JP4075671B2 - 車両の制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の自動変速機の制御装置に関し、特に、ニュートラル制御を実行する自動変速機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両に搭載される自動変速機は、エンジンとトルクコンバータ等を介して繋がるとともに複数の動力伝達経路を有してなる変速機構を有して構成され、たとえば、アクセル開度および車速に基づいて自動的に動力伝達経路の切換えを行なう、すなわち自動的に変速比(走行速度段)の切換えを行なうように構成される。一般的に、自動変速機を有した車両には運転者により操作されるシフトレバーが設けられ、シフトレバー操作に基づいて変速ポジション(たとえば、後進走行ポジション、ニュートラルポジション、前進走行ポジション)が設定され、このように設定された変速ポジション内(通常は、前進走行ポジション内)において自動変速制御が行われる。
【0003】
このような自動変速機を有した車両において、前進走行ポジションが設定されて車両が停止している状態では、アイドリング回転するエンジンからの駆動力がトルクコンバータを介して変速機に伝達され、これが車輪に伝達されるため、いわゆるクリープ現象が発生する。クリープ現象は、登坂路での停車からの発進をスムーズに行わせることができるなど、所定条件下では非常に有用なのであるが、車両を停止保持したいときには不要な現象であり、車両のブレーキを作動させてクリープ力を抑えるようになっている。すなわち、エンジンからのクリープ力をブレーキにより抑えるようになっており、その分エンジンの燃費が低下するという問題がある。
【0004】
このようなことから、前進走行ポジションにおいて、ブレーキペダルが踏み込まれてブレーキが作動されるとともにアクセルがほぼ全閉となって車両が停止している状態では、前進走行ポジションのまま変速機をニュートラルに近いニュートラル状態として、燃費の向上を図ることが提案されている。
【0005】
特開昭62−244725号公報(特許文献1)は、ニュートラル状態(アンチクリープ状態)からの復帰時にエンジントルクを低減させる制御方法を開示する。この制御方法は、走行レンジ(ポジション)が前進走行レンジ(ポジション)に設定されていて車両が実質的に停止しているアイドル運転時には、フォワードクラッチへ供給する油圧を低減させることによりフォワードクラッチの係合圧を低減せしめてクリープの発生を防止するアンチクリープ制御が実行される車両用自動変速機と組合わせて用いられる内燃機関の運転制御方法において、アンチクリープ制御の解除時には機関出力を一時的に低減せしめるものである。
【0006】
この制御方法によると、アンチクリープ制御の解除時、すなわちフォワードクラッチの係合過程時には、機関出力が低減されることになる。このため、フォワードクラッチの係合時におけるフォワードクラッチの摩擦材のエネルギ吸収量は少なくて済むようになり、フォワードクラッチの耐久性の低下が回避される。また、これに伴い、出力軸トルクの変動が大きくなることが回避され、ニュートラルレンジ(ポジション)から前進走行レンジ(ポジション)へのマニュアルシフトチェンジ時に大きなショックが生じることを回避できる。なお、特許文献1に開示された制御方法においては、機関出力の低減を終了させるタイミングを、タイマにより制御している。さらに、その変形例として機関回転数(エンジン回転数NE)に基づいて機関出力の低減を終了させるタイミングを制御している。さらに、同様の効果を得るために、特開平5−118435号公報(特許文献2)は、「タービン回転数NT<エンジン回転数NE×ギヤ比+定数」でエンジントルク(抑制)制御の終了を判定し、特開平10−194014号公報(特許文献3)は、「トルクコンバータのスリップ量やタービン回転数NTやタービン回転数NT−出力軸回転数NOUT×ギヤ比」でエンジントルク(抑制)制御の終了を判定している。
【0007】
【特許文献1】
特開昭62−244725号公報
【0008】
【特許文献2】
特開平5−118435号公報
【0009】
【特許文献3】
特開平10−194014号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した公報のいずれに開示されたエンジントルク(抑制)制御の終了を判定する方法では、以下の問題がある。ニュートラル制御を開始した直後に、ニュートラル制御の実行条件が満足されなくなって、ニュートラル制御から復帰する場合、フォワードクラッチ(入力クラッチ、前進クラッチともいう。)が係合から解放される途中で再係合の指令を受けたので、タービン回転数NTはまだ上昇途中にある。このため、タービン回転数は予め定められたしきい値以下であるというエンジントルク(抑制)制御の終了条件を満足している。そのためニュートラル制御からの復帰のための入力クラッチが十分に係合していない状態で、エンジントルクの抑制が終了してしまい、大きなショックが発生する。
【0011】
通常(すなわち、ニュートラル制御を開始した直後にニュートラル制御から復帰する場合以外を通常とする)、ニュートラル制御の開始後であって完全にニュートラル状態になってからニュートラル制御から復帰されるので、入力クラッチが解放から係合される途中であってタービン回転数NTは下降途中にある。そして、タービン回転数NTは予め定められたしきい値以下まで下降すると、入力クラッチは十分に係合していると判断して、エンジントルクの抑制を終了しても、ショックはもう発生しないのである。
【0012】
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ニュートラル制御を実行する自動変速機の制御装置であって、ニュートラル制御の開始直後に発生したニュートラル制御からの復帰時に、エンジントルクのトルクダウン制御が実行される場合におけるトルクダウン制御の終了を的確に実行して、入力クラッチの係合ショックをなくすことができる制御装置を提供することである。さらに、その目的は、降坂路において停止していた車両が、ニュートラル制御の開始直後に発生したニュートラル制御からの復帰時に、エンジントルクのトルクダウン制御が実行される場合におけるトルクダウン制御の終了を的確に実行して、入力クラッチの係合ショックをなくすことができる制御装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
第1の発明に係る制御装置は、流体継手および遊星歯車式減速機構を有する自動変速装置と、前進走行ポジションで車両の状態が予め定められた条件を満足して停止した場合に、入力クラッチを解放させるニュートラル制御装置と、ニュートラル制御装置によりニュートラル制御が実行されている状態が中止されて入力クラッチが係合される場合に、エンジントルクのトルクダウン制御を実行するトルクダウン制御装置とを搭載した車両を制御する。この制御装置は、自動変速装置の入力軸回転数を検知するための第1の検知手段と、自動変速装置の出力軸回転数を検知するための第2の検知手段と、第1の検知手段により検知された入力軸回転数の時間変化率が負でなくて、車両が停止していない場合に、入力軸回転数と出力軸回転数に自動変速装置におけるギヤ比を乗算した値との差と、予め定められた値とに基づいて、トルクダウン制御装置によるトルクダウン制御の実行を終了か継続させるかを判定するための判定手段とを含む。
【0014】
第1の発明によると、流体継手および遊星歯車式減速機構を有する自動変速装置にニュートラル制御を実行させて、ニュートラル制御からの復帰時に実行されるトルクダウン制御装置によるトルクダウン制御においては、変速装置の入力軸回転数としてたとえばタービン回転数が検知される。検知されたタービン回転数の時間変化率が負でなくて、たとえば降坂路において車両が停止状態から走行を開始した場合において、入力軸回転数であるタービン回転数から、出力軸回転数に自動変速装置におけるギヤ比を乗算した値を減算した値が、たとえば予め定められた値以下であると、降坂路において車両が動き始めていても、入力クラッチが十分に係合していると判断してトルクダウン制御を終了すると判定できる。このため、このタイミングでトルクダウン制御を終了させてもショックが発生しない。その結果、降坂路において車両が動き出していても、ニュートラル制御からの復帰時にエンジントルクのトルクダウン制御が実行される場合におけるトルクダウン制御の終了を的確に実行して、入力クラッチの係合ショックをなくすことができる制御装置を提供することができる。
【0015】
第2の発明に係る制御装置は、無段変速装置と、前進走行ポジションで車両の状態が予め定められた条件を満足して停止した場合に、入力クラッチを解放させるニュートラル制御装置と、ニュートラル制御装置によりニュートラル制御が実行されている状態が中止されて入力クラッチが係合される場合に、エンジントルクのトルクダウン制御を実行するトルクダウン制御装置とを搭載した車両を制御する。この制御装置は、無段変速装置の入力軸回転数を検知するための第1の検知手段と、無段変速装置のプライマリプーリの回転数を検知するための第2の検知手段と、第1の検知手段により検知された入力軸回転数の時間変化率が負でなくて、車両が停止していない場合に、入力軸回転数とプライマリプーリの回転数との差と、予め定められた値とに基づいて、トルクダウン制御装置によるトルクダウン制御の実行を終了か継続させるかを判定するための判定手段とを含む。
【0016】
第2の発明によると、無段変速装置にニュートラル制御を実行させて、ニュートラル制御からの復帰時に実行されるトルクダウン制御装置によるトルクダウン制御においては、変速装置の入力軸回転数としてたとえばタービン回転数が検知される。検知されたタービン回転数の時間変化率が負でなくて、たとえば降坂路において車両が停止状態から走行を開始した場合において、入力軸回転数であるタービン回転数からプライマリプーリの回転数を減算した値が、たとえば予め定められた値以下であると、降坂路において車両が動き始めていても、入力クラッチが十分に係合していると判断してトルクダウン制御を終了すると判定できる。このため、このタイミングでトルクダウン制御を終了させてもショックが発生しない。その結果、降坂路において車両が動き出していても、ニュートラル制御からの復帰時にエンジントルクのトルクダウン制御が実行される場合におけるトルクダウン制御の終了を的確に実行して、入力クラッチの係合ショックをなくすことができる制御装置を提供することができる。
【0017】
第3の発明に係る制御装置においては、第1または2の発明の構成に加えて、判定手段は、差が予め定められた値以下になると、トルクダウン制御装置によるトルクダウン制御の実行を終了すると判定するための手段を含む。
【0018】
第3の発明によると、入力軸回転数であるタービン回転数から、出力軸回転数に自動変速装置におけるギヤ比を乗算した値を減算した差や、入力軸回転数であるタービン回転数からプライマリプーリの回転数を減算した差が、予め定められた値以下になると、降坂路において車両が動き始めていても、入力クラッチが十分に係合していると判断できる。
【0019】
第4の発明に係る制御装置においては、第1〜3のいずれかの発明の構成に加えて、第1の検知手段は、入力軸回転数として、車両のタービン回転数を検知するための手段を含む。
【0020】
第4の発明によると、検知手段により検知された車両のタービン回転数に基づいて、トルクダウン制御の終了を的確に実行することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
【0022】
<第1の実施の形態>
以下、本発明の第1の実施の形態に係る制御装置を含む車両のパワートレーンについて説明する。本実施の形態に係る制御装置は、図1に示すECU(Electronic Control Unit)1000により実現される。本実施の形態では、自動変速機を流体継手としてトルクコンバータを備え、遊星歯車式減速機構を有する自動変速機として説明する。
【0023】
図1を参照して、本実施の形態に係る制御装置を含む車両のパワートレーンについて説明する。本実施の形態に係る制御装置は、図1に示すECT(Electronic Controlled Automatic Transmission)_ECU1000により実現される。
【0024】
図1に示すように、この車両のパワートレーンは、エンジン100と、トルクコンバータ200と、自動変速機300と、ECU1000とから構成される。
【0025】
エンジン100の出力軸は、トルクコンバータ200の入力軸に接続される。エンジン100とトルクコンバータ200とは回転軸により連結されている。したがって、エンジン回転数センサ400により検知されるエンジン100の出力軸回転数NE(エンジン回転数NE)とトルクコンバータ200の入力軸回転数(ポンプ回転数)とは同じである。
【0026】
トルクコンバータ200は、入力軸と出力軸とを直結状態にするロックアップクラッチ210と、入力軸側のポンプ羽根車220と、出力軸側のタービン羽根車230と、ワンウェイクラッチ250を有し、トルク増幅機能を発現するステータ240とから構成される。トルクコンバータ200と自動変速機300とは、回転軸により接続される。トルクコンバータ200の出力軸回転数NT(タービン回転数NT)は、タービン回転数センサ410により検知される。自動変速機300の出力軸回転数NOUTは、出力軸回転数センサ420により検知される。
【0027】
図2に自動変速機300の作動表を示す。図2に示す作動表によると、摩擦要素であるクラッチ要素(図中のC1〜C4)や、ブレーキ要素(B1〜B4)、ワンウェイクラッチ要素(F0〜F3)が、どのギヤ段の場合に係合および解放されるかを示している。車両の発進時に使用される1速時には、クラッチ要素(C1)、ワンウェイクラッチ要素(F0、F3)が係合する。これらのクラッチ要素の中で、特にクラッチ要素C1を入力クラッチ310という。この入力クラッチ310は、前進クラッチやフォワードクラッチとも呼ばれ、図2の作動表に示すように、パーキング(P)ポジション、後進走行(R)ポジション、ニュートラル(N)ポジション以外の、車両が前進するための変速段を構成する際に必ず係合状態で使用される。
【0028】
前進走行(D)ポジションであって、車両の状態が予め定められた条件を満足して停止した場合に、入力クラッチ310を解放して所定のスリップ状態にして、ニュートラルに近い状態にする制御をニュートラル制御という。
【0029】
これらのパワートレーンを制御するECU1000は、エンジン100を制御するエンジンECU1010と、自動変速機300を制御するECT(Electronic Controlled Automatic Transmission)_ECU1020と、VSC(Vehicle Stability Control)_ECU1030とを含む。
【0030】
ECT_ECU1020には、タービン回転数センサ410からタービン回転数NTを表わす信号が、出力軸回転数センサ420から出力軸回転数NOUTを表わす信号が入力される。また、ECT_ECU1020には、エンジンECU1010から、エンジン回転数センサ400にて検知されたエンジン回転数NEを表わす信号と、スロットルポジションセンサにて検知されたスロットル開度を表わす信号とが入力される。
【0031】
これら回転数センサは、トルクコンバータ200の入力軸、トルクコンバータ200の出力軸および自動変速機300の出力軸に、それぞれ取り付けられた回転検出用ギヤの歯に対向して設けられている。これらの回転数センサは、トルクコンバータ200の入力軸、トルクコンバータ200の出力軸および自動変速機300の出力軸の僅かな回転の検出も可能なセンサであり、たとえば、一般的に半導体式センサと称される磁気抵抗素子を使用したセンサである。
【0032】
さらに、ECT_ECU1020には、VSC_ECU1030から、Gセンサにて検知された車両加速度を表わす信号と、ブレーキ圧を表わす信号とが入力される。なお、以下の説明においては、このGセンサから入力された信号に基づいて、車両が降坂路において停止していると判断して、降坂路に停止したその車両において、ニュートラル制御が開始された直後にニュートラル制御からの復帰が発生したと想定する。
【0033】
ECT_ECU1020から、自動変速機300に、入力クラッチ310の係合圧指令信号と、ソレノイド制御信号が出力される。また、ECT_ECU1020から、エンジンECU1010に、トルクダウン要求信号が出力される。エンジンECU1010は、電磁スロットル弁を閉じて、エンジン100から出力されるトルクを低減させる。
【0034】
図3を参照して、本実施の形態に係る制御装置のECT_ECU1020において実行されるプログラムの制御構造について説明する。
【0035】
ステップ(以下、ステップをSと略す。)100にて、ECT_ECU1020は、ニュートラル制御からの復帰が開始されたか否かを判断する。この判断はニュートラル制御実行中にニュートラル制御からの復帰条件が成立したことにより判断される。ニュートラル制御からの復帰が開始されると(S100にてYES)、処理はS110へ移される。もしそうでないと(S100にてNO)、この処理は終了する。
【0036】
S110にて、ECT_ECU1020は、ニュートラル制御からの復帰が完了したか否かを判断する。この判断は、入力クラッチ310が所定の係合圧となり、タービン回転数NTが予め定められた回転数以下となった時間が所定の時間経過したこと、タービン回転数NTと出力軸回転数NOUTにギヤ比を乗算した値との差の絶対値が予め定められた値以下となった時間が所定の時間経過したことなどにより判断される。ニュートラル制御からの復帰が完了すると(S110にてYES)、この処理は終了する。もしそうでないと(S110にてNO)、処理はS120へ移される。
【0037】
S120にて、ECT_ECU1020は、タービン回転数の時間変化率ΔNTが負であるか否かを判断する。この判断は、タービン回転数センサ410からECT_ECU1020に入力されたタービン回転数NTを表わす信号の時間変化率(タービン回転数の時間変化率ΔNT)に基づいて行なわれる。タービン回転数の時間変化率ΔNTが負であると(S120にてYES)、処理はS130へ移される。もしそうでないと(S120にてNO)、処理はS140へ移される。
【0038】
S130にて、ECT_ECU1020は、{タービン回転数NT−(自動変速機の出力軸回転数NOUT×自動変速機のギヤ比)}が、予め定められたしきい値NTCNTREよりも小さいか否かを判断する。この判断は、ECT_ECU1020に、タービン回転数センサ410から入力されたタービン回転数NTを表わす信号、出力軸回転数センサ420から入力された出力軸回転数NOUTを表わす信号および自動変速機300のギヤ比を表わす信号に基づいて行なわれる。{タービン回転数NT−(自動変速機の出力軸回転数NOUT×自動変速機のギヤ比)}が、NTCNTREよりも小さい場合には(S130にてYES)、処理はS150へ移される。もしそうでないと(S130にてNO)、処理はS160へ移される。
【0039】
S140にて、ECT_ECU1020は、車速が0であるか否かを判断する。この判断は、たとえば、出力軸回転数センサ420から入力された出力軸回転数NOUTを表わす信号に基づいて行なわれる。車速が0であると(S140にてYES)、処理はS160へ移される。もしそうでないと(S140にてNO)、処理はS130へ移される。
【0040】
S150にて、ECT_ECU1020は、トルクダウン終了処理を実行する。このとき、ECT_ECU1020は、エンジンECU1010に対して、トルクダウン要求信号の出力を停止する。
【0041】
S160にて、ECT_ECU1020は、トルクダウン実行処理を行なう。このとき、ECT_ECU1020は、エンジンECU1010に、トルクダウン要求信号を送信する。
【0042】
ECT_ECU1020からトルクダウン要求信号を受信したエンジンECU1010は、エンジン100の電磁スロットル弁を通常の制御時よりも閉じるように制御する。また、ECT_ECU1020からエンジンECU1010に出力されていたトルクダウン要求信号が出力されなくなると、エンジンECU1010は、エンジン100の電磁スロットル弁の開度を通常制御の状態に戻す。
【0043】
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る制御装置を搭載した車両の動作について説明する。この動作の説明においても、前述のように、降坂路に停止した車両において、ニュートラル制御が開始された直後にニュートラル制御からの復帰が発生したと想定する。
【0044】
ニュートラル制御の開始直後に、ニュートラル制御の復帰条件が成立するとニュートラル制御からの復帰が開始される(S100にてYES)。ニュートラル制御からの復帰が完了する前であって(S110にてNO)、タービン回転数の時間変化率ΔNTが負であると(S120にてYES)、{タービン回転数NT−(自動変速機の出力軸回転数NOUT×自動変速機のギヤ比)}が、予め定められたしきい値NTCNTREよりも小さいか否かが判断される(S130)。
【0045】
{タービン回転数NT−(自動変速機の出力軸回転数NOUT×自動変速機のギヤ比)}が、予め定められたしきい値NTCNTRE以上の場合には(S130にてNO)、トルクダウン実行処理が行なわれる(S160)。また、タービン回転数の時間変化率ΔNTが0以上であって(S120にてNO)、かつ車速が0であっても(S140にてYES)、同じくトルクダウン実行処理が行なわれる(S160)。
【0046】
このとき、図4に示すようにトルクダウン要求信号がオン状態であり、ECT_ECU1020からエンジンECU1010にトルクダウン実行要求信号が送信される。トルクダウン要求信号を受信したエンジンECU1010は、電磁スロットル弁の開度を通常の制御状態からトルクダウン制御状態に移行させる。すなわち、電磁スロットル弁の開度を下げる。
【0047】
このように、ニュートラル制御からの復帰が開始されると、車両が平坦路に停止している場合には、図4に点線で示されるタービン回転数NT(平坦路NT)のように、入力クラッチ310が解放状態から係合状態になるに従い、タービン回転数NTは徐々に下降する。
【0048】
前述のように想定したように、車両が降坂路に停止した場合においてニュートラル制御からの復帰が開始されると、図4に実線で示されるタービン回転数NT(降坂路NT)のように、入力クラッチ310が解放状態から係合状態になるに従ってもタービン回転数NTは徐々に下降しないで、上昇する。すなわち、図4に示すように、降坂路に停止した車両のタービン回転数NTは、車両が動き出して、上昇し続けるが、{タービン回転数NT−(自動変速機の出力軸回転数NOUT×自動変速機のギヤ比)}が、予め定められたしきい値NTCNTREよりも小さい状態になると、ニュートラル制御からの復帰が完了したものと判断されて(S130にてYES)、トルクダウン制御が終了される(S150)。
【0049】
このS130における判断は、タービン回転数の時間変化率ΔNTが負である場合(S120にてYES)、タービン回転数の時間変化率ΔNTが0以上であってかつ車速が0でない場合(S120にてNOかつS140にてNO)に行なわれる。
【0050】
すなわち、図3および図4に示すように、タービン回転数の時間変化率ΔNTが負であって(S120にてYES)、かつ{タービン回転数NT−(自動変速機の出力軸回転数NOUT×自動変速機のギヤ比)}が、予め定められたしきい値NTCNTRE以上である(S130にてNO)場合には、ニュートラル制御からの復帰が完了しているものではないため、トルクダウン制御が実行される(S160)。また、タービン回転数の時間変化率ΔNTが0以上であって(S120にてNO)、車速が0である(S140にてYES)場合にも、ニュートラル制御からの復帰が完了しているものではないため、トルクダウンの実行が行なわれる。さらに、タービン回転数の時間変化率ΔNTが0以上であって(S120にてNO)、車速が0でなくて(S140にてNO)、{タービン回転数NT−(自動変速機の出力軸回転数NOUT×自動変速機のギヤ比)}が、予め定められたしきい値NTCNTRE以上である(S130にてNO)場合にも、ニュートラル制御からの復帰が完了しているものではないため、トルクダウンの実行が行なわれる。
【0051】
一方、図3および図4に示すように、タービン回転数の時間変化率ΔNTが負であって(S120にてYES)、かつ{タービン回転数NT−(自動変速機の出力軸回転数NOUT×自動変速機のギヤ比)}が、予め定められたしきい値NTCNTREよりも小さい(S130にてYES)場合には、ニュートラル制御からの復帰が完了しているものと判断して、トルクダウン制御が終了される(S150)。また、タービン回転数の時間変化率ΔNTが0以上であって(S120にてNO)、車速が0でなくて(S140にてNO)、{タービン回転数NT−(自動変速機の出力軸回転数NOUT×自動変速機のギヤ比)}が、予め定められたしきい値NTCNTREよりも小さい(S130にてYES)場合にも、ニュートラル制御からの復帰が完了しているものと判断して、トルクダウン制御が終了される(S150)。
【0052】
すなわち、車両が降坂路において、ニュートラル制御の開始直後にニュートラル制御から復帰される場合には、{タービン回転数NT−(自動変速機の出力軸回転数NOUT×自動変速機のギヤ比)}が、予め定められたしきい値NTCNTREよりも小さいか否かにより、ニュートラル制御からの復帰が完了しているか否かを判断して、トルクダウン制御を終了するか否かを決定している。
【0053】
以上のようにして、本実施の形態に係る制御装置によると、降坂路においてニュートラル制御の開始直後にニュートラル制御からの復帰が実行された場合、タービン回転数の時間変化率ΔNTが負であっても、{タービン回転数NT−(自動変速機の出力軸回転数NOUT×自動変速機のギヤ比)}が予め定められたしきい値以上であると、トルクダウン制御を実行する。一方、ニュートラル制御からの復帰が開始された後、タービン回転数の時間変化率ΔNTが負であって、{タービン回転数NT−(自動変速機の出力軸回転数NOUT×自動変速機のギヤ比)}が予め定められたしきい値よりも小さくなると、入力クラッチが解放状態から係合状態に移行したと判断して、エンジンのトルクダウン制御を終了させる。
【0054】
以上のようにして、降坂路に停止した車両において、ニュートラル制御の開始直後に発生したニュートラル制御からの復帰時に、エンジントルクのトルクダウン制御が実行される場合におけるトルクダウン制御の終了を的確に実行して、入力クラッチの係合ショックをなくすることができる。
【0055】
<第2の実施の形態>
図5を参照して、本発明の第2の実施の形態に係る制御装置を含む車両のパワートレーンについて説明する。本実施の形態に係る制御装置は、図5に示すECU2000により実現される。本実施の形態では、自動変速機をベルト式無段変速機(CVT:Continuously Variable Transmission)として説明する。
【0056】
図5に示すように、この車両のパワートレーンは、エンジン100と、トルクコンバータ200と、前後進切換え装置290と、CVT1300と、デファレンシャルギヤ800と、ECU2000と、油圧制御部1100とから構成される。
【0057】
エンジン100の出力軸は、トルクコンバータ200の入力軸に接続される。エンジン100とトルクコンバータ200とは回転軸により連結されている。したがって、エンジン回転数センサにより検知されるエンジン100の出力軸回転数NE(エンジン回転数NE)とトルクコンバータ200の入力軸回転数(ポンプ回転数)とは同じである。
【0058】
トルクコンバータ200は、入力軸と出力軸とを直結状態にするロックアップクラッチ210と、入力軸側のポンプ羽根車220と、出力軸側のタービン羽根車230と、ワンウェイクラッチ250を有し、トルク増幅機能を発現するステータ240とから構成される。トルクコンバータ200とCVT1300とは、回転軸により接続される。トルクコンバータ200の出力軸回転数NT(タービン回転数NT)は、タービン回転数センサ1400により検知される。
【0059】
CVT1300は、前後進切換え装置290を介してトルクコンバータ200に接続される。CVT1300は、入力側のプライマリプーリ500と、出力側のセカンダリプーリ600と、プライマリプーリ500とセカンダリプーリ600とに巻き掛けられた金属製のベルト700とから構成される。プライマリプーリ500は、プライマリシャフトに固定された固定シーブおよびプライマリシャフトに摺動のみ自在に支持されている可動シーブからなる。セカンダリプーリ700は、セカンダリシャフトに固定されている固定シーブおよびセカンダリシャフトに摺動のみ自在に支持されている可動シーブからなる。CVT1300の、プライマリプーリの回転数NINは、プライマリプーリ回転数センサ1410により、セカンダリプーリの回転数NOUTは、セカンダリプーリ回転数センサ1420により、検知される。
【0060】
これら回転数センサは、プライマリプーリやセカンダリプーリの回転軸やこれに繋がるドライブシャフトに、それぞれ取り付けられた回転検出用ギヤの歯に対向して設けられている。これらの回転数センサは、CVT1300の、入力軸であるプライマリプーリや出力軸であるセカンダリプーリの僅かな回転の検出も可能なセンサであり、たとえば、一般的に半導体式センサと称される磁気抵抗素子を使用したセンサである。
【0061】
前後進切換え装置290は、ダブルピニオンプラネタリギヤ、リバース(後進用)ブレーキB1および入力クラッチC1を有している。プラネタリギヤは、そのサンギヤが入力軸に連結されており、第1および第2のピニオンP1,P2を支持するキャリヤCRがプライマリ側固定シーブに連結されており、そしてリングギヤRが後進用摩擦係合要素となるリバースブレーキB1に連結されており、またキャリヤCRとリングギヤRとの間に入力クラッチC1が介在している。この入力クラッチ310は、前進クラッチやフォワードクラッチとも呼ばれ、パーキング(P)ポジション、後進走行(R)ポジション、ニュートラル(N)ポジション以外の、車両が前進するときに必ず係合状態で使用される。
【0062】
前述の第1の実施の形態と同じく、前進走行(D)ポジションであって、車両の状態が予め定められた条件を満足して停止した場合に、入力クラッチ310を解放して所定のスリップ状態にして、ニュートラルに近い状態にする制御をニュートラル制御という。
【0063】
この場合、第1の実施の形態のS130の処理における、「タービン回転数NT−(自動変速機の出力軸回転数NOUT×自動変速機のギヤ比)」は、「タービン回転数NT−プライマリプーリ回転数NIN」になる。すなわち、(タービン回転数NT−プライマリプーリ回転数NIN)が予め定められたしきい値NTCNTREよりも小さければ、入力クラッチ310が十分に係合しているので、トルクダウンを終了させる。なお、第1の実施の形態におけるしきい値NTCNTREと、第2の実施の形態におけるしきい値NTCNTREとは、同じ値である必要はない。
【0064】
このようにすると、自動変速機がベルト式無段変速機である場合であって、車両が降坂路に停止していてニュートラル制御から復帰途中に動き出す場合であっても、エンジントルクダウン制御の終了タイミングを的確に判定できる。
【0065】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る自動変速機の制御ブロック図である。
【図2】 図1に示す自動変速機の作動表である。
【図3】 ECUで実行されるトルクダウン制御処理のプログラムの制御構造を示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態に係る自動変速機が搭載された車両の動作を示すタイミングチャートである。
【図5】 本発明の第2の実施の形態に係る自動変速機の制御ブロック図である。
【符号の説明】
100 エンジン、200 トルクコンバータ、210 ロックアップクラッチ、220 ポンプ羽根車、230 タービン羽根車、240 ステータ、250 ワンウェイクラッチ、300 自動変速機、310 入力クラッチ、400エンジン回転数センサ、410 タービン回転数センサ、420 出力軸回転数センサ、500 プライマリプーリ、600 セカンダリプーリ、700 ベルト、800 デファレンシャルギヤ、1000、2000 ECU、1010エンジンECU、1020 ECT_ECU、1030 VSC_ECU、1100 油圧制御部、1110 変速速度制御部、1120 ベルト挟圧力制御部、1130 ロックアップ係合圧制御部、1140 クラッチ圧力制御部、1150 マニュアルバルブ、1200 変速制御用デューティソレノイド(1)、1210 変速制御用デューティソレノイド(2)、1220 リニアソレノイド、1230 ロックアップソレノイド、1240 ロックアップ係合圧制御用デューティソレノイド、1300 CVT、1400 タービン回転数センサ、1410 プライマリプーリ回転数センサ、1420 セカンダリプーリ回転数センサ。

Claims (4)

  1. 流体継手および遊星歯車式減速機構を有する自動変速装置と、前進走行ポジションで車両の状態が予め定められた条件を満足した場合に、入力クラッチを解放させるニュートラル制御装置と、前記ニュートラル制御装置によりニュートラル制御が実行されている状態が中止されて前記入力クラッチが係合される場合に、エンジントルクのトルクダウン制御を実行するトルクダウン制御装置とを搭載した車両の制御装置であって、
    前記自動変速装置の入力軸回転数を検知するための第1の検知手段と、
    前記自動変速装置の出力軸回転数を検知するための第2の検知手段と、
    前記第1の検知手段により検知された入力軸回転数の時間変化率が負でなくて、前記車両が停止していない場合に、前記入力軸回転数と前記出力軸回転数に前記自動変速装置におけるギヤ比を乗算した値との差と、予め定められた値とに基づいて、前記トルクダウン制御装置によるトルクダウン制御の実行を終了か継続させるかを判定するための判定手段とを含む、制御装置。
  2. 無段変速装置と、前進走行ポジションで車両の状態が予め定められた条件を満足した場合に、入力クラッチを解放させるニュートラル制御装置と、前記ニュートラル制御装置によりニュートラル制御が実行されている状態が中止されて前記入力クラッチが係合される場合に、エンジントルクのトルクダウン制御を実行するトルクダウン制御装置とを搭載した車両の制御装置であって、
    前記無段変速装置の入力軸回転数を検知するための第1の検知手段と、
    前記無段変速装置のプライマリプーリの回転数を検知するための第2の検知手段と、
    前記第1の検知手段により検知された入力軸回転数の時間変化率が負でなくて、前記車両が停止していない場合に、前記入力軸回転数と前記プライマリプーリの回転数との差と、予め定められた値とに基づいて、前記トルクダウン制御装置によるトルクダウン制御の実行を終了か継続させるかを判定するための判定手段とを含む、制御装置。
  3. 前記判定手段は、前記差が予め定められた値以下になると、前記トルクダウン制御装置によるトルクダウン制御の実行を終了すると判定するための手段を含む、請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記第1の検知手段は、前記入力軸回転数として、車両のタービン回転数を検知するための手段を含む、請求項1〜3のいずれかに記載の制御装置。
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