JP2019022854A - 昇降天板付きデスクの立上げ配線装置 - Google Patents

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晴洋 江連
朋興 城ノ下
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朋興 城ノ下
章吾 皆内
Shogo Minauchi
章吾 皆内
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Abstract

【課題】着座姿勢から起立姿勢まで天板の高さが大きく変化する昇降天板付きデスクにおいて、床面から昇降天板の下面まで冗長性を持たせてフレキシブルにコード類を配線することができる昇降天板付きデスクの立上げ配線装置を提供する。【解決手段】両側に配した脚体1を固定脚9に対して可動脚10を上下動可能に支持した構造とし、両可動脚の上端で支持した天板2の高さを調節可能とする昇降天板付きデスクであって、合成樹脂製の偏平な芯材をファスナー付きの筒状袋内の一部に固定し、該芯材にコード類を沿わせながらファスナーを閉じて内部に保持する構造の立上げ配線ダクト32を備え、該立上げ配線ダクトの下部を前記脚体の固定脚の背面部に取付けるとともに、該立上げ配線ダクトの上部に前記天板の昇降時に変形する余剰部分33を設けてその上端を前記天板の後端部下面8に取付けた。【選択図】 図5

Description

本発明は、昇降天板付きデスクの立上げ配線装置に係わり、更に詳しくは床面から昇降天板の下面までコード類を配線するための昇降天板付きデスクの立上げ配線装置に関するものである。
従来から、両側に配した脚体を固定脚の内部に可動脚の下部を上下動可能に支持した構造とし、これら固定脚と可動脚との間に駆動機構を設けて該可動脚を昇降可能とし、該可動脚の上端に取付けた天板の高さを調節可能とした昇降天板付きデスク装置は各種提供されている。
例えば、特許文献1には、両側に配した脚体を固定脚の内部に可動脚の下部を上下動可能に支持した構造とし、これら固定脚と可動脚とに関連づけて駆動機構を設けて該可動脚を昇降可能とし、該可動脚の上端に取付けた天板の高さを調節可能とするとともに、両脚体の固定脚の後端面で上端部間に幕板を取付け、前記天板の後縁と幕板の上端部間に配線ダクトが形成された昇降天板付きデスク装置が開示されている。
また、特許文献2には、後端部寄りに上下方向に折曲可能なヒンジ部を備える支持基板における前端部上面に係止片を、かつ後端に前後方向に弾性変形可能な閉塞片をそれぞれ上向に立設してなるダクトユニットにおける前記ヒンジ部よりも後方の端部を、天板の後端下面と所要寸法離間して立設された幕板の上端に、前記閉塞片の上端と天板下面とが当接又は近接するように止着するとともに、前記係止片を、天板下方の補強部材に着脱可能として係合したことを特徴とする机等における配線ダクト構造が開示されている。
しかし、特許文献1に記載の配線ダクト装置は、天板の後縁と幕板の上端部間に形成された配線ダクトの下方に。コード受けを固定的に設けたので、配線作業には天板の下に潜り込み、窮屈な姿勢を強いられるので、大変な労力を要する。また、特許文献2に記載の机等における配線ダクト構造は、支持基板の前端部上面における係止片と天板下方の補強部材との係合を外せば、支持基板はヒンジ部を中心として下向に回動、傾斜するので、ケーブル等を机等の前方よりダクト内に容易に収納することができるというものであるが、支持基板が弾性ヒンジ部によって下向きに傾斜するので、該支持基板に重量のあるコード類を載支した場合には、傾斜角度が大きくなって、コード類が配線作業中に落下する恐れもある。
特許第4797912号公報 実公平7−981号公報
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、両側に配した脚体を固定脚に対して可動脚を上下動可能に支持した構造とし、両可動脚の上端で支持した天板の高さを調節可能とし、着座姿勢から起立姿勢まで天板の高さが大きく変化する昇降天板付きデスクにおいて、床面から昇降天板の下面まで冗長性を持たせてフレキシブルにコード類を配線することができるとともに、余剰部分が邪魔にならない昇降天板付きデスクの立上げ配線装置を提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、以下に示す昇降天板付きデスクの立上げ配線装置を構成する。
(1)
両側に配した脚体を固定脚に対して可動脚を上下動可能に支持した構造とし、両可動脚の上端で支持した天板の高さを調節可能とする昇降天板付きデスクであって、合成樹脂製の偏平な芯材をファスナー付きの筒状袋内の一部に固定し、該芯材にコード類を沿わせながらファスナーを閉じて内部に保持する構造の立上げ配線ダクトを備え、該立上げ配線ダクトの下部を前記脚体の固定脚の背面部に取付けるとともに、該立上げ配線ダクトの上部に前記天板の昇降時に変形する余剰部分を設けてその上端を前記天板の後端部下面に取付け、前記天板が最も下降した状態でも余剰部分が前記天板の後端よりも後方へ突出しないように設定していることを特徴とする昇降天板付きデスクの立上げ配線装置。
(2)
前記立上げ配線ダクトは、前記ファスナーで閉じて筒状とした際に、前記芯材が内部に位置してなる(1)記載の昇降天板付きデスクの立上げ配線装置。
(3)
前記天板が最も上昇したときと最も下降したときの高低差を吸収できるだけの余剰部分を立上げ配線ダクトの上部に設けている(1)又は(2)記載の昇降天板付きデスクの立上げ配線装置。
(4)
前記芯材の作用により前記余剰部分の変形方向が拘束されている(1)〜(3)何れか1に記載の昇降天板付きデスクの立上げ配線装置。
以上にしてなる本発明の昇降天板付きデスクの立上げ配線装置は、以下に示す効果を奏する。
(1)の構成によれば、床面から昇降天板の下面まで冗長性を持たせてフレキシブルにコード類を配線することができるとともに、余剰部分が邪魔にならず、また芯材が最小の曲率半径を保ちながら湾曲するので、内部に包持されたコード類を過度に屈曲させずに保護でき、更に天板を昇降させた際に、余剰部分が天板から飛び出して邪魔になるようなことがなく、コード類をすっきり立上げ配線することができる。
(2)の構成によれば、前記立上げ配線ダクトは、前記ファスナーで閉じて筒状とした際に、前記芯材が内部に位置してなるので、芯材が隠れて外観的に見栄えが良くなる。
(3)の構成によれば、天板をどのような高さに調節してもコード類を立上げ配線ダクトで保持できる。
(4)の構成によれば、天板の昇降時に余剰部分の変形方向が拘束されるので、余剰部分が邪魔にならない。
本発明に係る昇降天板付きデスクを示す斜視図である。 同じく昇降天板付きデスクの分解斜視図である。 側方へ隣接して2台の昇降天板付きデスクを設置し、片方のデスクの天板を上昇させた状態の斜視図である。 ダクトカバーの斜視図である。 ダクトカバーを閉じた状態の部分斜視図である。 図5の状態の縦断面図である。 ダクトカバーを開いた状態の部分斜視図である。 図7の状態の縦断面図である。 化粧カバーを外した状態の部分斜視図である。 化粧カバーの分解斜視図である。 ビームの端部構造を示す部分斜視図である。
次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する。図1は本発明に係る昇降天板付きデスクを示し、図2〜図8はその詳細を示し、図中符号1は脚体、2は天板、3はビーム、4は支持杆、5はダクトカバー、6は支軸、7は係止具それぞれ示している。
本発明に係る昇降天板付きデスクの配線ダクト装置は、図1及び図2に示すように、両側に配した脚体1,1の上端で支持した天板2の高さを調節可能とする昇降天板付きデスクAであって、前記天板2の下面後部に該天板2との間に所定の空間を設けてダクトカバー5の後部を水平な支軸6にて前部が上下方向へ回動可能に取付けるとともに、該ダクトカバー5を係脱可能な保持手段7にて略水平状態に保持し、前記ダクトカバー5を開放した状態で前記天板2の下面8とダクトカバーのなす角度が90°よりも小さな角度に設定したことを特徴とする。
ここで、図2に示すように、前記脚体1は、固定脚9に対して可動脚10を上下動可能に支持した構造とし、両側の前記脚体1,1の可動脚10,10の上端に、横方向に延びるビーム3の両端部を取付け、該ビーム3の両側部には前後方向に延びた支持杆4,4の中央部が固定されており、前記ビーム3と支持杆4,4の上面に前記天板2を載置して取付けている。
本発明は、図7及び図8に示すように、前記ダクトカバー5を開放した状態で、前記天板2の下面8とダクトカバー5のなす角度が45°〜70°の角度に保持すべく、該ダクトカバー5の後端に前記天板2の下面8に当接する規制部11,11を設けている。前記天板2の下面8とダクトカバー5のなす角度が60°であると特に好ましい。
そして、前記ビーム3の後側であって、両支持杆4,4に水平な支軸6,6にてダクトカバー5の両側後部を上下回動可能に取付けるとともに、該ダクトカバー5の前端部に、該ダクトカバー5が略水平状態に保持する前記ビーム3に対して係脱可能な保持手段7としての係止具を設けている。ここで、前記保持手段7としては、マグネットを用いるものや各種の構造が採用でき、またそれを設ける位置も特に制限されない。以下、実施形態では、前記保持手段7の一例として閂構造の係止具7を用いて説明する。
具体的には、前記ダクトカバー5は、図2及び図4に示すように、支持板12の両側後部に前記支軸6,6で回動可能に支持する側面板13,13を有するとともに、前縁に立上板14を有し、前記支持板12が前記ビーム3の下面15と略面一の略水平状態で前記立上板14の両側に設けた閂構造の前記係止具7,7を前記ビーム3の後面16に係脱可能に係合させ、更に前記側面板13の後端に前記ダクトカバー5を所定角度に保持するための規制部11を形成している。尚、前記ビーム3の後面16には、前記係止具7の爪部7Aが係止する係合孔を形成している。前記ダクトカバー5は、前記ビーム3の後側に連続して設けられ、前記立上板14とビーム3の後面16が近接して位置し、前記ダクトカバー5により形成されるダクト空間から前記ビーム3の後面16に形成したコード挿通孔を通して凹溝24内に配線することが可能である。
更に詳しくは、前記固定脚9は、図1〜図3及び図5に示すように、下端に前後方向に延びた接地脚17を設け、該接地脚17の少なくとも前後端部が平面視において前記天板2の側端縁18よりも側方へ突出し、側方突出部を当接部19,19としている。具体的には、図1及び図2に示すように、前記脚体1の固定脚9は、筒状の外側筒20の下端に前後方向に延びた前記接地脚17の前後中央部を固定し、前記可動脚10は、前記外側筒20の内部に設けた単数又は複数の筒部材で伸縮連筒を構成したものである。本実施形態では、内側筒21と中間筒22の二つを前記外側筒20の内部に同軸状に設けて伸縮連筒を構成している。
本発明に係る昇降天板付きデスクA,Bの2台を、横方向へ隣接して設置した状態を図3に示している。隣接して設置した両昇降天板付きデスクA,Bの脚体1,1の固定脚9,9に設けた当接部19,19同士を前後部において当接して最接近状態で設置した場合でも、隣接する天板2,2の側端縁18,18間に隙間が形成されているので、一方の昇降天板付きデスクAの天板2を昇降しても他方の昇降天板付きデスクBの天板2に干渉されることなく、昇降動作するのである。ここで、前記当接部19は、接触摩擦抵抗の大きなゴム等の弾性材料で形成することが望ましい。
前記固定脚9に対して可動脚10を昇降駆動する機構は、前述の伸縮連筒を関係付けてその内部に格納されている。前記内側筒21の上端には、図2に示すように、取付体23が固定されており、該取付体23の内部には回転数を制御できるサーボモータあるいはステッピングモータ等の駆動モータが内蔵されており、前述の伸縮連筒と外側筒20の内部に設けた送りネジ機構等から構成した昇降機構部が格納されている。そして、横方向に延びる上方開放のビーム3の両端部内に前記取付体23を取付け、該ビーム3の両側部には前後方向に延びた支持杆4,4の中央部が固定されており、前記ビーム3と支持杆4,4の上面に前記天板2を載置して、下方からネジ止めして取付ける。
また、前記ビーム3の凹溝24の内部には、駆動モータを制御する電子制御装置25を組み込み、該電子制御装置25の操作スイッチ26を図1、図5及び図6に示すように、一方の前記支持杆4の手前側に設け、その配線は該支持杆4の内部からビーム3の凹溝24を通して電子制御装置25に繋がっている。尚、前記支持杆4の全体を合成樹脂製のカバー27で覆うことも好ましい。
また、前記天板2の後部の両側には、その下方に設けたダクトカバー5からなる配線ダクト装置に関連して配線機能部28,28を設けている。前記配線機能部28は、前記天板2に上下貫通して形成した開口29の内部に、配線を挿通するための機能のついた配線カバー30を設けたり、各種接続端子を備えたコンセント31を設けたりする。
また、前記配線ダクト装置からビーム3の凹溝24内を通して前記電子制御装置25と駆動モータに電力を供給し、あるいは通信のためのLANケーブルを配線する必要がある。そのため、図5〜図8に示すように、アクセスフロア等の床面から引き出したコード類を収容すべく、前記脚体1の固定脚9の背面部に取付け、上端を余して前記天板2の後端部下面8に取付けた立上げ配線ダクト32を設けている。前記立上げ配線ダクト32は、合成樹脂製の偏平な芯材をファスナー付きの筒状袋内の一部に縫着し、あるいは熱溶着し、あるいは接着して固定し、該芯材にコード類を沿わせながらファスナーを閉じて内部に保持する構造である。前記天板2は昇降するが、本実施形態では、最も上昇したときには前記天板2の上面の高さが1250mmとなり、最も下降したときには前記天板2の上面の高さが650mmとなるので、その高低さを吸収できるだけの余剰部分33を立上げ配線ダクト32の上部に設けている。ここで、前記天板2の昇降時に前記立上げ配線ダクト32は変形するが、前述の芯材の作用により変形方向は拘束され、最も下降した状態でも余剰部分33が前記天板2の後端よりも後方へ突出しないようにしている。
また、前記天板2の後部と両側には、図1、図5〜図8に示すように、バックパネル34とサイドパネル35,35をそれぞれL金具36,…で前記天板2の下面に取付けている。ここで、前記バックパネル34とサイドパネル35は、天板2の下方にも十分な上下寸法を設けてあり、前記天板2を最高高さに上昇させた場合でも、隣接する天板2が最低高さにあるバックパネル34とサイドパネル35とが重なるように設定している。そして、隣接する昇降天板付きデスクA,Bの天板2,2に設けたサイドパネル35,35の間にも隙間が確保されるように設定している。
更に、前記ダクトカバー5の支持板12には、複数の長孔37,…を縦横に多数形成してあり、該長孔37を利用して結束バンドでテーブルタップや変圧器等の配線機器を保持する。また、前記ダクトカバー5をスチール板で作製しているので、マグネットを利用して配線機器を吸着して保持することも可能である。
図5及び図6に示すように、前記ダクトカバー5は、閉じた状態では、前記ビーム3の下面15と支持板12が略面一に略水平状態で支持されるので、外観性に優れたものとなり、全く邪魔になることがない。また、図7及び図8に示すように、前記ダクトカバー5は、開いた状態では、天板2の下方を斜め上方から覗き込んだときに、前記支持板12が略正面を向き、また前記立上板14が受け部となるので、配線作業が容易であり、コード類が重くなっても、前記規制部11,11が天板2の下面8に当接して回動規制しているので、開放姿勢が安定である。
前記ビーム3の端部には、図5に示すように、前記脚体1を支持する取付体23を取付けているが、前記ビーム3の凹溝24をやや深く設定していることから、寸法の関係上、前記脚体1の外側筒20及び中間筒22の上端と前記ビーム3の下面15との間に指を挟む危険性を除去するために、前記下面15を含めて下部を切り欠いている。このビーム3の端部の切欠部39や前記取付体23を隠蔽するために、合成樹脂製の化粧カバー38を取付けている。
前記化粧カバー38と前記ビーム3の端部への取付構造を図5、図9〜図11に基づいて説明する。前記化粧カバー38は、前記ビーム3の切欠部39と端面を覆うことができる正面視略L字状の部材であり、前記脚体1の内側脚21を受け入れる円形の開口40を有し、該開口40の直径部分で左右に分割している。即ち、図10に示すように、前記化粧カバー38は、底面側を覆う内側カバー41と側面側と底面側を覆う外側カバー42とからなり、互いに突き合わせ接合する。
前記内側カバー41は、底面側を覆う水平部43から端部が下方へ屈曲して延びた傾斜部44を有し、前記水平部43の端縁には、前記開口40を形成する半円孔40Aを形成するとともに、両端部に下方へ延設した係合片45,45を形成し、該係合片45,45の外側に三角ダボからなる係止爪46,…を複数形成し、また前記水平部43の端縁には、前記切欠部39に対応する前記下面15の切断縁の下側に係合する係合段部47を形成した形状である。一方、前記外側カバー42は、正面視略L字形であり、底面側を覆う水平部48と端面を覆う垂直部49とを有し、前記水平部48の端縁には、前記開口40を形成する半円孔40Bを形成するとともに、両端部に下方へ延設した係合片50,50を形成し、該係合片50,50の外側に三角ダボからなる係止爪51,…を複数形成し、更に前記水平部48のコーナー部近傍の両側には、前記垂直部49の内面に連続して補強片52,52を延設するとともに、該補強片52の内側下端に突起53をそれぞれ形成した形状である。
また、前記ビーム3は、図9に示すように、下面15、後面16及び前面54からなる断面略コ字状の凹溝24を形成している。前記切欠部39は、前記ビーム3の端部で下面15と後面16及び前面54の下部を切り欠いたものである。そして、前記ビーム3の端部には、前記取付体23を固定するための補強部材55が後面16と前面54に溶接固定されている。前記補強部材55は、下向きに開放した断面略コ字形の部材であり、上面板56の両側から下向きに垂下板57,57を折曲形成したものであり、前記上面板56をビーム3の上面と面一に設定するとともに、両垂下板57,57を後面16と前面54の内面に接合した状態で、スポット溶接で一体化する。そして、前記補強部材55の両垂下板57,57には、前記内側カバー41の係止爪46,…と前記外側カバー42の係止爪51,…を同時に受け入れて係合する横長孔58,58を形成するとともに、前記前記外側カバー42の補強片52,52を受け入れて、前記突起53,53を係合する係合凹部59,59を形成している。
前記化粧カバー38を前記ビーム3の端部に取付けるには、先ず前記内側カバー41の係合段部47を前記切欠部39の下面15の端縁の下方に係合するとともに、両係合片45,45を前記補強部材55の両垂下板57,57の内側に挿入して係止爪46,…を横長孔58,58に向け止め係合する。それから、前記外側カバー42の両補強片52,52を下方から前記補強部材55の係合凹部59,59にスライド係合させながら、両係合片50,50前記補強部材55の両垂下板57,57の内側に挿入して係止爪51,…を横長孔58,58に向け止め係合する。この状態で、前記半円孔40Aと半円孔40Bで円形の開口40となり、前記脚体1の内側筒21を取り囲むようになる。
また、前記化粧カバー38の内面側には、前記昇降天板付きデスクの取扱説明書を保持できるようにすることも好ましい。また、前記化粧カバー38の外側カバー42の垂直部49の表面にはロゴやブランド名、あるいは内蔵物(取扱説明書)の説明を表示することも好ましい。
A,B 昇降天板付きデスク、
1 脚体、 2 天板、
3 ビーム、 4 支持杆、
5 ダクトカバー、 6 支軸、
7 係止具(保持手段)、 7A 爪部、
8 下面、 9 固定脚、
10 可動脚、 11 規制部、
12 支持板、 13 側面板、
14 立上板、 15 下面、
16 後面、 17 接地脚、
18 側端縁、 19 当接部、
20 外側筒、 21 内側筒、
22 中間筒、 23 取付体、
24 凹溝、 25 電子制御装置、
26 操作スイッチ、 27 カバー、
28 配線機能部、 29 開口、
30 配線カバー、 31 コンセント、
32 立上げ配線ダクト、 33 余剰部分、
34 バックパネル、 35 サイドパネル、
36 L金具、 37 長孔、
38 化粧カバー、 39 切欠部、
40 開口、 40A 半円孔、
40B 半円孔、 41 内側カバー、
42 外側カバー、 43 水平部、
44 傾斜部、 45 係合片、
46 係止爪、 47 係合段部、
48 水平部、 49 垂直部、
50 係合片、 51 係止爪、
52 補強片、 53 突起、
54 前面、 55 補強部材、
56 上面板、 57 垂下板、
58 横長孔、 59 係合凹部。

Claims (4)

  1. 両側に配した脚体を固定脚に対して可動脚を上下動可能に支持した構造とし、両可動脚の上端で支持した天板の高さを調節可能とする昇降天板付きデスクであって、合成樹脂製の偏平な芯材をファスナー付きの筒状袋内の一部に固定し、該芯材にコード類を沿わせながらファスナーを閉じて内部に保持する構造の立上げ配線ダクトを備え、該立上げ配線ダクトの下部を前記脚体の固定脚の背面部に取付けるとともに、該立上げ配線ダクトの上部に前記天板の昇降時に変形する余剰部分を設けてその上端を前記天板の後端部下面に取付け、前記天板が最も下降した状態でも余剰部分が前記天板の後端よりも後方へ突出しないように設定していることを特徴とする昇降天板付きデスクの立上げ配線装置。
  2. 前記立上げ配線ダクトは、前記ファスナーで閉じて筒状とした際に、前記芯材が内部に位置してなる請求項1記載の昇降天板付きデスクの立上げ配線装置。
  3. 前記天板が最も上昇したときと最も下降したときの高低差を吸収できるだけの余剰部分を立上げ配線ダクトの上部に設けている請求項1又は2記載の昇降天板付きデスクの立上げ配線装置。
  4. 前記芯材の作用により前記余剰部分の変形方向が拘束されている請求項1〜3何れか1項に記載の昇降天板付きデスクの立上げ配線装置。
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