JP2008023230A - 引出しおよびその引出しを備えるキャビネット - Google Patents
引出しおよびその引出しを備えるキャビネット Download PDFInfo
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Abstract
【課題】
本発明は、引出しを装着したキャビネットが横壁に隣接して設置されている場合や、横幅の狭い引出しにおいても、引出し全体をキャビネットから抜き出すことなく引出しを装着したまま、引出し箱本体に対する引出し前板の取り付け位置やゆがみ調整が容易な引出しおよびその引出しを装着したキャビネットを提供することを目的とする。
【解決手段】
引出し箱本体と引出し前板と、前記引出し箱本体の前方に前記引出し前板を位置させる取付具と、前記取付具を前記引出し箱本体の底面に固定する固定手段と、からなり、前記取付具は、前記固定手段が挿通される、前記引出し箱本体に対する前記引出し前板の取り付け位置を調整する取付孔を設けていることを特徴とする引出しおよびその引出しを装着したキャビネットを提供する。
【選択図】図3
本発明は、引出しを装着したキャビネットが横壁に隣接して設置されている場合や、横幅の狭い引出しにおいても、引出し全体をキャビネットから抜き出すことなく引出しを装着したまま、引出し箱本体に対する引出し前板の取り付け位置やゆがみ調整が容易な引出しおよびその引出しを装着したキャビネットを提供することを目的とする。
【解決手段】
引出し箱本体と引出し前板と、前記引出し箱本体の前方に前記引出し前板を位置させる取付具と、前記取付具を前記引出し箱本体の底面に固定する固定手段と、からなり、前記取付具は、前記固定手段が挿通される、前記引出し箱本体に対する前記引出し前板の取り付け位置を調整する取付孔を設けていることを特徴とする引出しおよびその引出しを装着したキャビネットを提供する。
【選択図】図3
Description
本発明は、システムキッチンなどの台所家具やその他収納家具などのキャビネットに出し入れ自在に装着する引出しおよびその引出しを装着したキャビネットに関する。
従来、引出しを備え付けたシステムキッチンや台所家具がある。(例えば、特許文献1参照。)このような引出しの前板を取り付ける構造として、L字形状の取付具の片面に左右方向に延びた長穴ともう一方の片面に上下方向に延びた長穴を設けている。この取付具の左右方向の長穴は前板とねじにより連結し、上下方向の長穴は引出しの側板側面にねじ連結している。これらの取付具の長穴は前板と引出し側板を固定しているねじを緩めることにより、それぞれ上下、左右の前板位置調整ができる構造となっている。
この引出しを備えたキャビネットが横壁に隣接して設置されたとき、引出しを取り外すことなく前板調整が出来るようにするため、ねじを緩める工具や作業スペースを確保するように取付具は引出しの内面に設置する場合がある。
しかし、取付具はねじ等が露出するため、食器などの収納物を損傷させる可能性があり外観的な意匠性も劣る。これを解決させるために取付具に保護カバーなどを設ける場合があるが組立作業が増える等、製造費用が高くなるため望ましくない。
特開2001−104075号公報
実開平4−239号公報
本発明は、引出しを装着したキャビネットが横壁に隣接して設置されている場合や、横幅の狭い引出しにおいても、引出し全体をキャビネットから抜き出すことなく、引出し箱本体に対する引出し前板の取り付け位置やゆがみ調整が容易な引出しおよびその引出しを装着したキャビネットを提供することにある。
本発明の一態様によれば、
引出し箱本体と引出し前板と、
前記引出し箱本体の前方に前記引出し前板を位置させる取付具と、
前記取付具を前記引出し箱本体の底面に固定する固定手段と、
からなり、
前記取付具は、
前記固定手段が挿通される、
前記引出し箱本体に対する前記引出し前板の取り付け位置を調整する取付孔を設けていることを特徴とする引出しが提供される。
引出し箱本体と引出し前板と、
前記引出し箱本体の前方に前記引出し前板を位置させる取付具と、
前記取付具を前記引出し箱本体の底面に固定する固定手段と、
からなり、
前記取付具は、
前記固定手段が挿通される、
前記引出し箱本体に対する前記引出し前板の取り付け位置を調整する取付孔を設けていることを特徴とする引出しが提供される。
本発明によれば、引出しを装着したキャビネットが横壁に隣接して設置されている場合や、横幅の狭い引出しにおいても、引出し全体をキャビネットから抜き出すことなく、引出し箱本体に対する引出し前板の取付位置やゆがみ調整を、容易に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に示す実施例を参照して説明する。図1は本発明の一実施例である引出しが備え付けられているキャビネットの斜視図を示す。
このキャビネット1は、本実施例において下側に引出し収納空間2bを、上側にカウンターを備え、さらにシンク1aと加熱調理器1bとを備える。キャビネット1の引出し収納空間2bには、台所用品や食品、食器などの収納物を収納できる引出し2が設けられている。
このキャビネット1は、本実施例において下側に引出し収納空間2bを、上側にカウンターを備え、さらにシンク1aと加熱調理器1bとを備える。キャビネット1の引出し収納空間2bには、台所用品や食品、食器などの収納物を収納できる引出し2が設けられている。
図2に引出しの分解状態における斜視図を、図3に引出しの断面図を示す。引出し2は、引出し箱本体2aと引出し前板である前板7からなる。この引出し箱本体2aは、前枠3と背枠4と側板6で構成された枠体に底板5が組み込まれている。また、前枠3の前面の上端には、横幅方向に延びたガイド溝であるスライドガイド溝3aが設けられている。前板7には、取付具8が取り付けてある。この取付具8は、底板5に対して垂直面をなす上端部8dと水平面をなす下端部8eとが組み合わさり、略L字形状をなしている。上端部8dの一端には、係合部8cが備わっている。前板7には、取付具8が3つ、前板7の横幅方向に対して前板7の裏面に左右両端とその中央に取付けてあり、それら取付具8が前板7を引出し2の前枠3の前方に位置させている。
取付具の部分詳細図を図4に、前枠の部分断面図を図5に示す。具体的にはL字形状の取付具8の上端部8dには上下方向に延びた長穴形状をした上下調整穴8aが設けてあり、その穴に前板取付ねじ9を通して前板7と取付具8を連結している。ここで言う上下方向に延びた長穴形状とは、上下調整穴8aにおいて、左右方向よりも上下方向が長く開口した穴の形状のことを言う。一方、取付具8の下端部8eには左右方向に延びた長穴形状をした取付孔である左右調整穴8bが設けてある。そして、固定手段として固定具取付ねじ10を用い、左右調整孔8bに固定具取付ねじ10を通して前枠3と取付具8を連結している。ここで言う左右方向に延びた長穴形状とは、左右調整穴8bにおいて、上下方向よりも左右方向に長く開口した穴の形状のことを言う。この状態のとき、係合部8cは、スライドガイド溝3aに差し込こまれ、前板7の前後方向の動きを固定している。叉、前枠3は前板7との間に隙間を設け取付具8及び前板取付ねじ9が隠蔽できる構造になっている。
前板7の上下位置調整については、まず引出しを引き、ドライバ等を引出し箱本体2a内側から前板取付ねじ9に差し入れ、前板取付ねじ9を3つとも緩める。これにより、取付具8に設けてある上下調整穴8aの長く開口した方の距離分だけ前板7を上下方向に移動させることができるので、任意の位置に前板7を移動させて、ドライバ等で前板取付ねじ9を3つとも締める。これにより、引出し箱本体2aに対する前板7の上下位置調整を行うことができる。このとき、前枠の引出し内面に設けた貫通穴11からドライバ等を通して前板取付ねじ9を緩めることで、前板7と連結されている取付具8を取り外すことなく容易に上下調整できる構造である。叉、外観の意匠性を向上させるため貫通穴11に図示しないが化粧カバーを取り付けている。
次に、前板7の左右位置調整については、まず引出しを引き、ドライバ等を引出し箱本体2aの下側から取付具固定ねじ10に差し入れ、取付具固定ねじ10を3つとも緩める。これにより、取付具8に設けてある左右調整穴8bの長く開口した方の距離分だけ前板7を左右方向に移動させることができるので、任意の位置に前板7を移動させて、取付具固定ねじ10を3つとも締める。これにより、引出し箱本体2aに対する前板7の左右位置調整を行うことができる。叉、取付具8の上端部8cを前枠3のスライドガイド溝3aに差し込んだ構造にすることにより、取付具8の取付ねじ数を増やさずに上端部8cの固定力を強めることができる構造である。更にスライドガイド溝3aの溝に沿って取付具8が左右に移動できる構造であるため、任意の位置に調整が容易である。
取付具固定ねじ10は前枠3の底面に設けているため、引出し内に収納物がある場合や横幅が小さい引出しにおいても作業スペースを確保することができ、引出しを取り外すことなく容易に左右調整を行える構造である。なお、本実施例においては固定手段としてねじを用いているが、この発明にあってはこれに限定されるものではなく、着脱可能でありその着脱においてドライバ等の長手の着脱治具を用いるものであればよい。
従って、この実施の形態によれば、上下および左右の調整穴の長く開口した方の距離分だけ、引出し箱本体に対する引出し前板の上下および左右方向への調整を行うことが可能である。さらに、引出しを装着したキャビネットが横壁に隣接して設置されている場合や、ドライバ等の長さよりも狭い横幅の引出しにおいても、引出し全体をキャビネットから抜き出すことなく引出し前板の取り付け位置やゆがみ調整を容易に行うことができる。
1 キャビネット
1a シンク
1b 加熱調理器
2 引出し
2a 引出し箱本体
2b 引出し収納空間
3 前枠
3a スライドガイド溝
3b ねじ穴
4 背枠
5 底板
6 側板
7 前板
8 取付具
8a 上下調整穴
8b 左右調整穴
8c 係合部
8d 上端部
8e 下端部
9 前板取付ねじ
10 取付具固定ねじ
11 貫通穴
1a シンク
1b 加熱調理器
2 引出し
2a 引出し箱本体
2b 引出し収納空間
3 前枠
3a スライドガイド溝
3b ねじ穴
4 背枠
5 底板
6 側板
7 前板
8 取付具
8a 上下調整穴
8b 左右調整穴
8c 係合部
8d 上端部
8e 下端部
9 前板取付ねじ
10 取付具固定ねじ
11 貫通穴
Claims (3)
- 引出し箱本体と引出し前板と、
前記引出し箱本体の前方に前記引出し前板を位置させる取付具と、
前記取付具を前記引出し箱本体の底面に固定する固定手段と、
からなり、
前記取付具は、
前記固定手段が挿通される、
前記引出し箱本体に対する前記引出し前板の取り付け位置を調整する取付孔を設けている
ことを特徴とする引出し。 - 前記引出し箱本体の前面の上端に、
下方に開口するガイド溝が横幅方向に延設しており、
前記ガイド溝と着脱自在に係合する前記取付具の係合部と、
を備えることを特徴とする請求項1記載の引出し。 - 請求項1または2に記載の引出しを、引出し収納空間に出し入れ自在に装着してなるキャビネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006201766A JP2008023230A (ja) | 2006-07-25 | 2006-07-25 | 引出しおよびその引出しを備えるキャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006201766A JP2008023230A (ja) | 2006-07-25 | 2006-07-25 | 引出しおよびその引出しを備えるキャビネット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008023230A true JP2008023230A (ja) | 2008-02-07 |
Family
ID=39114469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006201766A Pending JP2008023230A (ja) | 2006-07-25 | 2006-07-25 | 引出しおよびその引出しを備えるキャビネット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008023230A (ja) |
-
2006
- 2006-07-25 JP JP2006201766A patent/JP2008023230A/ja active Pending
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