JP2006337699A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 トナーの強制消費モードを実行するか否かを的確に判断することにより、画質、及び画像濃度の低下を抑制するとともに、過剰なトナー消費や無駄なダウンタイムを低減する。
【解決手段】 Vsig(基準トナー像の濃度信号)―Vref(初期基準信号)<0の場合(S1のYES)で、にVsig<Vlimit(濃度下限値)の場合(S2のYES)は、過去の平均画像比率を算出する(S4)。平均画像比率<2%の場合(S5のYES)には、基準トナー像濃度の過度の低下がトナー劣化によるものだと判断され、現像装置内の二成分現像剤のトナーを強制トナー消費し、また現像装置に対するトナーの補給動作を実行する。これにより、現像装置内のトナーを適切な量だけ入れ替えることができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、複写機,プリンタ,ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
従来の電子写真方式の画像形成装置、その中でも特に有彩色の画像形成を行う画像形成装置において、非磁性トナーと磁性キャリヤとを混合して現像剤として使用する二成分現像方式が広く利用されている。二成分現像方式は現在提案されている他の現像方式と比較して、画質の安定性、装置の耐久性などの長所を備えている一方、画像形成に伴い、トナーのみが消費されていくため、それに応じてトナーを適宜補給し、トナー濃度(現像剤全体の重量に対するトナーの重量比)を適切な範囲内に制御する必要がある。
トナー濃度を適切な範囲内に制御する手段としては、光検知方式、インダクタンス検知方式、パッチ検知方式、ビデオカウント方式などが従来から提案され、また実施されている。
例えば、光検知方式、インダクタンス検知方式は、現像装置の内部又は近傍にセンサを設け、二成分現像剤のトナー濃度を直接検知し、その検知結果に基づいてトナー補給量を制御する方法である。
パッチ検知方式は感光体上に形成した基準画像(以下「パッチ画像」という。)の濃度を、感光体や中間転写体の表面に対向して設けられた光学式センサにより読み取り、その出力値に基づいてトナー補給量を制御する方法である。
また、ビデオカウント方式は、形成する画像の画像情報信号を読み取り、画像濃度に対応する信号のカウント数から消費されるトナー量を予測し、その予測値に基づいてトナー補給を行う方法である。
これらいずれの方法を用いた場合でも、画像形成によりトナーが消費されていくと、それに応じてトナーを補給するようになっているため、画像形成を繰り返すことで現像剤中のトナーは順次、入れ替わっていくことになる。
ところが、消費されるトナー量が少ない画像(画像比率の低い画像)を連続して出力し続けた場合、トナーの入れ替わりがほとんどなく、結果として1つのトナーが現像装置内に存在する時間が長くなり、長期に渡って現像装置内で循環し続けることになる。そして、トナーの滞在時間が長くなると、トナーは現像装置内で長期的に摺擦、撹拌を繰り返され、形状が不規則になったり、粒径の分布に偏りを生じたり、また、現像剤に流動性を向上させる目的で添加さている酸化チタン粒子等の外添剤がトナー表面に埋め込まれたりしていく。この結果、現像剤の流動性が低下する等の劣化が生じ、所望の画質の画像が得られなくなることがある。
また、トナーはキャリヤと摺擦することで電荷が付与されるが、同一のトナーが繰り返し摺擦され続けることで徐々に電荷が付与されていき、所定の電荷量を大きく上回ってしまうことがある。このようにしてトナーの持つ電荷が上昇していくと、反転現像では、感光体上に形成された静電潜像に付着するトナー量が初期の状態に比べて減少し、画像出力した際に濃度の低下、低濃度部分の粒状性の悪化といった、画質の劣化として現れてしまうことがある。
このような問題を解決する方法として、特許文献1には、形成している画像の画像比率を算出する手段を設け、算出された画像比率が所定値を下回っていることを検知したら、非画像領域に所定量現像することで強制的にトナーを消費し、消費された分を新たに現像装置内に補給することで劣化したトナーを新しいトナーと入れ替えるという制御が提案されている。
このような制御を行うことで、画像比率の低い画像を連続して出力し続けた場合に、現像装置内のトナーの入れ替えが行われなくなることで生じる画質の低下や、画像濃度の低下を防止することができるようになる。
特開平9−34243号公報
しかしながら、実際には画像比率の低い画像が連続して出力され続けた場合でも、そのときの現像剤の状態によっては特に画像上の問題が生じない場合も多い。
例えば、画像比率の低い画像が連続して出力される前に、画像比率の高い画像がずっと連続して出力されていた場合は、トナーの入れ替えが頻繁に行われていたため、現像装置内のトナーのほとんどが新しいトナーで占められている。このような状態から画像比率の低い画像が連続して出力されても、画像上の問題が生じるまでには通常の場合よりも時間が長くかかることになる。
また、画像形成装置が設置された環境が低湿度環境から徐々に高湿度環境へと変化していった場合、トナーのもつ電荷量は次第に低くなり、それに伴って段々と現像性が上がっていくことになる。このような場合に画像比率の低い画像が連続して出力され続けても、現像性が上がっているために、トナーが劣化した状態でも画質や画像濃度の低下が起こりにくくなる。
すなわち、画像比率の低い画像が連続して出力され続けたとしても、そのときの装置の使われ方や、環境によって現像剤の状態が種々であるため、画像上、問題が生じない場合もあることになる。
その際、単に画像比率の低い画像が連続して出力され続けたという判断基準だけでトナーの強制消費を行うと、画像上に問題が生じていないにもかかわらずトナーを強制消費することになるため、無駄なトナー消費量が増大し、ランニングコストが高くなってしまったり、また強制消費を行うためのダウンタイムが長くなってしまったりするなどの問題が生じるおそれがあった。
そこで、本発明は、トナーの強制消費モードを実行するか否かを的確に判断して、画質、及び画像濃度の低下を抑制するとともに、過剰なトナー消費や無駄なダウンタイムを低減することのできる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、像担持体と、前記像担持体上に画像情報信号に対応した静電潜像を形成する潜像形成手段と、前記像担持体上に形成された静電潜像をトナーとキャリヤとを含む二成分現像剤でトナー像として現像する現像装置と、を備えた画像形成装置において、前記画像情報信号に基づいて画像比率を算出する画像比率算出手段と、前記潜像形成手段及び前記現像装置によって前記像担持体上に形成された基準画像の濃度を検知する画像濃度検知手段と、前記現像装置に収納されている二成分現像剤中のトナーを、前記像担持体上に転移させる強制消費モードを備える制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記画像比率算出手段の算出結果及び前記画像濃度検知手段の検知結果に基づいて、前記強制消費モードを実行するか否かを判断する、ことを特徴とする。
本発明によると、制御手段は、画像比率算出手段の算出結果からだけでなく、この算出結果と画像濃度検知手段の検知結果とに基づいて、強制消費モードを実行するか否かを判断するので、例えば、画像比率が低い場合であっても、画像濃度検知手段の検知結果を加味して、実際にトナーを強制的に転移させることが必要な場合に限って強制消費モードを実行することが可能となる。
まず、本発明についての構成、作用、効果等の概略を説明する。
本発明は、像担持体と、前記像担持体上に画像情報信号に対応した静電潜像を形成する潜像形成手段と、前記像担持体上に形成された静電潜像をトナーとキャリヤとを含む二成分現像剤でトナー像として現像する現像装置と、を備えた画像形成装置において、前記画像情報信号に基づいて画像比率を算出する画像比率算出手段と、前記潜像形成手段及び前記現像装置によって前記像担持体上に形成された基準画像の濃度を検知する画像濃度検知手段と、前記現像装置に収納されている二成分現像剤中のトナーを、前記像担持体上に転移させる強制消費モードを備える制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記画像比率算出手段の算出結果及び前記画像濃度検知手段の検知結果に基づいて、前記強制消費モードを実行するか否かを判断する、ことを特徴とする。
これによると、強制消費モードを実行するか否かの判断に際して、画像比率算出手段によって算出される画像比率だけでなく、画像濃度検知手段の検知結果も考慮されるので、例えば、画像比率が低いときでも、本当に必要なときだけトナーの転移(吐き出し)を行うことができる。
次に、前記現像装置は、前記強制消費モードの実行時に二成分現像剤中のトナーを前記像担持体上における非画像領域に転移させる、ことを特徴とする。ここで、非画像領域とは、像担持体表面全体のうちの、画像形成に係るシートに対応する領域以外の領域のことをいう。具体的には、画像形成に係るシートの4つの辺について、シート搬送方向に直交する方向(シート幅方向)の2辺のうちのシート搬送方向下流側の辺を先端、上流側の辺を後端、またシート搬送方向に沿った2辺のうちのシート搬送方向に向かって左の辺を左側端、右の辺を右側端とした場合、像担持体表面全体のうちの、シート幅方向に沿ってのシートの左側端よりも外側の領域、及びシートの右側端よりも外側の領域、複数枚のシートに連続して画像形成を行う際に、先行するシートの後端と後続するシートの先端との間の領域(いわゆる紙間)、そしてこの紙間をシート幅方向に延長した領域をさす。したがって、例えば、画像形成に係るシートが、官製はがきの場合には、像担持体表面には、官製はがきの左側端の外側と右側端の外側とに、広い領域の非画像領域が形成されることになる。
これによると、画像領域にトナーを転移させる場合と異なり、トナーの転移による画像領域への影響を防止することができる。
次に、前記制御手段は、前記強制消費モードを実行する際、前記画像比率算出手段の算出結果及び前記画像濃度検知手段の検知結果に基づいて、トナー消費量を制御する、ことを特徴とする。
これによると、トナー消費量を好適なものとすることができる。
次に、前記現像装置内にトナーを補給するためのトナー補給手段を備え、前記制御手段は、前記トナー補給手段によって前記現像装置内に補給されるトナー補給量を、前記強制消費モード時のトナー消費量の制御に用いる基準画像と同一の基準画像の濃度に基づいて制御する、ことを特徴とする。
これによると基準画像を、補給トナー量の制御用と、トナー消費量の制御用とで共通に使用するので、基準画像を形成するための制御時間が省略でき、また制御を簡略化することができる。
次に、前記現像装置内にトナーを補給するためのトナー補給手段と、前記現像装置の二成分現像剤中のトナーの濃度を検知するトナー濃度検知手段とを備え、前記制御手段は、前記トナー補給手段によって前記現像装置内に補給される補給トナー量を、前記トナー濃度検知手段の検知結果に基づいて制御するとともに、前記制御手段は、前記トナー濃度検知手段におけるトナー濃度目標値を、前記強制消費モード時のトナー消費量の制御に用いる基準画像と同一の基準画像の濃度に基づいて制御する、ことを特徴とする。
これによると、基準画像を、トナー濃度目標値の制御用と、トナー消費量の制御用とで共通に使用するので、基準画像を形成するための制御時間が省略でき、また制御を簡略化することができる。
次に、前記制御手段は、前記強制消費モードを実行した場合、トナーの転移によって前記像担持体上に形成されたトナー像の濃度を、前記画像濃度検知手段によって検知し、その検知結果が所定値を上回っていることを検知した時点で前記強制消費モードを終了する、ことを特徴とする。
これによると、トナーの転移によって像担持体上に形成されたトナー像の濃度が所定値を上回った時点で強制消費モードを終了するので、トナー消費量を好適なものとすることができる。
以下、図面に沿って、本発明の実施の形態について説明する。なお、同一の図面又は異なる図面において同一の符合を付したものは、同様の構成あるいは同様の作用をなすものであり、これらについては、適宜、重複説明を省略している。
<実施の形態1>
図1,図2,図3を参照して、本発明を適用することができる画像形成装置について説明する。ここで、図1は、正面側から見た画像形成装置の構成を模式的に示す図と、ブロック図とを組み合わせた図である。また、図2は図1中の現像装置を拡大した図である。また、図3はトナー濃度の制御についてのフローチャートである。なお、図1に示す画像形成装置は、電子写真写真方式のプリンタである。
同図を参照して、プリンタ(以下[画像形成装置]という。)の構成及び動作の概略を説明する。
図1に示す画像形成装置は、像担持体としての感光ドラム1の周囲には、その回転方向(矢印R1方向)に沿ってほぼ順に、一次帯電器2、レーザスキャナ(露光装置)3、現像装置4、転写ブレード(転写手段)5、クリーニング装置6が配設されている。
感光ドラム1表面は、一次帯電器2によって所定の極性・電位に一様に帯電された後、レーザスキャナ3によって露光されて静電潜像が形成される。画像スキャナ31から送られてくる画像情報信号あるいはコンピュータ等の出力装置33から画像情報処理装置32を介して送られてくる画像情報信号は、画像形成装置のCPU(制御手段)30で受信される。CPU30は、レーザスキャナ3を制御して静電潜像を形成するためのレーザ光を発光させる。なお、静電潜像の形成は、レーザスキャナ3に代えて、発光ダイオード素子等他の発光体(不図示)を用いることもできる。ここで、上述のCPU30は、レーザスキャナ3の制御に加え、画像形成装置全体の動作を制御する。なお、レーザスキャナ3の制御以外の制御を、他のCPU(不図示)によって行うようにしてもよい。
上述のようにしてレーザスキャナ3から発生されたレーザ光は、反射ミラー3aによって反射されて、感光ドラム1表面を露光する。この露光により露光部分の電荷が除去されて静電潜像が形成される。このとき形成される静電潜像は、感光ドラム1の軸方向及び回動方向にそれぞれ1インチ当たり600個のドット状に形成される。それぞれのドットはレーザ光の照射量によって深さ(電位)が決まり、潜像を深くほったドットには後述する現像装置4によってより多くのトナーが付着される。すなわち、レーザ光の照射量が多いほど出力される画像濃度は高くなる。
さらに、CPU30によるレーザ光照射量は256段階あり、これを00HからFFHまでの16進数2けたで表示する。00Hが画像上での最も濃度が低い部分(白地)、FFHが最も濃度が高い部分(ベタ)となる。この00HからFFHまでの数値を、出力画像1枚に存在する全ドット分足し合わせたものを、その出力画像のビデオカウントデータと呼ぶ。さらに、それぞれの画像のビデオカウントデータを、全面FFHドット(全面ベタ)である画像のビデオカウントデータで割ったもの(10進数のパーセント表示)を、その画像の画像比率と呼ぶ。これらの数値計算はすべてCPU30内の画像比率算出手段(不図示)で処理されるが、他にCPUを設けてそこで処理することも可能である。本実施の形態では、一次帯電器2、レーザスキャナ3、CPU30等によって潜像形成手段が構成されている。
上述のようにしてレーザスキャナ3によって感光ドラム1上に形成された静電潜像は、現像装置4によってトナーが付着されトナー像として現像される。
現像装置4は、トナーを所定の電荷に帯電させ、電源9によって印加される現像バイアス、すなわち直流に交流を重畳した現像バイアスによる電界によって感光ドラム1上の静電潜像をトナー像として現像する。このトナー像は、転写ブレード5により、転写媒体としてのシートP上に転写される。ここで、シートPは、給搬送手段(不図示)から給搬送され、シート搬送ベルト7(ただし図1ではシート搬送ベルト7の一部を図示している。)上に担持され、シート搬送ベルト7の矢印R7方向の回転に伴って感光ドラム1と転写ブレード5との間の転写部に搬送されるものである。
トナー像転写後の感光ドラム1は、表面に残ったトナー(転写残トナー)がクリーニング装置6によって除去され、次の画像形成に供される。一方、トナー像転写後のシートPは、定着器8によって加熱・加圧され、表面にトナー像が定着される。これにより、1枚のシートPの表面に対する画像形成が終了する。
次に、図2を参照して、上述の現像装置4について詳述する。ここで図2は、図1中の現像装置4の拡大図である。
感光ドラム1表面に対向して配置された現像装置4は、現像容器10、現像剤搬送手段としての現像スリーブ11、現像剤溜まり部12を規制する現像剤返し部材13、及び現像剤の穂高を規制する穂高規制部材としての規制ブレード14を有している。現像装置4の内部は、垂直方向に延在する隔壁15によって現像室(第1室)16と撹拌室(第2室)17とに区画され、隔壁15の上方は開放されている。現像室16及び撹拌室17には、非磁性トナーと磁性キャリヤとを含む二成分現像剤(以下適宜「現像剤」という。)が収容されている。現像剤は、第1撹拌スクリュー18及び第2撹拌スクリュー19によって撹拌されながら現像室16と撹拌室17とを循環するようになっている。
現像装置4の現像室16は、感光ドラム1に対面した現像域に相当する位置が開口しており、この開口部に一部露出するようにして現像スリーブ11が回転可能に配置されている。現像スリーブ11は非磁性材料で構成され、現像動作時には図2中の反時計回り(矢印方向)に回転する。現像スリーブ11の内部には磁界発生手段であるマグネットローラ(ローラ状の磁石)20が固定的に配置されている。現像スリーブ11は、規制ブレード14によって層厚規制された二成分現像剤の層を担持搬送し、感光ドラム1と対向する現像域でこの現像剤を感光ドラム1に供給して感光ドラム1上の静電潜像を現像する。現像効率を向上させるために、現像スリーブ11には電源9から、例えば直流電圧に交流電圧が重畳された現像バイアス電圧が印加される。
このような現像装置4のマグネットローラ20は、5極構成からなり、第1撹拌スクリュー18で撹拌された現像剤は、汲み上げのための搬送用磁極(汲み上げ極)N3の磁力で拘束され、現像スリーブ11の回転により現像剤溜まり部12へ搬送される。現像剤は、その量が現像剤返し部材13で規制され、安定した現像剤を拘束するために、ある一定以上の磁束密度を有する搬送用磁極(カット極)S2で十分に拘束され、そして磁気ブラシを形成しつつ搬送される。次いで、現像剤は、その量が規制ブレード14で磁気ブラシが穂切りされることにより適正化され、搬送用磁極N1で搬送され、現像極S1で現像に供される。
現像剤は、ポリエステル樹脂に顔料を分散させた非磁性トナーと、フェライトをシリコーン樹脂でコーティングした磁性キャリヤとを主成分として構成され、現像室16及び撹拌室17での撹拌と、現像剤溜まり部12での摺擦とによってトナーにマイナスの電荷が付与される。現像によって消費された分のトナーはトナー補給手段(不図示)から供給されるが、補給されたばかりのトナーも上述のような撹拌と摺擦とによって適正な電荷が付与さる。
消費された分のトナーは、トナー補給手段のトナー補給スクリュー(不図示)の回転に従い撹拌室17内に補給される構成になっており、撹拌室17内へのトナーの補給量(トナー補給量)はこのトナー補給スクリューの回転時間によっておおよそ定められる。この回転時間を制御するためのトナー補給制御手段について、以下で具体的に説明する。
画像形成動作が繰り返されると、現像装置4内の現像剤のうち、トナーが消費され、現像剤のトナー濃度が低下するため、適宜、トナーを補給することでトナー濃度を所望の範囲内に制御する必要がある。本発明では、感光ドラム1上に基準画像としての基準トナー像(パッチ画像)を形成した後、この基準トナー像の濃度信号を濃度検知センサ(画像濃度検知手段)で検知し、この濃度信号と予め記憶された初期基準信号とを比較し、その比較結果に基づいてトナー補給スクリューの回転時間を制御するトナー補給制御方法(パッチ検知方式)を用いている。
パッチ検知が実行されると、感光ドラム1上に一定面積を有する基準トナー像の静電潜像を形成し、これを所定の現像コントラスト電圧によって現像した後、この基準トナー像の濃度信号を感光ドラム1に対向して配置した光学式の濃度検知センサ(画像濃度検知手段)21で検知する(図1参照)。検知した濃度信号Vsigと予めメモリ手段34(図1参照)に記録されている初期基準信号Vrefと比較し、Vsig−Vref<0の場合はパッチ画像の濃度が低い、すなわちトナー濃度が低いと判断され、VrefとVsigの差分から必要なトナー補給量とそれに対応するトナー補給スクリューの回転時間が決定される。逆にVsig−Vref≧0の場合はパッチ画像の濃度が高い、すなわちトナー濃度が高いと判断され、トナー補給スクリューは停止したままとなる。
ところが、このように基準トナー像の濃度を基にトナー補給制御を行うと、初期状態よりもトナーの帯電量が増加した場合にも基準トナー像の濃度が低くなるため、そのような場合はトナー濃度が低くないにもかかわらずトナー補給してしまうため、現像剤のトナー濃度が過度に上昇してしまうことがある。トナー濃度が過度に上昇すると、トナー飛散が発生して画像形成装置内を汚染したり、現像剤の総量が多くなり過ぎることによって駆動トルクが増大し、現像装置4がロックしたりする。
そこで、本実施の形態では現像装置4の撹拌室17にインダクタンス検知方式によるトナー濃度監視センサ(トナー濃度検知手段)22を設け、このトナー濃度監視センサ22で検知したトナー濃度が10%(初期トナー濃度は7%)を超えていることを検知したら、上述のパッチ検知制御においてVsig−Vref<0の場合でも強制的にトナー補給を停止し、トナー濃度が過度に上昇するのを防いでいる。
画像形成動作によって現像装置4内のトナーが消費されていくと、基準トナー像の濃度が次第に低くなっていくため、Vsig−Vref<0となり、トナー補給スクリューを回転するように信号が発せられるが、トナーの消費量が多い場合はVsigとVrefの差分が大きくなることでトナー補給スクリューの回転時間も長くなり、消費された分に見合うだけのより多くのトナーが現像装置4内に補給される。
これに対し、トナーの消費量が少ない場合は、VsigとVrefの差分が小さくなるために現像装置4内に補給されるトナー量も少なくなる。このような場合、現像装置4内のトナーは入れ替わることなく、現像装置4内で何度も撹拌、摺擦を繰り返されるために、形状が不規則になったり、表面に外添剤が埋め込まれて流動性が低下したり、また過剰に帯電したりすることになる。
そこで、本発明では、このようなトナーを強制的に消費させることにより、トナーを強制的に入れ替え、トナーの劣化を防止し、画質の劣化を防ぐための制御を行っている。その制御の流れを図3を参照して説明する。
上述したトナー補給制御において、検知した基準トナー像の濃度信号Vsigは、まず初期基準信号Vrefと比較され(S1)、Vsig−Vref<0の場合(S1のYES)はさらに濃度下限値Vlimit(Vlimit<Vref)と比較される(S2)。Vsig≧Vlimitの場合(S2のNO)は通常のトナー補給動作となり(S3)、VsigとVrefとの差分からトナー補給量が決定され、トナー補給が実行される。一方、S2において、Vsig<Vlimitの場合(S2のYES)は、その原因の一つとして上述したトナー劣化が考えられるため、次のステップで過去に行われた画像形成動作における平均画像比率を算出する(S4)。平均画像比率の算出は以下のように行われる。
画像形成がスタートするとCPU30に入力された画像データを読み込み、ビデオカウントデータからCPU30により、その画像における画像比率を算出し、メモリ手段34(図1参照)に格納される。メモリ手段34にはその画像を含めた過去100枚分の画像比率が順次記録されており、メモリ手段34からその過去100枚分の画像比率データをCPU30に読み込み、これらのデータを基に過去100枚における平均画像比率が算出される。
算出された平均画像比率が所定の値(本実施の形態の場合2%)を下回っているか否かを判断し(S5)、下回っている場合(S5のYES)には、基準トナー像濃度の過度の低下がトナー劣化によるものだと判断され、所定量の強制トナー消費と補給動作を行う(S7)。
本実施の形態では平均画像比率2%相当のトナーを消費するように、非画像領域(例えば、連続画像形成時の先行するシートPの後端と、これに後続するシートPの先端との間(いわゆる紙間))にレーザ光照射量をFFHとして感光ドラム1の軸方向全域に静電潜像を形成し、これを現像するようにしている。すなわち、感光ドラム回転方向の長さでトナー消費量を調整している。この所定量は本実施の形態のように一定量にしてもよいし、出力画像の画像比率によってその都度変えてもよい。変える場合には出力画像の画像比率と合わせて画像比率2%又はそれ以上相当のトナーが消費されるようにするのが好ましい。
このように現像したトナー像は転写せずにクリーニング装置6ですべて除去する。また、トナーを消費している間又はその後には、消費された量と同量のトナーがトナー補給手段から現像装置4内に補給される。したがって、現像装置4内のトナーの入れ替えが行われ、トナーの流動性及び帯電量が適切なものとなる。なお、レーザ光照射量は必ずしもFFHである必要はなく、ある程度効率良くトナーを現像させるような量であればよい。
また、S5で平均画像比率が2%以上だった場合(S5のNO)は、過剰に濃度低下しているのはトナー劣化以外の原因(例えば、上述で説明したトナー濃度監視センサ22で検知したトナー濃度が上限である10%を超えている場合など)であると判断され、強制トナー消費は行わず、他の画像濃度制御(現像コントラスト制御、階調制御など)が実行されるようになっている(S6)。
なお、本実施の形態ではパッチ検知方式によってトナー補給制御を行い、トナー補給制御に用いる基準トナー像によって、強制トナー消費の要否も一緒に判断する構成としているが、光検知方式やインダクタンス検知方式でトナー補給制御を行い、それらの濃度目標値の補正手段として用いる基準トナー像によって強制トナー消費の要否も一緒に判断する構成としてもよい。
以上説明したような制御を行うことにより、平均画像比率が低いために生じるトナー劣化を、強制的にトナーを入れ替えることで防止することができ、さらにはこのトナーの入れ替え動作を本当に必要な場合のみ適切に行うことができるため、無駄なトナー消費や、過度のダウンタイムが生じることのない画像形成装置を提供できるようになった。
<実施の形態2>
図4のフローチャートを参照して、本実施の形態における制御の流れを説明する。なお、本実施の形態における画像形成装置及び現像装置4の構成は実施の形態1における構成と同じであり、また通常のトナー補給制御に用いる基準トナー像の濃度検知結果及び平均画像比率によって、強制トナー消費(強制消費モード)を実行するか否かを判断するように制御しているのも同様である。
本実施の形態では、強制トナー消費を実行することが選択された場合、強制トナー消費するトナー量を上述の基準トナー像の濃度検知結果と平均画像比率とに基づいて決定することを特徴としている。
本実施の形態でもトナー補給制御に用いる基準トナー像の濃度信号Vsigが濃度下限値であるVlimitを下回り、かつ平均画像比率が2%を下回っていることを検知した場合に強制トナー消費を実行するような制御の流れとなっているのは、上述の実施の形態1と同様である(S11〜S16)。つまり、図4中のS11〜S16の各ステップは、この順に、図3中のS1〜S6に対応している。
実施の形態1では、強制トナー消費において消費されるトナーのトナー消費量(トナー吐き出し量)、及び補給されるトナーのトナー補給量、すなわちトナーの入れ替え量は、平均画像比率のみに基づいて決定しており、例えば平均画像比率2%相当のトナー量、などとしていた。
しかしながら、形成された画像の平均画像比率が同じだったとしても、上述したように、そのときの現像剤の状態によって画質の低下度や画像濃度の低下度に差が生じるのが一般的である。例えば、トナーの劣化度が比較的小さく、基準トナー像の濃度信号VsigがVlimitを僅かに下回っている場合と、トナーの劣化度が比較的大きく、VsigがViimitを大きく下回っている場合とでは、同じ平均画像比率2%分のトナーを入れ替えると、トナーの劣化度が比較的小さいときはトナーの入れ替え量が過剰となり、無駄なトナー消費が増え、逆にトナーの劣化度が比較的大きいときはトナーの入れ替え量が不足となり、入れ替え後の画質や画像濃度の回復が不充分となってしまうおそれがある。
そこで、本実施の形態では、強制トナー消費を実行することが選択されると、続いてVsigとVlimitとから濃度低下度Rdが以下のように算出される(図4のS17)。
Rd=A×(Vlimit−Vsig)/Vlimit……(1)
ここで、Aは定数であり、画像形成装置ごとに最適な値が設定される。次いでこのRdを平均画像比率2%分のトナー量に対して重み付けをすることで、消費すべきトナー量(トナー消費量)及び補給すべきトナー量(トナー補給量)が決定され(S18)、その決定されたトナー量に基づいて、強制トナー消費、及び補給動作が実行される(S19)。
このように平均画像比率から求められるトナー量に、濃度低下度Rdを重み付けすることによって、トナー劣化度が比較的小さいときはより少なく、またトナー劣化度が比較的大きいときはより多くのトナー量を入れ替えることが可能となる。
以上説明したように、本実施の形態のような制御を行うことにより、トナーの劣化度に応じて最適なトナー量を入れ替えることができるため、さらに無駄なトナー消費や、過度のダウンタイムの発生がなく、またトナーの入れ替え量不足により画質の回復が不充分になるのを防止することのできる。
<実施の形態3>
図5のフローチャートを参照して、本実施の形態における制御の流れを説明する。なお、本実施の形態における画像形成装置及び現像装置4の構成は実施の形態1,2における構成と同じであり、また通常のトナー補給制御に用いる基準トナー像の濃度検知結果及び平均画像比率によって、強制トナー消費を実行するか否かを判断するように制御しているのも同様である。
本実施の形態では、強制トナー消費の動作中において、強制トナー消費のために形成されたトナー像の濃度を、濃度検知センサによって検知し、その検知結果を基に強制トナー消費を終了することを特徴としている。
本実施の形態でもトナー補給制御に用いる基準トナー像の濃度信号Vsigが濃度下限値であるVlimitを下回り、かつ平均画像比率が2%を下回っていることを検知した場合に強制トナー消費を実行するような制御の流れとなっているのは、上述の実施の形態1,2と同様である(S21〜S26)。つまり、図5中のS11〜S16の各ステップは、この順に、図3中のS1〜S6、及び図4中のS11〜S16に対応している。
実施の形態1,2では、強制トナー消費するトナー量(トナー消費量)を、予め算出された平均画像比率や基準トナー像の濃度信号に基づいて決定していたが、これらはあくまでも予測値であり、実際にトナーの消費と補給を行ったあとの画質や画像濃度の回復レベルにバラツキが生じることも多い。例えば、平均画像比率や基準トナー像の濃度信号に基づいて決定した量を入れ替えたとき、入れ替え後の画像濃度が上がり過ぎていた場合は入れ替え量が過剰であり、逆に入れ替え後の画像濃度がまだ十分に回復していない場合は入れ替え量が過少であると言える。
そこで、本実施の形態では、強制トナー消費を実行することが選択されたとき(S27)、その判断に用いた基準トナー像と同一濃度のトナー像を形成することで強制トナー消費を行い、この強制トナー消費するために形成されたトナー像の濃度を濃度検知センサによって随時検知するようにしている(S28)。
強制トナー消費のために形成されるトナー像は、トナー補給制御、及び強制トナー消費の要否判断に用いている基準トナー像と同濃度(初期濃度1.0)であり、非画像領域でレーザ光照射量をC0Hとして感光ドラム1の軸方向全域に潜像を形成し、これを現像するようにしている。また、トナー像の濃度検知は所定の間隔ごと(本実施の形態では感光ドラム1の半周分にトナー像形成が行われる時間)に行うようにしている。なお、感光ドラム1の半周分のトナー像が形成されるたびに、同時にこれと同量のトナー補給を繰り返すことでトナーの入れ替えを行っている。
検知したトナー像の濃度信号VsigはVlimitと比較され(図5のS29)、VsigがVlimitを下回っていれば(Vsig<Vlimit:S29のNO)、強制トナー消費、及び補給動作を続行し、VsigがVlimit以上(Vsig≧Vlimit)であることを検知した時点で(S29のYES)、強制トナー消費、及び補給動作を終了する。このように、トナー消費のために形成されたトナー像の濃度を随時監視することによって、画像濃度を必要十分な濃度に回復させた時点で適切に強制トナー消費動作を終了することが可能となる。
以上説明したように、本実施の形態のような制御を行うことにより、実際の画像濃度の回復レベルをチェックしながらトナーの入れ替えを行うことで、実画像に即した最適なトナー量を入れ替えることができるため、さらに無駄なトナー消費や、過度のダウンタイムの発生がなく、またトナーの入れ替え量不足により画質の回復が不充分になるのを防止することのできる。
なお、以上の説明では、強制トナー消費モードの実行時に、トナーを像担持体上の非画像領域に転移させる場合を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、像担持体上の画像領域に転移させるようにしてもよい。
実施の形態1〜3の画像形成装置の縦断面図とブロック図とを組み合わせた図である。 図1の現像装置を拡大した図である。 実施の形態1において、強制トナー消費の制御の流れを説明するフローチャートである。 実施の形態2において、強制トナー消費の制御の流れを説明するフローチャートである。 実施の形態3において、強制トナー消費の制御の流れを説明するフローチャートである。
符号の説明
1 感光ドラム(像担持体)
2 一次帯電器(潜像形成手段)
3 レーザスキャナ(潜像形成手段)
4 現像装置
5 転写ブレード(転写手段)
21 濃度検知センサ(画像濃度検知手段)
22 トナー濃度監視センサ(トナー濃度検知手段)
30 CPU(制御手段、画像比率算出手段)
P シート(転写媒体)

Claims (6)

  1. 像担持体と、前記像担持体上に画像情報信号に対応した静電潜像を形成する潜像形成手段と、前記像担持体上に形成された静電潜像をトナーとキャリヤとを含む二成分現像剤でトナー像として現像する現像装置と、を備えた画像形成装置において、
    前記画像情報信号に基づいて画像比率を算出する画像比率算出手段と、
    前記潜像形成手段及び前記現像装置によって前記像担持体上に形成された基準画像の濃度を検知する画像濃度検知手段と、
    前記現像装置に収納されている二成分現像剤中のトナーを、前記像担持体上に転移させる強制消費モードを備える制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記画像比率算出手段の算出結果及び前記画像濃度検知手段の検知結果に基づいて、前記強制消費モードを実行するか否かを判断する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記現像装置は、前記強制消費モードの実行時に二成分現像剤中のトナーを前記像担持体上における非画像領域に転移させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記強制消費モードを実行する際、前記画像比率算出手段の算出結果及び前記画像濃度検知手段の検知結果に基づいて、トナー消費量を制御する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記現像装置内にトナーを補給するためのトナー補給手段を備え、
    前記制御手段は、前記トナー補給手段によって前記現像装置内に補給されるトナー補給量を、前記強制消費モード時のトナー消費量の制御に用いる基準画像と同一の基準画像の濃度に基づいて制御する、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記現像装置内にトナーを補給するためのトナー補給手段と、
    前記現像装置の二成分現像剤中のトナーの濃度を検知するトナー濃度検知手段とを備え、
    前記制御手段は、前記トナー補給手段によって前記現像装置内に補給される補給トナー量を、前記トナー濃度検知手段の検知結果に基づいて制御するとともに、
    前記制御手段は、前記トナー濃度検知手段におけるトナー濃度目標値を、前記強制消費モード時のトナー消費量の制御に用いる基準画像と同一の基準画像の濃度に基づいて制御する、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記強制消費モードを実行した場合、トナーの転移によって前記像担持体上に形成されたトナー像の濃度を、前記画像濃度検知手段によって検知し、その検知結果が所定値を上回っていることを検知した時点で前記強制消費モードを終了する、
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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