JP2010143692A - エレベータ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電力変換装置8から供給される交流電力によって駆動される巻上機5と、巻上機5によって駆動されるシーブ3と、シーブ3に巻き掛けられた主ロープ2によって吊り下げられたかご1および釣り合い錘4と、かご1内の負荷を検出してかご負荷を出力する秤装置6と、かご負荷に基づいて電力変換装置8を制御するとともに、かご負荷とかご負荷の許容最大値である最大積載量とに基づいてかご1内の乗客数を監視する制御部9と、電力変換装置8の過負荷状態を検出する過負荷検出部10とを備え、制御部9は、過負荷検出部10が過負荷状態を検出した場合に、最大積載量を、電力変換装置8の通常時における最大積載量よりも低減してかご1内の乗客数を制限する。
【選択図】図1
Description
従来のエレベータ装置では、異常検出部がエレベータの異常状態を検出すると、モータ制御部は、例えばかごの最高速度を低減するといった処理を実行する。そのため、乗客が乗っているかごと釣り合い錘とがバランスし、電力変換手段等に余裕がある運転状態であっても、かごの最高速度や加速度が制限されるので、必要以上に輸送能力が低減され、利用者の利便性が低下するという問題があった。
したがって、電力変換手段の過負荷状態が検出された後においても、かごの最高速度や加速度を制限することなく、運転を継続することができ、利用者の利便性を向上させることができる。
図1は、この発明の実施の形態1に係るエレベータ装置を示すブロック構成図である。
図1において、かご1には、主ロープ2の一端が接続されている。主ロープ2は、シーブ3に巻き掛けられ、主ロープ2の他端には、釣り合い錘4が接続されている。シーブ3は、巻上機5に接続され、巻上機5の回転駆動に応じて駆動されてかご1を昇降させる。
巻上機5は、商用電源7からの交流電力(電源電力)を可変電圧可変周波数の交流電力に変換する電力変換装置8(電力変換手段)から供給される交流電力によって駆動される。
また、制御部9は、かご負荷とかご負荷の許容最大値である最大積載量とに基づいてかご1内の乗客数を監視する。具体的には、制御部9は、かご負荷が最大積載量よりも大きくなった場合に、ブザーを鳴らして定員超過(過荷重)を報知する。
過負荷検出部10は、電力変換装置8の温度検出器(後述する)から出力される温度の情報に基づいて電力変換装置8の主回路の負荷状態を監視し、過負荷状態を検出すると、制御部9に制限信号を出力する。
ここで、電力変換装置8の主回路の温度上昇は、電力と比例関係にある。また、電力は、速度とトルクとの積で与えられるので、最大積載量を低減することにより、巻上機5の出力トルクを制限して電力変換装置8の消費電力を制限し、発熱を抑制することができる。
図2において、電力変換装置8は、コンバータ11と、平滑コンデンサ12と、インバータ13と、電流検出器14a、14b(電流検出手段)と、電圧検出器15と、スイッチ指令部16と、回生トランジスタ17と、回生抵抗18と、温度検出器19(温度検出手段)とを有している。
電流検出器14aは、コンバータ11に入力される電流を検出し、電流検出器14bは、インバータ13から出力される電流を検出する。
電圧検出器15は、平滑コンデンサ12の両端電圧を検出し、スイッチ指令部16に出力する。スイッチ指令部16は、平滑コンデンサ12の両端電圧が所定電圧よりも大きくなると、回生トランジスタ17にオン指令を出力し、回生抵抗18により回生電力を熱エネルギーとして消費させる。
また、温度検出器19は、コンバータ11、インバータ13および回生抵抗18に接続され、各々の温度を検出する。
まず、過負荷検出部10は、温度検出器19で検出されたコンバータ11の温度が、所定温度Tc以上であるか否かを判定する(ステップS21)。
ステップS21において、コンバータ11の温度が、所定温度Tcよりも低い(すなわち、No)と判定された場合には、過負荷検出部10は、温度検出器19で検出されたインバータ13の温度が、所定温度Ti以上であるか否かを判定する(ステップS22)。
ステップS23において、回生抵抗18の温度が、所定温度Trよりも低い(すなわち、No)と判定された場合には、過負荷検出部10は、そのまま図3の処理を終了する。
なお、温度の瞬時値による誤検出を防止するために、温度検出器19で検出された温度が所定温度以上の状態が所定時間以上継続した場合に、過負荷検出部10が過負荷状態を検出してもよい。
これにより、電力変換手段の消費電力を制限して発熱を抑制することができる。
したがって、電力変換手段の過負荷状態が検出された後においても、かごの最高速度や加速度を制限することなく、運転を継続することができ、利用者の利便性を向上させることができる。
図4は、この発明の実施の形態2に係る電力変換装置8Aを巻上機5および商用電源7とともに詳細に示すブロック構成図である。
図4において、電力変換装置8Aは、温度検出器19を有していない点で図2の電力変換装置8と異なっている。また、この発明の実施の形態2に係るエレベータ装置の構成は、電力変換装置8Aを除いて、図1のものと同様である。
なお、過負荷検出部10は、電力変換装置8Aから出力される電流および電圧の情報に基づいて、コンバータ11、インバータ13および回生抵抗18の温度を推定する温度推定部を有している。
図5において、(a)は電圧検出器15により検出される平滑コンデンサ12の両端電圧、(b)は回生トランジスタ17のスイッチ状態、(c)は温度モデル、(d)は制限信号の出力状態をそれぞれ示している。
なお、回生抵抗18の温度は、回生トランジスタ17のオン時間の割合から推定することもできるので、過負荷検出部10の温度推定部は、回生トランジスタ17のオン時間の割合が所定割合以上である場合に、過負荷状態を検出してもよい。
ここで、電流の瞬時値による誤検出を防止するために、電流検出器14aおよび電流検出器14bで検出された電流が所定電流以上の状態が所定時間以上継続した場合に、過負荷検出部10が過負荷状態を検出してもよい。
また、過負荷検出部10の温度推定部以外の動作については、実施の形態1と同様なので、その説明は省略する。
また、過負荷検出部は、電流検出手段で検出された電流が所定電流以上である場合に、過負荷状態を検出する。また、過負荷検出部は、回生トランジスタのオン時間の割合が所定割合以上である場合に、過負荷状態を検出する。
そのため、温度検出手段をさらに設ける必要がないので、コストダウンを実現することができる。
この場合には、電力変換装置8の消費電力を制限して発熱を抑制することができ、電力変換装置8が過負荷状態に陥ることを防止することができる。
Claims (4)
- 電源電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換する電力変換手段と、
前記電力変換手段から供給される交流電力によって駆動される巻上機と、
前記巻上機によって駆動されるシーブと、
前記シーブに巻き掛けられた主ロープによって吊り下げられたかごおよび釣り合い錘と、
前記かご内の負荷を検出してかご負荷を出力するかご内負荷検出手段と、
前記かご負荷に基づいて前記電力変換手段を制御するとともに、前記かご負荷とかご負荷の許容最大値である最大積載量とに基づいて前記かご内の乗客数を監視する制御手段と、
前記電力変換手段の過負荷状態を検出する過負荷検出手段と、を備え、
前記制御手段は、前記過負荷検出手段が前記過負荷状態を検出した場合に、前記最大積載量を、前記電力変換手段の通常時における最大積載量よりも低減して前記かご内の乗客数を制限することを特徴とするエレベータ装置。 - 前記電力変換手段の温度を検出する温度検出手段をさらに備え、
前記過負荷検出手段は、前記温度検出手段で検出された温度が所定温度以上である場合に、前記過負荷状態を検出することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。 - 前記電力変換手段に流れる電流を検出する電流検出手段をさらに備え、
前記過負荷検出手段は、前記電流検出手段で検出された電流が所定電流以上である場合に、前記過負荷状態を検出することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。 - 前記電力変換手段は、前記巻上機の回生運転時に回生される電力を熱として消費する回生抵抗と、前記回生抵抗に流れる電流をオンオフ制御する回生トランジスタと、を含み、
前記過負荷検出手段は、前記回生トランジスタのオン時間の割合が所定割合以上である場合に、前記過負荷状態を検出することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2008321514A JP2010143692A (ja) | 2008-12-17 | 2008-12-17 | エレベータ装置 |
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| JP2008321514A JP2010143692A (ja) | 2008-12-17 | 2008-12-17 | エレベータ装置 |
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