JP4902589B2 - 光ディスク装置及びディスク判別方法 - Google Patents

光ディスク装置及びディスク判別方法 Download PDF

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Description

本発明は、光ディスク装置及びディスク判別方法に関し、例えば、複数種類の光ディスクを再生する光ディスク装置に適用して好適なものである。
従来、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disk)等の複数種類の光ディスクを再生する光ディスク装置において、光ピックアップから光ディスクに照射される照射光に対する光ディスクからの反射光の信号に基づいて、光ディスクの種類を判別する技術が広く適用されている。
この場合、光ディスクの種類を判別する技術として、例えば、光ピックアップのレンズを光ディスクに近づける方向に駆動し得られるフォーカスの誤差信号(フォーカスエラー信号)と光ピックアップの総光量の誤差信号(プルインエラー信号)の波形と所定の閾値とに基づいてディスクの種類を判別する方法や、ディスクのセクタマークを検出し、セクタマークの検出位置に基づいて、光ディスクの種類を判別する方法が適用される。
例えば、セクタマークを検出する技術としては、光ディスクから読み取られたパルス信号より生成したタイミング信号より、さらにゲート信号を生成し、このゲート信号の幅をそれぞれ所定周波数で計数して適宜変更されて設定されるマッチデータとのマッチングを行い、このマッチング値とセクタマークのマーク長データより異なるビットレートのセクタマークを排除して当該セクタマークを判別して検出する技術が特許文献1に開示されている。
特開平6−150563号公報
ところで、近年、光ディスク装置は、CDやDVDに加え、HDDVD(High Definition DVD)やBD(Blu-ray Disc)とサポート媒体が増加しており、規格限界(又は規格違反)の光ディスクの媒体誤判別が課題となっている。また、技術的な側面においては、コストの面からも光ピックアップの対物レンズ、レーザの共用化が進んでおり、光学的な効率の側面においても光ディスクの媒体誤判別が課題となる。
具体的に、現状の光ディスク装置では、フォーカスエラー信号及びプルインエラー信号の波形を用い、当該波形と所定の閾値との関係をチェックし、その振幅絶対値や時間間隔から光ディスクの種類を判別するが、上述のようにサポート媒体の増大と各種の光ディスクのばらつき原因の増大により閾値による判別が困難となるという問題がある。また、光ディスク装置では、今後、多層のBDが登場することを考慮すると、ますます閾値による判別が困難となる
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、信頼性の高い光ディスク装置及びディスク判別方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するために本発明においては、複数種類の光ディスクの記録再生を行う光ディスク装置であって、前記光ディスクに所定のレーザを照射することにより得られた反射光から所定の信号を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記信号の波形と、メモリに予め格納されている、光ディスクに対応するレーザを照射したときの前記信号の比較用の波形とを比較する比較部と、前記比較部により比較された比較結果に基づいて、前記光ディスクの種類を判別する判別部とを備える。
また、本発明においては、複数種類の光ディスクの記録再生を行う光ディスク装置のディスク判別方法であって、取得部が、前記光ディスクに所定のレーザを照射することにより得られた反射光から所定の信号を取得する第1のステップと、比較部が、前記第1のステップにおいて取得した前記信号の波形と、メモリに予め格納されている、光ディスクに対応するレーザを照射したときの前記信号の比較用の波形とを比較する第2のステップと、判別部が、前記第2のステップにおいて比較した比較結果に基づいて、前記光ディスクの種類を判別する第3のステップとを備える。
さらに、本発明においては、複数種類の光ディスクの記録再生を行う光ディスク装置であって、前記光ディスクに所定のレーザを照射することにより得られた反射光から所定の信号を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記信号の波形と、メモリに予め格納されている、光ディスクに対応するレーザを照射したときの前記信号の理想波形とを比較する比較部と、前記比較部により比較された比較結果に基づいて、前記光ディスクの種類を判別する判別部とを備える。
従って、媒体判別時のばらつきやノイズに左右されることなく、例えば、スパイク状のノイズが検出された場合であっても、信号全体をサンプリングして比較するため、光ディスクの判別精度を向上することができる。
本発明によれば、信頼性の高い光ディスク装置及びディスク判別方法を実現することができる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
図1は、本実施の形態による光ディスク装置1の構成の一例を示す図である。光ディスク装置1は、光ディスク2を回転駆動するスピンドルモータ3、光ディスク2に照射する照射光に基づく反射光の信号を取得する光ピックアップ4、スピンドルモータ3及び光ピックアップ4を駆動するドライバ部5、光ピックアップ4から取得した反射光の信号に基づいて各種の信号処理を実施し、ホスト装置8に再生信号等を送信する信号処理部6を備えて構成されている。また、信号処理部6には、後述する種々の波形が格納されているメモリ7を備えている。なお、メモリ7は、外付けメモリであっても良い。
光ディスク装置1は、例えば、CD、DVD、HDDVD、BD等の複数種類の光ディスク2に対して記憶・再生する装置である。ドライブ部5は、光ディスク装置1に光ディスク2が挿入されると、スピンドルモータ3を駆動すると共に、光ピックアップ4を制御する。
光ピックアップ4は、ドライバ部5の制御により、レーザダイオード(図示せず)を発光させて光ディスク2に照射光を照射すると共に、対物レンズ4Aを移動変位することにより反射光の信号を取得し、当該反射光の信号を信号処理部6に送信する。なお、レーザダイオードは、発光により、CDのレーザ、DVDのレーザ、HDDVDのレーザ及びBDのレーザを光ディスク2に照射する。ここで、レーザダイオードは、1つ備えられており複数種類のレーザを照射するようにしても良く、複数備えられておりそれぞれが対応するレーザを照射するようにしても良い。
信号処理部6は、光ピックアップ4から取得した反射光の信号からフォーカスエラー信号やトラッキングの誤差信号(トラッキングエラー信号)、プルインエラー信号等を検出する。
続いて、信号処理部6は、フォーカスエラー信号及びプルインエラー信号をサンプリングすることにより取得したフォーカスエラー信号の波形及びプルインエラー信号の波形と、複数種類の光ディスク2のフォーカスエラー信号の理想波形及びプルインエラー信号の理想波形とを比較して、パターンマッチング処理を実施することにより、光ディスク2がCD、DVD、HDDVD若しくはBDあるか、又は媒体なしであるかを判別し、判別結果をドライバ部5に送信する。
これにより、光ディスク装置1では、従来の閾値によるディスク判別方法に比して、媒体判別時のばらつきやノイズに左右されることなく、例えば、スパイク状のノイズが検出された場合であっても、フォーカスエラー信号及びプルインエラー信号全体をサンプリングして比較するため、光ディスク2の判別精度を向上することができる。
なお、信号処理部6は、当該処理を実施することにより、何層のDVDであるか、何層のBDであるかについても判別する。また、フォーカスエラー信号及びプルインエラー信号のサンプリング波形及び理想波形のパターンマッチング処理については、後述する。
続いて、ドライバ部5は、例えば、ホスト装置8から信号処理部6を介して光ディスク2の再生指示を受信すると、スピンドルモータ3を駆動すると共に、判別された光ディスク2のレーザを照射し、該当箇所の反射光の信号を取得して、当該反射光の信号を信号処理部6に送信するように光ピックアップ4を制御する。
そして、信号処理部6は、光ピックアップ4から取得した反射光の信号に対して、種々の信号処理を施して再生信号を生成し、当該再生信号をホスト装置8に送信する。また、信号処理部6は、光ピックアップ4から取得した反射光の信号からフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号、プルインエラー信号等を検出し、当該フォーカスエラー信号等をドライバ部5に送信する。そして、ドライバ部5は、信号処理部6から取得したフォーカスエラー信号等に基づいて、スピンドルモータ3及び光ピックアップ4をフィードバック制御する。
なお、本実施の形態においては、記憶処理については省略するが、従来の技術に基づいて、選択された光ディスク2への記憶処理を実施することができる。
図2は、本実施の形態による光ディスク2の判別方法の一例を示す図である。
光ディスク装置1では、光ピックアップ4の対物レンズ4Aを光ディスク2に近づける方向に駆動させる(図2(C))。これにより、光ディスク装置1では、光ディスク2のフォーカスエラー信号及びプルインエラー信号をサンプリングすることによりフォーカスエラー信号の波形11及びプルインエラー信号の波形13を取得する。
例えば、光ディスク装置1では、4層のBDの光ディスク2の場合には、BDのレーザを照射させて対物レンズ4Aを4層のBDの光ディスク2に近づける方向に駆動させると、表面、1層目の記録面、2層目の記録面、3層目の記録面及び4層目の記録面の通過するときに、フォーカスエラー信号の波形11及びプルインエラー信号の波形13の振幅値が変化する(図2(A)、(B))。
一方、光ディスク装置1では、信号処理部6のメモリ7に、CD、1層のDVD、2層のDVD、1層のHDDVD、2層のHDDVD、3層のHDDVD、1層のBD、2層のBD及び4層のBD等の種々の光ディスク2に、それぞれ対応するレーザを照射したときのフォーカスエラー信号の理想波形12及びプルインエラー信号の理想波形14(以下、単に、CDのフォーカスエラー信号の理想波形12等と呼ぶ。)が格納されている。なお、メモリ7には、媒体がないときのフォーカスエラー信号の理想波形12及びプルインエラー信号の理想波形14についても格納されている。
そして、光ディスク装置1では、フォーカスエラー信号の波形11及びプルインエラー信号の波形13と対応するフォーカスエラー信号の理想波形12及びプルインエラー信号の理想波形14とを比較してパターンマッチング処理を実施することにより、光ディスク2を判別するようになされている。
例えば、光ディスク装置1では、フォーカスエラー信号の波形11及び4層のBDのフォーカスエラー信号の理想波形12(4層のBDの光ディスク2にBDのレーザを照射したときのフォーカスエラー信号の理想波形12)とを比較してパターンマッチング処理を実施すると共に、プルインエラー信号の波形13と4層のBDのプルインエラー信号の理想波形14とを比較してパターンマッチング処理を実施することにより、光ディスク2を判別する(図2(A)、(B))。
図3は、本実施の形態による信号処理部6のメモリ7に展開されるパターンマッチング処理による光ディスク2の判別結果である判別結果テーブル21の構成の一例を示す図である。
判別結果テーブル21は、フォーカスエラー信号の波形11及びプルインエラー信号の波形13と対応するフォーカスエラー信号の理想波形12及びプルインエラー信号の理想波形14とのパターンマッチング処理の一致度を格納して、光ディスク2を判別するためのテーブルである。
判別結果テーブル21は、光ディスク2の理想波形の種別を一意に識別する理想波形欄21A、フォーカスエラー信号の波形11と対応するフォーカスエラー信号の理想波形12との一致度を管理するフォーカスエラー一致度欄21B、プルインエラー信号の波形13と対応するプルインエラー信号の理想波形14との一致度を管理するプルインエラー一致度欄21Cを備えて構成されている。
この場合、例えば、信号処理部6は、まず、フォーカスエラー信号の波形11及びBD1層のフォーカスエラー信号の理想波形12とを比較してパターンマッチング処理を実施し、一致度を判別結果テーブル21のフォーカスエラー一致度欄21Bに格納すると共に、プルインエラー信号の波形13及び1層のBDのプルインエラー信号の理想波形14とを比較してパターンマッチング処理を実施し、一致度を判別結果テーブル21のプルインエラー一致度欄21Cに格納する。
また、信号処理部6は、BD2層、BD4層、HDDVD1層、HDDVD2層、HDDVD3層、DVD1層、DVD2層、CD及び媒体なしの理想波形についても同様に比較してパターンマッチング処理を実施し、一致度を判別結果テーブル21のフォーカスエラー一致度欄21B及びプルインエラー一致度欄21Cに格納する。
そして、信号処理部6は、フォーカスエラー一致度及びプルインエラー一致度の一番高い理想波形の光ディスク2を、挿入された光ディスク2であると判別する。例えば、信号処理部6は、図3においては、BD4層の理想波形のフォーカスエラー一致度及びプルインエラー一致度が一番高いため、挿入された光ディスク2がBD4層の光ディスク2であると判別する。
これにより、光ディスク装置1では、所定のレーザの照射のみで、BD1層、BD2層、BD4層、HDDVD1層、HDDVD2層、HDDVD3層、DVD1層、DVD2層、CDであるか及び媒体なしであるかを判別することができる。
図4は、本実施の形態によるフォーカスエラー信号の波形11及びプルインエラー信号の波形13と対応するフォーカスエラー信号の理想波形12及びプルインエラー信号の理想波形14とのパターンマッチング処理の一例を示す図である。
図4は、フォーカスエラー信号の波形11の時間関数(後述)及びフォーカスエラー信号の理想波形12の時間関数(後述)がプロットされた図である。この場合、横軸は、時間を表しており、縦軸は、振幅値を表している。また、「理想」は、フォーカスエラー信号の理想波形12の時間関数を表しており、「取得」は、取得したフォーカスエラー信号の波形11の時間関数を表している。
図5は、本実施の形態による信号処理部6のメモリ7に展開されるパターンマッチング処理の一致度を算出する一致度算出テーブル22の構成の一例を示す図である。
一致度算出テーブル22は、時間を一意に管理する時間欄22A、当該時間の理想波形の振幅値を管理する理想波形欄22B、当該時間の取得した波形の振幅値を管理する実際の取得値欄22C、当該時間の取得した波形の振幅値と理想波形の振幅値との差分を管理する差分欄22D及び取得した波形の振幅値と理想波形の振幅値との差分の合計値を管理する合計値欄22Eを備えて構成されている。
この場合、例えば、信号処理部6は、取得したフォーカスエラー信号の波形11を時間関数として変換すると共に、対応するフォーカスエラー信号の理想波形12を時間関数として変換する。続いて、信号処理部6は、所定の時間ごとのフォーカスエラー信号の波形11の時間関数の振幅値及びフォーカスエラー信号の理想波形12の振幅値を取得して、一致度算出テーブル22の理想波形欄22B及び取得値欄22Cに格納する。
続いて、信号処理部6は、当該時間ごとのフォーカスエラー信号の波形11の時間関数の振幅値及びフォーカスエラー信号の理想波形12の振幅値の差分を算出して、一致度算出テーブル22の差分欄22Dに格納する。続いて、信号処理部6は、当該差分の合計値を算出して、一致度算出テーブル22(後述)に格納する。
そして、信号処理部6は、当該合計値に基づいて、フォーカスエラー一致度を算出する。例えば。この場合、信号処理部6は、算出した合計値と予め設定されている合計値の閾値とを大小比較することにより、フォーカスエラー一致度を算出する。この場合、信号処理部6は、算出した合計値が小さいほどフォーカスエラー一致度が高いと判断する。なお、信号処理部6は、上述のフォーカスエラー一致度と同様の手順で、プルインエラー一致度についても算出する。
なお、図4及び図5の例では、BDの光ディスク2に対して、BDのレーザを照射して、BDのフォーカスエラー信号の理想波形12とパターンマッチング処理を実施した場合の例であり、算出された合計値が「3.3」と小さいことから、フォーカスエラー一致度が高いものとなる。このことは、図4において、フォーカスエラー信号の波形11の時間関数のグラフ及びフォーカスエラー信号の理想波形12の時間関数のグラフがほぼ一致していることからも明らかである。
図6は、図4と同様に、パターンマッチング処理の一例を示す図であり、図7は、図5と同様に、一致度算出テーブル22の構成の一例を示す図である。
図6及び図7は、DVDの光ディスク2に対して、BDのレーザを照射して、BDのフォーカスエラー信号の理想波形12とパターンマッチング処理を実施した場合の例である。図6及び図7の例では、算出された合計値が「100.25」と大きいことから、フォーカスエラー一致度が低いものとなる。このことは、図6において、フォーカスエラー信号の波形11の時間関数のグラフ及びフォーカスエラー信号の理想波形12の時間関数のグラフが大きく異なっていることからも明らかである。
図8は、本実施の形態によるフォーカスエラー信号の波形11及びプルインエラー信号の波形13と対応するフォーカスエラー信号の理想波形12及びプルインエラー信号の理想波形14とのパターンマッチング処理の他の例を示す図である。
図8は、フォーカスエラー信号の波形11の時間関数及びフォーカスエラー信号の理想波形12の時間関数がプロットされた図である。この場合、横軸は、時間を表しており、縦軸は、振幅値を表している。また、破線のグラフは、フォーカスエラー信号の理想波形12の時間関数を表しており、実線のグラフは、取得したフォーカスエラー信号の波形11の時間関数を表している。
この場合、例えば、信号処理部6は、取得したフォーカスエラー信号の波形11を時間関数として変換すると共に、対応するフォーカスエラー信号の理想波形12を時間関数として変換する。続いて、信号処理部6は、例えば、ガウス分布その他の面積を算出する手法により、所定の時間区間におけるフォーカスエラー信号の波形11の時間関数の波形面積及びフォーカスエラー信号の理想波形12の波形面積を取得する。
そして、信号処理部6は、当該波形面積の比率に基づいて、フォーカスエラー一致度を算出する。例えば。この場合、信号処理部6は、フォーカスエラー信号の波形11の波形面積が、フォーカスエラー信号の理想波形12の波形面積の何パーセントであるかを算出することにより、フォーカスエラー一致度を算出する。なお、信号処理部6は、上述のフォーカスエラー一致度と同様の手順で、プルインエラー一致度についても算出する。
なお、図8の例では、DVDの光ディスク2に対して、BDのレーザを照射して、BDのフォーカスエラー信号の理想波形12とパターンマッチング処理を実施した場合の例であり、算出された波形面積の比率が大きいことから、フォーカスエラー一致度が低いものとなる。このことは、図8において、フォーカスエラー信号の波形11の時間関数のグラフ及びフォーカスエラー信号の理想波形12の時間関数のグラフが大きく異なっていることからも明らかである。
次に、本実施の形態における光ディスク装置1におけるディスク判別処理について説明する。
図9は、この光ディスク装置1におけるディスク判別処理に関する信号処理部6の具体的な処理手順を示したフローチャートの一例である。
信号処理部6は、例えば、光ディスク2の挿入部が開閉されたことを検出すると、メモリ7に格納されている制御プログラム(図示せず)を実行することにより、図9に示すディスク判別処理手順RT1に従って、ドライバ部5に光ディスク判別指示を送信し、光ピックアップ4がドライバ部5の制御により、レーザダイオード(図示せず)を発光させて光ディスク2に所定のレーザを照射し光ピックアップ4の対物レンズ4Aを移動変位することによって取得した反射光の信号から、フォーカスエラー信号(FE信号)及びプルインエラー信号(PE信号)を取得する(SP1)。
続いて、信号処理部6は、フォーカスエラー信号の波形11及びプルインエラー信号の波形13と、メモリ7に格納されている種々の光ディスク2のフォーカスエラー信号の理想波形12及びプルインエラー信号の理想波形14とを比較してパターンマッチング処理を実施する(SP2)。この場合、信号処理部6は、フォーカスエラー信号の理想波形12又はプルインエラー信号の理想波形14のどの波形からパターンマッチング処理を実施するようにしても良い。なお、パターンマッチング処理の詳細については、上述において説明した通りである。
続いて、信号処理部6は、判別結果テーブル21に参照して、フォーカスエラー一致度及びプルインエラー一致度の一番高い理想波形の光ディスク2を、挿入された光ディスク2であると判別し(SP3)、この後、図9に示すディスク判別処理手順RT1を終了する(SP4)。なお、信号処理部6は、媒体なしのフォーカスエラー一致度及びプルインエラー一致度の一番高いときには、媒体なしであると判別する。
以上より、光ディスク装置1では、1種類のレーザを照射することにより取得したフォーカスエラー信号の波形11及びプルインエラー信号の波形13と、メモリ7に格納されている種々の光ディスク2のフォーカスエラー信号の理想波形12及びプルインエラー信号の理想波形14とを比較して、フォーカスエラー一致度及びプルインエラー一致度の一番高い理想波形の光ディスク2を、挿入された光ディスク2であると判別する。
従って、光ディスク装置1では、フォーカスエラー信号及びプルインエラー信号全体をサンプリングして比較するため、媒体判別時のばらつきやノイズに左右されることなく、例えば、スパイク状のノイズが検出された場合であっても、光ディスク2の判別精度を向上することができると共に、1種類のレーザを照射するのみで、挿入された光ディスク2を判別することができるため、簡易かつ迅速に光ディスクを判別することができる。
図10及び図11は、この光ディスク装置1におけるディスク判別処理に関する信号処理部6の具体的な処理手順を示したフローチャートの他の例である。
信号処理部6は、例えば、光ディスク2の挿入部が開閉されたことを検出すると、メモリ7に格納されている制御プログラム(図示せず)を実行することにより、図10及び図11に示すディスク判別処理手順RT2に従って、ドライバ部5に光ディスク判別指示を送信し、光ピックアップ4がドライバ部5の制御により、レーザダイオードを発光させて光ディスク2にBDのレーザを照射し光ピックアップ4の対物レンズ4Aを移動変位することによって取得した反射光の信号から、フォーカスエラー信号及びプルインエラー信号を取得する(SP11)。
続いて、信号処理部6は、取得したフォーカスエラー信号の波形11及びプルインエラー信号の波形13と、メモリ7に格納されているBDのフォーカスエラー信号の理想波形12及びプルインエラー信号の理想波形14とを比較してパターンマッチング処理を実施する(SP12)。
続いて、信号処理部6は、挿入された光ディスク2がBDの光ディスク2であるか否かを判断する(SP13)。例えば、信号処理部6は、パターンマッチング処理の結果であるフォーカスエラー一致度及びプルインエラー一致度が所定の閾値以上である場合には、BDの光ディスク2であると判断する。そして、信号処理部6は、挿入された光ディスク2がBDの光ディスク2であると判断した場合(SP13:YES)には、挿入された光ディスク2がBDの光ディスク2であると判別し(SP14)、この後、図10及び図11に示すディスク判別処理手順RT2を終了する(SP28)。
これに対して、信号処理部6は、挿入された光ディスク2がBDの光ディスク2でないと判断した場合(SP13:NO)には、ドライバ部5に光ディスク判別指示を送信し、光ピックアップ4がドライバ部5の制御により、レーザダイオードを発光させて光ディスク2にHDDVDのレーザを照射し光ピックアップ4の対物レンズ4Aを移動変位することによって取得した反射光の信号から、フォーカスエラー信号及びプルインエラー信号を取得する(SP15)。
続いて、信号処理部6は、取得したフォーカスエラー信号の波形11及びプルインエラー信号の波形13と、メモリ7に格納されているHDDVDのフォーカスエラー信号の理想波形12及びプルインエラー信号の理想波形14とを比較してパターンマッチング処理を実施する(SP16)。
続いて、信号処理部6は、挿入された光ディスク2がHDDVDの光ディスク2であるか否かを判断する(SP17)。例えば、信号処理部6は、パターンマッチング処理の結果であるフォーカスエラー一致度及びプルインエラー一致度が所定の閾値以上である場合には、HDDVDの光ディスク2であると判断する。そして、信号処理部6は、挿入された光ディスク2がHDDVDの光ディスク2であると判断した場合(SP17:YES)には、挿入された光ディスク2がHDDVDの光ディスク2であると判別し(SP18)、この後、図10及び図11に示すディスク判別処理手順RT2を終了する(SP28)。
これに対して、信号処理部6は、挿入された光ディスク2がHDDVDの光ディスク2でないと判断した場合(SP18:NO)には、ドライバ部5に光ディスク判別指示を送信し、光ピックアップ4がドライバ部5の制御により、レーザダイオードを発光させて光ディスク2にDVDのレーザを照射し光ピックアップ4の対物レンズ4Aを移動変位することによって取得した反射光の信号から、フォーカスエラー信号及びプルインエラー信号を取得する(SP19)。
続いて、信号処理部6は、取得したフォーカスエラー信号の波形11及びプルインエラー信号の波形13と、メモリ7に格納されているDVDのフォーカスエラー信号の理想波形12及びプルインエラー信号の理想波形14とを比較してパターンマッチング処理を実施する(SP20)。
続いて、信号処理部6は、挿入された光ディスク2がDVDの光ディスク2であるか否かを判断する(SP21)。例えば、信号処理部6は、パターンマッチング処理の結果であるフォーカスエラー一致度及びプルインエラー一致度が所定の閾値以上である場合には、DVDの光ディスク2であると判断する。そして、信号処理部6は、挿入された光ディスク2がDVDの光ディスク2であると判断した場合(SP21:YES)には、挿入された光ディスク2がDVDの光ディスク2であると判別し(SP22)、この後、図10及び図11に示すディスク判別処理手順RT2を終了する(SP28)。
これに対して、信号処理部6は、挿入された光ディスク2がDVDの光ディスク2でないと判断した場合(SP21:NO)には、ドライバ部5に光ディスク判別指示を送信し、光ピックアップ4がドライバ部5の制御により、レーザダイオードを発光させて光ディスク2にCDのレーザを照射し光ピックアップ4の対物レンズ4Aを移動変位することによって取得した反射光の信号から、フォーカスエラー信号及びプルインエラー信号を取得する(SP23)。
続いて、信号処理部6は、取得したフォーカスエラー信号の波形11及びプルインエラー信号の波形13と、メモリ7に格納されているCDのフォーカスエラー信号の理想波形12及びプルインエラー信号の理想波形14とを比較してパターンマッチング処理を実施する(SP24)。
続いて、信号処理部6は、挿入された光ディスク2がCDの光ディスク2であるか否かを判断する(SP25)。例えば、信号処理部6は、パターンマッチング処理の結果であるフォーカスエラー一致度及びプルインエラー一致度が所定の閾値以上である場合には、CDの光ディスク2であると判断する。そして、信号処理部6は、挿入された光ディスク2がCDの光ディスク2であると判断した場合(SP25:YES)には、挿入された光ディスク2がCDの光ディスク2であると判別し(SP26)、この後、図10及び図11に示すディスク判別処理手順RT2を終了する(SP28)。
これに対して、信号処理部6は、挿入された光ディスク2がCDの光ディスク2でないと判断した場合(SP26:NO)には、光ディスク2が挿入されていないと判別し(SP27)、この後、図10及び図11に示すディスク判別処理手順RT2を終了する(SP28)。
以上より、光ディスク装置1では、CD、DVD、HDDVD及びBDのレーザを照射することにより取得したフォーカスエラー信号の波形11及びプルインエラー信号の波形13と、対応するレーザのフォーカスエラー信号の理想波形12及びプルインエラー信号の理想波形14とをそれぞれ比較して、フォーカスエラー一致度及びプルインエラー一致度が所定の閾値以上である光ディスク2を、挿入された光ディスク2であると判別する。
従って、光ディスク装置1では、フォーカスエラー信号及びプルインエラー信号全体をサンプリングして比較するため、媒体判別時のばらつきやノイズに左右されることなく、例えば、スパイク状のノイズが検出された場合であっても、光ディスク2の判別精度を向上することができると共に、取得した波形に対応するレーザの理想波形ごとにそれぞれ比較するため、一段と光ディスク2の判別精度を向上することができる。
図12及び図13は、この光ディスク装置1におけるディスク判別処理に関する信号処理部6の具体的な処理手順を示したフローチャートの他の例である。
この場合、メモリ7には、上述のフォーカスエラー信号の理想波形12及びプルインエラー信号の理想波形14の他に、CD、1層のHDDVD、2層のHDDVD、3層のHDDVD、1層のBD、2層のBD及び4層のBD等の種々の光ディスク2に、DVDのレーザを照射したときのフォーカスエラー信号の理想波形12及びプルインエラー信号の理想波形14が格納されている。すなわち、メモリ7には、本来、光ディスク2に照射すべきレーザとは異なるレーザを照射したときのフォーカスエラー信号の理想波形12及びプルインエラー信号の理想波形14についても格納されている。
これは、例えば、CDやBDの光ディスク2にDVDのレーザを照射したときのフォーカスエラー信号及びプルインエラー信号についてもほぼ所定の波形を示すことから、CDやBDの光ディスク2にDVDのレーザを照射したときのフォーカスエラー信号の理想波形12及びプルインエラー信号の理想波形14をパターンマッチング処理に適用することができるためである。
信号処理部6は、例えば、光ディスク2の挿入部が開閉されたことを検出すると、メモリ7に格納されている制御プログラム(図示せず)を実行することにより、図12及び図13に示すディスク判別処理手順RT3に従って、ドライバ部5に光ディスク判別指示を送信し、光ピックアップ4がドライバ部5の制御により、レーザダイオードを発光させて光ディスク2にDVDのレーザを照射し光ピックアップ4の対物レンズ4Aを移動変位することによって取得した反射光の信号から、フォーカスエラー信号及びプルインエラー信号を取得する(SP31)。
続いて、信号処理部6は、取得したフォーカスエラー信号の波形11及びプルインエラー信号の波形13と、メモリ7に格納されている、BDの光ディスク2にDVDのレーザを照射したときのフォーカスエラー信号の理想波形12及びプルインエラー信号の理想波形14とを比較してパターンマッチング処理を実施する(SP32)。
続いて、信号処理部6は、挿入された光ディスク2がBDの光ディスク2であるか否かを判断する(SP33)。例えば、信号処理部6は、パターンマッチング処理の結果であるフォーカスエラー一致度及びプルインエラー一致度が所定の閾値以上である場合には、BDの光ディスク2であると判断する。そして、信号処理部6は、挿入された光ディスク2がBDの光ディスク2であると判断した場合(SP33:YES)には、挿入された光ディスク2がBDの光ディスク2であると判別し(SP34)、この後、図12及び図13に示すディスク判別処理手順RT2を終了する(SP45)。
これに対して、信号処理部6は、挿入された光ディスク2がBDの光ディスク2でないと判断した場合(SP33:NO)には、取得したフォーカスエラー信号の波形11及びプルインエラー信号の波形13と、メモリ7に格納されている、HDDVDの光ディスク2にDVDのレーザを照射したときのフォーカスエラー信号の理想波形12及びプルインエラー信号の理想波形14とを比較してパターンマッチング処理を実施する(SP35)。
続いて、信号処理部6は、挿入された光ディスク2がHDDVDの光ディスク2であるか否かを判断する(SP36)。例えば、信号処理部6は、パターンマッチング処理の結果であるフォーカスエラー一致度及びプルインエラー一致度が所定の閾値以上である場合には、HDDVDの光ディスク2であると判断する。そして、信号処理部6は、挿入された光ディスク2がHDDVDの光ディスク2であると判断した場合(SP36:YES)には、挿入された光ディスク2がHDDVDの光ディスク2であると判別し(SP37)、この後、図12及び図13に示すディスク判別処理手順RT3を終了する(SP45)。
これに対して、信号処理部6は、挿入された光ディスク2がHDDVDの光ディスク2でないと判断した場合(SP36:NO)には、取得したフォーカスエラー信号の波形11及びプルインエラー信号の波形13と、メモリ7に格納されているDVDのフォーカスエラー信号の理想波形12及びプルインエラー信号の理想波形14とを比較してパターンマッチング処理を実施する(SP38)。
続いて、信号処理部6は、挿入された光ディスク2がDVDの光ディスク2であるか否かを判断する(SP39)。例えば、信号処理部6は、パターンマッチング処理の結果であるフォーカスエラー一致度及びプルインエラー一致度が所定の閾値以上である場合には、DVDの光ディスク2であると判断する。そして、信号処理部6は、挿入された光ディスク2がDVDの光ディスク2であると判断した場合(SP39:YES)には、挿入された光ディスク2がDVDの光ディスク2であると判別し(SP40)、この後、図12及び図13に示すディスク判別処理手順RT3を終了する(SP45)。
これに対して、信号処理部6は、挿入された光ディスク2がDVDの光ディスク2でないと判断した場合(SP39:NO)には、取得したフォーカスエラー信号の波形11及びプルインエラー信号の波形13と、メモリ7に格納されている、CDの光ディスク2にDVDのレーザを照射したときのフォーカスエラー信号の理想波形12及びプルインエラー信号の理想波形14とを比較してパターンマッチング処理を実施する(SP41)。
続いて、信号処理部6は、挿入された光ディスク2がCDの光ディスク2であるか否かを判断する(SP42)。例えば、信号処理部6は、パターンマッチング処理の結果であるフォーカスエラー一致度及びプルインエラー一致度が所定の閾値以上である場合には、CDの光ディスク2であると判断する。そして、信号処理部6は、挿入された光ディスク2がCDの光ディスク2であると判断した場合(SP42:YES)には、挿入された光ディスク2がCDの光ディスク2であると判別し(SP43)、この後、図12及び図13に示すディスク判別処理手順RT3を終了する(SP45)。
これに対して、信号処理部6は、挿入された光ディスク2がCDの光ディスク2でないと判断した場合(SP42:NO)には、光ディスク2が挿入されていないと判別し(SP43)、この後、図12及び図13に示すディスク判別処理手順RT3を終了する(SP45)。
以上より、光ディスク装置1では、1種類のレーザを照射することにより取得したフォーカスエラー信号の波形11及びプルインエラー信号の波形13と、メモリ7に格納されており、照射したレーザ以外のレーザの種類に対応する、本来、光ディスク2に照射すべきレーザとは異なるレーザを照射したときのフォーカスエラー信号の理想波形12及びプルインエラー信号の理想波形14とを比較して、フォーカスエラー一致度及びプルインエラー一致度の一番高い理想波形の光ディスク2を、挿入された光ディスク2であると判別する。
従って、光ディスク装置1では、フォーカスエラー信号及びプルインエラー信号全体をサンプリングして比較するため、媒体判別時のばらつきやノイズに左右されることなく、例えば、スパイク状のノイズが検出された場合であっても、光ディスク2の判別精度を向上することができる。また、光ディスク装置1では、1種類のレーザを照射するのみで、挿入された光ディスク2を判別することができるため、簡易かつ迅速に光ディスクを判別することができると共に、取得した波形に対応するレーザの理想波形と比較するため、一段と光ディスク2の判別精度を向上することができる。
このようにして、光ディスク装置1では、光ディスク2に所定のレーザを照射することにより得られた反射光からフォーカスエラー信号及びプルインエラー信号を取得し、取得した取得したフォーカスエラー信号の波形11及びプルインエラー信号の波形13と、照射したレーザに対応するフォーカスエラー信号の理想波形12及びプルインエラー信号の理想波形14とを比較して、比較結果に基づいて、光ディスク2の種類を判別する。
従って、媒体判別時のばらつきやノイズに左右されることなく、例えば、スパイク状のノイズが検出された場合であっても、フォーカスエラー信号及びプルインエラー信号全体をサンプリングして比較するため、光ディスク2の判別精度を向上することができる。
なお、本実施の形態においては、複数種類の光ディスク2を判別したが、本発明はこれに限らず、光ディスク2が複数の層から構成されている場合には、メモリ7に、光ディスクの層ごとの、前記光ディスクに対応するレーザを照射したときのフォーカスエラー信号の理想波形12及びプルインエラー信号の理想波形14を格納し、当該フォーカスエラー信号の理想波形12及びプルインエラー信号の理想波形14と比較することにより、何層の光ディスク2であるかを判別することができる。
また、本実施の形態においては、図12及び図13において、DVDのレーザを照射して光ディスク2を判別した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、BDのレーザを照射してBDの光ディスク2であるか否かを判別し、DVDのレーザを照射してHDDVD、DVD、CD、媒体なしを判別するといった2回レーザを照射するようにしても良く、この他種々の態様に適用することができる。
さらに、本実施の形態においては、BD、HDDVD、DVD、CDの順に比較した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、CD、DVD、HDDVD、BDの順に比較するようにしても良く、所定の光ディスクのみを比較するようにしても良く、この他種々の態様に適用することができる。
さらに、本実施の形態においては、フォーカスエラー信号の波形11及びプルインエラー信号の波形13と、フォーカスエラー信号の理想波形12及びプルインエラー信号の理想波形14とを比較した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、トラッキング信号であっても良く、この他種々の信号に対して適用することができる。
さらに、本実施の形態においては、フォーカスエラー信号の波形11及びプルインエラー信号の波形13と、フォーカスエラー信号の理想波形12及びプルインエラー信号の理想波形14とを比較した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、フォーカスエラー信号の理想波形12及びプルインエラー信号の理想波形14に代えて、フォーカスエラー信号の比較用の波形及びプルインエラー信号の比較用の波形等のこの他種々の比較用の波形に対して適用することができる。
本発明は、複数種類の光ディスクを再生する光ディスク装置に広く適用することができる。
本実施の形態による光ディスク装置の概略的な構成を示すブロック図である。 光ディスクの判別方法の説明に供する概念図である。 判別結果テーブルの説明に供する概念図である。 パターンマッチング処理の説明に供する概念図である。 一致度算出テーブルの説明に供する概念図である。 パターンマッチング処理の説明に供する概念図である。 一致度算出テーブルの説明に供する概念図である。 パターンマッチング処理他の例の説明に供する概念図である。 ディスク判別処理手順を示すフローチャートである。 ディスク判別処理手順の他の例を示すフローチャートである。 ディスク判別処理手順の他の例を示すフローチャートである。 ディスク判別処理手順の他の例を示すフローチャートである。 ディスク判別処理手順の他の例を示すフローチャートである。
符号の説明
1……光ディスク装置、2……光ディスク、3……スピンドルモータ、4……光ピックアップ、4A……対物レンズ、5……ドライバ部、6……信号処理部、7……メモリ、8……ホスト装置、11……フォーカスエラー信号の波形、12……プルインエラー信号の波形、13……フォーカスエラー信号の理想波形、14……プルインエラー信号の理想波形、21……判別結果テーブル、22……一致度算出テーブル

Claims (12)

  1. 複数種類の光ディスクの記録再生を行う光ディスク装置であって、
    前記光ディスクに所定のレーザを照射することにより得られた反射光から所定の信号を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記信号の波形と、メモリに予め格納されている、光ディスクに対応するレーザを照射したときの前記信号の比較用の波形とを比較する比較部と、
    前記比較部により比較された比較結果に基づいて、前記光ディスクの種類を判別する判別部と
    を備え、
    前記取得部は、
    前記光ディスクに複数種類の光ディスクのレーザを照射することにより複数種類の光ディスクの前記信号を取得し、
    前記比較部は、
    前記取得部により取得された前記信号の波形と、照射した前記レーザの種類に対応する光ディスクの前記比較用の波形とを比較し、
    前記判別部は、
    前記取得部により取得された前記信号の波形と、照射した前記レーザの種類に対応する光ディスクの前記比較用の波形との一致度が所定の閾値以上であるときに、当該比較用の波形に対応する光ディスクを、前記レーザを照射した光ディスクであると判別する
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記信号は、
    フォーカスエラー信号及びプルインエラー信号である
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 前記メモリには、
    前記光ディスクが複数の層から構成されている場合には、前記光ディスクの層ごとの、前記光ディスクに対応するレーザを照射したときの前記信号の比較用の波形が予め格納されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  4. 複数種類の光ディスクの記録再生を行う光ディスク装置であって、
    前記光ディスクに所定のレーザを照射することにより得られた反射光から所定の信号を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記信号の波形と、メモリに予め格納されている、光ディスクに対応するレーザを照射したときの前記信号の比較用の波形とを比較する比較部と、
    前記比較部により比較された比較結果に基づいて、前記光ディスクの種類を判別する判別部と
    を備え、
    前記取得部は、
    前記光ディスクに所定の1種類のレーザを照射し、
    前記比較部は、
    前記取得部により取得された前記信号の波形と、前記メモリに予め格納されており、前記照射したレーザ以外のレーザの種類に対応する、本来光ディスクに照射すべきレーザとは異なるレーザを照射したときの前記信号の比較用の波形とを比較し、
    前記判別部は、
    前記取得部により取得された前記信号の波形と、本来光ディスクに照射すべきレーザとは異なるレーザを照射したときの前記信号の比較用の波形との一致度が所定の閾値以上であるときに、当該比較用の波形に対応する光ディスクを、前記レーザを照射した光ディスクであると判別する
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  5. 前記信号は、
    フォーカスエラー信号及びプルインエラー信号である
    ことを特徴とする請求項4に記載の光ディスク装置。
  6. 前記メモリには、
    前記光ディスクが複数の層から構成されている場合には、前記光ディスクの層ごとの、前記光ディスクに対応するレーザを照射したときの前記信号の比較用の波形が予め格納されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の光ディスク装置。
  7. 複数種類の光ディスクの記録再生を行う光ディスク装置のディスク判別方法であって、
    取得部が、前記光ディスクに所定のレーザを照射することにより得られた反射光から所定の信号を取得する第1のステップと、
    比較部が、前記第1のステップにおいて取得した前記信号の波形と、メモリに予め格納されている、光ディスクに対応するレーザを照射したときの前記信号の比較用の波形とを比較する第2のステップと、
    判別部が、前記第2のステップにおいて比較した比較結果に基づいて、前記光ディスクの種類を判別する第3のステップと
    を備え、
    前記第1のステップでは、
    前記光ディスクに複数種類の光ディスクのレーザを照射することにより複数種類の光ディスクの前記信号を取得し、
    前記第2のステップでは、
    前記第1のステップにおいて取得した前記信号の波形と、照射した前記レーザの種類に対応する光ディスクの前記比較用の波形とを比較し、
    前記第3のステップでは、
    前記第1のステップにおいて取得した前記信号の波形と、照射した前記レーザの種類に対応する光ディスクの前記比較用の波形との一致度が所定の閾値以上であるときに、当該比較用の波形に対応する光ディスクを、前記レーザを照射した光ディスクであると判別す
    ることを特徴とするディスク判別方法。
  8. 前記信号は、
    フォーカスエラー信号及びプルインエラー信号である
    ことを特徴とする請求項7に記載のディスク判別方法。
  9. 前記メモリには、
    前記光ディスクが複数の層から構成されている場合には、前記光ディスクの層ごとの、前記光ディスクに対応するレーザを照射したときの前記信号の比較用の波形が予め格納されている
    ことを特徴とする請求項7に記載のディスク判別方法。
  10. 複数種類の光ディスクの記録再生を行う光ディスク装置のディスク判別方法であって、
    取得部が、前記光ディスクに所定のレーザを照射することにより得られた反射光から所定の信号を取得する第1のステップと、
    比較部が、前記第1のステップにおいて取得した前記信号の波形と、メモリに予め格納されている、光ディスクに対応するレーザを照射したときの前記信号の比較用の波形とを比較する第2のステップと、
    判別部が、前記第2のステップにおいて比較した比較結果に基づいて、前記光ディスクの種類を判別する第3のステップと
    を備え、
    前記第1のステップでは、
    前記光ディスクに所定の1種類のレーザを照射し、
    前記第2のステップでは、
    前記第1のステップにおいて取得した前記信号の波形と、前記メモリに予め格納されており、前記照射したレーザ以外のレーザの種類に対応する、本来光ディスクに照射すべきレーザとは異なるレーザを照射したときの前記信号の比較用の波形とを比較し、
    前記第3のステップでは、
    前記第1のステップにおいて取得した前記信号の波形と、本来光ディスクに照射すべきレーザとは異なるレーザを照射したときの前記信号の比較用の波形との一致度が所定の閾値以上であるときに、当該比較用の波形に対応する光ディスクを、前記レーザを照射した光ディスクであると判別する
    ことを特徴とするディスク判別方法。
  11. 前記信号は、
    フォーカスエラー信号及びプルインエラー信号である
    ことを特徴とする請求項10に記載のディスク判別方法。
  12. 前記メモリには、
    前記光ディスクが複数の層から構成されている場合には、前記光ディスクの層ごとの、前記光ディスクに対応するレーザを照射したときの前記信号の比較用の波形が予め格納されている
    ことを特徴とする請求項10に記載のディスク判別方法。
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