JP4895854B2 - ドライバ回路 - Google Patents

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本発明はドライバ回路に関し、例えば、LCD(液晶表示装置)のバックライトに使われるLED(発光ダイオード)を駆動するドライバ回路に用いて好適なものである。
従来、LCDのバックライトには冷陰極蛍光管(CCFL:Cold Cathode Fluorescent Lamp)が用いられてきたが、最近では水銀を使わない環境配慮型のバックライトとして、光源にLEDを用いたものが提供されつつある。バックライトの光源にLEDを用いた場合、光束の変化を最小にするために、LEDを定電流で駆動する必要がある。そのために、定電流制御ICや定電流駆動ICが各社より提供されている。
図6は、従来のLEDドライバ回路の構成を示す図である。図6において、51は定電流駆動IC、52は昇圧回路、53はLED、Tr0は入力電圧制御兼保護用トランジスタである。定電流駆動IC51は、内部電源回路61、フィードバック回路62および定電流制御回路63を備えている。昇圧回路52は、コイルL、駆動用トランジスタTr1、ダイオードDおよびリップル平滑用のコンデンサCを備えている。
定電流駆動IC51は内部電源回路61より電源を得て動作し、昇圧回路52の駆動用トランジスタTr1を制御することにより、入力電圧をそれより高い電圧に昇圧してLED53に印加する。このとき、昇圧回路52の出力段に設けられたコンデンサCにより、印加電圧のリップルが抑制される。
定電流駆動IC51は、過電圧や過電流によって深刻なダメージがかからないようにするための保護機能を内蔵している。過電圧に対する保護機能は、以下のように実現されている。すなわち、コンデンサCの出力電圧が分圧抵抗R1,R2を介して定電流駆動IC51のフィードバック回路62にフィードバックされる。フィードバック回路62はフィードバック電圧を監視し、フィードバック電圧が所定の閾値より大きいこと(過電圧)を検出すると、入力電圧制御兼保護用トランジスタTr0または駆動用トランジスタTr1をオフとすることにより、一時的に昇圧動作(LED53の駆動)を停止するようにしている。
また、過電流の検出は、入力電圧制御兼保護用トランジスタTr0を流れる電流または駆動用トランジスタTr1を流れる電流を検出することによって行う。具体的には、トランジスタTr0またはTr1のドレインまたはソースに接続した抵抗(図6では図示せず)を用いて、この抵抗に発生する電圧値を監視する。そして、当該電圧値が所定の閾値より大きいこと(過電流)を検出すると、そのことが定電流駆動IC51に通知される。これに応じて定電流駆動IC51は、入力電圧制御兼保護用トランジスタTr0をオフとすることにより、一時的に昇圧動作を停止するようにしている。
定電流駆動IC51は上述のような過電圧、過電流の保護機能を、内部電源回路61で発生した電圧をもとに動作させている。そのため、外部から定電流駆動IC51に供給されるイネーブル信号ENまたはスタンバイ信号STBY(以下、EN/STBY信号と記す)によって内部電源回路61の動作が停止すると、上述の保護機能もこれに連動して停止する。
ところが、EN/STBY信号がオフになった後、コンデンサCに蓄積されていた電荷が放電されるまでには時間がかかる。放電時間はコンデンサCの容量と放電経路によるが、一般的に駆動周波数が低く電流量が多いほど、大容量のコンデンサCが必要になるので放電時間も長くなる。その間は内部電源回路61の動作が停止しているので、保護機能が働かない状態となってしまう。そのため、その間に過電圧や過電流が発生すると、定電流駆動IC51に加わるダメージを回避することができない。
例えば、定電流駆動IC51の端子が持つ耐圧以上の電圧源がコンデンサCの出力端子に接触すると、放電中であっても過電圧や過電流が生じ、定電流駆動IC51に大きなダメージが与えられてしまうことがある。このような事態を回避するための1つの方法として、内部電源回路61がオフとなって保護機能が働かなくなる放電時間をできるだけ短くすることが考えられる。
これに対して、コンデンサの放電経路を設け、パワーオフ信号がアクティブになるタイミングで放電経路上のトランジスタをオンとしてコンデンサの電荷を急速放電させるようにした技術が提供されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1では、コンデンサの電荷放電によってLCDの電源が立ち下がってから、タイマに設定された遅延時間の経過後にロジック系の電源が立ち下がるように成されている。
特開平7−104711号公報
上記特許文献1に記載の技術を定電流駆動IC51の保護機能に応用し、EN/STBY信号がオフになった後、コンデンサCの蓄積電荷を急速放電させ、タイマに設定された遅延時間の経過後に内部電源回路61をオフにすることが考えられる。ここで、コンデンサCの放電が完了するタイミングを予想してタイマの遅延時間を設定することにより、電荷が放電されるまでの間も内部電源回路61をオンにしておくことができる。
しかしながら、電荷の放電時間は、コンデンサの種類、容量公差、温度/電圧変化特性などによってバラツキがある。そのため、タイマに設定する遅延時間によっては、放電が完了する前に内部電源回路61がオフとなってしまう恐れがある。このようなリスクを回避するためには、遅延時間を長めに設定する必要がある。しかし、この場合にはEN/STBY信号がオフになった後でも必要以上に多くの電力を消費してしまうという問題が生じる。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、コンデンサのバラツキや環境温度などによらず、電荷の放電が完了したタイミングで内部電源の動作を停止できるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、外部より電源オフの指示が与えられたときに、リップル抑制用のコンデンサに蓄積されている電荷を放電させる短絡回路と、コンデンサの出力電圧が閾値を下回ったことを検出して電源回路の動作を停止する電源制御回路とを設けている。
上記のように構成した本発明によれば、外部より電源オフの指示が与えられたときに、リップル抑制用コンデンサに蓄積されている電荷が短絡回路の経路を通じて急速に放電していく。このとき、急速に低下していくコンデンサの出力電圧が閾値と比較され、当該出力電圧が閾値を下回ったタイミングで動作電圧の供給が停止するようになる。これにより、電荷の放電時間を短くすることができるとともに、放電がほぼ完了したことを検出してそのタイミングで電源回路をオフとすることができる。つまり、コンデンサのバラツキや環境温度などによらず、電荷の放電が殆ど完了したタイミングで電源回路の動作を停止することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明による第1の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、第1の実施形態によるLEDドライバ回路の構成例を示す図である。このLEDドライバ回路は、例えばバックライトの光源にLEDを用いたLCDに適用することが可能である。図1において、1は定電流駆動IC、2は昇圧回路、3はLED、Tr0は入力電圧制御兼保護用のトランジスタである。定電流駆動IC1は、内部電源回路11、フィードバック回路12および定電流制御回路13を備えている。
内部電源回路11は、フィードバック回路12および定電流制御回路13の動作電圧を発生し、この動作電圧をそれぞれの回路12,13に対して供給する。定電流制御回路13は、LED3の光束の変化を制御するために、LED3を定電流で駆動するよう制御する。そのために定電流制御回路13は、定電流回路Iを備えている。また、定電流制御回路13は、調光回路14および調光用トランジスタTr2を備えている。夜間はLCDの周囲が暗くなるので、LCDの表示が特にドライバーの運転に支障がないように、調光回路14が調光用トランジスタTr2を間欠的に駆動するように制御することによってバックライトの輝度を低く調整する。
本実施形態では、コンデンサCの出力端子からLED3、定電流回路Iおよび調光用トランジスタTr2を経由してグランドに至る経路を、コンデンサCに蓄積されている電荷を放電させる短絡回路として用いる。すなわち、この短絡回路は、外部から定電流駆動IC1に供給されるイネーブル信号ENまたはスタンバイ信号STBY(以下、EN/STBY信号と記す)によって電源オフの指示が与えられたときに、調光用トランジスタTr2がオンとなることによってコンデンサCの蓄積電荷を急速放電する。
なお、夜間においてバックライトの輝度を低くするために調光用トランジスタTr2を間欠駆動しているときに、コンデンサCの蓄積電荷が上述の短絡回路を介して間欠的に放電されてしまうが、それよりも非常に早い周期でコンデンサCへの充電が行われるので、放電される電荷は殆ど無視できる。例えば、昇圧回路2の駆動用トランジスタTr1が数百kHz〜数MHz程度の駆動であるのに対して、調光用トランジスタTr2は数百Hz〜数kHz程度の駆動なので、放電される電荷はほぼ無視できる。
昇圧回路2は、コイルL、駆動用トランジスタTr1、ダイオードDおよびコンデンサCを備えている。コンデンサCは、バックライトの光源であるLED3に印加される駆動電圧のリップルを抑制するために設けられている。このコンデンサCの出力電圧(LED3に印加される駆動電圧)は、分圧抵抗R1,R2を介して定電流駆動IC1のフィードバック回路12にフィードバックされるようになっている。
フィードバック回路12は、EN/STBY信号がオンである通常動作時において、フィードバック入力されるコンデンサCの出力電圧(フィードバック電圧)と第1の閾値VREF1(例えば、3.0[V])とを比較し、フィードバック電圧が第1の閾値VREF1を超える過電圧を検出したときに、第1の閾値VREF1以上にフィードバック電圧が上昇するのを防止する保護機能を動作させる。すなわち、入力電圧制御兼保護用トランジスタTr0または駆動用トランジスタTr1をオフとする。このようにフィードバック回路12は、定電流駆動IC1に深刻なダメージがかからないようにする過電圧保護機能を有している。
また、フィードバック回路12は、本発明の電源制御回路を兼用している。すなわち、フィードバック回路12は、外部から定電流駆動IC1に供給されるEN/STBY信号がオフとなって電源オフの指示が与えられたときに、フィードバック電圧と比較する閾値を上述の第1の閾値VREF1から第2の閾値VREF2(例えば、0.5[V])に切り替える。そして、放電動作を経てフィードバック電圧が第2の閾値VREF2を下回ったことを検出したときに、内部電源回路11の動作をオフとするように制御する。
フィードバック回路12は、EN/STBY信号がオフである放電動作時において、フィードバック入力されるコンデンサCの出力電圧と第1の閾値VREF1とを比較し、フィードバック電圧が第1の閾値VREF1を超える過電圧を検出したときに、そのことを図示しない内部メモリ等に情報として保持しておく。そして、次にEN/STBY信号がオンになって電源オンの指示が与えられたときに、直ちには内部電源回路11をオンにはせず、音声や異常通知ランプ等を用いて、前回の電源オフ時に過電圧が発生したことをユーザに報知する。ユーザはこの報知に対応して、異常を取り除くなど適切に対処することができる。
フィードバック回路12は、EN/STBY信号がオフである放電動作時において、過電流の検出も行う。上述したように、通常動作時における過電流の検出は、入力電圧制御兼保護用トランジスタTr0または駆動用トランジスタTr1を流れる電流を検出することによって行う。しかし、EN/STBY信号がオフの放電動作時には、これらのトランジスタTr0,Tr1を流れる電流の検出は行えない。そこで、フィードバック回路12においてフィードバック電圧の単位時間当たりの変化量を監視し、これが所定の閾値より大きい場合に過電流が発生したことを検出する。
フィードバック回路12は、過電流の発生を検出したときに、そのことを図示しない内部メモリ等に情報として保持しておく。そして、次にEN/STBY信号がオンになって電源オンの指示が与えられたときに、直ちには内部電源回路11をオンにはせず、音声や異常通知ランプ等を用いて、前回の電源オフ時に過電流が発生したことをユーザに報知する。ユーザはこの報知に対応して、異常を取り除くなど適切に対処することができる。
次に、上記のように構成した第1の実施形態によるLEDドライバ回路の動作を説明する。図2は、第1の実施形態によるLEDドライバ回路の動作例を示すタイミングチャートである。なお、従来技術との違いが分かるように、従来のLEDドライバ回路の動作をあわせて示している(図の左側が従来技術の動作例、右側が本実施形態の動作例)。
図2に示すように、外部から定電流駆動IC1に供給されるEN/STBY信号がオフ(ロウレベル)に変わることによって電源オフの指示が与えられると(a)、定電流駆動IC1は、入力電圧制御兼保護用トランジスタTr0をオフにするとともに(b)、駆動用トランジスタTr1の駆動を停止する(c)。
EN/STBY信号がロウレベルに変わってから所定の遅延時間後、調光回路14から調光用トランジスタTr2に印加する電圧がロウレベルとされ、調光用トランジスタTr2がオンとなる(d)。所定の遅延時間を設けているのは、EN/STBY信号がどのタイミングでロウレベルに変わっても、駆動用トランジスタTr1が完全に停止してから調光用トランジスタTr2をオンに切り替えるようにするためである。
調光用トランジスタTr2がオンになると、短絡回路を経由してコンデンサCの蓄積電荷が急速に放電され、コンデンサCの出力電圧が急速に低下していく(e)。これに連動して、フィードバック回路12へのフィードバック電圧も急速に低下していく(f)。そして、フィードバック電圧が第2の閾値VREF2を下回ったことがフィードバック回路12により検出されると、それから所定の遅延時間後に内部電源回路11がオフに切り替えられる(g)。
図3は、図2(f)および(g)の部分の動作をより詳細に示したタイミングチャートである。図3に示すように、EN/STBY信号がオン(ハイレベル)のときは、フィードバック回路12がフィードバック電圧と比較する閾値は、第1の閾値VREF1(3.0[V])に設定されている。このとき、フィードバック電圧が第1の閾値VREF1を越えるような過電圧が検出されると、フィードバック回路12の保護機能が働き、フィードバック電圧が第1の閾値VREF1以下に戻される。
一方、EN/STBY信号がハイレベルからロウレベルに切り替わると、フィードバック回路12がフィードバック電圧と比較する閾値は、第1の閾値VREF1から第2の閾値VREF2(0.5[V])に切り替えられる。そして、コンデンサCの蓄積電荷が急速に放電されるに従ってフィードバック電圧も低下していき、当該フィードバック電圧が第2の閾値VREF2を下回ったことが検出されると、フィードバック回路12はそれから所定の遅延時間後に内部電源回路11の動作をオフとする。
なお、図2の例では、EN/STBY信号がオフとなったときに駆動用トランジスタTr1の駆動を直ちに停止しているが、この例に限定されない。例えば、図4に示すように、EN/STBY信号がオフとなった後に、1パルス分だけ駆動用トランジスタTr1を動作させた後に停止するようにしても良い。コイルLのコイル定数が大きいときや浮遊容量が大きいときなどは、入力電圧制御兼保護用トランジスタTr0のオフ後に駆動用トランジスタTr1を1パルス分多く動かして放電させると良い。これは、コンデンサCの放電というよりは、コイルLに貯まっているエネルギーを放出させるためである。
以上詳しく説明したように、第1の実施形態によれば、外部より定電流駆動IC1に対して電源オフの指示が与えられたときに、リップル抑制用コンデンサCに蓄積されている電荷が短絡回路の経路を通じて急速放電する。この間、内部電源回路11はオンのままで、フィードバック回路12の保護機能も有効となっている。このため、フィードバックループがショート故障や結露による影響、外部電圧源との接触などでダメージを負う時間を短くすることができる。
また、第1の実施形態によれば、コンデンサCの蓄積電荷の放電中に、コンデンサCの出力電圧が第2の閾値VREF2と比較され、出力電圧が第2の閾値VREF2を下回ったタイミングで内部電源回路11からの動作電圧の供給が停止するようになる。これにより、コンデンサCのバラツキや環境温度によらず、電荷の放電がほぼ完了したことを検出してそのタイミングで内部電源回路11をオフとすることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明による第2の実施形態を図面に基づいて説明する。図5は、第2の実施形態によるLEDドライバ回路の構成例を示す図である。このLEDドライバ回路も、例えばバックライトの光源にLEDを用いたLCDに適用することが可能である。この図5において、図1に示した符号と同一の符号を付したものは同一の機能を有するものであるので、ここでは重複する説明を省略する。
第2の実施形態では、コンデンサCに蓄積されている電荷を放電させる短絡回路として、定電流駆動IC1の内部にある定電流制御回路13を用いるのではなく、定電流駆動IC1の外付けで専用の回路を設けている点で、第1の実施形態と異なる。第2の実施形態による短絡回路は、コンデンサCの出力端子側に接続した放電用トランジスタTr3および抵抗R3,R4により構成している。このうち放電用トランジスタTr3および抵抗R4は、コンデンサCの出力端子とグランドとの間に直列接続されている。
また、この放電用トランジスタTr3のオン/オフを制御するための放電制御回路15が定電流駆動IC1の内部に設けられている。放電制御回路15は、外部から定電流駆動IC1に供給されるEN/STBY信号がハイレベルとなっている間は、放電用トランジスタTr3をオフとしておく。一方、EN/STBY信号がロウレベルとなって電源オフの指示が与えられると、放電制御回路15は放電用トランジスタTr3をオンとすることにより、コンデンサCの蓄積電荷を急速放電する。なお、図5では放電用トランジスタTr3をバイポーラトランジスタとしているが、MOSトランジスタとしても良い。
このように構成した第2の実施形態によるLEDドライバ回路の動作も、図2または図4にタイミングチャートで示したものと同様となる。すなわち、図2(d)または図4(d)で調光用トランジスタTr2をオンにしていることに代えて放電用トランジスタTr3をオンにすること以外は、第1の実施形態も第2の実施形態も回路の動作は変わらない。第2の実施形態の場合、短絡回路がLED3の経路を含んでいないので、急速放電時にLED3に負荷がかからないようにすることができるというメリットを有する。
なお、上記第1の実施形態では、定電流駆動IC1の内部に調光回路14および調光用トランジスタTr2を備える構成例について説明したが、これに限定されない。調光回路14および調光用トランジスタTr2は定電流駆動IC1の外付け回路として構成しても良い。
また、上記第1および第2の実施形態では、フィードバック回路12が電源制御回路を兼用する例について説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、コンデンサCの出力電圧(フィードバック電圧)と第2の閾値VREF2とを比較し、出力電圧が第2の閾値VREF2を下回ったときに内部電源回路11をオフにする電源制御回路を、フィードバック回路12とは別に設けても良い。ただし、フィードバック回路12が電源制御回路を兼用すれば、回路規模を小さくすることができるので好ましい。
また、上記第1および第2の実施形態では、バックライトの光源にLEDを用いる場合のドライバ回路について説明したが、光源は冷陰極蛍光管であっても良い。
その他、上記第1および第2の実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
第1の実施形態によるLEDドライバ回路の構成例を示す図である。 第1の実施形態によるLEDドライバ回路の動作例を示すタイミングチャートである。 図2に示した動作の一部を詳細に示すタイミングチャートである。 第1の実施形態によるLEDドライバ回路の他の動作例を示すタイミングチャートである。 第2の実施形態によるLEDドライバ回路の構成例を示す図である。 従来のLEDドライバ回路の構成を示す図である。
符号の説明
1 定電流駆動IC
2 昇圧回路
3 LED
11 内部電源回路
12 フィードバック回路
13 定電流制御回路
14 調光回路
15 放電制御回路
C リップル平滑用コンデンサ
Tr2 調光用トランジスタ
Tr3 放電用トランジスタ

Claims (3)

  1. 光源に印加される駆動電圧のリップルを抑制するためのコンデンサと、
    上記コンデンサの出力電圧をフィードバック入力して当該フィードバック電圧と第1の閾値とを比較し、上記フィードバック電圧が上記第1の閾値を超える過電圧の発生を検出するフィードバック回路と、
    上記フィードバック回路の動作電圧を発生する電源回路と、
    外部より電源オフの指示が与えられたときに、上記コンデンサに蓄積されている電荷を放電させる短絡回路と、
    上記コンデンサの出力電圧と第2の閾値とを比較し、上記出力電圧が上記第2の閾値を下回ったときに上記電源回路をオフにする電源制御回路とを備えたことを特徴とするドライバ回路。
  2. 上記電源制御回路は上記フィードバック回路により構成され、上記フィードバック回路は、上記電源オフの指示が与えられたときに、上記フィードバック電圧と比較する閾値を上記第1の閾値から上記第2の閾値に切り替え、上記フィードバック電圧が上記第2の閾値を下回ったときに上記電源回路をオフとするように制御することを特徴とする請求項1に記載のドライバ回路。
  3. 上記フィードバック回路は、上記外部より電源オフの指示が与えられたときに、上記フィードバック電圧の単位時間当たりの変化量を監視し、上記単位時間当たりの変化量が所定の閾値を超える過電流の発生を検出することを特徴とする請求項1または2に記載のドライバ回路。
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