JP4894586B2 - プライミングポンプの取付構造 - Google Patents

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本発明は、燃料容器と燃焼機関とを接続する燃料通路に設けたプライミングポンプの取付構造に関する。
従来、燃料容器と燃焼機関とを接続する燃料通路に設けたプライミングポンプとしては、例えば下記特許文献1に記載されたものが知られている。
特開2006−219994号公報(段落0027,図7)
ところで、このようなプライミングポンプとして中空の弾性部材を有する構成としたものは、人の手で掴んで操作し、かつ、ある程強い握力も必要であり、このようなプライミングポンプを、ディーゼルエンジンを搭載した自動車の例えば床下やエンジンルームなどの限られた狭いスペースに設置する場合には、周囲の他の部品との間に充分な作業スペースが確保できないことから、操作性の悪化を招いている。
そこで、本発明は、車両の床下やエンジンルームなどの限られた狭いスペースに設置したプライミングポンプであっても、容易に操作できるようにすることを目的としている。
本発明は、燃料容器と燃焼機関とを接続する燃料通路に設けたプライミングポンプの取付構造であって、前記プライミングポンプは中空の弾性部材を有し、該プライミングポンプを作動させるべく前記弾性部材を押圧して弾性変形させるときに、該押圧方向の力に対抗する受け部を設け、該受け部は、平板をL字形状に屈曲形成して底部と背部とを有し、前記背部の両端に、前記プライミングポンプの中空の弾性部材の両端に設けた取付部に対応して設けられて該取付部を固定するポンプ固定部を一体化して設けたことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、プライミングポンプを操作する際には、その弾性部材を、平板をL字形状に屈曲形成した受け部に向けて押し付けるだけでよいので、車両の床下やエンジンルームなどの限られた狭いスペースに設置したプライミングポンプであっても、容易に操作することができる。
また、プライミングポンプの弾性部材の両端に設けた取付部に対応して設けたポンプ固定部を、底部と背部とを有する受け部に一体化しているので、ポンプ固定部に対して別部材となる専用の受け部を設ける必要がなく、部品点数の増加を回避でき、コスト低下を図ることができる。
さらに、底部と背部は、平板をL字形状に屈曲して形成しているので、受け部全体の強度が向上する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係わるプライミングポンプの取付構造を示す斜視図であり、この取付構造は、自動車(ワンボックスカー)内部の平面図である図2および、図2のA−A矢視断面に相当する図3に示すように、フロントシート1の下部の床下スペース3内に設定している。この床下スペース3の矢印Fで示す車両前方および後方にそれぞれ隔壁板5および7をそれぞれ設けて床下スペース3の前後を覆っている。
上記した床下スペース3は、フロントシート1を前方にスライド移動させた状態で、フロアパネル9の開口11に設けたカバー13(図2では省略している)を外すことで露出し、その露出状態で開口11から中空の弾性部材となるポンプ本体15aを有するプライミングポンプ15を操作する。図4は、図2の開口11周辺を拡大して示す平面図である。
また、フロアパネル9の下部の床下スペース3の車幅方向ほぼ中央には、燃焼機関としてのディーゼルエンジン(以下、単にエンジンとする)17を配置しており、この配置スペースがエンジンルーム19となる。このエンジンルーム19を含む床下スペース3の車両後方には、燃料容器としての燃料タンク21を配置している。
上記したプライミングポンプ15は、図1に示すように燃料タンク21から延びる燃料導入配管23に一端が接続され、他端には燃料フィルタ25との間に設けた連結配管27が接続されている。また、燃料フィルタ25とエンジン17とは燃料供給配管29により互いに接続されている。なお、符号31は、エンジン17から余剰の燃料を燃料タンク21に戻すための燃料戻し配管である。
燃料フィルタ25は、円筒形状であり、その円筒部分を固定部材としての環状のフィルタ取付ブラケット33に挿入固定した状態で、該フィルタ取付ブラケット33の上部に設けてある取付板部33aを車体の適宜部位35に固定する。
フィルタ取付ブラケット33は、図5に示すように、上記した取付板部33aと反対側の位置にて外側に向けて屈曲して突出させた接合端部33b相互を重ね合わせ、燃料フィルタ25を挿入した状態でボルトナット37より締結する構造である。このボルトナット37による締結時に、プライミングポンプ15を固定するポンプ取付ブラケット39を、棒状の連結具41を介してフィルタ取付ブラケット33に同時に固定している。
ポンプ取付ブラケット39は、底部39aと背部39bとを有してこれら各部によってほぼL字形状となるよう平板を屈曲形成しており、この屈曲する部位の中央には凹部39cを設けている。上記の底部39aと背部39bとで、プライミングポンプ15を作動させるべくポンプ本体15aを押圧して弾性変形させるときに、該押圧方向の力に対抗する受け部を構成している。
また、背部39bの両端には、プライミングポンプ15を固定するためのほぼ円形となるポンプ固定部39d,39eを一体化して設けている。
プライミングポンプ15は、ポンプ本体15aの両端に、上記したポンプ固定部39d,39eに固定する円筒形の一対の取付部15b,15cをそれぞれ備えている。この一対の取付部15b,15cを、固定具であるクリップ43,45を用いてポンプ固定部39d,39eに固定している。
クリップ43,45は、取付部15b,15cを挟み込むようにして保持する保持片43a,45aと、図1の裏面から見た斜視図である図6に示すように、ポンプ固定部39d,39eの嵌合孔39f,39g(図5参照)に嵌合固定される嵌合突起43b,45bとを、それぞれ備えている。
また、フィルタ取付ブラケット33とポンプ取付ブラケット39とを連結する前記した棒状の連結具41は、図6に示すように上部のポンプ取付ブラケット39側が水平に屈曲してこの屈曲部位41aをポンプ取付ブラケット39の背部39bの裏面に接合固定し、下部は板状の固定部41bによってフィルタ取付ブラケット33の接合端部33bに、前述したボルトナット37によって締結固定する。
すなわち、上記のボルトナット37の締結により、燃料フィルタ25をフィルタ取付ブラケット33に固定する際に、ポンプ取付ブラケット39も同時にフィルタ取付ブラケット33に固定することになる。
なお、上記のボルトナット37は、図5,図6に示すように、連結具41の固定部41b側にウエルドボルトBを固定し、このウエルドボルトBに対し反対側からナットNを螺合締結している。
また、このように接続配置されたプライミングポンプ15は、図2,図4に示すように、その長手方向、すなわちポンプ本体15aの両側の取付部15b,15c相互を結ぶ直線方向が、車両の左斜め後方Lと右斜め前方Rとを結ぶ直線上に対応している。そして、このプライミングポンプ15の車両右斜め後方側にポンプ取付ブラケット39の背部39bが位置することになる。
上記したようなプライミングポンプの取付構造では、燃料系のエア抜きのために、プライミングポンプ15を操作する際には、前述したように、フロントシート1を前方にスライド移動させ、フロアパネル9の開口11を覆うカバー13を、図2,図4のように外した状態とする。
この際作業者は、プライミングポンプ15の弾性部材からなるポンプ本体15aを、ポンプ取付ブラケット39の特に底部39aや背部39bに向けて押し付けるだけでよい。このため、車両の床下スペース3のように限られた狭いスペースであっても、強い握力を必要とすることなく容易に操作することができる。
また、受け部を有するポンプ取付ブラケット39は、プライミングポンプ15と他の部品である燃料フィルタ25との間に、その特に底部39aが位置するよう設けているので、互いに連結配管27で接続している燃料フィルタ25とプライミングポンプ15とをより近づけて配置することができ、狭い床下スペース3を有効利用することができる。
また、受け部を構成する底部39aと背部39bは、プライミングポンプ15を固定するポンプ固定部39d,39eと一体化しているので、ポンプ固定部39d,39eに対して別部材となる専用の受け部を設ける必要がなく、部品点数の増加を回避でき、コスト低下を図ることができる。
また、プライミングポンプ15は、中空の弾性部材であるポンプ本体15aの両端にポンプ固定部39d,39eに固定する一対の取付部15b,15cを備え、この各取付部15b,15cに対応して設けたポンプ固定部39d,39eを、底部39aと背部39bによって連結して一体化しているので、ポンプ固定部39d,39eに対して別部材となる専用の受け部を設ける必要がなく、部品点数の増加を回避でき、コスト低下を図ることができる。
また、受け部を構成する底部39aと背部39bは、平板をL字形状に屈曲して形成しているので、ポンプ取付ブラケット39全体の強度が向上し、また、L字形状に屈曲した部位におけるポンプ本体15aに対向する面に凹部39cを設けたので、プライミングポンプ15を操作する際に、凹部39cに作業者の指を挿入し、ポンプ本体15aを掴んでの作業が可能となり、作業形態の多様化に対応することができる。
さらに、燃料フィルタ25を固定する固定部材であるフィルタ取付ブラケット33と、プライミングポンプ15を固定するポンプ取付ブラケット39とを、連結具41により一体化しているので、これらに連結配管27により互いに接続した状態の燃料フィルタ25やプライミングポンプ15を取り付け燃料フィルタ装置としてユニット化することで、取り扱いおよび取り付け作業が格段と向上する。
本発明の一実施形態に係わるプライミングポンプの取付構造を示す斜視図である。 図1のプライミングポンプの取付構造を備えた自動車内部の平面図である。 図2のA−A矢視断面に相当する側面断面図である。 図2の取付構造部周辺を拡大して示す平面図である。 互いに一体化したフィルタ取付ブラケットとポンプ取付ブラケットの斜視図である。 図1の裏面から見た斜視図である。
符号の説明
15 プライミングポンプ
15a プライミングポンプのポンプ本体(中空の弾性部材)
15b,15c プライミングポンプの取付部
17 ディーゼルエンジン(燃焼機関)
21 燃料タンク(燃料容器)
23 燃料導入配管(燃料容器と燃焼機関とを接続する燃料通路)
25 燃料フィルタ(他の部品)
27 連結配管(プライミングポンプと燃焼機関とを接続する燃料通路)
29 燃料供給配管(燃料容器と燃焼機関とを接続する燃料通路,プライミングポンプと燃焼機関とを接続する燃料通路)
33 フィルタ取付ブラケット(燃料フィルタを固定する固定部材)
39a ポンプ取付ブラケットの底部(受け部)
39b ポンプ取付ブラケットの背部(受け部)
39c ポンプ取付ブラケットの凹部
39d,39e ポンプ取付ブラケットのポンプ固定部

Claims (4)

  1. 燃料容器と燃焼機関とを接続する燃料通路に設けたプライミングポンプの取付構造であって、前記プライミングポンプは中空の弾性部材を有し、該プライミングポンプを作動させるべく前記弾性部材を押圧して弾性変形させるときに、該押圧方向の力に対抗する受け部を設け、該受け部は、平板をL字形状に屈曲形成して底部と背部とを有し、前記背部の両端に、前記プライミングポンプの中空の弾性部材の両端に設けた取付部に対応して設けられて該取付部を固定するポンプ固定部を一体化して設けたことを特徴とするプライミングポンプの取付構造。
  2. 前記受け部は、前記プライミングポンプと他の部品との間に設けたことを特徴とする請求項1に記載のプライミングポンプの取付構造。
  3. 前記受け部は、平板をL字形状に屈曲して形成するとともに、該屈曲する部位における前記プライミングポンプの前記弾性部材に対向する面に凹部を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載のプライミングポンプの取付構造。
  4. 前記プライミングポンプと前記燃焼機関とを接続する燃料通路に燃料フィルタを設け、この燃料フィルタを固定する固定部材と、前記プライミングポンプを固定するポンプ固定部とを一体化することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載のプライミングポンプの取付構造。
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