JP2005135482A - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents

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秀樹 大沢
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Abstract

【課題】 ディスクの判別動作を正確に行うことが出来る光ディスク記録再生装置を提供する。
【解決手段】 再生専用ディスク、プリグルーブが異なる規格にて設けられている第1記録用ディスク及び第2記録用ディスクを使用することが出来るとともに各ディスクの規格に応じたトラッキングサーボ動作及び各ディスクから再生される同期用信号を利用してディスクを規定の線速度にて回転駆動制御する制御回路を備えた光ディスク記録再生装置において、ディスク上の所定の位置に光学式ピックアップ3を移動させた後プリグルーブより得られる同期用信号を利用して該ディスクを第1記録用ディスクとして線速度一定になるように回転駆動制御し、その回転駆動動作がロック状態になるか否かを判定することにより第1記録用ディスクか否かの判定を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光学式ピックアップより照射されるレーザー光によってディスクに信号を記録するとともにレーザー光によってディスクに記録されている信号の再生動作を行うように構成された光ディスク記録再生装置に関する。
光学式ピックアップを用いてディスクに記録されている信号の読み出し動作を行うディスクプレーヤーが普及しているが、最近では、再生機能に加えて光学式ピックアップより照射されるレーザー光によってディスクに信号を記録することが出来るように構成された光ディスク記録再生装置が商品化されている。
光ディスク記録再生装置では、光学式ピックアップより照射されるレーザー光をディスク上のトラックに合焦させるフォーカシング制御動作と該トラックに追従させるトラッキング制御動作を行うように構成されている。フォーカシング制御動作及びトラッキング制御動作は、各々フォーカスサーボ回路及びトラッキングサーボ回路にて行われるが、斯かるサーボ動作は光学式ピックアップに組み込まれている光検出器から得られる信号を利用して生成されるフォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号を利用して行うように構成されている。
光ディスク記録再生装置におけるトラッキング制御動作を行う方式としては、種々あるが、一般には、光学式ピックアップに組み込まれている4分割光検出器を構成する検出素子の組み合わせを選択して得られるトラッキングエラー信号を使用し、記録用ディスクの場合に使用されるプッシュプル方式と再生専用ディスクの場合に使用される位相差方式が行われている(例えば、特許文献1参照。)。
また、光ディスク記録再生装置におけるディスクの回転速度制御動作は、一般的には線速度が一定になるように行われる。線速度を一定にするための制御動作は、ディスクを回転駆動するスピンドルモーターをスピンドルサーボにより制御することによって行われている。そして、斯かるスピンドルサーボ動作は、ディスクから読み出される同期用信号を利用したPLL回路によって行われ、PLL回路をロック状態にするように制御することにより線速度が一定になるようにディスクを回転させる制御動作が行われるようにされている。
ディスクから読み出される同期用信号としては、ディスクが再生専用ディスクの場合には、ピットとして記録されているピット信号から抽出し、記録用ディスクの場合には、プリグルーブと呼ばれる蛇行した溝から得られるウォブル信号から抽出されるように構成されている。ピット信号を利用したスピンドル制御動作は、ピットサーボと呼ばれ、ウォブル信号を利用したスピンドル制御動作は、ウォブルサーボと呼ばれている。
また、DVDと呼ばれるディスクには、ピットにて信号が記録されている再生専用のディスクとプリグルーブが形成されている記録用ディスクとがあり、記録用ディスクとしては、+と−の規格の異なる2種類のディスクがある。これらの規格の異なるディスクを使用することが出来る光ディスク記録再生装置では、ターンテーブル上に載置されているディスクの種類を判別する必要があり、斯かるディスクの判別をウォブル信号の周波数を検出することによって行う技術がある(例えば、特許文献2参照。)。
特開平8−87760号公報 特開2002−230753号公報
ディスクの種類をウォブル信号の周波数を検出することによって行う技術では、各周波数を選択するために各周波数に対応させてクロック抽出回路を設ける必要があるため構成が複雑になるという問題がある。
本発明は、斯かる問題を解決することが出来る光ディスク記録再生装置を提供しようとするものである。
本発明は、再生専用ディスク、プリグルーブが異なる規格にて設けられている第1記録用ディスク及び第2記録用ディスクを使用することが出来るとともに各ディスクの規格に応じたトラッキングサーボ動作及び各ディスクから再生される同期用信号を利用してディスクを規定の線速度にて回転駆動制御する制御回路を備えた光ディスク記録再生装置において、ディスク上の所定の位置に光学式ピックアップを移動させた後プリグルーブより得られる同期用信号を利用して該ディスクを第1記録用ディスクとして線速度一定になるように回転駆動制御し、その回転駆動動作がロック状態になるか否かを判定することにより第1記録用ディスクか否かの判定を行うように構成されている。
本発明は、再生専用ディスク、プリグルーブが異なる規格にて設けられている第1記録用ディスク及び第2記録用ディスクを使用することが出来るとともに各ディスクの規格に応じたトラッキングサーボ動作及び各ディスクから再生される同期用信号を利用してディスクを規定の線速度にて回転駆動制御する制御回路を備えた光ディスク記録再生装置において、ディスク上の所定の位置に光学式ピックアップを移動させた後プリグルーブより得られる同期用信号を利用して該ディスクを第1記録用ディスクとして線速度一定になるように回転駆動制御し、その回転駆動動作がロック状態になるか否かを判定することにより第1記録用ディスクか否かの判定を行うようにしたので、即ち設定されたディスクの回転制御動作が行われるか否かによってディスクの判定動作を行うようにしたので、ディスクの判別動作を容易に行うことが出来る。
また、本発明は、ロック状態になると判定されたとき、ディスクの回転数を検出し、その回転数が所定回転数のとき、第1記録用ディスクであると判定するようにしたので正確な判定動作を行うことが出来る。
そして、本発明は、ロック状態になると判定されたとき、ディスクの回転数を検出し、その回転数が所定回転数ではないとき、第2記録用ディスクであると判定するようにしたので、ディスクの判定動作を行うことが出来る。
また、本発明は、ロック状態にならないと判定されたとき、ディスクを第2記録用ディスクとして線速度一定になるように回転駆動制御し、その回転駆動動作がロック状態になるか否かを判定することにより第2記録用ディスクか否かの判定を行うようにしたので、正確な判定動作を行うことが出来る。
更に、本発明は、ロック状態になると判定されたとき、ディスクの回転数を検出し、その回転数が所定回転数のとき、第2記録用ディスクであると判定するようにしたので、より正確なディスクの判定動作を行うことが出来る。
本発明は、スピンドルモーターの回転速度制御動作を利用してディスクの種類を判別するようにしたものである。
図1は本発明に係る光ディスク記録再生装置の一実施例を示す回路図である。同図において、1はスピンドルモーター2によって回転駆動されるディスクであり、再生用ディスクにはプリグルーブと呼ばれる溝は形成されていないが、記録用ディスクにはプリグルーブが蛇行して形成されている。即ち、記録用ディスクの場合には、プリグルーブより得られるウォブル信号から記録位置を示す位置情報データや同期用信号を抽出することが出来、この信号を利用して記録再生動作を行うように構成されている。
3はディスク1にレーザー光を照射させるレーザーダイオード4やディスク1の信号面から反射されるレーザー光を受ける光検出器5が組み込まれている光学式ピックアップであり、対物レンズ(図示せず)をディスク1の信号面方向に変位させることによってレーザー光を信号面に合焦させるフォーカス用コイル6及びレーザー光を信号トラックに追従させるべく対物レンズをトラック方向に変位させるトラッキング用コイル7が組み込まれているとともにピックアップ送り用モーター(図示せず)によってディスク1の径方向に移動せしめられるように構成されている。
8は前記光検出器5より得られる信号が入力されるとともに各種の信号を生成する光検出信号出力回路であり、前記光検出器5を構成する4分割光検出器から得られるフォーカスエラー信号を出力するフォーカスエラー信号出力端子F、トラッキングエラー信号を出力するトラッキングエラー信号出力端子T及びディスク1より読み出される信号、即ちピット信号やウォブル信号を出力する再生信号出力端子Pを備えている。
9はフォーカスサーボ回路であり、前記光検出信号出力回路8のフォーカスエラー信号出力端子Fから出力されるフォーカスエラー信号に基づく駆動信号を前記フォーカス用コイル6に供給することによりフォーカスサーボ動作を行うように構成されている。10はトラッキングサーボ回路であり、前記光検出信号出力回路8のトラッキングエラー信号出力端子Tから出力されるトラッキングエラー信号に基づく駆動信号を前記トラッキング用コイル7に供給することによりトラッキングサーボ動作を行うように構成されている。
11は前記光検出信号出力回路8の再生信号出力端子Pから出力される信号であるRF信号が入力されるとともに該信号を増幅するRF信号増幅回路であり、波形整形するとともに2値化した信号を出力するように構成されている。12は前記RF信号増幅回路11によって2値化された信号が入力されるデジタル信号処理回路であり、各種信号の復調動作を行うように構成されている。
13は前記デジタル信号処理回路12にて復調された信号が入力されるとともにホスト機器(図示せず)から出力される命令信号に応じて各種の制御動作を行うシステム制御回路である。14は前記システム制御回路13によって動作が制御されるレーザー駆動回路であり、データ信号の記録動作を行う場合にはエンコードされた記録信号が入力されるととも記録信号に対応した記録信号に基く駆動信号をレーザーダイオード4に供給し、再生動作時には再生動作を行うための駆動信号をレーザーダイオード4に供給するように構成されている。
15は前記システム制御回路13によって動作が制御されるとともにPLL回路が組み込まれているスピンドルモーター駆動回路であり、ディスク1より得られる同期用信号を
利用し、PLL回路をロック状態になるように制御することによって前記スピンドルモーター2を線速度一定の状態にて回転駆動する信号を出力するように構成されている。16は前記スピンドルモーター2の回転に伴って生成されるパルス信号が入力されるとともに入力されるパルス信号の数をカウントすることにより該スピンドルモーター2の回転数を検出する回転数検出回路であり、検出された信号を前記システム制御回路13に出力するように構成されている。
17は前記RF信号増幅回路11から得られる信号、即ちディスク1に記録されている信号を読み出すことによって得られる信号の中から同期用信号を抽出する同期用信号抽出回路であり、ディスク1が再生専用ディスクの場合には、ピット信号の中から同期用信号の抽出を行い、記録用ディスクの場合にはウォブル信号の中から同期用信号の抽出を行うように構成されている。そして、前記同期用信号抽出回路17による抽出対象信号の設定動作は、システム制御回路13によって行うように構成されている。
斯かる構成において、光検出信号出力回路8に設けられているトラッキングエラー信号出力端子Tには、システム制御回路13による光検出信号出力回路8に対する制御動作によって記録用ディスク使用時プッシュプル用トラッキングエラー信号が出力され、再生専用ディスク使用時位相差用トラッキングエラー信号が出力されるように構成されている。また、システム制御回路13の働きによってディスク1の種類が判別された場合には、各ディスク、即ち第1記録用ディスク、第2記録用ディスク及び再生専用ディスクの規格に合った信号処理動作をデジタル信号処理回路12等が行う状態に設定されるように構成されている。
以上に説明したように本発明は構成されているが、次に動作について説明する。ディスク1を光ディスク記録再生装置に設けられているディスク装着部に装着させると、まずディスク1が第1記録用ディスクであると想定した設定動作が行われる。即ち、光検出信号出力回路8のトラッキングエラー信号出力端子Tには、プッシュプル用トラッキングエラー信号が出力される状態に切り換えられるとともに同期用信号抽出回路17は、ウォブル信号から同期用信号を抽出する状態にせしめられる。
前述した設定動作が行われると、光学式ピックアップ3をディスク1の内周側の所定の位置、例えばディスクに記録されている信号の位置を示すデータが記録されるリードイン領域に移動させるとともにスピンドルモーター2を所定の回転数、即ち角速度一定の状態にて回転駆動する動作が行われる。斯かるスピンドルモーター2の角速度一定による回転駆動制御動作は、該スピンドルモーター2の回転に応じて出力されるパルス信号を利用することによって行われるが、斯かる動作は周知であるので説明は省略する。
斯かる状態において、レーザー駆動回路14からレーザーダイオード4に対して再生用の駆動信号を供給するとともにフォーカス制御動作を行う。斯かるフォーカス制御動作は、光検出信号出力回路8に設けられているフォーカスエラー信号出力端子Fから出力されるエラー信号に基くフォーカスサーボ回路9のサーボ動作によって行われる。
斯かるフォーカス制御動作は、光検出信号出力回路8に設けられているフォーカスエラー信号出力端子Fから出力されるエラー信号に基くフォーカスサーボ回路9のサーボ動作によって行われるが、斯かるフォーカスサーボ動作は、周知のようにフォーカスサーボ回路9から光学式ピックアップ3に組み込まれているフォーカス用コイル6に駆動信号を供給し、対物レンズの位置を変位制御することによって行われる。斯かる動作は周知の技術を利用すれば良いので、その説明は省略する。
前述した動作によってレーザー光をディスク1の信号面に合焦させるフォーカス制御動
作が行われるが、フォーカス制御動作が正常に行われると、光検出信号出力回路8に設けられているトラッキングエラー信号出力端子Tから出力されるプッシュプル用トラッキングエラー信号を利用してトラッキング制御動作が行われる。斯かるトラッキング制御動作は、光検出信号出力回路8に設けられているトラッキングエラー信号出力端子Tから出力されるプッシュプル用トラッキングエラー信号のレベルを下げる方向に光学式ピックアップ3に組み込まれているトラッキング用コイル7にトラッキングサーボ回路10から駆動信号を供給し、対物レンズの位置を変位制御することによって行われる。
前述したトラッキング制御動作が行われると、レーザー光をディスク1上の信号トラックに追従させる動作が行われるので、ディスク1に記録されている信号やウォブル信号を読み取る動作が光学式ピックアップ3によって行われる。光学式ピックアップ3によって読み出された信号は、光検出信号出力回路8に設けられている再生信号出力端子Pから出力される。前記再生信号出力端子Pから出力される再生信号は、RF信号増幅回路11に入力されて増幅されるとともに波形整形処理によって2値化されて出力される。前記RF信号増幅回路11から出力される2値化信号はデジタル信号処理回路12に入力され、該デジタル信号処理回路12によるデジタル信号処理動作が行われる。
一方前記RF信号増幅回路11に入力されたウォブル信号の中から同期用信号抽出回路17による同期用信号の抽出動作が行われる。斯かる同期用信号の抽出動作が行われると、斯かる同期用信号がスピンドルモーター駆動回路15に入力され、該スピンドルモーター駆動回路15に組み込まれているPLL回路によるPLLロック動作によってスピンドルモーター2を線速度一定にするための制御動作が行われる。
斯かる制御動作が行われると、前記スピンドルモーター駆動回路15のPLLロック動作が行われているか否かの判定動作が行われる。斯かる状態において、PLL回路のロック動作が行われていると判定されると、ディスク1からウォブル信号が読み出されているため、該ディスク1は記録用ディスクであると判定することが出来る。しかしながら、ディスク1が第1記録用ディスクであるか第2記録用ディスクであるかは確定しない。即ち、2つの記録用ディスクより得られるウォブル信号の周波数は、規格上相違しているが、ウォブル信号から得られる同期用信号によるPLL動作が行われると、いずれのディスクであってもPLL回路がロックすることがあるためである。
従って、本発明では、スピンドルモーター駆動回路15に組み込まれているPLL回路がPLLロック状態にあるとき、回転数検出回路16によるスピンドルモーター2の回転数の検出動作を行うように構成されている。前記回転数検出回路16によるスピンドルモーター2の回転数の検出動作が行われると、その検出された回転数がシステム制御回路13に入力される。
前記回転数検出回路16によって検出された回転数がシステム制御回路13に入力されると、該システム制御回路13内に組み込まれているとともに各記録用ディスクに応じた回転数のデータが記憶されているメモリー回路(図示せず)に記憶されているデータと比較する動作が行われる。この場合、システム制御回路13による各種の制御動作は、ディスク1が第1記録用ディスクであると想定して設定されているため、回転数が第1記録用ディスクのデータとして設定されている回転数と合致するか否かの判定動作が行われる。
斯かる判定動作によって第1記録用ディスクのデータとして設定されている回転数と合致すると判定された場合には、ディスク1の種類は第1記録用ディスクであると判定されることになり、以後第1記録用ディスクとしての記録動作及び再生動作が行われることになる。
前述した判定動作によって回転数検出回路16により検出された回転数が第1記録用ディスクのデータとして設定されている回転数と合致しなかった場合には、ディスク1は第2記録用ディスクであると判定することが出来る。しかしながら、斯かる判定により第2記録用ディスクであると判定されてもこの判定は、確定とは言えない。即ち、その他の影響、例えばディスクの回転特性の悪化等によって回転数が合致しない場合があるからである。
従って、本発明では、第1記録用ディスクではないと判定された場合には、システム制御回路13による各種の設定動作を第2記録用ディスクとして想定して切換設定した後、前述した動作を行うように構成されている。斯かる動作を行い、PLL回路のPLLロック状態が検出されたとき、スピンドルモーター2の回転速度を検出し、その回転速度がシステム制御回路13内に組み込まれているメモリー回路に記憶されている第2記録用ディスクの回転数のデータと合致するか否かの判定動作が行われる。斯かる動作によって回転数が合致した場合にディスク1の種類は第2記録用ディスクであると判定されることになり、以後第2記録用ディスクとしての記録動作及び再生動作が行われることになる。
スピンドルモーター駆動回路15に組み込まれているPLL回路のPLL動作がロックされた場合には、前述した動作が行われるが、PLL動作がロックされない場合の動作について説明する。
最初の動作、即ちディスク1を第1記録用ディスクであると想定した場合におけるPLLロック判定動作によってロック状態にならないと判定された場合には、ディスク1は第1記録用ディスクではないと判定することが出来る。そして、この場合には、システム制御回路13による各種の設定動作を第2記録用ディスクとして想定して切換設定した後、前述した動作を行うように構成されている。
斯かる動作によって、PLL動作がロックされたか否かの判定動作を行い、PLL動作がロックされた場合には、ディスク1は記録用ディスクであると判定することが出来る。しかしながら、ディスク1が第2記録用ディスクであるか第1記録用ディスクであるかは確定しない。即ち、2つの記録用ディスクより得られるウォブル信号の周波数は、規格上相違しているが、ウォブル信号から得られる同期用信号によるPLL動作が行われると、いずれのディスクであってもPLL回路がロックすることがあるためである。
従って、本発明では、スピンドルモーター駆動回路15に組み込まれているPLL回路がPLLロック状態にあるとき、回転数検出回路16によるスピンドルモーター2の回転数の検出動作を行うように構成されている。前記回転数検出回路16によるスピンドルモーター2の回転数の検出動作が行われると、その検出された回転数がシステム制御回路13に入力される。
前記回転数検出回路16によって検出された回転数がシステム制御回路13に入力されると、該システム制御回路13内に組み込まれているメモリー回路に記憶されているデータと比較する動作が行われる。この場合、システム制御回路13による各種の制御動作は、ディスク1が第2記録用ディスクであると想定して設定されているため、回転数が第2記録用ディスクのデータとして設定されている回転数と合致するか否かの判定動作が行われる。
斯かる判定動作によって第2記録用ディスクのデータとして設定されている回転数と合致すると判定された場合には、ディスク1の種類は第2記録用ディスクであると判定されることになり、以後第2記録用ディスクとしての記録動作及び再生動作が行われることになる。
ディスク1を第1記録用ディスク又は第2記録用ディスクと想定し、スピンドルモーター駆動回路15による線速度一定制御のためのPLL動作がロックする場合の動作は前述したように行われるが、PLL動作がいずれの場合にもロックしない場合について説明する。ディスク1を第1記録用ディスク及び第2記録用ディスクと想定してもPLL動作がロックしない場合には、ディスク1は記録用ディスクではなく再生専用ディスクであると判定することが出来る。即ち、ウォブル信号から抽出される同期用信号を利用したスピンドルサーボ、即ちウォブルサーボ動作を行うことが出来ないので、ディスク1はウォブル信号が記録されていないディスク、即ち再生専用ディスクであると判定することが出来る。
そして、再生専用ディスクであると判定された場合には、システム制御回路13による各種の設定を再生専用ディスクを使用する状態に変更する動作が行われる。このように変更する動作が行われる結果、ディスク1に記録されている信号を再生するための動作が行われる。
本発明に係る光ディスク記録再生装置の一実施例を示す回路図である。
符号の説明
1 ディスク
2 スピンドルモーター
3 光学式ピックアップ
4 レーザーダイオード
5 光検出器
8 光検出信号出力回路
9 フォーカスサーボ回路
10 トラッキングサーボ回路
12 デジタル信号処理回路
13 システム制御回路
14 レーザー駆動回路
15 スピンドルモーター駆動回路
16 回転数検出回路
17 同期用信号抽出回路

Claims (8)

  1. 再生専用ディスク、プリグルーブが異なる規格にて設けられている第1記録用ディスク及び第2記録用ディスクを使用することが出来るとともに各ディスクの規格に応じたトラッキングサーボ動作及び各ディスクから再生される同期用信号を利用してディスクを規定の線速度にて回転駆動制御する制御回路を備えた光ディスク記録再生装置において、ディスク上の所定の位置に光学式ピックアップを移動させた後プリグルーブより得られる同期用信号を利用して該ディスクを第1記録用ディスクとして線速度一定になるように回転駆動制御し、その回転駆動動作がロック状態になるか否かを判定することにより第1記録用ディスクか否かの判定を行うようにしたことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  2. ロック状態になると判定されたとき、ディスクの回転数を検出し、その回転数が所定回転数のとき、第1記録用ディスクであると判定するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク記録再生装置。
  3. ロック状態になると判定されたとき、ディスクの回転数を検出し、その回転数が所定回転数ではないとき、第2記録用ディスクであると判定するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク記録再生装置。
  4. ロック状態にならないと判定されたとき、ディスクは第1記録用ディスクではないと判定するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク記録再生装置。
  5. ロック状態にならないと判定されたとき、ディスクを第2記録用ディスクとして線速度一定になるように回転駆動制御し、その回転駆動動作がロック状態になるか否かを判定することにより第2記録用ディスクか否かの判定を行うようにしたことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク記録再生装置。
  6. ロック状態になると判定されたとき、ディスクの回転数を検出し、その回転数が所定回転数のとき、第2記録用ディスクであると判定するようにしたことを特徴とする請求項5に記載の光ディスク記録再生装置。
  7. ロック状態になると判定されたとき、ディスクの回転数を検出し、その回転数が所定回転数ではないとき、第2記録用ディスクではないと判定するようにしたことを特徴とする請求項5に記載の光ディスク記録再生装置。
  8. ロック状態にならないと判定されたとき、再生用ディスクであると判定するようにしたことを特徴とする請求項5に記載の光ディスク記録再生装置。
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