JP2002196546A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002196546A JP2000391335A JP2000391335A JP2002196546A JP 2002196546 A JP2002196546 A JP 2002196546A JP 2000391335 A JP2000391335 A JP 2000391335A JP 2000391335 A JP2000391335 A JP 2000391335A JP 2002196546 A JP2002196546 A JP 2002196546A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間で画像形成前の作像条件調整動作を完
了することができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 本発明の画像形成装置は、画像形成前の
作像条件調整時において、Pセンサにより、トナー付着
パターンにおけるトナー付着量を検知し、この値に基づ
き、現像装置内のトナー濃度制御基準値Vrefを設定
する。その後、トナー濃度センサの出力VtとVref
を比較し、Vt<Vrefとなった場合、この画像形成
装置は、トナー濃度が過剰であると判断し、トナーの強
制消費を行なう。この過剰なトナーを、感光体表面電位
の調整の際に作像するパターン潜像において消費するこ
とにより、感光体表面電位制御を行ないながらトナー濃
度の調整を行なうことができる。また、消費させるトナ
ーの量に応じて、パターン潜像のサイズを変更したり、
この潜像に印加する現像バイアス電圧を変更したり、こ
の潜像の周辺にトナー消費パターンを形成したりする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式の画
像形成装置において2成分現像剤を用いる現像装置を有
する画像形成装置に関し、特に、作像条件制御における
感光体表面電位制御とトナー濃度制御を同時に実行する
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置において、出力画像
の画質を安定させるために、現像装置内における2成分
現像剤のトナー濃度制御や感光体表面電位制御などの作
像条件制御が一般的に行われている。この作像条件制御
は、スイッチを入れた直後のウオームアップ期間中に行
われるが、この制御動作に時間がかかりすぎるという問
題点が指摘されている。
【0003】上記作像条件制御におけるトナー濃度制御
方法の従来技術として、トナー濃度検出手段と、光学的
検出手段の検出結果により、トナー濃度を制御する方法
が知られている。このトナー濃度制御方法は、感光体上
の非画像領域にトナー付着量検出用のパターン潜像を形
成し、このパターン潜像を現像することによって得られ
る画像のトナー付着濃度を光学的検出手段である光反射
型フォトセンサ(以下、Pセンサという。)によって検
出する。Pセンサの出力値のうち、像担持体上のトナー
付着パターン(以下、Pセンサパターンという。)に対
するPセンサの出力をVsp、感光体上のトナー非付着
部に対する光反射型フォトセンサの出力値をVsgとす
ると、Vsp/ Vsgの値から、トナー濃度制御基準値
Vrefを設定する。画像形成装置は、設定したトナー
濃度制御基準値Vrefと、トナー濃度検出手段である
トナー濃度検知センサの出力Vtの値の比較を行い、現
像剤中のトナー濃度の制御を行う。すなわち、Vt>V
refの場合、トナー濃度が低いと判断され、トナー補
給を行い、Vt<Vrefの場合は、トナー濃度が高い
と判断され、トナー補給を停止し、トナー濃度センサの
出力Vtが目標値になるよう制御する。
【0004】トナー濃度が高いと判断される場合とし
て、画像形成装置が長時間放置されて使用されない場合
がある。攪拌により摩擦帯電していたトナーは、放置さ
れていると徐々に放電していくためトナーの帯電量が低
下することがある。この結果、放置前にトナー帯電量と
のバランスで一定のトナー付着量に制御されていたトナ
ー濃度は、放置後のトナー帯電量の低下によってバラン
スが崩れ、感光体へのトナー付着量は過剰となる。その
ため、階調性や地肌汚れの悪い画像品質となってしま
う。このような不具合の防止策として、長時間放置後に
現像剤を攪拌させてトナー帯電量を高めたり、必要に応
じてトナーを強制的に消費させることなどが挙げられ
る。
【0005】一方、感光体の経時的な感度劣化や複写機
本体の使用環境による感度変化等によって一定の帯電、
露光、現像等の作像条件では画像が安定しないため、上
記作像条件制御において感光体表面電位制御を行うこと
が一般的である。この感光体表面電位制御は、感光体か
らなる像担持体上に感光体表面電位制御用のパターン潜
像を露光部と未露光部に作像する。それぞれのパターン
潜像部の電位である明部電位、暗部電位が目標値になる
ように、感光体の帯電手段である帯電チャージャおよび
露光手段である露光ランプの出力を調整し、感光体表面
の電位を制御することで画質の安定化を図っている。
【0006】図2は、感光体上のPセンサパターンの単
位面積当たりのトナー付着量と、トナー濃度検知センサ
の出力との関係を示している。Pセンサパターンにおけ
るPセンサ出力Vspはトナー付着量に応じて変化す
る。トナー付着量が多い場合には、感光体からの反射光
量が低下し、Vspは低くなる。感光体地肌部のPセン
サ出力Vsgと基準画像のPセンサ出力Vspの出力比
Vsp/Vsgに応じて、現像器に設置されたトナー濃
度センサの制御基準値Vrefを決定する。
【0007】図3は、現像剤中のトナー濃度とトナー濃
度センサ出力の関係を示している。トナー濃度センサ
は、常時トナー濃度(実際には現像剤の透磁率)を検出
しており、トナー濃度が低下すると、トナー濃度センサ
出力Vtが上昇し、Vt>Vrefとなった場合にトナ
ー補給信号を発信する。そして、トナー補給信号を受け
た本体CPUからトナー補給部への信号に応じてトナー
補給動作が行われる。すなわち、トナー濃度の制御レベ
ルは、トナー濃度制御基準値Vrefによって決められ
るため、現像能力が低くて画像濃度が低くなってしまう
場合には、Vrefを低めに設定して、トナー補給動作
を頻繁に行うようにする。また、現像能力が高い場合に
は、Vrefを高めに設定して、トナー補給動作が実行
されにくいようにすることなどが行われている。
【0008】図4は、現像器内に充填された現像剤中の
トナー帯電量の時間変化を示す図である。この図から分
かるように、現像剤中のトナー帯電量は、放置によって
低下する傾向にある。そのため、安定したトナー濃度制
御を行うためには、その時のトナー帯電量に適したトナ
ー濃度になるようトナー強制消費動作などのトナー濃度
制御動作を本体立ち上げ時の極力早い段階で行う必要が
ある。
【0009】したがって、上記作像条件制御の実行タイ
ミングは、複写機の操作に影響がない時期が適してお
り、一般的に、本体電源投入直後のウォームアップ中に
行われることが多い。本体のウォームアップタイムが短
く設定されていれば、それにあわせて短時間で作像条件
の調整動作を完了させる必要がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術では、作像条件制御における、感光体表面電位制御
とトナー濃度制御は、従来はこの順番に実行される。感
光体表面電位が目標値に調整されるまでには複数回のパ
ターン作像を要し、結果として作像条件制御動作全体に
要する時間に大きく影響している。したがって、上記の
従来技術は、感光体周りの作像条件の調整動作が完了す
るまでに、時間がかかりすぎるという上記問題点を解決
するものではない。
【0011】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、感光体表面電位制御と、トナー濃度制御とを同
時に行い、短時間で画像形成前の作像条件調整動作を完
了することができる画像形成装置を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1に記載の画像形成装置の発明は、感光体
上にトナー付着量検出用のパターン潜像を作像し、潜像
を現像して得られる画像のトナー付着量を光学式検出手
段により検出し、光学式検出手段による検出結果に応じ
て現像剤中のトナー濃度を制御する基準値を設定し、現
像剤中のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段の検
出値と基準値の比較に基づき現像剤中のトナー濃度を制
御し、感光体上に感光体表面電位制御用のパターン潜像
を露光部と未露光部に作像し、それぞれのパターン潜像
の電位である、明部電位、暗部電位が目標値になるよう
感光体の帯電手段および露光手段を調整し、感光体表面
電位を制御する画像形成装置であって、画像形成装置
は、トナー濃度検出手段の検出値とトナー濃度制御基準
値との比較に基づく現像剤中のトナー濃度の制御を、感
光体表面電位制御用のパターン潜像を現像する際に行う
ことを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
画像形成装置において、光学式検出手段およびトナー濃
度検出手段の検出結果により現像剤中のトナーを消費す
る必要があると判断した場合、感光体表面電位制御用の
パターン潜像のサイズを変化させ、パターン潜像を現像
する際に消費するトナー量を調整し、トナー濃度を制御
することを特徴とする。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の画像形成装置において、光学式検出手段およびトナー
濃度検出手段の検出結果により現像剤中のトナーを消費
する必要があると判断した場合、感光体表面電位制御用
のパターン潜像に印加する現像バイアス電圧を変化さ
せ、パターン潜像を現像する際に消費するトナー量を調
整し、トナー濃度を制御することを特徴とする。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の画像形成装置において、光学式検出手段およびトナー
濃度検出手段の検出結果により現像剤中のトナーを消費
する必要があると判断した場合、感光体表面電位制御用
のパターン潜像の周辺にトナー消費用のパターン潜像を
形成し、パターン潜像に印加する現像バイアス電圧や、
パターン部の潜像電位、ドット構成などを変化させるこ
とにより、現像の際に消費するトナー量を調整し、トナ
ー濃度を制御することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら詳細に説明する。複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の電子写真方式の画像形成装置は、
感光体を帯電器により均一に帯電させて、露光装置で潜
像を形成し、この静電潜像を現像器により現像して、転
写装置により転写紙等に転写している。
【0017】図1は、本発明を適用することのできる画
像形成装置の構成を示す概略図である。画像形成する
際、この装置は、露光ランプによってコンタクトガラス
上の原稿を露光し、その反射光をスキャナで読み取り、
帯電器によって一様に帯電された感光体上にLD光を照
射する。得られた感光体上の静電潜像を、現像器によっ
て顕像化し、感光体上に形成されたトナー像を転写工程
にて転写紙上に転写し、最後に定着器を通して排紙す
る。
【0018】定着ローラに接触して配置された温度セン
サ8は、本体電源ONの間は常に検出状態にある。本体
電源投入直後にこの温度センサ8の検出値を読み取り、
その検出値が50度以下の場合には本体電源がOFF状
態となってから十分な時間が経過していると判断し、コ
ピー可能な状態にするために定着温度を上昇させるとと
もに、帯電グリッド電圧、LDパワー、現像バイアス電
圧等の作像ユニットの出力条件の再調整を行う。なお、
定着ローラ5の温度は定着ローラ5内に設置されている
ヒータのON/OFFによって所定の温度に制御され
る。
【0019】次に作像条件制御の通常の実施形態を説明
する。感光体周りの作像条件の自動調整動作には、電
位センサ校正、反射型フォトセンサの初期設定、感
光体表面電位制御、トナー濃度制御、等の調整項目が
ある。 電位センサ校正は、感光体1をアースに落としている
回路を、リレーによってフロート状態にし、−200
v、−800vのバイアス電圧を印加したときの電位セ
ンサ出力から電位センサ校正式を算出する。電位センサ
が振動容量型である場合、この電位センサは距離依存性
が高いので、感光体、電位センサ交換時にはこの動作は
必須である。 反射型フォトセンサの初期設定は、感光体表面の地肌
部におけるフォトセンサ10の出力Vsgを4.0vに
設定する。フォトセンサの出力Vsgは、フォトセンサ
感度、感光体反射率によって変化するので、感光体、フ
ォトセンサ交換時には必須の動作である。 感光体表面電位制御は、暗部、明部電位が目標値にな
るように帯電グリッド電圧、LDパワーを制御する。経
時的に、または使用環境により、感光体膜削れ、感度劣
化、光学汚れ等により感光体表面電位が変動するため、
逐次実行する必要がある。 トナー濃度制御は、機械を長時間放置した場合のトナ
ー帯電量の低下などにより、トナー濃度制御基準値が変
化する場合があるので、これを最適な値に設定し直し
(−1)、この値とトナー濃度センサ出力を比較する
ことによりトナー濃度を制御する(−2)。
【0020】本発明の画像形成装置は、感光体の画像形
成領域以外の部位に、トナー付着量検出用パターン(P
センサパターン)が所定のタイミングで形成されるよう
に構成されている。その後、このPセンサパターンの画
像濃度をPセンサで検知する。Pセンサの検出特性が良
好な範囲を使用するために、Pセンサパターンの単位面
積当たりのトナー付着量が0.4mg/cm2 となるよ
うにする。そこで、Pセンサパターンを顕像化するとき
の現像バイアス電圧VbをPセンサパターン部の電位と
の電位差(現像ポテンシャル)が300vになるよう設
定している(Vb−Vp=−300v)。
【0021】図5は、感光体表面電位制御の一実施形
態を示すフローチャートである。まず、感光体駆動モー
タをONにし(ステップS501)、前回の作像条件調
整動作にて設定された出力にて帯電グリッド電圧をON
にした領域をVdとすると(ステップS502)、この
Vd潜像領域が電位センサ部6に到達したところでVd
潜像電位(暗部電位)を検出する(ステップS50
3)。この検出したVd潜像電位が目標値(−900±
10v)の値の範囲に入らなかった場合には(ステップ
S504/NO)、帯電グリッド電圧をシフトさせて再
度出力し(ステップS507)、前回と同様にVd潜像
領域を作像し、電位センサ6にてVd潜像電位を検出す
る(ステップS503)。このような動作をVd潜像電
位が目標値に到達するまで最大5回実行する。5回実行
後でもVdが目標値に到達しない場合には(ステップS
505/NO)、本体の操作部に異常表示して感光体電
位制御動作を終了する(ステップS506)。また、V
d潜像電位が目標値に到達した場合には(ステップS5
04/YES)、その時の帯電グリッド電圧を作像条件
として設定する(ステップS508)。
【0022】次に中間電位のVhパターンを作像する。
Vh潜像パターンの電位(明部電位)は、LDパワーの
調整あるいはドットパターンの面積率によって中間調の
電位(目標値;−300±20v)に設定している。V
h潜像パターン形成時は、直前に設定された帯電グリッ
ド電圧および前回の作像条件調整動作において設定され
た出力でLDパワーを出力し(ステップS509)、そ
の時に電位センサ6にて検出したVh潜像パターンをV
h潜像電位とする(ステップS510)。この検出した
Vh潜像電位が目標値(−300±20v)の値の範囲
に入らなかった場合は(ステップS511/NO)、L
Dパワーをシフトさせて再度出力し(ステップS51
4)、前回と同様にVh潜像パターンを作像し、電位セ
ンサ6にてVh潜像電位を検出する。このような動作
を、Vh潜像電位が目標値に到達するまで最大5回実行
する。5回実行後でもVh潜像電位が目標値に到達しな
い場合には(ステップS512/NO)、本体の操作部
に異常表示して感光体電位制御動作を終了する(ステッ
プS513)。また、Vh潜像電位が目標値に到達した
場合には(ステップS511/YES)、その時のLD
パワーを作像条件として設定する(ステップS51
5)。その後、帯電グリッド電圧、LDパワーをOFF
にし(ステップS516)、感光体の駆動をOFFにす
る(ステップS517)。
【0023】以上から明らかなように、帯電グリッド電
圧とLDパワーを調整することにより、感光体表面電位
を目標値に設定することができる。
【0024】次に、トナー濃度制御の動作を示すフロ
ーチャートを図6、7に示す。図6は、−1トナー濃
度制御基準値(Vref)設定動作の一実施形態を示す
フローチャートであり、図7は、−2トナー濃度制御
基準値(Vref)決定後のトナー濃度制御の一実施形
態を示すフローチャートである。
【0025】図6において、電位センサ校正(ステップ
S601)、感光体駆動モータをONにした後(ステッ
プS602)、フォトセンサの初期設定として、地肌部
の出力Vsgを4.0Vに設定する(ステップS60
3)。その後、現像駆動をONにし(ステップS60
4)、所定の帯電グリッド電圧およびLDパワーで、P
センサパターンを作像する(ステップS605)。その
後、電位センサでPセンサパターン潜像の電位Vpを検
出する(ステップS606)。ここで、Vp潜像電位
は、感光体表面電位すなわち、静電潜像ポテンシャルの
ことを示している。現像の際に印可する現像バイアス電
圧Vbは、Vb=Vp−Vc(本実施例ではVc=30
0v)となる。したがって、現像バイアス電圧は、Vb
=Vp+(−300)vに設定される(ステップS60
7)。この現像バイアス電圧で、Pセンサパターン潜像
を現像し、その顕像パターンの反射濃度Vspを検知す
る(ステップS608)。
【0026】次に、Pセンサによる検知出力Vsgおよ
びVspの比が計算され、このVsp/Vsgの値によ
り、トナー濃度センサ20の目標出力値Vrefの補正
値ΔVrefが求まる(ステップS609)。このΔV
refの値から、トナー濃度センサ20の制御基準値V
refが求まる(ステップS610)。その後、帯電グ
リッド電圧、LDパワーをOFFにし(ステップS61
1)、現像部の駆動をOFF(ステップS612)、感
光体駆動モータをOFFにする(ステップS613)。
【0027】次に、図7において、まず、トナー濃度セ
ンサ20は、現像装置内のトナー濃度出力値Vtを検出
する(ステップS701)。VtとVrefを比較し、
Vt>Vrefの場合(ステップS702/YES)、
トナー濃度が低いと判断し、所定量のトナー補給を行う
(ステップS703)。Vt<Vrefの場合は(ステ
ップS702/NO)、トナー濃度が高いと判断し、所
定量のトナーを強制消費し(ステップS704)、トナ
ー濃度センサの出力Vtが目標値になるよう制御する。
【0028】このように、Pセンサにて検出した結果、
トナー付着量が少なく、センサ出力比Vsp/Vsgが
高い場合には、トナー濃度センサ出力Vtとトナー濃度
制御基準値Vrefの比較結果に基づく所定量のトナー
を強制的に補給する。また、トナー付着量が多く、セン
サ出力比Vsp/Vsgが低い場合には、トナー濃度過
多であるため、トナー濃度センサ出力Vtとトナー濃度
制御基準値Vrefの比較結果に基づく所定量のトナー
を強制的に消費する。通常、長時間放置後のトナー帯電
量は低下する傾向にあるので、ほとんどの場合が後者の
ケースとなる
【0029】本発明の画像形成装置は、画像形成前の作
像条件制御において、電位センサ校正、光反射型フ
ォトセンサの初期設定を行った後、−1トナー濃度制
御基準値の設定を行う。その後、感光体表面電位制御
と−2トナー濃度制御基準値設定後のトナー濃度制御
を同時に行うことにより、作像条件調整動作全体にかか
る時間を短縮させている。すなわち、本発明の画像形成
装置は、感光体表面電位を調整するための基準パターン
潜像においてトナーの消費を行うことに特徴がある。
【0030】本発明の画像形成装置の作像条件制御の実
施形態を以下に示す。本発明の第1の実施形態において
は、Vh潜像パターンの基本サイズを感光体軸方向に対
して幅20mm、感光体周方向に対して長さ60mmと
している。このVh潜像パターン部に任意の現像バイア
ス電圧を印加し、現像ローラを駆動させることで、感光
体表面にトナー付着量の顕像パターンを作像することが
できるので、この時に消費するトナー量を前記のPセン
サ出力比Vsp/Vsgの検出結果に応じて制御してい
る。すなわち、Pセンサ出力比Vsp/Vsgが通常の
制御レベルに対して低くなった場合、その検出値に応じ
てVhパターンのサイズを感光体軸方向に拡大する
(幅:20mm〜最大幅:300mm)。さらにトナー
消費量を増加させたい場合には、必要に応じて感光体周
方向に対してもVhパターンサイズを拡大する(長さ:
60mm〜最大長:300mm)。表1にVsp/Vs
gの値と潜像パターンのサイズの対応関係を示す。
【0031】
【表1】
【0032】本発明の第2の実施形態においては、トナ
ー消費量を増加させるために現像バイアス電圧を変化さ
せている。すなわち、現像バイアス電圧を高くすれば、
トナー消費量を増加させることが可能である。但し、現
像バイアス電圧の上昇に伴って地肌部電位(約900
v)との現像ポテンシャルが低下するため、地肌汚れが
発生しやすくなり、また、感光体上の単位面積当たりの
トナー付着量が増加することに伴って、感光体クリーニ
ングへの負荷が大きくなるためクリーニング不良に対す
る注意が必要となる。これらをふまえて、本実施例では
現像バイアス電圧の上限値を−700vとしている。以
上のように、Vhパターン形成時に、適切な現像バイア
ス電圧を印加して現像ローラを駆動させることで、Vh
パターンの電位制御を行いながら、同時に現像ユニット
内のトナーを消費することができるので、作像条件の自
動調整動作時間を短縮することができる。
【0033】本発明の第3の実施形態においては、トナ
ー消費用潜像パターンを形成し、過剰なトナーを消費さ
せる。感光体表面電位の制御の際に、Vd潜像パターン
は、Vh潜像パターンと同等サイズ(幅20mm×長さ
60mm)で形成される。このVd潜像パターンの周囲
に低電圧のトナー消費用潜像パターンを形成し、適切な
現像バイアス電圧を印加するとともに、現像ローラを駆
動させることで現像ユニット内のトナーを消費させる。
このトナー消費パターンは、パターン部の潜像電位、現
像バイアス電圧やドット構成を任意に設定することでト
ナー消費量を変えることができる。本実施形態では、ト
ナー消費パターン部電位を−100vに設定し、現像バ
イアス電圧を通常の画像領域と同じ−550vに設定す
ることで、単位面積当たりのトナー付着量を十分に確保
している。また、クリーニングへの負荷を軽減するため
に、このトナー消費パターンのパターン形状は図8に示
すように感光体の周方向に対して幅3mmの横帯を断続
的に形成している。
【0034】画像形成装置の現像方式として、感光体表
面の露光していない部分にトナーを付着させる現像方式
(ポジ−ポジ現像)と感光体表面の露光した部分にトナ
ーを付着させる現像方式(ネガ−ポジ現像)がある。ポ
ジ−ポジ現像の場合、Vd潜像形成時に現像駆動をON
にすると、不必要なトナー消費が起こり、トナー濃度低
下や感光体表面のクリーニング不良の問題が発生してし
まう。そのため、高い現像バイアス電圧の印加等の必要
がある。一方、ネガ−ポジ現像においては、Vd領域は
現像されないため、不要なトナー消費は行われない。こ
の場合、露光部分のパターン潜像であるVh潜像パター
ンは、LDによる書き込み領域を電位センサ6にて検出
できる最小サイズに抑えることで無駄なトナー消費を抑
えている。本発明の画像形成装置においては、ネガ−ポ
ジ現像方式を用いた画像形成装置を想定して説明してい
るが、ポジ−ポジ現像方式を用いた画像形成装置におい
ても同様に本発明を適用することが可能である。
【0035】なお、本発明の画像形成装置においては、
Pセンサ10は、感光体1の軸方向に対して電位センサ
6と同じ位置とし、感光体周方向に対しては、現像部か
らのトナー飛散の影響を回避するために、転写部とクリ
ーニング部の中間に配置している。また、Pセンサパタ
ーンおよびVh、Vdパターン作像時は、各種パターン
部のトナー像が転写ベルト28へ移行することを回避す
るために、転写ベルト28を図示しないソレノイドによ
って感光体から離間させておく。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の画像形成装置は、トナー付着パターンに対するPセン
サの検知により、トナー濃度が過剰であると判断した場
合は、感光体表面電位の調整時に作像する潜像パターン
において、所定量のトナーを消費し、現像装置内のトナ
ー濃度が一定になるように制御する。すなわち、作像条
件制御における感光体表面電位制御とトナー濃度制御を
同時に行なう。そのため、常に安定した画像品質を得る
ために要する調整動作を短時間で完了させることがで
き、操作者待機時間を短縮することができる。
【0037】また、本発明の画像形成装置は、トナー付
着パターンに対するPセンサの検知により、トナー濃度
が過剰であると判断した場合は、感光体表面電位の調整
時に作像する潜像パターンにおいて、所定量のトナーを
消費するが、この際、消費するトナーの量に応じて、作
像する潜像パターンのサイズを変化させる。すなわち、
作像条件制御における感光体表面電位の制御とトナー濃
度制御を同時に行う。そのため、短時間で作像条件調整
動作を完了させることができ、操作者の待機時間を短縮
することができる。
【0038】また、本発明の画像形成装置は、トナー付
着パターンに対するPセンサの検知により、トナー濃度
が過剰であると判断した場合は、感光体表面電位の調整
時に作像する潜像パターンにおいて、所定量のトナーを
消費するが、この際、消費するトナーの量に応じて、印
加する現像バイアス電圧の出力を変化させる。すなわ
ち、作像条件制御における感光体表面電位の制御とトナ
ー濃度制御を同時に行なう。そのため、短時間で作像条
件調整動作を完了させることができ、操作者の待機時間
を短縮することができる。
【0039】また、本発明の画像形成装置は、トナー付
着パターンに対するPセンサの検知により、トナー濃度
が過剰であると判断した場合は、感光体表面電位の調整
時に作像する潜像パターンにおいて、所定量のトナーを
消費するが、この際、潜像パターンの周囲にさらにトナ
ー消費用パターンを形成する。したがって、過剰なトナ
ーを強制的に消費させ、トナー濃度の制御を行うことが
できる。すなわち、作像条件制御における感光体表面電
位の制御とトナー濃度制御を同時に行なう。そのため、
短時間で作像条件調整動作を完了させることができ、操
作者の待機時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である、画像形成装置の構成を
示す概略図である。
【図2】感光体上のトナー付着量とPセンサ出力との関
係を示すグラフである。
【図3】現像剤中のトナー濃度とトナー濃度センサ出力
の関係を示すグラフである。
【図4】現像ユニット内のトナー帯電量の時間変化を示
す図である。
【図5】感光体表面電位制御動作を示すフローチャート
である。
【図6】トナー濃度制御において、Vrefを設定する
動作を示すフローチャートである。
【図7】Vref決定後のトナー濃度制御動作を示すフ
ローチャートである。
【図8】トナー消費用潜像パターンの形状を示す概略図
である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 除電ランプ 3 帯電チャージャ 4 LD露光 5 定着ローラ 6 電位センサ 7 加圧ローラ 8 温度センサ 9 転写ユニット 10 反射型フォトセンサ 11 クリーニングユニット 12 現像剤攪拌部 13 トナー補給部 14 現像ユニット 15 第1現像ローラ 16 第2現像ローラ 17 トナーホッパ 18 トナー補給ローラ 19 現像バイアス電源 20 トナー濃度センサ 21 CPU 22 ROM 23 RAM 24 I/O 25 帯電チャージャ 26 転写ベルト駆動ローラ 27 転写ベルト従動ローラ 28 転写ベルト

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体上にトナー付着量検出用のパター
    ン潜像を作像し、該潜像を現像して得られる画像のトナ
    ー付着量を光学式検出手段により検出し、前記光学式検
    出手段による検出結果に応じて現像剤中のトナー濃度を
    制御する基準値を設定し、前記現像剤中のトナー濃度を
    検出するトナー濃度検出手段の検出値と前記基準値の比
    較に基づき前記現像剤中のトナー濃度を制御し、 前記感光体上に感光体表面電位制御用のパターン潜像を
    露光部と未露光部に作像し、それぞれのパターン潜像の
    電位である、明部電位、暗部電位が目標値になるよう感
    光体の帯電手段および露光手段を調整し、感光体表面電
    位を制御する画像形成装置であって、 前記画像形成装置は、前記トナー濃度検出手段の検出値
    とトナー濃度制御基準値との比較に基づく前記現像剤中
    のトナー濃度の制御を、前記感光体表面電位制御用のパ
    ターン潜像を現像する際に行うことを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 前記光学式検出手段および前記トナー濃
    度検出手段の検出結果により前記現像剤中のトナーを消
    費する必要があると判断した場合、前記感光体表面電位
    制御用のパターン潜像のサイズを変化させ、該パターン
    潜像を現像する際に消費するトナー量を調整し、トナー
    濃度を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 前記光学式検出手段および前記トナー濃
    度検出手段の検出結果により前記現像剤中のトナーを消
    費する必要があると判断した場合、前記感光体表面電位
    制御用のパターン潜像に印加する現像バイアス電圧を変
    化させ、該パターン潜像を現像する際に消費するトナー
    量を調整し、トナー濃度を制御することを特徴とする請
    求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記光学式検出手段および前記トナー濃
    度検出手段の検出結果により前記現像剤中のトナーを消
    費する必要があると判断した場合、前記感光体表面電位
    制御用のパターン潜像の周辺にトナー消費用のパターン
    潜像を形成し、該パターン潜像に印加する現像バイアス
    電圧や、該パターン部の潜像電位、ドット構成などを変
    化させることにより、現像の際に消費するトナー量を調
    整し、トナー濃度を制御することを特徴とする請求項1
    に記載の画像形成装置。
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