JP4899748B2 - 車両の制御装置、制御方法およびその制御方法をコンピュータに実現させるプログラムならびにそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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本実施の形態に係る制御装置を含む車両のパワートレーンについて説明する。本実施の形態では、自動変速機を、ロックアップクラッチが設けられた、流体継手であるトルクコンバータと、変速機構とを有する自動変速機として説明する。なお、本実施の形態において、自動変速機は、ロックアップクラッチが設けられた流体継手を有していればよく、有段式の自動変速機であってもよいし、無段式自動変速機であってもよい。ロックアップクラッチは、係合することにより流体継手の入力軸と出力軸とを直結し、解放することにより入力軸と出力軸とを離隔する機械要素である。
本実施の形態において、回転数変化量判定部502、フューエルカット復帰判定部504、外乱判定部506、急低下予測判定部508およびLC制御部510は、いずれも演算処理部500であるCPUが記憶部600に記憶されたプログラムを実行することにより実現される、ソフトウェアとして機能するものとして説明するが、ハードウェアにより実現されるようにしてもよい。なお、このようなプログラムは記録媒体に記録されて車両に搭載される。
たとえば、車両が定常走行している場合を想定する。このとき、運転者によりブレーキペダルが踏み込まれていないと、ブレーキ信号はオフである。また、運転者によりアクセルペダルも踏み込まれていない場合はフューエルカット制御が実施されるため、フューエルカット信号はオンである。このとき、ECT_EC1020は、車速とスロットル開度とに基づいて特定されるマップ上の位置が、ロックアップクラッチ202の係合可能領域内であることを判断すると、ロックアップクラッチ202のソレノイドバルブに対して、係合制御を示す信号をロックアップ制御信号として出力する。
上述と同様に、車両が定常走行している場合を想定する。このとき、運転者によりブレーキペダルが踏み込まれていないと、ブレーキ信号はオフである。また、運転者によりアクセルペダルも踏み込まれていない場合はフューエルカット制御が実施されるため、フューエルカット信号はオンである。このとき、ECT_ECU1020は、車速とスロットル開度とに基づいて特定されるマップ上の位置が、ロックアップクラッチ202の係合可能領域内であることを判断すると、ロックアップクラッチ202のソレノイドバルブに対して係合制御を示す信号をロックアップ制御信号として出力する。
以下、本発明の第2の実施の形態に係る車両の制御装置について説明する。本実施の形態に係る車両の制御装置を搭載する車両は、上述の第1の実施の形態に係る車両の制御装置を搭載する車両の構成と比較して、ECT_ECU1020で実行されるプログラムの制御構造が異なる。それ以外の構成は、上述の第1の実施の形態に係る車両の制御装置を搭載する車両の構成と同じ構成である。それらについては同じ参照符号が付してある。それらの機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰り返さない。
Claims (14)
- エンジンと流体継手を有する自動変速機とを搭載した車両の制御装置であって、前記流体継手には、係合することにより入力軸と出力軸とを直結し、解放することにより前記入力軸と前記出力軸とを離隔する機械要素が設けられ、
前記エンジンがフューエルカット制御から復帰することにより前記エンジンの回転数の低下が生じている第1状態であるか否かを判定するための低下判定手段と、
前記エンジンが前記第1状態でない場合には、前記車両の状態が、前記回転数の変化の大きさが第1しきい値よりも大きくなる状態になると、前記機械要素が解放されるように前記機械要素を制御し、前記エンジンが前記第1状態である場合には、前記車両の状態が、前記回転数の変化の大きさが前記第1しきい値よりも大きくなる状態になっても、前記エンジンが前記第1状態でない場合よりも前記機械要素が緩やかに解放されるように前記機械要素を制御するための制御手段とを含む、車両の制御装置。 - 前記制御手段は、前記エンジンが前記第1状態でなく、かつ、前記車両の状態が、前記回転数の変化の大きさが前記第1しきい値よりも大きい状態である場合には、前記機械要素の係合力が第1変化量で解放されるように前記機械要素を制御し、前記エンジンが前記第1状態である場合、および、前記車両の状態が、前記回転数の変化の大きさが前記第1しきい値以下となる状態である場合のうちの少なくともいずれか一方の場合には、前記車両の状態が前記機械要素の解放領域に対応する状態であると、前記機械要素の前記係合力が第2変化量で解放されるように前記機械要素を制御し、
前記第1変化量は、前記第2変化量よりも前記機械要素が急解放される値である、請求項1に記載の車両の制御装置。 - 前記制御手段は、前記エンジンが前記第1状態でなく、かつ、前記車両の状態が、前記回転数の変化の大きさが前記第1しきい値よりも大きくなる状態である場合、および、前記エンジンが前記第1状態であって、かつ、前記車両の状態が、前記回転数の変化の大きさが第2しきい値よりも大きくなる状態である場合には、前記機械要素の係合力が第1変化量で解放されるように前記機械要素を制御し、
前記第2しきい値は、前記第1しきい値よりも大きい値である、請求項1に記載の車両の制御装置。 - 前記制御手段は、前記エンジンが前記第1状態でなく、かつ、前記車両の状態が、前記回転数の変化の大きさが前記第1しきい値以下となる状態である場合、および、前記エンジンが前記第1状態であって、かつ、前記車両の状態が、前記回転数の変化の大きさが前記第2しきい値以下となる状態である場合のうちの少なくともいずれか一方の場合には、前記車両の状態が前記機械要素の解放領域に対応する状態であると、前記機械要素の前記係合力が第2変化量で解放されるように前記機械要素を制御し、
前記第1変化量は、前記第2変化量よりも前記機械要素が急解放される値である、請求項3に記載の車両の制御装置。 - 前記低下判定手段は、前記フューエルカット制御から復帰した後の予め定められた期間は、前記回転数の低下が生じていることを判定するための手段を含む、請求項1〜4のいずれかに記載の車両の制御装置。
- 前記低下判定手段は、前記フューエルカット制御から復帰してから予め定められた時間が経過するまでは、前記回転数の低下が生じていることを判定するための手段を含む、請求項5に記載の車両の制御装置。
- 前記低下判定手段は、前記フューエルカット制御から復帰した後、予め定められた時間が経過した第1の時点から前記第1の時点よりも遅い第2の時点までは、前記回転数の低下が生じていることを判定するための手段を含む、請求項5に記載の車両の制御装置。
- 前記低下判定手段は、前記機械要素の解放制御が開始された後、予め定められた期間は、前記回転数の低下が生じていることを判定するための手段を含む、請求項1〜4のいずれかに記載の車両の制御装置。
- 前記低下判定手段は、前記機械要素の前記解放制御が開始されてから予め定められた時間が経過するまでは、前記回転数の低下が生じていることを判定するための手段を含む、請求項8に記載の車両の制御装置。
- 前記低下判定手段は、前記機械要素の前記解放制御が開始された後、予め定められた時間が経過した第1の時点から前記第1の時点よりも遅い第2の時点までは、前記回転数の低下が生じていることを判定するための手段を含む、請求項8に記載の車両の制御装置。
- 前記流体継手は、トルクコンバータであって、
前記機械要素は、ロックアップクラッチである、請求項1〜10のいずれかに記載の車両の制御装置。 - エンジンと流体継手を有する自動変速機とを搭載した車両の制御方法であって、前記流体継手には、係合することにより前記入力軸と前記出力軸とを直結し、解放することにより前記入力軸と前記出力軸とを離隔する機械要素が設けられ、
前記エンジンがフューエルカット制御から復帰することにより前記エンジンの回転数の低下が生じている第1状態であるか否かを判定するステップと、
前記エンジンが前記第1状態でない場合には、前記車両の状態が、前記回転数の変化の大きさが第1しきい値よりも大きい状態になると、前記機械要素が解放されるように前記機械要素を制御するステップと、
前記エンジンが前記第1状態である場合には、前記車両の状態が、前記回転数の変化の大きさが前記第1しきい値よりも大きい状態になっても、前記エンジンが前記第1状態でない場合よりも前記機械要素が緩やかに解放されるように前記機械要素を制御するステップとを含む、車両の制御方法。 - 請求項12に記載の車両の制御方法をコンピュータに実現させるプログラム。
- 請求項12に記載の車両の制御方法をコンピュータに実現させるプログラムを記録した記録媒体。
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