムを記憶した記憶媒体から直接、又はインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続された不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
上記実施の形態では、画像形成装置の印刷方式を電子写真方式とした場合を例に挙げたが、本発明は、電子写真方式に限定されるものではなく、インクジェット方式、熱転写方式、感熱方式、静電方式、放電破壊方式など各種印刷方式に適用することができる。
上記プログラムの形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラムコード、OS(オペレーティングシステム)に供給されるスクリプトデータ等の形態から成ってもよい。
本発明のプリンタ制御部の定着温度に適したγテーブルを選択する制御構成を説明するブロック図である。 ROM、RAMに記憶されているデータの一例を示す図である。 本画像形成装置の全体構成を示す図である。 カラーセンサの構成の一例を説明する図である。 画像形成時に検出された定着温度と、検出された各定着温度範囲(A0,A1、A2、A3)で使用するγテーブル(γ0、γ1、γ2、γ3)の関係を説明する図である。 画像形成時の定着温度に基づいたγテーブルの切替を伴う画像形成処理を説明するフローチャートである。 各定着温度範囲(A0,A1、A2、A3)に適したγテーブル(γ0、γ1、γ2、γ3)の生成処理を説明するフローチャートである。 操作者の指示に基づいてγテーブルを生成する処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
110 カラーセンサ
120 サーミスタ
326 プリンタ制御部
101 CPU
102 制御プログラムを記憶するROM
103 CPUが制御シーケンスにおいて記憶に用いるRAM
104 A/Dコンバータ
105 I/Oポート
106 γテーブル(画像データ変換テーブル)

Claims (16)

  1. 画像データに基づいて記録媒体上に現像剤像を形成する画像形成手段と、形成された現像剤像を定着する定着手段とを有する画像形成装置であって、
    前記定着手段の複数の異なる定着温度範囲にそれぞれ対応して、前記定着手段の定着温度の違いによって生じる出力画像の色味の違いを低減するための画像データのデータ変換テーブルを記憶する記憶手段と、
    前記定着手段の定着温度を検出する温度検出手段と、
    前記検出された定着温度が属する前記定着温度範囲に対応して前記記憶手段から前記データ変換テーブルを選択し、前記画像データのデータ変換を行う変換手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 異なる定着温度の前記定着手段を用いて定着されたパッチ画像の光学特性を測定する測定手段と、
    前記測定されたパッチ画像の光学特性を用いて、前記複数の定着温度範囲各定着温度範囲で使用する画像データのデータ変換テーブルを作成する作成手段と、
    前記各定着温度範囲で使用する画像データのデータ変換テーブルを前記各定着温度範囲に対応付けて前記記憶手段に書込む書込手段と、を更に有することを特徴とする請求1に記載の画像形成装置。
  3. 前記測定手段は、
    前記記録媒体上にパッチ画像の現像剤像を形成するパッチ画像形成手段と、
    前記定着温度が予め決められた設定温度に到達した場合に前記パッチ画像形成手段により形成され前記定着手段により定着されたパッチ画像の光学特性を検出する検出手段とを有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記測定手段は、前記定着温度が1つの前記定着温度範囲内の第1設定温度に到達した場合、又は他の前記定着温度範囲内の該第1設定温度より高い第2設定温度に到達した場合に、パッチ画像の光学特性を測定することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1設定温度は前記定着手段による定着が可能な下限温度である定着下限温度であり、前記第2設定温度は前記定着手段の温度調整の目標温度である温調温度であることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記測定手段は、前記定着手段の定着温度が前記定着下限温度より高い場合には、前記目標温度に到達した場合にパッチ画像の光学特性を測定することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記測定手段によるパッチ画像の光学特性の測定は、電源投入時に実行されることを特徴とする請求項乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記電源投入後前記定着温度が加熱される際に前記パッチ画像の光学特性の検出を行わないように指示する検出中止手段を更に有することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記画像形成装置の動作履歴を記憶する動作履歴記憶手段と、
    前記動作履歴に基づいて前記測定手段によりパッチ画像の光学特性を測定するか否かを制御する第制御手段を更に有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  10. 前記画像形成装置の経時履歴を記憶する経時履歴記憶手段と、
    前記経時履歴に基づいて前記測定手段によりパッチ画像の光学特性を測定するか否かを制御する第制御手段を更に有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  11. 前記測定手段による前記パッチ画像の光学特性の測定を実行するように指示する指示手段を更に有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  12. 前記測定手段による前記パッチ画像の光学特性の測定を実行するように指示する指示手段と、
    前記定着手段の定着温度が前記第1設定温度より高い場合は、画像形成を行わない記録媒体を前記定着手段に繰り返し通過させて前記定着温度を前記第1設定温度にまで低下させる冷却手段とを更に有することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  13. 前記測定手段による前記パッチ画像の光学特性の測定を実行するように指示する指示手段と、
    前記定着手段の定着温度が前記第1設定温度より低い場合は、前記定着手段の設定温度を前記第1設定温度にしてスタンバイ状態とするスタンバイ手段とを更に有することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  14. 画像データに基づいて記録媒体上に現像剤像を形成する画像形成手段と、形成された現像剤像を定着する定着手段とを有する画像形成装置の制御方法であって、
    測定手段が、異なる定着温度の前記定着手段を用いて定着されたパッチ画像の光学特性を測定する測定工程と、
    作成手段が、前記測定されたパッチ画像の光学特性を用いて、複数の定着温度範囲各定着温度範囲で使用する画像データのデータ変換テーブルを作成する作成工程と、
    書込手段が、前記作成工程で作成された前記各定着温度範囲で使用する画像データのデータ変換テーブルを定着温度が属する定着温度範囲に対応付けて記憶する記憶手段に書込む書込工程と、
    温度検出手段が、前記定着手段の定着温度を検出する温度検出工程と、
    変換手段が、前記検出された定着温度が属する定着温度範囲に対応して前記記憶手段からデータ変換テーブルを選択し、前記画像データのデータ変換を行う変換工程と、を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  15. 請求項14に記載の画像形成装置の制御方法の工程をコンピュータ実行させるための制御プログラム。
  16. 請求項15に記載の制御プログラムを記憶したコンピュータ読み出し可能な記憶媒体。
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