JP2006243114A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 印字率に基づいて、トナーの強制排出を行うトナーの劣化対策では、トナーの劣化による画質の低下を防止するのに不十分であるという問題を解決する。
【解決手段】 トナー帯電量を検知し、検知したトナー帯電量に基づいてトナーの強制排出を制御する。
【選択図】 図4

Description

本発明は電子写真方式の画像形成装置に関し、特に、現像装置からトナーを強制排出させることにより、劣化トナーによる画質の低下を防止した画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置においては、解像度や細部の画像再現性等の画像特性において優れた高画質の画像を形成する技術が開発され、印刷並の高画質画像を形成することが可能となっている。しかして、高画質化が進むに従って、トナーの劣化に伴う画質の低下が問題となり、これに対する対策が研究されている。
トナーの劣化は主として、現像装置内にトナーが長期間滞留する場合に起こり、現像装置内において、攪拌・搬送によりトナーが長期間にわたって、ストレスを受けることが原因であることが明らかになっている。
このようなトナーの劣化に対する対策として、現像装置内のトナーを強制的に排出し、新しいトナーを補給するトナーの入れ替えを行う技術が開発されている(特許文献1参照)。特許文献1では、現像ローラの回転数と画像ドット数とを計数して記憶し、所定の回転数における画像ドット数が所定の閾値より小さい場合に、現像装置からトナーを排出している。
特開2004−125829号公報
特許文献1の方法により、画質の低下はある程度改善されるが、なお、画質の改善に関して不十分であることが判明した。特に、現像剤の寿命に近い時期における画像形成や、高温高湿等の環境下での画像形成においては、特許文献1の方法を含む従来技術によっては、画質の低下を防止することが困難であることが判明した。
本発明は、前記に説明した画質の低下を追求した結果発想されたものであり、トナー帯電量の不安定化に伴う画質の低下を防止し、画像形成が行われる環境や画像形成装置の使用状況に左右されることなく、高い画質の画像を安定して形成する画像形成装置を提供することを目的とする。
前記目的は下記の発明により達成される。
(請求項1)
像担持体、該像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成手段、前記像担持体上の静電潜像を現像してトナー像を形成する現像装置、前記現像装置からトナーを強制排出させる強制排出手段及び強制排出された分のトナーを補給するトナー補給装置を有する画像形成装置において、
トナー帯電量を検知する帯電量検知手段を有し、前記強制排出手段は、前記帯電量検知手段の検知結果に基づいて、トナーを前記現像装置から強制排出することを特徴とする画像形成装置。
(請求項2)
前記帯電量検知手段は、前記像担持体上のトナー層電位を検知する電位センサ、トナー像の濃度を検知する画像濃度センサ及び前記電位センサにより検知されたトナー層電位と前記画像濃度センサにより検知された濃度とからトナー帯電量を算出する算出手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
(請求項3)
前記強制排出手段は、前記帯電量検知置手段の検知結果に対応した量のトナーを排出させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
(請求項4)
環境湿度を検知する湿度センサ及び該湿度センサの検知結果に基づいて、現像剤のトナー濃度を制御する制御手段を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(請求項5)
画像形成枚数をカウントする枚数カウンタ及び該枚数カウンタのカウント値に基づいて、現像剤のトナー濃度を制御する制御手段を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
請求高1〜5のいずれかの発明により、トナーの帯電量に基づいて、トナーの強制排出制御を行うので、劣化し、帯電量が低下したトナーの増加が確実に検知され、劣化したトナーを入れ替えることにより、劣化トナーが原因で発生するかぶり、ハーフトーン荒れ、トナー飛散等が確実、且つ、十分に防止され、高画質の画像を安定して形成する画像形成装置が実現される。
請求項3の発明により、トナーの劣化度に応じた量のトナーが補給されるので、高い精度でトナー劣化の補正が行われ、より一層安定し、且つ高画質の画像形成が行われる。
請求項4又は請求項5の発明により、環境の変化や画像形成の履歴に影響されないで、高画質の画像を形成する画像形成装置が実現される。
<画像形成装置>
以下図示の実施の形態により本発明を説明するが、本発明は図示の実施の形態に限定されない。特に、実施の形態はモノクロの画像を形成する装置であるが、本発明はカラー画像形成装置にも適用される。
図1歯本発明の実施の形態に係る画像形成装置の全体を示す図である。
1は像形成体のドラム状した感光体であって、マイナス帯電する有機半導体層としてフタロシアニン顔料をポリカーボネイトに分散したものを金属製のシリンダ状の基板上に塗布してあり、電荷輸送層を含めた感光体層の膜厚30μmであって、ドラム径φ80mmで矢示方向に280mm/sの周速(vp)で駆動回転される。
2は回転する感光体1の周囲を所定の極性・電位に一様に帯電処理するスコロトロン帯電器からなる帯電装置である。
3はレーザ走査方式をとった露光装置であり、波長700nmの半導体レーザ(LD)を用い、その出力パワーは300μWである。露光装置3はレーザビームを出射して感光体1の一様に帯電した表面を走査露光し、静電潜像を形成する。
現像装置4は、感光体1に対向して回転する現像剤担持体41により感光体1上の静電潜像を現像する。接触或いは非接触による現像が、トナーとキャリアを含む2成分現像剤を用いた反転現像によりトナー像を形成する。現像剤担持体41はマグネットロールの周囲にステンレス溶射表面加工を施したアルミ製のスリーブを被せた構成とし、現像剤担持体41のローラ径φ40mm、線速(vs)560mm/sで回転し、感光体1との線速比(vs/vp)は2としている。現像剤担持体41には直流成分の現像バイアスによって現像が行われるが、直流成分としては−600VのDCバイアス(Vdc)に交流成分として周波数(Fac)2kHz、ピーク値Vacp−p1kVのACバイアスを重畳して印加して反転現像が行われる。
非磁性トナーと磁性キャリアを含有する2成分現像剤のトナーとしては、体積平均粒径が3〜6.5μmの重合トナーが好ましい。重合トナーを用いることにより、高解像力であり、濃度が安定しかぶりの発生が極めて少ない画像形成装置が可能となる。
重合トナーは次のような製造方法により製造される。
トナー用バインダー樹脂の生成とトナー形状とがバインダー樹脂の原料モノマー又はプレポリマーの重合及びその後の化学的処理により形成されて得られる。より具体的には、懸濁重合又は乳化重合等の重合反応と必要によりその後に行われる粒子同士の融着工程を経て得られ、重合トナーでは、原料モノマー又はプレポリマーを水系で均一に分散した後に重合させトナーを製造することから、トナーの粒度分布及び形状の均一な球形トナーが得られる。
トナーは球形の度合いを示す形状係数SF−1が100〜140、凹凸の度合いを示す形状係数SF−2が100〜120の間にあることが好ましい。なお、形状係数SF−1、SF−2は下記の式で与えられる。
SF−1=(Lmax2/A)×(π/4)×100
SF−2=(Laround2/A)×(1/4π)×100
Lmax;最大直径 Laround;周長 A;トナー投影面積
トナーは体積平均粒径が3μmを下回ると、かぶりの発生やトナー飛散が起こりやすくなる。上限6.5μmは本実施の形態が目標とする高画質を形成することを可能する粒径の上限である。
キャリアとしては、体積平均粒径が25〜65μmで磁化量が20〜70emu/gの磁性粒子からなるフェライトコアのキャリアが好ましい。25μmよりも粒径の小さなキャリアではキャリア付着が生じやすくなる。また、65μmよりも粒径の大きなキャリアでは、均一な濃度の画像が形成されない場合が生じうる。
5はトナー像の転写性を高めるために照射する転写前露光光源で、光波長700nmのLEDで、光出力10luxをもって照射する。
6はコロトロン帯電器からなる分離装置であり、ワイヤ〜感光体1間距離8mm、ワイヤ〜バックプレート間距離12mmの構成となっていて、転写電流(Itr)200μAの定電流制御によって感光体1上のトナー像の記録材上への転写を行う。
7はコロトロン帯電器からなる分離装置であり、ワイヤ〜感光体1間距離8mm、ワイヤ〜バックプレート間距離12mmの構成となていて、AC成分100μA、DC成分−200μAの分離電流によって記録材の感光体1からの分離を促す。
給紙部より給紙された記録材Pは、レジストローラ21によって感光体1上に形成されたトナー像と同期して給紙され、転写ニップ部において転写装置6によってトナー像の転写を受ける。転写ニップ部を通過した記録材Pは、感光体1の面から分離装置7によって分離され、搬送ベルト22によって定着装置23へ搬送される。
定着装置23は内部にヒータを配置した加熱ローラ23aと加圧ローラ23bとより成り、トナー像を保持した記録材Pは加熱ローラ23aと加圧ローラ23bとの間で加熱・加圧により定着処理され、トナー像が定着された記録材Pは排紙ローラ24によって機外の排紙トレイ上に排出される。
一方、記録材Pへのトナー像の転写後の感光体1の表面はクリーニング装置8により転写残トナーの清掃が行われる。本実施例においてはクリーニング手段としてウレタンゴム製のブレードが用いられ、クリーニングブレードはカウンタタイプに感光体1周面に摺接して清掃を行っている。クリーニング装置8を通過いて表面が清掃された感光体1周面は、光波長700nm、光出力10lux光源を用いた帯電前露光(PCL)手段9によって照射がなされ、残留電位を低下して次の画像形成サイクルへと移行する。
TSは現像装置4中の現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度センサであり、現像剤の透磁率を測定することにより、現像剤中のトナー濃度を検知する。42はトナーを収容するトナーホッパー、43はトナーホッパーからトナーを現像装置4に供給するトナー補給装置である。
<トナー帯電量検知>
制御部CR(図4に示す)は記録材に画像を形成する画像形成工程を実行するとともに、メイスイッチのオンによる装置の起動時に、所定枚数の画像形成毎に、画像形成ジョブ毎に、等において以下に説明するトナー帯電量検知及びトナーの入れ替えを含む画質調整工程を実行する。
図1に示す画像形成装置では、感光体1上の電位を測定する電位センサCS1、CS2と、感光体1上のパッチ画像の濃度を検知する画像濃度センサGSが設けられていて、電位センサCS1、CS2と画像濃度センサGSとを用いてトナー帯電量Qt(μC/g)の算出が行われるが、以下トナー帯電量の算出について詳しく説明する。
感光体1に対向し、現像装置4を挟んで感光体1の移動方向に関して上流側と下流側に電位センサCS1とCS2とが設けられていて、両者の間では感度調整が十分なされた状態に維持されている。また現像装置4とクリーニング装置8との間には感光体1上の反射濃度を検出して感光体1上のパッチ画像の濃度の計測を行う画像濃度センサGSが設けられている。この画像濃度センサGSは後に説明するように、トナー帯電量検知に用いられるが、パッチ画像の濃度検出を行って、現像バイアス制御、現像剤担持体の回転速度制御、画像処理部の制御等の画質制御にも用いられる。
画質調整モード時にはパッチ画像を形成し、現像前と現像後の感光体1のパッチ画像部の電位を電位センサCS1とCS2とによって計測される。パッチ画像としては非ソリッドテストパターンが用いられる。非ソリッドテストパターンとしては、ドット画像又は線画像からなり、印字率で30〜70%の間にあるか、もしくはプリント出力時の反射濃度が0.4〜0.9の範囲内にある中間調濃度の画像が用いられる。パッチ画像は、露光装置3をパッチ画像形成用の所定の画素値を持った画像データに基づいて駆動することにより形成され、パッチ画像の濃度が画像濃度センサGSの感度が低下する領域を避けた値となるようにパッチ画像用の画像データが設定される。
図2には画像濃度センサGSの出力(V)と画像濃度との関係を示している。図2において、画像濃度センサ出力と画像濃度との関係を示すカーブが直線で示される領域にパッチ画像の濃度が入るように、パッチ画像用の画像データが設定される。
後に説明するように、画像濃度センサGSの検出値からパッチ画像を形成しているトナーのトナー付着量が求められるが、図2におけるカーブの直線領域を用いれば、画像濃度センサGSの出力とトナー付着量とは略比例関係になる。
ただし、同一の画像濃度であっても、トナー付着量はトナー特性によって相違し、小粒径トナーを用いたときは大粒径トナーを用いたときに比較して小量のトナー付着量でも同じ画像濃度として検知されるので、本実施の形態においては、使用する現像剤を用いて予めテストを行い、画像濃度センサGSによるセンサ読み取り値とトナー付着量との関係を示すテーブルをメモリに記憶している。
図3は電位センサCS1,CS2によって検知されるパッチ画像の電位の状態を模式的に示した説明図である。帯電手段2によって帯電電位Vhに一様帯電された感光体1に対してパッチ画像の露光が行われ、電位センサCS1によってパッチ画像の静電潜像の電位Vaが検知される。パッチ画像の静電潜像は現像装置4を通過して現像され、トナー像からなるパッチ画像が感光体1上に形成される。次いで、パッチ画像が電位センサCS2を通過して、パッチ画像の電位Vbが検知される。電位Vbから電位Vaを差し引いた値の絶対値が、感光体1に付着した帯電トナー付着により形成された電位差である。なお電位センサCS2による電位の検知は電位センサCS1による電位検知よりも遅れて検知されるので、感光体1の暗減衰によって生じる誤差を演算時に補正することが行われる。
電位センサCS2による電位検知後、感光体1の回転により、パッチ画像の濃度が、画像濃度センサGSによって検知される。
電位差Vb−Va=Vt、トナー帯電量(単位質量当たりのトナーの電荷量)をQt、トナー付着量(単位面積当たりの付着トナーの質量)をMとするとき、これらは、次の式(1)、(2)で表される関係にある。
(1)・・・・・Qs=CVt
(2)・・・・・Qs=Qt×M
Cはトナーや感光体の静電容量、Qsはパッチ画像単位面積当たりのトナーの電荷量である。トナー付着量Mは画像濃度センサGSにより検知された濃度に比例するする値であり、検知されたパッチ画像の濃度から算出され、静電容量Cは固定の係数であるので、トナー帯電量Qtは電位差Vtと検知濃度とから算出される。
なお、本実施の形態ではトナー帯電量Qtを算出するのに2個の電位センサCS1,CS2を用いているが、上流側にある電位センサCS1のみを用いてトナー帯電量Qtを求めることもできる。この場合にはクリーニング装置8のブレードの感光体1への圧接を解除し、電位センサCS1によって現像前のパッチ画像の静電潜像の電位を測定した後、現像によりパッチ画像が形成された感光体1を1回転させて電位センサCS1を通過させ、現像により形成されたパッチ画像の電位を電位センサCS1で検知することにより、パッチ画像による電位差を検知し、トナー帯電量を算出することが行われる。
<トナーの入れ替え>
図4はトナーの強制排出及び強制排出に伴うトナー補給を行う制御系のブロック図である。
制御部CRは、画質調整工程において、画像処理部GPを制御して、パッチ画像用の画像データを出力させる。該画像データに基づいた露光装置3の露光により、感光体1上に静電潜像が形成され、現像装置4の現像により感光体1上にパッチ画像が形成される。電位センサCS1によりパッチ画像の静電潜像の電位が、電位センサSC2によりトナー像からなるパッチ画像の電位がそれぞれ検知されるとともに、画像濃度センサGSによりトナー像からなるパッチ画像の濃度が検知される。
算出手段としての制御部CRは電位センサCS1、CS2の出力から電位差Vb−Va及び画像濃度センサGSの出力からトナー付着量を算出し、電位差Vb−Vaとトナー付着量とからトナー帯電量Qtを算出する。
トナー帯電量Qtの算出は前記に説明した計算式に従って行われるが、電位差Vtとパッチ画像の濃度に対するトナー帯電量Qtの関係は不揮発メモリMRに格納されており、制御部CRは不揮発メモリMRのテーブルを参照して、トナー帯電量Qtを算出する。
また、強制排出手段としての制御部CRは、検知されたトナー帯電量Qtに応じて、画像処理部GPを駆動して、トナー帯電量に応じた画像データを出力させ、露光装置3を駆動する。露光装置3の露光により強制排出用の静電潜像が感光体1上に形成される。現像手段4が該強制排出用の静電潜像を現像することにより、感光体1上にトナー像が形成され、現像装置4からトナーが強制排出される。
表1にトナー帯電量に対応した強制排出用のトナー像の例を示す。
Figure 2006243114
表1の強制排出用トナー像は一定濃度の画像からなり、その面積が強制排出量を示しているが、面積は記録画像の画像面積に対するパーセンテージで示されている。表1に示すテーブルも不揮発メモリMRに格納されており、制御部CRは該テーブルを参照して、トナー帯電量に対する強制排出量を決定する。
制御部CRはこのようにしてトナー帯電量Qtに対応して、現装置4からトナーを強制排出した後に、トナー補給装置43を制御して排出した分の補充する。このトナー補充は通常のトナー補給制御により行われる。即ち、トナー濃度センサTSにより現像装置4中の現像剤のトナー濃度を検知し、トナー濃度が所定の値に到達するまで、トナー補給を行うことにより、強制排出された分のトナーが補充される。
前記に説明したトナー帯電量に応じたトナーの強制排出及び強制補充に加えて、本実施の形態においては、図5に示すトナー濃度制御が行われる。
図5は環境及び画像形成枚数に対応したトナー濃度制御の例を示す。
図5において、縦軸は現像剤中のトナー濃度(質量%)を横軸は画像形成枚数をそれぞれ示し、曲線L1、L2、L3はそれぞれ、適正な画質を形成することが出来るトナー濃度、即ち、トナー濃度の制御値を示す。L1は相対湿度30%未満の低湿度環境下における適正濃度曲線を示し、L2は相対湿度30%以上、55%未満の常湿環境下における適正濃度曲線を示し、L3は相対湿度55%以上の高湿度下における適正濃度曲線を示す。
図から明らかなように、画像枚数の増加に従って、トナー濃度の制御値は低下し、また、湿度が高い程、トナー濃度の制御値は低下する。
制御手段としての制御部CRは環境湿度を検知する湿度センサHSによる検知湿度及び画像枚数カウンタCTによる枚数カウント値に応じて、図5に示すようなトナー像度制御を行う。
この制御により、更に高い画質の画像が安定して形成される。
印字率0.001%、0.1%、1%、10%の画像について50,0000枚のプリントを行うランニングテストを行い、かぶり、ハーフトーン荒れ及びトナー飛散について評価した。
画像形成条件は次のとおりである。
・現像バイアス DC−500V+AC1kVp−p(周波数5kHz)
・現像間隔 0.3mm
・現像スリーブ線速度 2
/感光体線速度比
・現像剤搬送量 200〜240g/m2
実施例 表1に示すトナー帯電量対強制排出用画像の面積比率でトナー の強制入れ替えを実施
比較例1 印字率1%未満で一律にトナーの強制入れ替えを行い、・ 1%以上で強制入れ替え無し
比較例2 トナーの強制入れ替え無し
実施例においては、NN環境(20℃、相対湿度50%)、HH環境(30℃、相対湿度80%)及びLL環境(10℃、相対湿度20%)の全ての環境において、5,000枚、10,000枚、50,000枚のいずれにおいても、かぶり、ハーフトーン荒れ、トナー散りの各評価項目に付いて良好であった。
比較例1では表2に示すように、HH環境において10,000枚以降においてハーフトーン荒れが発生した。
Figure 2006243114
また、比較例2においては、表3に示すようにNN環境において全ての評価項目について、画質不良が発生した。
Figure 2006243114
なお、実施例においては、表2に相当する全ての評価項目について良好であったので、表を用いた評価の表示を省略し、また、比較例2では条件の良いNN環境において画質不良が発生したので、より厳しい条件であるLL環境及びHH環境における結果の表示を省略した。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の全体を示す図である。 濃度センサの出力と画像濃度との関係を示すグラフである。 電位センサにより検知されるパッチ画像の電位を示す図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置における制御系のブロック図である。 環境及び画像枚数に対応したトナー濃度制御の例を示すグラフである。
符号の説明
1 感光体
2 帯電装置
3 露光装置
4 現像装置
6 転写装置
41 現像剤担持体
CS1、CS2 電位センサ
GS 画像濃度センサ
TS トナー濃度センサ
CR 制御部

Claims (5)

  1. 像担持体、該像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成手段、前記像担持体上の静電潜像を現像してトナー像を形成する現像装置、前記現像装置からトナーを強制排出させる強制排出手段及び強制排出された分のトナーを補給するトナー補給装置を有する画像形成装置において、
    トナー帯電量を検知する帯電量検知手段を有し、前記強制排出手段は、前記帯電量検知手段の検知結果に基づいて、トナーを前記現像装置から強制排出することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記帯電量検知手段は、前記像担持体上のトナー層電位を検知する電位センサ、トナー像の濃度を検知する画像濃度センサ及び前記電位センサにより検知されたトナー層電位と前記画像濃度センサにより検知された濃度とからトナー帯電量を算出する算出手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記強制排出手段は、前記帯電量検知置手段の検知結果に対応した量のトナーを排出させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 環境湿度を検知する湿度センサ及び該湿度センサの検知結果に基づいて、現像剤のトナー濃度を制御する制御手段を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 画像形成枚数をカウントする枚数カウンタ及び該枚数カウンタのカウント値に基づいて、現像剤のトナー濃度を制御する制御手段を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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