JP4896575B2 - 棚装置 - Google Patents

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Description

本発明は、壁面に取り付けられた棚板の下方に電気機器が設けられた棚装置に関する。
従来、壁面に棚板を取り付ける際に、壁面に固着させた棚受け具本体(取付金具)によって棚板の後端縁を支持するとともに、棚板の前端側で棚板の下面を支持する調整ボルトを棚受け具本体に設け、調整ボルトの上下方向位置の調整を行うことで、棚板の前後方向の傾斜角度の微調整を行えるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、洗面化粧台等の近傍の壁面に取り付けられたスイッチボックス(電気機器)の上面と壁面に取り付けた鏡固定部材の下端との間で、棚板の壁面側を挟み込むようにして棚板を支持することで、棚板の手前側へ張り出した部分に物を載置しても棚板の後端側が浮き上がらないようにしているものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−173871号公報(第4頁、第1図) 特開2005−192842号公報(第4頁、第1図)
しかしながら、特許文献1に記載の棚受け具にあっては、調整ボルトのボルト頭が棚板の下面に当接されることで棚板が支持されるので、調節ボルトによる棚板の傾斜角度の微調整を、棚板が棚受け具本体(取付金具)に取り付けられる前に行う必要があり、棚板の自重によって棚板の前端側が下がるように傾斜した場合などには、その傾斜角度の微調整を行い難いばかりか、調整ボルトによる棚板の傾斜角度の微調整を行ったときに、棚板と棚受け具本体との間に生じる隙間が、棚板の前面側や側面側から露呈されてしまうため、棚板の見栄えが悪くなる。
また、特許文献2に記載の棚板の取付構造にあっては、棚板の下面に配置されるスイッチボックス(電気機器)が、棚板の前面側や側面側から露出されてしまうため見栄えが悪いばかりか、洗面化粧台からの水撥ねによって棚板の上面が水濡れした場合に、その水が棚板の端縁を伝ってスイッチボックスを濡らしてしまい、スイッチボックス内の電気設備等が短絡してしまう虞がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、前後方向の傾斜の調整を行える棚板が壁面に固定され、その棚板の下方に電気機器が設けられた棚装置において、棚板を見栄えよく壁面に取り付けることができ、かつ電気機器等の水濡れを防止できる棚装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の棚装置は、壁面に突設された取付金具により棚板が下方側から支持されるとともに、該棚板の下方に電気機器が設けられ、前記棚板と前記取付金具との間に、該取付金具に対する前記棚板の前後方向の傾斜角度の調整を行う調整手段が設けられた棚装置であって、
前記棚板には、該棚板の表面を覆う表面板が設けられており、該表面板は、前記棚板の上面を覆う上面部と、前記棚板の前端面及び左右側端面を覆う側周面部と、を少なくとも有し、該側周面部の下端は、少なくとも前記棚板の下面よりも下方位置まで延設され、該側周面部により前記取付金具及び前記電気機器の少なくとも一部が隠蔽されるようになっているとともに前記壁面には、ハンガーレールが固着され、該ハンガーレールと前記棚板の後端縁とが連結されていることを 特徴としている。
この特徴によれば、棚板を取付金具にて支持した状態において、表面板の側周面部によって、棚板の下方に配置される取付金具や電気機器だけでなく、調整手段によって棚板と取付金具との間に生じる隙間等も隠蔽され、これらが外部に露呈されることがないので、棚装置の外観体裁が効果的に向上するとともに、水撥ね等によって棚装置の上面が水濡れした場合であっても、水滴は棚板上面から側周面部を伝い落ち、棚板の下面側に周り込むことがないため、電気機器や取付金具の水濡れが防止される。またハンガーレールに物品を吊り下げて収納することで、棚装置の下方の空間を有効に利用でき、かつハンガーレールに棚板の後端縁が連結されているので、棚板の後端縁の浮き上がりを防止できる。
本発明の請求項2に記載の棚装置は、請求項1に記載の棚装置であって、
前記調整手段が、前記棚板の下方側からの操作によって前記棚板の前後方向の傾斜角度の調整を行うことができることを特徴としている。
この特徴によれば、表面板に覆われていない棚板の下面側から調整手段による調整を行うことができることで、棚板を取付金具に取り付けた後であっても、棚板の前後方向の傾斜角度の調整を行うことができる。
本発明の請求項3に記載の棚装置は、請求項1または2に記載の棚装置であって、
前記調整手段が、前記取付金具の前端側に設けられた上下方向に貫通する雌ネジ穴と、該雌ネジ穴よりも下端に設けられた操作部を介して回転させることで前記棚板が上下動するように、前記雌ネジ穴に螺入されたネジ部材と、から構成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、取付金具の下方側から操作部を介してネジ部材を回転させ、雌ネジ穴からのネジ部材の突出長を調整することができるため、棚板を取付金具から取り外すことなく、棚板の取付金具に対する前後方向の傾斜角度を容易に調整することができると共に、ネジ山による連続した上下移動のため、微小の高さ調整が確実にできる。
本発明の請求項4に記載の棚装置は、請求項1ないし3のいずれかに記載の棚装置であって、
前記側周面部の下端に、内方に向けて屈曲された屈曲部が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、側周面部の下端に使用者が手を触れても怪我する虞がなくなり、安全である。
本発明の請求項5に記載の棚装置は、請求項4に記載の棚装置であって、
前記取付金具は、前記棚板の下面の左右側部を支持する左右一対の取付金具からなり、該取付金具が前記屈曲部内に配置されることを特徴としている。
この特徴によれば、棚装置を下方側から見た場合であっても、取付金具が側部に近く、側周面部の屈曲部によって取付金具が隠蔽されるので、棚装置の見栄えが向上する。
本発明の請求項6に記載の棚装置は、請求項1ないし5のいずれかに記載の棚装置であって、
前記表面板がステンレス鋼板で形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、棚装置を長期にわたり使用したときに表面板に発生する錆びやカビ等を防止できると共に、側周面部がステンレス鋼板の厚みに見えるため、重厚感を醸しだすことができる。
本発明に係る棚装置を実施するための最良の形態を実施例に基づいて以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、実施例における棚装置を示す斜視図であり、図2は、図1における棚装置を示すA−A縦断側面図であり、図3は、図1における棚装置を示すB−B縦断側面図であり、図4は、図1における棚装置を示すC−C縦断前面図であり、図5は、棚装置の組み立て方を示す斜視図であり、図6は、調整手段としてのネジ部材を示す拡大縦断側面図である。以下、図1及び図5の紙面左下方側を棚装置の前面側とし、図2、図3及び図6の紙面左側を棚装置の前面側とし、図4の紙面手前側を棚装置の前面側として説明する。
図1の符号1は、本発明の適用された棚装置であり、この棚装置1はキッチン台(図示略)等の近傍の壁面2に取り付けられている。棚装置1は、壁面2に取り付けられた取付金具3に支持される棚板4を有し、この棚板4の前端側の下面には、蛍光灯5と、蛍光灯5を点灯させるためのスイッチボックス6とを有する本実施例における電気機器としての照明器具7が取り付けられており(図3参照)、棚板4の表面は表面板8によって覆われている。
図2に示すように、取付金具3は、矩形状の金属板の長手が前後方向を向き、その後端部が壁面2にネジ部材9によって固定され、壁面2から前方側に突出するように配置された片持ち梁構造となっており、その前後方向の長さが棚板4の前後方向の長さの略半分になっている。
尚、取付金具3は、前面視で略L字形状をなし(図4参照)、取付金具3の上面に棚板4の下面が載置されるようになっている。棚板4は、パーティクルボード等の材質で形成されており、その下面における左右両側部が、左右一対の取付金具3によって支持される(図1参照)。
取付金具3の上面前端側には、上下方向に貫通された雌ネジ穴10が設けられている。この雌ネジ穴10には、ドライバー等の工具が嵌合可能な溝(図示略)が形成された操作部12a(頭部)が下端に設けられたネジ部材12が、下方側から螺入されるようになっており、該雌ネジ穴10に螺入されて上方に突出されたネジ部材12の先端(上端)が、棚板4の下面における前記雌ネジ穴10に対応する箇所に埋設された鬼目ナット11の頭部11a下面に当接するようになっている(図6参照)。つまり、本実施例では、取付金具3に形成された雌ネジ穴10とネジ部材12とで本発明における調整手段が構成されている。
尚、ネジ部材12の先端が当接しうる箇所に鬼目ナット11を埋設しているのは、比較的軟質のパーティクルボードからなる棚板4の下面が、ネジ部材12の先端により局所的に押圧されて凹まないように補強するためであり、特に棚板4が樹脂板等の硬質材からなるときは、鬼目ナット11等を設けなくてもよい。また、鬼目ナット11の替わりに鉄片等を設けて補強するようにしてもよい。
また、本実施例では、ネジ部材の一例として、下端にドライバー等の工具が嵌合可能な溝(マイナス溝、プラス溝等)が形成された操作部12aが設けられたネジ部材12が適用されていたが、作業者がネジ部材を回転操作可能な操作部が下端に形成されたネジ部材であれば、例えば操作部として下端に六角レンチを嵌合可能な六角穴が形成されたネジ部材や、手作業により回転操作が可能な蝶ねじ等を適用してもよい。
棚装置1を組み立てる際には、作業者が取付金具3の下方からドライバー等をネジ部材12の操作部12aに取り付けてネジ部材12を回動させ、雌ネジ穴10から突出されたネジ部材12の先端(上端)の突出長を調整することで、取付金具3に対する棚板4の前後方向の傾斜角度の調整を行うことができる。また、左右に配置されている取付金具3の各々に設けられているネジ部材12の突出長を変えることで、棚板4の左右方向の傾斜角度の調整も行うことができる。
また、ネジ部材12が雌ネジ穴10に下方側から螺入されていることで、棚板4を取付金具3に取り付けた後であっても、取付金具3に対する棚板4の前後方向の傾斜角度の調整を行うことができる。尚、本実施例では、ネジ部材12の先端が棚板4の下面に埋設された鬼目ナット11の頭部11a下面に当接するようになっていたが、特に図示はしないが、例えばネジ部材12の先端部を棚板4に対して回転可能に、かつ逸脱不能に連結すれば、棚板4の前端側の浮き上がりが防止される。
図1及び図3に示すように、取付金具3の上面における後端側には、金属板を略角柱状に屈曲して形成した補助金具13の一端がネジ部材14によって取り付けられている。補助金具13は長手が左右方向を向き、左右に並んで2つ配置され、その背面側がネジ部材15によって壁面2に固着されている。
図3に示すように、左右一対の取付金具3同士の間の壁面2には、例えばキッチン台(図示略)で使用される調理器具(図示略)等を吊り下げるフック16を有するハンガー17を懸架することができるハンガーレール18が取り付けられている。ハンガーレール18は長手が左右方向を向き、その背面側がネジ部材19によって壁面2に固着されている。また、ハンガーレール18の上面後側における左右側端部は、補助金具13にネジ部材20によって固定されており(図4参照)、ハンガーレール18は補助金具13を介して取付金具3と連結されている(図1参照)。
更に、ハンガーレール18に懸架されるハンガー17の上端には、ハンガーレール18に形成された左右方向を向く案内溝21に取り付けられる支持駒22が設けられており、この支持駒22が案内溝21に沿って左右方向にスライド移動することで、ハンガー17を左右方向にスライド移動させることができ、ハンガー17に吊り下げられた調理器具(図示略)をキッチン台(図示略)の使用者が使い易い位置に懸架させておくことができる。そのため棚装置1の下方の空間を有効に利用できる。
尚、ハンガーレール18の案内溝21は側面視で45°斜め下方側に開口されており、ハンガー17が斜め下方側に突出された状態で懸架される。また、支持駒22は案内溝21の開口より挿入可能な形状となっており、挿入後においてほぼ90°回動させることにより、案内溝21に形成された上下1対の係合片23に係合される。そのため支持駒22は案内溝21に着脱自在に取り付けられるようになっており、使用者が使い易い数だけハンガー17を懸架することができる。
また、ハンガーレール18の上面と、棚板4の下面における後端側とがネジ部材24によって連結されるようになっており、ハンガーレール18と棚板4とを連結させる際には、ハンガーレール18の下方から案内溝21内にネジ部材24を挿入して、ハンガーレール18の上面に形成された雌ネジ穴25にネジ部材24を螺合させた後、ネジ部材24を棚板4の下面に螺合させるようになっている。
このように、棚板4の左右端部を下方から支持する左右一対の取付金具3,3間に配設されたハンガーレール18の上面に、棚板4の後端縁の長手方向における複数箇所がネジ部材24により連結されているので、棚板4の後端縁の浮き上がりを防止でき、棚板4が自重によって前方側が下がるように傾斜されてしまうことを防ぐことができる。
棚板4の上面は、ステンレス鋼板で形成された表面板8の上面部にて覆われており、この表面板8の前面側及び左右側の縁辺からは、棚板4の前端面及び左右側端面を覆うように下方に屈曲して延設された側周面部26(屈曲片)が形成されている。側周面部26の下端は、棚板4の下面よりも下方、詳しくは、棚板4の下面に配設された取付金具3及び照明器具7の下端まで延設されており、この棚板4の前端面及び左右側端面を覆う側周面部26によって、棚装置1を前面側及び側面側から見たときに、棚板4の下面左右端部を支持する取付金具3及び照明器具7が隠蔽されるようになっている。
図4に示すように、側周面部26の下端側は内方側に屈曲されて上向き略コ字形の屈曲部27が形成されている。この屈曲部27が形成されていることにより、側周面部26の下端が鈍角な形状となり、棚装置1の下方から使用者の手などがぶつかっても、側周面部26の下端の屈曲部27に手がぶつかるので、怪我する虞がなくなり、安全である。
また、取付金具3は屈曲部27の内部(屈曲部27の上方位置)に配置され、棚装置1を下方側から見た場合であっても、取付金具3が側部に近く、側周面部26の屈曲部27によって取付金具3が隠蔽されるようになっている。
このように、棚板4の上面を覆う上面部及び前端面及び左右側端面を覆う側周面部26からなる表面板8は1枚のステンレス鋼板を屈曲形成することにより形成されており、側周面部26における角部26aは前面側及び側面側の側周面部26が互いに溶接された後、表面が研磨されている。つまり、前述のように棚板4の上面を覆う上面部及び前端面及び左右側端面を覆う側周面部26により下面が開口する箱状に構成された表面板8により、図1に示すように、棚板4、照明器具7、取付金具3及びハンガーレール18が外側から一体的に覆われるとともに、背面側は壁面2にて覆われていることで、棚装置1の周囲から見えないように隠蔽されるため、棚装置1の外観体裁が向上する。尚、表面板8がステンレス鋼板で形成されていることで、棚装置1を長期にわたり使用したときに表面板8に発生する錆びやカビ等を防止できると共に、側周面部26がステンレス鋼板の厚みに見えるため、重厚感を醸しだすことができる。
また、図6に示されるように、調整手段としてのネジ部材12の回動によって、棚板4と取付金具3との間に隙間等が生じた場合でも、側周面部26によって該隙間が隠蔽されて外部に露呈することがないばかりか、キッチン台(図示略)からの水撥ねなどによって、棚装置1の上面が水濡れした場合であっても、水滴は表面板8の上面から側周面部26の表面を伝い落ち、棚板4の下面側に周り込むことがなく、照明器具7や取付金具3が濡れることがないので、照明器具7の短絡が防止される。更に、棚板4の水濡れも防止されるので、棚板4に発生するカビなどを防止できる。
図1に示すように、照明器具7の左右方向の長さは、棚板4及び表面板8の左右方向の長さよりも短くなるように形成さており、照明器具7の左右両端部と取付金具3との間には、照明器具7まで延設される電気ケーブル(図示略)の配線スペースが確保されるようになっている。
ここで、棚装置1を壁面2に取り付ける際の組み立て方について説明すると、図5に示すように、先ずハンガーレール18の左右に補助金具13を取り付け、補助金具13の端部に取付金具3を取り付ける。そして、取付金具3とハンガーレール18と補助金具13とを一体的に連結させた状態で、これらを壁面2にネジ部材9,15,19を用いて固着させる。
一方、棚板4には、予めその上面に両面テープ(図示略)を貼り付けて、側周面部26や屈曲部27が形成された表面板8を貼着しておく。そして、棚板4の下面に照明器具7を取り付け、棚板4及び表面板8と照明器具7とを一体化した状態で、壁面2の前方側から取付金具3に向かって移動させ、左右一対の取付金具3を左右の屈曲部27内に嵌め込むようにして表面板8の後端縁を壁面2に当接させる。
更に、ネジ部材12,24を棚装置1の下方側から取付金具3やハンガーレール18に形成された雌ネジ穴10,25に螺合し、ネジ部材12,24の先端を棚板4の下面に螺合させることで、取り付けが完了する。
尚、ここで取付金具3に対する棚板4及び表面板8の前後方向の傾斜角度の微調整を行う場合には、ネジ部材12の下端に設けられた操作部12aを、ドライバー等の工具を介して棚板4の下方側から回転操作すればよい。すなわち、表面板8に覆われていない棚装置1の下面側からネジ部材12による傾斜角度の調整が行えるので、棚装置1の組立後、具体的には、表面板8により上面、前端面、左右側端面が覆われた棚板4を取付金具3にて支持した後であっても、取付金具3に対する棚板4の傾斜角度の調整を容易に行えるばかりか、調整の精度を向上させることができる。また、ネジ部材12に形成された螺旋状のネジ山によって、段階的ではなく連続的に棚板4の傾斜角度が変化されるので微小の高さ調整が行える。
更に、棚板4の前端側の下面に取り付けられた照明器具7の重量によって、棚板4が前方側が下がるように傾斜されても、ネジ部材12を操作することによって傾斜角度の微調整を行ことができる。尚、本実施例の棚装置1は、外観体裁を向上させるために、片持ち梁構造の取付金具3の上下方向の幅が、側周面部26に隠蔽される程度の幅に形成されており、照明器具7の重量によって取付金具3の前方側が下方に傾き易くなっているが、傾斜角度の微調整を行うことで、棚板4の上面を水平に保つことができるとともに、取付金具3が傾く(湾曲される)ことによって取付金具3内に発生する応力を利用して棚板4及び照明器具7を支持できるようになり、取付金具3の上下幅を小さく形成したり、取付金具3の軽量化を行うことができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、取付金具3の前端側に設けられた雌ネジ穴10に螺合させたネジ部材12によって棚板4の前後方向の傾斜角度の微調整を行っていたが、取付金具3のネジ部材12以外にも、ハンガーレール18の雌ネジ穴25に螺合させたネジ部材24の先端の突出長を変えることで、棚板4の傾斜の調整を行うようにしてもよい。
また、前記実施例では、棚板4の下面に取り付けられる電気機器として蛍光灯5を有する照明器具7が用いられていたが、その他にも、電源コンセントや温風ヒータなどの電気機器であってもよい。
更に、前記実施例では、棚装置1を、キッチン台の近傍の壁面2に取り付けた例を記載したが、その他にも、洗面台の近傍の壁面や作業台の近傍の壁面などに取り付けるようにしてもよい。
実施例における棚装置を示す斜視図である。 図1における棚装置を示すA−A縦断側面図である。 図1における棚装置を示すB−B縦断側面図である。 図1における棚装置を示すC−C縦断前面図である。 棚装置の組み立て方を示す斜視図である。 調整手段としてのネジ部材を示す拡大縦断側面図である。
符号の説明
1 棚装置
2 壁面
3 取付金具
4 棚板
7 照明器具(電気機器)
8 表面板
10 雌ネジ穴(調整手段)
12 ネジ部材(調整手段)
12a 操作部
18 ハンガーレール
26 側周面部
27 屈曲部

Claims (6)

  1. 壁面に突設された取付金具により棚板が下方側から支持されるとともに、該棚板の下方に電気機器が設けられ、前記棚板と前記取付金具との間に、該取付金具に対する前記棚板の前後方向の傾斜角度の調整を行う調整手段が設けられた棚装置であって、
    前記棚板には、該棚板の表面を覆う表面板が設けられており、該表面板は、前記棚板の上面を覆う上面部と、前記棚板の前端面及び左右側端面を覆う側周面部と、を少なくとも有し、該側周面部の下端は、少なくとも前記棚板の下面よりも下方位置まで延設され、該側周面部により前記取付金具及び前記電気機器の少なくとも一部が隠蔽されるようになっているとともに前記壁面には、ハンガーレールが固着され、該ハンガーレールと前記棚板の後端縁とが連結されていることを特徴とする棚装置。
  2. 前記調整手段が、前記棚板の下方側からの操作によって前記棚板の前後方向の傾斜角度の調整を行うことができることを特徴とする請求項1に記載の棚装置。
  3. 前記調整手段が、前記取付金具の前端側に設けられた上下方向に貫通する雌ネジ穴と、該雌ネジ穴よりも下端に設けられた操作部を介して回転させることで前記棚板が上下動するように、前記雌ネジ穴に螺入されたネジ部材と、から構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の棚装置。
  4. 前記側周面部の下端に、内方に向けて屈曲された屈曲部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の棚装置。
  5. 前記取付金具は、前記棚板の下面の左右側部を支持する左右一対の取付金具からなり、該取付金具が前記屈曲部内に配置されることを特徴とする請求項4に記載の棚装置。
  6. 前記表面板がステンレス鋼板で形成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の棚装置。
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