JP2001061212A - コンセント取り付け構造及びコンセント取り付け構造を有するキャビネットユニット - Google Patents

コンセント取り付け構造及びコンセント取り付け構造を有するキャビネットユニット

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JP2001061212A
JP2001061212A JP11234667A JP23466799A JP2001061212A JP 2001061212 A JP2001061212 A JP 2001061212A JP 11234667 A JP11234667 A JP 11234667A JP 23466799 A JP23466799 A JP 23466799A JP 2001061212 A JP2001061212 A JP 2001061212A
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outlet
mounting structure
plug
insertion port
floor
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JP11234667A
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English (en)
Inventor
Hibiki Imoto
響 井本
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】良好な外観を有し、コンセント周辺のスペース
の有効利用することができるコンセント取り付け構造を
提供する。 【解決手段】床2と略垂直に設けられた壁3の表面にコ
ンセント4が取り付けられ、前記コンセント4に設けら
れたプラグ差込み口5が下方に向けて設置されてなる。
以上により上記課題を解決することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンセント取り付け
構造及び前記コンセント取り付け構造を有するキャビネ
ットユニットに関する。特に、良好な外観を得ることが
できるコンセント取り付け構造及び前記コンセント取り
付け構造を有するキャビネットユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、住宅やオフィスなどにおいては多
種多様な電気機器が用いられており、各電気機器に接続
される電源線などのケーブルも増加又は延長されるなど
して配線が複雑化している。このような配線の複雑化を
回避するため、住宅やオフィスなどの室内には数多くの
コンセントが配置されている。係るコンセントは一般
に、ACケーブル、コネクタ等の電気部品と、安全や美
観を保つための被服材と、プラグ差込み口(電気機器に
設置されたプラグの差込み部分)とを有してなる。コン
セントは壁に埋設され、プラグ差込み口が壁面に露わに
される。例えば、壁83にコンセントを取り付ける従来
のコンセントの取り付け構造においては、壁83に孔部
(図示せず)が設けられ、この孔部にコンセント84が
埋設されてなる。この場合、プラグ差込み口85は壁か
ら露出するように設置されている(図8(a)の斜視図
参照)。電気製品を使用する場合、係るプラグ差込み口
85に電気製品のプラグ6を壁に対して垂直に差し込む
(図8(b)の側面図参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コンセントの取り付け構造においては以下に示すような
問題が生じていた。前述したように、近年、住宅やオフ
ィスなどにおいて多種多様な電気機器が用いられてい
る。例えば、台所においては、炊飯器、冷蔵庫、ポッ
ト、電子レンジ、オーブントースター、コーヒーメーカ
ー、食器洗浄機等多くの電化製品が設置されるようにな
ってきている。また、台所にはこれらの電化製品だけで
なく、一般に食器類や食料品等が配置・収納されている
ため雑多になりがちであり、壁に棚が設けられたり、床
上にベースキャビネット等が設けられ、係る棚やキャビ
ネ上に多くの電化製品・食料品等が配置されていること
が多い。また、調理や配膳をスムーズに行うためには食
器類等だけでなく電化製品もできるだけ整頓しておいた
ほうが好ましい。一方、前述した従来のコンセント取り
付け構造81においては、係るプラグ差込み口85に電
化製品のプラグ6を壁83に対して垂直に差し込む(図
8(b)参照)。台所に設けられた電化製品等の場合、
前述したように幅の狭い棚やベースキャビネット等の上
に設置されていることが多いため、プラグ6が壁83に
対して垂直に差し込まれていると、係るプラグ6及びプ
ラグ6に接続されるコード6aの一部分から構成される
垂直部分A(図8(b)参照)がベースキャビネット上
の物品設置スペースを狭め、整理整頓がしにくいという
問題が生じていた。さらに、コンセントの口数に対して
使用する電化製品の数が多い場合、複数のプラグ差込み
口が設置されたテーブルタップを用いてプラグ差込み口
を増設する方法が一般によく用いられている。すなわ
ち、複数の電化製品を使用するために、コンセントのプ
ラグ差込み口にテーブルタップを接続し、係るテーブル
タップに設けられた複数のプラグ差込み口に電化製品の
プラグを差し込む、いわゆるタコ足配線が行われている
ことが多い。このようなタコ足配線を行うことは大変危
険であるうえ景観上好ましくない。一方、タコ足配線を
回避するために壁にコンセント或いはコンセントのプラ
グ差込み口を複数設置することが考えられる。しかしな
がらその場合、限られたスペースに数多くのコンセント
或いはコンセントのプラグ差込み口を設置するため、プ
ラグをコンセントに接線しない場合にあっても、壁面の
景観を損ね、数多くのプラグが複数のコンセントに接続
されていれば、さらに景観を損ねるという問題が生じて
いた。
【0004】本発明は、以上の従来技術における問題に
鑑みてなされたものである。本発明の目的は、良好な外
観を有し、コンセント周辺のスペースを有効利用するこ
とができ、美観を損なうことなくコンセント或いはプラ
グ差込み口を増設可能なコンセント取り付け構造及び前
記コンセント取り付け構造を有するキャビネットユニッ
トを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め提供する本出願第1の発明は、床と略垂直に設けられ
た部材の表面にコンセントが取り付けられ、前記コンセ
ントに設けられたプラグ差込み口が下方に向けて設置さ
れてなることを特徴とするコンセント取り付け構造であ
る。
【0006】本出願にいうプラグ差込み口が下方に向け
て設置されてなるとは、プラグ差込み口のプラグ抜き出
し方向が水平より俯角であることをいう。上記構成を有
する本出願第1の発明のコンセント取り付け構造による
と、床と略垂直に設けられた部材の表面にコンセントが
取り付けられ、前記コンセントに設けられたプラグ差込
み口が下方に向けて設置されてなることにより、従来の
コンセントのように壁と略平行にプラグ差込み口が設置
されている場合と比較して、従来のコンセントにみられ
るようなプラグ差込み口近傍でプラグ及びコードの一部
が壁に対して垂直になる部分がないため、コンセント周
辺のスペースの有効利用を図ることができる。また、プ
ラグ差込み口が下方に向けて設置されてなることから、
プラグ差込み口から埃が入りにくいため、埃の侵入によ
る静電気発生の危険性を少なくすることができる。さら
に、プラグ差込み口が従来のように正面、すなわち床と
略垂直に設けられた部材の対面から見えないので外観が
すっきりし、美観が向上する。したがって、コンセント
或いはプラグ差込み口を多数設けることにデザイン的支
障がない。正面から見える面の全面を実用的・装飾的に
利用することも可能である。
【0007】また、本出願第2の発明のコンセント取り
付け構造は、本出願第1の発明のコンセント取り付け構
造であって、前記部材に凹部、凸部、又は段差を設ける
ことにより下方へ向く面を形成し、前記下方を向く面に
プラグ差込み口が設置されてなることを特徴とする。
【0008】上記構成を有する本出願第2の発明のコン
セント取り付け構造によると、本出願第1の発明の効果
が得られるとともに、前記部材表面に凹部、凸部、又は
段差を設けることにより下方へ向く面を形成し、プラグ
差込み口を下方配置するにあたり、コンセントボックス
等が前記部材表面に露わにされず、前記部材表面に埋設
・収納されるので、コンセントボックス自体が邪魔にな
らないため、より一層外観がすっきりし、美観が向上す
る。したがって、より一層、コンセント或いはプラグ差
込み口を多数設けることにデザイン的支障がない。正面
から見える面の一部又は全面を実用的・装飾的に利用す
るにあたりより一層自由度が増す。
【0009】また、本出願第3の発明のコンセント取り
付け構造は、本出願第1の発明のコンセント取り付け構
造であって、前記部材と略垂直に接する平板を有し、前
記部材と前記平板とで形成されるL字部にコンセントが
設置されてなることを特徴とする。
【0010】上記構成を有する本出願第3の発明のコン
セント取り付け構造によると、本出願第1の発明の効果
が得られるとともに、前記部材と前記平板とで形成され
るL字部にコンセントが設置されてなることにより、コ
ンセントが外部から見えにくい構造となるため、良好な
外観を得ることができ、かつコンセントボックス自体が
邪魔にならない。
【0011】また、本出願第4の発明のコンセント取り
付け構造は、床と略垂直に設けられた部材の表面に凹部
が設けられ、前記凹部の所定部位にコンセントが設置さ
れ、前記プラグ差込み口がコンセントにおける前記床及
び前記部材と略垂直である面に設置されていることを特
徴とするコンセント取り付け構造である。
【0012】上記構成を有する本出願第4の発明のコン
セント取り付け構造によると、前記プラグ差込み口がコ
ンセントの前記床と略垂直である面に設置されているこ
とにより、例えば、設計上凹部の高さ方向(床と垂直方
向)の長さを十分にとることができない場合には床と水
平方向にプラグを差し込むことができるため、スペース
の有効活用を図ることができる。
【0013】また、本出願第5の発明のコンセント取り
付け構造は、本出願第1の発明〜本出願第4の発明のう
ち何れか1のコンセント取り付け構造であって、少なく
とも前記プラグ差込み口を含む前記コンセントの一部を
可動構造とすることにより、前記プラグ差込み口の正面
方向の空間を増加可能にしたことを特徴とする。
【0014】上記構成を有する本出願第5の発明のコン
セント取り付け構造によると、本出願第1の発明〜本出
願第4の発明のうち何れか1のコンセント取り付け構造
において、少なくとも前記プラグ差込み口を含む前記コ
ンセントの一部を可動構造とすることにより、前記プラ
グ差込み口の正面方向の空間を増加可能にしたので、か
かる可動構造を操作すれば、プラグ差込み口の正面方向
の空間が増加し、プラグを容易・迅速に差込むことがで
きるという操作性の向上を図ることができる。さらに、
プラグを差込んだ後はコンセントを回動させてプラグ差
込み口を元の位置に戻すことができることから、本出願
第1の発明〜本出願第4の発明のうち何れか1のコンセ
ント取り付け構造の利点を損なうことはない。すなわ
ち、プラグ及びコード部分を効率良く収納することがで
き、コンセント周辺のスペースの有効利用を図ることが
できる。例えば、本出願第1〜3の発明のうち何れか1
のコンセント取り付け構造においては、コンセントを前
記床及び前記部材に略平行な直線を軸として回動可能と
することにより、前記プラグ差込み口の正面方向の空間
を増加可能にすることができる。或いは、本出願第4の
発明のコンセント取り付け構造においては、コンセント
を前記床に略垂直な直線を軸として回動可能とすること
により、前記プラグ差込み口の正面方向の空間を増加可
能にすることができる。
【0015】また、本出願第6の発明のコンセント取り
付け構造は、前記床上に設置されたベースキャビネット
と、前記ベースキャビネット上方近傍に設けられた本出
願第1の発明乃至本出願第5の発明のうち何れか1のコ
ンセント取り付け構造とを有してなることを特徴とする
キャビネットユニットである。
【0016】上記構成を有する本出願第6の発明のキャ
ビネットユニットによると、前記床上に設置されたベー
スキャビネットと、前記ベースキャビネット上方近傍に
設けられた本出願第1の発明乃至本出願第5の発明何れ
か1のコンセント取り付け構造とを有してなることによ
り、コンセント周辺のスペースの有効利用を図ることが
できるため、ベースキャビネット周辺にコンセントを多
く設置する場合であってもベースキャビネット上方のス
ペースの有効利用を図ることができる。
【0017】また、本出願第7の発明のコンセント取り
付け構造は、前記床上に設置されたベースキャビネット
と、前記ベースキャビネットの上方に前記部材と貼接し
て設置された戸棚と、前記ベースキャビネット上方近傍
に設けられた本出願第3の発明のコンセント取り付け構
造とを有してなり、前記平板が前記戸棚の底面部であっ
て、前記部材と前記戸棚の底面部とで形成されるL字部
にコンセントが設置されてなることを特徴とするキャビ
ネットユニットである。
【0018】上記構成を有する本出願第7の発明のキャ
ビネットユニットによると、前記平板が前記戸棚の底面
部であって、前記部材と前記戸棚の底面部とで形成され
るL字部にコンセントが設置されてなることにより、コ
ンセントが見えにくい構造とすることができるため、好
ましい外観を得ることができる。また、既存のキャビネ
ットユニットの構造を変形させることなくコンセントを
設置することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】(第一実施形態)以下、本発明の
実施の形態に係るコンセント取り付け構造及び前記コン
セント取り付け構造を有するキャビネットユニットを、
図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形
態に係るコンセント取り付け構造を示す側面図である。
図2は、本発明の一実施の形態に係るコンセント取り付
け構造を示す斜視図である。図3は、本発明の一実施の
形態に係るコンセント取り付け構造を用いた台所ユニッ
トの一例及び係るコンセント取り付け構造を有するキャ
ビネットユニットを示す図である。図4は、本発明の一
実施例に係るコンセント取り付け構造を示す側面図であ
る。図5は、本発明の一実施例に係るコンセント取り付
け構造を示す図である。図6は、本発明の一実施例に係
るコンセント取り付け構造を示す図である。
【0020】図1には、本実施の形態に係るコンセント
取り付け構造1が示されている。係るコンセント取り付
け構造は、床2と略垂直に設けられた部材表面にコンセ
ント4が取り付けられ、コンセント4はACケーブルや
コネクタ等が内蔵されたコンセントボックスからなり、
プラグ差込み口5が下方に向けて設置されてなる。本実
施の形態では、コンセント4における床2との対向面に
設置されている。なお、本実施の形態においては、床2
と略垂直に設けられた部材が壁3である場合を示す。電
気機器を使用する際には、図1に示すように、電気機器
に接続されたプラグ6をプラグ差込み口5に差し込む。
本実施の形態に係るコンセント取り付け構造1において
は、コンセント4においてプラグ差込み口5を下方に向
けて設置したことにより、プラグ6及びプラグに接続さ
れたコード7が邪魔にならないため、コンセント周辺の
スペースを有効利用することができる。このように、プ
ラグ差込み口5が下方設置されていることから、従来の
コンセントのように壁と略平行にプラグ差込み口が設置
されている場合と比較して、従来のコンセントにみられ
るようなプラグ差込み口5近傍でプラグ6及びプラグ6
に接続しているコード7の一部が壁に対して垂直になる
部分(図8(b)における垂直部分A)がないため、ス
ペースの有効利用を図ることができる。また、プラグ差
込み口5から埃が入りにくいため、埃の侵入による静電
気発生の危険性を少なくすることができる。さらに、コ
ンセント4を設置することにより凸部が形成される。こ
のコンセント4表面、すなわち上面部4a及び側面部4
b等コンセント4において外部から観察できる部分に装
飾を施したりすることで、コンセント4に意匠的機能を
付加することもできる。また、上面部4aに物を載置し
たりする等、コンセントとしての機能以外の機能を付加
することもできる。
【0021】また、図2に示すように、図1に示される
コンセント4を複数個直列に配置したコンセント取り付
け構造21とすることもできる。コンセント4を複数個
直列に配置することにより、複数の電気機器を使用する
ために数多くのコンセントが必要になる場合であって
も、良好な外観を確保しつつコンセント周辺のスペース
を有効に活用することができる。
【0022】次に、図1に示されるコンセント取り付け
構造1と同様のコンセント取り付け構造31が設置され
た台所ユニットの一例を図3(a)に示す。係る台所ユ
ニット310は、床32上に図示しない流し台、食器棚
33、冷蔵庫34、及びベースキャビネット35等を含
み構成されている。ベースキャビネット35の上方に
は、吊戸棚36が天井から吊下げられて設置されてい
る。前記ベースキャビネット35及び吊戸棚36は壁3
9に沿って配置されている。次に、係る台所ユニット3
10に設置され、ベースキャビネット35、吊戸棚3
6、及びコンセント取り付け構造31からなるキャビネ
ットユニットの側面図を図3(b)に示す。
【0023】前記コンセント取り付け構造31は主にベ
ースキャビネット35上に載置される電化製品に電力を
供給するするために設けられたものであり、図3(b)
には電化製品の一例として電子レンジ315がベースキ
ャビネット35上に載置されている例が示されている。
係るコンセント取り付け構造31は、前記壁39表面に
取りつけられたコンセント312を有してなり、前記コ
ンセント312を覆うようにパネル313が設けられて
なる。言い換えれば、前記壁39表面にパネル313と
いう凸部が設けられ、コンセント312がパネル313
に覆われるように設置されている。コンセント312は
パネル313により覆われているため、パネル313の
正面側からはコンセント312が見えない構造になって
いる。ここで、パネル313の正面側とは、壁39の対
面側をいう。以上のように、コンセント312がパネル
313により隠されているため、コンセント312が複
数個設置されている場合であっても景観を損なうことが
ない。さらに、図3(b)においては、ベースキャビネ
ット35の上方の壁39にコンセント312を設置する
ことにより、プラグ6及びプラグ6に接続しているコー
ド7の一部が壁に対して垂直になる部分がなくなるた
め、コンセント312周辺のスペースを有効に利用する
ことができるため、結果として物が雑多に置かれがちな
ベースキャビネット35上のスペースを有効に活用する
ことができる。また、この場合においても、前記コンセ
ント312のプラグ差込み口315は下方に設置されて
なる。すなわち、前記プラグ差込み口315は、コンセ
ント312における床32との対向面に設置されている
ため、プラグ差込み口からの埃の侵入を防止することが
できる。また、コンセント312はケーブル316を介
して電源へ接続されている。パネル313としては例え
ばコルクボードを用いる。また、パネル313は着脱可
能とすることができる。係るパネル313を着脱可能と
することにより、コンセント312の修理を容易に行う
ことができるとともに、室内のデザインに合わせてパネ
ル313を容易に変えることができる。
【0024】一方、図3に示される台所ユニット310
に設けられたキャビネットユニットにおいて、壁39と
略垂直に接する平板をベースキャビネット35の上方に
有し、前記壁39と平板とで形成されるL字部40にコ
ンセント44が設置されてなるコンセント取り付け構造
としても良い(図4(a)・図4(b)参照)。ここで
平板とは、吊戸棚36の底面部36bをいう。すなわ
ち、前記吊戸棚36の底面部36bと壁39とで形成さ
れるL字部40にコンセント44が設置された構造とす
る。このように、壁39と略垂直に接し、前記壁39と
前記底面部36bとで形成されるL字部40にコンセン
ト44が設置されてなることにより、コンセント44が
正面から見えにくい構造となるため、良好な外観を得る
ことができる。なお、コンセント44の手前、すなわち
コンセント44におけるコンセント44と壁39との接
続面と反対側面に照明410を設置したり(図4(a)
参照)、或いは吊板411を設置したりしてもよい(図
4(b)参照)。係る吊板411は吊戸棚36の底面部
36bから吊り下げて設置する。このように、照明41
0又は吊板411をコンセント44の手前に設置するこ
とにより、コンセント44が正面側、すなわち壁39に
対向する側からさらに見えにくい構造となるため、非常
に良好な外観を得ることができる。
【0025】また、本実施の形態のコンセント取り付け
構造は、図5(a)に示すように、床52と略垂直に設
けられた壁53の表面に凹部50が設けられ、プラグ差
込み口55を有するコンセント54が前記凹部50に設
置され、前記プラグ差込み口55が下方に向けて設置さ
れている構造とすることもできる(図5(a)は壁53
に設置された凹部50の側面図)。このように、前記プ
ラグ差込み口55が下方、特に前記コンセント54にお
ける床52との対向面に設置されていることにより、プ
ラグ差込み口55からの埃の侵入を低減することができ
る。さらに、壁53の表面に凹部50が設けられ、係る
凹部50にコンセント54が設置されていることから、
正面側(壁53との対向する側)からコンセントが設置
されているのが見えにくい構造とすることができるた
め、良好な外観を得ることができる。なお、図5(a)
においては、コンセント54は凹部50表面に設置され
ている場合を示したが、コンセント54を凹部50に埋
設し、プラグ差込み口55のみが露出している構造にし
ても良い。
【0026】また、図5(b)に示すように、凹部50
bにコンセント54bを設置し、前記プラグ差込み口5
5bがコンセント54bの側面部56に設置された構造
としてもよい。ここで、側面部56は、凹部50bにお
いて床52及び壁53の両方と略垂直である面をいう。
このように、プラグ差込み口55bを側面部56に設置
することにより、例えば、設計上凹部50bの高さ方向
(床と垂直方向)の長さを十分にとることができない場
合には床と水平方向にプラグを差し込むことができるた
め、スペースの有効活用を図ることができる。なお、図
5(b)においては、コンセント54bが凹部50bに
埋設されている例を示したが、コンセント54bを凹部
50bに埋設せず、前記側面部56表面にコンセント5
4bを取り付けてもよい。
【0027】さらに、図5においては壁表面に凹部を設
け、係る凹部の所定部位にコンセントを設置した場合を
示したが、凹部のかわりに壁53表面に段差60を設
け、前記段差60にコンセント64が設置されたコンセ
ント取り付け構造とすることもできる(図6参照)。こ
こで、段差60とは、壁53の上部面に対して下部面が
奥位置となる構造を有する部分をいう。さらに、図6に
示すように、段差60から壁53内部にコンセント64
を埋設することにより、プラグ差込み口のみが外部に露
出している構造とすることができ、良好な外観を得るこ
とができる。
【0028】なお、図5、図6に示した本発明の実施の
形態おいては、壁自体を凹形状又は段差形状にすること
により、壁表面に凹部又は段差を設け下方へ向く面を形
成した例を示したが、前記凹部又は段差を、壁に別の部
材を設置することにより設けてもよい。例えば、図5
(b)においては、壁53表面に孔部を設け、係る孔部
に箱形部材をはめこむことにより凹部を形成してもよ
い。また、図6において、壁53に他の板材を貼り付け
ることにより、段差を設けてもよい。
【0029】(第二実施形態)本実施の形態に係るコン
セント取り付け構造は、前述した本発明の第一の実施の
形態に係るコンセント取り付け構造と同様の構成を有す
るうえに、少なくとも前記プラグ差込み口を含む前記コ
ンセントの一部を可動構造とすることにより、前記プラ
グ差込み口の正面方向の空間を増加可能にしたことを特
徴とする。本実施の形態に係るコンセント取り付け構造
の一例を図7(a)〜図7(c)に示す。図7(a)に
示されるコンセント取り付け構造は、壁73表面に凸
部、凹部又は段差部が設けられ、その下方を向く面にコ
ンセント74aが取り付けられ、前記コンセント74a
に設けられたプラグ差込み口75aが下方に向けて設置
されてなるうえ、前記コンセント74aは床(図示せ
ず)及び前記壁73に略平行な直線を軸として回動可能
である。このように、コンセント74aが前記直線を軸
として回動可能とすることにより、前記プラグ差込み口
75aの正面方向の空間を増加可能にすることができ
る。プラグを係るプラグ差込み口75aに差し込む場
合、プラグ差込み口75aを正面側(壁73の対面側)
で差し込んだ後、コンセント74aを回動させて下方に
向けることができる。これにより、プラグ及びコード部
分を効率良く収納することができ、省スペース化を図る
ことができる。また、図7(b)に示すように、壁73
と垂直な直線を可動構造の回転軸とすることもできる。
コンセント74bが壁73と垂直な直線を軸として回動
可能であることにより、前記プラグ差込み口75bの正
面方向の空間を増加可能にすることができる。一方、図
7(c)に示すように、壁73表面に設けられた凸部、
凹部又は段差部にコンセント74cが設置され、プラグ
差込み口75cがコンセント74cにおける床(図示せ
ず)及び壁73と略垂直である面に設置されているコン
セント取り付け構造において、コンセント74cが床
(図示せず)に略垂直な直線を軸として回動可能となる
ようにすることもでき、前記プラグ差込み口75cの正
面方向の空間を増加可能にすることができる。コンセン
ト74a及びコンセント74cの場合、プラグ差込み口
75a、75cが壁73に垂直な方向に向けば向くほ
ど、プラグ差込み口75a、75cの正面方向の空間が
増加し、プラグが差し込みやすくなる。コンセント74
bの場合、プラグ差込み口75bが壁73及び床(図示
せず)に平行な方向に向けば向くほど、プラグ差込み口
75bの正面方向の空間が増加し、プラグが差し込みや
すくなる。なお、図7(a)、(b)、(c)にそれぞ
れ図示の矢印は、プラグ差込後、元の位置(プラグ収納
位置)に納めるときの動作方向を示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係るコンセント取り
付け構造を示す側面図である。
【図2】 本発明の一実施の形態に係るコンセント取り
付け構造を示す斜視図である。
【図3】 本発明の一実施の形態に係るコンセント取り
付け構造を用いた台所ユニットの一例、及び係るコンセ
ント取り付け構造を有するキャビネットユニットを示す
図である。
【図4】 本発明の一実施例に係るコンセント取り付け
構造を示す側面図である。
【図5】 本発明の一実施例に係るコンセント取り付け
構造を示す図である。
【図6】 本発明の一実施例に係るコンセント取り付け
構造を示す図である。
【図7】 本発明の別の一実施の形態に係るコンセント
取り付け構造を示す斜視図である。
【図8】 従来のコンセント取り付け構造の一例を示す
図である。
【符号の説明】
1・21・31 コンセント取り付け構造 2・32 床 3・53・73 壁 4・312・312a・44・54・54b・64・7
4a・74b・74c コンセント 4a 上面部 4b 側面部 5・55・55b・75a・75b・75c・315
プラグ差込み口 6 プラグ 7 コード 33 食器棚 34 冷蔵庫 35 ベースキャビネット 36 吊戸棚 36b 底面部 39 壁 310 台所ユニット 313 パネル 315 電子レンジ 316 ケーブル 317 蛍光灯 40 L字部 410 照明 411 吊板 50・50b 凹部 56 側面部 60 段差 81 コンセント取り付け構造 83 壁 84 コンセント 85 プラグ差込み口 A 垂直部分

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】床と略垂直に設けられた部材の表面にコン
    セントが取り付けられ、前記コンセントに設けられたプ
    ラグ差込み口が下方に向けて設置されてなることを特徴
    とするコンセント取り付け構造。
  2. 【請求項2】前記床と略垂直に設けられた部材表面に凹
    部、凸部、又は段差を設けることにより下方へ向く面を
    形成し、前記下方を向く面にプラグ差込み口が設置され
    てなることを特徴とする請求項1に記載のコンセント取
    り付け構造。
  3. 【請求項3】前記部材と略垂直に接する平板を有し、前
    記部材と前記平板とで形成されるL字部にコンセントが
    設置されてなることを特徴とする請求項1に記載のコン
    セント取り付け構造。
  4. 【請求項4】床と略垂直に設けられた部材の表面に凹部
    が設けられ、前記凹部の所定部位にコンセントが設置さ
    れ、前記プラグ差込み口がコンセントにおける前記床及
    び前記部材と略垂直である面に設置されていることを特
    徴とするコンセント取り付け構造。
  5. 【請求項5】少なくとも前記プラグ差込み口を含む前記
    コンセントの一部を可動構造とすることにより、前記プ
    ラグ差込み口の正面方向の空間を増加可能にしたことを
    特徴とする請求項1乃至請求項4何れか1に記載のコン
    セント取り付け構造。
  6. 【請求項6】前記床上に設置されたベースキャビネット
    と、前記ベースキャビネット上方近傍に設けられた請求
    項1乃至請求項6何れか1に記載のコンセント取り付け
    構造とを有してなることを特徴とするキャビネットユニ
    ット。
  7. 【請求項7】前記床上に設置されたベースキャビネット
    と、前記ベースキャビネットの上方に前記部材と貼接し
    て設置された戸棚と、前記ベースキャビネット上方近傍
    に設けられた請求項3に記載のコンセント取り付け構造
    とを有してなり、前記平板が前記戸棚の底面部であっ
    て、前記部材と前記戸棚の底面部とで形成されるL字部
    にコンセントが設置されてなることを特徴とするキャビ
    ネットユニット。
JP11234667A 1999-08-20 1999-08-20 コンセント取り付け構造及びコンセント取り付け構造を有するキャビネットユニット Pending JP2001061212A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012101300A (ja) * 2010-11-08 2012-05-31 Okamura Corp 作業台什器
CN103001042A (zh) * 2012-11-19 2013-03-27 无锡商业职业技术学院 一种电源插座面板
JP2013215470A (ja) * 2012-04-11 2013-10-24 Panasonic Corp 厨房装置、及びこれに取り付けられるカバー部材
JP2016168186A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 厨房装置
WO2019141994A1 (en) * 2018-01-18 2019-07-25 Hostel Traders Limited Shelf station

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