JP5016466B2 - キッチンカウンター - Google Patents

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Description

本発明は、シンクやコンロ等を有するキッチンの背面に、互いに背向して取り付けられるキッチンカウンターに関する。
近年、住宅のキッチンタイプには、厨房器具の配置の形式によって様々な形式のものがあるが、食器等を洗うシンクやコンロ等を備えるキッチン家具(以下、キッチン)をキッチンルーム中央に置き、様々な方向から使用できるようにしたアイランドキッチンや、キッチンの一方の端部を壁に接するようにして配置するペニンシュラキッチン等が知られている(例えば、特許文献1参照)。
そして、このようなアイランドキッチンやペニンシュラキッチンの形式によれば、調理作業を開放的な空間で行うことができるとともに、調理者だけが孤立することがない。
特開2002−121910号公報
ところで、特許文献1に記載のようなキッチンの背面側はダイニングルームやリビングルーム等に面しているので、例えばキッチンの背面に、収納付きのキッチンカウンターを一体的に取り付けるなどして、キッチン周囲の外観性や使い勝手を向上させたいという要望があった。
ところが、キッチンの高さはメーカーや製品ごとに異なる場合がある。しかしながら、これに対応するために、例えばキッチンカウンターも高さの異なる製品をそれぞれ製造するとなると、製造ラインの増加やコストの増加を招く場合がある。
本発明の課題は、キッチンの高さが、メーカーや製品ごとに異なるものであっても、適宜対応させることが可能なキッチンカウンターを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図4に示すように、シンク10やコンロ11等を有するキッチン1の背面に、互いに背向して取り付けられるキッチンカウンター2において、
前記キッチン1の上部に位置する天板12の背面側端部12aに載置される上カウンター板3と、下面に設けられる支持手段によって所定の高さに支持される下カウンター板4と、これら上下カウンター3,4間に設けられる収納部5とを備えており、
前記支持手段は、床面Fから前記下カウンター板4の下面までの高さと略等しい高さに切削形成される化粧台輪6と、この化粧台輪6の前方に配置されるとともに、高さ調整可能に形成された支持脚7とを備えていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、前記上カウンター板3は、前記キッチン1の上部に位置する天板12の背面側端部12aに載置されるので、メーカーや製品等に関わりなく、前記キッチン1の高さに対応できることとなる。
しかも、前記支持手段は、床面Fから前記下カウンター板4の下面までの高さと略等しい高さに切削形成される化粧台輪6と、この化粧台輪6の前方に配置されるとともに、高さ調整可能に形成された支持脚7とを備えているので、これら化粧台輪6および支持脚7を、床面Fから前記下カウンター板4の下面までの高さに対応させることによって、前記キッチン1の高さに関わりなく、前記下カウンター板4を確実に所定の高さに支持できることとなる。さらに、この下カウンター板4に合わせて前記収納部5も所定の高さに支持できることとなる。
したがって、前記支持手段によって、前記下カウンター板4および収納部5を、前記キッチン1の高さに対応している前記上カウンター板3の高さに合わせて支持できるので、例えばキッチン1の高さが、メーカーや製品ごとに異なるものであっても、キッチンカウンター2の高さを適宜対応させることが可能となる。
請求項2に記載の発明は、例えば図1〜図3に示すように、請求項1に記載のキッチンカウンター2において、
前記キッチン1と、前記上下カウンター板3,4および収納部5との側面に、これらキッチン1と、上下カウンター板3,4および収納部5との側面を被覆する化粧側板8が取り付けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、前記キッチン1と、前記上下カウンター板3,4および収納部5との側面に、これらキッチン1と、上下カウンター板3,4および収納部5との側面を被覆する化粧側板8が取り付けられているので、この化粧側板8によって、前記キッチン1の側面と、前記上下カウンター板3,4および収納部5の側面を隠すことができ、外観性を向上させることができる。また、この化粧側板8によって、前記キッチン1と、前記上下カウンター板3,4および収納部5とを連結するとともに、これ各部どうしの境目を隠すことができるので、前記キッチン1とキッチンカウンター2との一体化を図ることができる。
請求項3に記載の発明は、例えば図1および図2に示すように、請求項1または2に記載のキッチンカウンター2において、
前記化粧台輪6は、互いに対向する正面板部60および背面板部61と、少なくとも一方の側面に設けられる側板部62とを備えており、
この側板部62は、前記背面板部61よりも後方に突出して形成されており、この側板部62の突出部分62aによって前記キッチン1の下部に位置する台輪13の側面が被覆されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、前記側板部62の突出部分62aによって前記キッチン1の下部に位置する台輪13の側面が被覆されているので、この側板部62の突出部分62aによって、前記キッチン1の台輪13と化粧台輪6との間の境目を隠すことができ、前記キッチン1とキッチンカウンター2との一体化を図ることができる。
請求項4に記載の発明は、例えば図1および図3に示すように、請求項1〜3のいずれか一項に記載のキッチンカウンター2において、
前記収納部5内には、この収納部5の背面側から前方に向かって延在するとともに、前記上カウンター板3の下面に当接するカウンター受け桟30が設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、前記収納部5には、この収納部5の背面側から前方に向かって延在するとともに、前記上カウンター板3の下面に当接するカウンター受け桟30が設けられているので、このカウンター受け桟30によって前記上カウンター板3を確実に支持することができる。
請求項5に記載の発明は、例えば図5に示すように、請求項1〜4のいずれか一項に記載のキッチンカウンター2において、
前記キッチン1の天板12の背面側端部12aと、前記上カウンター板3との接触部分に防水処理が施されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、前記キッチン1の天板12の背面側端部12aと、前記上カウンター板3との接触部分に防水処理が施されているので、前記キッチン1側からの水が前記収納部5に漏れることを確実に防ぐことができる。
本発明によれば、キッチンの上部に位置する天板の背面側端部に載置される上カウンター板は、メーカーや製品等に関わりなく、キッチンの高さに対応できることとなる。しかも、下カウンター板の下面に設けられる支持手段は、床面から下カウンター板の下面までの高さと略等しい高さに切削形成される化粧台輪と、この化粧台輪の前方に配置されるとともに、高さ調整可能に形成された支持脚とを備えているので、これら化粧台輪および支持脚を、床面から下カウンター板の下面までの高さに対応させることによって、キッチンの高さに関わりなく、下カウンター板を確実に所定の高さに支持できることとなる。さらに、この下カウンター板に合わせて収納部も所定の高さに支持できることとなる。
したがって、支持手段によって、下カウンター板および収納部を、キッチンの高さに対応している上カウンター板の高さに合わせて支持できるので、例えばキッチンの高さが、メーカーや製品ごとに異なるものであっても、キッチンカウンターの高さを適宜対応させることが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
本実施の形態のキッチンカウンター2は、図1〜図4に示すように、シンク10やコンロ11等を有するキッチン1の背面に、互いに背向して取り付けられるものであり、
前記キッチン1の上部に位置する天板12の背面側端部12aに載置される上カウンター板3と、下面に設けられる支持手段によって所定の高さに支持される下カウンター板4と、これら上下カウンター3,4間に設けられる収納部5とを備えており、
前記支持手段は、床面Fから前記下カウンター板4の下面までの高さと略等しい高さに切削形成される化粧台輪6と、この化粧台輪6の前方に配置されるとともに、高さ調整可能に形成された支持脚7とを備えている。
前記キッチン1は、図1〜図3に示すように、床面F上に設置された台輪13の上に、調理器具等の収納用の箱状のキャビネット14が設けられ、さらに、このキャビネット14の上面に、調理作業面となる前記天板12が設けられてなる。そして、この天板12には、前記シンク10やコンロ11が設けられている。
前記天板12の背面側端部12aは、水平部と垂直部とで構成されており、図3および図5に示すように、断面視略L字状に形成された状態となっている。すなわち、前記天板12が平坦ではないので、水がキッチン1の背面側に漏れるのを防ぐことができるようになっている。
前記台輪13は、図3に示すように、互いに対向する正面板部13aおよび背面板部13bと、少なくとも一方の側面に設けられる側板部13cとを備えている。
すなわち、前記キッチン1が、キッチンルームの中央に設置されて壁から離間するアイランドキッチンの形式の場合は、前記側板部13cを両方の側面に設ける必要がある。
また、一方の端部を壁Wに接するようにしてキッチン1を配置するペニンシュラキッチンの形式の場合は、前記側板部13cを、少なくとも壁Wに接していない側面または両側面に設けるようにする。
前記上カウンター板3は、図1および図2に示すように、矩形状の長尺な板材であり、表面には化粧が施されている。なお、図示はしないが、前記上カウンター板3の正面側端部の裏面に、かつ上カウンター板3の長さ方向に沿って、例えばLEDテープライト等を設けるなどして、キッチンカウンター2に装飾を施してもよい。
なお、前記キッチン1の天板12の背面側端部12aと、この上カウンター板3の背面側端部3aとの接触部分には、図5に示すように、防水処理が施されており、前記キッチン1側からの水が前記収納部5に漏れることを確実に防ぐことができるようになっている。本実施の形態の防水処理として、いわゆるコーキング材9によって背面側端部12aと背面側端部3aとの間の境目が埋められているものとするが、これに限るものでない。
一方、前記下カウンター板4は、図1〜図3に示すように、矩形状の長尺な板材であり、表面には化粧が施されている。なお、この下カウンター板4の裏面の正面側端部に、下カウンター板4の長さ方向に沿うとともに、下方に突出する突部4aが形成されており、この突部4aよりも内側に、後述する化粧台輪6および支持脚7が設けられている。
そして、これら上下カウンター板3,4は、前記キッチン1のコンロ11の背面側に、油跳ね等を防ぐための背面壁11Aが設けられる場合ににおいて、この背面壁11Aの突出寸法や幅寸法に応じて形状を変更してもよい。すなわち、図6に示すように、上カウンター板3Aは、背面壁11Aに合わせて、この背面壁11Aに接触する部分が切り欠かれて形成されている。
また、前記収納部5は、上述のように前記上下カウンター板3,4間に設けられており、中央にはキャビネット50が配置されており、このキャビネット50の両サイドには、それぞれ化粧背板51およびマガジンラック52が配置されている。
前記キャビネット50は、図1および図2に示すように、前記下カウンター板4上に載置されており、図示しないビス等によって固定されている。また、このキャビネット50の背面は、前記キッチン1の背面に接している。そして、このキャビネット50の上面によって、前記上カウンター板3を支持できるようになっている。
なお、本実施の形態のキャビネット50は、複数の抽斗を有する抽斗タイプであるが、これに限られるものではない。例えば図7に示すように、内部収納部を開閉する蓋となる戸が設けられた開き戸タイプのキャビネット50Aや、図示しない引き戸タイプのキャビネット等でもよく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
また、前記化粧背板51は、表面に化粧が施された矩形板材であり、前記キッチン1の背面に接するようにして設けられている。このように、この化粧背板51が前記キッチン1の背面に接して設けられることによって、この化粧背板51の前方の前記上下カウンター板3,4間の空間を収納スペースとして利用できるようになっている。
さらに、前記マガジンラック52は、前記化粧背板51と同じ材料からなる矩形板材の表面に、雑誌や新聞等の下端部を受ける受け部と、雑誌や新聞等の前方への倒れ込みを防ぐ倒れ込み防止部材とが設けられている。
そして、このマガジンラック52は、前記キッチン1の背面には直接接しておらず、所定の厚みを有するスペーサー52aを介在させて、前記キッチン1の背面から前進した位置に配置されている。
なお、これらキャビネット50、化粧背板51、マガジンラック52の配置構造は適宜変更可能であることは言うまでもない。すなわち、キャビネット50を前記上下カウンター板3,4間の端部に配置してもよいし、これらキャビネット50、化粧背板51、マガジンラック52のうち、いずれかを用いなかったり、複数用いたりしてもよい。したがって、前記キャビネット50、化粧背板51、マガジンラック52の幅寸法は略等しいものとすることが好ましい。
また、前記上カウンター板3は、前記収納部5内に設けられるカウンター受け桟30によっても支持されている。すなわち、このカウンター受け桟30は、前記収納部5の背面側から前方に向かって延在するとともに、前記上カウンター板3の下面に当接するものである。
より具体的には、前記上カウンター板3の一端側に位置するカウンター受け桟30は、図1および図3に示すように、前記マガジンラック52の表面に設けられて、前記上カウンター板3を確実に支持できるようになっている。
さらに、前記上カウンター板3の他端側に位置するカウンター受け桟30は、アイランドキッチンの形式の場合と、ペニンシュラキッチンの形式の場合とでは、その取付位置が異なるものとなる。
すなわち、前記キッチン1がアイランドキッチンであった場合は、前記カウンター受け桟30は、前記化粧背板51に固定されることとなる。
前記キッチン1がペニンシュラキッチンであった場合、このキッチン1の一方の端部は壁Wに接した状態となる。このとき、前記カウンター受け桟30を壁Wに固定し、これによって上カウンター板3を支持することで、より確実かつ十分に上カウンター板3を支持することができる。
なお、前記カウンター受け桟30は、前記化粧背板51やマガジンラック52、壁W等に固定されるものとしたが、後述する化粧側板8に固定するようにしてもよい。また、固定はビス30aを用いて行っており、ビス頭が表面になるべく露出しないように、裏側や陰になる部分から設けるようにすると好ましい。
また、図1中において、前記カウンター受け桟30は、前記上カウンター板1の長さ方向両端に位置しているが、例えば前記キャビネット50が収納部5内の中央ではなく、端部に配置されているときは適宜取付位置を変更することが好ましい。
一方、前記下カウンター板4は、上述のように、支持手段によって所定の高さに支持されている。ここで、所定の高さとは、前記下カウンター板4の上面と、前記収納部5のキャビネット50、化粧背板51、マガジンラック52の下面とが接しており、前記下カウンター板4によって前記収納部5のキャビネット50等を確実かつ十分に支持できる高さである。さらに、この収納部5のキャビネット50等を、前記上カウンター板3の下面に当接させることができる高さである。
すなわち、前記上カウンター板3は、前記キッチン1の天板12の背面側端部12aに載置されるものであるため、メーカーや製品ごとによってキッチン1の高さが異なる場合は、この上カウンター板3の床面Fからの高さは変動する場合がある。床面Fからの高さが変動する上カウンター板3の下面に、前記収納部5のキャビネット50等を当接させるには、前記支持手段を高さ調整して、この支持手段によって前記下カウンター板4および収納部5のキャビネット50等を所定の高さに支持する必要がある。
この支持手段は、図1〜図4に示すように、また、上述のように前記化粧台輪6および支持脚7を備えている。
前記化粧台輪6は、図1〜図3に示すように、互いに対向する正面板部60および背面板部61と、少なくとも一方の側面に設けられる側板部62とを備えている。
すなわち、前記キッチン1が、キッチンルームの中央に設置されて壁から離間するアイランドキッチンの形式の場合は、前記側板部62を両方の側面に設ける必要がある。
また、一方の端部を壁Wに接するようにしてキッチン1を配置するペニンシュラキッチンの形式の場合は、前記側板部62を、少なくとも壁Wに接していない側面または両側面に設けるようにする。
そして、この化粧台輪6は、図3に示すように、前記キッチン1の背面に接している。また、前記正面板部60と背面板部61とは、前記キッチン1の背面から前記下カウンター板4の奥行き寸法の半分よりも前方までの寸法分の間隔をあけて配置されている。これによって、この化粧台輪6によって前記下カウンター板4を効果的に支持することができるようになっている。
また、前記化粧台輪6の側板部62は、図1および図2に示すように、前記背面板部61よりも後方に突出して形成されており、この側板部62の突出部分62aによって前記キッチン1の下部に位置する台輪13の側面が被覆されている。
これにより、この側板部62の突出部分62aによって、前記キッチン1の台輪13と化粧台輪6との間の境目を隠すことができるので、前記キッチン1とキッチンカウンター2との一体化を図ることができる。また、この側板部62の表面の色と、前記キッチン1の台輪13の正面板部13aの表面の色とを同一としたり、同系色のものとしたりすることで、さらに前記キッチン1とキッチンカウンター2との一体化を図ることができ、好ましい。
そして、このような化粧台輪6は、上述のように床面Fから前記下カウンター板4の下面までの高さと略等しい高さに切削形成されている。すなわち、上述のように、前記上下カウンター板3,4および収納部5は、メーカーや製品ごとによってキッチン1の高さが異なる場合に、その高さが変動するので、現場や予め工場等で、前記化粧台輪6の高さを適宜切削する。これによって、前記上下カウンター板3,4および収納部5の高さが変動したとしても、前記化粧台輪6は、前記床面Fから前記下カウンター板4の下面までの高さと略等しい高さとなるように形成することが可能となる。
一方の支持脚7は、前記化粧台輪6の前方に配置されており、前記下カウンター板4の両端部近傍にそれぞれ1本ずつ設けられている。
また、この支持脚7は、図3および図4に示すように、前記床面Fに接地する部分である接地部70と、この接地部70の上端部に設けられるとともに、外周面に雄ネジ71aが設けられたボルト71と、前記下カウンター板4の下面に固定される筒状の脚本体72と、この脚本体72の内部下端部に設けられるとともに、内周面に前記雄ネジ71aとネジ結合可能な雌ネジ73aが設けられたナット73とを備えている。
したがって、前記ボルト71が設けられた接地部70をネジ回転させて上下方向に移動させることで、前記支持脚7の高さ調整ができるようになっている。
そして、図1〜図3に示すように、前記キッチン1と、前記上下カウンター板3,4および収納部5との側面に、これらキッチン1と、上下カウンター板3,4および収納部5との側面を被覆する化粧側板8が取り付けられている。この化粧側板8は、表面に化粧が施されている。
これにより、この化粧側板8によって、前記キッチン1の側面と、前記上下カウンター板3,4および収納部5の側面を隠すことができるので、外観性を向上させることができる。また、この化粧側板8によって、前記キッチン1と、前記上下カウンター板3,4および収納部5とを連結するとともに、これ各部どうしの境目を隠すことができるので、前記キッチン1とキッチンカウンター2との一体化を図ることが可能となっている。
なお、この化粧側板8は、前記キッチン1のコンロ11に近接して設けられる場合があるので、不燃材料が用いられていたり、不燃加工されていることが好ましい。表面の塗料等も不燃であることが好ましい。
さらに、この化粧側板8は、前記キッチン1が、キッチンルームの中央に設置されて壁から離間するアイランドキッチンの形式の場合は、前記キッチン1と、前記上下カウンター板3,4および収納部5との両側面に取り付けられることとなる。
また、一方の端部を壁Wに接するようにしてキッチン1を配置するペニンシュラキッチンの形式の場合は、壁Wに接していない側面にのみ取り付けられることとなる。
また、この化粧側板8は、前記化粧台輪6の側板部62の突出部分62aの上面木口に載せられるようにして設けられている。
そして、このように化粧側板8および前記化粧台輪6の側板部62は接触して設けられているので、例えば、前記化粧台輪6の側端部6の高さ寸法を高く形成したり、低く形成したり、これに合わせて前記化粧側板8をの高さ寸法を低くしたり、高くしたりすることによって、前記キッチン1およびキッチンカウンター2を側面から見た際のデザインを適宜変更することができる。つまり、前記化粧台輪6の側板部62は、前記化粧台輪6の正面板部60および背面板部61と比較して高さを高くしてもよいし、低くしてもよい。
このような化粧側板8を取り付ける際は、図2に示すように、前記キッチン1のキャビネット14の内部からビス8aによってビス固定し、ビス頭が化粧側板8の表面に露出しないようにする。
以上のような本実施の形態のキッチンカウンター2を組み立てる際は、まず、キッチンカウンター2が取り付けられるキッチン1の高さを計測し、前記化粧台輪6の高さ寸法を適宜変更するとともに、前記支持脚7の高さ調整も行う。
続いて、図3に示すように、前記化粧台輪6を、キッチン1の背面側に接触させるようにして設置する。この時、この化粧台輪6の側板部62の突出部分62aによって、前記キッチン1の台輪13を被覆する。
なお、前記支持脚7は、前記下カウンター板4の下面に予め取付固定しておく。また、前記化粧台輪6も、前記下カウンター板4の下面に予め取付固定しておいても良い。
次に、この化粧台輪6の上に、前記下カウンター板4を載置固定する。なお、この下カウンター板4の下面に予め固定されている支持脚7は、この時に高さ調整を行うようにしてもよい。
次に、前記収納部5を施工するが、この時、前記壁Wの近くに設けられるものから施工するのが好ましい。本実施の形態においては、図1に示すように、前記化粧背板51の施工から行うものとする。
まずは、前記化粧背板51を、前記キッチン1の背面に貼り付けるようにして前記下カウンター板4の上面に設ける。
続いて、前記キャビネット50を、前記化粧背板51側に寄せて化粧背板51に当接させながら、前記下カウンター板4の上面に設ける。
そして、前記マガジンラック52を、前記スペーサー52aを介して前記キッチン1の背面側に設ける。
次に、前記カウンター受け桟30を、前記ビス30aによって、前記壁Wの所定の高さ位置に固定するとともに、前記マガジンラック52の表面の上側端部に固定する。
そして、これらカウンター受け桟30と、前記キャビネット50の上面に載置するようにして、前記上カウンター板3を設ける。この時、この上カウンター板3の背面側端部3aを、前図2に示すように、前記化粧側板8を、前記ビス8aによって、前記キッチン1と、前記上下カウンター3,4および収納部5(マガジンラック52およびスペーサー52a)との側面に取り付ける。この時、この化粧側板8を、前記化粧台輪6の側板部62と、この側板部62の突出部分62aとの上面木口に載せるようにして設ける。
そして、前記コーキング材9を、前記キッチン1の天板12の背面側端部12aと、前記上カウンター板3の背面側端部3aとの接触部分に塗設して、これら背面側端部12aと背面側端部3aとの間の境目を埋めるようにする。
本実施の形態によれば、前記上カウンター板3は、前記キッチン1の上部に位置する天板12の背面側端部12aに載置されるので、メーカーや製品等に関わりなく、前記キッチン1の高さに対応できることとなる。
しかも、前記支持手段は、床面Fから前記下カウンター板4の下面までの高さと略等しい高さに切削形成される化粧台輪6と、この化粧台輪6の前方に配置されるとともに、高さ調整可能に形成された支持脚7とを備えているので、これら化粧台輪6および支持脚7を、床面Fから前記下カウンター板4の下面までの高さに対応させることによって、前記キッチン1の高さに関わりなく、前記下カウンター板4を確実に所定の高さに支持できることとなる。さらに、この下カウンター板4に合わせて前記収納部5も所定の高さに支持できることとなる。
したがって、前記支持手段によって、前記下カウンター板4および収納部5を、前記キッチン1の高さに対応している前記上カウンター板3の高さに合わせて支持できるので、例えばキッチン1の高さが、メーカーや製品ごとに異なるものであっても、キッチンカウンター2の高さを適宜対応させることが可能となる。
また、このように前記キッチンカウンター2を、メーカーや製品ごとに異なる高さを有するキッチン1に対応させて取り付けることができるので、キッチン1のリフォームにも対応しやすい。
本発明のキッチンカウンターの組立途中の状態を示す斜視図である。 本発明のキッチンカウンターを示す斜視図である。 図1に示すキッチンカウンターの側断面図である。 支持脚を示す側断面拡大図である キッチンの天板と上カウンター板との接触部分を示す側断面拡大図である。 上カウンター板の一実施形態を示す平面図である。 収納部を構成するキャビネットの一例を示す斜視図である。
符号の説明
1 キッチン
2 キッチンカウンター
3 上カウンター板
4 下カウンター板
5 収納部
6 化粧台輪
7 支持脚
8 化粧側板

Claims (5)

  1. シンクやコンロ等を有するキッチンの背面に、互いに背向して取り付けられるキッチンカウンターにおいて、
    前記キッチンの上部に位置する天板の背面側端部に載置される上カウンター板と、下面に設けられる支持手段によって所定の高さに支持される下カウンター板と、これら上下カウンター間に設けられる収納部とを備えており、
    前記支持手段は、床面から前記下カウンター板の下面までの高さと略等しい高さに切削形成される化粧台輪と、この化粧台輪の前方に配置されるとともに、高さ調整可能に形成された支持脚とを備えていることを特徴とするキッチンカウンター。
  2. 請求項1に記載のキッチンカウンターにおいて、
    前記キッチンと、前記上下カウンター板および収納部との側面に、これらキッチンと、上下カウンター板および収納部との側面を被覆する化粧側板が取り付けられていることを特徴とするキッチンカウンター。
  3. 請求項1または2に記載のキッチンカウンターにおいて、
    前記化粧台輪は、互いに対向する正面板部および背面板部と、少なくとも一方の側面に設けられる側板部とを備えており、
    この側板部は、前記背面板部よりも後方に突出して形成されており、この側板部の突出部分によって前記キッチンの下部に位置する台輪の側面が被覆されていることを特徴とするキッチンカウンター。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のキッチンカウンターにおいて、
    前記収納部内には、この収納部の背面側から前方に向かって延在するとともに、前記上カウンター板の下面に当接するカウンター受け桟が設けられていることを特徴とするキッチンカウンター。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のキッチンカウンターにおいて、
    前記キッチンの天板の背面側端部と、前記上カウンター板との接触部分に防水処理が施されていることを特徴とするキッチンカウンター。
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