JP2009142423A - キッチンカウンター - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上下カウンター板3,4と、これら上下カウンター3,4間に設けられる収納部5とを備えており、下カウンター4を支持する支持手段は、床面Fから下カウンター板4の下面までの高さと略等しい高さに切削形成される化粧台輪6と、この化粧台輪6の前方に配置されるとともに、高さ調整可能に形成された支持脚7とを備えていることを特徴とするキッチンカウンター2。これにより、支持手段によって、下カウンター板および収納部を、キッチンの高さに対応している上カウンター板の高さに合わせて支持できる。
【選択図】図1
Description
そして、このようなアイランドキッチンやペニンシュラキッチンの形式によれば、調理作業を開放的な空間で行うことができるとともに、調理者だけが孤立することがない。
ところが、キッチンの高さはメーカーや製品ごとに異なる場合がある。しかしながら、これに対応するために、例えばキッチンカウンターも高さの異なる製品をそれぞれ製造するとなると、製造ラインの増加やコストの増加を招く場合がある。
前記キッチン1の上部に位置する天板12の背面側端部12aに載置される上カウンター板3と、下面に設けられる支持手段によって所定の高さに支持される下カウンター板4と、これら上下カウンター3,4間に設けられる収納部5とを備えており、
前記支持手段は、床面Fから前記下カウンター板4の下面までの高さと略等しい高さに切削形成される化粧台輪6と、この化粧台輪6の前方に配置されるとともに、高さ調整可能に形成された支持脚7とを備えていることを特徴とする。
しかも、前記支持手段は、床面Fから前記下カウンター板4の下面までの高さと略等しい高さに切削形成される化粧台輪6と、この化粧台輪6の前方に配置されるとともに、高さ調整可能に形成された支持脚7とを備えているので、これら化粧台輪6および支持脚7を、床面Fから前記下カウンター板4の下面までの高さに対応させることによって、前記キッチン1の高さに関わりなく、前記下カウンター板4を確実に所定の高さに支持できることとなる。さらに、この下カウンター板4に合わせて前記収納部5も所定の高さに支持できることとなる。
したがって、前記支持手段によって、前記下カウンター板4および収納部5を、前記キッチン1の高さに対応している前記上カウンター板3の高さに合わせて支持できるので、例えばキッチン1の高さが、メーカーや製品ごとに異なるものであっても、キッチンカウンター2の高さを適宜対応させることが可能となる。
前記キッチン1と、前記上下カウンター板3,4および収納部5との側面に、これらキッチン1と、上下カウンター板3,4および収納部5との側面を被覆する化粧側板8が取り付けられていることを特徴とする。
前記化粧台輪6は、互いに対向する正面板部60および背面板部61と、少なくとも一方の側面に設けられる側板部62とを備えており、
この側板部62は、前記背面板部61よりも後方に突出して形成されており、この側板部62の突出部分62aによって前記キッチン1の下部に位置する台輪13の側面が被覆されていることを特徴とする。
前記収納部5内には、この収納部5の背面側から前方に向かって延在するとともに、前記上カウンター板3の下面に当接するカウンター受け桟30が設けられていることを特徴とする。
前記キッチン1の天板12の背面側端部12aと、前記上カウンター板3との接触部分に防水処理が施されていることを特徴とする。
したがって、支持手段によって、下カウンター板および収納部を、キッチンの高さに対応している上カウンター板の高さに合わせて支持できるので、例えばキッチンの高さが、メーカーや製品ごとに異なるものであっても、キッチンカウンターの高さを適宜対応させることが可能となる。
前記キッチン1の上部に位置する天板12の背面側端部12aに載置される上カウンター板3と、下面に設けられる支持手段によって所定の高さに支持される下カウンター板4と、これら上下カウンター3,4間に設けられる収納部5とを備えており、
前記支持手段は、床面Fから前記下カウンター板4の下面までの高さと略等しい高さに切削形成される化粧台輪6と、この化粧台輪6の前方に配置されるとともに、高さ調整可能に形成された支持脚7とを備えている。
すなわち、前記キッチン1が、キッチンルームの中央に設置されて壁から離間するアイランドキッチンの形式の場合は、前記側板部13cを両方の側面に設ける必要がある。
また、一方の端部を壁Wに接するようにしてキッチン1を配置するペニンシュラキッチンの形式の場合は、前記側板部13cを、少なくとも壁Wに接していない側面または両側面に設けるようにする。
なお、前記キッチン1の天板12の背面側端部12aと、この上カウンター板3の背面側端部3aとの接触部分には、図5に示すように、防水処理が施されており、前記キッチン1側からの水が前記収納部5に漏れることを確実に防ぐことができるようになっている。本実施の形態の防水処理として、いわゆるコーキング材9によって背面側端部12aと背面側端部3aとの間の境目が埋められているものとするが、これに限るものでない。
なお、本実施の形態のキャビネット50は、複数の抽斗を有する抽斗タイプであるが、これに限られるものではない。例えば図7に示すように、内部収納部を開閉する蓋となる戸が設けられた開き戸タイプのキャビネット50Aや、図示しない引き戸タイプのキャビネット等でもよく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
そして、このマガジンラック52は、前記キッチン1の背面には直接接しておらず、所定の厚みを有するスペーサー52aを介在させて、前記キッチン1の背面から前進した位置に配置されている。
より具体的には、前記上カウンター板3の一端側に位置するカウンター受け桟30は、図1および図3に示すように、前記マガジンラック52の表面に設けられて、前記上カウンター板3を確実に支持できるようになっている。
すなわち、前記キッチン1がアイランドキッチンであった場合は、前記カウンター受け桟30は、前記化粧背板51に固定されることとなる。
前記キッチン1がペニンシュラキッチンであった場合、このキッチン1の一方の端部は壁Wに接した状態となる。このとき、前記カウンター受け桟30を壁Wに固定し、これによって上カウンター板3を支持することで、より確実かつ十分に上カウンター板3を支持することができる。
すなわち、前記上カウンター板3は、前記キッチン1の天板12の背面側端部12aに載置されるものであるため、メーカーや製品ごとによってキッチン1の高さが異なる場合は、この上カウンター板3の床面Fからの高さは変動する場合がある。床面Fからの高さが変動する上カウンター板3の下面に、前記収納部5のキャビネット50等を当接させるには、前記支持手段を高さ調整して、この支持手段によって前記下カウンター板4および収納部5のキャビネット50等を所定の高さに支持する必要がある。
前記化粧台輪6は、図1〜図3に示すように、互いに対向する正面板部60および背面板部61と、少なくとも一方の側面に設けられる側板部62とを備えている。
すなわち、前記キッチン1が、キッチンルームの中央に設置されて壁から離間するアイランドキッチンの形式の場合は、前記側板部62を両方の側面に設ける必要がある。
また、一方の端部を壁Wに接するようにしてキッチン1を配置するペニンシュラキッチンの形式の場合は、前記側板部62を、少なくとも壁Wに接していない側面または両側面に設けるようにする。
これにより、この側板部62の突出部分62aによって、前記キッチン1の台輪13と化粧台輪6との間の境目を隠すことができるので、前記キッチン1とキッチンカウンター2との一体化を図ることができる。また、この側板部62の表面の色と、前記キッチン1の台輪13の正面板部13aの表面の色とを同一としたり、同系色のものとしたりすることで、さらに前記キッチン1とキッチンカウンター2との一体化を図ることができ、好ましい。
また、この支持脚7は、図3および図4に示すように、前記床面Fに接地する部分である接地部70と、この接地部70の上端部に設けられるとともに、外周面に雄ネジ71aが設けられたボルト71と、前記下カウンター板4の下面に固定される筒状の脚本体72と、この脚本体72の内部下端部に設けられるとともに、内周面に前記雄ネジ71aとネジ結合可能な雌ネジ73aが設けられたナット73とを備えている。
したがって、前記ボルト71が設けられた接地部70をネジ回転させて上下方向に移動させることで、前記支持脚7の高さ調整ができるようになっている。
これにより、この化粧側板8によって、前記キッチン1の側面と、前記上下カウンター板3,4および収納部5の側面を隠すことができるので、外観性を向上させることができる。また、この化粧側板8によって、前記キッチン1と、前記上下カウンター板3,4および収納部5とを連結するとともに、これ各部どうしの境目を隠すことができるので、前記キッチン1とキッチンカウンター2との一体化を図ることが可能となっている。
また、一方の端部を壁Wに接するようにしてキッチン1を配置するペニンシュラキッチンの形式の場合は、壁Wに接していない側面にのみ取り付けられることとなる。
そして、このように化粧側板8および前記化粧台輪6の側板部62は接触して設けられているので、例えば、前記化粧台輪6の側端部6の高さ寸法を高く形成したり、低く形成したり、これに合わせて前記化粧側板8をの高さ寸法を低くしたり、高くしたりすることによって、前記キッチン1およびキッチンカウンター2を側面から見た際のデザインを適宜変更することができる。つまり、前記化粧台輪6の側板部62は、前記化粧台輪6の正面板部60および背面板部61と比較して高さを高くしてもよいし、低くしてもよい。
なお、前記支持脚7は、前記下カウンター板4の下面に予め取付固定しておく。また、前記化粧台輪6も、前記下カウンター板4の下面に予め取付固定しておいても良い。
まずは、前記化粧背板51を、前記キッチン1の背面に貼り付けるようにして前記下カウンター板4の上面に設ける。
続いて、前記キャビネット50を、前記化粧背板51側に寄せて化粧背板51に当接させながら、前記下カウンター板4の上面に設ける。
そして、前記マガジンラック52を、前記スペーサー52aを介して前記キッチン1の背面側に設ける。
そして、これらカウンター受け桟30と、前記キャビネット50の上面に載置するようにして、前記上カウンター板3を設ける。この時、この上カウンター板3の背面側端部3aを、前図2に示すように、前記化粧側板8を、前記ビス8aによって、前記キッチン1と、前記上下カウンター3,4および収納部5(マガジンラック52およびスペーサー52a)との側面に取り付ける。この時、この化粧側板8を、前記化粧台輪6の側板部62と、この側板部62の突出部分62aとの上面木口に載せるようにして設ける。
しかも、前記支持手段は、床面Fから前記下カウンター板4の下面までの高さと略等しい高さに切削形成される化粧台輪6と、この化粧台輪6の前方に配置されるとともに、高さ調整可能に形成された支持脚7とを備えているので、これら化粧台輪6および支持脚7を、床面Fから前記下カウンター板4の下面までの高さに対応させることによって、前記キッチン1の高さに関わりなく、前記下カウンター板4を確実に所定の高さに支持できることとなる。さらに、この下カウンター板4に合わせて前記収納部5も所定の高さに支持できることとなる。
したがって、前記支持手段によって、前記下カウンター板4および収納部5を、前記キッチン1の高さに対応している前記上カウンター板3の高さに合わせて支持できるので、例えばキッチン1の高さが、メーカーや製品ごとに異なるものであっても、キッチンカウンター2の高さを適宜対応させることが可能となる。
2 キッチンカウンター
3 上カウンター板
4 下カウンター板
5 収納部
6 化粧台輪
7 支持脚
8 化粧側板
Claims (5)
- シンクやコンロ等を有するキッチンの背面に、互いに背向して取り付けられるキッチンカウンターにおいて、
前記キッチンの上部に位置する天板の背面側端部に載置される上カウンター板と、下面に設けられる支持手段によって所定の高さに支持される下カウンター板と、これら上下カウンター間に設けられる収納部とを備えており、
前記支持手段は、床面から前記下カウンター板の下面までの高さと略等しい高さに切削形成される化粧台輪と、この化粧台輪の前方に配置されるとともに、高さ調整可能に形成された支持脚とを備えていることを特徴とするキッチンカウンター。 - 請求項1に記載のキッチンカウンターにおいて、
前記キッチンと、前記上下カウンター板および収納部との側面に、これらキッチンと、上下カウンター板および収納部との側面を被覆する化粧側板が取り付けられていることを特徴とするキッチンカウンター。 - 請求項1または2に記載のキッチンカウンターにおいて、
前記化粧台輪は、互いに対向する正面板部および背面板部と、少なくとも一方の側面に設けられる側板部とを備えており、
この側板部は、前記背面板部よりも後方に突出して形成されており、この側板部の突出部分によって前記キッチンの下部に位置する台輪の側面が被覆されていることを特徴とするキッチンカウンター。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のキッチンカウンターにおいて、
前記収納部内には、この収納部の背面側から前方に向かって延在するとともに、前記上カウンター板の下面に当接するカウンター受け桟が設けられていることを特徴とするキッチンカウンター。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のキッチンカウンターにおいて、
前記キッチンの天板の背面側端部と、前記上カウンター板との接触部分に防水処理が施されていることを特徴とするキッチンカウンター。
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