JP2007163996A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画質調整用画像の内容を適切に設定することで、画像用画像を形成する際の濃度ずれを抑える。
【解決手段】これから作成する画像データ(YMCKデータ)に応じて、画像用データ(例えばI4)を作成し、且つ、事前に作成するパッチ用データ(例えばP4)の内容を決定する。次に、このパッチ用データ(例えばP4)に基づく画質調整用トナー像G2の形成およびその読み取り結果に基づく光量補正データの取得を3回行う。そして、最終的に得られた光量補正データを用いて光量補正を行いつつ、画像用データ(例えばI4)に基づく画像用トナー像G1の形成を実行する。ここで、画像用トナー像G1はイメージ領域S1に、画質調整用トナー像G2はインターイメージ領域S2に、それぞれ形成される。
【選択図】図13

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に係り、より詳しくは、形成される画像の濃度の補正機能を備えた画像形成装置に関する。
従来における画像形成装置として、感光体ドラム、帯電装置、露光装置、現像装置、および転写装置等を備えたものが知られている。このような画像形成装置では、回転する感光体ドラムを帯電装置によって一様に帯電し、帯電後の感光体ドラム表面を露光装置によって選択的に露光することで、感光体ドラム上に静電潜像を形成する。そして、感光体ドラム上に形成された静電潜像を現像装置により現像して可視像化した後、得られたトナー像を転写装置によって記録材に転写する。
この種の画像形成装置では、得られる画質が環境(温度や湿度)の変動や部品の経時劣化等の影響を受けやすい。このため、形成しようとするトナー像の濃度と実際に形成されるトナー像の濃度とのずれ(濃度ずれ)を抑制するための濃度ずれ制御(プロセスコントロール)が不可欠となる。
そこで、像担持体(例えば感光体ドラム)上に所定の画質調整用トナー像(基準トナー像)を形成し、形成された基準トナー像の濃度測定結果に基づいて画像形成条件を補正する手法が広く用いられている(例えば特許文献1参照)。また、濃度補正による生産性の低下を抑制する観点から、基準トナー像を、記録材に転写するための画像用トナー像が形成されるイメージ領域の間に設けられたインターイメージ領域に形成するようにした技術も存在する(例えば特許文献2参照)。さらに、インターイメージ領域に形成できるパッチ画像の数を増加させる目的で、基準トナー像を複数のパッチ画像で構成するとともに、各パッチ画像のサイズを小さくするといった技術も存在する(例えば特許文献3参照)。
特開平6−102734号公報(第6−9頁、図9) 特開平5−313454号公報(第6頁、図3) 特開2003−186257号公報(第4−5頁、図2)
ここで、例えば上記特許文献3では、各インターイメージ領域に、基準トナー像として複数の濃度(特許文献3では画像密度60%および画像密度20%)で各色(イエロー、マゼンタ、シアン、および黒)のパッチ画像を形成している。すなわち、上記特許文献3では、各インターイメージ領域に形成する基準トナー像の内容を同一に設定している。そして、基準トナー像以外の濃度については、これら基準トナー像を濃度測定して得られたデータに基づき補完を行うといった手法を採用している。
しかしながら、特許文献3記載の手法を採用した場合、基準トナー像として作成していない濃度のトナー像については、十分な補正が行われなくなるおそれがある。特に、画像形成条件と得られるトナー濃度との関係が非線形性を有している場合には、補正精度が低下しやすくなるために、結果として濃度ずれを招きやすい。
このような問題を解決するため、上記特許文献3記載の技術を利用し、インターイメージ領域内に形成する画像パッチの数をさらに増加させることが考えられる。ただし、インターイメージ領域の大きさには限りがあることから、たとえ画像パッチのサイズを小さくしたとしても、一つのインターイメージ領域内に形成できる画像パッチの数には限界がある。
また、特許文献3記載の手法を採用した場合、例えばマゼンタおよび黒の2色を用いて画像用トナー像を形成する際にも、マゼンタや黒の基準トナー像の他にイエローやシアンによる基準トナー像も形成されてしまう。すると、無駄に消費されるトナーの量が増加してしまうという問題も生じていた。
本発明は、かかる技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、画質調整用画像の内容を適切に設定することで、画像用画像を形成する際の濃度ずれを抑えることにある。
また、他の目的は、濃度ずれ補正等に用いられる画質調整用画像を形成する際の無駄なトナーの消費を抑制することにある。
かかる目的のもと、本発明が適用される画像形成装置は、像担持体上に画像用画像を形成し、像担持体上の画像用画像が形成されていない領域に画質調整用画像を形成する画像形成部と、入力される画像データを用いて画質調整用画像の内容を決定する決定部と、決定部にて内容が決定され、画像形成部にて像担持体上に形成された画質調整用画像を読み取る読み取り部と、読み取り部による読み取り結果から、画像データに基づいて画像用画像を形成する際の画像形成部の作像条件を調整する調整部とを含んでいる。
ここで、画質調整用画像は複数のパッチ画像からなり、決定部は、画質調整用画像の内容として複数のパッチ画像の色及び濃度の少なくとも何れか一方の組み合わせを決定することを特徴とすることができる。また、読み取り部により読み取られた画質調整用画像の濃度及び色の少なくとも一方が所定の範囲から逸脱した場合に、画像形成部で形成する画質調整用画像のサイズを大きくさせる変更部とをさらに含むことができる。さらに、決定部は、画像データに基づく画像用画像の形成を開始する前に画像データに対応する画質調整用画像の内容を決定し、調整部は、画像データに基づく画像用画像の形成を開始する前に画像形成部の作像条件の調整を完了することを特徴とすることができる。さらにまた、画像形成部は、画像用画像と隣接する他の画像用画像との間に複数の画像データに対応する複数の画質調整用画像を形成することを特徴とすることができる。
また、他の観点から捉えると、本発明が適用される画像形成装置は、像担持体に画像を形成する画像形成部と、像担持体に形成された画像の濃度及び色の少なくとも一方を検知する検知部と、検知部によって検知される検知結果に基づいて画像形成部における作像条件を調整する調整部と、入力される画像データを用いて画質調整用画像の内容を決定する決定部と、決定部にて内容が決定された画質調整用画像を画像形成部によって形成させ、検知部による画質調整用画像の濃度/色検知結果に基づいて調整部により画像形成部の作像条件を調整させ、作像条件の調整が完了した画像形成部により画像データを用いて画像用画像の形成を実行させる制御部とを含んでいる。
ここで、制御部は、一つの画像データに対し、画像形成部による画質調整用画像の形成および調整部による作像条件の調整を複数回繰り返させた後、画像データに基づく画像用画像の形成を実行させることを特徴とすることができる。また、決定部は、画質調整用画像の内容を決定する際、画像データを色毎に分離して得られた各色の画像データの面積を比較し、面積が大きい色の優先度を高くすることを特徴とすることができる。さらに、決定部は、画質調整用画像の内容を決定する際、画像データを色毎に分離して得られた各色の画像データの濃度及び色の少なくとも一方の分布を取得し、分布における頻度が高い濃度及び色の少なくとも一方の優先度を高くすることを特徴とすることができる。
さらに、他の観点から捉えると、本発明が適用される画像形成装置は、像担持体上に画像用画像を形成し、像担持体上の画像用画像が形成されていない領域に画質調整用画像を形成する画像形成部と、像担持体上に形成された画質調整用画像の濃度及び色の少なくとも一方を検知する検知部と、検知部により検知された検知結果が予め定められた所定の範囲から逸脱した場合に、画像形成部で形成する画質調整用画像のサイズを大きくさせる変更部とを含んでいる。
本発明によれば、入力される画像データを用いて画質調整用画像の内容を決定するようにしたので、画質調整用画像の内容を適切に設定することができ、画像用画像を形成する際の濃度ずれを抑えることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態という)について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置の概要を示す図である。この画像形成装置は、例えば電子写真方式にて各色成分トナー像が形成される複数(本実施の形態では四つ)の画像形成ユニット10(具体的には10Y(イエロー)、10M(マゼンタ)、10C(シアン)、10K(黒))を備える。また、この画像形成装置は、各画像形成ユニット10で形成された各色成分トナー像を順次転写(一次転写)保持させる中間転写ベルト20を具備する。さらに、この画像形成装置は、中間転写ベルト20に転写された重ね画像を用紙Pに一括転写(二次転写)させる二次転写装置30を備える。さらにまた、この画像形成装置は、二次転写された画像を用紙P上に定着させる定着装置50を有している。
画像形成部としての各画像形成ユニット10(10Y、10M、10C、10K)は、使用されるトナーの色を除き、同じ構成を有している。そこで、イエローの画像形成ユニット10Yを例に説明を行う。イエローの画像形成ユニット10Yは、図示しない感光層を有し、矢印A方向に回転可能に配設される感光体ドラム11を具備している。この感光体ドラム11の周囲には、帯電ロール12、露光部13、現像器14、一次転写ロール15、およびドラムクリーナ16が配設される。これらのうち、帯電ロール12は、回転可能に感光体ドラム11に接触配置され、感光体ドラム11を所定の電位に帯電する。露光部13は、帯電ロール12によって所定の電位に帯電された感光体ドラム11に、レーザ光Bmによって静電潜像を書き込む。現像器14は、対応する色成分トナー(イエローの画像形成ユニット10Yではイエローのトナー)を収容し、このトナーによって感光体ドラム11上の静電潜像を現像する。一次転写ロール15は、感光体ドラム11上に形成されたトナー像を中間転写ベルト20に一次転写する。ドラムクリーナ16は、一次転写後の感光体ドラム11上の残留物(トナー等)を除去する。
像担持体としての中間転写ベルト20は、複数(本実施の形態では五つ)の支持ロールに回動可能に張架支持される。これらの支持ロールのうち、駆動ロール21は、中間転写ベルト20を張架するとともに中間転写ベルト20を駆動して回動させる。また、従動ロール22および25は、中間転写ベルト20を張架するとともに駆動ロール21によって駆動される中間転写ベルト20に従動して回転する。補正ロール23は、中間転写ベルト20を張架するとともに中間転写ベルト20の搬送方向に略直交する方向の蛇行を規制するステアリングロール(軸方向一端部を支点として傾動自在に配設される)として機能する。さらに、バックアップロール24は、中間転写ベルト20を張架するとともに後述する二次転写装置30の構成部材として機能する。
また、中間転写ベルト20を挟んで駆動ロール21と対向する部位には、二次転写後の中間転写ベルト20上の残留物(トナー等)を除去するベルトクリーナ26が配設されている。そして、中間転写ベルト20には、濃度センサ27が対向配置されている。読み取り部あるいは検知部としての濃度センサ27は、黒の画像形成ユニット10Kに隣接して配置されており、中間転写ベルト20上に一次転写された各色のトナー像をよみとってその濃度を検知する。
二次転写装置30は、中間転写ベルト20のトナー像担持面側に圧接配置される二次転写ロール31と、中間転写ベルト20の裏面側に配置されて二次転写ロール31の対向電極をなすバックアップロール24とを備えている。このバックアップロール24には、トナーの帯電極性と同極性の二次転写バイアスを印加する給電ロール32が当接配置されている。一方、二次転写ロール31は接地されている。
また、用紙搬送系は、用紙トレイ40、搬送ロール41、レジストレーションロール42、搬送ベルト43、および排出ロール44を備える。用紙搬送系では、用紙トレイ40に積載された用紙Pを搬送ロール41にて搬送した後、レジストレーションロール42で一旦停止させ、その後所定のタイミングで二次転写装置30の二次転写位置へと送り込む。また、二次転写後の用紙Pを、搬送ベルト43を介して定着装置50へと搬送し、定着装置50から排出された用紙Pを排出ロール44によって機外へと送り出す。
次に、この画像形成装置の基本的な作像プロセスについて説明する。今、図示外のスタートスイッチがオン操作されると、所定の作像プロセスが実行される。具体的に述べると、例えばこの画像形成装置をプリンタとして構成する場合には、PC(パーソナルコンピュータ)等、外部から入力されるデジタル画像信号をメモリに一時的に蓄積する。そして、メモリに蓄積されている四色(Y、M、C、K)のデジタル画像信号に基づいて各色のトナー像形成を行う。すなわち、各色のデジタル画像信号に応じて各画像形成ユニット10(具体的には10Y、10M、10C、10K)をそれぞれ駆動する。次に、各画像形成ユニット10では、帯電ロール12により一様に帯電された感光体ドラム11に、露光部13によりデジタル画像信号に応じたレーザ光Bmを照射することで、静電潜像を形成する。そして、感光体ドラム11に形成された静電潜像を現像器14により現像し、各色のトナー像を形成させる。なお、この画像形成装置を複写機として構成する場合には、図示しない原稿台にセットされる原稿をスキャナで読み取り、得られた読み取り信号を処理回路によりデジタル画像信号に変換した後、上記と同様にして各色のトナー像の形成を行うようにすればよい。
その後、各感光体ドラム11上に形成されたトナー像は、感光体ドラム11と中間転写ベルト20とが接する一次転写位置で、一次転写ロール15によって中間転写ベルト20の表面に順次一次転写される。一方、一次転写後に感光体ドラム11上に残存するトナーは、ドラムクリーナ16によってクリーニングされる。
このようにして中間転写ベルト20に一次転写されたトナー像は中間転写ベルト20上で重ね合わされ、中間転写ベルト20の回動に伴って二次転写位置へと搬送される。一方、用紙Pは所定のタイミングで二次転写位置へと搬送され、バックアップロール24に対して二次転写ロール31が用紙Pをニップする。
そして、二次転写位置において、二次転写ロール31とバックアップロール24との間に形成される転写電界の作用で、中間転写ベルト20上に担持されたトナー像が用紙Pに二次転写される。トナー像が転写された用紙Pは、搬送ベルト43により定着装置50へと搬送される。定着装置50では、用紙P上のトナー像が加熱・加圧定着され、その後、機外に設けられた排紙トレイ(図示せず)に送り出される。一方、二次転写後に中間転写ベルト20に残存するトナーは、ベルトクリーナ26によってクリーニングされる。
このように、各画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kは、それぞれ電子写真方式によって対応する色成分トナー像を形成し、形成された各色成分トナー像を中間転写ベルト20に一次転写している。タンデム型の画像形成装置では、それぞれ別々の感光体ドラム11、帯電ロール12および一次転写ロール15を用いているため、色毎にその劣化の度合いが異なる。すなわち、感光体ドラム11に設けられた感光層の厚み、帯電ロール12や一次転写ロール15の抵抗値などが画像形成ユニット10毎に相違している。また、色毎のトナーの帯電特性なども異なる。このため、各色で同一濃度の画像を形成すべく各画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kで対応する色成分トナー像を形成し、それを中間転写ベルト20上に一次転写したとしても、中間転写ベルト20上に形成された各色成分トナーの画像の濃度は、実際には同一とはならない。
そこで、本実施の形態では、各画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kで作成した画質調整用トナー像を中間転写ベルト20上に転写し、中間転写ベルト20上に転写された各色の画質調整用トナー像を濃度センサ27で読み取り、得られた読み取り結果に基づいて各色成分トナー像の濃度合わせ(プロセスコントロール)を行っている。そして、濃度合わせが行われた後に、実際の画像用トナー像の形成が行われる。以下、本実施の形態におけるプロセスコントロールの詳細について説明する。
まず、画質調整用トナー像の形成位置について説明する。図2は、中間転写ベルト20の展開図を示している。本実施の形態において、中間転写ベルト20の外周面には、例えばA4サイズの用紙P(A4LEF)の場合で8枚分の画像を形成できるようになっている。ここで、1枚分の用紙Pに対応する中間転写ベルト20上の領域をパネルPaという。したがって、A4LEFの場合には、中間転写ベルト20の周面に8枚分のパネルPa1〜Pa8が存在することになる。また、中間転写ベルト20の進行方向に対し、パネルPaに対応する領域をイメージ領域S1と呼び、イメージ領域S1と次のイメージ領域S1との間の領域をインターイメージ領域S2と呼ぶことにする。本実施の形態において、イメージ領域S1には画像用トナー像G1の形成が行われ、また、インターイメージ領域S2には画質調整用トナー像G2の形成が行われる。ここで、画像用トナー像G1は二次転写装置30によって用紙P上に二次転写されるが、画質調整用トナー像G2は用紙P上に二次転写されずに、そのままベルトクリーナ26で除去される。
図3は、この画像形成装置における信号処理系を示すブロック図である。なお、この例では、画像形成装置をプリンタとして構成する例を示している。この信号処理系は、プリンタドライバ60と、制御部としての画像処理部70とを有している。
プリンタドライバ60は、PC(パーソナルコンピュータ)61およびPDL(PDL:Page Description Language(ページ記述言語))生成部62を有している。このPDL生成部62は、ユーザがPC61の画面上に所定のPDLで記述した画像を、コードデータに変換して出力する。
また、画像処理部70は、ラスタイメージ生成部71、色変換処理部72、出力画像処理部73、データ格納部74、出力データ選択部75、パルス幅変調部76、およびレーザドライバ77を備える。また、画像処理部70は、作成パッチ決定部78をさらに備える。そして、画像処理部70は、濃度比較部81、補正データ生成部82、および補正データ格納部83をさらに備える。本実施の形態では、これら濃度比較部81、補正データ生成部82、および補正データ格納部83により、調整部が構成されている。なお、データ格納部74は、画像用データ格納部74aおよびパッチ用データ格納部74bを具備している。
ラスタイメージ生成部71は、PDL生成部62から出力されてくるPDLで記述されたコードデータを各画素毎のラスタデータに変換する。そして、ラスタイメージ生成部71は、変換後のラスタデータをRGB(Red,Green,Blue)のビデオデータ(RGBビデオデータ)として出力する。このとき、ラスタイメージ生成部71は、1ページ毎にRGBデータを出力することになる。色変換処理部72は、ラスタイメージ生成部71から入力されるRGBデータをデバイスインディペンデントな[XYZ]、[L]、[L]等のカラーバリューに変換した後、画像形成装置の再現色(イエロー、マゼンタ、シアン、黒)であるYMCKデータに変換して出力する。このYMCKデータは、色毎に分離されたY色データ、M色データ、C色データ、K色データで構成される。
出力画像処理部73は、色変換処理部72から入力されるYMCKデータに対し、γ変換、精細度処理、中間調処理等を施し、画像用トナー像G1を形成するための画像用データとして出力する。データ格納部74の画像用データ格納部74aは、出力画像処理部73から出力される画像用データ(画像処理済みのYMCKデータ)を格納する。
一方、決定部および変更部としての作成パッチ決定部78は、色変換処理部72から入力されてくるYMCKデータに基づき、作成すべき画質調整用トナー像G2(パッチ画像)の内容を決定し、この画質調整用トナー像G2を形成するためのパッチ用データとして出力する。データ格納部74のパッチ用データ格納部74bは、作成パッチ決定部78から出力されるパッチ用データを格納する。
出力データ選択部75は、データ格納部74の画像用データ格納部74aに格納される画像用データおよびパッチ用データ格納部74bに格納されるパッチ用データを、設定された順序に従って順次選択し、出力する。パルス幅変調部76は、出力データ選択部75から出力される各色の画像データ(画像用データまたはパッチ用データ)を、その濃度に応じてパルス幅変調することでパルスのオンタイムの長さに変換し、各色の光量データとして出力する。レーザドライバ77は、パルス幅変調部76から入力される各色の光量データに基づき、各色の露光部13(具体的にはイエロー露光部(Y露光部)13Y、マゼンタ露光部(M露光部)13M、シアン露光部(C露光部)13C、黒露光部(K露光部)13K)を駆動する。なお、レーザドライバ77には補正データ格納部83から光量補正データが入力されており、レーザドライバ77は、この光量補正データに基づく光量補正を行いながら各色の露光部13を駆動する。
また、濃度比較部81には、濃度センサ27にて画質調整用トナー像G2を読み取って得られた濃度データ、および、出力データ選択部75から送られるパッチ用データの情報が入力される。そして、濃度比較部81は、画質調整用トナー像G2を構成する各パッチ画像の目標濃度と実測される濃度とを比較し、得られた比較結果を作成パッチ決定部78および補正データ生成部82に出力する。補正データ生成部82は、濃度比較部81から入力される比較結果に基づき、濃度補正を行うための色毎の光量補正データを生成する。補正データ格納部83は、補正データ生成部82にて生成された色毎の光量補正データを格納する。なお、作成パッチ決定部78は、濃度比較部81から入力される比較結果に基づき、形成すべきパッチ画像のサイズを大きくするか否かを決定する機能も有している。
図4は、図3に示す画像処理部70に設けられた作成パッチ決定部78の構成を説明するためのブロック図である。この作成パッチ決定部78は、指定色記憶部91、指定色抽出部92、面積取得部93、濃度分布取得部94、注目色抽出部95、パッチデータ格納部96、および内容決定部97を備える。
指定色記憶部91は、予め画像形成装置に対して決められた指定色(装置指定色という)を記憶する。ここで、装置指定色とは、特定の色のトナーに濃度ずれが生じやすいことがわかっている場合に予め決められるものである。したがって、指定色記憶部91に装置指定色が格納されていない場合も存在する。指定色抽出部92は、指定色記憶部91に装置指定色が格納されていた場合に、この装置指定色を読み出して指定色情報として内容決定部97に出力する。また、指定色抽出部92は、例えばユーザ等によってPC61から指定色(ユーザ指定色という)の指示を受け付けた場合に、このユーザ指定色を指定色情報として内容決定部97に出力する。
面積取得部93は、色変換処理部72から入力されてくるYMCKデータに基づき、各色の面積を色毎に取得し、注目色抽出部95に出力する。濃度分布取得部94は、色変換処理部72から入力されてくるYMCKデータに基づき、各色の濃度分布を取得し、注目色抽出部95に出力する。注目色抽出部95は、面積取得部93から入力される各色の面積情報および濃度分布取得部94から入力される各色の濃度分布情報に基づき、注目すべき色およびその濃度を抽出して、注目色情報として内容決定部97に出力する。内容決定部97は、これら指定色抽出部92から入力される指定色情報および注目色抽出部95から入力される注目色情報を参照し、入力されたYMCKデータに対応する画質調整用トナー像G2の内容を決定し、データ格納部74のパッチ用データ格納部74bに出力する。
また、内容決定部97には、濃度比較部81より実際に形成された画質調整用トナー像G2の読み取り結果に基づく比較結果も入力される。そして、内容決定部97は、入力されてくる比較結果に基づき、画質調整用トナー像G2を構成するパッチ画像の内容(この場合はパッチ画像のサイズを大きくするか否か)を決定する。ここで、パッチデータ格納部96には、大きなパッチ画像を含むパッチ用データが格納されている。そして、内容決定部97は、パッチ画像を大きくすることを決定した場合に、パッチデータ格納部96から大きなパッチ画像を含むパッチ用データを読み出し、データ格納部74のパッチ用データ格納部74bに出力する。
図5は、図3に示す画像処理部70に設けられたデータ格納部74の構成を説明するためのブロック図である。このデータ格納部74は、インタフェース(I/F)101、メモリコントローラ102およびメモリ103を備えている。なお、本実施の形態では、メモリ103が、画像用データ格納部74aおよびパッチ用データ格納部74bとして機能している。
I/F101は、出力画像処理部73から送られてくる画像用データおよび作成パッチ決定部78から送られてくるパッチ用データを、メモリコントローラ102を介してメモリ103に受け渡す。また、I/F101は、メモリコントローラ102によってメモリ103から読み出された画像データ(画像用データまたはパッチ用データ)を、出力データ選択部75に受け渡す。メモリコントローラ102は、メモリ103に対する画像用データやパッチ用データの格納および読み出しを制御する。メモリ103は、これから画像形成を行う4枚分の画像用データIn(n番目)、In+1(n+1番目)、In+2(n+2番目)、In+3(n+3番目)を格納できるとともに、これら4枚分の画像用データIn〜In+3のうち、n+1番目の画像用データIn+1に対応するパッチ用データPn+1、n+2番目の画像用データIn+2に対応するパッチ用データPn+2、n+3番目の画像用データIn+3に対応するパッチ用画像データPn+3を格納することのできる容量を有している。そして、メモリコントローラ102は、出力データ選択部75に対する出力が完了した画像用データおよびパッチ用データを消去し、出力画像処理部73や作成パッチ決定部78から新たに入力されてくる画像用データやパッチ用データを格納することで、データの更新を行っている。
図6は、図3に示す画像処理部70における基本的な画像処理の流れを説明するためのフローチャートである。PDL生成部62からPDLが入力されると(ステップ101)、ラスタイメージ生成部71は、PDLで記述されたコードデータを変換しラスタデータを生成する(ステップ102)。次に、色変換処理部72は、ラスタイメージ生成部71から入力されてくるRGBビデオデータを色変換処理し(ステップ103)、YMCKデータを出力する。
そして、出力画像処理部73は、入力されてくるYMCKデータに所定の出力画像処理を施し(ステップ104)、得られた画像用データをデータ格納部74(画像用データ格納部74a)に格納する(ステップ105)。一方、作成パッチ決定部78は、入力されてくるYMCKデータに基づいて、作成すべきパッチ画像の内容を決定し(ステップ106)、内容が決定されたパッチ用データをデータ格納部74(パッチ用データ格納部74b)に格納する(ステップ107)。
その後、出力データ選択部75は、後述する手順に従ってデータ格納部74から画像用データあるいはパッチ用データを選択して読み出す(ステップ108)。パルス幅変調部76は、出力データ選択部75から出力される各色の画像データにパルス幅変調を行い(S109)、各色の光量データとして出力する。レーザドライバ77は、パルス幅変調部76から入力される各色の光量データに対して補正データ格納部83から読み出した各色の光量補正データに基づく光量補正を行い(ステップ110)、各色の露光部13(具体的にはY露光部13Y、M露光部13M、C露光部13C、K露光部13K)を駆動する(ステップ111)。その後、各画像形成ユニット10では、帯電、露光、現像、および一次転写が行われ、中間転写ベルト20上にトナー像(画像用トナー像およびパッチ用トナー像)が形成される。
また、図7は、図3に示す画像処理部70における濃度補正処理の流れを説明するためのフローチャートである。まず、濃度比較部81には、濃度センサ27から、中間転写ベルト20上に形成された画質調整用トナー像G2を読み取って得られた濃度データが入力される(ステップ201)。また、濃度比較部81には、出力データ選択部75から、出力したパッチ用データ(読み取られた画質調整用トナー像G2を構成する各パッチ画像の色および濃度に関する情報)の情報が入力される(ステップ202)。次に、濃度比較部81は、読み取られた各パッチ画像の濃度と各パッチ画像が目標としていた濃度とを比較する(ステップ203)。そして、濃度比較部81は、各パッチ画像の濃度比較結果(濃度差)の中に予め設定された許容範囲を逸脱するものがあるか否かを判断し(ステップ204)、許容範囲を逸脱するものがあった場合、作成パッチ決定部78に対してパッチ画像のサイズ変更要求を出力する(ステップ205)。一方、ステップ204において、濃度比較結果の中に許容範囲を逸脱するものがなかった場合、濃度比較部81は、補正データ生成部82に対し濃度比較結果を出力する。補正データ生成部82は、入力される濃度比較結果に基づき、各色に対する濃度補正を行うための光量補正データを生成する(ステップ206)。そして、補正データ格納部83は、補正データ生成部82にて生成された各色の光量補正データを格納する(ステップ207)。
図8は、図6に示す画像処理プロセスのうち、ステップ106〜107における作成パッチ決定部78(図4参照)の動作を説明するためのフローチャートである。まず、指定色抽出部92は、PC61よりユーザ指定色の指定があったか否かを判断し(ステップ301)、ユーザ指定色があった場合には、このユーザ指定色を重要度1の指定色情報としてエントリする(ステップ302)。一方、ユーザ指定色がなかった場合は、そのまま次のステップ303に進む。次に、指定色抽出部92は、指定色記憶部91に装置指定色が格納されているか否かを判断し(ステップ303)、装置指定色があった場合には、この装置指定色を重要度2の指定色情報としてエントリする(ステップ304)。一方、装置指定色がなかった場合は、そのまま次のステップ305に進む。
次に、面積取得部93は、色変換処理部72から入力されるYMCKデータに基づき、各色の面積を色毎に取得する(ステップ305)。また、濃度分布取得部94は、色変換処理部72から入力されるYMCKデータデータに基づき、各色の濃度分布を取得する(ステップ306)。そして、注目色抽出部95は、面積取得部93から入力される各色の面積情報および濃度分布取得部94から入力される各色の濃度分布情報に基づき、注目すべき色およびその濃度を抽出して、重要度3の注目色情報としてエントリする(ステップ307)。このとき、注目色抽出部95は、YMCK各色の中で面積が一番大きかったもの、および、YMCK各色において最も濃度分布の頻度が高かったものを、注目色情報として抽出している。
そして、内容決定部97は、これら指定色抽出部92から入力される指定色情報(ユーザ指定色(重要度1)、装置指定色(重要度2))および注目色抽出部95から入力される注目色情報(重要度3)に基づいて、このYMCKデータに対応して形成すべき画質調整用トナー像G2(パッチ画像)の内容(パッチ用データ)を決定する(ステップ308)。なお、画質調整用トナー像G2を構成するパッチ画像の詳細については後述する。そして、決定されたパッチ用データをデータ格納部74のパッチ用データ格納部74bに格納する(ステップ309)。
図9は、図6に示す画像処理プロセスのうち、ステップ108における出力データ選択部75(図3参照)の動作を説明するためのフローチャートである。出力データ選択部75は、まず、図5に示すデータ格納部74のパッチ用データ格納部74bからn+1番目のパッチ用データPn+1を読み出し、出力する(ステップ401)。次いで、出力データ選択部75は、データ格納部74のパッチ用データ格納部74bからn+2番目のパッチ用データPn+2を読み出し、出力する(ステップ402)。さらに、出力データ選択部75は、データ格納部74のパッチ用データ格納部74bからn+3番目のパッチ用データPn+3を読み出し、出力する(ステップ403)。そして、出力データ選択部75は、データ格納部74の画像用データ格納部74aから今度はn番目の画像用データInを読み出し、出力する(ステップ404)。その後、出力データ選択部75は、nの値をn+1に更新し(ステップ405)、n番目の画像用データが存在するか否か(データ格納部74の画像用データ格納部74aに格納されているか否か)を判断する(ステップ406)。ここで、次のn番目の画像用データが存在する場合は、ステップ401に戻って処理を続行する。一方、次のn番目の画像データが存在しない場合は、一連の処理を終了する。
したがって、中間転写ベルト20上には、3枚分のパッチ用トナー像の形成と1枚分の画像用トナー像の形成とが、交互に行われることになる。そして、3枚分のパッチ用トナー像はインターイメージ領域S2に、1枚分の画像用トナー像はイメージ領域S1に、それぞれ形成されることになる。
ではここで、少し観点を変え、この画像形成装置を用いて用紙1枚分の画像用トナー像を形成するまでの処理の流れを説明する。図10〜図12は、この処理の流れを説明するためのフローチャートである。
PDL生成部62からPDLが入力されると(ステップ501)、ラスタイメージ生成部71は、PDLで記述されたコードデータを変換しラスタデータを生成する(ステップ502)。次に、色変換処理部72は、ラスタイメージ生成部71から入力されてくるRGBビデオデータを色変換処理し(ステップ503)、YMCKデータを出力する。
そして、出力画像処理部73は、入力されてくるYMCKデータに所定の出力画像処理を施し(ステップ504)、得られた画像用データをデータ格納部74(画像用データ格納部74a)に格納する(ステップ505)。一方、作成パッチ決定部78は、入力されてくるYMCKデータに基づいて、作成すべきパッチ画像の内容を決定し(ステップ506)、内容が決定されたパッチ用データをデータ格納部74(パッチ用データ格納部74b)に格納する(ステップ507)。
次に、出力データ選択部75によってこのパッチ用データが読み出され(ステップ508)、このパッチ用データに基づく画質調整用トナー像G2(1回目)の形成が行われる(ステップ509)。そして、濃度比較部81には、濃度センサ27から、中間転写ベルト20上に形成された画質調整用トナー像G2(1回目)を読み取って得られた濃度データが入力される(ステップ510)。また、濃度比較部81には、出力データ選択部75から、出力したパッチ用データ(読み取られた画質調整用トナー像G2を構成する各パッチ画像の色および濃度に関する情報)の情報が入力される(ステップ511)。次に、濃度比較部81は、読み取られた各パッチ画像の濃度と各パッチ画像が目標としていた濃度とを比較する(ステップ512)。そして、濃度比較部81は、各パッチ画像の濃度比較結果(濃度差)の中に予め設定された許容範囲を逸脱するものがあるか否かを判断し(ステップ513)、許容範囲を逸脱するものがあった場合、作成パッチ決定部78に対してパッチ画像のサイズ変更要求を出力する(ステップ514)。一方、ステップ513において、濃度比較結果の中に許容範囲を逸脱するものがなかった場合、濃度比較部81は、補正データ生成部82に対し濃度比較結果を出力する。補正データ生成部82は、入力される濃度比較結果に基づき、各色に対する濃度補正を行うための光量補正データ(1回目)を生成する(ステップ515)。そして、補正データ格納部83は、補正データ生成部82にて生成された各色の光量補正データ(1回目)を格納する(ステップ516)。
次に、出力データ選択部75によってステップ508と同じパッチ用データが読み出され(ステップ517)、また、上記ステップ516で補正データ生成部82に格納された各色の光量補正データ(1回目)が読み出される(ステップ518)。そしてこのパッチ用データに基づく画質調整用トナー像G2(2回目)の形成が行われる(ステップ519)。このとき、レーザドライバ77は、上記ステップ518で補正データ格納部83から読み出した光量補正データ(1回目)を用いて光量補正を行う。このため、光量補正がなされた状態で画質調整用トナー像G2(2回目)の形成が行われることになる。そして、濃度比較部81には、濃度センサ27から、中間転写ベルト20上に形成された画質調整用トナー像G2(2回目)を読み取って得られた濃度データが入力される(ステップ520)。また、濃度比較部81には、出力データ選択部75から、出力したパッチ用データの情報が入力される(ステップ521)。次に、濃度比較部81は、読み取られた各パッチ画像の濃度と各パッチ画像が目標としていた濃度とを比較する(ステップ522)。そして、濃度比較部81は、各パッチ画像の濃度比較結果(濃度差)の中に予め設定された許容範囲を逸脱するものがあるか否かを判断し(ステップ523)、許容範囲を逸脱するものがあった場合、作成パッチ決定部78に対してパッチ画像のサイズ変更要求を出力する(ステップ524)。一方、ステップ523において、濃度比較結果の中に許容範囲を逸脱するものがなかった場合、濃度比較部81は、補正データ生成部82に対し濃度比較結果を出力する。補正データ生成部82は、入力される濃度比較結果に基づき、各色に対する濃度補正を行うための光量補正データ(2回目)を生成する(ステップ525)。そして、補正データ格納部83は、補正データ生成部82にて生成された各色の光量補正データ(2回目)を格納する(ステップ526)。
次に、出力データ選択部75によってステップ508およびステップ517と同じパッチ用データが読み出され(ステップ527)、また、上記ステップ526で補正データ生成部82に格納された各色の光量補正データ(2回目)が読み出される(ステップ528)。そしてこのパッチ用データに基づく画質調整用トナー像G2(3回目)の形成が行われる(ステップ529)。このとき、レーザドライバ77は、上記ステップ528で補正データ格納部83から読み出した光量補正データ(2回目)を用いて光量補正を行う。このため、光量補正がなされた状態で画質調整用トナー像G2(3回目)の形成が行われることになる。そして、濃度比較部81には、濃度センサ27から、中間転写ベルト20上に形成された画質調整用トナー像G2(3回目)を読み取って得られた濃度データが入力される(ステップ530)。また、濃度比較部81には、出力データ選択部75から、出力したパッチ用データの情報が入力される(ステップ531)。次に、濃度比較部81は、読み取られた各パッチ画像の濃度と各パッチ画像が目標としていた濃度とを比較する(ステップ532)。そして、濃度比較部81は、各パッチ画像の濃度比較結果(濃度差)の中に予め設定された許容範囲を逸脱するものがあるか否かを判断し(ステップ533)、許容範囲を逸脱するものがあった場合、作成パッチ決定部78に対してパッチ画像のサイズ変更要求を出力する(ステップ534)。一方、ステップ533において、濃度比較結果の中に許容範囲を逸脱するものがなかった場合、濃度比較部81は、補正データ生成部82に対し濃度比較結果を出力する。補正データ生成部82は、入力される濃度比較結果に基づき、各色に対する濃度補正を行うための光量補正データ(3回目)を生成する(ステップ535)。そして、補正データ格納部83は、補正データ生成部82にて生成された各色の光量補正データ(3回目)を格納する(ステップ536)。
そして、出力データ選択部75によってこのパッチ用データと元となるYMCKデータが同じ画像用データ、すなわち、上記ステップ505でデータ格納部74(画像用データ格納部74a)に格納されていた画像用データが読み出され(ステップ537)、また、上記ステップ536で補正データ生成部82に格納された各色の光量補正データ(3回目)が読み出される(ステップ538)。そして、読み出された画像用データに基づく画像用トナー像G1の形成が行われる(ステップ539)。このとき、レーザドライバ77は、上記ステップ538で補正データ格納部83から読み出した光量補正データ(3回目)を用いて光量補正を行う。このため、複数回の光量補正がなされた状態で、画像用トナー像G1の形成が行われることになる。
ここで、図13(a)は、中間転写ベルト20(図1参照)上に形成されるトナー像の内容を説明するための図である。なお、この例では、図に示す中間転写ベルト20の最上流側のイメージ領域S1に1枚目の画像用データI1に基づく画像用トナー像G1が、次のイメージ領域S1に2枚目の画像用データI2に基づく画像用トナー像G1が、さらに次にイメージ領域S1に3枚目の画像用データI3に基づく画像用トナー像G1が、そして最下流側のイメージ領域S1に4枚目の画像用データI4に基づく画像用トナー像G1が、それぞれ形成されるものとする。
本実施の形態では、画像用トナー像G1および画質調整用トナー像G2の形成が、図9を用いて説明した手順に従って行われる。このため、例えば1枚目の画像用データI1に基づく画像用トナー像G1が形成されるイメージ領域S1上流側のインターイメージ領域S2には、3枚分のパッチ用データすなわち2枚目のパッチ用データP2、3枚目のパッチ用データP3、および4枚目のパッチ用データP4に基づく画質調整用トナー像G2が形成される。ここで、2枚目のパッチ用データP2はこれから画像形成を行う2枚目の画像用データI2に対応し、3枚目のパッチ用データP3はこれから画像形成を行う3枚目の画像用データI3に対応し、4枚目のパッチ用データP4はこれから画像形成を行う4枚目の画像用データI4に対応している。そして、他のインターイメージ領域S2についても、同様にこれから画像形成を行う3枚分の画像用データに対応した3枚分のパッチ用データに基づく画質調整用トナー像G2が形成される。
ここで、4枚目に着目すると、1回目の画質調整用トナー像G2(パッチ用データP4に基づく)の形成は、画像用トナー像G1(1枚目の画像用データI1に基づく)が形成されるイメージ領域S1の上流側のインターイメージ領域S2に行われる。また、2回目の画質調整用トナー像G2の形成は、画像用トナー像G1(2枚目の画像用データI2に基づく)が形成されるイメージ領域S1の上流側のインターイメージ領域S2に行われる。さらに、3回目の画質調整用トナー像G2の形成は、画像用トナー像G1(3枚目の画像用データI3に基づく)が形成されるイメージ領域S1の上流側のインターイメージ領域S2に行われる。この例では、3回目の光量補正データを取得するまでにイメージ領域S1一枚分の時間がかかるものとし、それより上流側で対応する画質調整用トナー像G2の形成を完了するようになっている。
また、図13(b)は、図13(a)に示したパッチ用データP2、3枚目のパッチ用データP3、および4枚目のパッチ用データP4に基づく画質調整用トナー像G2の構成例を示している。ここで、各パッチ用データP2、P3、P4は、それぞれ8個のパッチ画像a〜hを含んでいる。ただし、各パッチ用データP2、P3、P4の内容は、それぞれ、対応する各画像用データI2、I3、I4に対応して決定されており、各画像用データI2、I3、I4の中身が異なっていれば、当然、それぞれの内容は異なる。
ここで、表1は、これら各パッチ用データP2、P3、P4の内容の一例を示すものである。
Figure 2007163996
例えば2枚目の画像用データI2の内容が赤みがかったフルカラー画像であった場合、パッチ用データP2を構成する8個のパッチ画像a〜hの中で、赤を形成するイエロー、マゼンタの占める割合が高くなり、逆に、シアンや黒の占める割合が低くなる。また、例えば3枚目の画像用データI3の内容が写真モードのモノクロ画像である場合、パッチ用データP3を構成するパッチ画像a〜hのすべてが黒となり、イエロー、マゼンタ、シアンが含まれなくなる。さらに、例えば4枚目の画像用データI4に対しマゼンタがユーザ指定色あるいは装置指定色に指定されている場合、パッチ用データP4を構成する8個のパッチ画像a〜hの中で、マゼンタの占める割合が高くなる。
図14(a)は、図13(b)に示す各パッチ画像のサイズを説明するための図である。図に示すように、このパッチ画像は、それぞれ1mm×1mmの正方形状であり、また各パッチ画像同士の間隔は1mmとなっている。すなわち、インターイメージ領域S2に形成される画質調整用トナー像G2は、このように小さなパッチ画像(マイクロパッチ)で構成されている。これは、生産性の観点から広く確保することが困難なインターイメージ領域S2内に多くの画像パッチを形成するために、非常に有効なものである。
一方、図14(b)は、図7に示すステップ205においてパッチサイズ変更要求が出されたときに形成されるパッチ画像のサイズを説明するための図である。図に示すように、このパッチ画像は、それぞれ20mm×20mmの正方形状であり、また各パッチ画像同士の間隔は20mmとなっている。したがって図14(a)に示すマイクロパッチと比較して、非常に巨大なものとなっている。
本実施の形態では、通常はインターイメージ領域S2に図14(a)に示すマイクロパッチを形成し、この読み取り結果に基づいて濃度制御を行う。ただし、パッチ画像の面積が小さくなるとエッジ効果等によって面積が大きいときよりも色味がずれてしまう傾向にある。つまり、マイクロパッチは濃いか薄いかについて相対的な比較を行うのには適しているが絶対的な比較には十分でないところもある。
そこで、本実施の形態では、大きな濃度ずれが検知された場合には図14(b)に示す大きな画像パッチを形成して濃度補正を行うようにしている。これにより、絶対的な濃度を得やすくなり、より正確な濃度補正を行うことが可能になる。
以上説明したように、本実施の形態では、これから作成する画像データ(YMCKデータ)に応じて、事前に作成する画質調整用トナー像G2の内容を決定するようにした。そして、決定された画質調整用トナー像G2の作像結果(濃度検知結果)に基づいて画像形成条件(本実施の形態では光量)の補正を行った後、画像データに基づく画像用トナー像G1の形成を行うようにした。これにより、画像データ毎に適切な補正が行われた状態で画像用トナー像G1を形成することが可能となり、濃度ずれが抑えられた良好な画像を得ることができる。ここで、本実施の形態では、画像用トナー像G1を形成するイメージ領域S1の間に設けられるインターイメージ領域S2に画質調整用トナー像G2を形成するようにした。このため、生産性の低下を招くことなく、濃度調整を行うことができる。
一般的な画像において、全色域が1ページ内に使用されることは実際にはないといってよく、そのほとんどは限られた色域のみで構成されている。そこで、本実施の形態では、画像データ(ページ)毎に使用されている色を抽出し、必要となる色の画像パッチのみを作成し、その色が最適となるように濃度補正を行うようにした。これにより、作成する画像パッチの数を増加させることなく、しかも、画像データ毎に最適な画像形成条件を設定することが可能になる。
また、本実施の形態では、ある画像データに基づく画像形成動作(画像用トナー像G1の形成)を開始する前に、予めこの画像データに対応する画質調整用トナー像G2を複数回作成し、フィードバック制御を行いながら画像形成条件(光量)の補正を行うようにした。換言すれば、画像データに基づく画像用トナー像G1の形成を開始するまでの間に、この画像データに基づいて決定された画質調整用トナー像G2の形成および濃度補正を完了するようにした。このため、より正確な補正を行うことが可能となり、さらに濃度ずれを抑制することが可能になる。特に、本実施の形態では、インターイメージ領域S2に複数ページ分の画質調整用トナー像G2を形成するように構成したため、ある画像データに対応する画質調整用トナー像G2を複数回形成することができる。
さらに、本実施の形態では、画像データに応じて画質調整用トナー像G2の内容を決定するようにしたので、決定される画質調整用トナー像G2には、例えばこの画像データに含まれない色成分や濃度成分のトナー像は含まれない。したがって、無駄なトナーの消費を抑制することができる。
そして、本実施の形態では、通常はきわめて小さいマイクロパッチ画像による画質調整用トナー像G2を形成し、このマイクロパッチ画像からなる画質調整用トナー像G2の濃度ずれが著しい場合に、大きなパッチ画像からなる画質調整用トナー像G2を形成するようにした。これにより、濃度ずれの抑制を図りつつ、しかも無駄なトナーの消費を抑えることができる。
なお、本実施の形態では、中間転写ベルト20に濃度センサ27を対向配置させ、各画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kから中間転写ベルト20に一次転写された画質調整用トナー像G2(各色のパッチ画像)を読み取っていたが、これに限られるものではない。すなわち、例えば各画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kの感光体ドラム11にそれぞれ濃度センサを対向配置し、各色のパッチ画像を読み取る構成としてもよい。なお、この場合は、各感光体ドラム11が像担持体として機能することになる。ただし、本実施の形態のような中間転写型の画像形成装置では、一次転写での濃度変動も少なからず存在するため、中間転写ベルト20上に一次転写された画質調整用トナー像G2を読み取ることが有効である。
また、本実施の形態では、各画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kにおける作像条件を調整する際に、露光部13における露光量の調整を起こっていたが、これに限られるものではない。すなわち、例えば帯電ロール12による帯電量の調整、現像器14の現像剤量や現像バイアスの調整、あるいは、一次転写ロール15による一次転写バイアスの調整、さらには画像用データ自体に対する補正等であってもよい。
さらに、本実施の形態では、濃度センサによる濃度検知の例を挙げたが、これに限られるものではなく、色彩センサ等を用いたLといった色彩検知による補正であってもよい。
さらにまた、本実施の形態では、電子写真方式を用いた画像形成装置を例に説明を行ったが、これに限られるものではなく、例えば静電記録方式やインクジェット方式などによって画像形成を行う装置にも、同様に適用することができる。
実施の形態が適用される画像形成装置の全体構成図である。 中間転写ベルト上におけるイメージ領域およびインターイメージ領域を説明するための図である。 画像形成装置における信号処理系を示すブロック図である。 作成パッチ決定部の構成を説明するための図である。 データ格納部の構成を説明するためのブロック図である。 画像処理部における基本的な画像処理の流れを説明するためのフローチャートである。 画像処理部における濃度補正処理の流れを説明するためのフローチャートである。 作成パッチ決定部の動作を説明するためのフローチャートである。 出力データ選択部の動作を説明するためのフローチャートである。 用紙1枚分の画像用トナー像を形成するまでの処理の流れを説明するためのフローチャート(1)である。 用紙1枚分の画像用トナー像を形成するまでの処理の流れを説明するためのフローチャート(2)である。 用紙1枚分の画像用トナー像を形成するまでの処理の流れを説明するためのフローチャート(3)である。 (a)は中間転写ベルト上に形成される画像用トナー像および画質調整用トナー像の位置関係を示す図であり、(b)は一つのインターイメージ領域内に形成される複数の画質調整用トナー像の構成を説明するための図である。 (a)は通常形成されるパッチ画像(マイクロパッチ)のサイズを、(b)はパッチサイズ変更要求が出されたときに形成されるパッチ画像のサイズを、それぞれ説明するための図である。
符号の説明
10…画像形成ユニット、11…感光体ドラム、12…帯電ロール、13…露光部、14…現像器、15…一次転写ロール、20…中間転写ベルト、27…濃度センサ、30…二次転写装置、60…プリンタドライバ、70…画像処理部、71…ラスタイメージ生成部、72…色変換処理部、73…出力画像処理部、74…データ格納部、75…出力データ選択部、76…パルス幅変調部、77…レーザドライバ、78…作成パッチ決定部、81…濃度比較部、82…補正データ生成部、83…補正データ格納部、S1…イメージ領域、S2…インターイメージ領域

Claims (10)

  1. 像担持体上に画像用画像を形成し、当該像担持体上の前記画像用画像が形成されていない領域に画質調整用画像を形成する画像形成部と、
    入力される画像データを用いて前記画質調整用画像の内容を決定する決定部と、
    前記決定部にて内容が決定され、前記画像形成部にて前記像担持体上に形成された前記画質調整用画像を読み取る読み取り部と、
    前記読み取り部による読み取り結果から、前記画像データに基づいて前記画像用画像を形成する際の前記画像形成部の作像条件を調整する調整部と
    を含む画像形成装置。
  2. 前記画質調整用画像は複数のパッチ画像からなり、
    前記決定部は、前記画質調整用画像の内容として複数の前記パッチ画像の色及び濃度の少なくとも何れか一方の組み合わせを決定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記読み取り部により読み取られた前記画質調整用画像の濃度及び色の少なくとも一方が所定の範囲から逸脱した場合に、前記画像形成部で形成する当該画質調整用画像のサイズを大きくさせる変更部と
    をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記決定部は、前記画像データに基づく前記画像用画像の形成を開始する前に当該画像データに対応する前記画質調整用画像の内容を決定し、
    前記調整部は、前記画像データに基づく前記画像用画像の形成を開始する前に前記画像形成部の作像条件の調整を完了することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成部は、前記画像用画像と隣接する他の画像用画像との間に複数の画像データに対応する複数の画質調整用画像を形成することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 像担持体に画像を形成する画像形成部と、
    前記像担持体に形成された画像の濃度及び色の少なくとも一方を検知する検知部と、
    前記検知部によって検知される検知結果に基づいて前記画像形成部における作像条件を調整する調整部と、
    入力される画像データを用いて画質調整用画像の内容を決定する決定部と、
    前記決定部にて内容が決定された当該画質調整用画像を前記画像形成部によって形成させ、前記検知部による当該画質調整用画像の濃度/色検知結果に基づいて前記調整部により当該画像形成部の作像条件を調整させ、当該作像条件の調整が完了した当該画像形成部により前記画像データを用いて画像用画像の形成を実行させる制御部と
    を含む画像形成装置。
  7. 前記制御部は、一つの画像データに対し、前記画像形成部による前記画質調整用画像の形成および前記調整部による作像条件の調整を複数回繰り返させた後、当該画像データに基づく前記画像用画像の形成を実行させることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 前記決定部は、前記画質調整用画像の内容を決定する際、前記画像データを色毎に分離して得られた各色の画像データの面積を比較し、当該面積が大きい色の優先度を高くすることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  9. 前記決定部は、前記画質調整用画像の内容を決定する際、前記画像データを色毎に分離して得られた各色の画像データの濃度及び色の少なくとも一方の分布を取得し、当該分布における頻度が高い濃度及び色の少なくとも一方の優先度を高くすることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  10. 像担持体上に画像用画像を形成し、当該像担持体上の前記画像用画像が形成されていない領域に画質調整用画像を形成する画像形成部と、
    前記像担持体上に形成された前記画質調整用画像の濃度及び色の少なくとも一方を検知する検知部と、
    前記検知部により検知された検知結果が予め定められた所定の範囲から逸脱した場合に、前記画像形成部で形成する画質調整用画像のサイズを大きくさせる変更部と
    を含む画像形成装置。
JP2005362477A 2005-12-15 2005-12-15 画像形成装置 Active JP4892953B2 (ja)

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