JP4896992B2 - エレベータの制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、電力変換回路用のパワーモジュールの寿命到達判定を行う機能を有するエレベータの制御装置に関するものである。
従来のエレベータの制御装置では、電力変換回路用のパワーモジュールに流れる電流が測定され、その電流測定値(又は電流指令値)と素子固有の損失特性とにより、熱変動量(又は過渡熱変動量)が算出される。この熱変動量に、半導体素子の寿命特性に基づく重み付けがなされることにより、寿命予測基準値が算出される。そして、この寿命予測基準値が稼働時間に応じて積算されて、その値が予め設定された寿命値に達することによって、パワーモジュールが寿命に到達したと判定される(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−290970号公報
ここで、一般的なVVVF(Variable Voltage Variable Frequency)制御が適用されたエレベータでは、モータ電流及び出力周波数がかごの走行距離やかご内の積載重量等のかごの走行パターンに応じて変化する。これに伴い、電力変換回路の複数のパワーモジュールの温度は、モータ電流及び出力周波数に応じて個別に変化する。これに対して、上記のような従来のエレベータの制御装置では、電流測定値と稼働時間とによりパワーモジュールの寿命を判定しており、かごの走行パターンを考慮していないため、パワーモジュールの寿命到達の判定精度が低下してしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、パワーモジュールの寿命がかごの走行パターンに応じて変動する場合にも、パワーモジュールの寿命到達の判定精度を向上させることができるエレベータの制御装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータの制御装置は、電源電力をモータ駆動電力に変換するための電力変換回路にパワーモジュールが用いられたものであって、複数のかご走行パターンに対応してかごの走行を制御する主制御部、及びかご走行パターン毎のパワーモジュールの発熱温度変化幅の推定値がかご走行パターンに対応付けて予め登録されており、主制御部からの走行指令に基づいてかご走行パターンに対応する発熱温度変化幅での発熱回数を積算し、その積算した発熱回数に基づいてパワーモジュールが寿命に到達したかどうかを判定する寿命判定部を備えたものである。
この発明の実施の形態1によるエレベータを示す構成図である。 図1の制御装置本体を具体的に示すブロック図である。 パワーモジュールの素子温度変化幅及びケース温度変化幅と発熱許容回数との関係を示すグラフである。 図2のデータテーブル格納部のデータテーブルの一例を説明するための説明図である。 定格負荷積載時のかごの速度、モータ実効電流及びモジュール温度と、時間との関係を示すグラフである。 50%負荷積載時のかごの速度、モータ実効電流及びモジュール温度と、時間との関係を示すグラフである。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータを示す構成図である。
図において、昇降路の上部には、モータ1、シーブ2及びブレーキ3が設けられている。シーブ2は、モータ1によって回転される。モータ1及びシーブ2の回転は、ブレーキ3によって制動される。シーブ2には、ロープ4が巻き掛けられている。ロープ4の一端部には、昇降路内を昇降されるかご5が吊り下げられている。ロープ4の他端部には、50%負荷積載時のかご5に釣り合う重量の釣合おもり6が吊り下げられている。かご5及び釣合おもり6は、モータ1の駆動力により昇降路内を昇降される。
モータ1には、速度検出器7が取り付けられている。速度検出器7は、モータ1の回転に応じて速度検出値Sを検出する。かご5には、かご5内の負荷の重量値であるかご内重量値Wを検出する秤装置8が設けられている。速度検出器7及び秤装置8には、エレベータの運行を制御する制御装置本体9が接続されている。速度検出器7からの速度検出値S、及び秤装置8からのかご内重量値Wは、制御装置本体9に入力される。
モータ1は、コンバータ10、(平滑・充電用)コンデンサ11及びインバータ12を介して商用交流電源13に接続されている。商用交流電源13からの電源電力は、コンバータ10及び(平滑・充電用)コンデンサ11によって直流に変換される。直流に変換された電力は、インバータ12によって交流に変換され、モータ駆動電力としてモータ1に供給される。インバータ12とモータ1との間には、モータ電流を検出するための電流検出器14が設けられている。電流検出器14は、制御装置本体9に接続されている。また、電流検出器14は、モータ電流検出値Iを制御装置本体9に知らせる。
かご5の回生運転時に生じたモータ1からの回生電力は、インバータ12によって直流電力に変換され、コンデンサ11に充電される。コンデンサ11に充電された回生電力が所定量を超えると、インバータ12とコンデンサ11との間に介在された回生電力消費回路15によって、コンデンサ11に充電された回生電力が消費される。ここで、コンバータ10、インバータ12及び回生電力消費回路15は、エレベータの電力変換回路を構成している。電力変換回路には、複数のパワーモジュールが用いられている。パワーモジュールは、内部にIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor;絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)やダイオード等の半導体素子(パワー素子)を有している。
図2は、図1の制御装置本体9を具体的に示すブロック図である。制御装置本体9は、主制御部9a、速度指令作成部9b、速度制御部9c、電流制御部9d、パルス制御部9e、データテーブル格納部9f及び寿命判定部9gを有している。主制御部9aは、制御装置本体9全体の動作を制御する。また、主制御部9aは、利用者からの呼び登録操作等に応じて、かご5の走行(運転)を制御するための運転モードを設定し、運転モードに応じた走行指令を生成する。かご5の運転モードとは、例えば1階から2階へのかご5の運転である各階停止運転モード(モード1)、例えば1階から3階へのかご5の直行運転である1階床通過運転モード(モード2)、例えば1階から4階への2階床を通過したかご5の直行運転である2階床通過運転モード(モード3)、例えば1階から5階への3階床を通過したかご5の直行運転である3階床通過運転モード(モード4)、及び例えば1階から6階以上の階への4階床以上を通過したかご5の直行運転である4階床以上通過運転モード(モード5)を含んでいる。即ち、主制御部9aは、かご5の走行パターンの一部である運転モードに対応してかご5の走行を制御する。
速度指令作成部9bは、主制御部9aからの走行指令に基づいて、かご5の走行速度を決定するための速度指令S*を生成する。速度制御部9cは、速度検出器7からの速度検出値Sと、速度指令作成部9bからの速度指令S*との偏差を積分し、電流指令I*を生成する。電流制御部9dは、電流検出器14からの電流検出値Iと、速度制御部9cからの電流指令I*との偏差を積分し、電圧指令V*を生成する。パルス制御部9eは、電流制御部9dからの電圧指令V*に基づく駆動パルスを生成する。また、パルス制御部9eは、駆動パルスをインバータ12に送ることによって、インバータ12のモータ駆動電力を制御する。データテーブル格納部9fには、インバータ12のパワーモジュールの発熱温度変化幅ΔTの推定値がかご5の走行パターン(運転モード、及びかご5の積載量)に対応付けて登録されている。発熱温度変化幅ΔTの推定値とは、発熱温度変化幅ΔTの事前に測定された測定値、又はエレベータの設置仕様に基づく算出値である。
寿命判定部9gは、主制御部9aからの走行指令に基づいて、かご5の運転モードを判別する。また、寿命判定部9gは、かご5の運転モード、及び秤装置8からのかご内重量値Wからなる走行パターンに基づいて、データテーブル格納部9f内の発熱温度変化幅ΔTを参照する。さらに、寿命判定部9gは、発熱温度変化幅ΔT毎の参照回数を発熱回数として積算する。さらにまた、寿命判定部9gには、発熱温度変化幅ΔT毎の発熱許容回数が予め設定されており、発熱許容回数に対する発熱回数の割合である熱疲労度を算出する。そして、寿命判定部9gは、発熱温度変化幅ΔTでの熱疲労度と予め設定された寿命値(寿命定数k)とを用いて、インバータ12を構成するパワーモジュールが寿命となったかどうかを判定する。
これとともに、寿命判定部9gは、予め設定された判定開始基準時から熱疲労度算出時までの経過期間を算出し、その経過期間での熱疲労度の増加率に基づいて、発熱回数が発熱許容回数を上回る時期、即ちパワーモジュールの寿命到達時期を予測する。寿命判定部9gによるパワーモジュールの寿命の判定内容及び予測内容の情報は、主制御部9a及び速度制御部9cに送られる。また、寿命判定部9gによるパワーモジュールの寿命の判定内容及び予測内容の情報は、制御装置本体9に接続された表示器16に表示される。
次に、パワーモジュールの寿命に関わる要因について具体的に説明する。近年、パワーモジュールの寿命が、パワーモジュール内の半導体素子上部のワイヤボンド部の寿命と、その半導体素子直下のセラミック基板及び金属ベースの接合部の寿命とにより決定されることが知られている(例えば、三菱電機技報 Vol.77 No.9 2003「パワーモジュールの長寿命化技術」参照)。そして、パワーモジュール内の半導体素子上部のワイヤボンド部の寿命は、半導体素子自体の発熱温度変化幅である素子温度Tjにより決定され、セラミック基板及び金属ベースの接合部の寿命は、半導体素子直下のケース(放熱板)の温度であるケース温度Tcにより決定される。つまり、パワーモジュールは、その使用条件や熱疲労寿命特性によって、素子温度変化幅ΔTj及びケース温度変化幅ΔTcのいずれか一方が許容発熱回数を超過することにより寿命に到達する。ここで、寿命判定部9gは、パワーモジュールの寿命判定を行うために、発熱温度変化幅ΔTとして素子温度変化幅ΔTj及びケース温度変化幅ΔTcを用いている。
また、素子温度Tjは、(1)式により決定される。これと同様に、素子温度変化幅ΔTjは、(2)式により決定される。
Tj=Tc+ΔT(j−c)=Tc+P×R(j−c)・・・・(1)式
ΔTj=ΔTc+ΔT(j−c)=ΔTc+P×R(j−c)・・・・(2)式
但し、ΔTj :素子温度変化幅
ΔTc :ケース温度変化幅
ΔT(j−c):素子−ケース間の温度差
P :素子発生損失
R(j−c) :素子−ケース間の熱抵抗
即ち、データテーブル格納部9f内の素子温度変化幅ΔTjの推定値は、ケース温度変化幅ΔTcと、素子発生損失、及び素子−ケース間の熱抵抗とにより算出可能である。また、ケース温度変化幅ΔTcの推定値には、エレベータ設置後の実際の測定値、同仕様の他のエレベータの測定値、又は他のエレベータの測定値から算出した推定値が用いられ、素子温度変化幅ΔTjの推定値には、ケース温度変化幅ΔTc、素子発生損失、及び素子−ケース間の熱抵抗に基づく算出値が用いられる。
次に、素子温度変化幅ΔTj及びケース温度変化幅ΔTcのそれぞれの寿命特性について説明する。図3は、パワーモジュールの素子温度変化幅ΔTj及びケース温度変化幅ΔTcと発熱許容回数(ヒートサイクル)との関係を示すグラフである。なお、図3では、縦軸がサイクル数(回)であり、横軸が発熱温度変化幅ΔT(K)である。また、図3の縦軸及び横軸は、ともに対数である。図3から、Nx回の発熱許容回数が必要なとき、素子温度変化幅ΔTjは、ΔTjx以下、ケース温度変化幅ΔTcは、ΔTcx以下とする必要があることがわかる。寿命判定部9gには、走行パターン毎の素子温度変化幅ΔTjにそれぞれ対応する発熱許容回数Nxである素子発熱許容回数Njxと、走行パターン毎のケース温度変化幅ΔTcに対応する発熱許容回数Nxであるケース発熱許容回数Ncxとが予め登録されている。
次に、パワーモジュールの寿命の到達判定を行うための発熱温度変化幅ΔTの推定値について具体的に説明する。図4は、図2のデータテーブル格納部9fのデータテーブルの一例を説明するための説明図である。データテーブル格納部9fには、かご5上昇時の走行パターン毎の素子温度変化幅ΔTjであるΔTj_NLUP1〜5、ΔTj_BLUP1〜5及びΔTj_FLUP1〜5がかご5の積載量と運転モードとに対応付けて格納されている。また、データテーブル格納部9fには、かご5下降時の素子温度変化幅ΔTjであるΔTj_NLDN1〜5、ΔTj_BLDN1〜5及びΔTj_FLDN1〜5がかご5の積載量と運転モードとに対応付けて格納されている。
さらに、データテーブル格納部9fには、かご5の上昇時の走行パターン毎のケース温度変化幅ΔTcであるΔTc_NLUP1〜5、ΔTc_BLUP1〜5及びΔTc_FLUP1〜5がかご5の積載量と運転モードとに対応付けて格納されている。さらにまた、データテーブル格納部9fには、かご5下降時の走行パターン毎のケース温度変化幅ΔTcであるΔTc_NLDN1〜5、ΔTc_BLDN1〜5及びΔTc_FLDN1〜5がかご5の積載量と運転モードとに対応付けて格納されている。ここで、データテーブル格納部9fに格納された各温度変化幅ΔTは、走行パターン毎の最大温度変化幅となっている。
次に、データテーブル格納部9fに格納された各温度変化幅ΔTについて具体的に説明する。図5は、定格負荷積載時のかご5の速度、モータ実効電流及びモジュール温度と、時間との関係を示すグラフである。かご5の上昇、停止及び下降に伴うモータ電流について説明する。ここで、モータ実効電流は、モータの負荷トルクにほぼ比例して変化するものと考えてよい。また、モータ電流の周波数は、速度に比例して変化するものと考えてよい。定格負荷を積載しているかご5が上昇する場合(力行運転を行う場合)、電流制御部9dは、かご5の加速時に最大トルクを発生するように、インバータ12からモータ電流を出力させる。かご5の加速が終了すると、電流制御部9dは、かご5の定常速度を維持するようにモータ電流を制御する。かご5が停止位置に近づくと、電流制御部9dは、かご5を減速させるためにモータ電流を低下させる。そして、かご5が停止直前になると、電流制御部9dは、かご5の停止ショックを和らげるために、モータ電流を一時的に上昇させて、静止トルクを発生する。このときに、モータ電流は、直流となる。そして、ブレーキ3が作動した後、電流制御部9dは、インバータ12からのモータ電流の出力を停止させる。
また、かご5が下降する場合(回生運転を行う場合)、電流制御部9dは、かご5の加速時に、自重によるかご5の加速を促すようにインバータ12からモータ電流を出力させる。かご5の加速が終了すると、電流制御部9dは、かご5の定常速度を維持するようにモータ電流を制御する。かご5が停止位置に近づくと、電流制御部9dは、かご5を減速させるために、かご5の減速時に最大トルクを発生するように、インバータ12からモータ電流を出力させる。そして、かご5が停止直前になると、電流制御部9dは、モータ電流を低下させて、静止トルクを発生し、ブレーキ3が作動した後、インバータ12からのモータ電流の出力を停止させる。
一方、かご5が無負荷状態の場合では、かご5の上昇時のモータ実効電流が定格負荷積載状態のかご5の下降時のモータ実効電流とほぼ同様であり、かご5の下降時のモータ実効電流が定格負荷積載状態のかご5の上昇時のモータ実効電流とほぼ同様である。このようなモータ実効電流のときのパワーモジュールの温度は、かご5の定格負荷積載時及び無負荷時と、かご5の上昇時及び下降時とのいずれの場合でも、かご5の停止直前に最も高くなる。つまり、かご5の定格負荷積載時の素子温度変化幅ΔTjであるΔTj_FLUP1〜5及びΔTj_FLDN1〜5と、かご5が定格負荷積載時のときのケース温度変化幅ΔTcであるΔTc_FLUP1〜5及びΔTc_FLDN1〜5とは、かご5の停止直前のときの最大温度幅となっている。また、かご5の無負荷時の素子温度変化幅ΔTjであるΔTj_NLUP1〜5及びΔTj_NLDN1〜5と、かご5の無負荷時のケース温度変化幅ΔTcであるΔTc_NLUP1〜5及びΔTc_NLDN1〜5は、かご5の定格負荷積載時と同様に、かご5の停止直前のときの最大温度幅となっている。
図6は、50%負荷積載時のかご5の速度、モータ実効電流及びモジュール温度と、時間との関係を示すグラフである。50%負荷積載時のかご5の上昇時では、インバータ12のパワーモジュールの発熱温度がかご5の加速終了時に最も高くなる。50%負荷積載時のかご5の下降時も、インバータ12のパワーモジュールの発熱温度がかご5の加速終了時に最も高くなる。また、50%負荷積載時におけるパワーモジュールの発熱温度は、かご5の上昇時及び下降時で、ともに同一の値となっている。つまり、かご5が50%負荷積載時のときの素子温度変化幅ΔTjであるΔTj_BLUP1〜5及びΔTj_BLDN1〜5は、かご5の加速終了時のときの最大温度幅となっている。さらに、かご5が50%負荷積載時のときのケース温度変化幅ΔTcであるΔTc_BLUP1〜5及びΔTc_BLDN1〜5も、かご5の加速終了時のときの最大温度幅となっている。
次に、寿命判定部9gによるパワーモジュールの寿命判定方法について具体的に説明する。寿命判定部9gは、データテーブル格納部9fからかご5の走行パターンに基づく素子温度変化幅ΔTjを参照する度に、参照した素子温度変化幅ΔTjでの素子の発熱回数njxを積算し、素子発熱許容回数Njxに対する発熱回数njxの割合である素子熱疲労度njx/Njxを算出する。そして、寿命判定部9gは、積算した素子温度変化幅ΔTj毎の素子熱疲労度njx/Njxを総和し、その値が予め設定された寿命定数k(寿命値)に達することによって、パワーモジュールが寿命に到達したと判定する。
一方、寿命判定部9gは、該当のケース温度変化幅ΔTcを参照する度に、素子温度変化幅ΔTjの場合と同様に、参照したケース温度変化幅ΔTcでのケースの発熱回数ncxを積算し、ケース発熱許容回数Ncxに対する発熱回数ncxの割合であるケース熱疲労度ncx/Ncxを算出する。そして、寿命判定部9gは、積算したケース温度変化幅毎のケース熱疲労度ncx/Ncxを総和し、その値が予め設定された寿命定数kに達することによって、パワーモジュールが寿命に到達したと判定する。
つまり、寿命判定部9gは、予め登録された(3),(4)式が成立するかどうかを確認する。また、寿命判定部9gは、(3),(4)式のいずれかが成立するかどうかにより、半導体素子上部のワイヤボンド部の寿命と、セラミック基板及び金属ベースの接合部の寿命とを個別に判定する。さらに、寿命判定部9gは、これらのいずれか一方が寿命に到達したと判定することによって、パワーモジュールが寿命に到達したと判定する。
Σnjx/Njx>k・・・(3)式
Σncx/Ncx>k・・・(4)式
但し、kは、寿命定数であり、1以下の値を任意に設定可能である。なお、kの値が小さければ、パワーモジュールが寿命に到達したと寿命判定部9gにより判定されてから、パワーモジュールの故障に至るまでの期間が長くなる。
ここで、制御装置本体9は、演算処理部(CPU)、記憶部(ROM及びRAM等)及び信号入出力部を持ったコンピュータ(図示せず)により構成することができる。制御装置本体9のコンピュータの記憶部には、主制御部9a、速度指令作成部9b、速度制御部9c、電流制御部9d、パルス制御部9e、寿命判定部9g及びデータテーブル格納部9fの機能を実現するためのプログラムが格納されている。
次に、動作について説明する。制御装置本体9は、乗場からの利用者による呼び登録操作、又はかご5内からの利用者による行先階登録操作を受けると、かご5の走行距離に対応する運転モードを設定し、設定した運転モードによってかご5の運転を制御する。そして、制御装置本体9は、秤装置8からかご内重量値Wを取得し、運転モードとかご内重量値Wとに対応する走行パターンを判別する。その運転モードでのかご5の昇降が停止すると、制御装置本体9は、判別した走行パターンに対応する素子温度変化幅ΔTj及びケース温度変化幅ΔTcを参照して、素子の発熱回数njx、及びケースの発熱回数ncxを積算する。
そして、制御装置本体9は、素子熱疲労度njx/Njx及びケース熱疲労度ncx/Ncxの総和値を算出し、それぞれの総和値が寿命定数kを超過していないかどうかを確認する。素子熱疲労度の総和値、及びケース熱疲労度の総和値の一方でも寿命定数kを超過していれば、制御装置本体9は、パワーモジュールが寿命に到達したと判定し、その判定内容を表示器16に表示する。これとともに、寿命判定部9gは、積算した発熱回数の発熱許容回数に対する割合である熱疲労度を算出して、予め設定された判定開始基準時から熱疲労度算出時までの経過期間を算出し、その経過期間での熱疲労度の増加率に基づいて、発熱回数が発熱許容回数を上回る時期、即ちパワーモジュールの寿命到達時期を予測する。
また、素子熱疲労度の総和値、及びケース熱疲労度の総和値のいずれも寿命定数kを超過していなければ、制御装置本体9は、判定開始基準時から熱疲労度算出時までの経過期間を算出し、その経過期間での熱疲労度の増加率に基づいて、パワーモジュールの寿命到達時期を予測する。そして、制御装置本体9は、その予測内容を表示器16に表示する。
上記のようなエレベータの制御装置では、寿命判定部9gが主制御部9aからの走行指令に基づいて、かご5の走行パターンに対応する発熱温度変化幅ΔTでの発熱回数nを積算し、その積算した発熱回数nに基づいてパワーモジュールが寿命に到達したかどうかを判定するので、パワーモジュールの寿命がかごの走行パターンに応じて変動する場合にも、パワーモジュールの寿命到達の判定精度を向上させることができる。
また、寿命判定部9gが素子温度変化幅ΔTjとケース温度変化幅ΔTcとを用いて、パワーモジュールの寿命到達判定を行うので、パワーモジュールの寿命の到達判定精度及び寿命到達予測精度を大幅に向上させることができる。
さらに、パワーモジュールの温度測定用センサ、及び寿命到達判定用の特別な配線を用いていないので、安価な機器構成とすることができる。
さらにまた、エレベータの設置仕様(用途)や起動頻度等に応じて変化するパワーモジュールの寿命の到達判定及び到達予測を行うので、適切な時期にパワーモジュール交換を保守作業員に促すことができ、エレベータの信頼性及び保守性を向上させることができる。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2について説明する。実施の形態2の主制御部9a(又は速度指令作成部9b)は、寿命判定部9gによって、パワーモジュールが寿命に到達したと判定されると、かご5の加速度及び減速度を、それぞれ通常運転時のかご5の加速度及び減速度よりも下げる。そして、主制御部9aは、パワーモジュールの交換後に、保守作業員によるリセット操作を受けると、かご5の加速度及び減速度を、通常運転時のかご5の加速度及び減速度に戻す。他の構成及び動作は実施の形態1と同様である。
上記のようなエレベータの制御装置では、パワーモジュールが寿命に到達したと判定されると、かご5の加速度及び減速度を、それぞれ通常運転時のかご5の加速度及び減速度よりも下げて、パワーモジュールの負担を軽減させるので、かご5の1走行毎のパワーモジュールの発熱量が通常運転時よりも抑えられ、素子温度変化幅ΔTj及びケース温度変化幅ΔTcの変化幅が通常運転時よりも小さくすることができ、パワーモジュールの使用可能期間を延ばすことができる。これとともに、パワーモジュールが寿命に到達したと判定されてから、パワーモジュール交換を行えない状況であっても、エレベータの運行効率の低下を抑えることができる。
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3について説明する。実施の形態3の主制御部9a(又は速度指令作成部9b)は、寿命判定部9gによって、パワーモジュールが寿命に到達したと判定されると、かご5の力行運転時の加速度、及びかご5の回生運転時の減速度を、それぞれ通常運転時のかご5の加速度及び減速度よりも下げる。そして、主制御部9aは、パワーモジュールの交換後に、保守作業員によるリセット操作を受けると、かご5の加速度及び減速度を、通常運転時のかご5の加速度及び減速度に戻す。他の構成及び動作は実施の形態1と同様である。
上記のようなエレベータの制御装置では、パワーモジュールが寿命に到達したと判定されると、かご5の力行運転時の加速度、及びかご5の回生運転時の減速度を、それぞれ通常運転時のかご5の加速度及び減速度よりも下げて、素子温度変化幅ΔTj及びケース温度変化幅ΔTcへの影響度が大きい走行パターンでのパワーモジュールの負担を軽減させるので、パワーモジュールを延命しつつ、実施の形態2のエレベータの制御装置よりも、エレベータの運行効率の低下を抑えることができる。
なお、実施の形態1〜3では、インバータ12に用いられたパワーモジュールの寿命の到達判定及び到達予測について説明したが、この発明は、インバータに用いられたパワーモジュールの寿命の到達判定及び到達予測に限るものではなく、コンバータ及び回生電力消費回路等に用いられるパワーモジュールの寿命の到達判定及び到達予測にも適用することができる。
また、実施の形態1〜3では、コンバータ10とインバータ12との間に回生電力消費回路15が接続されていたが、この回生電力消費回路15が無い方式の電力変換回路であってもよい。
さらに、実施の形態1〜3では、パワーモジュールの発熱温度変化幅ΔTとして素子温度変化幅ΔTj及びケース温度変化幅ΔTcの2種類の温度変化幅を用いたが、素子温度変化幅ΔTj及びケース温度変化幅ΔTcのいずれか一方のみをパワーモジュールの発熱温度変化幅ΔTとして用いてもよい。
さらにまた、実施の形態1〜3では、走行パターンとして、かご内重量値Wと運転モード1〜5を用いたが、この例に限るものではなく、かご内重量値に換えてかごの走行直前又は停止直後のモータ実効電流(直流電流)を用いてもよく、運転モード1〜5に換えて1走行中のモータ実効電流の最大値を用いてもよい。
また、実施の形態1〜3では、運転方向、かごの積載量、運転モードに対応付けて各温度変化幅ΔTc,ΔTjがデータテーブル格納部9fに格納されていたが、この例に限るものではなく、各温度変化幅ΔTc,ΔTjをさらに分類して格納してもよい。この場合、データテーブル格納部9fに格納する情報量が増えるが、寿命の到達判定精度及び到達予測精度をより向上させることができる。
さらに、実施の形態1〜3では、電力変換回路の1つのパワーモジュールの寿命到達判定及び寿命到達予測を行っていたが、インバータ等に用いられる全て(インバータの場合、例えば6つ)のパワーモジュールの寿命到達判定及び寿命到達予測を行ってもよく、一部のパワーモジュールの寿命到達判定及び寿命到達予測を行ってもよい。ここで、複数のパワーモジュールの寿命到達判定及び寿命到達予測を行う場合、類似する温度特性を持つパワーモジュールの母集団の中からサンプルとなるパワーモジュールを選定し、その選定したパワーモジュールの寿命到達判定及び寿命到達予測を行うことによって、その判定内容及び予測内容を母集団のパワーモジュールの判定内容及び予測内容としてもよい。また、複数のパワーモジュールの寿命到達判定及び寿命到達予測を行う場合、全てのパワーモジュールを個別に寿命到達判定及び寿命到達予測を行ってもよい。

Claims (5)

  1. 電源電力をモータ駆動電力に変換するための電力変換回路にパワーモジュールが用いられたエレベータの制御装置であって、
    複数のかご走行パターンに対応してかごの走行を制御する主制御部、及び
    上記かご走行パターン毎の上記パワーモジュールの発熱温度変化幅の推定値が上記かご走行パターンに対応付けて予め登録されており、上記主制御部からの走行指令に基づいて上記かご走行パターンに対応する発熱温度変化幅での発熱回数を積算し、その積算した発熱回数に基づいて上記パワーモジュールが寿命に到達したかどうかを判定する寿命判定部
    を備えていることを特徴とするエレベータの制御装置。
  2. 発熱温度変化幅は、上記パワーモジュールの半導体素子の温度変化幅である素子温度変化幅と、上記パワーモジュールのケースの温度変化幅であるケース温度変化幅とを含んでおり、
    上記寿命判定部は、素子温度変化幅及びケース温度変化幅の推定値の両方を用いて上記パワーモジュールが寿命に到達したかどうかを判定することを特徴とする請求項1記載のエレベータの制御装置。
  3. 上記寿命判定部には、上記パワーモジュールの寿命特性に基づいた発熱温度変化幅毎の発熱許容回数が発熱温度変化幅に対応付けて予め登録されており、
    上記寿命判定部は、積算した発熱回数の発熱許容回数に対する割合である熱疲労度を算出して、予め設定された判定開始基準時から熱疲労度算出時までの経過期間を算出し、その経過期間での熱疲労度の増加率に基づいて、上記パワーモジュールの寿命到達時期を予測することを特徴とする請求項1記載のエレベータの制御装置。
  4. 上記主制御部は、上記寿命判定部によって上記パワーモジュールが寿命に到達したと判定されると、上記かごの加速度及び減速度を、それぞれ通常運転時の上記かごの加速度及び減速度よりも下げることを特徴とする請求項1記載のエレベータの制御装置。
  5. 上記主制御部は、上記寿命判定部によって上記パワーモジュールが寿命に到達したと判定されると、力行運転時の上記かごの加速度を通常運転時の上記かごの加速度よりも下げるとともに、回生運転時の上記かごの減速度を通常運転時の上記かごの減速度よりも下げることを特徴とする請求項1記載のエレベータの制御装置。
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