JP2008246167A - システムキッチン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明では、キャビネットと、前記キャビネット上に配置されるカウンタと、前記カウンタに配置される調理設備と、昇降するスクリーンと、を有するシステムキッチンであって、前記カウンタは、前記キャビネットの背板よりも後方に延出する延出部を備え、前記延出部の下方には、前記スクリーンを収納し、且つ昇降自在とするスクリーン昇降装置が備えられ、前記延出部は、前記スクリーンが昇降するための開口部を備えることを特徴とするシステムキッチンが提供される。
【選択図】 図2
Description
しかしながら、ガラス板はシンク等を使用しない場合においてもカウンタ上に立設しており、作業の邪魔になったり、対面型キッチンにおいては見栄えが悪い等の問題があった。また、カウンタ清掃の際に取り外すことも可能ではあるものの、取り外したガラス板の収納場所を用意する必要があったり、取り外したガラス板の紛失や破損という恐れもあった。
しかし、この場合も、キャビネット内に組み込まれているため、メンテナンスしづらいという問題点があった。
図1は、本発明の実施の形態に係るシステムキッチン10の前方斜視図である。
図2は、本発明の実施の形態に係るシステムキッチン10の後方斜視図である。
図4は、背面側から見たスクリーン昇降装置70の詳細図である。
スクリーン昇降装置70は、スライドレール72が上下方向に延在するように備えられており、スライドレール72には、スライドレール72に沿ってキャリア73が昇降自在に取り付けられている。キャリア73には一本のワイヤ74がスライドレール72の両端に設けられたプーリー(図示しない)を介して連結している。またワイヤ74にはモーター・ギヤ部75が接続されており、電源・制御部76より電力を供給されたモーターの回転によりワイヤー74を手繰り寄せることで、キャリア73を上下にスライドさせる。キャリア73のスライドの上下方向はモーターの回転方向によって決まり、電源・制御部76の制御によりモーターの回転方向を切り替えることによって、キャリア73を上下にスライドさせている。キャリア73にはスクリーン50が取り付けられており、モーターの回転と向きを制御することにより、キャリア73に着脱自在に取り付けられたスクリーン50を自在に昇降させることができる。
システムキッチン10のコンロ40やシンク45を用いて調理作業を行う際、使用者はまず、スイッチ等によってスクリーン昇降装置70のモーターを駆動させる。モーターの回転によりワイヤー74が手繰り寄せられ、キャリア73とそれに取り付けられたスクリーン50とが、スライドレール72に沿って上昇する。上方向にスライドするスクリーンは、筐体71の収納開口部71aとカウンタ30の開口部32および介在部材60のスクリーン昇降開口部61を通ってカウンタ30上に延出する。
コンロ40等の後方に備えられたスクリーン50を上昇させてカウンタ30の上方に延出させてから調理作業を行うことにより、スクリーン50が後方に飛散する液体等を受け止めることができる。これにより、システムキッチン10の後方に液体等が飛散することはなく、システムキッチン10の後方に位置する壁や、対面型キッチンにおいてはダイニング空間やリビング空間を汚すことがないため、衛生的である。
この時、開口部32に設けられた介在部材60とスクリーン50とが隙間無く設置されているため、スクリーン50は介在部材60によって案内・支持され、安定した状態でカウンタ30上に立設する。また、スクリーン50にかかった液体等がスクリーン50を伝って下方に流れたとしても、スクリーン50と介在部材60とが隙間無く配置されているため、スクリーン昇降装置70内部に液体等が侵入しにくい構造となっている。また、スクリーン50が上方に延出している場合においても、介在部材60の突出部60aおよびスクリーン昇降開口部61は、カウンタ30の上面よりも高い部分に位置する。これにより、カウンタ30上に液体等をこぼしてしまったとしても、カウンタ30の上面を伝う液体は突出部60aに阻まれ、スクリーン昇降装置70内に侵入することはなく、安全である。
スクリーン50を下降させることにより、スクリーン50をスクリーン昇降装置70の筐体71内に収納する。スクリーン50を最も下方に下降させて筐体71に収納させた状態において、スクリーン50の上辺部であるフレーム51は、介在部材60と当接する。これにより、スクリーン50を最も下方まで下降させた状態においては、フレーム51がスクリーン昇降開口部61を覆う蓋の役割を果たし、スクリーン昇降開口部61からのスクリーン昇降装置70内部への液体等の侵入を防止することができる。
また、スクリーン50を最も下方まで下降させた状態においても、突出部60aおよびスクリーン昇降開口部61は、カウンタ30の上面よりも高い部分に位置する。これにより、カウンタ30上に液体等をこぼしてしまったとしても、カウンタ30の上面を伝う液体は突出部60aに阻まれ、スクリーン昇降装置70内に侵入することはなく、安全である。
また、スクリーン50を筐体70に収納した際のカウンタ30上には、スクリーン50の上端に位置したフレーム52と介在部材60の突出部60aが存在するのみであり、システムキッチン10の作業における邪魔にはならない。更に、対面キッチンにおいては、スクリーン50が格納可能とすることで、本来のメリットであるオープンな空間を犠牲にすることなくシステムキッチン10の美観を保つことができる。また、コンロで使用した場合には飛散を防ぐだけでなく、臭い、煙、熱などの拡散をスクリーン50が防ぐため、換気扇の補修力アップも期待できる。
スクリーン昇降装置70は、カウンタ30の延出部31に下方側、且つキャビネット20の背面側に設置固定される。これにより、キャビネット20の内部の状態に関係なくスクリーン50およびスクリーン昇降装置70を設けることができ、キャビネット20の内部のスペースを削ることもない。更に、キャビネット20の外側に設置することができるため、組み立て・取り付けが楽に行え、また、メンテナンスや故障時のスクリーン昇降装置70へのアプローチが楽になるというメリットがある。
スクリーン昇降装置はカウンタ30の延出部31に設置固定されるが、収納開口部71a周辺には、開口部32の内壁に当接し係合するように筐体71の上面から上方に延出する位置決め手段である突起部71bが設けられている。筐体71の突起部71bがカウンタ30の開口部32に係合し、筐体71はねじ等によってカウンタ30の延出部31の裏面に固定される。位置決め手段である突起部71bによって、カウンタ30の開口部32の位置を基準にスクリーン昇降装置70が取り付けられるため、スクリーン昇降開口部61とカウンタ30の開口部32の間口合わせが容易に行える。これにより昇降するスクリーン50が介在部材60のスクリーン昇降開口部61に精度よく納まり、スムーズな昇降動作が可能となる。また、筐体71のキャビネット20と反対側の面には蓋部71cが着脱自在に設けられている。これにより、スクリーン昇降装置70をシステムキッチンに設置したあとでも、スクリーン昇降装置70を取り外すことなく、キャビネットの外側から簡単にスクリーン昇降装置70の内部を露出させることができため、メンテナンス性も向上することとなる。なお、介在部材60の取り付け方は、スクリーン昇降装置70をカウンタ30に取り付けた後、スクリーン50をスクリーン昇降開口部61の下方より通した後にフレーム51を取り付ける。あるいは、先にカウンタ30に介在部材60を取りつけた上で、キャリア73より取り外したスクリーン50にフレーム51を取り付け、スクリーン50をスクリーン昇降開口部61の上方より差し込み、その後スクリーン50とキャリア73を取り付けるようにしてもよい。また、介在部材60を軟質部材で形成している場合は、フレーム51を取りつけた状態のスクリーン50であっても、介在部材60が弾性変形することによって、スクリーン昇降開口部61の下方よりスクリーン50を差し入れることが可能である。
図8は、本発明の他の実施の形態に係る介在部材の概略図である。
介在部材60には、図7のように、水仕舞いの効果を更に向上させるため、水の浸入を防止する部材として、軟質シール部60bを設けても良い。本実施例において、軟質シール材60bは、介在部材60のスクリーン昇降開口部61に設けられる。スクリーン50が昇降時、あるいは最も上昇してカウンタ30上に立設している状態において、軟質シール部60bは、キッチンスクリーン50と当接するように設けられている。これにより、スクリーン50がカウンタ30上に立設している際、スクリーン昇降装置70の内部への液体等の侵入を防止する機能は更に向上することとなる。
スクリーン50を最も下降させ、筐体71に収納した状態においても、軟質シール部60bがスクリーン50と当接している(図8)。軟質シール部60bはフレーム51と介在部材60とが当接する部分において、その間に位置して隙間を埋める働きをする。これにより、スクリーン昇降装置70内部への液体等の侵入を防止する効果は、更に向上することとなる。
20 キャビネット
21 背板
30 カウンタ
31 延出部
32 開口部
40 コンロ
45 シンク
50 スクリーン
51 フレーム
60 介在部材
60a 突出部
60b 軟質シール部
61 スクリーン昇降開口部
70 スクリーン昇降装置
71 筐体
71a 収納開口部
71b 突起部
71c 蓋部
72 スライドレール
73 キャリア
74 ワイヤ
75 モーター・ギア部
76 電源・制御部
90 ねじ
Claims (4)
- キャビネットと、
前記キャビネット上に配置されるカウンタと、
前記カウンタに配置される調理設備と、
昇降するスクリーンと、
を有するシステムキッチンであって、
前記カウンタは、前記キャビネットの背板よりも後方に延出する延出部を備え、
前記延出部の下方には、
前記スクリーンを収納し、且つ昇降自在とするスクリーン昇降装置が備えられ、
前記延出部は、前記スクリーンが昇降するための開口部を備える
ことを特徴とするシステムキッチン。 - 前記スクリーン昇降装置は、前記延出部の裏面に取り付けるための取付部材を備える
ことを特徴とする請求項1のシステムキッチン。 - カウンタの延出部の裏面にスクリーン昇降装置を取り付け、
次に前記カウンタを、前記スクリーン昇降装置がキャビネットの背板よりも後方に位置するようにキャビネットに取り付けることを特徴とするシステムキッチンの組立方法。 - キャビネットの上面にカウンタを取り付け、
次に前記カウンタにスクリーン昇降装置を取り付けることを特徴とするシステムキッチンの組立方法。
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---|---|---|---|
JP2007095211A JP5067608B2 (ja) | 2007-03-30 | 2007-03-30 | システムキッチン及びその組立方法 |
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JP2007095211A JP5067608B2 (ja) | 2007-03-30 | 2007-03-30 | システムキッチン及びその組立方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2008246167A true JP2008246167A (ja) | 2008-10-16 |
JP5067608B2 JP5067608B2 (ja) | 2012-11-07 |
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KR101186203B1 (ko) | 2011-11-14 | 2012-10-08 | 서종용 | 싱크대 물튀김 차단장치 |
KR101316817B1 (ko) * | 2012-03-12 | 2013-10-11 | 임완길 | 오염방지용 조리 펜스 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005204714A (ja) * | 2004-01-20 | 2005-08-04 | Inax Corp | 対面式キッチンユニット |
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2007
- 2007-03-30 JP JP2007095211A patent/JP5067608B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR101316817B1 (ko) * | 2012-03-12 | 2013-10-11 | 임완길 | 오염방지용 조리 펜스 |
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