JP2009257364A - 車両の制御装置および制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ベルト式無段変速機を備えた車両において、駆動輪がスリップ状態からグリップ状態に復帰する際に駆動源からベルト式無段変速機に入力されるトルクを低減する。
【解決手段】ベルト式無段変速機を備えた車両において、ECUは、駆動輪の回転数に応じた駆動輪速VDと従動輪の回転数に応じた実車速VTとの差が所定速度ΔVを超えていると(S100にてYES)、駆動輪がスリップ状態であると判断して、実車速VTに基づいてグリップ復帰時の上限変速比γ(G)を算出し(S102)、エンジン回転数NEの単位時間当たりの減少量ΔNEが所定値を超えると(S104にてYES)、駆動輪がスリップ状態からグリップ状態に復帰し始めたと判断し、目標変速比を通常値から上限変速比γ(G)に増加させて、ダウンシフトを実行する(S106)。
【選択図】図4

Description

本発明は、自動変速機を備えた車両の制御に関し、特に、駆動輪がスリップ状態からグリップ状態に復帰する際の変速制御に関する。
車両が氷上等の摩擦係数の小さい路面を発進する際に、駆動輪が路面に対して空転するスリップ状態に陥ることがある。スリップ状態に陥ると、駆動輪の空転によって駆動輪の回転数(回転速度)から算出される車速(以下「駆動輪速」ともいう)は増加するが、車両の実際の車速(以下「実車速」ともいう)は低いままである。自動変速機は、車速やアクセル開度等から車両の状態を検出して自動変速を行うものであるが、スリップ状態に陥ると、実車速に対して駆動輪速が大きい状況となるため、必要の無い変速動作を行ってしまうことになる。このような事情に鑑みて、駆動輪のスリップを確実に検出することができ、変速禁止等の適切なスリップ時のための特定制御をなし得る技術が、たとえば特開2006−153103号公報(特許文献1)に開示されている。
特開2006−153103号公報に開示された自動変速装置は、駆動輪がスリップ状態にある場合に、自動変速機に対して通常の変速制御と、通常の変速制御とは別の特定制御をなし得るように構成されている。この自動変速装置は、少なくとも駆動輪の回転速度に比例する回転部材の回転速度をセンシングする機能を有し、回転部材の回転速度の変化が、駆動輪がスリップ状態からグリップを回復したことを示す場合に、それ以前がスリップ状態であったものと判断し、特定制御として所定時間変速を抑止する変速禁止制御を実行する。
特開2006−153103号公報に開示された自動変速装置によれば、すでに発生しているスリップを確実に検出することが可能となり、所定時間変速を抑止する変速禁止制御を好ましいタイミングで開始させることが可能となる。そのため、スリップ時の自動変速機の挙動を安定させてクラッチを保護することができる。
特開2006−153103号公報 特開2001−132828号公報 特開2001−99300号公報
ところで、上述したように、スリップ状態では実車速に対して駆動輪速が大きいため、駆動輪がスリップ状態からグリップ状態に復帰した瞬間、駆動輪の回転数が急激に低下し、同時に自動変速機の出力軸および入力軸の回転数も急激に低下してしまう。そのため、駆動源(たとえばエンジン)の過大なイナーシャトルクが自動変速機の入力軸に入力され、自動変速機の異常が生じる原因ともなり得る。
たとえば、駆動側プーリと従動側プーリとにベルトを巻掛け、それぞれのプーリに対するベルトの巻き掛け半径(有効径)を連続的に変化させて変速比を無段階に設定するように構成されるベルト式の無段変速機(CVT:Continuously Variable Transmission)においては、グリップ復帰時に、ベルトによる伝達可能トルク容量を超える過大なイナーシャトルクが駆動源から駆動側プーリに入力されると、ベルトが滑ってしまいベルトを損傷させる原因ともなり得る。
しかしながら、特開2006−153103号公報には、グリップ復帰時に駆動源から自動変速機の入力軸に入力されるトルクを低減する技術については何ら開示されていない。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、駆動源の回転を変速して車両の駆動輪に伝達する自動変速機を備えた車両において、駆動輪がスリップ状態からグリップ状態に復帰する際に駆動源から自動変速機に入力されるトルクを低減することによって自動変速機を保護することができる制御装置および制御方法を提供することである。
第1の発明に係る制御装置は、駆動源の回転を変速して駆動輪に伝達する自動変速機を備えた車両を制御する。この制御装置は、駆動輪がスリップ状態であるか否かを判断するためのスリップ判断手段と、スリップ判断手段によって駆動輪がスリップ状態であると判断された場合、駆動輪がスリップ状態からグリップ状態に復帰し始めたか否かを判断するための復帰開始判断手段と、復帰開始判断手段によって駆動輪がグリップ状態に復帰し始めたと判断された場合は判断されない場合に比べて、自動変速機の変速比を増加させるための増加手段とを含む。
第2の発明に係る制御装置においては、第1の発明の構成に加えて、増加手段は、駆動源の回転数が予め定められた限界回転数を超えないように、駆動輪がグリップ状態に復帰し始めたと判断された時の実車速に基づいて変速比を増加させる。
第3の発明に係る制御装置は、第2の発明の構成に加えて、駆動源の回転数が限界回転数を超えない上限変速比を実車速に対応させて設定したマップを予め記憶するための記憶手段をさらに含む。増加手段は、記憶手段に記憶されたマップを参照して、駆動輪がグリップ状態に復帰し始めたと判断された時の実車速に対応する上限変速比を算出し、算出された上限変速比以下の値に変速比を増加させる。
第4の発明に係る制御装置においては、第2または3の発明の構成に加えて、車両には、駆動輪に加えて、駆動源からの駆動力が伝達されない従動輪が備えられる。制御装置は、従動輪の回転数に基づいて実車速を検出するための手段をさらに含む。
第5の発明に係る制御装置においては、第1の発明の構成に加えて、車両には、駆動輪に加えて、駆動源からの駆動力が伝達されない従動輪が備えられる。スリップ判断手段は、駆動輪の回転数と従動輪の回転数との差が所定回転数を越える場合に、駆動輪がスリップ状態であると判断する。
第6の発明に係る制御装置においては、第1の発明の構成に加えて、復帰開始判断手段は、駆動源、駆動輪および駆動輪に応じて回転する回転部材の少なくともいずれかの回転数の単位時間あたりの減少量が所定値を超えた場合に、駆動輪がグリップ状態に復帰し始めたと判断する。
第7の発明に係る制御装置は、第1の発明の構成に加えて、復帰開始判断手段によってグリップ状態に復帰し始めたと判断された場合は判断されない場合に比べて、駆動源の出力を低下させるための手段をさらに含む。
第8の発明に係る制御装置においては、第1の発明の構成に加えて、自動変速機は、ベルト式の無段変速機である。
第9〜16の発明に係る制御方法は、それぞれ第1〜8の発明に係る制御装置と同様の要件を備える。
本発明によれば、駆動輪がスリップ状態からグリップ状態に復帰し始めたと判断された場合、自動変速機の変速比が増加され、自動変速機がダウンシフトされる。このダウンシフトによって、グリップ復帰時の自動変速機の入力軸回転数の急激な低下が抑制される。そのため、過大なイナーシャトルクが駆動源から自動変速機の入力軸に入力されることを抑制して自動変速機を保護することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1を参照して、本実施の形態に係る制御装置を含む車両のパワートレーンについて説明する。なお、本実施の形態においては、自動変速機としてベルト式無段変速機300を用いた場合について説明するが、本発明に係る制御装置を適用可能な自動変速機は、ベルト式無段変速機300に限定されず、たとえばトロイダル式の無段変速機であってもよいし、有段の自動変速機であってもよい。
図1に示すように、この車両のパワートレーンは、エンジン100と、トルクコンバータ200と、前後進切換装置290と、ベルト式無段変速機300と、デファレンシャルギヤ800と、デファレンシャルギヤ800に接続された駆動輪(図示せず)と、エンジン100からの動力が伝達されない従動輪(図示せず)と、ECU8000と、油圧制御部1100とから構成される。
エンジン100の出力軸は、トルクコンバータ200の入力軸に接続される。エンジン100とトルクコンバータ200とは回転軸により連結されている。したがって、エンジン回転数センサ430により検出されるエンジン100の出力軸回転数NE(エンジン回転数NE)とトルクコンバータ200の入力軸回転数(ポンプ回転数)とは同じである。
トルクコンバータ200は、入力軸と出力軸とを直結状態にするロックアップクラッチ210と、入力軸側のポンプ羽根車220と、出力軸側のタービン羽根車230と、ワンウェイクラッチ250を有し、トルク増幅機能を発現するステータ240とから構成される。トルクコンバータ200とベルト式無段変速機300とは、回転軸により接続される。トルクコンバータ200の出力軸回転数NT(タービン回転数NT)は、タービン回転数センサ400により検出される。
トルクコンバータ200とベルト式無段変速機300との間には、オイルポンプ260が設けられる。オイルポンプ260は、たとえば、ギヤポンプであって、入力軸側のポンプ羽根車220が回転するとともに作動する。オイルポンプ260は、油圧制御部1100の各種ソレノイドに油圧を供給する。
ベルト式無段変速機300は、前後進切換装置290を介在させてトルクコンバータ200に接続される。ベルト式無段変速機300は、入力側のプライマリプーリ500と、出力側のセカンダリプーリ600と、プライマリプーリ500とセカンダリプーリ600とに巻き掛けられた金属製のベルト700とから構成される。プライマリプーリ500は、プライマリシャフトに固定された固定シーブおよびプライマリシャフトに摺動のみ自在に支持されている可動シーブからなる。セカンダリプーリ600は、セカンダリシャフトに固定されている固定シーブおよびセカンダリシャフトに摺動のみ自在に支持されている可動シーブからなる。
プライマリプーリ500の回転数(プライマリプーリ回転数)NINは、プライマリプーリ回転数センサ410により検出され、セカンダリプーリ600の回転数(セカンダリプーリ回転数)NOUTは、セカンダリプーリ回転数センサ420により検出される。
プライマリプーリ500およびセカンダリプーリ600の油圧アクチュエータ(いずれも図示せず)には、それぞれ作動油が給排されている。変速は、各プーリ500,600の固定シーブと可動シーブとの間の溝幅を連続的に変化させることにより、ベルトの巻き掛け半径が大小に変化して行なわれる。
油圧制御部1100は、ベルト式無段変速機300の実変速比(プライマリプーリ回転数NIN/セカンダリプーリ回転数NOUT)が、ECU8000から送信される目標変速比となるように、プライマリプーリ500の油圧アクチュエータに供給される油圧を制御する。
さらに、油圧制御部1100は、セカンダリプーリ600の可動シーブを固定シーブ側に押圧してベルトを挟みつけてトルクを伝達するのに必要な張力が発現するようにセカンダリプーリ600の油圧アクチュエータに供給される油圧を制御する。
前後進切換装置290は、ダブルピニオンプラネタリギヤ、リバース(後進用)ブレーキB1および入力クラッチC1を有している。プラネタリギヤは、そのサンギヤが入力軸に連結されており、第1および第2のピニオンP1,P2を支持するキャリヤCRがプライマリ側固定シーブに連結されており、そしてリングギヤRが後進用摩擦係合要素となるリバースブレーキB1に連結されており、またキャリヤCRとリングギヤRとの間に入力クラッチC1が介在している。この入力クラッチ310は、前進クラッチやフォワードクラッチとも呼ばれ、パーキング(P)ポジション、Rポジション、Nポジション以外の車両が前進するときに必ず係合状態で使用される。
これらのパワートレーンを制御するECU8000および油圧制御部1100について説明する。
ECU8000には、エンジン回転数センサ430からのエンジン回転数NE、タービン回転数センサ400からのタービン回転数NT、プライマリプーリ回転数センサ410からのプライマリプーリ回転数NIN、およびセカンダリプーリ回転数センサ40からのセカンダリプーリ回転数NOUTが、それぞれ入力される。
さらに、ECU8000には、駆動輪速センサ440、実車速センサ450、アクセル開度センサ460がハーネスなどを経由して接続されている。
駆動輪速センサ440は、駆動輪の回転数に基づく車速(駆動輪速)VDを検出する。実車速センサ450は、従動輪の回転数に基づいて、車両の実際の速度(実車速)VTを検出する。アクセル開度センサ460は、アクセルペダルの開度(アクセル開度)ACCを検出する。これらの各センサは、検出結果を表わす信号をECU8000に送信する。
なお、実車速センサ450は、駆動輪がスリップ状態か否かの影響を受けることなく実車速VTを検出可能であればよく、必ずしも従動輪の回転数に基づいて実車速VTを検出することには限定されない。たとえば、車両の前後方向の加速度を検出し、検出された加速度から実車速VTを検出するようにしてもよい。
ECU8000は、エンジン100の出力制御、ベルト式無段変速機300の変速制御、ベルト挟圧力制御、前後進切換装置290の係合/解放制御などを実行する。
エンジン100の出力制御は、エンジン100に備えられる電子スロットルバルブ、燃料噴射装置、点火装置(いずれも図示せず)などによって行なわれる。ECU8000は、アクセル開度ACCなどに応じた制御信号を電子スロットルバルブ、燃料噴射装置、点火装置に出力することにより、エンジン100の出力を制御する。
ベルト式無段変速機300の変速制御、ベルト挟圧力制御、前後進切換装置290の係合/解放制御は、油圧制御部1100によって行なわれる。
油圧制御部1100は、変速速度制御部1110と、ベルト挟圧力制御部1120と、ライン圧制御部1130と、ロックアップ係合圧制御部1132と、クラッチ圧制御部1140と、マニュアルバルブ1150とを含む。
ECU8000は、油圧制御部1100の変速制御用デューティソレノイド(1)(以下「DS(1)」ともいう)1200と、変速制御用デューティソレノイド(2)(以下「DS(2)」ともいう)1210と、ベルト挟圧力制御用リニアソレノイド(以下「SLS」ともいう)1220と、ライン圧制御用リニアソレノイド(以下「SLT」ともいう)1230と、ロックアップ係合圧制御用デューティソレノイド(以下「DSU」ともいう)1240に対して制御信号を出力する。
変速速度制御部1110は、車速(駆動輪速VDあるいは実車速VT)やアクセル開度に応じて、DS(1)1200により、プライマリプーリ500の油圧アクチュエータへの作動油の流入量を制御することにより増速側の変速速度を制御する。さらに、変速速度制御部1110は、車速やアクセル開度に応じて、DS(2)1210により、プライマリプーリ500の油圧アクチュエータからの作動油の流出量を制御して減速側の変速速度を制御する。変速速度制御部1110によりプライマリプーリ500の油圧アクチュエータに対する作動油の流入量と流出量とを制御することにより変速制御が行なわれる。
ベルト挟圧力制御部1120は、プライマリプーリ500の入力軸トルクと変速比とに応じてSLS1220により、セカンダリプーリ600の油圧アクチュエータに供給される油圧を制御して、ベルト挟圧力を制御する。入力軸トルクは、たとえば、エンジン100の回転数、吸入空気量等に基づくエンジン100の出力トルクとトルクコンバータ200におけるトルク比とから推定されてもよいし、直接的に検出されてもよい。
ライン圧制御部1130は、ベルト挟圧力に対応するSLS1220に対する指示値とプライマリプーリ500の油圧アクチュエータに供給される油圧の推定値とからSLT1230によりライン圧を制御する。プライマリプーリ500のアクチュエータの油圧は、プライマリプーリ500の油圧アクチュエータへの作動油の流入量と流出量とに基づいて推定される。ここで、ライン圧とは、オイルポンプ260により供給された油圧がレギュレータバルブ(図示せず)により調圧された油圧である。
ロックアップ係合圧制御部1132は、DSU1240によりロックアップクラッチ210の係合と解放の切換え、および、ロックアップクラッチ210の係合圧の漸増および漸減を制御する。
マニュアルバルブ1150は、運転者のシフトレバーの操作に連動して作動して、油路を切換える。クラッチ圧制御部1140は、入力クラッチC1またはリバースブレーキB1の係合時に、SLT1230によりマニュアルバルブ1150を経由して供給される油圧を制御する。
ECU8000は、運転者がアクセルペダルを踏み込むと、車速とアクセル開度ACCとに応じた目標変速比を設定し、実変速比(プライマリプーリ回転数NIN/セカンダリプーリ回転数NOUT)が目標変速比となるように、DS(1)1200、DS(2)1210、SLS1220およびSLT1230に対して制御信号を出力する。
以上のような構成を備えた車両において、駆動輪が路面に対して空転するスリップ状態に陥ると、駆動輪の空転によって、実車速VTに対して駆動輪速VDが大きくなる。そして、駆動輪がスリップ状態からグリップ状態に復帰した瞬間、駆動輪の回転数がグリップ状態である従動輪の回転数まで急激に低下し、同時にセカンダリプーリ回転数NOUTおよびプライマリプーリ回転数NINも急激に低下してしまう。
そのため、グリップ復帰時には、エンジン100の過大なイナーシャトルクがやトルクコンバータ200を経由してプライマリプーリ500に入力される。このイナーシャトルクがベルト700による伝達可能トルク容量を超える場合には、ベルト700が滑ってしまいベルト700を損傷させる原因ともなり得る。
そこで、本実施の形態においては、駆動輪がスリップ状態であると、駆動輪がスリップ状態からグリップ状態に復帰し始めたか否かを判断し、グリップ状態に復帰し始めたと判断された場合、目標変速比をグリップ状態復帰開始前よりも増加させて、ベルト式無段変速機300をダウンシフトする。
図2に、本実施の形態に係る車両の制御装置であるECU8000の機能ブロック図を示す。ECU8000は、入力インターフェイス(入力I/F)8100と、演算処理部8200と、記憶部8300と、出力インターフェイス(出力I/F)8400とを含む。
入力インターフェイス8100は、駆動輪速センサ440からの駆動輪速VD、実車速センサ450からの実車速VT、アクセル開度センサ460からのアクセル開度ACCを受信して、演算処理部8200に送信する。
記憶部8300には、各種情報、プログラム、しきい値、マップ等が記憶され、必要に応じて演算処理部8200からデータが読み出されたり、格納されたりする。
演算処理部8200は、スリップ状態判断部8210と、上限変速比算出部8220と、グリップ状態判断部8230と、ダウンシフト制御部8240とを含む。
スリップ状態判断部8210は、駆動輪がスリップ状態であるか否かを判断する。スリップ状態判断部8210は、駆動輪速VDと実車速VTとの差が所定速度ΔVを超えている場合に、駆動輪がスリップ状態であると判断する。なお、駆動輪がスリップ状態であるか否かの判断手法は、これに限定されない。たとえば、ベルト式無段変速機300の入力軸トルクと実変速比とに基づいて車両の駆動力を推定し、推定された駆動力から求まる車両加速度と、セカンダリプーリ回転数NOUTの単位時間あたりの変化量から求まる車両加速度とに基づいて、駆動輪がスリップ状態であるか否かを判断するようにしてもよい。
上限変速比算出部8220は、スリップ状態判断部8210によって駆動輪がスリップ状態であると判断されると、エンジン回転数NEが予め定められた限界回転数を超えない上限変速比γ(G)を算出する。上限変速比算出部8220は、図3に示すような実車速VTをパラメータとする上限変速比γ(G)のマップを参照して、実車速センサ450からの実車速VTに対応する上限変速比γ(G)を算出する。
図3に示すマップは、予め記憶部8300に記憶されている。図3に示すマップにおいては、実車速VTと上限変速比γ(G)との積に基づいて算出されるエンジン回転数NEが予め定められた限界回転数を超えないように、実車速VTに対応させて上限変速比γ(G)が設定されている。
実車速VTが車速V(1)よりも低い領域では、上限変速比γ(G)は、ベルト式無段変速機300の最大変速比γmaxに設定される。この領域においては、最大変速比γmaxと実車速VTとの積に基づいて算出されるエンジン回転数NEは、予め定められた限界回転数よりも低い値となる。
実車速VTが車速V(1)よりも高い領域では、実車速VTと上限変速比γ(G)との積に基づいて算出されるエンジン回転数NEが予め定められた限界回転数よりも所定値だけ低くなるように、上限変速比γ(G)は、実車速VTの増加に応じて低下するように設定されている。
グリップ状態判断部8230は、駆動輪がスリップ状態からグリップ状態に復帰し始めたか否か、およびグリップ状態への復帰が完了したか否かを判断する。たとえば、グリップ状態判断部8230は、エンジン回転数NEの単位時間当たりの減少量ΔNEあるいはセカンダリプーリ回転数NOUTの単位時間当たりの減少量ΔNOUTに基づいて、駆動輪がスリップ状態からグリップ状態に復帰し始めたか否かを判断する。また、グリップ状態判断部8230は、駆動輪速VDと実車速VTとが一致したか否かに基づいて、グリップ状態への復帰が完了したか否かを判断する。
ダウンシフト制御部8240は、グリップ状態判断部8230によって駆動輪がスリップ状態からグリップ状態に復帰し始めたと判断された場合、目標変速比を通常値よりも大きい上限変速比γ(G)に増加させてダウンシフトさせる制御信号を、出力インターフェイス8400経由でDS(1)1200、DS(2)1210、SLS1220およびSLT1230に出力する。なお、目標変速比は、グリップ復帰開始前よりも大きい値であってかつ上限変速比γ(G)よりも小さい値に設定されてもよい。
ダウンシフト制御部8240は、グリップ状態判断部8230によってグリップ状態への復帰が完了したと判断された場合、目標変速比を上限変速比γ(G)から通常値に低下させてダウンシフトを終了させる制御信号を、出力インターフェイス8400経由でDS(1)1200、DS(2)1210、SLS1220、およびSLT1230に出力する。
本実施の形態において、スリップ状態判断部8210と、上限変速比算出部8220と、グリップ状態判断部8230と、ダウンシフト制御部8240とは、いずれも演算処理部8200であるCPUが記憶部8300に記憶されたプログラムを実行することにより実現される、ソフトウェアとして機能するものとして説明するが、ハードウェアにより実現されるようにしてもよい。なお、このようなプログラムは記憶媒体に記録されて車両に搭載される。
以下、図4を参照して、本実施の形態に係る制御装置であるECU8000で実行されるプログラムの制御構造について説明する。なお、このプログラムは、予め定められたサイクルタイムで繰り返し実行される。
ステップ(以下、ステップをSと略す)100にて、ECU8000は、駆動輪速VDと実車速VTとの差が所定速度ΔVを超えているか否かを判断する。所定速度ΔVを超えていると(S100にてYES)、処理はS102に移される。そうでないと(S100にてNO)、この処理は終了する。
S102にて、ECU8000は、実車速センサ450からの実車速VTに基づいて、グリップ復帰時の上限変速比γ(G)を算出する。ECU8000は、上述したように、記憶部8300に記憶されたマップ(図3参照)を参照して、実車速VTに対応する上限変速比γ(G)を算出する。
S104にて、ECU8000は、エンジン回転数NEの単位時間当たりの減少量ΔNEが所定値を超えたか否かを判断する。なお、本処理で、セカンダリプーリ回転数NOUTの単位時間当たりの減少量ΔNOUTが所定値を超えたか否かを判断するようにしてもよい。ΔNEが所定値を超えると(S104にてYES)、処理はS106に移される。そうでないと(S104にてNO)、処理はS102に戻される。
S106にて、ECU8000は、駆動輪がスリップ状態からグリップ状態に復帰し始めたと判断し、目標変速比を通常値からS102の処理で算出された上限変速比γ(G)に増加させて、ダウンシフトを実行する。
S108にて、ECU8000は、駆動輪速VDと実車速VTとが一致したか否かを判断する。駆動輪速VDと実車速VTとが一致すると(S108にてYES)、処理はS110に移される。そうでないと(S108にてNO)、処理はS108に戻され、駆動輪速VDと実車速VTとが一致するまで待つ。
S110にて、ECU8000は、目標変速比を上限変速比γ(G)から通常値に低下させて、ダウンシフトを終了する。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る制御装置であるECU8000の動作について、図5を参照しつつ説明する。
時刻t(1)にて、駆動輪がスリップ状態になったことによって、駆動輪速VDと実車速VTとの差が所定速度ΔVを超えると(S100にてYES)、グリップ状態である従動輪の回転数に基づく実車速VTに応じて上限変速比γ(G)が算出される(S102)。エンジン回転数NEの単位時間当たりの減少量ΔNEが所定値を超えるまでは(S104にてNO)、実車速VTに応じて上限変速比γ(G)が継続して算出される。
時刻t(2)にて、駆動輪がスリップ状態からグリップ状態に復帰し始めたことによって、エンジン回転数NEの単位時間当たりの減少量ΔNEが所定値を超えると(S104にてYES)、目標変速比を通常値から上限変速比γ(G)に増加されてダウンシフトが実行される(S106)。これにより、変速比を通常値のままにした場合(図5の一点鎖線参照)に比べて、グリップ復帰時のエンジン回転数NEを増加させて、ベルト入力トルク(エンジン100のイナーシャトルク)を低減することができる。これにより、ベルト滑りが抑制されるので、ベルト700の損傷を抑制することができる。
さらに、グリップ復帰時の目標変速比である上限変速比γ(G)は、グリップ状態である従動輪の回転数に基づく実車速VT(すなわち、グリップ復帰後の駆動輪速VDとほぼ一致する値)に基づいて、エンジン回転数NEが予め定められた限界回転数を超えない値に設定される。そのため、変速比の増加に伴なうエンジン100の損傷も抑制することができる。
以上のように、本実施の形態に係る制御装置によれば、駆動輪がスリップ状態からグリップ状態に復帰し始めたと判断された場合、ベルト式無段変速機300の目標変速比を増加して、自動変速機をダウンシフトさせる。そのため、駆動輪のグリップ復帰時にセカンダリプーリ回転数NOUTが急激に低下しても、入力側であるエンジン回転数NEの急激な低下が抑制される。これにより、過大なイナーシャトルクがエンジンからベルトに入力されることが抑制されるので、ベルト滑りが生じない。その結果、ベルトの損傷を抑制して、ベルト式無段変速機を保護することができる。
<変形例>
以下、前述の実施の形態の変形例について説明する。前述の実施の形態では、グリップ状態への復帰開始時にダウンシフトを実行したが、本変形例では、ダウンシフトの実行に加えて、エンジンの出力を低下させる。その他の制御ブロックおよびフローチャートは、前述の実施の形態と同じであるため、ここでの詳細な説明は繰返さない。
図6を参照して、本変形例に係る制御装置であるECU8000が実行するプログラムの制御構造について説明する。なお、図6に示したフローチャートの中で、前述の図4に示したフローチャートと同じ処理については同じステップ番号を付してある。それらについて処理も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
S200にて、ECU8000は、電子スロットルバルブの開度をアクセル開度ACCに応じた通常値よりも低下させる制御信号を電子スロットルバルブに出力して、エンジン100の出力を低下させる。
S202にて、ECU8000は、S202の処理で低下させていた電子スロットルバルブの開度をアクセル開度ACCに応じた通常値に増加させる制御信号を電子スロットルバルブに出力して、エンジン100の出力の低下を終了する。
以上のように、本変形においては、エンジン回転数NEの単位時間当たりの減少量ΔNEが所定値を超えると(S104にてYES)、ダウンシフトされる(S106)とともに、エンジン100の出力が低下される(S202)。そのため、グリップ復帰時にベルト700に入力されるトルクがさらに低減され、ベルト700の損傷をより適切に抑制することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に係る制御装置を含む車両のパワートレーンの制御ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る制御装置の機能ブロック図である。 実車速をパラメータとする上限変速比のマップを示す図である。 本発明の実施の形態に係る制御装置であるECUの制御構造を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る制御装置であるECUによって制御される目標変速比の変化を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態の変形例に係る制御装置であるECUの制御構造を示すフローチャートである。
符号の説明
100 エンジン、200 トルクコンバータ、210 ロックアップクラッチ、220 ポンプ羽根車、230 タービン羽根車、240 ステータ、250 ワンウェイクラッチ、260 オイルポンプ、290 前後進切換装置、300 ベルト式無段変速機、310 入力クラッチ、400 タービン回転数センサ、410 プライマリプーリ回転数センサ、420 セカンダリプーリ回転数センサ、430 エンジン回転数センサ、440 駆動輪速センサ、450 実車速センサ、460 アクセル開度センサ、500 プライマリプーリ、600 セカンダリプーリ、700 ベルト、800 デファレンシャルギヤ、1100 油圧制御部、1110 変速速度制御部、1120 ベルト挟圧力制御部、1130 ライン圧制御部、1132 ロックアップ係合圧制御部、1140 クラッチ圧制御部、1150 マニュアルバルブ、1220 ベルト挟圧力制御用リニアソレノイド、1230 ライン圧制御用リニアソレノイド、1240 ロックアップ係合圧制御用デューティソレノイド、8000 ECU、8100 入力インターフェイス、8200 演算処理部、8210 スリップ状態判断部、8220 上限変速比算出部、8230 グリップ状態判断部、8240 ダウンシフト制御部、8300 記憶部、8400 出力インターフェイス。

Claims (16)

  1. 駆動源の回転を変速して駆動輪に伝達する自動変速機を備えた車両の制御装置であって、
    前記駆動輪がスリップ状態であるか否かを判断するためのスリップ判断手段と、
    前記スリップ判断手段によって前記駆動輪が前記スリップ状態であると判断された場合、前記駆動輪が前記スリップ状態からグリップ状態に復帰し始めたか否かを判断するための復帰開始判断手段と、
    前記復帰開始判断手段によって前記駆動輪が前記グリップ状態に復帰し始めたと判断された場合は判断されない場合に比べて、前記自動変速機の変速比を増加させるための増加手段とを含む、車両の制御装置。
  2. 前記増加手段は、前記駆動源の回転数が予め定められた限界回転数を超えないように、前記駆動輪が前記グリップ状態に復帰し始めたと判断された時の実車速に基づいて前記変速比を増加させる、請求項1に記載の車両の制御装置。
  3. 前記制御装置は、前記駆動源の回転数が前記限界回転数を超えない上限変速比を実車速に対応させて設定したマップを予め記憶するための記憶手段をさらに含み、
    前記増加手段は、前記記憶手段に記憶された前記マップを参照して、前記駆動輪が前記グリップ状態に復帰し始めたと判断された時の実車速に対応する上限変速比を算出し、算出された上限変速比以下の値に前記変速比を増加させる、請求項2に記載の車両の制御装置。
  4. 前記車両には、前記駆動輪に加えて、前記駆動源からの駆動力が伝達されない従動輪が備えられ、
    前記制御装置は、前記従動輪の回転数に基づいて前記実車速を検出するための手段をさらに含む、請求項2または3に記載の車両の制御装置。
  5. 前記車両には、前記駆動輪に加えて、前記駆動源からの駆動力が伝達されない従動輪が備えられ、
    前記スリップ判断手段は、前記駆動輪の回転数と前記従動輪の回転数との差が所定回転数を越える場合に、前記駆動輪が前記スリップ状態であると判断する、請求項1に記載の車両の制御装置。
  6. 前記復帰開始判断手段は、前記駆動源、前記駆動輪および前記駆動輪に応じて回転する回転部材の少なくともいずれかの回転数の単位時間あたりの減少量が所定値を超えた場合に、前記駆動輪が前記グリップ状態に復帰し始めたと判断する、請求項1に記載の車両の制御装置。
  7. 前記制御装置は、前記復帰開始判断手段によって前記グリップ状態に復帰し始めたと判断された場合は判断されない場合に比べて、前記駆動源の出力を低下させるための手段をさらに含む、請求項1に記載の車両の制御装置。
  8. 前記自動変速機は、ベルト式の無段変速機である、請求項1に記載の車両の制御装置。
  9. 駆動源の回転を変速して駆動輪に伝達する自動変速機を備えた車両を制御する制御装置が行なう制御方法であって、
    前記駆動輪がスリップ状態であるか否かを判断するスリップ判断ステップと、
    前記スリップ判断ステップで前記駆動輪が前記スリップ状態であると判断された場合、前記駆動輪が前記スリップ状態からグリップ状態に復帰し始めたか否かを判断する復帰開始判断ステップと、
    前記復帰開始判断ステップで前記駆動輪が前記グリップ状態に復帰し始めたと判断された場合は判断されない場合に比べて、前記自動変速機の変速比を増加させる増加ステップとを含む、車両の制御方法。
  10. 前記増加ステップは、前記駆動源の回転数が予め定められた限界回転数を超えないように、前記グリップ状態に復帰し始めたと判断された時の実車速に基づいて前記変速比を増加させる、請求項9に記載の車両の制御方法。
  11. 前記制御装置は、前記駆動源の回転数が前記限界回転数を超えない上限変速比を実車速に対応させて設定したマップを予め記憶する記憶装置を備え、
    前記増加ステップは、前記記憶装置に記憶された前記マップを参照して、前記駆動輪が前記グリップ状態に復帰し始めたと判断された時の実車速に対応する上限変速比を算出し、算出された上限変速比以下の値に前記変速比を増加させる、請求項10に記載の車両の制御方法。
  12. 前記車両には、前記駆動輪に加えて、前記駆動源からの駆動力が伝達されない従動輪が備えられ、
    前記制御方法は、前記従動輪の回転数に基づいて前記実車速を検出するステップをさらに含む、請求項10または11に記載の車両の制御方法。
  13. 前記車両には、前記駆動輪に加えて、前記駆動源からの駆動力が伝達されない従動輪が備えられ、
    前記スリップ判断ステップは、前記駆動輪の回転数と前記従動輪の回転数との差が所定回転数を越える場合に、前記駆動輪が前記スリップ状態であると判断する、請求項9に記載の車両の制御方法。
  14. 前記復帰開始判断ステップは、前記駆動源、前記駆動輪および前記駆動輪に応じて回転する回転部材の少なくともいずれかの回転数の単位時間あたりの減少量が所定値を超えた場合に、前記駆動輪が前記グリップ状態に復帰し始めたと判断する、請求項9に記載の車両の制御方法。
  15. 前記制御方法は、前記復帰開始判断ステップで前記グリップ状態に復帰し始めたと判断された場合は判断されない場合に比べて、前記駆動源の出力を低下させるステップをさらに含む、請求項9に記載の車両の制御方法。
  16. 前記自動変速機は、ベルト式の無段変速機である、請求項9に記載の車両の制御方法。
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