JP2009192768A - 画像形成装置、および画像形成装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】連続画像形成中に画像データにおけるトナーの必要量が大きく変化したり偏ったりした場合でも、感光体ドラムへのトナーの供給を高水準に維持しながら、現像剤の劣化を抑制できる画像形成装置を提供する
【解決手段】画像形成装置は感光体ドラム30と現像ローラ131とを備える。現像ローラ131は、感光体ドラム30に対して、二成分現像剤134を担持する表面の、少なくとも一部の現像領域199が対向し、二成分現像剤134を現像領域199に搬送するように駆動する。感光体ドラム30は、画像データに基づく静電潜像が表面に形成される。制御部は、各画像データに対する画像形成時に、その画像データでの印字率を検出し、印字率が大きければ、現像領域199での感光体ドラム30に対する現像ローラ131の相対速度を速く設定し、印字率が小さければ、相対速度を遅く設定する。
【選択図】図3
【解決手段】画像形成装置は感光体ドラム30と現像ローラ131とを備える。現像ローラ131は、感光体ドラム30に対して、二成分現像剤134を担持する表面の、少なくとも一部の現像領域199が対向し、二成分現像剤134を現像領域199に搬送するように駆動する。感光体ドラム30は、画像データに基づく静電潜像が表面に形成される。制御部は、各画像データに対する画像形成時に、その画像データでの印字率を検出し、印字率が大きければ、現像領域199での感光体ドラム30に対する現像ローラ131の相対速度を速く設定し、印字率が小さければ、相対速度を遅く設定する。
【選択図】図3
Description
この発明は、電子写真方式の画像形成装置と、画像形成装置の制御方法と、に関する。
電子写真方式の画像形成装置は現像装置と感光体ドラムとを備え、現像剤として、一成分現像剤や二成分現像剤が用いられる。一成分現像剤は、磁性を有するトナーを含むものであり、二成分現像剤はトナーとキャリアと呼ばれる磁性粒子とを含むものである。例えば、二成分現像剤を用いる現像装置では、キャリアとトナーとを撹拌して互いに摩擦帯電させる。磁石部材を内包する現像ローラで、キャリアを担持する。このキャリアが担持するトナーは、現像ローラから感光体ドラムの静電潜像上へ移行し、感光体ドラムの静電潜像を可視化させトナー像を形成する。
現像装置内にトナーカートリッジ等から供給するトナー量を最適化するため、画像形成装置の電源投入直後などに感光体ドラム上にパッチを形成し、このパッチの画像濃度に基づいて現像装置内に補給するトナー量が調整されていた(特許文献1参照。)。
画像形成装置で連続して画像形成を実施した場合、画像に供給したトナーが少なければ、現像装置内のトナーは長く撹拌されてトナー帯電量が上昇しやすく、供給量が多ければ逆にトナー帯電量が低下しやすかった。そのため、トナー帯電量が相違する条件下でパッチを形成すると、パッチの画像濃度が変動して現像装置内のトナー濃度を適切に設定できないことがあった。
そこで、現像装置内にトナーを補給する前に連続画像形成した複数の画像の平均画像濃度を算出し、その平均画像濃度が閾値よりも高ければ、パッチ形成時の現像ローラの駆動速度を減速させ、平均画像濃度が閾値よりも低ければ、パッチ形成時の現像ローラの駆動速度を加速することがあった(特許文献1の段落0082参照。)。
特開平5−289522号公報
従来の画像形成装置では、連続画像形成中に現像ローラの駆動速度が一定であり、各画像におけるトナーの必要量が大きく変化した場合に、現像ローラから感光体ドラムに供給されるトナー量に過不足が生じることがあった。
現像ローラの駆動速度が速ければ、感光体ドラムへのトナーの供給量を高水準に維持することができるが、その場合には、現像剤が現像ローラに担持される頻度が高くなるなど、現像剤の劣化が進みやすくなってしまう。現像剤が劣化してしまえば、白抜けなどの画質不良が発生する危険性が大きくなる。
本発明の目的は、連続画像形成中に画像データにおけるトナーの必要量が大きく変化した場合でも、感光体ドラムへのトナーの供給を高水準に維持しながら、現像剤の劣化を抑制でき、画質不良を抑制できる画像形成装置と、その制御方法とを提供することにある。
本発明の画像形成装置は像担持体と現像剤担持体と要求量検出部と速度調整部とを備える。現像剤担持体は、像担持体に対して、現像剤を担持する表面の少なくとも一部の領域が対向し、現像剤を前記領域に搬送するように駆動する。像担持体は、画像データに基づく静電潜像が表面に形成される。要求量検出部は、各画像データに対する画像形成時に、その画像データでのトナーの要求量に関する検出値を検出する。速度調整部は、トナーの要求量が多ければ、前記領域での像担持体に対する現像剤担持体の相対速度を速く設定し、トナーの要求量が少なければ、相対速度を遅く設定する。画像形成装置は、像担持体の駆動を制御する像担持体速度調整部を備えてもよく、速度調整部にて像担持体の駆動を制御してもよい。
この構成では、画像形成時に、各画像データにおけるトナーの要求量に基づいて像担持体や現像剤担持体の駆動速度を調整する。したがって、連続した画像形成中に画像データのトナー要求量が大きく変化したり偏ったりした場合でも、像担持体や現像剤担持体の駆動速度を適切に調整して現像剤担持体から像担持体に十分なトナーを供給できる。その場合であっても適宜、相対速度を減速させるので現像剤の過度な劣化も防げる。
速度調整部は、要求量検出部にて検出したトナーの要求量に関する検出値が閾値よりも高い場合に、相対速度を所定値に設定するとよい。画像データのトナーの要求量が、有る程度以上に高くなると、トナーの供給量を増やしても印字のカスレの生じやすさはほぼ一定となる。そのため、その場合には、相対速度を加減速せずに所定値に設定しても、現像剤の劣化を防げる。
画像形成装置は、バイアス電圧検出部と不揮発性記憶部とを備えてもよい。バイアス電圧検出部は現像バイアス電圧値を検出する。不揮発性記憶部は電源オフ前の現像バイアス電圧値を記憶する。この場合、速度調整部は、不揮発性記憶部に記憶された以前の現像バイアス電圧値の平均値の絶対値から、バイアス電圧検出部にて検出する電源投入後の現像バイアス電圧値の絶対値が増加した場合に、相対速度の設定値を高速側に補正すると好適である。現像バイアス電圧値が上昇する場合は現像剤の劣化が進んでいる虞が高いため、通常通りの周速比の調整を行うと、現像剤担持体から像担持体へのトナーの供給量が不足して、印字のカスレが生じやすくなる。しかし、現像剤の劣化が進んでいても相対速度の設定値を高速側に補正すれば、印字のカスレを防ぐことができ、現像剤のさらなる劣化を防げる。
現像剤は、非磁性トナーと磁性キャリアとを備えてもよい。仮に一成分現像剤を用いた場合、相対速度を変化させると担持体同士の摩擦やトナー粒子同士、トナーとドクターブレードとの摩擦が変化することにより、画質が低下する。しかしながら、二成分現像剤を用いる構成では、相対速度を変化させても画質の低下は起こらない。
本発明の画像形成装置の制御方法は、要求量検出プロセスと速度調整プロセスとを実施する。要求量検出プロセスは、各画像データに対する画像形成時に、当該画像データでのトナーの要求量に関する検出値を検出する。速度調整プロセスは、トナーの要求量が多ければ、前記領域での像担持体に対する現像剤担持体の相対速度を速く設定し、トナーの要求量が小さければ、相対速度を遅く設定する。したがって、連続画像形成中に画像データにおけるトナーの必要量が大きく変化した場合でも、像担持体や現像剤担持体の駆動速度を適切に調整することにより、現像剤担持体から像担持体に供給するトナーの量を適切に調整でき、現像剤の過度な劣化を防げる。
本発明の画像形成装置および制御方法によれば、画像データにおけるトナーの要求量の増加に応じて現像剤担持体の相対速度を加速させ、トナーの要求量の減少に応じて相対速度を減速させることにより、連続画像形成中に画像データにおけるトナーの必要量が大きく変化した場合でも、像担持体と現像剤担持体との相対速度を適切に調整でき、像担持体へのトナーの供給を高水準に維持しながら現像剤の劣化を抑制して、画質不良を抑制できる。
以下に、この発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置の概略の正面断面図である。
画像形成装置100は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色の現像剤を用いて画像を形成するカラー画像形成装置である。画像形成装置100では、現像剤として、トナー及びキャリアからなる2成分現像剤が用いられる。画像形成装置100は、スキャナ等の原稿読取装置によって読み取られた画像データ、又は、図示しないネットワークを介して通信自在に接続されたPC(Personal Computer)等の端末装置から送信される画像データに基づいて、記録媒体である用紙に、カラー画像又はモノクロ画像を形成する。
画像形成装置100は、給紙ユニット110、画像形成ユニット130A〜130D、露光ユニット120、中間転写ユニット140、二次転写ユニット150、定着装置160、および、原稿読取装置170を備えている。
原稿読取装置170は、原稿台の上面に配置された原稿を1枚ずつ読み取る。給紙ユニット110は、多数の用紙を収容する。露光ユニット120は、入力される画像データに基づいて、レーザ光を照射する。
画像形成ユニット130A〜130Dは、カラー画像を色分解して得られるシアン、マゼンタ、及びイエロー、および、ブラックの4色の各色相に対応し、各色相のトナー像を形成する。中間転写ユニット140は、無端状の中間転写ベルトを備え、この中間転写ベルト上に画像形成ユニット130A〜130Dで形成される各色相のトナー像が転写される。二次転写ユニット150は、中間転写ベルト上のトナー像を給紙ユニット110から搬送されてくる用紙に転写する。定着ユニット160は、その用紙にトナー像を熱定着させる。
図2は、画像形成ユニット130Aの周辺構成の概要を説明する図である。なお、画像形成ユニット130B〜130Dについての説明は省くが、それぞれの周辺構成は画像形成ユニット130Aと同様である。
画像形成ユニット130Aは、像担持体に相当する感光体ドラム30を備えている。感光体ドラム30の周囲には、感光体ドラム30の回転方向に沿って、帯電装置31、露光ユニット120、現像装置32、一次転写ローラ41、及びクリーニング装置33が、この順に配置されている。一次転写ローラ41は、中間転写ベルト50を挟んで感光体ドラム30に対向する位置に配置されている。
感光体ドラム30は、アルミニウム等の金属ドラム30Aと、金属ドラム30Aの外周面上に形成された、有機光半導体(OPC)やアモルファスシリコン(a−Si)等の薄膜状の光導電層30Bとを備える。感光体ドラム30は、同図において時計まわりの方向に回転する。
帯電装置31は、タングステンワイヤ等の帯電線、金属製のシールド板、グリット板よりなるコロナ帯電器であり、感光体ドラム30の周面を一様な電位に帯電させる。なお、コロナ帯電器に替えて接触式の帯電ローラや帯電ブラシなどであってもよい。
露光ユニット120は、半導体レーザやポリゴンミラーによって、レーザ光を感光体ドラム30の周面で走査する。感光体ドラム30のレーザビームが照射された部分は、感光層における光導電作用によって電位を失い、ここではブラックの色相の画像データに対応した静電潜像を形成する。露光ユニット120としては、レーザスキャニングユニット(LSU)、又は、発光素子をアレイ状に並べた書込み装置を用いてもよい。
現像装置32は、ここではブラックのトナーを収容しており、感光体ドラム30の周面にトナーを供給する。トナーは感光体ドラム30の表面電位と同極性、ここではマイナスに帯電している。
中間転写ローラ41は、感光体ドラム30の周面に担持されたトナー像を中間転写ベルト50に転写するために、トナーの帯電極性と逆極性、ここではプラスの転写バイアス電圧が電源42から印加される。これにより、感光体ドラム30のブラックの色相のトナー像は、中間転写ベルト50上で他の色相のトナー像と重なり転写される。これにより、中間転写ベルト50にフルカラーのトナー像が形成される。
クリーニング装置33は、感光体ドラム30上に残留するトナーを回収する。
図3は、現像装置32の構成を説明する図である。
現像装置32は、現像ハウジング135と二成分現像剤134と撹拌スクリュー133A,133Bとドクターブレード132と現像ローラ131とを備えている。現像ローラ131は現像剤担持体に相当する。
現像ハウジング135は二成分現像剤134の収容容器であり、感光体ドラム30と対向する部分に、開口部を有している。
二成分現像剤134は、粒径6.2μmのトナーと、粒径50μmの磁性粒子であるキャリアとを含む。キャリアは、摩擦帯電によるクーロン力によってトナーを表面に吸着する。トナーとキャリアの粒径は上記以外でもよい。
撹拌スクリュー133A,133Bは、トナーとキャリアとを撹拌して互いに摩擦帯電させる。撹拌スクリュー133Aと撹拌スクリュー133Bとの間には、撹拌スクリュー133A,133Bの回転軸方向における両端部を除いて、隔壁が配置されている。
ドクターブレード132は、現像ハウジング135の開口部の下方位置に、先端が現像ローラ131の周面に対向するように取り付けられている。このドクターブレード132は、二成分現像剤134の層厚を規制し、現像ローラ131の現像スリーブ131Bに一定量の現像剤を供給する。
現像ローラ131は、現像ハウジング135の開口部から一部を露出した状態で、感光体ドラム30の周面との間に所定間隔のギャップが設けられるように配置されている。現像ギャップは、例えば0.3mm〜1.0mm程度の範囲内の任意の間隔に設定される。
現像ローラ131は非磁性の現像スリーブ131Bと、マグネットローラ131Aとを備えている。マグネットローラ131Aは、現像領域199の近傍に配置された主極を含む複数の磁極を有している。複数の磁極は、マグネットローラ131Aの周方向に沿って配置されている。このマグネットローラ131Aは、二成分現像剤134のキャリアを引き寄せる。現像スリーブ131Bは、アルミニウムやステンレスなどの非磁性材料からなる円筒状の部材であり、マグネットローラ131Aに対して回転自在に外嵌され、二成分現像剤134を下方から上方の現像領域199へ搬送する方向に回転する。即ち、感光体ドラム30とは逆に、同図において反時計まわりに回転する。
以上の構成により、現像ローラ131の下方に溜まった二成分現像剤134のキャリアは、マグネットローラ131Aの磁極による磁界によって現像スリーブ131Bの周面に吸着する。そして、現像ローラ131の回転に伴い上方に搬送され、ドクターブレード132によって高さが規制され、現像領域199まで搬送される。
現像スリーブ131Aには現像バイアス電圧が印加される。現像バイアス電圧は、直流成分と交流成分とが重畳した電圧であって、キャリアが担持するトナーに対して、現像領域199にて現像ローラ131と感光体ドラム30との間を飛翔する力を及ぼす。これにより、トナーが感光体ドラム30の静電潜像上に付着し、感光体ドラム30にトナー像が形成される。
現像スリーブ131Bの回転速度は可変制御される。仮に、現像スリーブ131Bの回転速度が一定であれば、単位時間当たりに現像領域199に供給される二成分現像剤134は一定量となるが、回転速度が可変制御されるため、単位時間当たりに現像領域199に供給される二成分現像剤134は、回転速度に応じて増減する。
また、ここでは感光体ドラム30は回転速度を一定とする。したがって、感光体ドラム30の単位面積当たりの、現像領域199から供給される二成分現像剤134は、単位時間当たりに現像領域199に供給される二成分現像剤134の量に比例したものになる。なお、感光体ドラム30は、画像データの解像度や画像倍率に応じて、回転速度が可変制御されるものであってもよい。その場合には、感光体ドラム30の単位面積当たりの、現像領域199から供給される二成分現像剤134は、対策を施さなければ感光体ドラム30の回転速度に応じたものになるので、現像ローラ131の回転速度を感光体ドラム30の回転速度に応じて補正して、感光体ドラム30の単位面積当たりの、現像領域199から供給される二成分現像剤134を制御するようにしてもよい。
現像領域へ供給された現像剤のうち、キャリア、及び現像に用いられなかったトナーは、現像スリーブ131Bの回転によって、再び現像ハウジング135内に戻る。
図4は、現像スリーブ131Bと感光体ドラム30との駆動部を説明する図である。
現像スリーブ131Bは駆動軸136Aと接合している。駆動軸136Aの先端にはカップリングギア137Aが設けられている。現像スリーブモータ138は駆動軸136Bと接合している。駆動軸136Bの先端にはカップリングギア137Bが設けられている。カップリングギア137Aとカップリングギア137Bとは歯面が噛み合わされていて、現像スリーブモータ138の作動により駆動軸136Bに生じるトルクを、駆動軸136Aを介して現像スリーブ131Bに伝達する。感光体ドラム30は駆動軸36Aと接合している。駆動軸36Aの先端にはカップリングギア37Aが設けられている。感光体ドラムモータ38は駆動軸36Bと接合している。駆動軸36Bの先端にはカップリングギア37Bが設けられている。カップリングギア37Aとカップリングギア37Bとは歯面が噛み合わされていて、感光体ドラムモータ38の作動により駆動軸36Bに生じるトルクを、駆動軸36Aを介して現像スリーブ131Bに伝達する。現像スリーブモータ138と感光体ドラムモータ38とは、制御部からの現像スリーブ駆動信号および感光体ドラム駆動信号に応じた角速度で、互いに独立に作動する。
図5は、画像形成装置100の制御部のブロック図である。
制御部200は、複数の制御ボードからなる。同図中には、制御部200を構成するマシンコントローラボード210と画像処理ボード220とを示している。マシンコントローラボード210は、画像形成装置100の全体動作を制御し、感光体ドラム、現像ローラなどの動作を制御する。画像処理ボード220は、主に画像処理を担い、ネットワークインターフェース250を介して外部装置から送られてくる画像データや、原稿読取装置170から送られてくる画像データに画像処理を施す。
画像処理ボード220は、画像処理部221とメモリ222と印字率判定部223とを備える。画像処理部221は、ここではカラーの画像データから、ブラック、シアン、マゼンタ、及びイエローの4色の各色相の画像データを形成する。メモリ222は、各色相の画像データを記憶する。印字率判定部223は、各色相の画像データそれぞれの印字率を判定する。印字率判定部223で判定した各色相の印字率に関するデータは、マシンコントローラボード210に送られる。
ここで印字率とは紙面に印字できる最大ドット数に対する印字するドット数の割合である。この印字率からは、画像データにおけるトナーの要求量を推定することができるので、本実施形態では、印字率をトナーの要求量に関する検出値として用いる。そのため印字率判定部223が、要求量検出部に相当する。
マシンコントローラボード220は、CPU211とプログラムROM212とメモリ213と不揮発性メモリ214とを備える。メモリ213は、画像処理ボード220から送られてきた各色相の印字率に関するデータを記憶する。メモリ213は、既に画像形成が完了した所定枚の画像データの印字率のデータについても、蓄積して記憶している。
プログラムROM212は、各種処理に用いる複数のプログラムを記憶している。そして、少なくとも、各色相に対応する現像ローラの駆動速度を制御する制御プログラムを記憶している。CPU211は、プログラムROM212から現像ローラ制御プログラムを読み出し実行する。CPU211とプログラムROM212とが速度調整部を構成する。
プログラムROM212は、各色相に対応する感光体ドラムの駆動速度を制御する制御プログラムも記憶している。CPU211は、プログラムROM212から感光体ドラム制御プログラムを読み出し実行する。したがって、CPU211とプログラムROM212とは像担持体速度調整部も構成する。現像ローラ制御プログラムと感光体ドラム制御プログラムとは、必ずしも、同一の制御ボードで行う必要はなく、いずれかを他の制御ボードで実行してもよい。
プログラムROM212は、各色相に対応する現像ローラの現像バイアス電圧を制御する制御プログラムも記憶している。CPU211は、プログラムROM212から現像バイアス制御プログラムを読み出し実行する。CPU211は画像印刷のたびに現像バイアス電圧の値をメモリ213に記憶させる。そして、画像形成装置の電源がオフされる前に、それらの現像バイアス電圧の値を読み出し、平均現像バイアス電圧を算出して不揮発性メモリ214に記憶させる。したがって、CPU211とプログラムROM212とは、バイアス電圧検出部も構成し、不揮発性メモリ214は不揮発性記憶部に相当する。
図6は、制御部での制御フローの一例を説明する図である。ここでは画像形成ユニット130Aを制御してブラックの色相の画像データを処理する制御フローを説明する。なお、画像形成ユニット130B〜130Dについての説明は省くが、それぞれに対しての制御フローは画像形成ユニット130Aと同様である。
画像形成装置100の電源が投入されると、制御部200はステップS1にてプロセスコントロールを行う。プロセスコントロールとしては、特開平5−289522号公報などに記載されている一般的な処理により、現像バイアス電圧の設定と現像装置へのトナー供給とを行う。
次に、制御部200はステップS2にて現像バイアス電圧に基づく相対速度の補正を行う。具体的には、マシンコントローラボード210のCPU211が、不揮発性メモリ214から、前回の電源オフ前での平均現像バイアス電圧を読み出す。また、CPU211が、プロセスコントロールにより設定される現像バイアス電圧を検出する。そして、現像バイアス電圧値が上昇している場合は、後述する相対速度の設定値を高速側に補正する。
このように、現像バイアス電圧の変化に基づいて、相対速度の設定値を高速側に補正することにより、現像剤の劣化が進んでいても印字のカスレを防ぐことができ、現像剤のさらなる劣化を防げる。
次に、制御部200はステップS3にてコピー入力やプリント入力を受け付ける。
コピー入力やプリント入力を受け付けると、制御部200はステップS4にて画像処理を行う。具体的には、画像処理ボード220の画像処理部221は画像データから、各色相の画像データを形成する。
次に、制御部200はステップS5にて、iページ目の印字率を算出する。具体的には、画像処理ボード220の印字率判定部223が、ブラックの色相の画像データでの印字できる最大ドット数に対する印字するドット数の割合である印字率を算出する。
次に、制御部200はステップS6にて、相対速度の設定を行う。ここでは、画像形成ユニット130Aの現像ローラ131の回転速度を設定する。このステップの詳細については後述するが、所定の閾値よりも印字率が大きければ、現像ローラ131の回転速度が一定になり、閾値よりも小さい場合に現像ローラ131の回転速度が遅くなるように設定する。図7に、現像バイアス電圧の増加量に対する相対速度の加減速量の設定値の関係の一例であるグラフを示している。
このように画像形成時に、各画像データにおける印字率に基づいて現像ローラ131の回転速度を調整すれば、連続画像形成中に画像データの印字率が大きく変化した場合でも、現像ローラ131の回転速度を適切に調整して現像ローラ131から感光体ドラム30に十分な量のトナーを供給できる。その場合であっても印字率が低くなれば、適宜、現像ローラ131の回転速度を減速させるので現像剤の過度な劣化も防げる。また、画像データの印字率が有る程度以上に高くなると、トナーの供給量を増やしても印字のカスレの生じやすさはほぼ一定となる。そのため、所定の閾値よりも印字率が大きければ現像ローラ131の回転速度が一定になるように設定することで、現像剤の劣化を防げる。
次に、制御部200はステップS7にて、上記した現像ローラ131の回転速度の基で画像形成を行う。
次に、制御部200はステップS8にて、次ページがあるか判定し、あればステップS5に処理を戻し、なければステップS3に処理を戻す。
図8はステップS6での相対速度の設定プロセスのより詳細なフローの一例を示す図である。
相対速度の設定プロセスにおいて、制御部200はステップS11にて、iページ目の印字率が閾値よりも小さいか判定する。具体的には、マシンコントローラボード210のCPU211が、メモリ213から、最新の画像データの印字率のデータについて読み出す。
iページ目の印字率が閾値よりも大きければステップS12にて、相対速度を所定値に設定する。具体的には、マシンコントローラボード210のCPU211が、現像ローラ131の回転速度を所定値に設定する。これにより、画像データの印字率が有る程度以上に高くても、現像剤の劣化を防げる。
iページ目の印字率が閾値よりも小さければステップS13にて、i−1ページ目の印字率を読み出す。具体的には、マシンコントローラボード210のCPU211が、メモリ213から、既に画像形成が完了した前回の画像データの印字率のデータについて読み出す。
次に、制御部200はステップS14,S16にて、iページ目の印字率とi−1ページ目の印字率を比較し、等しければS15にて相対速度を前回から変化させずに設定する。iページ目の印字率が大きければS17にて相対速度を前回から加速する。iページ目の印字率が小さければS18にて相対速度を前回から減速する。この際には、前回と今回の印字率の差と、印字率1単位当たりの相対速度の変更量とを掛け合わせて、その値を前回の相対速度に加算して、最新の相対速度を設定する。
なお、以上の実施形態では、以前の印字率に基づいて、相対速度を設定する例を示したが、必ずしも以前の印字率に基づいて相対速度を設定しなくてもよい。例えば、数値演算により相対速度を設定したり、予め記憶した相対速度のテーブルを用いて相対速度を設定するようにしてもよい。
図9は、数値演算により相対速度を設定する場合の、ステップS6での相対速度の設定プロセスのより詳細なフローの他の一例を示す図である。
相対速度の設定プロセスにおいて、制御部200は、ステップS21にて、iページ目の印字率が閾値よりも小さいか判定する。iページ目の印字率が閾値よりも大きければ、ステップS22にて、相対速度を所定値に設定する。iページ目の印字率が閾値よりも小さければ、ステップS23にて、上記閾値から印字率を引いた差に、上述のステップS2にて平均現像バイアス電圧に基づき取得した加減速量を掛け合わせ、この値を上記所定値から差し引いた値を相対速度に設定する。このような制御フローによって相対速度を設定してもよい。
図10は、ステップS6での相対速度の設定プロセスのより詳細なフローの他の一例を示す図である。
相対速度の設定プロセスにおいて、制御部200は、ステップS31にて、iページ目の印字率が閾値よりも小さいか判定する。iページ目の印字率が閾値よりも大きければ、ステップS32にて、相対速度を所定値に設定する。iページ目の印字率が閾値よりも小さければ、ステップS33にて、予めメモリ213に記憶しておいた、相対速度テーブルから、印字率に対応する相対速度を読み出し、相対速度を設定する。
上述の構成により、感光体ドラムと現像ローラとの相対速度を適切に調整でき、感光体ドラムへのトナーの供給を高水準に維持しながら現像剤の劣化を抑制して、画質不良を抑制できる。
以下では、画像形成装置として複写機(商品名:MX−7000N、シャープ(株)社製)を用いて、画像形成を行った実験の結果を示す。実験では、流動性測定装置(商品名:振動移送式流動性測定装置、株式会社エトワス社製)を用いて、現像剤の流動性を測定した。また、ポータブル分光測色濃度計(商品名:X−Rite 939、X−Rite社製)を用いて、画像の濃度を測定した。
・同一印字率で連続印刷した場合の評価実験
複写機にて、現像ローラと感光体ドラムとの周速比、および印字率の組み合わせを一定として、10000枚の連続画像形成を行った。その後、複写機から回収した現像剤を流動性測定装置に投入して流動性評価を行った。また、複写機で印刷された画像をポータブル分光測色濃度計で測定し、濃度評価を行った。評価結果を表1に示す。
複写機にて、現像ローラと感光体ドラムとの周速比、および印字率の組み合わせを一定として、10000枚の連続画像形成を行った。その後、複写機から回収した現像剤を流動性測定装置に投入して流動性評価を行った。また、複写機で印刷された画像をポータブル分光測色濃度計で測定し、濃度評価を行った。評価結果を表1に示す。
表1で周速比の欄は、各設定例の印字率でA4用紙に全面ベタ印字を行った際にカスレが生じない場合の周速比を、パーセンテージの基準値として採用している。例えば実施例1は、周速比を基準値から−10%として印字率3%のベタ画像を、10000枚、連続画像形成した設定例である。
表1で現像剤劣化の欄は、現像剤2グラムを流動性測定装置に投入し、電圧60V、周波数137Hzの装置設定での、現像剤の流出開始時間を測定した結果を評価した結果を示している。この流動性測定装置に劣化していない未使用の現像剤を投入した場合、同装置設定での現像剤の流出開始時間が5分未満であったことから、同等の5分未満を◎と評価し、画質不良が発生しない程度として7分未満を○と評価し、7分以上を×と評価している。
表1でカスレの欄は、目視によりカスレを確認できないレベルである濃度1.5以上を◎と評価し、目視によりカスレをほとんど確認できないレベルである濃度1.5未満1.4以上を○と評価し、目視によりカスレが明確に確認できるレベルである濃度1.4以上を×と評価した。
表1で総合評価の欄は、現像剤劣化の評価とカスレの評価に×が無いものを○と評価し、×が有るものを×と評価した。
印字率が3%の例を比較すると、周速比が−20%である実施例2と周速比が−10%である実施例1と周速比が0%である比較例3とでは、周速比を減速させない比較例3で現像剤の劣化が激しいことがわかる。このことから、周速比を減速させることで現像剤の劣化を抑止できることがわかる。
印字率が10%の例を比較すると、周速比が−20%である実施例3と周速比が−21%である比較例1とでは、周速比の減速が大きな比較例1でカスレが生じてしまうことがわかる。このことから、周速比を大きく減速させずに、一定の範囲内とすることでカスレを抑止できることがわかる。
周速比が−20%の例を比較すると、印字率が0%である実施例4と印字率が3%である実施例2と印字率が10%である実施例3と印字率が11%である比較例2とでは、印字率が大きな比較例2でカスレが生じてしまうことがわかる。このことから、周速比を大きく減速させた場合には、印字率が大きくなるとカスレが生じやすくなることがわかる。
・連続印刷中に印字率を変更した場合の評価実験
複写機にて、2000枚毎に印字率を変更して合計10000枚の連続画像形成を行った。各設定例での印字率毎に設定する周速比を表2に示す。
複写機にて、2000枚毎に印字率を変更して合計10000枚の連続画像形成を行った。各設定例での印字率毎に設定する周速比を表2に示す。
表2で周速比の欄は、10%の印字率でA4用紙に全面ベタ印字を行った際にカスレが生じない場合の周速比を、パーセンテージの基準値として採用している。
その後、複写機から回収した現像剤を流動性測定装置に投入して流動性評価を行った。また、複写機で印刷された画像をポータブル分光測色濃度計で測定し、濃度評価を行った。評価結果を表3に示す。
印字率が変化しても周速比の変化しない比較例4,6、および印字率が高い場合に周速比を遅くし、印字率が低い場合に周速比を速くする比較例5,7は、いずれも現像剤劣化またはカスレが生じやすくなることがわかる。特に、連続画像形成が進むにつれて、印字率を低くしていく場合には、現像剤の劣化が生じやすく、連続画像形成が進むにつれて、印字率を高くしていく場合には、カスレが生じやすくなることがわかる。一方、実施例5〜11では、現像剤の劣化の評価、およびカスレの評価いずれも優良なものであった。
・現像バイアス電圧の上昇時の評価
複写機にて、印字率3%の画像を周速比−15%で10000枚連続印字した後、本体電源を切り、12時間放置した。その後、本体を起動し、周速比を変更して再び印字率3%の画像を10000枚連続印字した。実験には、本体電源を切る直前の平均現像バイアス値が−300V、本体起動時のプロセスコントロール実施後の平均現像バイアス値が−350Vとなる現像剤を用いた。
複写機にて、印字率3%の画像を周速比−15%で10000枚連続印字した後、本体電源を切り、12時間放置した。その後、本体を起動し、周速比を変更して再び印字率3%の画像を10000枚連続印字した。実験には、本体電源を切る直前の平均現像バイアス値が−300V、本体起動時のプロセスコントロール実施後の平均現像バイアス値が−350Vとなる現像剤を用いた。
その後、複写機から回収した現像剤を流動性測定装置に投入して流動性評価を行った。また、複写機で印刷された画像をポータブル分光測色濃度計で測定し、濃度評価を行った。評価結果を表4に示す。
表4で周速比の欄は、3%の印字率でA4用紙に全面ベタ印字を行った際にカスレが生じない場合の周速比を、パーセンテージの基準値として採用している。
電源オフ前の平均現像バイアス電圧値に比べて、本体起動時のプロセスコントロール実施後の現像バイアス電圧値が上昇する場合、周速比を変更しない比較例8や、周速比を低下させる比較例9は、カスレが生じやすくなることがわかる。一方、実施例12では、現像剤の劣化の評価、およびカスレの評価いずれも優良なものであった。
以上の実験結果から、本発明の構成を採用した実施例1〜12では現像剤の劣化が生じにくくなり、画像のカスレも抑止できることが確認された。
最後に、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
なお、実施例においては二成分現像剤を用いた画像形成について説明したが、本発明は二成分現像剤に限定されるものではなく、一成分現像剤を用いても同様の効果が得られる。
30…感光体ドラム
32…現像装置
38…感光体ドラムモータ
100…画像形成装置
130A〜130D…画像形成ユニット
131…現像ローラ
134…二成分現像剤
135…現像ハウジング
138…現像スリーブモータ
199…現像領域
200…制御部
210…マシンコントローラボード
220…画像処理ボード
223…印字率判定部
32…現像装置
38…感光体ドラムモータ
100…画像形成装置
130A〜130D…画像形成ユニット
131…現像ローラ
134…二成分現像剤
135…現像ハウジング
138…現像スリーブモータ
199…現像領域
200…制御部
210…マシンコントローラボード
220…画像処理ボード
223…印字率判定部
Claims (7)
- 画像データに基づく静電潜像が表面に形成される像担持体と、
前記像担持体に対して、現像剤を担持する表面の少なくとも一部の領域が対向し、前記現像剤を前記領域に搬送するように駆動する現像剤担持体と、
各画像データに対する画像形成時に、当該画像データでのトナーの要求量に関する検出値を検出する要求量検出部と、
前記トナーの要求量が多ければ、前記領域での前記像担持体に対する前記現像剤担持体の相対速度を速く設定し、前記トナーの要求量が少なければ、前記相対速度を遅く設定する速度調整部と、
を備える画像形成装置。 - 前記速度調整部は前記像担持体の駆動も制御する、請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記像担持体の駆動を制御する像担持体速度調整部を備える、請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記速度調整部は、前記要求量検出部にて検出したトナーの要求量に関する検出値が閾値よりも高い場合に、前記相対速度を所定値に設定する請求項2または3に記載の画像形成装置。
- 現像バイアス電圧値を検出するバイアス電圧検出部と、電源オフ前の現像バイアス電圧値を記憶する不揮発性記憶部と、を備え、
前記速度調整部は、前記不揮発性記憶部に記憶された以前の現像バイアス電圧値の平均値の絶対値から、前記バイアス電圧検出部にて検出する電源投入後の現像バイアス電圧値の絶対値が増加した場合に、前記相対速度の設定値を高速側に補正する、請求項2〜4のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記現像剤は、非磁性トナーと磁性キャリアとを備える、請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
- 画像データに基づく静電潜像が表面に形成される像担持体と、表面に現像剤を担持し、前記像担持体に対して前記表面の少なくとも一部の領域が対向し、前記現像剤を前記領域に搬送するように駆動する現像剤担持体と、を備える画像形成装置の制御方法であって、
各画像データに対する画像形成時に、当該画像データでのトナーの要求量に関する検出値を検出する要求量検出プロセス、および、前記トナーの要求量が多ければ、前記領域での前記像担持体に対する前記現像剤担持体の相対速度を速く設定し、前記トナーの要求量が少なければ、前記相対速度を遅く設定する速度調整プロセス、を実施する画像形成装置の制御方法。
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