JP2005293673A - 光ディスク記録再生装置の記録制御方法 - Google Patents

光ディスク記録再生装置の記録制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 光学式ピックアップによりディスクに信号を記録することが出来る光ディスク記録再生装置の記録制御方法を提供する。
【解決手段】 ディスクに記録されているディスクIDを認識することによって記録ストラテジデータが記憶されている記憶手段から認識されたディスクIDに対応した記録ストラテジデータを抽出し、抽出された記録ストラテジデータに基づいて生成される記録用パルス信号にてディスクに信号を記録するように構成し、前記記憶手段に記憶されているディスクIDと合致しないディスクIDが記録されているディスクを使用するとき、該ディスクにテスト信号を記録ストラテジを変更しながら記録した後記録された信号を再生し、記録特性が最適と判定された信号を記録した記録ストラテジデータをコンピューター装置に設けられているメモリー手段に記憶する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光学式ピックアップより照射されるレーザー光によってディスクに信号を記録するとともにレーザー光によってディスクに記録されている信号の再生動作を行うように構成された光ディスク記録再生装置の記録制御方法に関する。
光学式ピックアップを用いてディスクに記録されている信号の読み出し動作を行う光ディスク再生装置が普及しているが、再生機能に加えて光学式ピックアップより照射されるレーザー光によってディスクに信号を記録することが出来るように構成された光ディスク記録再生装置が商品化されている。
記録用ディスクには、プリグルーブと呼ばれる溝が設けられており、このプリグルーブより得られるウォブル信号を復調することによって時間情報、即ちアドレスデータを得ることが出来るように構成されている。そして、光ディスク記録再生装置は、ディスクより得られるアドレスデータに基づいてアドレスデータを生成し、このアドレスデータを記録信号に付加するエンコード処理を行うことによってディスクに信号を記録するように構成されている。
光ディスク記録再生装置は、コンピューター装置の外部記録装置として多く使用されており、ディスクへの記録動作を1回のみ行うことが出来るCD−R及びDVD−R等の追記型の記録装置とディスクへの記録動作を繰り返し行うことが出来るCD−RW及びDVD−RW等の書き換え型の記録装置が商品化されている。
斯かる光ディスク記録再生装置では、ディスクへの信号の記録動作はパルス信号を光学式ピックアップに組み込まれているレーザーダイオードに供給することによって行うように構成されている。そして、書き換え型の記録装置では、図2の(A)に示すような3値より構成されるパルス信号が使用され、追記型の記録装置では、図2の(B)に示すような2値より構成されるパルス信号が使用される。
光ディスク記録再生装置において、ディスクへの記録動作は光学式ピックアップから照射されるレーザー光によって行われるが、ディスク上に規格に合ったピット等を形成するためには、レーザーダイオードに供給されるパルス信号の幅、間隔及びレベルを正確に設定する必要がある。
レーザーダイオードから照射されるレーザー光の出力をディスクの記録特性に最適なレベルにするためのレベル設定動作は、ディスクの内周側等に設けられている試し書き領域にテスト信号をレーザー出力のレベルを変化させながら記録し、その記録された信号を再生することによって行うように構成されている(例えば、特許文献1参照。)。
光ディスク記録再生装置では、ディスクの記録特性に合わせてレーザーダイオードに供給されるパルス信号の幅及び間隔を設定する必要があるが、斯かる設定はディスクの製造販売メーカーから供給されるディスク情報、即ち記録ストラテジに基づいて設定される。斯かる記録ストラテジは、光ディスク記録再生装置に組み込まれているメモリーにディスクIDと呼ばれるディスク情報とともに記憶されている。斯かるディスクIDは、ディスクの所定の位置に記録されており、斯かるディスクIDを認識することによって所望の記録ストラテジをメモリー回路から読み出して記録動作を行うようにされている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平8−45099号公報 特開2003−59047号公報
光ディスク記録再生装置では、記録ストラテジがフラッシュROM等の記憶手段にディスクIDと共に記憶されており、使用されるディスクに記録されているディスクIDを認識することによって所望の記録ストラテジを読み出して記録動作を行うように構成されている。
しかしながら、光ディスク記録再生装置が製造販売された後に発売された新しいディスクを使用する場合や出所不明のディスクの場合には、そのディスクに対応した記録ストラテジが記憶手段に記憶されていないので、十分な記録品位が確保出来ない可能性がある。斯かる場合には、使用するディスクに対してパラメータを種々変更しながらテスト信号を記録し、ディスクの特性に合ったパラメータを記録ストラテジとして記憶手段に書き込む処理を行うようにされていた。斯かる方法では、記憶手段への書き込み動作を行う必要があるため、記憶手段に記憶されているデータを破壊する恐れがあるとともに該記憶手段の記憶容量を必要以上に大きくしなければならないという問題がある。
本発明は、斯かる問題を解決することが出来る光ディスク記録再生装置の記録制御方法を提供しようとするものである。
本発明は、ディスクに記録されているディスクIDを認識することによって記録ストラテジデータが記憶されている記憶手段から認識されたディスクIDに対応した記録ストラテジデータを抽出し、抽出された記録ストラテジデータに基づいて生成される記録用パルス信号にてディスクに信号を記録するように構成されているとともにコンピューター装置より出力される命令信号に基づいて記録動作を行うように構成された光ディスク記録再生装置の記録制御方法であり、前記記憶手段に記憶されているディスクIDと合致しないディスクIDが記録されているディスクを使用するとき、該ディスクにテスト信号を記録ストラテジを変更しながら記録した後記録された信号を再生し、記録特性が最適と判定された信号を記録した記録ストラテジデータをコンピューター装置に設けられているメモリー手段に記憶させるように構成されている。
本発明は、ディスクに記録されているディスクIDを認識することによって記録ストラテジデータが記憶されている記憶手段に記憶されているディスクIDと合致しないディスクIDが記録されているディスクを使用するとき、該ディスクにテスト信号を記録ストラテジを変更しながら記録した後記録された信号を再生し、記録特性が最適と判定された信号を記録した記録ストラテジデータをコンピューター装置に設けられているメモリー手段に記憶させるようにしたので、光ディスク記録再生装置に組み込まれている記憶手段への書き込み動作を行う必要がなく、該記憶手段に記憶されている貴重なデータを破壊するという問題を解決することが出来る。
また、記憶手段に記憶されているディスクIDと合致しないディスクIDが記録されているディスクに適した記録ストラテジデータをコンピューター装置に組み込まれているメモリー手段に記憶させるようにしたので、その記録ストラテジを他の使用者と共有することが出来る。
そして、本発明は、使用するディスクが書き換え可能ディスクの場合には、テスト信号の記録動作をディスク上の信号記録エリアにて行うようにしたので、ディスクの特性に合った記録ストラテジデータの設定を行うことが出来る。
本発明は、ディスクにテスト信号を記録ストラテジを変更しながら記録し、その記録された信号の記録特性を検出することによって記録ストラテジデータの設定動作を行い、その設定された記録ストラテジデータをコンピューター装置に設けられているメモリー手段に記憶させるように構成されている。
図1は本発明の記録制御方法に係る光ディスク記録再生装置の一実施例を示す回路図、図2は本発明の動作を説明するための信号波形図である。
図1において、1はスピンドルモーター2によって回転駆動されるターンテーブル3に載置されるディスクであり、内周側には記録動作を行う場合にディスクの記録特性に合わせてレーザー出力を設定する試し書き領域が設けられている。また、斯かるディスク1には、位置情報データがプリグルーブと呼ばれる溝によって記録されており、この溝より得られるウォブル信号に基づいて信号の記録再生動作が行われるように構成されている。
4は前記ディスク1に照射されるレーザー光を放射させるレーザーダイオード(図示せず)及び該レーザーダイオードから照射されるレーザー光のレベルをモニターするモニター用ダイオード(図示せず)が組み込まれているとともにディスク1の信号面より反射されるレーザー光を受ける光検出器(図示せず)が組み込まれている光学式ピックアップであり、ピックアップ送り用モーター(図示せず)によってディスクの径方向に移動せしめられるように構成されている。斯かる光学式ピックアップの構成及び各素子の動作については、周知であるのでその説明は省略する。
5は前記光学式ピックアップ4に組み込まれている光検出器から得られる信号が入力されるとともに該信号を増幅するRF信号増幅回路であり、RF信号を波形整形するとともに2値化した信号を出力するように構成されている。6は前記光検出器より得られる信号から生成されるフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号に基づいてレーザー光をディスク1の信号面に合焦させるフォーカシング制御動作及び該レーザー光を信号トラックに追従させるトラッキング制御動作を行うピックアップ制御回路であり、フォーカスエラー信号に基づくフォーカシング制御信号及びトラッキングエラー信号に基づくトラッキング制御信号を出力するように構成されている。
前記ピックアップ制御回路6から出力されるフォーカシング制御信号及びトラッキング制御信号が光学式ピックアップ4内に組み込まれているフォーカシングコイル及びトラッキングコイルに供給されることによってディスクの信号面に対するフォーカシング制御動作及びトラックに対するトラッキング制御動作が行われる。
7は前記RF信号増幅回路5から出力される2値化信号が入力されるとともに該信号のデジタル信号処理動作を行うデジタル信号処理回路であり、各種信号の復調処理動作を行うように構成されている。8は前記デジタル信号処理回路7によって復調された信号が入力される信号再生用回路、9は光ディスク記録再生装置の各動作を制御するシステム制御回路、10は外部に設けられているコンピューター装置11と光ディスク記録再生装置とを接続するインターフェース回路であり、信号再生用回路8からコンピューター装置11に再生信号を出力するとともにコンピューター装置11から出力される記録信号や命令信
号をシステム制御回路9に導く作用を有するものである。
12は前記インターフェース回路10を介して入力される記録信号をディスク1の記録規格に対応させてエンコード処理する信号記録用回路であり、エンコード処理した記録信号をレーザー駆動回路13に出力するように構成されている。14は使用されるディスクID及び記録ストラテジ情報が記憶されているフラッシュROMであり、ディスク1から読み出されたディスクIDに基づく記録ストラテジ情報を信号記録用回路12に対して出力するように構成されている。
CDディスクの場合は、3Tから11Tの長さのパルス信号にて信号の記録動作を行い、DVDディスクの場合は、3Tから14Tの長さのパルス信号にて信号の記録動作を行うように構成されている。斯かる3Tから11Tの長さのパルス信号や3Tから14Tの長さのパルス信号は、図2の(A)及び(B)に示すように幅広の先頭パルスP1と幅が狭いパルスP2を組み合わせることによって形成されるようにされている。
ディスクに信号を記録する動作は、レーザー光が照射された位置の温度を上昇させることによって行われるが、そのとき形成される例えはピットの形状はパルス幅によって相違するとともにディスクの記録特性に応じて大きく相違する。そのため、記録ストラテジ情報は、前記先頭パルスP1の立ち上がりのタイミングや幅が狭いパルスP2の間隔等をディスクの記録特性に合わせて設定するために利用される情報であり、信号記録用回路12は斯かる情報に基づいてレーザー駆動回路13からレーザーダイオードに供給されるパルス駆動信号のタイミング等を制御するように構成されている。
15は前記スピンドルモーター2を回転駆動するスピンドルモーター駆動回路であり、ディスク1から読み出されるウォブル信号から抽出される同期信号と基準信号生成回路(図示せず)から生成される基準クロック信号とを同期させることによってディスク1を線速度一定になるように回転制御するように構成されている。また、ディスク1の回転線速度は、規定の線速度に対して、4倍、8倍及び12倍等の高速の線速度にて回転駆動することが出来るように構成されている。
16はコンピューター装置11に設けられているメモリー手段であり、コンピューター装置11に組み込まれているアプリケーションソフトに基づいて書き込み動作や読み出し動作が制御されるように構成されている。
以上に説明したように本発明に係る光ディスク記録再生装置は構成されているが、次に本発明の記録制御方法について説明する。
まず、使用されるディスク1がフラッシュROM14に記録ストラテジ情報が記憶されているディスクの場合について説明する。ディスク1をターンテーブル3に載置させた後コンピューター装置11から記録動作を行うための命令信号が出力されると、その命令信号はインターフェース回路10を通して光ディスク記録再生装置に設けられているシステム制御回路9に入力される。
斯かる命令信号が、システム制御回路9に入力されると、該システム制御回路9に設けられているROM17に記憶されている動作制御用のプログラムに基づく制御動作が開始される。斯かる制御動作は、まずディスク1にプリグルーブによって記録されているディスクIDを認識するための動作が行われるが、斯かる動作はピックアップ制御回路6によるフォーカシング制御動作及びトラッキング制御動作、そしてスピンドルモーター駆動回路15によるスピンドルモーター2の回転制御動作が開始される。
前述した各制御動作が行われる結果、ディスク1から信号を再生することが出来る状態になるので、光学式ピックアップ4をディスクIDが記録されている位置に移動させ、該ディスクIDの読み取り動作を行う。斯かる動作によって読み出されたディスクID信号は、RF信号増幅回路5によって増幅されるとともに2値化されてデジタル信号処理回路7に入力される。その結果、デジタル信号処理回路7によるデジタル信号処理動作が行われディスクIDの認識動作が行われる。
ディスクIDの認識動作が行われると、そのディスクIDがフラッシュROM14に記憶されているか否かの判定動作が行われが、この場合、ディスク1は、フラッシュROM14に記録ストラテジ情報が記憶されているディスクであるため、ディスクIDがフラッシュROM14に記憶されていることを認識することが出来る。
斯かる認識動作が行われると、認識されたディスクIDに対応してフラッシュROM14に記憶されている記録ストラテジ情報が読み出され、その記録ストラテジ情報に基づいて信号記録用回路12による記録信号の処理動作が行われる。即ち、記録パルス信号として使用される3Tから11Tの長さのパルス信号や3Tから14Tの長さのパルス信号をディスク1の記録特性に合わせて生成するための駆動信号がレーザー駆動回路13から出力される状態に設定される。
このようにして、ディスク1の記録ストラテジに合致した駆動信号を出力する状態にセットされると、ディスク1の内周側に設けられている試し書き領域を利用したレーザー出力の設定動作が行われる。斯かる動作は、レーザー出力を変更させながらテスト信号を試し書き領域に記録した後その記録された信号を再生することによって行われる。斯かる場合に行われるテスト信号の記録動作は、前述した動作によって設定された記録ストラテジに基づいて行われる。このようにして再生されたテスト信号の記録特性の良否は、例えばRF信号のβ値を検出することによって行うことが出来る。
斯かるβ値は、β=(|A1|−|A2|)/(|A1|+|A2|)と定義されるが、このβ値が規格にて設定された所定値になるとき、記録された信号の特性が良好であると認識することが出来る。尚、A1はAC結合されたRF信号のピークレベル値、A2はボトム値である。
斯かるβ値をディスク1から再生されるRF信号からシステム制御回路9が算出し、その算出されたβ値が規定のβ値に最も近い値になる信号の認識動作を行う。斯かる認識動作が行われると、そのテスト信号を記録したレーザー出力を認識する動作が行われる。斯かる認識動作は、テスト信号の記録動作を行うとき、レーザー出力とそのテスト信号を記録した位置情報とをメモリー回路に記憶させておくことから容易に認識することが出来るので、その説明は省略する。
前述した動作によってレーザー出力の設定動作が終了すると、ディスク1に設けられているPMAち呼ばれる領域に記録されている情報データに基づいて記録位置等の認識動作が行われる。斯かる認識動作が行われると、光学式ピックアップ4を記録動作を行う位置に移動させるとともにコンピューター装置11から記録信号の出力動作を開始させる。斯かる記録信号がコンピューター装置11から出力されると、斯かる記録信号は光ディスク記録再生装置に設けられているバッファメモリー(図示せず)に一旦記憶された後、該バッファメモリーから読み出されて信号記録用回路12に対して出力される。
斯かる記録信号が信号記録用回路12に入力されると、該信号記録用回路12によるエンコード処理、即ち同期信号やアドレス信号をディスク1の規格に合わせて付加する処理動作が行われて、記録信号がレーザー駆動回路13に印加される。斯かる記録信号は、規
格に対応した3Tから11Tの長さのパルス信号や3Tから14Tの長さのパルス信号となるが、そのパルス間隔等は前述した記録ストラテジ情報に基づいて設定されることになる。斯かる信号がレーザー駆動回路13に入力されると、その信号に基づく駆動パルス信号が光学式ピックアップ4に組み込まれているレーザーダイオードに供給される。その結果、レーザーダイオードから記録動作を行うために適したレーザー光がディスク1の信号面に対して照射されるので、ディスク1への記録動作を行うことが出来る。
前述したようにフラッシュROM14に記録ストラテジ情報が記憶されているディスクを使用する場合の動作は行われるが、次にフラッシュROM14に記録ストラテジ情報が記憶されているディスクを使用して記録動作を行う場合について説明する。
ディスク1がフラッシュROM14に記録ストラテジ情報が記憶されていないディスクであることは、ディスク1に記録されているディスクIDを認識し、前記フラッシュROM14に記憶されているディスクIDとを比較することによって容易に認識することが出来る。斯かる認識動作を行うことによってディスク1がフラッシュROM14に記憶されていないディスクであることが認識されると、該ディスク1に適した記録ストラテジを設定するための動作が行われる。
斯かる動作は、光学式ピックアップ4をディスク1に設けられている試し書き領域に移動させてテスト信号を記録し、その記録されたテスト信号を再生することによって行われる。テスト信号の記録動作は、例えばフラッシュROM14に標準となる記録ストラテジを記憶させておき、その標準記録ストラテジを基準として例えば先頭パルスP1の幅や立ち上がりのタイミング、そして幅が狭いパルスP2の間隔を変更させながらテスト信号を標準のレーザー出力によって行う。
斯かるテスト信号を記録する場合に使用される記録ストラテジとしては、先頭パルスP1の幅と幅が狭いパルスP2との間隔等を変更させた組み合わせパターンを種々設定し、その設定されたパターンを使用してテスト信号の記録動作を行うことによってテスト信号の記録回数を必要最小限にすることが出来る。
前述したように記録ストラテジのパターンを変更させながらテスト信号をディスク1の試し書き領域に記録し、その後記録された信号を再生させその再生される信号から記録特性の良否を判定する動作を行う。斯かる記録特性の良否の判定動作は、前述したβ値を利用することによって行うことが出来る。
斯かる動作によって、記録特性が最も良いと判定されるテスト信号を認識し、その記録されたテスト信号と該信号が記録された位置情報とから該テスト信号を記録するために使用された記録ストラテジを選択することが出来る。斯かる記録ストラテジの選択動作が行われると、光ディスク記録再生装置はコンピューター装置11に対してディスク1のディスクIDと共に記録ストラテジ情報を示すデータを送信する。コンピューター装置は、斯かるディスクIDと記録ストラテジ情報を示すデータを受信すると、その情報データをファイル化してメモリー手段16に書き込む。
フラッシュROM14にディスクIDが記憶されていないディスクを使用する場合には、前述したようにそのディスクに適した記録ストラテジの設定動作が行われるとともに設定された記録ストラテジ情報データのメモリー手段16への書き込み動作が行われるが、斯かる動作が行われた後は、斯かる記録ストラテジを使用したレーザー出力の設定動作が行われる。そして、斯かる動作によってレーザー出力が設定されると、コンピューター装置11から出力される記録信号のディスク1への記録動作が行われる。
以上に説明したようにディスクIDがディスクに記録されているディスクを使用する場合の動作は行われるが、ディスクIDが記録されていないディスク、即ち規格外のディスクを使用する場合について説明する。
斯かるディスクを使用する場合には、当然フラッシュROM14にそのディスクに対応した記録ストラテジデータが記憶されていないので、前述した記録ストラテジデータの設定動作が行われる。前述した動作によって使用するディスクに適した記録ストラテジデータの設定動作が行われるが、斯かる場合には該ディスクにディスクIDを独自に作成し、その作成したディスクIDをディスクに記録するとともに設定された記録ストラテジデータと共にコンピューター装置11に送信する動作を行う。斯かる信号を受信すると、コンピューター装置は、作成されたディスクIDと記録ストラテジデータとをファイル化してメモリー手段16に書き込む動作を行う。
前述したようにフラッシュROM14にディスクIDが記憶されていないディスクを使用する場合には、そのディスクの特性に適した記録ストラテジデータの設定動作が行われるとともにディスクIDと共にメモリー手段16に記憶されることになる。従って、斯かる設定動作が行われた後に斯かるディスクを使用して記録動作を行う場合には、メモリー手段16に記憶されているディスクID及び記録ストラテジデータを読み出して記録動作を行うことが出来る。
本実施例では、記録されたテスト信号の記録特性の良否を判定するためにβ値を利用したが、ジッタ値、即ち再生される信号を2値化して得られるパルス信号のズレを基準クロックとの比較によって検出することによって行うことが出来る。即ち、テスト信号の記録動作は、レーザーダイオードから照射されるレーザー光によって行われるが、レーザー光の立ち上がりのタイミングや記録終了時点のレーザー光の立下りのタイミングによって記録される信号の長さが変化するため、このように記録された信号から得られるパルス信号の幅が変化することになる。このパルス幅のズレがジッタであり、このジッタ値が小さいテスト信号が記録したときの記録ストラテジが使用するディスクの特性に合った記録ストラテジであると判定することが出来る。斯かるジッタ値の測定動作は、システム制御回路9によって再生される信号のパルス幅を計測することによって行うことが出来る。
また、本実施例では、記録ストラテジデータの設定動作をディスクに設けられている試し書きにテスト信号を記録することによって行うようにしたが、書き換え可能なディスクの場合には、信号が記録されていない信号記録領域やコンピューター装置11から送信されてくる信号を実際に記録する領域にテスト信号を記録することによって行うことも出来る。
そして、コンピューター装置11に設けられているメモリー手段16としては、ハードディスク装置やフラッシュメモリー等の書き換え可能なメモリーを使用すれば良い。
本発明に係る光ディスク記録再生装置の一実施例を示す回路図である。 本発明の動作を説明するための信号波形図である。
符号の説明
1 ディスク
4 光学式ピックアップ
5 RF信号増幅回路
6 ピックアップ制御回路
7 デジタル信号処理回路
9 システム制御回路
11 コンピューター装置
12 信号記録用回路
13 レーザー駆動回路
14 フラッシュROM
16 メモリー手段

Claims (6)

  1. ディスクに記録されているディスクIDを認識することによって記録ストラテジデータが記憶されている記憶手段から認識されたディスクIDに対応した記録ストラテジデータを抽出し、抽出された記録ストラテジデータに基づいて生成される記録用パルス信号にてディスクに信号を記録するように構成されているとともにコンピューター装置より出力される命令信号に基づいて記録動作を行うように構成された光ディスク記録再生装置の記録制御方法であり、前記記憶手段に記憶されているディスクIDと合致しないディスクIDが記録されているディスクを使用するとき、該ディスクにテスト信号を記録ストラテジを変更しながら記録した後記録された信号を再生し、記録特性が最適と判定された信号を記録した記録ストラテジデータをコンピューター装置に設けられているメモリー手段に記憶させるようにしたことを特徴とする光ディスク記録再生装置の記録制御方法。
  2. メモリー手段に記憶する記録ストラテジデータを認識されたディスクIDと共に記憶するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の記録制御方法。
  3. テスト信号の記録特性をRF信号から得られるβ値により検出するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の記録制御方法。
  4. テスト信号の記録特性をジッタ値により検出するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の記録制御方法。
  5. 使用するディスクが書き換え可能ディスクの場合には、テスト信号の記録動作をディスク上の試し書き領域又は信号記録領域にて行うようにしたことを特徴とする請求項1に記載の記録制御方法。
  6. 使用するディスクが書き換え不可能なディスクの場合には、テスト信号の記録動作をディスク上の試し書き領域にて行うようにしたことを特徴とする請求項1に記載の記録制御方法。
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