JP2005065792A - アイランドキッチン - Google Patents

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Keigo Aoshima
圭吾 青島
Kazuhide Murakami
和秀 村上
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

【目的】 アイランドキッチンにおいて、天板後部の突出部を安定に支持するとともに、化粧パネルのキャビネット裏面側への取付けを容易とする。
【構成】 突出部(1)の裏面からキャビネット(3)の裏面側にかけて断面略L字状の天板受け材(4)が配設され、この天板受け材を介して化粧パネル(5)がキャビネットの裏面側に配設される。
【選択図】図1

Description

この出願の発明は、アイランドキッチンに関するものである。さらに詳しくは、この出願の発明は、天板後部の突出部が安定に支持されるとともに、化粧パネルのキャビネット裏面側への取付けが容易なアイランドキッチンに関するものである。
後部に突出部を有する天板を備えたキッチンキャビネットが知られている。このキッチンキャビネットは、様々な方向からの使用が可能とされ、アイランドキッチンと呼ばれている(たとえば、特許文献1参照)。
特開平8−131272号公報
上記アイランドキッチンでは、天板後部の突出部に食器等が載せられたり、食卓として使用されたりするため、その際に荷重が下方に加わることから突出部を安定に支持可能とすることが望まれる。また、キャビネットの裏面側には化粧パネルが配設されるが、この化粧パネルは施工現場において取付けが容易であることが望まれる。
この出願の発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、天板後部の突出部が安定に支持されるとともに、化粧パネルのキャビネット裏面側への取付けが容易なアイランドキッチンを提供することを解決すべき課題としている。
この出願の発明は、上記の課題を解決するものとして、第1には、後部に突出部を有する天板を備えたアイランドキッチンにおいて、前記突出部の裏面からキャビネットの裏面側にかけて断面略L字状の天板受け材が配設され、この天板受け材を介して化粧パネルがキャビネットの裏面側に配設されることを特徴とするアイランドキッチンを提供する。
この出願の発明は、第2には、上記第1のアイランドキッチンにおいて、天板受け材は、アイランドキッチンの長手方向にわたって設けられるアイランドキッチンを提供する。
この出願の発明は、第3には、上記第1又は第2のアイランドキッチンにおいて、天板後部の突出部には裏面部に溝が設けられ、化粧パネルの上端部がその溝に挿入されるアイランドキッチンを提供する。
この出願の発明は、第4には、上記第1、2又は3いずれかのアイランドキッチンにおいて、中央に溝を有する断面略コ字状のカバー体が、アイランドキッチンの長手方向にわたって設けられ、カバー体の前記溝に化粧パネルの下端部が挿入されるアイランドキッチンを提供する。
この出願の発明の第1のアイランドキッチンによれば、天板後部の突出部が安定に支持されるとともに、化粧パネルのキャビネット裏面側への取付けが容易となる。
この出願の発明の第2のアイランドキッチンによれば、第1のアイランドキッチンの上記効果に加え、天板裏面と化粧パネル上端との間の隙間を天板受け材により覆い隠すことができる。
この出願の発明の第3のアイランドキッチンによれば、第1又は第2のアイランドキッチンの上記効果に加え、化粧パネルのキャビネット裏面側への取付けがより容易となる。
この出願の発明の第4のアイランドキッチンによれば、第1、2又は3のアイランドキッチンの効果に加え、化粧パネルの不陸調整をほとんど気にせずに、化粧パネルの取付けを行うことができる。
以下、図面に沿ってこの出願の発明のアイランドキッチンについてさらに詳しく説明する。
図1は、この出願の発明のアイランドキッチンの一実施形態を示した斜視図である。
図1に示したように、アイランドキッチンは、後部に突出部(1)を有する天板(2)を備えている。そして、この出願の発明のアイランドキッチンでは、図1に示したように、天板(2)後部の突出部(1)の裏面からキャビネット(3)の裏面側にかけて断面略L字状の天板受け材(4)が配設され、天板受け材(4)により化粧パネル(5)がキャビネット(3)の裏面側に配設される。このため、突出部(1)に食器等が載せられたり、食卓として使用されたりして荷重が下方に加わっても、その荷重を天板受け材(4)で受けることができ、突出部(1)は天板受け材(4)により安定に支持される。また、化粧パネル(5)は、そのような天板受け材(4)を介して配設されるため、施工現場において化粧パネル(5)の取付けが容易となる。具体的には、天板受け材(4)は、ビス等の固定具を用いて天板(2)の突出部(1)の裏面に取り付け、固定することができ、化粧パネル(5)は、たとえば、その上端部をキャビネット(3)の裏面上端に配設された桟材(6)に当接させ、天板受け材(4)側からビス等の固定具を用いて取り付け、固定することができる。
天板受け材(4)は、図1に示したように、アイランドキッチンの長手方向にわたって設けることができ、天板(2)の裏面と化粧パネル(5)の上端との間の隙間を覆い隠すことができる。これにより、化粧パネル(5)の上端を天板(2)の裏面に当接するように配置せず、天板(2)から下方に離れるように化粧パネル(5)を配置しても、見栄えが低下することはない。したがって、化粧パネル(5)の取付けに精度はさほど要求されず、取付作業が容易となる。
この出願の発明のアイランドキッチンでは、図1に示した桟材(6)を省略しても、化粧パネル(5)を容易に取り付け、固定することができる。すなわち、図2に示したように、天板(2)後部の突出部(1)の裏面部に溝(7)を設け、化粧パネル(5)の上端部を溝(7)に挿入し、天板受け材(4)側からビス等の固定具を用いて化粧パネル(5)をキャビネット(3)の裏面側に取り付け、固定することができる。この場合には、図1に示した桟材(6)を省略することができ、また、溝(7)に上端部を挿入することにより化粧パネル(5)の取付位置が決まるため、化粧パネル(5)のキャビネット(3)裏面側への取付けがより容易となる。
なお、この出願の発明のアイランドキッチンでは、図1及び図2に示したように、中央に溝(8)を有する断面略コ字状のカバー体(9)をアイランドキッチンの長手方向にわたって設け、カバー体(9)の溝(8)に化粧パネル(5)の下端部を挿入することができる。化粧パネル(5)の取付けにおいて、床との不陸調整は施工上難しく、熟練を要する作業となっているが、カバー体(9)の配設により、不陸調整をほとんど気にすることなく、化粧パネル(5)を取り付けることができる。カバー体(9)は、外観上、け込みのように見え、その配設が見栄えを害することはない。
図3は、天板受け材の一実施形態を示した部分斜視図である。
図3に示した天板受け材(4)は、断面略L字状の形状を有する長尺材である。長尺材であることから、前述のとおり、天板(2)の裏面と化粧パネル(5)の上端との間の隙間を覆い隠すことができる。また、天板受け材(4)の両端縁部には全長にわたって屈曲する固定部(10)(11)が設けられている。固定部(10)(11)は、ビス等の固定具のねじ込みを可能としている。また、屈曲しているため、天板受け材(4)の強度を高めてもいる。このような固定部(10)(11)は、たとえば、図3に示したように、断面略コ字状の凹状体とすることができる。図1及び図2に示した天板(2)に取り付ける側の固定部(10)については、凹状体の開口を下方に向け、化粧パネル(5)に取り付ける側の固定部(11)については、化粧パネル(5)とは反対側の側方に向けて配置することができる。固定部(10)(11)をこのような凹状体とすることにより、固定部(10)(11)内にビス等の固定具の頭部が入り込むため、わざわざカバーを設けなくとも固定具が目立つことはない。また、化粧パネル(5)に取り付ける側の固定部(11)は、化粧パネル(5)の取付けばかりでなく、棚の取付部位として兼用させることができる。棚の一端部を固定部(11)に差し込んで取り付けることができる。
もちろん、この出願の発明は、以上の実施形態に限定されるものではない。天板、キャビネット、化粧パネル、天板受け材等の構成及び構造等の細部については様々な態様が可能であることはいうまでもない。
以上詳しく説明したとおり、この出願の発明によって、アイランドキッチンにおいて、天板後部の突出部が安定に支持されるとともに、化粧パネルのキャビネット裏面側への取付けが容易となる。
この出願の発明のアイランドキッチンの一実施形態を示した斜視図である。 この出願の発明のアイランドキッチンの一実施形態を示した断面図である。 天板受け材の一実施形態を示した部分斜視図である。
符号の説明
1 突出部
2 天板
3 キャビネット
4 天板受け材
5 化粧パネル
6 桟材
7 溝
8 溝
9 カバー体
10 固定部
11 固定部

Claims (4)

  1. 後部に突出部を有する天板を備えたアイランドキッチンにおいて、前記突出部の裏面からキャビネットの裏面側にかけて断面略L字状の天板受け材が配設され、この天板受け材を介して化粧パネルがキャビネットの裏面側に配設されることを特徴とするアイランドキッチン。
  2. 天板受け材は、アイランドキッチンの長手方向にわたって設けられる請求項1記載のアイランドキッチン。
  3. 天板後部の突出部には裏面部に溝が設けられ、化粧パネルの上端部がその溝に挿入される請求項1又は2記載のアイランドキッチン。
  4. 中央に溝を有する断面略コ字状のカバー体が、アイランドキッチンの長手方向にわたって設けられ、カバー体の前記溝に化粧パネルの下端部が挿入される請求項1、2又は3いずれかに記載のアイランドキッチン。
JP2003296798A 2003-08-20 2003-08-20 アイランドキッチン Pending JP2005065792A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009142423A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Misawa Homes Co Ltd キッチンカウンター

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