JP5465110B2 - 引出し及び引出しの前板調整具 - Google Patents
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この特許文献1の引出しでは、L形具の立上り片上部に設けたねじ孔に螺合し、かつ先端が引出し前板裏面に設けた台座に当接して、引出し前板の前後方向の傾きを調整できる調整ねじと、
頭部がL形具の立上り片に設けた孔周縁に係合し、かつ台座のねじ孔に螺合して、L形具と台座とを連結する結合ねじとを備えて、引出しの前板の傾きを調整できるものとなっている。
本発明は、引出し前板と、底板と側板を有する引出し部材との間に、前記引出し前板の傾きを調整できる調整具を備えた引出しであって、
前記調整具は、前記引出し前板の背面に固定される固定部と、該固定部から延出されて該固定部に対し略平行状をなす可動部と、該可動部に形成されたネジ孔に螺合されて前記固定部に向かって延びるネジとを備え、該ネジを回して該ネジの先端を前記固定部に押し付けた時に前記可動部が前記引出し部材の側板の前端を後方側へ押すように構成したことを要旨とする。
こうすれば、調整具には弾性が付与されているため、ネジを手回しするのみで、引出しの前板の傾きを良好に調整可能となる。
こうすれば、既存の引出しの前板に調整具を後付けして、調整具のネジを操作することで引出し前板の傾きを調整でき、調整具の後付けで前板の傾き調整機能を追加できるものとなる。
図1は、引出し部材と引出し前板を分解した要部斜視構成図であり、図2は、引出し部材と引出し前板が組み付けられ、更に調整具が後付けされた引出しの側面構成図であり、図3は、固定金具と調整具を取り付けた引出し前板の裏面図である。
引出し部材2の前端に引出し前板6を組み付けるために、引出し前板6の背面6aには、左右側にそれぞれ固定金具7A,7Bが取り付けられており、また、引出し前板6の引出し部材2に対する傾きを調整するために、引出し前板6の背面6aには左右側にそれぞれ調整具8A,8Bが後付けされる。
なお、レール部4a,5aは、水平片4aa,5aaが外側へ水平状に突出され、水平片4aa,5aaの外端に垂下状に垂下片4ab,5abが形成されたものである。
なお、図8は、調整具8A,8Bを取り付ける前の引出し1の側面構成図であり、図9は、調整具8A,8Bを取り付ける前の引出し前板6の裏面図であり、この図8および図9において、固定金具7A,7Bについて先に説明する。
この外側金具73にはカム付きの上下調整ネジ11が設けられ、また、外側金具73には上下方向に長い縦長孔73aが形成されている。
また、前板が左右にずれているような場合には、図9に示すように、左右調整ネジ9,9を緩めて、固定片71に形成されている横長孔71a,71aを介して引出し前板6を左右方向に位置調整することができ、調整後に左右調整ネジ9,9を締め付けて左右位置を固定させることができる。
この引出し1に対し、後付けで調整具8A,8Bを取り付けて、引出し前板6の傾きを調整できる機能を引出し1に追加できるものである。
例えば、洗面台等のキャビネットが設置される現場の床が水平でない場合等には、引出し前板6の傾きを調整する必要が生じるが、既存の引出し1に左右の調整具8A,8Bを後付けすることで、容易に引出し前板6の傾き調整が可能となる。しかも、調整具8A,8Bの引出し前板6への取り付けに際し、引出し前板6には専用の取り付け加工等は不要であり、コストを低減させて調整具8A,8Bの後付けが可能となっている。
なお、図5の側面図、図6の正面図、図7の平面概略図では、図1および図3における図示右側の調整具8Bを示している。
各調整具8A,8Bは、弾性が付与されたバネ鋼で形成されており、固定部81の上端から後方側へ下傾状に傾斜部82が一体形成され、傾斜部82の後端に、固定部81と略平行状に垂下する可動部83が一体形成され、可動部83の下端には、固定部81側へ下傾して前向き折れ片83cが一体形成され、前向き折れ片83cの前端から垂下状に垂下片83dが一体形成されている。
また、固定部81の下端には、前向き折れ片83cと平行状に後方側へ向かって後向き折れ片81bが一体形成されている。
この後向き折れ片81bと前向き折れ片83c間に、前述した固定金具7A,7Bの固定片71の上端に後方側へ向かって上傾状に一体形成されている上端折れ片71bが嵌まり込むように構成されている。
2 引出し部材
3 底板
4,5 側鋼板(側板)
4a,5a レール部
6 引出し前板
6a 背面
7A,7B 固定金具
8A,8B 調整具
9 左右調整ネジ
11 上下調整ネジ
12 固定ネジ
13 ネジ
13a 手回し部
71 固定片
71a 横長孔
71b 上端折れ片
72 連結片
73 外側金具
81 固定部
81a 横長孔
81b 後向き折れ片
82 傾斜部
82a 縦抜き孔
83 可動部
83a ネジ通し孔
83b ネジ孔
83c 前向き折れ片
83d 垂下片
Claims (3)
- 引出し前板と、底板と側板を有する引出し部材との間に、前記引出し前板の傾きを調整できる調整具を備えた引出しであって、
前記調整具は、前記引出し前板の背面に固定される固定部と、該固定部から延出されて該固定部に対し略平行状をなす可動部と、該可動部に形成されたネジ孔に螺合されて前記固定部に向かって延びるネジとを備え、該ネジを回して該ネジの先端を前記固定部に押し付けた時に前記可動部が前記引出し部材の側板の前端を後方側へ押すように構成した
ことを特徴とする引出し。 - 前記調整具が弾性金具である請求項1に記載の引出し。
- 引出しの前板の傾きを調整するための調整具であって、
該調整具は、前記前板の背面に固定される固定部と、該固定部から延出された可動部と、該可動部に形成されたネジ孔に螺合されたネジを備え、該ネジを前記ネジ孔にねじ込んで該ネジの先端を前記固定部に押し付けることができるように構成した
ことを特徴とする引出しの前板調整具。
Priority Applications (1)
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JP2010153502A JP5465110B2 (ja) | 2010-07-05 | 2010-07-05 | 引出し及び引出しの前板調整具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010153502A JP5465110B2 (ja) | 2010-07-05 | 2010-07-05 | 引出し及び引出しの前板調整具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2012011148A JP2012011148A (ja) | 2012-01-19 |
JP5465110B2 true JP5465110B2 (ja) | 2014-04-09 |
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ID=45598282
Family Applications (1)
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JP2010153502A Active JP5465110B2 (ja) | 2010-07-05 | 2010-07-05 | 引出し及び引出しの前板調整具 |
Country Status (1)
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