JP4215778B2 - 電源装置における蓄積電荷放電回路 - Google Patents

電源装置における蓄積電荷放電回路 Download PDF

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本発明は、電源装置における蓄積電荷放電回路に関する。
複数の電源電圧が必要な電子回路では、電源投入時に各電圧の立ち上がり順が決められており、この順番通りに立ち上げないと正常に動作しない。このため、まず、電源装置において、正しい順番で立ち上がるように設計がなされる。
この立ち上がり順は一般的には自然な流れに従って、先に低い側の電圧が立ち上がってから高い側の電圧が立ち上がるように決められ、立ち下がり順も同様に先に高い側の電源が立ち下がってから低い側の電源が立ち下がるように決められている(場合によっては例外もある)。
もしコールドスタート(回路内に全く電源電圧が蓄積されていない状態での電源ON)した場合であれば、この順番通りに立ち上がるので問題ない。しかし、ホットスタート(瞬停復旧時の電源ON,即ち電源を切った直後などで、回路内に電源電圧が蓄積された状態での電源ON)された場合に、もし、スタート直前の状態が高い側の電源電圧が蓄積され、低い側の電源電圧が放電されたタイミングであったとき、立ち上がりシーケンスは逆転してしまい電子回路は正常な動作をしなくなる(図5参照)。
図5は、V1が高い側の電圧で、先に立ち下がり、後に立ち上がることが要求され、V2が低い側の電圧で、後に立ち下がり、先に立ち上がることが要求される。しかしながら、立ち上がりシーケンスに注目すると、両者の立ち上がり点は同じで、V2がV2回路の動作電圧に達した時にはV1は先に立ち上がってしまっている。
そこで、立ち上がりシーケンスを逆転させないためには瞬停時に高い側の電源電圧(遅れて立ち上がる電圧=先に停止してほしい電圧)が蓄積されないような工夫が必要となる。また、実際に図5の状態を検証してみると、高い側の電源電圧が蓄積されがちになることが分かった。高い側の電源電圧で動作する負荷は、特定電圧以下になると動作不能となり電流が極端に少なくなって電源電圧は放電されにくくなり、その結果V’電圧が残るからである。図4に図5対応の電源装置の等価回路図を示す。
上記に述べた状況から電源投入状態での消費電力を増加させることなく電源切断時のシーケンスを守るように構成された電源装置が提案されている(特許文献1)。
この従来例は先に立ち下がってほしいとされる放電側ではない電源ラインの電圧を検出しているため、この検出側の電圧降下を検出したけれど、対象電源ラインの放電が開始されたばかりのタイミングで瞬停が復旧した場合には、放電側電源ラインの電圧は殆ど放電しない事態が予測でき、放電効果が発揮できないタイミングが存在する。
図6に示す波形図がそれであり、V2の電圧を検出電圧にする構成で、対象電源ラインの放電が開始されてすぐに瞬停が復旧した場合であり、V1の電圧は完全に放電されず少し電圧が残っている。したがって、電源切断時のシーケンスを守るように構成されているにもかかわらず、特定の瞬停期間(短期間の瞬停)が発生した場合には、V2がV2回路の動作電圧に達する前にV1が先にこの電圧に達し、正常ではない立ち上がりをしている。
また、引用文献1の検出回路の電源電圧はどの電源ラインから供給するかが不明確であり、もし放電される電源ラインから検出回路の電源を供給するならば、放電中に、検出不能になり誤動作の要因となってしまう。また、放電用トランジスタのドライブ電圧(放電トランジスタを動作するために必要な入力電圧)は放電される電源ラインから供給していることから、放電中にも係わらずこの放電用トランジスタのドライブ電圧が下がり、安定した動作を維持できないことが予想される。従って、この提案では回路自体が安定動作することができない。
つぎに他の従来例(特許文献2〜3)について電源ラインの放電シーケンス制御を説明する。
特許文献2は最も早く立ち下がってほしい電源ラインにブリーダ抵抗と呼ばれる抵抗を接続しており、消費電流を増やして放電時間を早める方法を採用している。このブリーダ抵抗は常時接続されているために消費電力の無駄使いとなることや、目標とする放電時間を得るために抵抗を小さくすると、電源電流の最大供給能力を超えてしまい、実現不可能になる場合がある。
特許文献3は最も早く立ち下がってほしい電圧を検出し、その電圧が一定値を下回ったとき全ての電圧をOFFするための半導体スイッチと状態保持回路を設けた例である。この例では通常運転時に半導体スイッチをON状態にする必要があるので定格電力の大きなデバイスが必要になり、さらに放熱板が必要になる場合がある。
特開2005−269812号公報 特開昭60−120414号公報 特開2000−152497号公報
本発明の目的は、出力電圧値に達するまでの立ち上がりシーケンスの速度が異なる電源出力端を複数有する電源装置において、瞬停が起こってどのようなタイミングで立ち上がった場合でも、最も速く立ち上がってほしい電源出力端が先に立ち上がるように構成することにより安価で、安全、かつ安定に動作する電源装置における蓄積電荷放電回路を提供することにある。
前記目的を達成するために本発明の請求項1は、出力電圧値に達するまでの立ち上がりシーケンスの速度が異なる電源出力端を複数有す電源装置において、立ち下がりシーケンスが最も早い電源出力端が所定レベルになることを検出する検出回路と、前記検出回路が前記所定レベルを検出したとき、前記立ち下がりシーケンスが最も早い電源出力端の電荷を放電する放電回路とから構成され、かつ、前記検出回路は前記立ち下がりシーケンスが最も早い電源出力端の電圧を分圧し、該分圧電圧を第1NPN型トランジスタのベースに接続し、前記第1NPN型トランジスタのコレクタを抵抗を介して立ち下がりシーケンスが最も遅い電源出力端に接続してなり、前記放電回路は第2NPN型トランジスタのベースに前記第1NPN型トランジスタのコレクタを接続し、前記第2NPN型トランジスタのコレクタを立ち下がりシーケンスが最も早い電源出力端に接続してなり、前記第2NPN型トランジスタは前記第1NPN型トランジスタが導通状態で非導通状態であり、前記第1NPN型トランジスタが非導通状態になったとき、導通状態となって前記立ち下がりシーケンスが最も早い電源出力端の電荷を放電させることを特徴とする。
本発明の請求項2は、出力電圧値に達するまでの立ち上がりシーケンスの速度が異なる電源出力端を複数有す電源装置において、立ち下がりシーケンスが最も早い電源出力端が所定レベルになることを検出する検出回路と、前記検出回路が前記所定レベルを検出したとき、前記立ち下がりシーケンスが最も早い電源出力端の電荷を放電する放電回路とから構成され、前記立ち上がりシーケンスの最も早い電源出力端は立ち下がりシーケンスの最も遅い電源出力端であり、前記放電回路の駆動電圧は前記立ち下がりシーケンスの最も遅い電源出力端から供給され、かつ、前記検出回路は前記立ち下がりシーケンスが最も早い電源出力端の電圧を分圧し、該分圧電圧を第1NPN型トランジスタのベースに接続し、前記第1NPN型トランジスタのコレクタを抵抗を介して立ち下がりシーケンスが最も遅い電源出力端に接続してなり、前記放電回路は第2NPN型トランジスタのベースに前記第1NPN型トランジスタのコレクタを接続し、前記第2NPN型トランジスタのコレクタを立ち下がりシーケンスが最も早い電源出力端に接続してなり、前記第2NPN型トランジスタは前記第1NPN型トランジスタが導通状態で非導通状態であり、前記第1NPN型トランジスタが非導通状態になったとき、導通状態となって前記立ち下がりシーケンスが最も早い電源出力端の電荷を放電させることを特徴とする。
上記構成によれば、瞬停が起こり如何なるタイミングで立ち上がった場合でも、本来の立ち上がり順序で各電源出力端が立ち上がる。また、検出回路により通常運転時には放電回路をOFFしているため、この放電回路は負荷とならず、電源装置や負荷側となる回路にも全く影響はなく、安全な回路となる。さらに、この回路の動作時間はごく僅かであり、発熱が殆どないため、放電回路に用いる放電用抵抗は小さな定格電力のものが使用できる。もし、何らかのトラブルにより通常運転時に放電回路がONになりっぱなしの状態になった時は、放電電流制限用抵抗R6が溶断し、ヒューズのような役割をするので、安全な回路である。したがって、従来例の回路と比較して安定した動作が行える。
さらには事前に電圧減衰波形を測定し検出電圧値(=動作電圧)を測定する事で必要最低限の定格電力のトランジスタを使用することができ、コストを抑え、スペースファクタも小さくすることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳しく説明する。
図1は、本発明による蓄積電荷放電回路を適用した電源装置の実施の形態を示す回路図である。
この電源装置1は、AC100VまたはDC電圧を入力して電圧変換を行い、電圧が高いV1電圧を出力する電源出力端2と、電圧がV1より低いV2電圧を出力する電源出力端3を備えるものである。
電源装置1ではAC100VをAC−DC変換し、DC−DCコンバータなどにより電源電圧V1およびV2を生成する。電源電圧V1は電源を投入したときの立ち上がりシーケンスが電源電圧V2より速く、電源を切断したときの立ち下がりシーケンスが電源電圧V2より遅くなるような特性を有している。
このような特性の立ち下がり,立ち上がりの長さは電源装置1内の出力端側の回路定数の設定により調整することができる。
検出回路は抵抗R3,R4およびNPN型トランジスタQ1より構成されている。電源出力端3の電圧を抵抗R3,R4で分圧し、その電圧がNPN型トランジスタQ1のVbe(=0.6V)以上である時にNPN型トランジスタQ1をON状態にする。
この検出回路は、電圧V1が概ね(R3+R4×0.6)/R4によって求まる検出電圧以下になった時にNPN型トランジスタQ1がOFF動作する。
NPN型トランジスタQ1がOFFになることにより電圧V2(立ち下がりシーケンスの遅い方)が抵抗R5を介してNPN型トランジスタQ2のベースに加わるようなっており、NPN型トランジスタQ2がONする。
このように放電のためのドライブ電圧は電源出力端3のV2が使用されているので、放電により電源出力端2の電圧V1が降下しても安定した放電動作を行うことが可能である。
抵抗R6は電源出力端2に接続された電流制限抵抗であり、電源出力端2の電流(電圧)がNPN型トランジスタQ2のIc電流により放電し、このIc電流が定格以上流れて破損しないようするためのものである。
電源出力端3の電圧V2は最後まで動作していなければならない電圧であるので、図示しないCPUなどの制御用電源に使用される。
CPUは所定電圧以上で動作し、同所定電圧値以下になると動作停止するリセット信号が接続されているが、このリセットタイミングがシーケンス上の分岐点となる。
そこで、瞬停時にこのリセット信号が発生する直前に電圧V1が理想的な電圧(Vce(sat))に放電するスロープを描くように抵抗R6の値を定めることにより、リセット信号検出直後に瞬停が復旧しても正しい立ち上がりシーケンスを実現できる。抵抗R6はヒューズの働きも備えており、安全面で有利となる。
図2は図1の構成において比較的長い瞬停期間が発生した場合の電圧V1,V2の電圧推移を示す波形図であり、図3は短期間瞬停が発生した場合の波形図である。
具体的な数値例として電源出力端の電圧V1およびV2がそれぞれ12Vおよび5Vで、検出電圧を2.4Vに設定する場合を説明する。
図2,図3において瞬停が生じたとき、電源出力端2の電圧V1が先に下がり始め、つぎに電源出力端3の電圧V2が下がり始めるシーケンスを辿る。電源出力端2の電圧V1が2.4Vになると、NPN型トランジスタQ1のベースに加わる電圧は0.6V以下となるため、OFFとなりNPN型トランジスタQ2による放電が始まるため、検出電圧2.4V時点から電圧は急降下曲線となる。このときの電源出力端3の電圧V2はまだ5Vであり安定状態にある。そして、電源出力端3の電圧V2が動作電圧になるまでに電源出力端2の電圧V1が0Vになるような放電特性にしてある。
図2では瞬停が比較的長いため、電源出力端3の電圧V2が0Vになった後に、先に立ち上がり電源出力端3の電圧V2が動作電圧に達した後に、電源出力端2の電圧V1が動作電圧になり、本来の順番で立ち上がっていることが分かる。
図3の短期間で復旧する場合は、電源出力端3の電圧V2が動作電圧以下になるまで電圧降下しているが、十分に電圧降下をすることがない時点で復旧動作になっている。この場合でも動作電圧には電源出力端3の電圧V2が先に達し、その後に電源出力端2の電圧V1が動作電圧に達し、本来の順番で立ち上がる。
図2および図3において瞬停直後のV1の立ち上がりが少し遅れているが、これは電圧V1を生成する前段にダイオード等の素子を挿入し、生成入力側電圧がこの素子の電圧降下分に至るまで出力しないような配慮を想定しているためである。
一方、図5,図6の従来例では瞬停が発生した場合には残留電圧が残るため瞬停復旧時に電圧V1は即座に立ち上がり、動作電圧レベルには先に電源出力端2の電圧V1が達する。
また、残留電圧があることによって、前述したようなV1を遅らせる動作が行えず、即座に電圧復旧が開始されるのである。
従来例は〔背景の技術〕で述べたように先に立ち下がってほしいとされる放電側ではない電源ラインの電圧を検出しているため、この検出側の電圧降下を検出していたが、対象電源ラインの放電が開始されたばかりのタイミングで瞬停が復旧した場合には、放電側電源ラインの電圧は殆ど放電しない事態が予測でき、放電の効果が発揮できないタイミングが存在していた。
しかしながら本発明は先に立ち下がってほしいとされる放電側ではない電源ライン(電圧V2)が安定状態であったとしても、もし放電対象の電圧が下がればすぐに放電を始めるようになっており放電の効果を発揮できないタイミングが存在しないことから、どのような期間の瞬停が発生したとしても、確実に先に立ち上がってほしい側の電源ラインが先に立ち上がるのである。
また、検出回路および放電回路のドライブ電圧は最も遅い立ち下がり電源ラインを使用する回路構成としたため、確実に放電が行え、理想的な電圧(Vce(sat))まで放電することができる。略0Vに近い電圧まで放電しなくてもよいと考えられるが、実際は完全に放電することが重要であり、低い電圧が残っているためにトラブルが発生する場合あり、このようなトラブルの発生も防止できる。
以上の実施の形態は、2つの異なる電圧を出力する電源出力端を備えた電源装置について説明したが、異なる電圧を出力する電源出力端は3以上でも同様に適用され、かかる場合には急速に放電させたい電圧出力にこの蓄積電荷放電回路を加えて搭載し、最も遅く立ち下がる電源出力端をこの蓄積電荷放電回路の駆動電圧として用いる。
また、検出回路にトランジスタを使用した例を説明したが、OPアンプやコンパレータを使用しても同様な回路を構成することができる。また、放電回路の素子としてNPN型トランジスタを使用するのは、NPN型であるためGND点が基準となり、放電用トランジスタのドライブ電圧はいずれの電源ラインを用いてもよいという適用範囲の自由があって、最も遅くまで安定ししている電源ライン(検出回路の電源と同じ電源ライン)を用いることができるからである。また、NPN型トランジスタの方が、この用途に適した、小型電力増幅用でコレクタ電流が大きく、Vce(sat)(コレクタエミッタ間飽和電圧)が低いデバイスが豊富に存在するからである。
出力電圧値に達するまでの立ち上がりシーケンスの速度が異なる電源出力端を複数有す電源装置であり、電子装置の電源として用いられる。
本発明による蓄積電荷放電回路を適用した電源装置の実施の形態を示す回路図である。 本発明による電源装置の瞬停時の電圧推移を示す波形図である。 本発明による電源装置の短期瞬停時の電圧推移波形を示した波形図である。 従来の電源装置の等価回路図である。 従来の瞬停時の電圧推移を示す波形図である。 従来の短期瞬停時の電圧推移を示す波形図である。
符号の説明
1 電源装置
2 V1を出力する電源出力端(立ち上がりシーケンスが最も遅く、立ち下がりシー
ケンスが最も早い電源出力端)
3 V2を出力する電源出力端(立ち上がりシーケンスが最も速く、立ち下がりシー
ケンスが最も遅い電源出力端)
R1A 負荷抵抗(常時)
R1B 負荷抵抗(A電圧以上のとき)
R2 負荷抵抗
R3,R4 検出用分割抵抗
R5 ドライブ用抵抗
R6 放電用電流制限抵抗
C1,C2 負荷容量(コンデンサ)
1 第1NPNトランジスタ
2 第2NPNトランジスタ
D1 A電圧

Claims (2)

  1. 出力電圧値に達するまでの立ち上がりシーケンスの速度が異なる電源出力端を複数有す電源装置において、
    立ち下がりシーケンスが最も早い電源出力端が所定レベルになることを検出する検出回路と、
    前記検出回路が前記所定レベルを検出したとき、前記立ち下がりシーケンスが最も早い電源出力端の電荷を放電する放電回路とから構成され、
    かつ、前記検出回路は前記立ち下がりシーケンスが最も早い電源出力端の電圧を分圧し、該分圧電圧を第1NPN型トランジスタのベースに接続し、前記第1NPN型トランジスタのコレクタを抵抗を介して立ち下がりシーケンスが最も遅い電源出力端に接続してなり、
    前記放電回路は第2NPN型トランジスタのベースに前記第1NPN型トランジスタのコレクタを接続し、前記第2NPN型トランジスタのコレクタを立ち下がりシーケンスが最も早い電源出力端に接続してなり、
    前記第2NPN型トランジスタは前記第1NPN型トランジスタが導通状態で非導通状態であり、前記第1NPN型トランジスタが非導通状態になったとき、導通状態となって前記立ち下がりシーケンスが最も早い電源出力端の電荷を放電させることを特徴とする蓄積電荷放電回路。
  2. 出力電圧値に達するまでの立ち上がりシーケンスの速度が異なる電源出力端を複数有す電源装置において、
    立ち下がりシーケンスが最も早い電源出力端が所定レベルになることを検出する検出回路と、
    前記検出回路が前記所定レベルを検出したとき、前記立ち下がりシーケンスが最も早い電源出力端の電荷を放電する放電回路とから構成され、
    前記立ち上がりシーケンスの最も早い電源出力端は立ち下がりシーケンスの最も遅い電源出力端であり、
    前記放電回路の駆動電圧は前記立ち下がりシーケンスの最も遅い電源出力端から供給され、
    かつ、前記検出回路は前記立ち下がりシーケンスが最も早い電源出力端の電圧を分圧し、該分圧電圧を第1NPN型トランジスタのベースに接続し、前記第1NPN型トランジスタのコレクタを抵抗を介して立ち下がりシーケンスが最も遅い電源出力端に接続してなり、
    前記放電回路は第2NPN型トランジスタのベースに前記第1NPN型トランジスタのコレクタを接続し、前記第2NPN型トランジスタのコレクタを立ち下がりシーケンスが最も早い電源出力端に接続してなり、
    前記第2NPN型トランジスタは前記第1NPN型トランジスタが導通状態で非導通状態であり、前記第1NPN型トランジスタが非導通状態になったとき、導通状態となって前記立ち下がりシーケンスが最も早い電源出力端の電荷を放電させることを特徴とする蓄積電荷放電回路。
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