JP2005122822A

JP2005122822A - 光ディスク記録再生装置

Info

Publication number: JP2005122822A
Application number: JP2003356507A
Authority: JP
Inventors: Hideki Osawa; 秀樹大沢
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 2003-10-16
Filing date: 2003-10-16
Publication date: 2005-05-12

Abstract

【課題】再生用ディスクと記録用ディスクとの判別を正確に行うことが出来る光ディスク記録再生装置を提供する。
【解決手段】４分割光検出器から得られる信号からプッシュプル用トラッキングエラー信号及び位相差用トラッキングエラー信号を生成し、記録用ディスク使用時にはプッシュプル用トラッキングエラー信号によるトラッキングサーボ動作を行うとともに再生用ディスク使用時には位相差用トラッキングエラー信号によるトラッキングサーボ動作を行うように構成された光ディスク記録再生装置であり、プッシュプル用トラッキングエラー信号のレベルをレーザー出力を変更することによって検出し、レーザー出力の変化に伴ってプッシュプル用トラッキングエラー信号のレベルが大きく変化したとき、ディスクを記録用ディスクと判別する。
【選択図】図１

Description

本発明は、光学式ピックアップより照射されるレーザー光によってディスクに信号を記録するとともにレーザー光によってディスクに記録されている信号の再生動作を行うように構成された光ディスク記録再生装置に関する。

光学式ピックアップを用いてディスクに記録されている信号の読み出し動作を行うディスクプレーヤーが普及しているが、最近では、再生機能に加えて光学式ピックアップより照射されるレーザー光によってディスクに信号を記録することが出来るように構成された光ディスク記録再生装置が商品化されている。

光ディスク記録再生装置では、光学式ピックアップより照射されるレーザー光をディスク上のトラックに合焦させるフォーカシング制御動作と該トラックに追従させるトラッキング制御動作を行うように構成されている。フォーカシング制御動作及びトラッキング制御動作は、各々フォーカスサーボ回路及びトラッキングサーボ回路にて行われるが、斯かるサーボ動作は光学式ピックアップに組み込まれている光検出器から得られる信号を利用して生成されるフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号を利用して行うように構成されている。

光ディスク記録再生装置におけるトラッキング制御動作を行う方式としては、種々あるが、一般には、光学式ピックアップに組み込まれている４分割光検出器を構成する検出素子の組み合わせを選択して得られるトラッキングエラー信号を使用してプッシュプル方式と位相差方式が行われている(例えば、特許文献１参照。)。
特開平８−８７７６０号公報

ＤＶＤと呼ばれるディスクを使用する光ディスク記録再生装置が普及しているが、斯かるディスクの中には、プリグルーブと呼ばれる溝が形成されていない再生専用ディスクとプリグルーブが形成されている記録用ディスクとがある。記録用ディスクの場合には、プッシュプル方式を利用したトラッキング制御動作が行われるが、再生用ディスクの場合には、蛇行したプリグルーブが形成されていないのでブッシュプル用トラッキングエラー信号を検出することは出来ない。

再生用ディスクを使用する場合には、プッシュプル用トラッキングエラー信号を得ることが出来ないので、位相差方式によるトラッキングサーボ動作を行うようにされているが、粗悪な再生用ディスクの場合には、プッシュプル用トラッキングエラー信号のレベルが大きくなり再生用ディスクであるか否かを判別出来ないという問題がある。

本発明は、斯かる問題を解決することが出来る光ディスク記録再生装置を提供しようとするものである。

本発明は、４分割光検出器から得られる信号からプッシュプル用トラッキングエラー信号及び位相差用トラッキングエラー信号を生成し、記録用ディスク使用時にはプッシュプル用トラッキングエラー信号によるトラッキングサーボ動作を行うとともに再生用ディス
ク使用時には位相差用トラッキングエラー信号によるトラッキングサーボ動作を行うように構成された光ディスク記録再生装置であり、プッシュプル用トラッキングエラー信号のレベルをレーザー出力を変更することによって検出し、レーザー出力の変化に伴ってプッシュプル用トラッキングエラー信号のレベルが大きく変化したとき、ディスクを記録用ディスクと判別するように構成されている。

本発明は、４分割光検出器から得られる信号からプッシュプル用トラッキングエラー信号及び位相差用トラッキングエラー信号を生成し、記録用ディスク使用時にはプッシュプル用トラッキングエラー信号によるトラッキングサーボ動作を行うとともに再生用ディスク使用時には位相差用トラッキングエラー信号によるトラッキングサーボ動作を行うように構成された光ディスク記録再生装置であり、プッシュプル用トラッキングエラー信号のレベルをレーザー出力を変更することによって検出し、レーザー出力の変化に伴ってプッシュプル用トラッキングエラー信号のレベルが大きく変化したとき、ディスクを記録用ディスクと判別するようにしたので、再生用ディスクか記録用ディスクかの判別動作を正確に行うことが出来る。

また、本発明は、ディスクの判別動作をディスクの回転速度一定の状態にて行うようにしたので、即ちディスクに記録されている信号を使用することなくディスクの回転動作を行うようにしたので、速やかにディスクの判別動作を行うことが出来る。

そして、本発明は、ディスクの判別が行われたとき、判別されたディスクに対応したトラッキングエラー信号にてトラッキングサーボ動作を行うようにしたので、ディスクに記録されている信号の再生動作を正確に行うことが出来る。

また、本発明は、トラッキングサーボ動作がオン状態になったとき、ディスクより得られる同期信号に基きディスクを線速度一定にて駆動するようにしたので、ディスクに記録されている信号の再生動作を速やかに行うことが出来る。

本発明は、光学式ピックアップに組み込まれている４分割光検出器から得られるトラッキングエラー信号のレーザー出力の変化に対するレベル変化を利用してディスクの種類を判別するようにしたものである。

図１は本発明に係る光ディスク記録再生装置の一実施例を示す回路図、図２はトラッキングエラー信号の生成動作を説明するための構成図である。

図１において、１はスピンドルモーター２によって回転駆動されるディスクであり、再生用ディスクにはプリグルーブと呼ばれる溝は形成されていないが、記録用ディスクにはプリグルーブが蛇行して形成されている。即ち、記録用ディスクの場合には、プリグルーブより得られるウォブル信号から記録位置を示す位置情報データや同期信号を読み取ることが出来、この信号を利用して記録再生動作を行うように構成されている。

３はディスク１にレーザー光を照射させるレーザーダイオード４やディスク１の信号面から反射されるレーザー光を受ける光検出器５が組み込まれている光学式ピックアップであり、対物レンズ(図示せず)をディスク１の信号面方向に変位させることによってレーザー光を信号面に合焦させるフォーカス用コイル６及びレーザー光を信号トラックに追従させるべく対物レンズをトラック方向に変位させるトラッキング用コイル７が組み込まれているとともにピックアップ送り用モーター(図示せず)によってディスク１の径方向に移動
せしめられるように構成されている。

８は前記光検出器５より得られる信号が入力されるとともに各種の信号を生成する光検出信号出力回路であり、前記光検出器５を構成する４分割光検出器から得られるフォーカスエラー信号を出力するフォーカスエラー信号出力端子Ｆ、後述するトラッキングエラー信号を出力するトラッキングエラー信号出力端子Ｔ及びディスク１より読み出される信号、即ちウォブル信号や記録されている信号であるデータ信号を出力する再生信号出力端子Ｐを備えている。

９はフォーカスサーボ回路であり、前記光検出信号出力回路８のフォーカスエラー信号出力端子Ｆから出力されるフォーカスエラー信号に基づく駆動信号を前記フォーカス用コイル６に供給することによりフォーカスサーボ動作を行うように構成されている。１０はトラッキングサーボ回路であり、前記光検出信号出力回路８のトラッキングエラー信号出力端子Ｔから出力されるトラッキングエラー信号に基づく駆動信号を前記トラッキング用コイル７に供給することによりトラッキングサーボ動作を行うように構成されている。

１１は前記光検出信号出力回路８の再生信号出力端子Ｐから出力される信号であるＲＦ信号が入力されるとともに該信号を増幅するＲＦ信号増幅回路であり、波形整形するとともに２値化した信号を出力するように構成されている。１２は前記ＲＦ信号増幅回路１１によって２値化された信号が入力されるデジタル信号処理回路であり、各種信号の復調動作を行うように構成されている。

１３は前記デジタル信号処理回路５にて復調された信号が入力されるとともにホスト機器(図示せず)から出力される命令信号に応じて各種の制御動作を行うシステム制御回路である。１４は前記システム制御回路１３によって動作が制御されるレーザー駆動回路であり、データ信号の記録動作を行う場合にはエンコードされた記録信号が入力されるととも記録信号に対応した記録信号に基く駆動信号をレーザーダイオード４に供給し、再生動作時には再生動作を行うための駆動信号をレーザーダイオード４に供給するように構成されている。

１５は前記システム制御回路１３によって動作が制御されるスピンドルモーター駆動回路であり、前記スピンドルモーター２を回転駆動する信号を出力するように構成されている。１６は前記光検出信号出力回路８に設けられているトラッキングエラー信号出力端子Ｔより出力されるトラッキングエラー信号が入力されるとともに該エラー信号のレベルを検出するトラッキングエラー信号レベル検出回路であり、信号レベルを表す検出信号を前記システム制御回路１３に出力するように構成されている。

次に図１に示した光検出信号出力回路８に組み込まれているトラッキングエラー信号生成回路について、図２を参照して説明する。図２において、１７は光学式ピックアップ３内に組み込まれている光検出器５を構成する４分割光検出器であり、４つのセンサー部ＡＢＣＤより成りレーザーダイオード４から照射されるレーザー光の中のメインビーム、即ちディスク１に記録されている信号を読み出すためのビームを受光するように構成されている。

１８は前記４分割光検出器１７を構成するセンサー部Ａ及びＢより得られる信号を加算する第１加算回路、１９はセンサー部Ｃ及びＤより得られる信号を加算する第２加算回路、２０は前記第１加算回路１８及び第２加算回路１９にて夫々加算された信号が入力されるとともに両信号間のレベル差を比較する比較回路であり、プッシュプル用トラッキングエラー信号ＰＰＴＥを出力するように構成されている。

２１は前記４分割光検出器１７を構成するセンサー部Ａ及びＣより得られる信号を加算する第３加算回路、２２はセンサー部Ｂ及びＤより得られる信号を加算する第４加算回路、２３は前記第３加算回路２１及び第４加算回路２２にて夫々加算された信号が入力されるとともに両信号間の位相差に応じた信号を出力する位相比較回路であり、位相差用トラッキングエラー信号ＰＤＴＥを出力するように構成されている。

２４は前記比較回路２０からのプッシュプル用トラッキングエラー信号ＰＰＴＥ及び位相比較回路２３からの位相差用トラッキングエラー信号ＰＤＴＥが入力される切換回路であり、前記システム制御回路１３から出力される選択信号に基いてトラッキングエラー信号出力端子Ｔに選択されたトラッキングエラー信号を出力するように構成されている。

斯かる構成において、使用されるディスク１が再生専用ディスクの場合には、システム制御回路１３による切換回路２４に対する選択制御動作が行われ、トラッキングエラー信号出力端子Ｔに位相差用トラッキングエラー信号ＰＤＴＥを出力させ、記録用ディスクの場合には、プッシュプル用トラッキングエラー信号ＰＰＴＥを出力するように構成されている。

以上に説明したように本発明は構成されているが、次に動作について説明する。ディスク１を光ディスク記録再生装置に設けられているディスク装着部に装着させると、まずディスク１が再生専用ディスクであるか記録用ディスクであるかを判別するための動作が行われる。

斯かる動作は、トラッキングエラー信号出力端子Ｔにプッシュプル用トラッキングエラー信号ＰＰＴＥを出力させる状態において行われる。即ち、記録用ディスクに設けられているプリグルーブより得られるトラッキングエラー信号を使用してトラッキングサーボ動作を行う状態にて行われる。

まず、スピンドルモーター駆動回路１５によるスピンドルモーター２の回転駆動動作が行われるが、この場合には所定の回転速度、即ちディスク１を角速度一定の状態にて回転駆動するように行われる。ディスク１を角速度一定の状態にて回転させた状態において、フォーカス制御動作を行う。斯かるフォーカス制御動作は、光検出器５から得られる信号に基いて光検出信号出力回路８のフォーカスエラー信号出力端子Ｆから出力されるフォーカスエラー信号に基くフォーカスサーボ回路９のサーボ動作によって行われる。斯かるフォーカスサーボ動作は、周知のようにフォーカスサーボ回路９から光学式ピックアップ３に組み込まれているフォーカス用コイル６に駆動信号を供給し、対物レンズの位置を変位制御することによって行われる。また、斯かるフォーカス制御動作を行う状態では、レーザー駆動回路１４からレーザーダイオード４に対して通常の再生動作を行うために設定されているレーザー出力が得られる駆動信号が供給されるようにされている。

前述した動作によってフォーカス制御動作が行われると、光検出信号出力回路に設けられているトラッキングエラー信号出力端子Ｔからプッシュプル用トラッキングエラー信号ＰＰＴＥが出力される。斯かるプッシュプル用トラッキングエラー信号ＰＰＴＥが前記トラッキングエラー信号出力端子Ｔから出力されると該信号のレベルを検出する動作がトラッキングエラー信号レベル検出回路１６によって行われる。前記トラッキングエラー信号レベル検出回路１６によるトラッキングエラー信号のレベル検出が行われると、その検出されたレベルを表す信号を前記システム制御回路１３に対して出力する。斯かる信号がトラッキングエラー信号レベル検出回路１６から出力されると、該システム制御回路１３はその入力されるレベル値をメモリー回路等に記憶させるとともにレーザー駆動回路１４に対してレーザー出力を増加させるための制御信号を出力する。

システム制御回路１３からレーザー駆動回路１４に対してレーザー出力を増加させるための制御信号が出力されると、該レーザー出力駆動回路１４からレーザーダイオード４に供給されていた駆動信号のレベルが増大する。その結果、レーザーダイオード４からディスク１の信号面に対して照射されるレーザー光の出力が増大せしめられる。レーザー出力が増大すると光検出信号出力回路８のトラッキングエラー信号出力端子Ｔから出力されるトラッキングエラー信号のレベルが変化する。

斯かる動作が行われている状態では、前記トラッキングエラー信号出力端子Ｔから出力されるトラッキングエラー信号は、プッシュプル用トラッキングエラー信号ＰＰＴＥであり、レーザー出力のレベル変化に対するプッシュプル用トラッキングエラー信号ＰＰＴＥのレベル変化は、再生用ディスクに対して記録用ディスクの方が大きくなるという特性がある。レーザー出力を増大させたときトラッキングエラー信号出力端子Ｔから出力されるトラッキングエラー信号のレベルをトラッキングエラー信号レベル検出回路１６が検出し、その検出されたレベルを表す信号を前記システム制御回路１３に対して出力する。

前記トラッキングエラー信号レベル検出回路１６により検出されたトラッキングエラー信号のレベルを表す信号が入力されるとシステム制御回路１３は、入力された信号レベル値とメモリー回路に記憶されているレベル値、即ちレーザー出力を増大させる前に検出されていたレベル値との比較動作を行う。そして、その比較されたレベル値の差が再生用ディスクと記録用ディスクとを判別するために設定されている比較基準値より大きいか小さいかを判定し、その差が大きい場合には、ディスク１は記録用ディスクと判定し、反対にその差が小さい場合には再生用ディスクと判定する。

ディスク１が記録用ディスクであると判定された場合には、レーザー駆動回路１４からレーザーダイオード４に供給される駆動電流を通常の再生動作を行う値にするとともにスピンドルモーター駆動回路１５によるスピンドルモーター２の回転駆動動作を線速度一定の状態にする制御動作が行われる。また、斯かる場合には、記録用ディスクであるので、切換回路２４は判別動作を行った状態と同一であり、トラッキングエラー信号出力端子Ｔにはプッシュプル用トラッキングエラー信号ＰＰＴＥが出力される。従って、トラッキングサーボ回路１０によるトラッキングサーボ動作は、プッシュプル用トラッキングエラー信号ＰＰＴＥにより行われる。

斯かるトラッキングサーボ動作を行うとともにスピンドルモーター２の回転速度を上昇させると、光検出信号出力回路８の再生信号出力端子Ｐから再生信号であるＲＦ信号が出力される。該再生信号出力端子Ｐから出力されるＲＦ信号は、ＲＦ信号増幅回路１１に入力されて増幅されるとともに２値化されて出力される。前記ＲＦ信号増幅回路１１から出力される２値化信号はデジタル信号処理回路１２に入力され、該デジタル信号処理回路１２によるデジタル信号処理動作が行われる。

前記デジタル信号処理回路１２によるデジタル信号処理動作が行われると、記録用ディスクから得られるウォブル信号の中から同期信号の抽出動作が行われる。抽出された同期信号は、システム制御回路１３によるスピンドルモーター駆動回路１５に対する制御動作に使用される。即ち、図示しないクロック信号生成回路から生成される基準クロック信号とディスク１のプリグルーブから再生されるウォブル信号の中から抽出される同期信号との同期処理動作が行われ、スピンドルモーター２を線速度一定になるように駆動する制御動作が行われる。斯かる制御動作が行われる結果、ディスク１が記録用ディスクである場合の光学式ピックアップ対する制御動作及びスピンドルモーター２の線速度一定のための回転制御動作が行われるので、ディスク１に記録されている信号の再生動作や該ディスク１への信号の記録動作を行うことが出来る。

以上に説明したようにディスク判別動作によってディスク１が記録用ディスクであると判定された場合の動作は行われるが、次に再生用ディスクの場合について説明する。トラッキングエラー信号レベル検出回路１６により検出されるプッシュプル用トラッキングエラー信号ＰＰＴＥのレーザー出力増大に対するレベル変化が比較基準値より小さい場合には、ディスク１は再生用ディスクであると判定される。

斯かる判定動作によってディスク１が再生用ディスクであると判定されると、システム制御回路１３から出力される選択信号により切換回路２４の切換動作が行われる。その結果、トラッキングエラー信号出力端子Ｔには、位相比較回路２３から出力される信号、即ち位相差用トラッキングエラー信号ＰＤＴＥが出力される状態になる。

また、ディスク１が再生用ディスクであると判定された場合には、レーザー駆動回路１４からレーザーダイオード４に供給される駆動電流を通常の再生動作を行う値にするとともにスピンドルモーター駆動回路１５によるスピンドルモーター２の回転駆動動作を線速度一定の状態にする制御動作が行われる。そして、斯かる場合には、再生用ディスクであるので、トラッキングサーボ回路１０によるトラッキングサーボ動作は、位相差用トラッキングエラー信号ＰＤＴＥにより行われる。

前記デジタル信号処理回路１２によるデジタル信号処理動作が行われると、再生用ディスクにデータ信号とともに記録されている信号の中から同期信号の抽出動作が行われる。抽出された同期信号は、システム制御回路１３によるスピンドルモーター駆動回路１５に対する制御動作に使用される。即ち、図示しないクロック信号生成回路から生成される基準クロック信号とディスク１から再生される同期信号との同期処理動作が行われ、スピンドルモーター２を線速度一定になるように駆動する制御動作が行われる。斯かる制御動作が行われる結果、ディスク１が再生用ディスクである場合の光学式ピックアップ対する制御動作及びスピンドルモーター２の線速度一定のための回転制御動作が行われるので、ディスク１に記録されている信号の再生動作を行うことが出来る。

本発明に係る光ディスク記録再生装置の一実施例を示す回路図である。本発明に係る光ディスク記録再生装置の一実施例を示す回路図である。

符号の説明

１ディスク
２スピンドルモーター
３光学式ピックアップ
４レーザーダイオード
５光検出器
８光検出信号出力回路
９フォーカスサーボ回路
１０トラッキングサーボ回路
１２デジタル信号処理回路
１３システム制御回路
１４レーザー駆動回路
１５スピンドルモーター駆動回路
１６トラッキングエラー信号レベル検出回路
１７４分割光検出器
２０比較回路
２３位相比較回路
２４切換回路

Claims

４分割光検出器から得られる信号からプッシュプル用トラッキングエラー信号及び位相差用トラッキングエラー信号を生成し、記録用ディスク使用時にはプッシュプル用トラッキングエラー信号によるトラッキングサーボ動作を行うとともに再生用ディスク使用時には位相差用トラッキングエラー信号によるトラッキングサーボ動作を行うように構成された光ディスク記録再生装置であり、プッシュプル用トラッキングエラー信号のレベルをレーザー出力を変更することによって検出し、レーザー出力の変化に伴ってプッシュプル用トラッキングエラー信号のレベルが前もって設定されている比較基準値より大きく変化したとき、ディスクを記録用ディスクと判別するようにしたことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
ディスクの判別動作をディスクの回転速度一定の状態にて行うようにしたことを特徴とする請求項１に記載の光ディスク記録再生装置。
ディスクの判別が行われたとき、判別されたディスクに対応したトラッキングエラー信号にてトラッキングサーボ動作を行うようにしたことを特徴とする請求項１に記載の光ディスク記録再生装置。
トラッキングサーボ動作がオン状態になったとき、ディスクより得られる同期信号に基きディスクを線速度一定にて駆動するようにしたことを特徴とする請求項３に記載の光ディスク記録再生装置。